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  • 猫と自宅待機

    そして84日が過ぎた。これは自宅待機の期間です。そしてまだ継続中。 コロナ騒動は私にいろんなものを与えてくれましたが、その中でも大きなものといえばやはり、この自宅待機の日々です。 その間、群馬の母や姉は当初まったくコロナを気にもとめておらず、「緊急事態宣言?そんなの日本に来るかね?」と言っていた。その後少ししてから日本も自粛に入り、「ちょっとでも熱があったら医者に診てもらえないんだよ」と持病持ちの父が心配そうに話しているうちに、そのまま感染者の人数もあがらず、自粛が解けた。そして私はまだ、自宅で待機をしている。 カナダも少しずつビジネスが再開してきたが、分野ごとに時期をずらして復帰していくらし…

  • ツイッター見てると落ちる

    コロナがここまでの事態になるとは思わず、昨年の12月からツイッターを始めていました。それまでまったく興味もなく、ましてどこかの政治的な団体がツイッターを見張る?ことになり、それまでそこで本音を発言していた人たちがツイッターを去り始めた頃に、それでも嘘偽りのメディアではなく一般人の出す本当の情報を集めなければ、と思い始め。 というのも、去年の夏にあった1度目の台風でメディアが何も被害状況を報じてなかったので、じゃぁどうやって日本の本当の状況を知るんだよ?と思い、家族のいる県の状況を知るためには私もツイッターやるかなと考え始めました。やらなくても見れるけど。見るなら参加したい。2度目の台風の被害は…

  • これがオリンピックだったのか

    コロナが発生し各国に広がりだしてから、個人的にずっと思ってたことがある。 これがオリンピックだろ。世界の政府選手権大会。国ごとに競っちゃダメなやつで、協力したら出来が良くなるやつ。 あれ、どちらかというと、じゃぁ万博の方が近いのかなと今気づいた。 ということで、 カナダの首相のスピーチを貼ります。 www.youtube.com 毎回見るようにしている、首相のコロナ関連のスピーチ。今までこんなにトルドー氏の顔をマジマジと見続けたことって、ないなぁ。2日目あたりから、この人はジャニーズの人なんじゃないかって気になってくる。(ちなみにカナダ国民への救済の具体的な数字を話した時には、キリスト氏に見え…

  • 電話しました、泣いたってよ

    そのまま何もしないなんて出来るわけもなく。 前回の記事を出した数時間後には、覚悟を決めて電話しましたよね。 あの記事を書き始めたのは母から実家の電話がつながると聞いたすぐ後だったので、本当にものすごく動揺していて。 丸々2日間、考えましたけども。 1日目は、ずっといろんな感情や不安がぐるぐるして、寝て、起きてまた1日考えて、夕方になる頃にはこりゃもう電話するな、と。 これはもう、何か大きなものに与えられた恵まれた機会だな、と。 父だけじゃなく、私だって、誰だって、いつ何で死ぬかわからない。 今は、コロナで多くの人が死を近くに感じている。元気で過ごしている時にはない何かが、「今ならかけて良いよ」…

  • 電話、つながるってよ

    一昨日、母とラインで話していたら、過去数カ月の中でもっとも驚くニュースを耳にした。 不通だった実家の、イエデンワがつながるって、、、 驚愕だった。今も動揺している。どうしよう、実家の電話が通じてしまう。 以前、家の電話が通じなかったのは未払いか故障か。母も姉も未払いだろうと言っていた。どちらにしてもなおさない、またはなおせないと思っていたからこれには心底驚いた。開かずの間が、開いた。母の友人が間違って2度かけたため、イエデンワ再開が判明した。 何度でも言わせて。驚愕だった。コロナや、今現在満喫している数週間の自宅待機や、カナダ政府の失業保険のサイトがパンクしてて微妙に申請が完了出来ないことなん…

  • 我が家のピーターさんのその後と結婚記念日

    もう2月ですね。 今年のカナダはありがたいことに今のところは暖冬で、我が家の近所のメイン観光地である滝も今年はまったく凍っていません。 このまま雪かきせずにいけるかな。 さて、2月14日は我が家にとっては14年目の結婚記念日です。 14年目にして初めて、旦那のピーター氏はそそくさとお花を買ってきてくれました。出会ってから毎年、誕生日と結婚記念日には手紙を書いてくれていたピーター氏ですが、ついに忙しすぎてそちらは断念した様子。でも良いのです。 毎日毎日、優しい言葉をかけてくれるのです。 rainbowworld.hatenablog.com さて、前々回の記事の後、ピーター氏は大きな決断をし、出…

