今朝の散歩は湿気があまりなく青空も多く気持ちよく歩き始めました。いろいろな人が散歩しますが、半分ほどの人は日課にしています。私たちがラジオ体操を始めて、空を見上げると、東から西に飛行機が飛んでいったようで、一本の白い線ができて綺麗でした。 そして第一と第二体操を終える頃には、白線は太さを増しました。まるで生き物のように白線はぐんぐん太く薄くなってから消えました。 私たちが立ち上がる5時40分になる…
80歳を超えた今、自由と退屈と、ときどき懸命に何かをしながら生きています。
目下83歳、人生のどん尻まで来て感じることを日々綴って4500回近く。 文章修行、文字だけで綴っています。
近ごろ面白いことに気づきました。家の中のあちこちに新しい〈小物〉がつきましたが、それらが面白い。どのように面白いかというと、今まであったものと違う発想のものがたくさんあります。 例えば、�@引き戸が多く使われていますが、これがみんな吊り下げられる形を採っています。だから床に「溝」がない。�Aスイッチに小さな青い電気がついているので夜中に歩くと、蛍が飛び交っているよう。�B家具の引き出しは、引き出すとこ…
娘夫婦は明日朝早く、羽田よりフィリピン行きの飛行機に乗ると言います。そのために今夜はホテルへ。 「学生を4年教えると、一年休みがもらえる」と聞いた時は、何とのんびりした大学かと思いましたが、これはあくまで「見聞を広める」ための方策と思うようになりました。 半年の休みと言いますが、朝5時からミーティングがあったり、昨日は展覧会へ行ったりと、半年の休みというより、さまざまな「学び」の場を外部で体験する…
午後はずっと自民党の選挙番組を見てしまいました。私は上川さんを押していましたが、今までに顔の売れている人が強い事がわかりました。 改めて上川さんを検索してみると、長いこと政治に携わっている人です。 東京大学「国際関係論」を卒業しています。多分、結婚した相手もここまでは同じではないかと、どこかに書いてあった気もするのですが〜。その後ハーバードの大学院のケネディースクールで政治行政修士終了。その後、…
浅田次郎という作家は天才だと、わたしは作品を読むたびに思ってしまいます。 何を書いても、実にうまい。 今回読み終わったのは「赤猫異聞」。 江戸が明治に変わる頃の伝馬町の牢屋敷を背景とした話。「赤猫」というのは、大火で火の手が迫った時、罪人を「解き放ち」として一時逃がすことを言いました。 首を切られる寸前に解き放たれた繁松、七之承はぬらくら官軍の兵士を切った罪での入牢、そしてお仙の3人は、実に魅力…
今週はセントラルスポーツが開業以来20年を経て大規模修繕で休み。娘夫婦も今日は在宅で、のんびりした空気が流れています。 私は、起きたのが5時5分前で朝の散歩集合時間に間に合わずに、後からいつもの2人を追い駆けました。 さらに遅れて来たのは娘。娘はカラスに会いたくて、朝の散歩に来るようになっています。 なんと言っても小学校の時に、巣から落ちていたカラスの雛を拾ってきて飼い、言葉を喋るまで世話をした思い…
前に60年近く住んでいたところは、歩いて10分ほど。そこから越して10年近く経ちます。今回役員の方から「長生き・認知症」の話をしに来ないかとのお誘いを受けて、谷津坂会館へ行ってきました。 ことの起こりはYさんが繋いでくれた話で、私が東京の美術館で長生き先生の話をすると話したことから、持ち上がりました。でもここは「認知症の話」です。だからあくまで個人的な体験としての話しに限ってしたいということで行きまし…
昨日の午後3時ごろのことでした。いきなり「ドスン」異様な音。何かが落ちたのかなと気にも止めずに、新しく来た掃除機のゴミを始末していました。 と、そこへ買い物に行った娘からメールが入ったのです。 「うちのビルの14階から人が落ちた。居間側だった」と。 「ええっ、」 急いでベランダへ。女の人が2人芝生のところを歩いています。 すぐに1階へ急ぎました。 ちょうどその時、救急車の隊員さんたちが色々手にして急…
近ごろ掃除機をかけたことがない。 かけようという気はあるのだけれど、ついついかけていない。どうしてか? 理由は簡単。初期のダイソンでやたらと重い。いや、年取ったせいで重く感じる。 それで娘と相談し、軽いのを買うことに〜。アイリスオオヤマのにしてAmazonで注文を出した。 明日届いたら、家の中が綺麗になると楽しみ。でも道具を使うのは、私だから、動かないことには、綺麗にはならない。 たまたまセントラルが月…
