近ごろ「つまづく」ーーがよくあるようになりました。 歳のせいだとは言いたくないのですが「そうなんじゃないかな? 」と思います。 積極的にやろうとすることに立ち向かっていかない自分がいるのです。そして「面倒だから、いいや」となる自分がいるのです。 困ったもんです。だけど、実際はそうも困ってはいなくて、「歳だから〜」と自分に甘えるのです。 体というのは「その歳に、実際自分がなってみないと分からない」こ…
80歳を超えた今、自由と退屈と、ときどき懸命に何かをしながら生きています。
目下83歳、人生のどん尻まで来て感じることを日々綴って4500回近く。 文章修行、文字だけで綴っています。
朝、スポーツクラブへ行くために能見台駅前を通りました。横浜高校の生徒たちで駅前は埋まっていました。その中をなるべく端によってそこを抜けようとしました。すると、前に若い女性2人が話しながら、私と同じ方向へ歩いています。 駅前は自転車は降りて通行してくださいとなっていますが、私はシニアカーなので気をつけながら行きましたが、事故が起こるなんて全く思ってもみませんでした。 いつも慎重運転の私なのに、シニ…
このブログを書き始めてから7500回になりました。 独り暮らしをするようになった時に、何かの方法で4人の子たちへ日々を知らせようと考えました。思いついたのが下記です。 「お母さんところの水道のメーターは今日も回っているよ」と。 それがブログという手段になりました。71歳の時でした。今年でもう20年も書き続けている事になります。 「お母さんは今日も元気だよ」へは、最初から写真などは入れないでおこうと考えた…
歳をとると、いつの間にか体が変わって来ます。 ちゃんと歩いているつもりが、何かの拍子に足がフラついたり、背中が曲がってきたりです。そんな時、歳をとるのだから仕方ないと一切の抵抗を諦めていました。 ところが今回の選挙でNHKが選挙関係の放送ばかり。そこから逃げようと回したテレビ画面で「クラシエ八味地黄丸」という漢方薬の宣伝をしていました。 ダメ元でも漢方薬ならと早速Amazonで発注、来ました。「一回4錠1…
衆議院選挙の日、朝早く投票に行きました。学校の庭にはススキの穂とセイタカアワダチソウの黄色が綺麗でした。 今日は娘の大学時代の友ご夫妻が来られ、楽しく会話の弾んだ午後となりました。ルイスも久しぶりに英語で会話ができて楽しそうでした。 会話の楽しさを味わうと言うのは、アメリカのホームパーティーの専売特許のような感じで、日本ではあまりしません。 娘たちの美大時代の生活は、4人で立川の米軍跡地の家を一…
たまには体のことを真剣に考えてみようと思います。 まず自律神経って何? それ前に細胞って体の中に60兆個もあるそうですよ。 そして、自律神経って、『体のソフトウェアー』だと考えるとわかり易いとも言います。 いやいや、そのことに入る前に、、健康って何でしょうか? 〓︎体の中にある60兆個の細胞に質の良い血液を送り続けること。 〓︎ところが、その体調が悪い時って、どうなっているかと言うと、科学的には気圧が…
先日、何気なく見ていたパソコンの過去記事に「草野氏の奥さん」を見つけました。懐かしさでいっぱいになりました。草野氏が亡くなってから、かなり経つなあと思いました。そして草野章二という人が書くエッセーを楽しみに読んだ日々を思い出しました。例えばこんな記事です。 「70歳を過ぎれば車で言えばポンコツだ。エンジンはもとより、足回りや電気系統もガタが来ているに決まっている。金を掛けて調べるまでもなく全てがく…
三木清の「人生論ノート」を読んだのは、20代の入り口ごろだったように思います。 今回ETVの番組(100分で名著)で見つけ録画しました。これが書かれたのは昭和13年頃。時代背景は、日中戦争やドイツのファシズム台頭があり、国家総動員法・言論統制下と物騒な言葉が時代を動かし、個人より社会を優先する空気がみなぎっていました。 こんな時に「人間はいかに生きるべきか」と書いたのですから、止むに止まれぬ気持ちだったの…
友は現役の時には数学の先生で、物の考え方が超合理的な人。 この人と電話で話していると、途中で音が小さくなったり、大きくなったりします。遠慮なく物が言える仲なので、 「あなたの電話は、音が大きくなったり小さくなったり聞きにくい。ちゃんと前を向いて喋って」と言うと。 「これ、2000円で買ったからよ」 と、言うので大笑い。 「でも私のも性能悪いよ」とガラ系の話をすると、電話の向こうもまたまた大笑い。 「…
