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  • とりとめもなく桜の下で悪態をつくイヤなひと

    とりとめもなく桜の下で悪態をつくイヤなひと

    開かないのかと思ったら一斉に咲きだして咲き始めたと思ったら春の嵐に一気に散ってしまった今年のサクラは本当にあっという間に通り過ぎて行った山を見渡せばすでに木々は萌黄色の芽を吹き一年でいちばん気持ちの良い時期に入った北海道へ行く準備をぼつぼつ始めようかと思うがフェリーの予約をしてしまうともう他にあまりやることはない大まかなルートは決めてみたけど一日に300kmか400kmと考えるとなかなかにしっかりとした工程は組めないものだね前にも書いたけど野付半島の道道950号線と神威岬には行きたいあとタウシュベツの橋梁がもう崩れそうなので見ておきたいそうだな、あと食い損ねた豚丼は帯広辺りで泊まれば食いに行くか雨のことは考えても仕方ないけど(カッパを着るだけ)時期的にまだ寒いんじゃないかという心配はあるまあ都市部にはイオ...とりとめもなく桜の下で悪態をつくイヤなひと

  • いくら安いからと云って2か月後の予定を立てるなんて、どうかしてる

    いくら安いからと云って2か月後の予定を立てるなんて、どうかしてる

    朝、外へ出てみるとゼンマイをギリリッと巻くような特徴的な鳴き声が聞こえた反射的に空を見上げるとはたしてそれは南国から帰ってきたツバメたちだったまだ冷たい早春の空気を切り裂いて3羽のツバメが滑るように飛び回っていたいよいよ、春ださーて、今年はどこへ走りに行こうかな?それにしても3月の半ばを過ぎて思いの外寒い日が続いた結局最近ではいちばん春がのんびりに見えるふくらみ始めた桜のツボミも少しこれには様子見一足先に咲き揃ったモクレンやコブシも少し花付きが悪く見えるつまりはそういう年もあるということかどんなに気象予報にスーパーコンピュータを用いようとも「自然」は、当たり前だけどそれを顧みないそれが「自然」というものだもともとボクたち日本人はそのことをよく知っているはずの民族だから古来から自然やその営みを畏れ崇めてきた...いくら安いからと云って2か月後の予定を立てるなんて、どうかしてる

  • 未知の体験にサルは繰り返しスロットルを捻り続ける春

    未知の体験にサルは繰り返しスロットルを捻り続ける春

    「春」と云ってももう良いのだろう水面を渡ってくる風が緩やかに南から吹き付けるこの海岸今日は波も穏やかで遠くまでふんわりと凪いでいたアルコールストーブで沸かした湯でコーヒーを淹れると少しコーヒーにアルコールの匂いが移ると思わない?あ、思わないかそんなもやもやとしたコーヒーを啜りながら渚に打ち寄せる波を飽きもせずに眺めているこの海岸にはもう40年以上前から繰り返し来ているけど海の方を眺めている限りでは本当に何も変化が無くて遠くに見える渥美半島に少し風車が建ったくらいか消波ブロックも防波堤もそのままだからここへきて海を眺めているとまるで時間が止まっているかのように感じる過去も未来も何も変わらずボクが生まれる前もボクがいなくなった後もここでは本当にそんなことがどうでも良いと思えるから不思議だ自分の意識をどこかへ放...未知の体験にサルは繰り返しスロットルを捻り続ける春

  • 突然の春の陽気に誘われて山へ踏み込んでみた

    突然の春の陽気に誘われて山へ踏み込んでみた

    このところの暖かさに驚いたのは雲雀たちどいつもこいつも慌てふためき我先にと競いあっては花粉交じりの空へ昇っていくおかげで長閑な冬枯れの田畑にはそこいら中でけたたましい囀りが響き渡ることになるそれはもう大騒ぎそういう人間様の方だって予想外のこんな陽気何とはなしにホッとした気持ちにもなるもんだ雲雀たちも人間も同じ国に暮らす朋輩ということか私事で云えばこの冬に新しいオートバイを手に入れたりしたもんだからいつもの冬よりマシマシで春を心待ちにしているだからこんな陽気ならもう山へ行っても良いかもと、途端にそわそわざわつき始める今日この頃だ走り出してみるとまだまだ路面には乾ききらずにウェットパッチが残るそれでも気温はこの時期としては異様に高くフリース素材のスウェットに綿のスイングトップを羽織っただけだ首元を抜けていく風...突然の春の陽気に誘われて山へ踏み込んでみた