今日(9/21)は東京都現代美術館に、娘夫婦と行って来ました。 目的は、ここで開催されている開発好明先生の展覧会の一部に「100人先生」の企画があり、私は「長生き先生」というお題をもらって行ったのです。 自信があった訳ではないのですが、まあ死ぬまでに色々面白いことを経験しても良いかな、などと不遜な考えをして受けることにしました。 この辺りが、私のいい加減な性格であり、時としてとんでもないことをやってし…
昭和32年に結婚して上京したとき、一番楽しみにしたのは、上野のゴッホ展に行けること、本物が観れるなんて夢のようでした。実際に観たゴッホは、画集とは違って、もっと渋い色で意外に思いました。 続いて観たのがジャコメッティー展。しかし、この2回で尻切れとんぼ。現実生活は展覧会どころではなくなったのでした。後年オランダ旅行で観たゴッホは、東京で観たほどの感激はなかったです。 そんなことを思い出しながら、今…
「たくですが〜」 知らない人? 思わず緊張。近ごろはおかしなことが多すぎるから私は用心深い。電話が切れて、またかかってきた。 孫の拓人からだった。急に嬉しくなる。相手の電話口は、孫3人で同時に喋るから煩い。 分かったことは、イヤーホーンが欲しいということらしい。一所懸命に理由を考えたようで、説明し始める。 「いくら?」ーー「5万円」 「イヤーホーンて、年取った時、耳が聞こえにくくなるよ」 「大丈夫、…
毎朝、4時50分ごろに公園の入り口に集合するのは、S氏とOさんと私ですが、Oさんはまだ現役なので出社する日があり、そんな日は2人になります。 今朝はこの3人に娘が加わりました。S氏とOさんは袋の中にワン君の餌を忍ばせています。比較的早めに会うのは姿の凛々しい甲斐犬くんとアクセルくん。今朝は久しぶりにラブラドールのココアちゃんにも会いました。 少し会わないペロちゃんなどは「どうしているかねえ。ラジオ体操には…
中秋の名月だと娘が言う。そしてどこで月を見ようかとも。 そのうちに「三井アウトレット」で見ようということになった。近くでバスに乗ればすぐに行けるし、月を眺めながら食事をするにはもってこいの場所を知っている。以前、三男の嫁さんが案内してくれたところである。 さて、大きな建物に入って、エスカレーターに乗る。都会的で、垢抜けた建物の中は人がまばら。二階に着くと、真っ直ぐにフードコートへ。そして、建物の…
藤原正彦著「始末に困る人」を読んでいたら、こんな箇所に出合いました。 『在米経験の長いジャーナリスト・松山幸雄氏がこう書いている。アメリカの人物評定で重視されるのは�@瞬発力 �A論理的な発言 �Bユニークさ。これはネアカな気質とユーモアセンスくらいに思っていた方が良い』と。 その後は藤原氏の言葉でこう続きます。同じことでも、日本人の評価になると、次のような受け取り方になると。 �@瞬発力の良い人は軽佻…
隔週の日曜日昼に競輪選手のような格好をした三男が来ます。 今日は朝、買い物に行ったついでに「うなぎ弁当」を買ってきました。、三男のはうなぎ2枚、私のは1枚。ご飯の量もそれぞれにしてもらいました。 娘夫婦は出かけたので2人だけの食事。話をしていて一番驚いたのは、息子のスマホのこと。傍にある英語の本のページをスマホで写すと、何と画面にある英語の文字ではなく、日本語の文字で映っているではありませんか。び…
ダイソーのカリカリ梅がどうしても食べたい。しかし、この暑い中を梅だけのことで出かけるのはと思案。 それで梅を氷砂糖だけでつけたのが2瓶もあるので、それで我慢しようとしたが、味があまりにも違いすぎる。迷っているうちに日が沈んだのでついに出かけました。そして10袋買ってきました。 この梅が売っている限り来年は塩漬けもやめます。こんなにおいしく漬っているのが簡単に手に入るのだから、これに限ります。 原産…