  • 日々 悶々

    どうしてスカッとした気分や何も考えていない状態で1日、1週間などの期間を過ごせないものか。頭の中でずーっと、何か他のことを考えていたり、気になっている問題がゴワンゴワン騒音を立てている気がする。 瞑想も試したんだけども、なかなかどうして効かないなぁ。 ところで。去年受けた健康診断で、血液検査の結果を見て医者に勧められたのがビタミンDだった。「ちょっと低いかな」と言われてサプリメントを取り始めただけだが、落ち傾向にあったのがだいぶ改善したように思う。医者に「D不足」と言われた時に「あ。落ち気味って、気分ではなく体内環境が原因だったのかも」と妙に腑に落ちた。 今では鬱の改善にビタミンDの摂取をすす…

  • 浦島太郎とピーターパン

    年をとるって、こんな感じなのかな。 先月、42の誕生日を迎えた私は、年をとったことで、落ちました。 こんな風に感じる誕生日が来るとはちょっと思ってなかったです。 ですが良いこと?といえば、年を重ねて、これまでずっと気にしていた他人のことや細かいことなどが以前よりも気にならないようになったように思います。これは加齢や更年期前の微妙な状況により、脳みその一部の動きが鈍くなったという感じもしますが。今まで心をいためてきたようなことが気にならなくなったので、良いことかな。 さて。本題に。 私の旦那は、ピーターパンです。 自他共に認める感じの、ピーターさんです。 そんな旦那が、先日40歳になり、浦島太郎…

  • 日本への旅

    4月に約3週間ほど、日本に帰ってきました。 私のまわりでも、帰っていた方が多かったようです。やはりみなさん、お目当ては桜かしら。 前々回の帰国あたりからでしょうか、時期を選べるなら出来れば4月に帰りたいなと思うようになり、幸いにも旦那氏と私の職場が4月はまだあまり忙しくなく、かき入れどきである夏が始まる前にまとめて休みをとりやすいというのもあり、可能な限りそうしています。 まぁそんなこんなで帰ってまいりました。 私としては4月に帰る最大の楽しみといえば、やっぱりこれでしょう。 「劇場版コナン」 いや別に4月じゃなくても観られるでしょうけども。上映したてのフレッシュなコナンが観たいじゃないですか…

  • 私はあなたのフィロソフィーが好きです

    私は昔からあまり人と合わず、というか複数人の集まる場所だとまったく意味がわからず、3人以上で集まると気が散って落ち込むという感じでやってきました。 2人なら、相手の気持ちやその背景にあるいろいろな感情や感覚に寄り添えますが、3人から増えるともう何が何やら。3人以上の人間関係のバランスという「場の流れとお互いの立場の牽制、推しはかり」みたいなものが絡んでくると気が散り、各々の体裁などに嫌気がさしてしまうという感じでした。 私はものすごく単純なのだと思います。そして「他人の気持ち」というのがよくわかりません。 人の痛みはわかると思っていますが、見栄・表向き・一応そう言っておかないと、、などのごく普…

  • ようやく2月が終わる

    こちらは今はまだ2月28日です。 カレンダーを見ながら、ようやく2月が終わるとホッとしています。 今年の2月は、1月に母が無事に日本に帰り、その後の精神的な疲れからリカバリーをするためだけにあるようなものだと始めから思っていました。ようやくその期間が終わってくれて嬉しく思います。 毎年2月になるとどーんと落ちたりするので、なおさら駆け足で過ぎ去る2月は私にはありがたいです。 昨年の12月半ばから今年の1月半ばまで母がこちらに滞在しましたが、その間いろいろなことを感じ、悲しくなったり古い感情を手放したりしていました。 親の離婚とともに、私の人生にも「変わったもの」や「終了したもの」が想像していた…