フィリピンに行っている娘夫婦が、木曜日24日に帰ってきます。 娘がいると、いつもスケジュールが盛り沢山で忙しそう。必然的に家の中が活気付きます。すると家の中全体が生き物になります。 ここ20日ほど静かだった家の中が動き出す気配を感じたのは、早朝のメールでした。日曜日に友夫妻が遊びに来る。家を気持ち良く変えてくれた娘のいとこの工務店氏が来る。フィリピンの若夫婦が来る。などその他色々。 何だか娘を見てい…
私の眠り薬は、チョツト変わっています。 PCで「聞き逃しNHKラジオサービス」の画面へ行き「趣味・教養」画面へ辿り着きます。 この中の「高橋源一郎の飛ぶ教室」を選択します。面倒臭いようですが、慣れると簡単。 この画面を音を小さく絞って、画面もパソコンを閉じる寸前まで絞ります。こうして暗い中で聴いていると、内容が七面倒くさいので、いつの間にか眠ってしまいます。番組が終わると画面も終わり、真っ暗になって…
朝の散歩は暗いうちに出掛ける。今朝はメンバー3人とも雨が降るなんて思わなかった。用心する日は傘を持って出かけるがそんな気配はまるでなかったのである。 ところが、途中でポツリポツリ。まずい、遠くに見えるいつもの座る場所まで速足になる。そして着く頃には雨が〜。 ここに少しの間いれば止むだろうと考えるが、なかなかそうはならなかった。暗い中、電灯の光に本格的な雨足が見える。 ーー困ったことになったなと思…
古い本を本箱から見つけました。「08年版ベストエッセー集」この中に吉岡昭子「磯吉さんの法事」があり、父の25回忌法要の話が載っていました。 私は25回忌と言う言葉に驚きました。そしてここ数年の間に「人情」が急激に変わっていることを感じながら、「墓じまい」が現実であることを、お墓に行くたびに感じているので。つまり、古い墓が壊され、新しい墓に変わっているーーしかし、これもいつまでもつか〜です。 25回忌に出…
「まど・みちお」は「ぞうさん・ぞうさん・おはながながいのね」の作詞者です。この人の「いわずにおれない」を読みました。偏頭痛でささくれだっていた気持ちが、いつの間にか溶けていきました。中でもわたしの好きだったのは下記。 〓️つけものの おもし〓️ つけものの・おもしは・あれは・なにしてるんだ あそんでるようで・はたらいているようで おこっているようで・わらっているようで …
認知症は3人に1人はかかると言います。インターネットで検索すると、次のように分かり易い説明がありました。 『近年の研究によって、こんな事実が浮かび上がってきた。 高齢化にともない、認知症患者の数は急増している。その数なんと600万人以上。65歳以上の高齢者の3人に1人が認知症かその予備群というデータもある。 大切な記憶が少しずつ失われ、人格が変わってしまう。単純な計算や日常動作ができなくなり、妄想・徘…
セントラルの帰りに、「金沢地域活動ホーム、りんごの森」というところで、出来立てパンを買いました。 ここでは、月ーおやすみ、火ーりんごリングイギリスパンの日、水ー森のりんごパイかぼちゃの日、木ー季節のリングパンフランスパン・クルミ山型食パンの日、金ー黒糖大納言リングイギリスパンの日と、計画的に曜日に依って違うパン作りをしているようです。 買ったパンを外の机上に置いてある紙袋に自分で入れて持ち帰る…
NO...<br /><br /><br /><br />NO...7486 小笠原諸島の父島
夕方、NHKプラスをチェック。何気なく観た番組が「世界自然遺産・小笠原諸島の父島の海」でした。 海の生き物たちの姿を撮影している番組で、音楽だけで説明などは一切入リません。サンゴを背景に泳ぐ魚たち。青い魚は、目が紳士のように落ち着いて威厳があります。そこへ花魁のように艶やかな衣装を纏った魚が色っぽく登場します。次はやんちゃ坊主のような小さくて、はち切れそうに元気な坊やたちという具合です。 テレビの…
穏やかな日和、今日はどこへも出ずに一日中家にいます。 但し、朝はいつもの散歩4000歩に、Oさんがプラスして歩く2000歩を一緒に歩きました。 いつも散歩はS氏とOさんと私ですが、2人は犬の餌持参です。そして飼い主によっては、おやつをもらうのを遠慮したい人もいるので、その辺を考えながら与えています。 今朝は最初に会ったのは「ゴマちゃん」子犬でコロコロしていて、とても可愛いです。ゴマちゃんはいつも車で来ますか…
