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住宅関連の文章を載せていましたが、メーカーとの付き合いがなくなったのでオヤジのひとり言に内容を変えま

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2016/10/16

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  • ブログのリハビリ

    6日が来た。10月1日夜ごろ、ヘモグロビンの急低下が起きたとき、6年前のことを思い出した。あのときは、内臓からの出血を想像され内臓の全ての検査を受けた。胃カメラ、大腸内視鏡、エコー、ct-r検査も受けた。検査結果は、その日に出たが、異常なし。一応その日点滴と輸血を受けた。7だった数値が8、2まで増えた。しかしながら絶対安静に。とは言っても、安静は1日だけ、いつもどおり起きてみんなの朝メシ昼の弁当を作った。そして、仕事も。それで、生きてきた。毎日同じ高度な貧血剤を飲みながら、しのいだ。それが今回少しづつ悪化してきたのかはわからない。「貧血だよ」としか言えない。ただ、前回より辛かったのが辛辛辛辛辛辛すぎたことだ。やなやつに狙われたもんだ。相手が、手強くて目に見えないほど厄介なものはない。6日め。療養センターのベッド...ブログのリハビリ

  • 34年目

    ヨメと結婚して、来月6日で34年になる。出会ったきっかけは覚えていない。ヨメも忘れたという。そんな2人なのだ。グループ交際ではない。ナンパでもない。偶然運命的な出会いをしたわけでもない。きっと知らない間に付き合っていたのだと思う。私が25歳ヨメが22歳のときだ。2人とも旅行が好きだったので、国内は色々なところに行った。北海道、東北、北陸、草津でスキー、箱根、伊豆温泉巡り、寸又峡、飛騨高山、上高地、三重賢島、関西全域、広島、松江、道後温泉、熊本鹿児島、屋久島など。どこでどうなったか覚えていないが、その過程で、結婚するかという話が出た。そのとき、ヨメの顔が曇った。「私はいいんだけど、母が反対すると思う」ヨメの家は、筋金入りの巨大宗教の信者だった。ヨメも両親の影響を受けて、物心ついたときから信者になった。自分でそうな...34年目

  • 夏の夜の怪談

    夕方、ウォーキングの終わりに、私としては珍しいことに、国立駅前のスターバックスに寄った。国立に越してから、スターバックスに入るのは3回目だ。国立に限らず、今はスターバックスなどのカフェに入ることは、滅多にない。オジサンは恥ずかしいのですよ。あきらかに浮いているような気がして。オジサンは、365日お洒落な格好をしないので、気が引けます。スターバックスのテラスは、空いていた。私は、壁側の4人席に席を取った。飲むのは、ホットコーヒーだ。アイスコーヒーは飲まない。昔、祖母から言われた言葉を私は忠実に守っていた。「暑いときは、冷たいものを飲んだり食べたりしてはいけません。暑いときは、温かいものを食べなさい。人間は、本来冷たいものを摂り入れるようにはできていないんです。内臓を守りましょう」だから私は、スイカや生のキュウリな...夏の夜の怪談

  • 最後は娘自慢

    安倍晋三先生、お疲れさまでした。お辛かったでしょう。これからは、難病の治療に専念してください。昨日の土曜日は、色々なことがあった。昨日の敵は今日も敵。午後4時半、ウォーキングに出かけた。せいぜい5キロから6キロだから、歩数にして7千歩か8千歩だ。国立の大学通り。10日ほど前、そこを歩いていたら、フレンチブルドッグ3匹を散歩させている女性がいた。マスクをしているから年齢はわかりづらい。25歳から36歳くらいだろうか。ブチャイクな顔が可愛いね。フレンチ君は、フガフガ言いながら、私の足にまとわりついてきた。可愛いね、ブッチャイクだね。ヨシヨシとボディを撫でようとしたら、3匹のうち1匹が、意外な行動に出た。私の足の横で右足を上げると、足に向かってシャー。そんなことって、アルゼンチン?愛用のスポーツサンダルが、オシッコま...最後は娘自慢

  • 6年連続パンチを食らう

    まずは、面白くもない昔話から。夏といえば、私にとって、野沢温泉での陸上部の合宿だ。高校1年から大学3年まで毎年参加した。大抵は、6泊7日だ。30人以上が参加した。部屋は大部屋2つ。襖を取り払うと40畳くらいあったから、広い部屋の中で、夜はみんなではしゃぎ回った。高原にあったから、朝昼晩涼しかった。ただ、グラウンドは、照り返しがあって、太陽が元気なときは暑かった。バテるやつもたくさんいた。私は昔からひねくれていたので、横並びの体育会系体質に馴染めなかった。みんな体力が違うのに、なぜこのクソ暑い中、横並びで同じメニューをやらせるのだろう。怪我の元だろうに。私は、陸上部に正式に入る前に、顧問と会った。そのとき、僕は別メニューでやりますから、それでもいいですか、と聞いた。顧問は完全拒否だった。「そんなことできるわけない...6年連続パンチを食らう