  • 書類整理とシュレッダー

    いよいよ12月です。 来週には母がやってくるので、ワクワク。 いつも遊べるお友達がいないので、友達のような母がやってくるのはとても楽しみなのです。どこへランチに行こう〜とか、何して遊ぼう〜とか、何買おう〜とか。 現在、カナダポストは部分的にストライキをしているとのことで、先日母に送った封書がなかなか届かずに非常に心配していたのですが、昨日ようやく到着したとのことで、一安心。 というのも、入国審査の際のやりとりは母にとってとてもストレスになるので、その際に審査官に提出する旦那からの英文レターはとても心強いのです。無事に届いて良かった。 さて、冬になると私の働く職場は暇になり、休みが増えたりします…

  • 満月に2通の手紙

    今月の初めに、母と姉が無事に実家を出ました。 母は無事に離婚届けも提出し、旧姓に戻りました。 この「無事に」というのを、私はとても心配していました。 引越し当日は、姉が子供達の住んでいるアパートの引越し作業も同時にしなければならずとてもバタついたようで、引越し完了の連絡が私のところに来なかったため、「あ、これは死んだ。修羅場だ。流血だったんだ。」と得意の完璧な妄想力で私自身の血の気を引かせて気が気ではありませんでしたが、翌日になって二人の無事を確認することが出来、なんだか一気に世界観が変わったかのような気分を味わいました。 その世界観とは、物心ついた時からずっと頭の片隅にあり続け、五感も六感も…

  • 好き過ぎて憎い

    先日のこと。 『マッチョ、時々、乙女』な旦那と夫婦会議をしていたら、旦那が私にこう言った。 「本当に、お前が好きすぎて憎いわ」と。 それを聞いて私は、本当にこの人と結婚して良かったと思った。 結婚というより、一緒に生きられて良かったと思った。 乙女であり小説家でもある旦那の言葉からは、こうして時々虹が出る。 実のところ私達が出会ったきっかけは某mixiで。 今思うと、こんなにも人生生きづらい私達でも、何気に時代の流れにのってたなとさえ思う。 遡ること13年前、まだそんなにmixiとか私の周りには全く誰もやってる人がおらず、たまたま知り合った群馬県民の、どこかの大学卒の「パソコンやってるよ」とい…

  • 英語ですが興味のある方へ Healing Cancer World Summit

    www.healingcancersummit.com もう始まっていますが、アメリカ時間の(?)17日から23日まで、興味のある人は名前(ファーストネームのみ)とメールアドレスの登録だけで無料で聴ける、ガン治療のエキスパート達におけるHealing Cancer World Summit に参加できます。 日ごとに公開されるエキスパートが変わり、全てもしくは気になったものを聴くことができます。 私がこのサミットを知ったのは、主催者のKris Carrが先日私がやったベーガンダイエットの主催者でもあり、このサミット開催のお知らせを事前にメルマガで受けたからです。 rainbowworld.ha…

  • 父と義父

    前々回の記事で、私の中に微かに残る父への思いを吐き出したことで、微妙に心の中が変わりつつあります。 ブログって、いろんな使い方があるんですね。(しみじみ) rainbowworld.hatenablog.com記事を書いてから、何かこう悶々としたものがずっと頭の中にあり、「何かが違う気がする」と思っていました。 そしてつい先日のこと。母と電話で話していると、父が「生命保険無加入」というのが発覚しました。私はてっきり、父にもしものことがあったらその保険金で実家を解体出来るかなと勝手にあてにしていたものですから、これを聞いてまぁ大分がっかりしました。(あえて無加入でいく人もいるのでしょうから、その…

  • 日記

    私は18年前のあの日から、ずっと日記をつけている。 rainbowworld.hatenablog.com 今回、母が実家を出て行くにあたり、そしていつかあのことを一冊の本にしたいと思うようになり、実家に置いたままの当時からの日記の数々を、母が居る間に回収しようと思いたった。 私がどうしても手元に取り戻したいと思ったのは、特にあの当時の、彼の死から直後の3ヶ月間につけていた彼用と私用の2冊の日記だった。 青いミッフィーの表紙のB5サイズのノートをビニール製のカバーに入れて、他のものとは分けて仕舞っていた。はずだった。 そのノートには当時の私の感情や、実際の詳細な日々の動き(いつ彼の両親に初めて…

  • 夫婦と家族

    もう10月も1週目が終わろうとしていますね。今年は本当に早い。 日常のいろいろなことに、「これを記事に書くならあぁやって、こうして、、、」などと構想を練っているのですが、なかなか実際書くとなると躊躇する。そしてそのまま、また月日が流れるというのを繰り返している気がします。 書きたいことは山盛り心と頭の中にあるのですが。 とにかく、今日は書きたいと思います。 いろいろ悶々と頭の中を廻っている事柄はありますが、今日は『夫婦』と『家族』について。 我が家の実家問題もいよいよ佳境に入ってきました。 以前、義兄との離婚騒動でアパートを出てきた姉が、現在は新築戸建の完成待ちです。 姉がずっと言っていた「や…

  • 今日、何食べる?