NHKに「Dear にっぽん」という番組があります。 今朝見たのは島根水族館でイルカの赤ちゃんが生まれる話でした。 6月ごろ水槽に変化が起こりました。何と白イルカ2頭が妊娠をしているらしいのです。イルカの名はアンナとアーリャ。 さあ、飼育員みんなは緊張、生まれる赤ちゃんがコンクリートで肌を痛めないように、隅の方へ泳いで行った時、中の方へ向かわせるための雪かき板様の物を作るなどして出産を待ちます。 やがて産…
1941年日本が世界大戦を始めたころの世情を、加藤先生は本のなかで数字を細かく示しながら書いています。 �@日本は中国と戦っている。 �Aその中国を後押ししているのがイギリスとアメリカとオランダ。 �Bそのころ日本が同盟を組んでいたのが、ドイツとイタリヤ。 �C後ろに控えるソ連は広大な国土で人的物質的資源が豊か、 �Dイギリスは7つの海に植民地帝国を築いている。 おまけに日本と同盟を組んでいる相手は似たもの同…
戦争の話の続きを書こうとしたのですが、無理。また書く気が起きるまでは休みます。 と言うわけで別なことを書こうとしますが、何となく空疎。 こういう時は自分の幼い日へ飛ぶと、俄然書く事が出てきたりします。 私の育った村は、お寺が山の中腹にありました。そこへ行くには細い道をくねくね。途中、道の脇に1メートル四方ほどの大きな石がありました。これは何となくお寺に関係のある石で叩くと金属的な音がします。お寺…
太平洋戦争、開戦を国民に知らされたのは、1941年(昭和16年)12月8日)午前6時、臨時ニュースとしてのラジオです。この時のことを、後に東大総長になつた南原繁は、次のように詠んでいます。 「人間の常識を超え学識を超えておこれり日本世界と戦ふ」 この時の国力・国民総生産数は、アメリカは日本の12倍。軍事産業の基礎となる鋼材は日本の17倍、自動車の保有台数160倍、石油は721倍、こうした数字を国民に隠そうとしなかっ…
加藤陽子さんは東大で近現代史を教えている先生です。この人が「それでも、日本人は『戦争』を選んだ』という本を書いていると知って注文しました。前々から私はどうして日本は、あんな大国のアメリカなどと戦争をしたのかーーこれがずっと知りたかったことでした。(この本は2010年度の「第9回小林秀雄賞・受賞) 読み始めると、今度は行ったり来たりしながら、読み進むことに〜。参考資料の書き込みも多い本です。読み手に何…
火曜日・8時からの歌番組、今夜は谷村真司さんの一周忌番組だと言います。スバルは好きな曲なので、聴いてみようという気になりました。 聞きながら、どんな人生を過ごした人なのかなと、Googleで検索。子供が2人いて、女の子は歌手のようです。奥さんは普通の人。芸術っ家ぽく荒れた噂もなさそうで、いい気になっている様子もない人。だからスパルのような「うた」もできたのだと納得。 堀内孝雄さんと二人三脚をした人だと知…
茂木健一郎著「脳が変わる生き方」の帯にこんなことが書いてありました。 〓︎感動できる能力、自分が楽器だとすると、自分という楽器をどのくらい大きな音で鳴せるか、これが人間の器だと。 〓︎「人の心が分かることが教養」とも書いています。そして人生には2秒で決めなければならないことが何回も訪れる。その時どう決めるか。それは、どういう人生を生きてきたかという経験で決まる」とも。 〓︎人生が終わりに近づくと…
次男が孫を連れて来てくれました。 今回も先にお墓の草取りをしに真っ先にお墓へ。暑い夏でしたから、行かないでいる間の、草の勢いは想像以上でした。 墓の中の父など、イライラして待っていたと思います。 孫は長男と次男が来てくれましたが、なかなか頼もしい労働力になりました。 それより何より少し会わないでいる間にこうも変わるかというほど変わっています。背が伸びるだけでなく、2人ともハンサム。我が家の系統に…
肺炎球菌ワクチンの注射に近くの医者に行きました。医院だから当たり前だけれど、まあ病人は結構いるものです。そして病気になればやはり医者を頼りにするーーあの人もこの人も薬の説明をよく聞いて5種類なんていうのをもらって帰ります。保険があっても薬代はそんなに安くはないなあ〜なんて観察。 山のように積んである週刊誌を手に取ると、貴乃花・安倍総理・幹事長の菅さんなどの顔がよく見えていました。 週刊誌は写真を…
