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  • ひとり娘

    娘から花の贈り物が届きました。今日が【父の日】などと全く頭にもありませんでした。娘はどうしようもない男のところに私たちの反対を押し切って家を飛び出して行ってから五年もの歳月が流れています。今年で40歳になる娘・・・・・私は73歳になります。そのうち捨てられて帰ってくる・・・・・みじめな思いで帰ってくる・・・・・私には心を打ち付ける痛さです。家内と娘はたびたび交信をしているようです。女同士はそれが出来るのでしょう。私は電話すら拒否してきましたから・・・・・。今日届いたこの花を見ていると涙がこぼれました。涙が意味するものは自分でも分かりません。ひとり娘

  • アジサイ

    七輪のアジサイが私の部屋の窓辺を輝かせている。ポールモーリアの透き通る旋律がスピーカーから流れ出て私はひとときの幸せを感じて長椅子に身体をゆだねる。伸ばした足のつま先まで命の有難さを感じている。大病を三回して、その後の命を感謝して生きているのに時としてわがまま横柄な顔が飛び出し女房殿に迷惑をかけているようだ。一昨日買った鉢植えのアジサイがそれを戒(いまし)めているかの様に私に話しかける。反省!反省!この世の時の経過のあまりの速さに置いてきぼりされないよう、せめて一瞬でも肩を並べられるよう老体になった己にムチを入れる努力はしないといけないアジサイ

  • 我が家のトイレの張り紙

    我が家のトイレには十何年前から一枚の張り紙がある。カミさんが張ったものなのだが、このご時世改めて読んでみると結構笑えるのである。ボケずに長生きしなはれや!1歳を取ったら出しゃばらず憎まれぐちに泣き言に人の陰ぐち愚痴言わず他人の事はほめなはれ聞かれりゃ教えてあげてでも知ってる事も知らんふりいつでもアホでいるこっちゃ2勝ったらあかん負けなはれいずれお世話になる身なら若いもんには花もたせ一歩下がってゆずるのが円満に行くコツですわいつでも感謝忘れずに、どんな時でも「へえおおきに」3お金の欲を捨てなはれなんぼゼニカネあってでも死んだら持っていけまへん「あの人はえぇ人やった」そないに人から言われるよう生きてるうちにバラまいて山ほど徳を積みなはれ4と・・言うのは表向きほんまは銭(ぜに)を離さずに死ぬまでしっかり持ってなはれ人...我が家のトイレの張り紙

  • 十年ひと昔

    【十年ひと昔】という言葉区切りを付けたこの十年の意味を考えました。私はその意味では七昔(ななむかし)を生きた事になるが人間、どの【ひと昔】が大きな変化のある十年になるのでしょうか?容姿と言う見た目で大きく変わる十年のNO1は何と言ってもおぎゃーとこの世に生を受けてから10歳になるまでの【ひと昔】でしょう。この【ひと昔】に勝る十年はない。続くNO2は間違いなく、その10歳から二十歳(はたち)までの【ひと昔】でしょう。この【二昔(ふたむかし)】は人生の中で最大の変態期でしょう。二十歳から【ひと昔】を重ねて行き30.40,50となっても大した見た目の変化はない。七十を過ぎて八十に向かう十年はかなり重い【ひと昔】になるのではないでしょうか?極端に姿かたちが何かに吸い込まれるように変化していく。言うなれば老いの極みでしょ...十年ひと昔

  • カリタス学園のイチョウの木

    今年も残すところ、ひと月と僅かになりました。私の家のすぐ近くにある私立【カリタス学園】・・・・・。この初夏に起こった惨劇を忘れることは出来ません。何の罪もない小学校6年の女子児童と同学年児童の保護者(父親)が学園生きのバス停の前で狂気の刃の犠牲になりその他17人の児童が無差別に切り付けられ負傷した事件を・・・・・。あの日のけたたましいサイレンの音や空を飛び交うマスコミ陣のヘリコプターの騒音が耳から離れませんでした。後、わずかで今年も暮れます。いつも買い物で通るこの学園のイチョウ並木が黄色く色づいてきました。毎年この季節、綺麗なお化粧で人々を和やかにしてくれる木々たちの前に亡くなった女の子はもういません。栗林華子ちゃん。この木々たちも何故か寂しそうな色づきに感じられてなりません。合掌カリタス学園のイチョウの木

  • ジョーカー(映画)を観たぞ!凄い!