  • カップラーメンは永遠に

    前回、娘の専属ドライバー・ワセダ君が我が家に挨拶に来るというのをお伝えした。しかし、都合のいいことに、日曜日は、私に急ぎの仕事が入った。娘に、悪いな、延期しよう。ワセダ君に伝えておいておくれ、とお願いした(ヘッヘッヘ、永久に来なくていいぞ)。娘がLINEすると、すぐに返信が来た。「では、土曜日は、どうですか。僕は、今週の金曜から火曜までお盆休みの代休を取ったんです。土曜日が空いていたら、是非」運の悪いことに、土曜日の仕事は、ほんの少ししかない。午前中にチャチャチャッとやれば仕事は終わる。午後はウォーキングをしようと計画を立てていた。だが、ウォーキングするから無理だもんね、とはさすがに言えない。仕方ない仕方ないシッタカナイ。私は、ワセダ君に伝えてくれ、と娘に言った。スーツは絶対に着てくるな。たとえば、上がカラフル...カップラーメンは永遠に

  • ラブコメディは突然に

    残念なことを書かねばならない。ただ、後半は希望にあふれている。今年の5月末、娘が彼氏と別れた。形としては、煮えきらない彼に嫌気がさしたというところだろうか。大手電機メーカーに勤める彼は、去年の10月にヴェトナム赴任の辞令を受けた。彼にとって、一番好ましい辞令だった。なぜなら、彼の血には、ヴェトナム人の血が4分の1混じっていたからだ。父方の祖母が、ヴェトナムだった。祖母にヴエトナムの話を子どもの頃、よく聞かされた。決していい話ばかりではなかったが、祖母から「ヴェトナム人は、誠実で働き者なんだよ」ということを聞かされていた。「ただ日本人はヴェトナムの子をスケべな目でしか見ないけどね」「日本人は、金を持つと卑しくなるね。あんたは、そうなっちゃダメだよ」大好きな祖母の国、ヴェトナムで働ける。それは、彼のモチベーションを...ラブコメディは突然に

  • 「先輩」と呼びたくなくて

    8月12日夜、テクニカルイラストの達人・アホのイナバ君からLINEが来た。「Mさん、今日が『ペルシャ症候群』のピークらしいですよ。見ましょうよ」「ペルセウス座流星群」だけどね。夜12時過ぎに見えるというので、天体望遠鏡をスタンバイして、ベランダで待った。雲が多かったが、雲が途切れることもあった。しかし、観ていた方角が悪かったのか、1個しか観測できなかった。それ対して、イナバ君は6個。やはり、アホは「持っている男」だった。ところで、なぜ私のようなビンボー人が、天体望遠鏡を持っていたのか。それは、もらいものだからだ。京橋のウチダ氏に、誕生日プレゼントとしていただいたのだ。京橋のウチダ氏は、5歳下の友人だ。付き合いは20年以上になる。ウチダ氏が、新橋のイベント会社に勤めていたとき、2ヶ月に一回程度仕事をいただいていた...「先輩」と呼びたくなくて

  • バーチャルおとうさん

    いつもお寄りいただき、ありがとうございます。さて、このたび、私事ですがブログをお休みさせていただくことに・・・・・はなりません。これからも、しつこく続ける予定です。まぎらわしい言い方をして、申し訳ありません。すべての責任は、私にあります。という前振りのあと、3回続けて、大食いのミーちゃんのお話。もう飽きたという方は秋田にGOTOトラベルせずに、次の方のブログにお移りください。前回、土曜日までの話はした。今回は、日曜日、月曜日のお話。日曜日、朝10時前に起きた2人は、「おとうさん、おはよう」と元気よく言ったあと、すぐに「あつまれどうぶつの森」をやり始めた。どうぶつの森をやるのは初めてのミーちゃんは「ワクワクするぜ。これやりたかったんだ」と最初からリキが入っていた。さすがに、嫁ぎ先では、よほど神経の太い人以外、ゲー...バーチャルおとうさん