  • ここまでの長い長い時間は真の理解のための必然だった SRラプソディ その3

    ここまでの長い長い時間は真の理解のための必然だった SRラプソディ その3

    このごろのその日暮らしはあー、と思いついてはおもむろに覗いてみるそして、あーやっぱりかと手直しにかかるか、あるいは磨きにかかるそんな感じだ別に愚痴りたいんじゃなくて激しい落胆の拠り所が欲しいから書かせてもらうのだけど(いや本当に)誰にだって単なる見落としや見当違いならあるだろうでもそれを生業とする者ならばどうだ中古車販売において販売店の責任は大きいはずだ昨日免許を取ったばかりの20歳の女の子だってお客さんになりうるのだ重要度の高いブレーキ周りのチェックを忘れるなんてことがあるのだろうか?実は今回購入した中古のSRブレーキパッドが摩耗限界を超えていたでもそれに気付いたのは別の不具合からだったしばらく走った後再始動しようとするとエンジンの始動に手間取るのだフューエルインジェクションなので始動は容易い現行のSR...ここまでの長い長い時間は真の理解のための必然だったSRラプソディその3

  • SRラプソディ その後の顛末 やっぱりね

    SRラプソディ その後の顛末 やっぱりね

    いろんな理由を考えつくもんだオートバイを買うためならねモーターショーの会場で目が合った、とかオートバイ屋の店先で「一緒に帰ろう」と云われた、とかまあまあ大概は下らない言い訳にすぎないもちろんそれは本人が一番理解している訳だがけれど、何かしらの理由がそこに在ってくれればオートバイを買うという贅沢で無用なそれが故に付きまとう後ろめたさのせめてもの救いになるような気がするのだ自分の人生の中でオートバイが占めてきたモノの大きさに気付き一度はもう大きいオートバイは止めよう、などと思った時期があったのに結局ボクサーツインのBMWを手に入れてしまったそれはこっそり乗り始めたエストレヤへの不満から始まったのだがもともとはR100RSやW800を処分して年寄りはクルマだよ、とばかりに当時気に入っていたクルマを買い手元にはカ...SRラプソディその後の顛末やっぱりね

  • 2024年 年頭所感 など

    2024年 年頭所感 など

    何となく、今年はよい事あるごとし。元日の朝、晴れて風無し年が明けて元旦が穏やかに開けるといつもこの啄木の歌を口ずさんで深呼吸するそして本当にそうであれば良いのになと、少し切なくもなる夕べ遅くに降っていた雨もすっかり上がって空はすっきりと晴れ渡った今年の元旦今年はどんな一年になるのかないやいや今年はどんな一年にしようかな、で過ごすことにしようでもね「よい事」なんて普通はあまり訪れない第一、よい事に出会うようなそんな生活してないしねだから毎日淡々と暮らせればそして毎日淡々と勤しんでいければ他に何もいらないのだとも思う他人ごとに期待して落胆するほど暇じゃあない悪いことにもたまにはお目にかかるだろうそんな時こそいつもどおりにやれば良い禍福は糾える縄のごときものだし人間万事塞翁が馬なのだそして、とどの詰まりは人間到...2024年年頭所感など

  • ともあれ、明日が来ると信じて生きていく、それしかできないのだから

    ともあれ、明日が来ると信じて生きていく、それしかできないのだから

    今年初めての本格的な寒波がやってきた北から吹き付ける強い風は凍える冷たさで改めて冬のつらさを思い知らされるガレージのシャッターを上げるとクロ介(BMWR100Trad)に冬の朝陽が差し込んだカバーを外しタンクに掛けた毛布を剥ぐとクロ介の金属のボディをゆっくりと解すように光が包む左右の燃料コックを開けてチョークを一杯に引きセルを回す点火の微妙な兆候を察知してそれをスロットルで掬い上げてやると1000ccのフラットツインは容易く目覚める真冬はこのまましばらく暖機運転するヘルメットをかぶりグローブをはめながらクロ介の周りをゆっくり一周して機体をチェックしていくミラーやメーターの曇りやスイッチの動作パーツの取り付き具合とか灯火の具合とかオイル漏れ、タイヤのトレッドの様子そんなところかアイドリングが上がり始めたらチ...ともあれ、明日が来ると信じて生きていく、それしかできないのだから