    ジョーカーを観てきた。バットマンの最強の敵、悪役NO1,殺人鬼・・・等と言うインプットされたヒール像がどうしても頭に入り込んでいる。又、第79回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の最高賞(金獅子賞)を受賞したと言うニュース。それらの事はすべて忘れて観る事をお勧めしたい。世の中の薄情な現実により社会から疎外された一人の大道芸人が知らず知らずのうちにその理不尽の中にどっぷり漬けられ精神的にも肉体的にも底辺の底辺をさまよう現実に思わず胸が痛くなる。この主人公は精神的な障害を持っており公営の福祉施設で治療を受けているのだが市の予算削減という形でその施設を失ってしまう。更に主人公を引きずり込む不幸の連鎖。そんな彼にに追い打ちをかけるように地下鉄での三人の酔っ払いによる集団暴行に怒りは頂点に達し、遂に三人を銃で殺してし...ジョーカー(映画)を観たぞ!凄い!

  • 人の寿命は・・・?

    もうすぐ11月。早いですねー月日の追いかけは!65歳の定年退職から7年という歳月が過ぎ、爺さんと呼ばれるのに何の違和感もないようになってしまいました。私は80歳までは生きるであろうと勝手に思っています。父親の享年が85歳、母親は95歳までの長寿でした。寿命は遺伝するとそれこそ勝手に思っての事です。癌という病気も又、ほぼ遺伝であろうと無い知識で思っていましたが、それは違うと今ではハッキリ言いきれるようになりました。私の身内に遠い親戚まで含め癌を患った人は誰一人としていませんでしたが、私自身【胃がん】と【前立腺がん】と二度の病魔に侵されて大事な臓器を二つも失いましたから・・・。癌は生活習慣病が大きな原因であると言う事実に寿命も又、親が長寿だったから等と言う安易な考えで納得してはいけないと言い聞かせ何事も【節制】と言...人の寿命は・・・?

  • 「チャッチャッとやりなはれ」この言葉は凄い!

    NHK朝ドラを観ています。戸田恵梨香演じるヒロインが下宿屋の女中として働く所の指導役の女中を演じている三林京子の言葉がこれまた、凄いのです。意地悪でもあり情け深さもありの強い存在感でヒロインを教育する姿はこの上ない上手い役者さんだと脱帽します。もたもたしているヒロインに発する言葉・・・「ちゃっちゃっとやりなはれ」!この言葉が凄い!そうそう何度もドラマで発せられる訳ではなく要所要所で何度か映し出されたこの強いインパクトのある言葉!同じくNHKの【ちこちゃんに叱られる】の「ボート生きてんじゃーねーよ」の言葉も凄いですが私にはその言葉に匹敵するぐらい、いやむしろそれ以上に「ちゃっちゃっとやりなはれ」は心に響き渡ります。私の女房殿などは私が食事の後片付けをしていると「ちゃっちゃっとやりなはれ」とムチを入れる始末です。。...「チャッチャッとやりなはれ」この言葉は凄い!

  • 死が近いかな?

    新緑の季節に入ります。一年を通して私の一番好きな季節です。【目に青葉、山ホトトギス、初ガツオ】・・・と江戸中期の俳人山口素堂の句です。目にも鮮やかな青葉、美しい鳴き声のホトトギス、食べておいしい初ガツオ・・・と春から夏にかけ江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んだと言われています。時を経て今の時代とて、まったく同じでありましょう。少し前まで咲き誇っていた桜も見事に散り際の潔さを披露した後に、時を覆いかぶさるがの如くに青葉の息吹が景色を変えています。新緑に色を変えた木々たちの頭上を見上げれば真っ青な天空のキャンバスが置かれ、そこに書き込まれた木々たちの息吹の色との対比が何と厳かで壮大である事か!・・・と一瞬、呼吸をするのさえ忘れる有様です。思い起こせば何十回と毎年見ている風景が今年は特に私の目と心に焼き付きます。...死が近いかな?

