歯車がずれるときがある

小さなときから優秀で親の言うこともよく聞くタイプの子。先生から褒められ、周りからも褒められて育った環境。そんな中で育ってきた子が、思春期のある時にふとスイッチを切ってしまうときがある。がんばってきたスイッチ。。期待に応えようとしてきたスイッチ、理想の自分であり続けるためのスイッチ。今までは触れてはいけないと思っていたけれど、何となく興味があったスイッチを切った世界。なにもやらない、なにも期待しない、先のことも考えない毎日・・親としては、自分の子がどうなってしまったのか、すごく不安になるのは当然でしょう。私としては、子どもが自分で疲れた脳と心を休ませている時間なんじゃないかと思う。この年でそれに気づくってことは前進への一歩じゃないかと思う。もちろんこの時期は、自分や他人を傷つけない平和的な時間である必要はあるけれ...歯車がずれるときがある

考え方を変えてみたら

アメリカはサンクスギビング、クリスマスというのが、年末の2大イベント。家族で過ごす祝日というイメージよりは、その前後にある大セールのほうがメインになって来ているね、確実に。この時期の20年前（かなり前か・・）の過ごし方と今の過ごし方はずいぶんと違うなぁ・・ということは、私は20年以上も日本の年末年始を過ごしていないことにもなる。わぁ！！このままでは、かなり浦島太郎的な時代遅れなことを口走ってしまいそうだ。日本に行くのは辞めよう・・ぼ～っとしながら、来年からの新しい取り組みや活動について考えてみることにしょう。どうして子どもが大多数のみんなと同じことを同じペースでやらないとマイナスイメージばかりがつくのか・・私の場合、学校に決まった時間に行けない、宿題をやりたくない・・今じゃない！！という子どもの言い分を聞いてき...考え方を変えてみたら

ADHD?

アメリカでは、授業中の態度などによって学校から医者に行けと言われる子どもが多い。先生は集中してくれない子と関わるというより、医者に診断してもらいそれに応じた対応を期待する。医者は大抵ADHDと診断し、薬を勧める・・薬を飲ませると、子どもは人が変わったように落ち着き、物事に集中できるようになったりする。もちろん、親も先生も子どもがガチャガチャすることがなくなりホッとする・・子どもも怒られることもなくなり、物事が進みやすくなりホッとする・・クラスが終わってお迎えに来たお母さんに子どもが言う。（集中することが出来なかった日）”今日は薬飲まなかったから・・””そう、だめだったの。じゃあちゃんと飲まないと”（集中できた日）”今日は薬飲んだから勉強した””そう、よかったね”これってどうなんだろう・・薬が子どもの生活を支配し...ADHD?

ちがっていいはず

日本の学校のことはあまり分からないかも知れないので、あまり偉そうなことは言えない。アメリカの学校は、子供の成績を上げることで学校のレベルが上がるから・・子どもたちの一日はロボットのごとく流れ作業で過ぎている。何か気になることがあって、時間をかけて理解したかったりそこから想像を膨らませてしまう子は、カリキュラムから置いていかれるみたい。その子たちの親は、学校から手紙をもらったり呼び出されたり・・そして、親は子どもに”どうしてみんなと一緒にできないの？”とか言っちゃうんだよねぇ。カテゴリーとしては、”お話を聞けない子””集中力のない子”として扱われる感じかな。違っていいんだと思う。違うペースで寄り道しながら学ぶことはいいことだと思う。全く学ぼうとしないんだけど・・もよく聞くフレーズ。いや、子どもは必ず学びたくなる。...ちがっていいはず

学校に行く？行かない？

私が初めて携帯電話を手にしたとき・・それはそれは大きくてダサいものだった。あれから10年ほどしか経っていないのに、今私たちが手にしているものは、ついこの前の物とは比べ物にならない始末。世の中は秒刻みで進化していっている。教育の場はどうだろう。10年前どころか、何十年も前から大したことは変わってないような気がする。それって、言い換えれば時代遅れ？？今の時代、学校に行けない行きたくない子がいても、考え直す必要があるのは学校そのものじゃないのかなぁ。・・あまりにも唐突な意見かも知れないけど。時代遅れにいち早く気づき、自分はここじゃないって思う子がいたら、それは何か新しい発見の始まりなのかもと思う。私はその世界にとても興味があり、最先端に気づいている子たちを時代遅れから抜け出させてあげたいと思っている。いや、気づいてい...学校に行く？行かない？