私の寝室は南に面した6畳です。右手に白いプラスチックの整理ダンス4個が並び、その上に松本から持ってきた仏壇がのっています。そしてその隣にはイーナが並んでいます。 ベッドの左手には、50年ほど前、NYからの帰国時にメキシコへ回ったのですが、その時に買った畳一畳ほどの手刺繍の布が壁に垂れています。模様はさまざまな色を使った民族色の濃いもの。この大きな布にどれほどの手間を投じて仕上げたのかと、今でも見る度に…
人はいつか死にます。でも、それがいつかは分かりません。もし、分かっていたら死ぬまでにお金を使い切りたいですか? 面白い本が出たと娘が知らせてくれました。 アメリカのビル・パーキンス著「DIE WITH ZERO」 という本です。 正直言って、私はこうしたことを考えたこともなく暮らしているので聞いた時は、「なるほど」と思ったり、「そうか、そんな考え方もあるんだ」と思ったりしました。 私の場合は、最後まで1人で暮…
夕方、飲み物を手に、何気なくベランダへ出て腰掛け、4階から下の方に広がる木々を眺める。 「あれ、もう葉の色が秋色に変化している! 」 暑い日々にうんざりしている人間どもを尻目に、木々は季節を正確に捉えて、葉を秋色に変えはじめている。木々に一本とられたーーという感じである。 まあ、ここ2日、気温が変化して、窓を開けて寝ると微風の心地よさを感じるが〜。木々はひと足さきに、それをしっかり捉えて、葉の色を変…
今年も初夏から張り切って「糠漬け」に挑戦しました。 数年前、わざわざ大きなカメを買ったので、今年こそは絶対に「おばあちゃんの味」と言われる糠漬けを作ってみたい。もう何年もそう思って、挑戦し続けていますていますが、いつも失敗に終わっています。 今は、一番大切な「毎日かき回す」をサボっているので、匂いも芳しくありません。「片付けよう」が。頭の隅にちらついているのです。全く情けない。 今夕は、冷蔵庫の…
娘夫婦はフィリピンへ行きました。そして今日、かわいい赤ちゃんの写真が送られて来ました。赤ちゃんは下記の結婚式の夫婦の娘です。 〈2020・10・25のプログ〉 日本時間11時からマニラでルイスの兄の子の結婚式があると言います。パソコン参加の出席者と現地出席者を合わせて70名ほどとか。 ニューヨークの娘から「もうみんな入っているよ」と11時少し前にメールあり。急いで出席(パソコンでアクセス)。 人々が教会へ集…
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近ごろ「つまづく」ーーがよくあるようになりました。 歳のせいだとは言いたくないのですが「そうなんじゃないかな? 」と思います。 積極的にやろうとすることに立ち向かっていかない自分がいるのです。そして「面倒だから、いいや」となる自分がいるのです。 困ったもんです。だけど、実際はそうも困ってはいなくて、「歳だから〜」と自分に甘えるのです。 体というのは「その歳に、実際自分がなってみないと分からない」こ…
午後、映画「マンデラ自由への長い道」を観ました。 2013年12月5日に亡くなった元南アフリカ大統領、ネルソン・マンデラの「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」を実写化したと言われる伝記映画です。 人種隔離政策アパルトヘイトに挑む闘士から大統領となった彼が歩んだ波瀾万丈の人生。長すぎる闘いの日々を重厚なタッチで映し出していました。 青年時代、反アパルトヘイト運動へ身を投じ、27年間もの獄中生活体験をし…
20 日は選挙です。各党は最終戦を闘うために耳当たりの良い言葉の数々を並べます。 「何を言っているの。そんなこと現実的にできるはずないでしょ。投票する方だって、そのくらいはわかっていますよ」と心の中は反発します。 そんな最中に、ニュースは「一人暮らし」の人口が若い人にも、どんどん増えていると伝えました。 ーーなるほど。そうか。自分勝手な気ままな暮らしは魅力的だものな。「愛」などという面倒臭いものが…