  • 時代劇の醍醐味である殺陣!

    昔の時代劇全盛期の頃、殺陣は大きな役回りを持ったものである。ここで私なりの立ち回りの上手かった時代劇スターベスト5を述べてみたいと思う。1位若山富三郎(この人が何と言ってもナンバー1でしょう・・・寂しい事に若い人は知らないと言う時代になったのでしょうか?勝新太郎の実兄です)2位近衛重四郎(子供の松方弘樹はそっくりな殺陣の形でしたねー殺陣も遺伝するのですかねー?)3位大友柳太郎(丹下左膳の左手一本での立ち回りは圧巻でした)4位座頭市に限定の勝新太郎5位萬屋錦之助いずれの方も、もうこの世の人ではなくなりました。現在元気な姿を見ることが出来るスターと言ったら暴れん坊将軍の松平健さんなんかも立ち回りは上手いですね。北大路欣也さんも最近時代劇での姿を見る機会が少なくなりましたが上等な殺陣を見せてくれます。ちなみに私の好き...時代劇の醍醐味である殺陣!

  • 芸能人のカツラ

    電車の中で座っている男性を上から見てカツラを付けている人って・・・すぐ分かりますよね!どういうわけかカツラに関しては何で分かってしまうのですかね?私は更に特別にカツラか否かを見分ける能力が備わってしまいました。古今東西、俳優さんにはなくてはならないアイテムでありましょう。それはそれで何も恥じる事ではなく職業上ある意味、仕方のない事だと思いますよ。昔から加山雄三さんの父上の上原謙さんは皆に納得されたカツラでした。宝田明さんとかね。今は技術も更に優れカツラ・・・増毛・・・植毛といろいろ多種多様に渡ってその要望を満たしている様であります。そんな中で間違いなく髪の毛に関して何らかの手を施した人。西田敏行さん、船越英一郎さん、西村雅彦さん、長渕剛さん、さだまさしさん等は髪の毛が間違いなく増える何かをした人です。橋幸夫さん...芸能人のカツラ

  • 上高地に行くぞー!

    今年の夏は兼ねてから女房殿が行きたいと言っていた上高地に連れて行こうと密かに計画しています。上高地は昔々結婚してまだ間もない頃仕事で二ヶ月と少しばかり出向いた事がありました。思い起こせば昭和55年、ホテルのコックをしていた私は4月に長女が誕生し父親としての喜びに浸っていました。そんな時、上高地への第一期の出向の人事が私に下されました。5、6月が第一期、7、8月が第二期、9、10月が第三期、この三回に分けての出向でした。毎年東京のホテルから上高地のホテルに三期に分けて出向するのですが私は娘が生まれたばかりと言う理由で出向の命令を断ってしまったのです。(組合も助けてくれたのでしょう)しかし仕事はそんなに甘いものではなく、その後、第三期に再び出向命令が発令されました。これを断れば、いろいろ多方面にかけ迷惑をかけそうで...上高地に行くぞー!

  • 時の速さに置いてきぼりじゃーいかんぜよ!

    一日が驚くほどの速さで過ぎていく。一週間はあっという間だ。それが一ヶ月の経過の速さに続き、気が付けば又新しい一年の元旦を迎えている。【光陰矢の如し。少年老い易く学成り難し】幼少より学問を志し何十年もの歳月を積み重ねて老人の年齢に差し掛かっても、未だにその成果を上げられずにいる。時は矢のような速さで過ぎ去るのだから一刻一刻を無駄に過ごしてはいけない。・・・と言う中国の儒者朱熹の言葉である。【烏兎怱怱】(うとそうそう)と言う言葉もある。太陽には金鵜(きんう)と言う鳥が棲み月には玉兎(ぎょくと)と言うウサギが棲むと言う中国の古くからの言い伝えで鳥兎とは太陽と月を指し歳月の意味を成すそうである。歳月は無情にも驚くほどの速さで過ぎ去っていくのだから今のこの時を大事にしなければいけない・・・と諭している。分かっています。十...時の速さに置いてきぼりじゃーいかんぜよ!