    アダムとイブが食べたのは、本当は何だったのだろうか? ナナソラです。 さらっと誕生日が過ぎました。また一つ、無事に年を重ねられました。 去年の誕生日前は、『30日間スクワットチャレンジ』なるものをやりましたが、今年はもう少し本格的に、『21日間ベーガンダイエット』をやってみました。 この『ベーガンダイエット』はその前から始めた『グリーンジュース』と同じ人が主催しているプログラムで、今年こそはと参加しました。 rainbowworld.hatenablog.com 結果、たくさんの新しい発見や気づきがあり、食事を変えただけなのに(いやでもそれが最も大事な変化なのだけど)ものすごく大きな人生観の変…

  • 癒しとグリーンジュース

    去年の11月にブログを書いてから、いろんなことを試している。 どういうことか職場でよくエネルギーを失う。 同僚の会話や人混みなどが主な原因なのだが、私の仕事は人と関わる仕事なのでなおのこと自分のエネルギーの調子を上げてというか調えておきたい。でも下がる。どうしても価値観の合わない人たちの中にいると息苦しくなり、さらには無気力感というか、自己否定に陥るパターンを繰り返しているので、どうにか救いの手を求めて色々勉強しながら試している。 元来Dr. ブライアン・Lワイス博士が好きなので、その人の関連でヘイハウス(Hay House) という団体のニュースレターを購読している。スピリチュアルな団体なの…

  • 猫とダイソン

    ついに、ようやく、我が家にダイソンが来た。 ダイソンが、来た! 必要にかられたわけですが、理由が何であっても買い物は楽しい〜。 子猫たちもすっかりボーイズは大きくなり、女の子はゆっくり成長してくれて、大人ニャンズは怒ったり遊んだりしながら少しずつ慣れてきてくれた今日この頃。 以前は大人ニャンズ2匹が早朝に走りまわっていただけだったので絨毯は敷かずに木の床のまま過ごしていたのですが。子猫たちが来てからは起きてる間中ずっと遊び廻っていてその音がすごいので、猫部屋と居間に絨毯を敷くことになりました。 が、毛が気になる。 ニャンズの毛が非常に気になる。持っている掃除機を使っても、綺麗になったように見え…

  • ノーペイン でも ゲイン

    家族が増えました。 私は以前からカナダ人の同僚に「子供は?」と聞かれると、「旦那が産む」や「今年のクリスマスにサンタが届けるはず」と答えてきました。遠い昔に見たキャンディキャンディのように「クリスマスの朝に、ドアの前に籠に入って置かれているはず」と本気で想像してワクワクしていました。 が、起こらないので、こちらに導かれました。 夏に姪っ子達が帰った直後の、くつろぐ大人猫2匹。 寝具を片付けようとしたら、ものスゴくくつろいでいるので片付けるのが大分遅れたのですが。この時の彼らは、ようやく訪れた日常の静けさに、ゆったりと魂を落ち着かせているかのようでした。 が、まさかその2ヶ月後には、チビッコ3匹…

  • お盆だものね

    一昨日のこと。どうりで。朝から涙することあるわけです。 お盆ですものね。 嬉しい涙なのだけども。 今は亡くなった大事な人たちに出会えて嬉しいーとか、 あの時あんなに大切にしてもらえて有難いーとか、 今旦那と一緒に生きているそのことが嬉しいーとか、 とにかく朝から、今あることやあの時の人達への感謝の気持ちが湧いてくる。 「ありがとう」と感じて目が覚める。気づけばお盆でした。 ありがとう。 先日、日本から旦那の両親と姪が来ていた。 子供のエネルギーというのはスゴイ。かわいいが、ものスゴく疲れた。でもとてもかわいい。 義理の両親は、かわいいというわけにはいかない。 私や旦那は年に一度会うかどうかとい…