朝の散歩はできましたが、その後は大雨。 友だちを招んで6人でランチをしました。気の置けない人ばかりだったのでリラックス。楽しいひと時となりました。娘はそうめんのような細いスパゲティを使って美味しいランチを作りこれがなかなかの美味でした。そして蛸のサラダも。 私にとって、このサラダは意外性があり美味を引き出して楽しめました。 Oさんは赤飯を作って来てくれ、久しぶりの味で、美味しかったです。 ルイスも…
いつもは近くの長浜ホールで月一の催し物があります。今回はそれがヴァイオリンコンサートで、杉田劇場でした。 Oさんと2人で出かけました。 小型ですが、本格的な劇場、ピアノも普通のより長い感じで大きく見えました。 今日のプログラムは小笠原伸子(ヴァイオリン)と中山育美(ピアノ)さん。 エルガー・愛の挨拶で始まった演奏会は、チゴイネルワイゼンで終わりました。知っている曲の演奏が多くとても良かったです。 …
「幇間の遺言」悠玄亭玉介という幇間(タイコモチ)の語りを小田豊二氏が聞き書きした本です。 気っ風の良い語り口は、聞きほれるような流れをそのまま本にしています。 昔は男の遊び場は花柳界、お大尽が遊びに行くと、大枚をはたくようにできている。幇間は、一にも二にもお金を使ってくださるお客に、ありったけのサービスをして座をもたせる仕事。タイコモチという言葉の響き通りの仕事だと感心しました。もちろん芸達者。…
早朝散歩の時です。ラジオ体操を終えて休んでいました。ふと「今朝のように涼しかったら、山の上まで歩けそう。道の脇に山椒の木があったのを採りたい」そう、思い出しました。 今日は旅行している娘たちも帰ってくるし、山椒味噌を作って、豆腐にこれを載せたのを食べさせてやりたい。 Oさんを山道の散歩に誘うとOK。S氏はとても無理ということで2人で行くことになりました。そこへペロちゃんと、散歩時によく会うおじさんも…
パソコンの中にgacooというのがあって、ここで勉強した時のことを思い出して、下のようなのを探しました。 「食文化の本来と将来」という講座です。これを勉強したのは2017/7でした。 私は「自然」という言葉が好きです。例えば、健康を守るのは薬より食べ物。しかも頭で考えて「それ、食べたい」となるものをを大事にするとか、です。 〓︎ 一番面白かったのは、野菜は紫外線から身を守るために色を濃くするのだと。何だか…
昨日、Amazonから届いた本を読みたいと、早朝散歩から帰ると、テキパキ物を片付けて張り切りました。 久坂部洋著「人間の死に方」この人は医者で物書き。一般論かと思って注文した本が、医者だった父親の死について書いています。父親が薬も注射もなるべく避けながらどのように死んでいったかを。 私がこの本を読みたいと思ったのは、あくまで自分のことを自分でよく観察しながら、できることなら医者に頼らないで残りの道を歩…
わたしの居間には、大袈裟なロッキングチェアーがあります。これが実に大男でも掛けられるほどのもの。置き場は畳半畳分にもなります。現在のところへ引っ越すときも捨てようなどとは考えませんでした。重宝しているかと言えば、していません。では何故持ち歩いているのか。 それは思い出を大切にしようとして、としか言いようがありません。どのくらい長く持っているのかと言えば、来年で50年。来年で50年にもなると分かったの…
私たち散歩仲間は3人。みんな1人住まいです。この仲間に加わった理由はそれぞれ違います。私の場合はイーナの散歩から続くことになりました。ただし、その頃は真ん中に池がある公園の方への散歩でしたが、今は、その隣に開園した運動が主となる公園なので、広々として走る人が何人も行ったり来たりしています。 こちらを歩くようになった時から、今の3人になりました。 毎朝4時45分集合で歩き出します。最初に口にするのは、今…
今日も体温と同じ高さの気温。こう暑くては、頭も働きません。それでこんな時に癒されるモノはないかと探していると、佐野洋子さんにぶつかりました。わざと荒っぽい書き方をする面白い人ですが、谷川俊太郎という繊細な詩人と結婚していたことがあります。 〓︎ 〓︎ 〓︎ 佐野洋子著「役に立たない日々」 『ニコニコ堂が来た。ニコニコ堂は元気はつらつとしている事は一度もない。ひょろ長い死体が歩いて風に吹…
次男が「三浦の先の朝市へマグロを買いに行くから、6時に寄る。ご飯を炊いておいて」と昨夜電話がありました。 真ん中の子、中3の女の子と2人で来ました。「他の子は?」聞くと「高3と小6はバスケ」だと。2人ともバスケットで日曜日は忙しいようです。 自分の家用に買って来たマグロを帰るまで、保管するために冷蔵庫へ入れ、朝飯用をここで食べようと台所から包丁を持ってきて、手際よくさっさと切って皿へ。その後の2人の食べ…
