イシイ渡さんの作品『とりま、風呂いかね?』(講談社) 創業86年も続く銭湯の明馬湯。 現在、父親が4代目として継いでおり、 5代目として継がされることを嫌がっている 女子高生の明馬姫子。 ある日、姫子のクラスに 実家が銭湯を営んでいる湯布院朱美が転校してきたのです。 そして姫子が番台をしている時に 明馬湯にやってきて 実家が銭湯だというのがバレないよう逃げ出すのですが、 見つかってしまい、 一緒に入ることになったのです。 銭湯なんて・・・と思っていた姫子なのですが、 朱美と一緒にサウナに入ると、 今まで感じたことの無い銭湯の良さを知るんです。..