  • 父という生き物

    久しぶりに書く。 そしてついに、家族について書く日がきてしまった。 1月の後半にまた本落ちしてしまった。あまりにも私が「殺せー。コーローセー」と呟くので、2月の頭に旦那が急遽「よし!日本帰ろう!ちょっと息抜きして、おいしいもの食べてこよう!」と提案した。 ということで、4月の3週間日本に帰っていた。 結果は、「さらなる地獄」を見た気分。 帰ることがわかってほんの一瞬「やったぁ、帰れる!」と思った日があった。確かにあった。けれども実際、帰国することが現実的になってくるにつれ、よりリアルで想像しうる家族問題が私の不安を煽る。 そんな私が帰国するタイミングを待っていたかのように、姉が離婚すると言い出…

  • ザ・年越しデトックス

    明けましたね。おめでとうございました。 まさかの大晦日に風邪をもらい、元旦に出勤するも朝起きた時から キテマスキテマス状態で。元旦の勤務はさすがに誰も替わってもらえないだろうと判断し、翌日の勤務を休みにしてもらうべく交渉。無事に翌日2日の休みをもらい帰宅するやいなや30分で発熱。ふぅ、勤務中にバテることなくなんとか勤務をこなした自分の体に感激しましたYO。 てことでそれからしばらくダウンしてましたが、ようやく回復してきてコーヒーが飲めるところまできました。 体調崩すと途端にコーヒーを飲みたい気持ちが失せるのが、まぁわかりやすい。ある程度の健康体でないと楽しめないものが結構あるものですね。 風邪…

  • 豊かさ

    先日の記事を書いたあと、なんだかまるで長い夢から覚めたような、今までずっと包まれていたシャボンの中から出てきたような、不思議な感覚になった。 そもそもブログを書き始めてからというもの、自分の中で芽生えてきた意識の中に「いつかこのことを一冊の本にしよう」というのがある。これまで、人に話したり自分の中でずっと大事にしたりしながら守ってきたもの、この思い出。命ある限り私の心の中で大事にしようと思ってきたものだけど、ずっと考えていたことがある。「誰か、私の頭の中を全部読み取ってコピーして、映像にしてくれないかな。」と。一つの作品にしてくれないかな、と。それが全ての『証し』になると思って。 そして今、ブ…

  • 彼の死 あの日のこと 後編

    お葬式の後、家庭教師のバイトに行った。一日だけ大泣きして休ませてもらったが、受験も間近に迫っていて、生徒とそのご家族にはこれ以上迷惑をかけたくなかった。だけど、もう生きていたくもなかった。 お葬式が終わった途端、自分の役目はもう終わった、と思った。 伝えることは伝え、通夜にもお葬式にも参列し、彼のお骨を拾わせてもらい、骨壷に入った彼を拝ませてもらった。もう、私のやるべきことは何もないと思った。 バイト中、生徒に問題を解かせている間、泣きたくなって外に出た。冬の京都は寒い。お葬式の帰りにスーツのまま来たので、なおさら寒い。空を見上げて、どうしようもなく考え続けていたことを投げかけた。 「私はめっ…

  • 彼の死 あの日のこと 前編

    あの日のこと。 私が「目に見えないもの」をはっきりと信じるようになったのは、やはり、近くで死を経験したあの頃からだった。 彼の命日は、11月26日。当時私は大学の卒論を書いていた。それを気遣った彼が、クリスマスまでは会うのを控えようと考えて、その前に私の部屋に遊びにきたのが25日の夜だった。 辻調理師専門学校に通っていた彼は、その日学校が終わってから急いで実家に帰宅し、当時大きな悩み事を抱えて食事が摂れなかった私を心配し、特製スープを作ってくれた。作り終えるとすぐに、学校の友人に誘われていたパチンコに付き合い、本当は家まで送る約束をしていたその友人に律儀にもタクシー代を渡し、「ごめんけど、これ…

  • いよいよ12月

    というわけで、師走でRUN.ゴーゴー。 ほんと年明けから一瞬でここまで来た感がありますが、とりあえずここまででどんな一年だったでしょうか? 私の2016年は『癒す』と決めた年でした。「癒して良い」と気づいたというか。 まずは「自分を癒して良いんだ」と気づくところから始まり、そしてやっぱり私はお客を癒したいという目的でこの仕事をしているんだということをあらためて自分の路線にした年でした。 というのも、私の仕事は美容関係ですが、私がなりたかったのはセラピストであり、ヒーラーであるということを、どこか違和感を感じていた今年の年初め。美容だけに、「美しい」に重きを置かねばいけないみたいな空気?がどうに…