  • パピーとおとうさん

    土曜日の午後、大食いのミーちゃんが旦那の若チャマとやってきた。8ヶ月ぶりの再会だ。二人は、東京まで新幹線で来て、東京駅で待っていた若チャマの大学時代の友だちのワゴン車で、国立にやって来た。あらかじめ友だちの家に送っておいたジャガイモ一箱をかついで、玄関に立った。「お久しぶりでーす」と若チャマ。ミーちゃんは、抱きついて来そうになったが、途中で気づいて、「ヤバっ、濃厚接触するところだった」と言って、エアーハグに切り替えた。そして、ダイニングの椅子に座って、ミーちゃんが言った。「あー、やっぱりここは我が家だわ。落ち着くわー」いやいや、ミーちゃん、若チャマの手前、それはいかんのではないかい。「いや、大丈夫ですよ。だって、ここがミーの実家なんですから。みんな実家はくつろげるものじゃないですか」と優しくフォローする若チャマ...パピーとおとうさん

  • 楽チンです

    最近の私は楽チンである。家族の朝メシと晩メシは、私が作るが、昼メシは交代制で家族が作ってくれる。昼メシは、いつも焼きそば。太麺が、冷蔵庫に充満している。焼きそばは、簡単にできる。炒めればいいのだから。それでも、人によって味に好みと個性が出る。ヨメは、オーソドックスなソース味が好きだ。息子は塩味、もしくは鶏ガラ味。娘はお好みソースを使う。そして、大量にあおさとカツオ粉とマヨネーズをぶっかける。どれも美味い。うまし。トゥース。大満足である。ほかに皿洗いは、息子がやってくれる。風呂掃除、トイレ掃除は娘だ。ヨメは、部屋全体のお掃除。私がしていた頃は、洗剤は基本1種類ずつだったが、いまは驚くほど多い。知らない種類が多い。みんな熱心ですわ。感心しますわ。娘が言った。「おまえよく、こんな面倒臭いことを毎日やっていたな。だから...楽チンです

  • 幸せの風

    テクニカルイラストレーターの達人・アホのイナバ君から、段ボール2つ分の野菜が届いた。かなり大規模な家庭菜園で、イナバ君の奥さんが栽培しているものだ。トウモロコシ、ヤングコーン、枝豆、ナス、キュウリ、ミニトマト、ラディッシュなど。助かりますわ。ナスはいま高いし。早速パソコンで会話した。はーい、イナバ君、アッホー。「はいはい、アッホー」今回もありがとうね。早速トウモロコシを食ったけど、うまかったね、みずみずしくて。「ああ、今回のは美味しくできたって、奥さんも喜んでました、今年のトウココロモシは上出来だって」うん、俺もそう思う。日照時間が短いのに、よくあそこまでできたね。「奥さんが使っている日野の菜園は、まだ比較的日が届いたみたいです。それに僕にはわかりませんけど、いろいろ工夫をしたそうです」奥さんは、研究熱心だから...幸せの風

  • 9年目のハゲ

    ハゲが、国立にやってきた。大学時代の陸上部同期だ。ハゲとは、大学時代、一番仲が良かったかもしれない。学部やクラスは違ったが、よく飲みに行ったり、夏の合宿では夜遅くまで語り合った。ハゲは、最初からハゲていたわけではないので、そのときは「シバエモン」と読んでいた。苗字がシバタだったので。ただ、大学4年から、急に髪が薄くなり始めたので、ハゲと呼ぶ回数が増えた。人格者のハゲは、そう呼ばれても怒らなかった。私だったら「草刈正雄」と呼ばれたら、絶対に怒るのに。ハゲがなぜ横浜三ツ沢から県をまたいで国立まで来たのか。こんな危険な時期に。国立のバーミヤンで会った。ハゲは40前になったら、髪を剃って潔く完全まるハゲにした。よく剃りきったな、と私が聞くと「だって、この方がマツも俺のことハゲって呼びやすいだろ」とツルツル頭をなでながら...9年目のハゲ

  • メルヘンの鳥

    金曜日は、久しぶりに外に出た。立川のLOFTに買い物に行ったのだ。ただ、そのとき愕然とした。国立駅のホームに上がる階段は、意外と長い。私は、エレベータ派ではなくエスカレータ派でもない。必ず階段を利用する。階段を上り切って息切れすることはない。しかし、今回若干息切れを感じたのだ。息切れは、すぐに収まったが、ショックだった。長いといっても東京タワーの階段を上ったわけではない。駅の階段だ。ランニングを自粛していたツケが今ごろ出てきたのかもしれない。「自粛おばさん」が、「ランニングは自粛しなくていいですよ」と言ってくれたら、週に2回は走ったのに。いつも思うことだが、なんの対策も提示しないなら、感染者数の発表は事務方がやればいいのでは。毎日フリップ芸をやりたいためにテレビに出るって、時間の無駄だよね。そんな時間があったら...メルヘンの鳥