最近マックを新しいのに替えました。理由は簡単、前のが壊れたから。 新しいパソコンのデスクトップ画面を大いに気に入ったので、そのまま使っています。 どんな画面かと言うと、杉林の中、杉の木の太いの3本を中心に、低いところ、草の上などに靄がたなびいています。そしてその向こうにはこれから育つ杉の子たち。 写真の中心はと聞かれれば、あくまでも靄、ふんわり浮かび流れもありそうで、妙に幼い頃に出会ったことのあ…
2017/7月のブログに、ウルグァイの前大統領ムヒカさんの本を読んだSさんが「ソフィアの母さんのブログ」と題したご自分のブログにそのことを書いています。Sさんは、検索して含蓄に富んだ言葉の数々を書き抜き「人格者というのは、こんな言葉を口にできる人のこと」ではと。この人なら国民も、ついて行く気になるのではとも。 以下ウルグァイの大統領だったムヒカさんの言葉で、どこかの大統領の荒っぽい日々とは「えらく違うな…
インターネツトで困惑しているのは宣伝広告の多さです。何かわからないことがあったりして一所懸命やっていると、行く先々にドカンドカンと広告が入って行く手を遮ります。 やろうとすることに慣れて来た時は良いのですが、苦労して探している時など、まるで道を塞ぐような形で邪魔をしてきます。 しかし広告のおかげで無料で使えたりもするのですから、我慢しなければならないことは分かっています。それでも、嫌だなあと呟く…
世の中がおかしくなる時って、「あれよあれよ」という感じで舞台が変わってしまうーートランプ出現以来、何だか恐ろしい気がしませんか? 1人の人間が「チカラ」を持つ恐ろしさ。トランプが大統領に就任した後、世界の常識だった様々な秩序形成の土台が一変した気がします。 日本製鐵の件はさすがに日本人、うまく収めたと思いました。 そしたら、今度は関税問題。 日本は赤沢亮正経済再生大臣が、4月以降7回にわたって訪米し…
昨日から、今日にかけて「オマエ、ちょっとベランダへ出て椅子に腰掛けてごらん、気持ちいいよ〜」すると娘は「そんな暇ない、忙しい、忙しい」と言います。「あれ、休暇をもらって来ているんだから、もっと気持ちをリラックスさせたら〜」これが親子の会話。 そして私は気づきました。NY大学は6年間勤めると、一年間休暇をくれるという形で世に放って、何かを掴む機会を狙わせているのだと。「ははぁ〜ん、なるほどこれが目的…
娘夫婦が来て、3人の生活が始まりました。昨日まで続いていたようにすんなりと始まっています。 今回は長旅なのに、ルイスのひざも腫れなかったようで、ありがたいことです。 昼ごはんの後、ルイスは台所で食器を洗うーーそれもすんなりと当たり前のように。 私は午前中、自分の日課であるリネツへ。プールを往復5回泳ぎ、次はお湯が強く出ているところへ行って、湯を膝と腰に当ててから風呂に回りました。 サウナと水風呂を…
NHK「解体キングダム」の今回は日本橋。川沿いに建つ通称軍艦ビルは、旧野村財閥が東京進出の拠点として1930年3月15日に竣工したものだそうです。なお、その時の建築家は安井武雄で大阪を中心に活躍した建築設計士だと。 そして日本橋1丁目の再開発事業の推進に伴い、歴史的に意味のある外側を残し、中をまるっと近代的にするための立て替え工事をすると宣言したのです。そのために床を取っ払い、クレーン車を建物の一番上に上…
面白いことを書きたいと考えます。殆ど書かないのは「お金」のこと。今日はこれを書きましょう。 清水の舞台から飛び降りるほどの食事に行こうと誘われたのは3ヶ月ほど前でした。二つ返事でOK。今までしたことのない体験に思えましたから。死ぬまでに、こうしたことを、ここに書けるじゃないですか? 7月29日が、いよいよその日です。会席料理・9500円也。 この注文の不思議さは3ヶ月前で、すでに満席に近いんだそうです。しか…
ここにいても、家にいても左程変わった生活はしていません。 でもここでは、朝ゴミを出す時間を気にしながら、ついでにセントラルへ行きます。 ついでにと言うのは、3階なので階段を使う回数を1回で済ませたいから。 まあ、ゴミ収集車が待っていたように来ますから、そう考えなくても1回で済みます。 シニアカーで家から来るのと、ここから歩いていくのとは同じ程度の時間です。違うのは歩いて行くと汗びっしょり。だからセ…