セントラルでファビオラに会う。以前ここに書いたペルーの人です。 一緒に機械のところで色々試します。私が「一つの機械で足を鍛えようとする時、同じ動作を休みなしで40回だよ」と数えるとヒーヒー言いながら、「とても無理」と根を上げるが何とかついてこようとします。そして私の名前を呼び続ける。「アキーアキー」と。 そこが終わって、私がお風呂に行くからと言うと、プールで泳いで来ると言って別れることになり、「建…
いつも同じスーパーマーケットへ行って買い物をしますが、案外同じところばかり見て肉とか魚とかの素材を買っているので、試してみた事がないものがあれこれあることに今頃になって気づきました。 まず今日は冷凍のスパゲティーを2種類買ってきました。娘がルイスに「お昼何がいい?」と聞いた時、ルイスが「スパゲティー」と行っていたのを思い出したのと、朝の散歩でS氏と娘が冷凍スパゲティーの話をしていたのも聞いていたの…
食事の後の茶碗や皿を洗う係はルイス。それが日本に来ても続いています。後は仕事なし。 今日のことです。新しい部屋に寛ぐための椅子2脚が届きました。これが部品状態で来て、組み立てる様になっています。 大きな荷物が2個を広げて組み立て始めたのは娘。ルイスはパソコンを見ていて手伝おうとしません。私が手伝い出しました。2人で図の書いてある説明文を見ながらやりますが、これが結構面倒なもの。 普通、考えるなら、…
色々な事が一段落したので、今日は読みたいと思って買っておいた〈それでも日本人は「戦争」を選んだ〉に手をつけました。著者は加藤陽子東京大学文学が教授です。 読み始めて、たちまちびっくりしたのは、第二次世界大戦での日本人の死者約310万人に対して、アメリカの死者は約30万人ほどだったと知った事です。この数字はアメリカの国内であった「南北戦争」より少ない数字だそうです。 私がこの本を読みたいと考えたのは、…
「アキさん、ターリーはどっちに行くの? 」 私はルイスをベランダへ連れ出して、「ここを池に沿って回って・・・」と伝えますが、すぐに散歩しながらターリーに行くのを聞いているのではないことに気づきました。 そこで、ベランダのある方を指して、「こちらが南、そしてこっちが北、ターリーは北へ行く」そう言いましたが、不安そうです。「一緒に行かないか」と誘います。ここは1人で行ける自信を持たせることが大切。 来…
「何だか近ごろは発生すると、必ず大きな台風とか大雨とかになるよね」誰もがそんな話をしますが、話はそこで止まっています。ところが私はブログNO5427で、スエーデンの高校生たちの活動について書きました。 以下です。 『日本は毎年超大型台風にやられて被害甚大「こんなことは始めて」被害者は嘆いています。「地球がおかしくなっている」わたしなどは、そう思っているだけでした。ところが、スエーデンの高校生・グレタ…
「本は絶対に買わない」そう決めて、市民図書で我慢しているのに、買いたい気持ちがむくむくと頭をもたげてしまいました。詩人・長田弘氏の本です。 どうしても買いたくなったきっかけは下の二つの言葉に因ります。 「読書は、自分が自分にかける電話のようなもの」 「瞬間でもない、永劫でもない、過去でもない、一日がひとの人生をきざむもっとも大切な時の単位だ。人間が自分の見えないもの見る方法として本というものもの…
「虎に翼」の撮影が終わったようで、今朝は主人公の伊藤沙莉さんがドラマ直後の番組に出演しました。 主役を手にした俳優というのは、連続テレビ小説を続けていく中で、伸びていくのを感じますが、この人もきっと、この役を与えられたことが、今後の人生に大きな飛躍をするのではと思います。何しろ毛色の変わった裁判官という役どころを難無くこなし終えたのですから〜。 検索してみると「子役時代から安定感のある演技力には…
娘夫婦は関西の大学などへ仕事の旅。 紙類の回収は前日の午後から集積所へ出せます。待ちに待った日と言いたいのは、これで少し居間がスッキリしそうだから。ダンボールなど、5束ほど出しましたが、本の袋が重くて、ようやくエレベーターまで引きずって行き、それからエレベーターで一階まで。そこから出して、やっとやっと運びました。数段ある階段で5袋を置いて、そこから集積所まで1袋ずつ運んだのですが、一番重いのを最後…
久しぶりの晴天。しかも気温が29度。 エアコンを切って、窓を開けるとそこはかとない空気の出入り。少しひんやりとした風の流れ。 何と気持ちのよいことよ。見上げると真っ青な空が〜。 やたらと暑いだけの夏にうんざりしていた人々が、ようやく息を吹きかえし輝き出す気さえします。 台風が来て、強い風に屋根が飛んだり、床上浸水があったり、みんな自然に感謝どころか恨みさえしました。いや、今も災害に遭った人々は途方…