  • 生と死 何を伝えよう

    ということで、「伝える」ということに関連して。 「生と死」にまつわる、いろんなかたちがあると思いますが。 今月は私の大切な人の命日がある月でもありますので、触れておこうと思います。 つい先日、知り合いのご家族が亡くなりました。突然の事故でした。 病院へ搬送され数日後に、生命維持装置をはずす決断をご家族と医師がされました。 私はこのご家族の衝撃を想い、もしもこれが自分の決断だったらと思うと、涙が止まりませんでした。 愛があればこそ、どの死も辛く悲しいものですが、今回は「もしも自分だったら」ということがとても強く胸にこみ上げたので、ここで思ったことを書きます。 このご家族のことを想った時、ご家族の…

  • 伝えるということ

    なんだかすっかり週一ブログになってしまった。このブログを始めた時は時間があったので、もっと頻繁に書いていくものだと思っていたのだけど。 実際は、自分の心の中のことを出すって、やっぱり疲れるんだな、と。 疲れるというより、なんていうか傷つくというか。 元来、人目も気になるし、いざこざも起こしたくない性格で。だから普段、自分の「本当に思っていること」は誰にも話さないわけで。 自分が傷つくことよりも、本当は誰も傷つけたくないわけで。 だけどそれでは自分の感性で感じたことは一体どこにいくのか、とか、なんで生まれてきたのか、とかまで私の思考は流れていってしまうので、ここでこうして外に出そうと思い、始めた…

  • 変化

    今日はこちらは11月11日です。新しい変化の日だとか。 Q. あなたは変化を望む? A. ①イエス ②ノー ③変化は怖い ④変化は楽しい ⑤変化に出くわすと怒る 昨日も一昨日も記事を書いては消し、書いてはまた直し、結局書けないので全削除。 「変化前」の心身の浄化作用ということで、私を含む多くの人が体調不良や無気力、倦怠感など感じていたようです。私はここ2週間ほど、がっつり落ちてました。orz 出口、ないんじゃないかと思った。 今朝起きて、ちょっと心が軽い。ホッ。 今週は大きく変動する週だそうで。アメリカ大統領選挙に11月11日の変化の日、そして14日は68年ぶりのスーパームーン満月も控えている…

  • ゆるい生活

    Q. あなたは映画の結末から先に知る方? A. ①イエス ②ノー ③ありえない ちなみに、私は①派です。断然知りたい、むしろ知る必要があります。 意味不明などんでん返しの結末とか見ると腹が立つ。予想可能、もしくは不可能な悲しい結末とか見るとしばらく本気で落ち込みます。 ということで、大概映画観る時は、前もって結末を知りたい派。 でも、池波正太郎の時代小説は別。ハラハラしながら読み進めるのが非常に面白い。 ということで、やっと3連休に。 私の仕事は、その日の予約状況で勤務時間と、勤務があるかどうかが決まります。そして勤務予定前日の夜に、翌日の勤務が確定するという仕組みを取っています。カナダも(も…

  • 神客とエネルギーバランス

    Q. あなたのまわりには「化け物」の類の人が、、、 A. ①居る ②居ない ❸化け物だらけ ④天使だらけ ⑤何を言っているかわからない いやー、あぶなかった。 私は時々、「今日はやばい」と感じる日には出勤前に腕立て伏せをする。(毎日しなさいという感じだが。) 筋トレというよりも、むしろ『厄除け』のためです。 疲れてくるとどうしても自分のバリアが弱まるというか、エネルギーレベルが下がりますね。するとちょっとした隙をみて、そこから他人のエネルギーを食い尽くそうとする人たちが寄ってきたり、付け入ってきたりしますねー。 今回はそんな化け物と神の采配の話し。 【エネルギーイーター】(Energy Eat…