  • 冬が来る前に木枯らしに抱かれてジタバタあがくこの頃

    冬が来る前に木枯らしに抱かれてジタバタあがくこの頃

    里に秋が下りる頃昨日まで晩秋の低い日差しに透けて輝いていた櫨の真っ赤な葉が今日は色を失って枯れていた一日中強く吹き荒れる木枯らしに葉っぱたちはひとたまりもなく抱かれる、というより無残に風に舞い散っていくもうこうなるとボクには何の太刀打ちも出来ない冷たい冬がゆっくりと確実に里に根付くのをただただ受け入れるしかないジョウビタキの姿を庭に見つけると冬の訪れは確実で羽根がキレイなかわいい小鳥なのに「もう来たのかい?」とちょっと悪態もつきたくなるのだそして深い溜息とともに山へ踏み込めるのも今日が最後かもしれないと強く感じるのだそう思う焦りからか晴れた日には時間を惜しんであちこち走り回るのだがその度に逆に寂しさも込み上げる始末だもうこの歳になると死がいつも隣に佇んでいるような気配を感じる決して死ぬことを恐れているわけ...冬が来る前に木枯らしに抱かれてジタバタあがくこの頃

  • 紅葉なんてどこでも見られるけど、こんなワインディングはここにしかない

    紅葉なんてどこでも見られるけど、こんなワインディングはここにしかない

    性格というものは後天的なモノだというのが一般的な見方だが当の本人にとってはそんなのハナハだ迷惑な話だ先祖の誰それからの悪い遺伝に相違ないさそんな風に思えられれば気も楽だろうにそれがまさかこんなにもイヤな性分が自分自身で作り上げたモノだったなんてまさに悪い冗談くらいにしか思えなかったりする「性格」と云うだけあって頑固に凝り固まっていて自分ではもはやどうすることも出来ない状態だから逆に「ひとごと」のように感じるという部分もあるそう云えば毎日の晩酌の当てに刺身の二切れ三切れが決まりだったボクのジィさんは台風なんかでバァちゃんが買いモンに出られなくても食卓に刺身が無いと信じられないくらい不機嫌になるような人だったイヤなジジィだなとその時は思っていたけど実はジィさんもそんな自分のダメさ加減を分かっていたのかもしれな...紅葉なんてどこでも見られるけど、こんなワインディングはここにしかない

  • 「生きてるってより、死んでないだけだ」と婆様は吐き捨てた

    「生きてるってより、死んでないだけだ」と婆様は吐き捨てた

    昨夜の雨でたっぷりと湿った土から甘い芳香臭が漂ってくる頬を撫でて吹き過ぎる風とてやや冷たくもあるが今年はいつまでも温かく昼は過ごしやすい秋だところどころに残る雲は見る間に姿を変化させて上空にはまだ水蒸気が多いと教えてくれるそれでも晴れ上がった空の色はすっきりと青くその中に柿の実の橙が鮮やかに映ったのんびりとアルコールストーブで湯を沸かし珈琲を淹れる背後の桜の枝ではさっきから百舌鳥が甲高いさえずりを上げている子育て真っ最中のカラスたちが集まってはガーガー喚く月見バーガーも三角チョコパイもいらないけどやっぱり秋は格別だそれよりも程なく訪れる容赦ない冬を前に夏を過ごした枝を離れ地上へ舞い降りやがて土へと還っていく夥しい葉っぱたちばかりが目に映るまだ色や艶を残すものもあれば葉脈だけを残して朽ちてしまったものまで数...「生きてるってより、死んでないだけだ」と婆様は吐き捨てた

  • まるで針のようなカラマツの落ち葉が顔にあたるとき秋を感じる

    まるで針のようなカラマツの落ち葉が顔にあたるとき秋を感じる

    この季節、午後も4時を回れば頼りなげな秋の日差しはすでに西の山の端にかかりその反対側には長い影を作り出す飯田からずっとワインディングを走り抜けようやくいつもの我がベースキャンプ「涼風の里」にたどり着いた多分タイヤの空気圧が低い急に寒くなったのに確認を怠っていたいや、後回しにしていて忘れたのだせっかくの山道なのにオートバイの動きと自分の感覚との間にわずかな齟齬があったその所為でいつもより余計に疲れていたタイヤの空気圧は走りに直結するバンキングに合わせてフロントタイヤがリニアに反応する従順さが消え結果的にオーバースピードで進入してしまったかのような反応だったこれでは全くオートバイを信用できない疲れはその所為だそれはつまり空気圧の所為だから結局はボクの所為かこの時刻の「涼風」はひと気がなくとても静かだ日本製の空...まるで針のようなカラマツの落ち葉が顔にあたるとき秋を感じる

