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残酷な日々 http://blog.livedoor.jp/twisted311-13moon/

詩のブログです。誰かに宛てた手紙、もしくはアナタに見せたい光景を...。※過去のものには画像無し。

*遠くで想っているくらいのほうが、幸せなのかもしれないな。 *あなたのくれる手紙はいつも正直で、少し寂しく、少しわたしを安心させる。 *「いつか会ってみたいから、そう簡単には死なない。」ってさ...。 *そうだね。 *わたしも、死なない。 * 万が一、また、死にたくなっても。 *きみに見せたいものが在るから... *

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2016/10/25

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  • 大丈夫

    転化する炎。きみの言葉は鈍化を恐れず怒りを携え開示される。可もなく不可もなく。大丈夫だよときみは言うけど最後は全てを委ねられる。可もなく不可もなく。大丈夫だよときみは言うけれど急なカーブで振り落とされる。震える足は限界を迎えて追突に怯えながら下手なハンド

  • 砂嵐

    *砂嵐。きみの頭の中は。隔壁を渡るその足音は素早く支える腕をすり抜けたきみは見えなくなる。足を取られてもがくわたしは不毛な土地に立って霞む視界を擦る日々。砂嵐。きみの頭の中に。R

  • 目覚め

    夢のあなたはとても優しく夢のあなたはとても愛しいまだ見ぬ世界を眺める夢は甘い錯誤を起こさせてまだ見ぬあなたを想うわたしを醒めぬ彼方へ誘っていくどうかわたしを憶えていて会えないあなたを忘れないからどうかわたしを愛していて会えないあなたを愛するからそんな言葉

  • ボート

    *遅遅として進まない底抜けの小舟に乗って漂泊する岸は無し延々と続く塩水の底で理想を抱いて溺死する果てしない絶望の中。R

  • 冬は寂しく、夏は茂る。

    *わたしはひとりで毎日ここに立っている。彼処に蔓延る蔦はわたしに絡んで引きずり下ろす。熱に浮かされ倒れかけるわたしを支えてくれるのは誰だろう。なんだろう。何故だろう。わたしはいつもひとりでここに立っている。口々に囁く声はテレグラフの中を這い回る。冷ややか

  • 主張

    *押し寄せる愛情。惜しまれながら拒絶される愛情。貴方の役に立つものは愛情よりも寛容。絆の中にある疎外感は見落とされて明日もまた続くだろう。家族という巧妙な偽りの輪の中で貴方は踠き苦しんで期待される微笑みを浮かべながら心で泣いて叫んでいる。貴方の主張は通ら

  • 傍観

    *グレーゾーンに立って白黒を分ける日々。わたしは静寂を以てあなたに同意を示す者。柔軟さを備えて善悪を分ける日々。わたしは静寂を以てあなたに異議を唱える者。言葉に出せば闘争の兆しは濃厚。わたしは闘争を避けて逃走する傍観者ただただ見張っているだけの。R・

  • 冥府へと

    **冥府へ降るわたしの梯子は阻まれる。誰に何に何時どうやって阻まれる。憧れの底を覗き込み手を伸ばすのはとても危険だ。逆恨みする暗闇がその手を引こうとする時誰に何に何時どうやって止められる。暗闇は言った。その陰影の半分をこの地に置いてゆくなら往くが良い。全

  • 傍ら

    *俯き加減でも空の先は覗けるものだ近くにいるようで嬉しかった遠くにいることに変わりはないのに傍らに立つ其れだけがすべて踏み込んで触れるなら壊れてしまう限界の淵波立つものを鎮めて眺めるだけあの憧れの日々を今でも思い出すものだ。R

  • 嗚呼

    *孤独を想うにはあまりにも美しい空だ緩い陽射し詩を失くした止まり木を他所にアナタは歌っているだろう 揺らぐ頭上落下に怯える私を他所に何処かで歌っているのだろう『嗚呼』と言うには大袈裟すぎる空だ何かの歌でもあるまいに。*R