片付けをしている娘が「孤高の画家・松本昇展」と言う小冊子が出てきたと知らせてくれました。 前にもここに書いた事がありますが、私が高校時代一番影響を受けたのが「松本家」でした。ここの3女・泉さんが私の親友でこの家に出入りしたことが私の生き方を決めたと言えます。 今でも松本家の家族全員と私が入った写真が手元に残っていますが、松本家で、今、生きているのは泉さんだけです。泉さんがお茶の水大に入った時、昇…
テレビに出ている女性の中で、どの人のおしゃれが好きかと言えば、わたしは「松たか子さん」理由はおしゃれの仕方が単純だから。 まず髪型がシンプルカット。イヤリングなどアクセサリーを使わない。洋服もシンプル。化粧もしているほどには見えません。これを昔流に言えば「質素」という言葉を使うのではと思いますが、松本幸四郎氏の妹であることを考えると「質素」などという言葉は本人の考えの範疇にはなく、単にこういうし…
日曜日は隔週に三男がランチに来ます。ところがここのところ仕事の方が忙しくなって予定通りにはなりません。でも今日は来る事ができました。 娘が張り切ってスパゲティーを作りました。 私が新潟からのお土産「激辛の柿の種」を出すと大当たり、辛い物好きは大喜びでした。三男は草津の土産だと蕨の瓶詰め、早速箸をつけました。今度は「カビ」か何かの研究で採集に行った様です。 三男に蓋のあるボリバケツを見せて「捨てる…
NHKの番組「プロジェクトX」が好きです。今夜は「奈良、薬師寺の修理」の話なので楽しみにしていました。 創建当時から残る木造の建物東棟の解体工事は、かつて法隆寺の建物の心柱が千年経っていると聞いて、木の柱がそんなに保つのかと感心しました。今夜はその実際を見る事ができそうです。 工事は2009年に始まって、危機にあった1万を越える部材全てを取り外し組み直すという難工事。修理に挑んだ宮大工たちは自分の人生を…
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今朝の散歩は湿気があまりなく青空も多く気持ちよく歩き始めました。いろいろな人が散歩しますが、半分ほどの人は日課にしています。私たちがラジオ体操を始めて、空を見上げると、東から西に飛行機が飛んでいったようで、一本の白い線ができて綺麗でした。 そして第一と第二体操を終える頃には、白線は太さを増しました。まるで生き物のように白線はぐんぐん太く薄くなってから消えました。 私たちが立ち上がる5時40分になる…
近ごろ「つまづく」ーーがよくあるようになりました。 歳のせいだとは言いたくないのですが「そうなんじゃないかな? 」と思います。 積極的にやろうとすることに立ち向かっていかない自分がいるのです。そして「面倒だから、いいや」となる自分がいるのです。 困ったもんです。だけど、実際はそうも困ってはいなくて、「歳だから〜」と自分に甘えるのです。 体というのは「その歳に、実際自分がなってみないと分からない」こ…
午後、映画「マンデラ自由への長い道」を観ました。 2013年12月5日に亡くなった元南アフリカ大統領、ネルソン・マンデラの「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」を実写化したと言われる伝記映画です。 人種隔離政策アパルトヘイトに挑む闘士から大統領となった彼が歩んだ波瀾万丈の人生。長すぎる闘いの日々を重厚なタッチで映し出していました。 青年時代、反アパルトヘイト運動へ身を投じ、27年間もの獄中生活体験をし…
20 日は選挙です。各党は最終戦を闘うために耳当たりの良い言葉の数々を並べます。 「何を言っているの。そんなこと現実的にできるはずないでしょ。投票する方だって、そのくらいはわかっていますよ」と心の中は反発します。 そんな最中に、ニュースは「一人暮らし」の人口が若い人にも、どんどん増えていると伝えました。 ーーなるほど。そうか。自分勝手な気ままな暮らしは魅力的だものな。「愛」などという面倒臭いものが…