  • アタマで考えてると秋はたちまちセンチメンタルになる

    アタマで考えてると秋はたちまちセンチメンタルになる

    いつまでも暑いねェなんて云ってるうちが華でそのうちにちょっとでも寒さが見え始めるとなぜかふと寂しくなってしまうことがあるそれはやはりボクが日本人だからなのかな奥山に紅葉踏み分け……云々などと猿丸大夫の歌を持ち出すまでもなくこの風土に生きる者に与えられた特別の情動なのだろうかこのごろは陽だまりに動く蟻の姿も少なくその動きもやや心許ないひと雨ごとにますます秋は深まりゆき野辺に咲き残る曼殊沙華を見つけては少しホッとするこの頃だクローゼットの衣類も入れ替えが済んで厚手の毛布をベランダに干した朝クロ介(BMWR100)と共に高速の人となった現行ボクサーがどうかは知らないけどそもそもこのエンジンはオイルの消費が激しいクロ介はその中でもことさらの消費量で1000kmも走れば1リットルは消費してしまうマニュアルには100...アタマで考えてると秋はたちまちセンチメンタルになる

  • 彼はあの時確かに手に持つ白い旗でボクに通るよう促した

    彼はあの時確かに手に持つ白い旗でボクに通るよう促した

    彼岸の声を聞いた途端に秋はにわかに姿を見せた曼殊沙華は今年も示し合わせて花を開き里には少し頼りなげな風が吹き始めた読書の秋なんて言われなくともことさら読書に励みたくなるような気候だ天気が安定してきたので遠乗りしてきた大好きなクネクネ道を走る新東名静岡SA平日の午前8時なのになぜか2輪駐車スペースは一杯だ「今日はすっきりしない天気」とお天気お姉さんは云っていたけどなかなかどうしてカラッと晴れ渡る光長閑けき秋の空だ中に来ていたロングTシャツを脱いでスマートICから下へ降りる安部川の支流の藁科川をたどっていく今日走る静岡県県道60号線はその源流まで続いている「南アルプス高原線」などと旅情を掻き立てる名前が付けられているけどその実、かなりの悪路ちょっと覚悟がいるいくつもの山筋を乗り越えながらゆるゆると進み井川ダム...彼はあの時確かに手に持つ白い旗でボクに通るよう促した

  • そぞろ神のモノにつきて心ソワソワ

    そぞろ神のモノにつきて心ソワソワ

    秋風が吹き始めるころツバメたちには南へ帰る日が近づいてくる忙しく飛び回っては小虫を一杯に頬張るしっかり食べて蓄えておかないと厳しい長旅に耐えられないのだそして、いよいよ、という日になると決まってみんな揃って別れの挨拶にやってくる何をイタいこと云ってやがるのかと思う向きもあるかもしれないが毎日外の様子を眺めていれば自然とそれに気づくのだふと足元を見ればそこには萩のかわいらしい赤紫の花伸び放題の草むらからは虫の音稲刈りが終わりひこばえが伸びる田んぼ示し合わせたかのように落葉を始めた川沿いの桜並木みんなが教えてくれる――もう秋だよ、とどんなに強烈な夏だったとしても地球が回れば必ず秋になる電線に並んで止まって、風を読むツバメたち「気をつけて、そしてまた春に会おう」ボクは心の中で彼らに別れを告げツバメたちを見送る今...そぞろ神のモノにつきて心ソワソワ

  • 忘れられぬ恋は叶わぬ恋 SRラプソティ

    忘れられぬ恋は叶わぬ恋 SRラプソティ

    どんなことでもみんな大抵おんなじなんだけどまだ見ぬモノやまだ得ぬモノにけしからん想像をしてしまうのは人の世の常なのだろう人はその秀でた頭脳を使ってアレコレと思いを巡らせることが大の得意だでもそのほとんどはサル知恵浅はかで取るに足らないことのほうが多いと思うがどうだろう未知なモノに対するとき人はそれまでの経験や知識をフルに活かして自分なりの何らかのイメージを作り出すけれどその根拠の一つとなる記憶の曖昧さといったらマジ、最低なのだ死ぬほど暑い夏にうんざりしていても冬になれば誰しも「やっぱ夏の方がマシだな」と考える何度経験しても夏のリアルを忘れてしまうからだろうそれは人が忘れないと次へ進めない生き物だからだ親しい人との別れを持ち出すまでもなくこれ以上ないと思うような喜びやまた悲しみもその記憶を持ち続けていては新...忘れられぬ恋は叶わぬ恋SRラプソティ