  • かなづち

     *私は金槌ではないので溺れない。ただ海原を漂いながら誰かの救助を待っているだけだ。ただ海面に浮かびなから後悔の念を彷徨わせているだけだ。本当のことを話したくないのなら、それ以上詰め寄る気などないけれど、嘘とは五感で感じ取れるものだ……R

  • 涼風

    *あなたを愛することは出来ないけれど小さな身体に愛しさを覚えるはるか昔に積もった雪が融けるように冷めた心根に温情が生まれる枯れた木立に涼風が吹く頃あなたが今を忘れてもわたしは今を憶えておこう過ぎ去った日々と過ぎてゆく日々

  • 夏夜

    *真夏の夜に 蝉がよく鳴く思い出すのは 長い坂道蝉は長生き 彼はお喋り寡黙な恋も 同じひと時を子供の頃に見た 美しい羽は抜け殻を捨て 夢を叶える思い出すのは クマゼミの音父と歩いた 盆地の熱思っていたよりも 困難な日々だけど思っていたよりも 悪くない一人きりだけれ

  • 思い出

    **転がり落ちたのが私で良かったと思えるだろうか。私が居ないことでアナタが悲劇に遭わなかったろうか。さざ波を聞きながらアナタを想う。皆がわたしを避けて通った足跡。立ち止まる人もなく声を掛ける者などあるはずもなく思い出すのはいつか誰かを守るべき役目を果たせ

  • 伝播

    *集約されては拡散してゆく想いは空を抱くように。常に繋がっているのは思うほど容易いことではないのだと彼らは佇む。  R.

  • 他愛

    **他愛のないお喋りが互いにとって必要だ昨日も一昨日も話したような気がする気安さに安堵する束の間でも本当は最後にいつ話したのかさえ憶えていない懐かしさより先に立つ親しみは何処から聞こえて来るのか分からない真っ暗でちっぽけな場所に向かい合い話しかける私の姿

  • 染み

    *インクの染みが 頭から離れない。ほんの偶然生まれた形が人のこころを揺さぶる感覚。言葉では尽くせない思考を表現せよと求められる時頭の中に 新たなシミが広がり始める。我々の見ている世界が決してひとつではないこと分かっていても分からなくても同じ分だけ 心がみだれ

  • 雷鳴

    *あの頃心臓を震わせたあの曲が胸に届かないそれはやはり私自身の問題なのかそれとも別の何かが変わったのかそもそも全てが幻なのか分からない変わるもの変わらないもの全てが愛しくもあり、、、、極短い時空の共有ひとつの鼓動が終わるまで今ひとたび

  • 人旅

    *あの頃心臓を震わせたあの曲が胸に届かないそれはやはり私自身の問題なのかそれとも別の何かが変わったのかそもそも全てが幻なのか分からない変わるもの変わらないもの全てが愛しくもあり、、、、極短い時空の共有ひとつの鼓動が終わるまで今ひとたびのの。R

  • 恥を

    *その血はなんの為に流される。生きるため。それとも死ぬために。見方により解釈が異なるその意味はここに。R

  • 流血

    *その血はなんの為に流される。生きるため。それとも死ぬために。見方により解釈が異なるその意味はここに。R

  • 劣化

    *いつしかの歪みが晴れて素敵なうたも浮かばなくなる。瞼の裏にはただ灰色の闇だけが広がり鼓膜を震わす水音には生命(いのち)の気配が感じられない。あの日々に見た幻。信じて止まなかった幻。悲しいほど偽りに彩られた現実が今は酷く恋しい。心を動かされたあのうたも今で

  • 腐食

    *人を支えるべき枠組み踏み外す道を囲うもの深みに嵌る者を守する障壁全てのものが朽ちてゆく音もなく時に美しい侵食を進める。広がる穴の隙間から覗く底は水嵩の増す頻度が増し何時しか轟音と共に崩れ去るだろう。誰にも知られず己の中で。R<a href="//poem.blogmura.com/r

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