朝の散歩はできましたが、その後は大雨。 友だちを招んで6人でランチをしました。気の置けない人ばかりだったのでリラックス。楽しいひと時となりました。娘はそうめんのような細いスパゲティを使って美味しいランチを作りこれがなかなかの美味でした。そして蛸のサラダも。 私にとって、このサラダは意外性があり美味を引き出して楽しめました。 Oさんは赤飯を作って来てくれ、久しぶりの味で、美味しかったです。 ルイスも…
いつもは近くの長浜ホールで月一の催し物があります。今回はそれがヴァイオリンコンサートで、杉田劇場でした。 Oさんと2人で出かけました。 小型ですが、本格的な劇場、ピアノも普通のより長い感じで大きく見えました。 今日のプログラムは小笠原伸子(ヴァイオリン)と中山育美(ピアノ)さん。 エルガー・愛の挨拶で始まった演奏会は、チゴイネルワイゼンで終わりました。知っている曲の演奏が多くとても良かったです。 …
「幇間の遺言」悠玄亭玉介という幇間(タイコモチ)の語りを小田豊二氏が聞き書きした本です。 気っ風の良い語り口は、聞きほれるような流れをそのまま本にしています。 昔は男の遊び場は花柳界、お大尽が遊びに行くと、大枚をはたくようにできている。幇間は、一にも二にもお金を使ってくださるお客に、ありったけのサービスをして座をもたせる仕事。タイコモチという言葉の響き通りの仕事だと感心しました。もちろん芸達者。…
早朝散歩の時です。ラジオ体操を終えて休んでいました。ふと「今朝のように涼しかったら、山の上まで歩けそう。道の脇に山椒の木があったのを採りたい」そう、思い出しました。 今日は旅行している娘たちも帰ってくるし、山椒味噌を作って、豆腐にこれを載せたのを食べさせてやりたい。 Oさんを山道の散歩に誘うとOK。S氏はとても無理ということで2人で行くことになりました。そこへペロちゃんと、散歩時によく会うおじさんも…
パソコンの中にgacooというのがあって、ここで勉強した時のことを思い出して、下のようなのを探しました。 「食文化の本来と将来」という講座です。これを勉強したのは2017/7でした。 私は「自然」という言葉が好きです。例えば、健康を守るのは薬より食べ物。しかも頭で考えて「それ、食べたい」となるものをを大事にするとか、です。 〓︎ 一番面白かったのは、野菜は紫外線から身を守るために色を濃くするのだと。何だか…
昨日、Amazonから届いた本を読みたいと、早朝散歩から帰ると、テキパキ物を片付けて張り切りました。 久坂部洋著「人間の死に方」この人は医者で物書き。一般論かと思って注文した本が、医者だった父親の死について書いています。父親が薬も注射もなるべく避けながらどのように死んでいったかを。 私がこの本を読みたいと思ったのは、あくまで自分のことを自分でよく観察しながら、できることなら医者に頼らないで残りの道を歩…
わたしの居間には、大袈裟なロッキングチェアーがあります。これが実に大男でも掛けられるほどのもの。置き場は畳半畳分にもなります。現在のところへ引っ越すときも捨てようなどとは考えませんでした。重宝しているかと言えば、していません。では何故持ち歩いているのか。 それは思い出を大切にしようとして、としか言いようがありません。どのくらい長く持っているのかと言えば、来年で50年。来年で50年にもなると分かったの…
私たち散歩仲間は3人。みんな1人住まいです。この仲間に加わった理由はそれぞれ違います。私の場合はイーナの散歩から続くことになりました。ただし、その頃は真ん中に池がある公園の方への散歩でしたが、今は、その隣に開園した運動が主となる公園なので、広々として走る人が何人も行ったり来たりしています。 こちらを歩くようになった時から、今の3人になりました。 毎朝4時45分集合で歩き出します。最初に口にするのは、今…
今日も体温と同じ高さの気温。こう暑くては、頭も働きません。それでこんな時に癒されるモノはないかと探していると、佐野洋子さんにぶつかりました。わざと荒っぽい書き方をする面白い人ですが、谷川俊太郎という繊細な詩人と結婚していたことがあります。 〓︎ 〓︎ 〓︎ 佐野洋子著「役に立たない日々」 『ニコニコ堂が来た。ニコニコ堂は元気はつらつとしている事は一度もない。ひょろ長い死体が歩いて風に吹…