崔洋一監督「盲導犬クイールの一生」をBSで観ました。犬好きはみんなきっと観ているだろうなと思いながら〜。 あるところで、ラブラドールの子犬5匹が生れました。その中に、鳥が羽根を広げたようなブチ模様を胴体に持つ犬がいました。映画の主人公クイールです。 盲導犬にするには生後45日以内に親から離すこと。そして飼い主は生後1年まで飼う決まりのようです。 クイールと飼い主の幸せな日々が始まります。子犬時代の可愛…
トランプが耳をやられ、バイデンが老いにやられ、ウクライナは弾が欲しいのに、それどころではない。イスラエルもドカンドカンと恐れ知らずの顔をしている。 平和な国はと言うと、地震にやられ、大水で崖が崩れ、あつちもこっちも「平和・のどか」などという言葉は全くない昨今である。 それでも夏が来た。海開きのニュースが入る。すると若い親が子をつれて海に入っている場面がニュースに出る。 「みんなどうしてどこかへ遊…
今年はいろいろゴタゴタしていて、まだハンモックを出していません。後、10日で家に帰りますから、そうしたらハンモックを出して夏らしい生活をします。ハンモックはメッシュなので、そこに横たわると、体に添ってくれるのがラクチン。 窓際で、テレビの反対側に頭を動かすと、雲が見えます。4階の部屋は南北の窓を開けると、夕方からは昼間の暑さが涼しい風に変わります。 雲は刻々と形を変え、じっとしていません。朝は下か…
いろいろゴタゴタしていて、mさんの誕生日祝いが遅れていました。 「焼肉きんぐ? 」と言うと、「蕎麦屋がいい」と言うことになり、久し振りに逗子に連れて行ってもらいました。記憶にある蕎麦屋は逗子の図書館の前でしたが、少し引っ越して他所に移っていました。 予定より少し早く着いたので図書館に入ると、本がすぐ手に取れるような陳列方法で、しかも整然と並んでいる感じがして、細かく見たら楽しそうな図書館でした。 …
ここに滞在して、今日で20日になります。この間煮炊きはほとんどしません。理由は台所が狭くてとても無理。それで出来合いおかず、パックのご飯などで過ごしています。だからほとんど毎日、セントラルの帰りにイトーヨーカ堂で買い物をして帰ります。 イトーヨーカ堂�@野菜が煮炊きする直前まで切ったものがパックして売っています。その中から私が買ったのはキャベツの千切り。これは実に細く綺麗に切れています。ここまでは家…
NHKの「最後の講義」で立命館アジア太平洋大学の学長、出口明治氏がオンライン講義をしました。 この人は京都大学出身、弁護士になろうとしたけれど失敗。滑り止めにしていた日本生命に入社、60歳まで勤務。60歳で起業、ライフネット生命(100億円の売り上げ)を成功させます。その後、70歳で立命館アジア太平洋大学(別府にある)の学長に。 長いこと生命保険会社にいた人は物腰が低く、物事をわかり易く話せるという特徴を持…
友がウイークリーマンションに来てくれると言います。 私は「来てもらうほどのところではないよ」と言いましたが、何事も体験と出かけてくることに〜。3週間近く会わなかったので、懐かしい気分で坂の下まで迎えに行きました。家からそんなに遠くはないのですが、何だか遠くから遥々来てくれた感じです。 日々、私のブログを読んでくれているので、どんなところかは承知しているはずですが、三階までの階段、そして入り口の鍵…
セントラルへ行くと、次の順序を繰り返します。目的は動かなくなる体を、鍛えることでなるべく長く持たせること。 �@体重計に似たような台のところに乗って、ガタガタと体を揺すります。ただ乗っているのではなく、自分の体のどの部分を揺するのか意識してやります。頭も揺する、目の辺りも耳の辺りも揺する、腰のあたり腹の内臓も揺するつもりで工夫します。つまりマッサージと同じような意味であちこち揺するのです。これが10…
数年前まで、私はパソコンの中のgacooで、あれこれ勉強をしました。無料でさまざまな大学の先生の講義を聞く事ができたのです。そして「修了書」も60科目近くいただきました。 科目に「食文化の本来と将来」という講座がありました。 この講座で面白かったのは『野菜は紫外線から身を守るために色を濃くする』と聞いたこと。何だか人間の考えるようなことを野菜も考えるのかとおかしくなりました。 講師の言われることを素直…