  • 探しても青い鳥は見つからないよ、もう持ってるからね

    探しても青い鳥は見つからないよ、もう持ってるからね

    むかしも夏は暑かったしかもエアコンなんてないし扇風機だって一家に一台だった夜は夕食を終えるとみんな揃って外に出て縁台で涼む近所の人もみんな一緒だ男は男で女たちは女たちでそして子供らは花火をしたり星を眺めたりして過ごす蚊取り線香の煙の臭いやアンタレスの真っ赤な心臓の輝き9時も過ぎればお開きで家に戻ってパタパタと団扇をはたいて蚊帳に入るうちは母子家庭で母は毎日仕事に出ていた女が正規の社員として働く環境は厳しく子供が(と云っても大抵ボクだけど)風邪で熱が出ても母は休まず出勤した朝出がけに作っておいてくれた「おじや」を温めなおして食べろというが熱でフラフラするから絶対無理でいつも冷め切った冷たいおじやを食べていたでも、もっと悲しいのは夏だ夏休みもちろん母は仕事で兄貴が中学生になってからはひとりで留守番していた夕べ...探しても青い鳥は見つからないよ、もう持ってるからね

  • 暑さにやられたのか「いい人」になりたいと柄にもなく願う夏

    暑さにやられたのか「いい人」になりたいと柄にもなく願う夏

    夏は圧倒的だすべてをあまねく夏に変えてしまう朝、カーテンを開けるとすでに鋭くて大量の夏の太陽光線が差し込んでいた近くで、遠くで、蝉たちは一斉に命の雄叫びを上げる日本の夏は暑い暑いから夏とも云える暑くてこその夏なのだ日陰に入ってアイスキャンディに噛り付きそれでも流れ落ちる止めどない汗を手の甲で拭うそして、あっちーっと呻く山の木々は黄味の強い緑から青味の強い緑に葉の色を変えて里にはムクゲやカンナが咲き揃う電線のカラスは風上にカシラを向けて僅かに口を開くあんな真っ黒な羽ではさぞかし暑かろう真っ黒な舌をちょっと覗かせて浅く速い呼吸で身体を冷却する「かー」と投げ掛けると「カーァ」と返すやっぱり知り合いのカラスだったそこへカラスがもう一羽今度は向こうから先に「カーァ」とくるちょっと掠れた声低く「かー」と返すとすぐに飛...暑さにやられたのか「いい人」になりたいと柄にもなく願う夏

  • キンミヤのハイボールで酔うような安いしあわせに似ている

    キンミヤのハイボールで酔うような安いしあわせに似ている

    どれほどの時間なのかどれほどの距離なのかそれははっきりとしていないのだけれどオートバイを引っ張り出してどこぞの山の中やどこぞの田畑の中を走って帰ってくるとアタマとカラダが妙にボーッとしている時があるまあまあ、コチト等それなりの歳なのだ以前に比べれば体力も気力もガタリと落ちているのは否めない疲れかな疲れなんだろうなと、漠然と思っていたが、一週間もそれが続くことがあって何か別の原因もありそうだと少し気にしていた先日、気田川沿いへ走りに出かけて行った後もブログやnoteの記事を書いたり写真をまとめたりに数日かかったんだけどその間、何度も記憶を手繰る度に頭と身体がなんとなくぼんやりするのを感じていたそれはいつもどおり不快なものでなく、不思議なフワフワ感だったなんだか旨いもん喰いながら一杯やった時みたいな心地良さみ...キンミヤのハイボールで酔うような安いしあわせに似ている

  • このまま、くねくねとくねくねと、どこまでもどこまでも

    このまま、くねくねとくねくねと、どこまでもどこまでも

    高速道路の入口で一旦オートバイを止めてかけていたサングラスを外しゴーグルを下す毛ムクジャラの口元は相変わらず露出したままなので湿った風が顔の皮膚にジットリとまとわりついてくる梅雨の晴れ間だとて湿度はかなり高いいくつかトンネルを越えるとほどなく静岡に入り電光掲示の制限標識が120km/hを示す30年前のオートバイと云えどもドイツ生まれのクロ介水を得た魚のごとき走りを見せる5速4000rpmクランクに伝わる固い振動が全体を包む「まだいけるよ」とクロ介は唆すが顔に喰い込むゴーグルの感触がそれを阻むボクがジェットヘルとゴーグルを愛用する理由はまさにこれで高速走行で落ち着かないゴーグルがクロ介の誘惑から気を逸らしてくれる浜松浜北で下へ降りて天竜の街を過ぎ、国道362号線へ進む春野辺りまで気持ちの良いワインディングが...このまま、くねくねとくねくねと、どこまでもどこまでも

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