次男が「三浦の先の朝市へマグロを買いに行くから、6時に寄る。ご飯を炊いておいて」と昨夜電話がありました。 真ん中の子、中3の女の子と2人で来ました。「他の子は?」聞くと「高3と小6はバスケ」だと。2人ともバスケットで日曜日は忙しいようです。 自分の家用に買って来たマグロを帰るまで、保管するために冷蔵庫へ入れ、朝飯用をここで食べようと台所から包丁を持ってきて、手際よくさっさと切って皿へ。その後の2人の食べ…
最近マックを新しいのに替えました。理由は簡単、前のが壊れたから。 新しいパソコンのデスクトップ画面を大いに気に入ったので、そのまま使っています。 どんな画面かと言うと、杉林の中、杉の木の太いの3本を中心に、低いところ、草の上などに靄がたなびいています。そしてその向こうにはこれから育つ杉の子たち。 写真の中心はと聞かれれば、あくまでも靄、ふんわり浮かび流れもありそうで、妙に幼い頃に出会ったことのあ…
2017/7月のブログに、ウルグァイの前大統領ムヒカさんの本を読んだSさんが「ソフィアの母さんのブログ」と題したご自分のブログにそのことを書いています。Sさんは、検索して含蓄に富んだ言葉の数々を書き抜き「人格者というのは、こんな言葉を口にできる人のこと」ではと。この人なら国民も、ついて行く気になるのではとも。 以下ウルグァイの大統領だったムヒカさんの言葉で、どこかの大統領の荒っぽい日々とは「えらく違うな…
インターネツトで困惑しているのは宣伝広告の多さです。何かわからないことがあったりして一所懸命やっていると、行く先々にドカンドカンと広告が入って行く手を遮ります。 やろうとすることに慣れて来た時は良いのですが、苦労して探している時など、まるで道を塞ぐような形で邪魔をしてきます。 しかし広告のおかげで無料で使えたりもするのですから、我慢しなければならないことは分かっています。それでも、嫌だなあと呟く…
世の中がおかしくなる時って、「あれよあれよ」という感じで舞台が変わってしまうーートランプ出現以来、何だか恐ろしい気がしませんか? 1人の人間が「チカラ」を持つ恐ろしさ。トランプが大統領に就任した後、世界の常識だった様々な秩序形成の土台が一変した気がします。 日本製鐵の件はさすがに日本人、うまく収めたと思いました。 そしたら、今度は関税問題。 日本は赤沢亮正経済再生大臣が、4月以降7回にわたって訪米し…
昨日から、今日にかけて「オマエ、ちょっとベランダへ出て椅子に腰掛けてごらん、気持ちいいよ〜」すると娘は「そんな暇ない、忙しい、忙しい」と言います。「あれ、休暇をもらって来ているんだから、もっと気持ちをリラックスさせたら〜」これが親子の会話。 そして私は気づきました。NY大学は6年間勤めると、一年間休暇をくれるという形で世に放って、何かを掴む機会を狙わせているのだと。「ははぁ〜ん、なるほどこれが目的…
娘夫婦が来て、3人の生活が始まりました。昨日まで続いていたようにすんなりと始まっています。 今回は長旅なのに、ルイスのひざも腫れなかったようで、ありがたいことです。 昼ごはんの後、ルイスは台所で食器を洗うーーそれもすんなりと当たり前のように。 私は午前中、自分の日課であるリネツへ。プールを往復5回泳ぎ、次はお湯が強く出ているところへ行って、湯を膝と腰に当ててから風呂に回りました。 サウナと水風呂を…
面白いことを書きたいと考えます。殆ど書かないのは「お金」のこと。今日はこれを書きましょう。 清水の舞台から飛び降りるほどの食事に行こうと誘われたのは3ヶ月ほど前でした。二つ返事でOK。今までしたことのない体験に思えましたから。死ぬまでに、こうしたことを、ここに書けるじゃないですか? 7月29日が、いよいよその日です。会席料理・9500円也。 この注文の不思議さは3ヶ月前で、すでに満席に近いんだそうです。しか…
ここにいても、家にいても左程変わった生活はしていません。 でもここでは、朝ゴミを出す時間を気にしながら、ついでにセントラルへ行きます。 ついでにと言うのは、3階なので階段を使う回数を1回で済ませたいから。 まあ、ゴミ収集車が待っていたように来ますから、そう考えなくても1回で済みます。 シニアカーで家から来るのと、ここから歩いていくのとは同じ程度の時間です。違うのは歩いて行くと汗びっしょり。だからセ…