  • 大相撲に感じる ひと言

    今また、相撲人気が沸騰しています。特に女性ファンが急増中とか・・・・・。かく言う私も大相撲の大ファンであります。芸能界でもデーモン閣下や、やくみつる氏が深い視点からのメッセージを発していますが大いに関心を持って耳を傾けています。私が小学校時代、まだテレビは高価すぎる電化製品で、どこの家でもテレビがあると言う時代ではありませんでした。ご近所でテレビを買った【おうち】にゾロゾロと連れ立っては映画でも鑑賞するかの如くお邪魔して見ると言う今では信じられない風景が平然と、まかり通っていた時代だったのです。丁度映画【三丁目の夕日】にそのような光景が流れていましたね。随分と懐かしい思いがしました。町の電気屋さんの前などは相撲やプロレスが流れた時は黒山の人だかりでしたからねー。私の家もテレビが我が家に来たのは今の天皇陛下が皇太...大相撲に感じるひと言

  • 癌はやっぱり嫌でござるよ!

    3ヶ月に一度、【新百合ヶ丘総合病院】に通院している。前立腺がん手術後の定期健診である。前立腺を全摘出した術後のPSA検査(血液採取による前立腺癌の検査)も良好で癌細胞の転移は今のところない。手術してから一年以上経過したのだが、もう大丈夫だからと言われ病院検査が終了するのが逆に怖い気もする。大きな病院(総合病院や大学病院)はいつまでも患者が検診を続ける事を良しとしない。個人病院を紹介され移動となるのが通例だ。それもまた、患者としたら不安なものである。8年ほど前に胃がんで胃も全摘出している身なれば、癌と言う言葉の響きに人様以上に恐れを感じている自分がいる。3度目の正直で、もう一度何かの癌が発生したならば・・・・・と考えると立ち上がれないかも・・・???そんな時、麻央ちゃん(海老蔵の奥様)のブログを見たりすると気弱な...癌はやっぱり嫌でござるよ!

  • 無気力に襲われて!

    最近家の中だけで時間を過ごすことが多くなった。少し前までは私はジッと動かずに生態する事は大の苦手の生き者であったはずだ。例えは適格ではないが旅しても同じ旅籠に何泊もするのは良しとせず、移動して他の地を探す。温泉の違いを探るなどと、しち面倒くさい事ではなく単に自分の心地よい居場所を探すために動き回わるのだ。もちろん梯子酒も結構好きで、行く店行く店に顔見知りがいたものであったl。仕事をコロコロ変わったりはしないけどジッと同じ場所で腰を温めている様な仕事は苦手であった。それがここのところ・・・一日中家から出ずにパソコンとテレビと借りてきた映画を観ては時間を使い果たしている。たまに本を読むと言う作業がそれに加わり二階の私の部屋から階下に下りる時など、足元がふらついておぼつかない有様だ。ジッとしていることに苦痛を感じなく...無気力に襲われて!

  • 映画の話2

    ビデオ屋さんで映画【ゴーンガール】を借りてきた。映画好きとしては恥ずかしながらまだ観ていなかったのである。結婚5周年の記念すべき日に妻が謎の疾走をするところから物語は始まる。警察がその真相を追ううちに夫が妻を殺したのではないかの目を向けられて物語は進む。夫が疑われても仕方のない証拠が次々と出てくるのだ。メディアも大々的にそのニュースを取り上げテレビでは連日、その疑惑が報じられる。夫、ニック役の【ベン・アフレック】妻、エイミー役の【ルザムンド・パイク】ほとんど、この二人が強烈なポジションでスクリーン上を埋め尽くす。二時間半の結構長い映画である。しかし、映画の半ばで物語の真相が暴露されてしまう。妻の口から観客だけに明かされる形で真相が明かされる。その真実は驚くものであった。夫を殺人犯にするために妻の仕組んだ罠であっ...映画の話2

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