とにかく猛烈な暑さ。セントラルが休みなので、日中は外出しないつもりで、早朝少し歩いてきました。歩きながら、今ごろはK氏夫妻が散歩の帰り道を歩いているのではないかと見当をつけました。 ドンピシャリ、サッカー場の前をこちらへ向かって歩いて来ます。手を振ると、向こうも気づきました。2人に合わせて方向転換、公園のベンチで、久しぶりに話をしました。 イーナが生きていたころサッカー場まで、毎朝散歩をしました。…
下のブログは2017・7月のもの。今日は別のを書いて置いたのに、消えてしまいました。仕方ないので間に合わせです。 昨夜、ラジオの深夜便を聞いていると、ゲストにグッチ裕三氏が出ました。話の中に井上ひさし氏の言葉が出てきました。 わたしが文章教室でよく使わせてもらったもので、大変懐かしく一気に教室のことを思い出してしまいました。 「難しいことをやさしく書く。やさしいことを深く書く。深いことをやさしく書…
冲方丁著「はなとゆめ」は清少納言に物語として語らせるという手法で書かれています。 清少納言が28歳の時に、漢詩の才能を認められて、当時17歳だった中宮定子に仕え「女房」と言う集団の一員となります。そればかりではなく、定子は一条帝の皇后。(今・NHKでやているのは皇后ではなく、定子は年上の女の人として扱われています) 冲方氏の方は、たった17歳なのに、清少納言がベタ褒めするほどの人物で、定子は他人の才能を…
ウイークリーマンションも滞在10日を過ぎて、自分流が始まっています。 私はどこへ行っても信州人。漬物がないと物足りない。そこで、今はどんな漬物を食べているかと言うと、来た日からコーヒー茶碗にしていた、蓋と手のついた瓶にナスとキュウリを漬け込んでいます。包丁がないので、100円ストアからナイフと鋏を買って来ました。これで適当に切って、瓶が一杯になったら、ここへインスタント味噌汁のしじみ味を2袋入れ、かき…
ウイークリーマンションに来て10日になります。 朝、窓のレースカーテンを開けて、外の景色を楽しもうとすると、すぐ目の前に太い電線が10本、道の向こう側にも太いの細いのが3本それぞれ道に沿ってたるみながら伸びているのが見えます。マンションは国道から斜めに坂道があり、そこにありますが、私の部屋が3階なので目の高さに、電柱や電柱への取り付け口が見えて、電気が漏れないように碍子や黒い粘土用のものでがんじがらめ…
工務店の直人くんから電話あり。H家へ行くけれど、一緒に行かないかというお誘いである。行く行くと二つ返事。H家には以前に2度ほどお邪魔したことがある。どちらも外国旅行に行くために犬を預けた。イーナの前の、だっくんである。 久しぶりの田園調布は、やはり街並みもデラックスで品がある。その一角がH家だが、以前よりぐんと家の格が上がって見えていた。わけは直人君のセンスの良い仕事ぶりである。外観は白、屋根は淡…
ウイークリーマンションは、国道16号線の傍に建っている。私はこの辺りに60年以上も住んでいるのに、国道の脇がこんなに急に立ち上がっている道があるのを知らなかった。いや、私が年取ったせいでこの坂をすごく急な坂と感じるのかも知れない。だがとにかく山道。 昨夕、散歩に出てお地蔵さんのところで曲がり、裏山に入った。前を歩いている女性が買い物袋を重たそうに抱え、やっとやっと登って行く後について道を登る。道は浅…
話題になっていたころ、読まなかった本を借りてきました。 島田洋七著「佐賀のがばいばあちゃん」 広島の母の家から叔母が騙すように連れて、佐賀のおばあちゃん家に行き、そこに預けられた8年間の著者の自伝と思われる本です。 おばあちゃんというのが超貧乏な暮らしをしているのに、これが一貫して清々しく読める不思議な本です。マイナスだらけの生活で逃げ出したくなるような話で埋まっているのに不快でない本。そして本…
アメリカの大統領選挙、「これしか人がいないのか?」私でさえそう思っていると、ニューヨークタイムスがここに来てようやく、バイデン氏批判をしました。でもトランプの共和党もそう思います。ヤクザのような物言いで不快な人です。 あんな大きな国で、これしか人がいないのが 情けない。しかし物事はいよいよ詰まってくると、うまい突破口が開ける場合が多々あります。それに期待しましょう。 小さな話に戻します。ここに引っ…