崔洋一監督「盲導犬クイールの一生」をBSで観ました。犬好きはみんなきっと観ているだろうなと思いながら〜。 あるところで、ラブラドールの子犬5匹が生れました。その中に、鳥が羽根を広げたようなブチ模様を胴体に持つ犬がいました。映画の主人公クイールです。 盲導犬にするには生後45日以内に親から離すこと。そして飼い主は生後1年まで飼う決まりのようです。 クイールと飼い主の幸せな日々が始まります。子犬時代の可愛…
トランプが耳をやられ、バイデンが老いにやられ、ウクライナは弾が欲しいのに、それどころではない。イスラエルもドカンドカンと恐れ知らずの顔をしている。 平和な国はと言うと、地震にやられ、大水で崖が崩れ、あつちもこっちも「平和・のどか」などという言葉は全くない昨今である。 それでも夏が来た。海開きのニュースが入る。すると若い親が子をつれて海に入っている場面がニュースに出る。 「みんなどうしてどこかへ遊…
今年はいろいろゴタゴタしていて、まだハンモックを出していません。後、10日で家に帰りますから、そうしたらハンモックを出して夏らしい生活をします。ハンモックはメッシュなので、そこに横たわると、体に添ってくれるのがラクチン。 窓際で、テレビの反対側に頭を動かすと、雲が見えます。4階の部屋は南北の窓を開けると、夕方からは昼間の暑さが涼しい風に変わります。 雲は刻々と形を変え、じっとしていません。朝は下か…
いろいろゴタゴタしていて、mさんの誕生日祝いが遅れていました。 「焼肉きんぐ? 」と言うと、「蕎麦屋がいい」と言うことになり、久し振りに逗子に連れて行ってもらいました。記憶にある蕎麦屋は逗子の図書館の前でしたが、少し引っ越して他所に移っていました。 予定より少し早く着いたので図書館に入ると、本がすぐ手に取れるような陳列方法で、しかも整然と並んでいる感じがして、細かく見たら楽しそうな図書館でした。 …
ここに滞在して、今日で20日になります。この間煮炊きはほとんどしません。理由は台所が狭くてとても無理。それで出来合いおかず、パックのご飯などで過ごしています。だからほとんど毎日、セントラルの帰りにイトーヨーカ堂で買い物をして帰ります。 イトーヨーカ堂�@野菜が煮炊きする直前まで切ったものがパックして売っています。その中から私が買ったのはキャベツの千切り。これは実に細く綺麗に切れています。ここまでは家…
NHKの「最後の講義」で立命館アジア太平洋大学の学長、出口明治氏がオンライン講義をしました。 この人は京都大学出身、弁護士になろうとしたけれど失敗。滑り止めにしていた日本生命に入社、60歳まで勤務。60歳で起業、ライフネット生命(100億円の売り上げ)を成功させます。その後、70歳で立命館アジア太平洋大学(別府にある)の学長に。 長いこと生命保険会社にいた人は物腰が低く、物事をわかり易く話せるという特徴を持…
友がウイークリーマンションに来てくれると言います。 私は「来てもらうほどのところではないよ」と言いましたが、何事も体験と出かけてくることに〜。3週間近く会わなかったので、懐かしい気分で坂の下まで迎えに行きました。家からそんなに遠くはないのですが、何だか遠くから遥々来てくれた感じです。 日々、私のブログを読んでくれているので、どんなところかは承知しているはずですが、三階までの階段、そして入り口の鍵…
セントラルへ行くと、次の順序を繰り返します。目的は動かなくなる体を、鍛えることでなるべく長く持たせること。 �@体重計に似たような台のところに乗って、ガタガタと体を揺すります。ただ乗っているのではなく、自分の体のどの部分を揺するのか意識してやります。頭も揺する、目の辺りも耳の辺りも揺する、腰のあたり腹の内臓も揺するつもりで工夫します。つまりマッサージと同じような意味であちこち揺するのです。これが10…
数年前まで、私はパソコンの中のgacooで、あれこれ勉強をしました。無料でさまざまな大学の先生の講義を聞く事ができたのです。そして「修了書」も60科目近くいただきました。 科目に「食文化の本来と将来」という講座がありました。 この講座で面白かったのは『野菜は紫外線から身を守るために色を濃くする』と聞いたこと。何だか人間の考えるようなことを野菜も考えるのかとおかしくなりました。 講師の言われることを素直…