  • あの日の雪

    昨日はつい、思いつくまま2つも記事を書いてしまった。トータル8時間。普通の勤務じゃないかい。 とにかく。こうやってその時思い浮かんでくることを、出来るだけ薄まらないように書きたい。 今日は、ある冬の話。 私には大学時代の親友が2人居る。どちらも男の子。元来女っ気が苦手な私は、話すのも連むのも男の人の方が気が楽だった。友人は数人居たけど、今もなお連絡が取れ、連絡したいと思い、それが年に一度の連絡でも魂の近さを感じる人は、この二人だけ。 そのうちの一人が、大学卒業前の冬のある日、私に一冊の本を持ってきてくれた。 よしもとばななの『キッチン』だった。 友人はこう言った。 「これ、お前に似てる。よしも…

  • 自分の居場所【続・仕事編】

    お腹が空いたので、煎餅食べながら。(ボリボリ) 先日のこと。旦那が働いているホテルで、一人の日本人女性が体調不良で倒れてしまって。 丁度その日はオンタリオの消防隊員たちがこぞってそのホテルで会議をしている最中で。その方は、その日丁度そこに居合わせた消防隊員たちに素早い処置を受け、ご無事に日本に帰られました。(お大事に) そしてその数日後、ご丁寧にその方のお姉様よりとても高級な手作りお煎餅と思われるものが3箱も届けられました。日本の人って、本当に礼儀正しくて丁寧ですね。感動。 ということで、【自分の居場所 仕事編】の続き。 rainbowworld.hatenablog.comカナダのジャパレス…

  • 自分の居場所 【職場・仕事編】

    Q. あなたは『居場所』ありますか? A. ①ある ②ない ③探してる ④ずっと探してる ⑤どこかにあると信じたい ⑥信じる気も失せた 私は限りなく⑥でした。 私はこれまでの人生でどこに居ても「自分の居場所がある」と思ったことがありません。これは自分の中にある核の問題で。だからスピリチュアルな本や精神世界の本を読むのですが。 小中学生の頃ジャイ子達にいじめられていた頃は「私が子供だからこんなことに合うんだ。高校に行ったら、きっと新しい仲間が待っていて、もっと素敵な人達がいるはずだ」と信じていました。 ジャイ女子高校に行き、それは叶わないと知り、「きっと田舎だからだ。もっと広い世界に出れば、きっ…

  • 臆病者の勇気 人生の流れ【学業編】

    またしても、勤務にて間があいてしまった。 写真は職場からの帰り道をパシャり。このあたりは今が紅葉のピーク。 さて、 Q. あなたは今の(今までの)仕事が(職場が)、、、 A. ①好き ②好きじゃない ③ありえない ④どこも一緒 ⑤未だ見ぬ聖地を探してるところ ⑥その旅はもう終えた 勤務が続くと、そちらにばかり気を注いでしまい、こちらが書けない。 というか、勤務に専念せざるを得ない。なぜならば。 私は英語が得意ではない。 orz カナダだけなのか、英語圏の外国はみんなそうなのかは知らないけれど、外国に行った日本人あるあるの一つと思うが、一番最初に住み始めた(もしくはその地を訪ねた)時に、「コーヒ…

  • 生きる道

    今回は、前回の記事「シンクロニシティ」の続き。 Q. あなたにはどうしても会いたい人が、、、 A. ①居る ②居ない ③来世でよろしく 私がシンクロニシティに魅了されていく前に、読み始めた本があります。 ブライアン・L・ワイス博士の『前世療法』と『魂の伴侶』でした。 当時私は、重症心身障害児者施設(入所施設)というところで指導員(介護と活動のサポート)をしていました。そして人生の全てのシワがそこに凝縮されたような過酷な日々を過ごしていました。はっきりいって、とてもストレスフルでした。 「仕事内容」が辛かったわけではないと思います。ただちょっと、当時の私には『無理』でした。そしてその無理は完璧な…

  • シンクロニシティ あなたは気付きますか?

    今回は、シンクロについて。(遊びようがないので、ちょっと真面目に書きます。) Q. 「偶然の一致」が起こった時あなたは、、、 A. ①やり過ごす ②気にする ③気がつかない ④そんなものは起こらない ⑤鳥肌が立つ ⑥ガッツポーズしちゃう 「1970年代後半に生まれた人達は、目に見えないものを信じる傾向にある人が多い」と以前何かの本で読みました。タイトルは何だったかな?思い出せませんが。 私はもちろん、信じます。中学2年の時、なぜか突然「この世界が目に見えているものだけで成り立っているはずがない」と確信しました。なぜかしら。 さて。シンクロニシティについて。 初めて「シンクロニシティ」という言葉…

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