とにかく猛烈な暑さ。セントラルが休みなので、日中は外出しないつもりで、早朝少し歩いてきました。歩きながら、今ごろはK氏夫妻が散歩の帰り道を歩いているのではないかと見当をつけました。 ドンピシャリ、サッカー場の前をこちらへ向かって歩いて来ます。手を振ると、向こうも気づきました。2人に合わせて方向転換、公園のベンチで、久しぶりに話をしました。 イーナが生きていたころサッカー場まで、毎朝散歩をしました。…
下のブログは2017・7月のもの。今日は別のを書いて置いたのに、消えてしまいました。仕方ないので間に合わせです。 昨夜、ラジオの深夜便を聞いていると、ゲストにグッチ裕三氏が出ました。話の中に井上ひさし氏の言葉が出てきました。 わたしが文章教室でよく使わせてもらったもので、大変懐かしく一気に教室のことを思い出してしまいました。 「難しいことをやさしく書く。やさしいことを深く書く。深いことをやさしく書…
冲方丁著「はなとゆめ」は清少納言に物語として語らせるという手法で書かれています。 清少納言が28歳の時に、漢詩の才能を認められて、当時17歳だった中宮定子に仕え「女房」と言う集団の一員となります。そればかりではなく、定子は一条帝の皇后。(今・NHKでやているのは皇后ではなく、定子は年上の女の人として扱われています) 冲方氏の方は、たった17歳なのに、清少納言がベタ褒めするほどの人物で、定子は他人の才能を…
ウイークリーマンションも滞在10日を過ぎて、自分流が始まっています。 私はどこへ行っても信州人。漬物がないと物足りない。そこで、今はどんな漬物を食べているかと言うと、来た日からコーヒー茶碗にしていた、蓋と手のついた瓶にナスとキュウリを漬け込んでいます。包丁がないので、100円ストアからナイフと鋏を買って来ました。これで適当に切って、瓶が一杯になったら、ここへインスタント味噌汁のしじみ味を2袋入れ、かき…
ウイークリーマンションに来て10日になります。 朝、窓のレースカーテンを開けて、外の景色を楽しもうとすると、すぐ目の前に太い電線が10本、道の向こう側にも太いの細いのが3本それぞれ道に沿ってたるみながら伸びているのが見えます。マンションは国道から斜めに坂道があり、そこにありますが、私の部屋が3階なので目の高さに、電柱や電柱への取り付け口が見えて、電気が漏れないように碍子や黒い粘土用のものでがんじがらめ…
工務店の直人くんから電話あり。H家へ行くけれど、一緒に行かないかというお誘いである。行く行くと二つ返事。H家には以前に2度ほどお邪魔したことがある。どちらも外国旅行に行くために犬を預けた。イーナの前の、だっくんである。 久しぶりの田園調布は、やはり街並みもデラックスで品がある。その一角がH家だが、以前よりぐんと家の格が上がって見えていた。わけは直人君のセンスの良い仕事ぶりである。外観は白、屋根は淡…
ウイークリーマンションは、国道16号線の傍に建っている。私はこの辺りに60年以上も住んでいるのに、国道の脇がこんなに急に立ち上がっている道があるのを知らなかった。いや、私が年取ったせいでこの坂をすごく急な坂と感じるのかも知れない。だがとにかく山道。 昨夕、散歩に出てお地蔵さんのところで曲がり、裏山に入った。前を歩いている女性が買い物袋を重たそうに抱え、やっとやっと登って行く後について道を登る。道は浅…
話題になっていたころ、読まなかった本を借りてきました。 島田洋七著「佐賀のがばいばあちゃん」 広島の母の家から叔母が騙すように連れて、佐賀のおばあちゃん家に行き、そこに預けられた8年間の著者の自伝と思われる本です。 おばあちゃんというのが超貧乏な暮らしをしているのに、これが一貫して清々しく読める不思議な本です。マイナスだらけの生活で逃げ出したくなるような話で埋まっているのに不快でない本。そして本…
アメリカの大統領選挙、「これしか人がいないのか?」私でさえそう思っていると、ニューヨークタイムスがここに来てようやく、バイデン氏批判をしました。でもトランプの共和党もそう思います。ヤクザのような物言いで不快な人です。 あんな大きな国で、これしか人がいないのが 情けない。しかし物事はいよいよ詰まってくると、うまい突破口が開ける場合が多々あります。それに期待しましょう。 小さな話に戻します。ここに引っ…