  • ソウルフード

    最近、我が家の昼メシは、ほとんど焼きそばである。子どもたちの在宅ワークが始まるまでは、夫婦2人の昼メシだから、適当な残りものを食っていた。しかし、4人分となると適当であったとしても、ボリューム感が欲しい。そこで、焼きそばを出したら、「美味美味美味」と絶賛された。それから、ほぼ毎日昼は焼きそばだ。麺は太麺オンリー。私はむかしからラーメンも太麺派だ。焼きそばには、肉は入れない。だって、肉を入れたら、肉焼きそばになってしまうから。主役が焼きそばではなくなってしまう。具材は、モヤシとキャベツとニラ。この3つは、決して主役になろうとしない。脇役に徹している。偉い子たちだ。毎日、ソース焼きそばでは飽きるので、ソースは変える。焼きそばソース以外では、オイスターを使ったり、お好みソース、中濃ソースプラスオイスターソース、鶏ガラ...ソウルフード

  • 前のめり

    素人の言いたい放題第1回(おそらく2回目はない)。クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルディスタンス、ステイホーム、ウィズコロナ、GOTOキャンペーン、東京アラート。集団感染、爆発感染、首都閉鎖、社会的距離、家にいよう、コロナと暮らす、旅いこか、東京警報ではいけないのか。カタカナを使って、政策をアピールする。しかし、中身はなし。新型コロナは、日本列島をだだ漏れ。いい加減にホワイト。カープの滝のぼり。藪からスティック。焼け石にウォーター。寝耳にウォーター。一寸先はダーク。ルー大柴氏の言葉の方が、私には耳にすんなり入ってくる。お利口さん方は、その言葉が、自分のまわりにしか通じなくても気にしないんでしょうね。お利口さん、お利口さん。今に、トーキョーのホスピタルのドクターとナースがシステムダウンしてエマ...前のめり

  • 半沢さんとつるとんたん

    来週から「半沢直樹2」が始まるという。あの種のドラマが好きな人は、楽しみでたまらないでしょうね。ただ、水をさして申し訳ないですが、私は、あの種のドラマが苦手なのだ。「半沢直樹1」の1話は、娘と見た。見て20分もしないうちに、娘が言った。「なあ、このドラマに出てくる男たちは、なんでいつも力んで怒鳴っているんだ。銀行の内部って、そんなにギスギスしているのか」そう、血管が切れそうなほどの力み方だ。疲れる。俺一人が会社を支えている、と言わんばかりだ。もちろん、そういう演出だということは理解している。役者さんは、演出に沿って演技しているのだろう。でも、俺、そういう演出苦手なんだよね。もともと血が薄いから、熱血は受け付けない。娘もそうだ。大昔の大学時代、私と今現在新宿でコンサルタント会社を営むオオクボは、新入部員の教育係だ...半沢さんとつるとんたん

  • 常連客

    国立駅前の「はなまるうどん」が閉店した。国立駅前の店は、頻繁に利用したというわけではないが、娘とたまに行った。各地のはなまるうどんは、よく利用する。なんと言っても安い。かけうどんとかき揚げで500円くらい、揚げ玉は無料。もう、大満足です。なぜ国立駅前店が閉まるのかはわからない。売り上げが減ったというのが、常識的な考えでしょう。コロナの影響もあるのだろうか。いずれにしても、慣れ親しんだお店がなくなるのは、さびしい。今週、たまに行く国立の花屋さんで花を買った。ミニひまわりとナンチャラいう花だ。女店員さんに言われた。「十日くらい前も、同じ花を買われましたよね」ああ、覚えられていたのか。なんか、居心地が悪いな。私は、日陰者なので極力なじみの店を作らない人生を歩んできた。昔、虎ノ門の法律事務所に勤めていたとき、近所に安く...常連客

  • やらかしてないですよ

    日曜日、友人の極道コピーライター・ススキダとパソコンで会話した。モニターで見ると一層怖い顔だな。年に1から6回、職務質問されるのもわかる気がする。「麗子(ススキダの奥さん)の友だちから話があってな。誰か小猫を貰ってくれないかって言うんだ。白黒のブチで、ハチワレだ。生後3ヶ月。セキトリに似ているんだ。画像を送ろうか」いや、いい。見たら飼いたくなる。「飼いたくないってことか」飼いたくないというわけではない。ただ、いま俺の頭の中では「猫の思い出箱」にセキトリが充満しているんだ。ノラ猫時代が7年、家猫になってから3年2ヶ月。セキトリは、俺にたくさんの幸せをくれた。あんなでかい体なのに、とても穏やかで、俺はセキトリが他の猫と喧嘩したところを見たことがない。怪我をしたこともない。悠々と道や塀の上を歩いている姿は、神々しささ...やらかしてないですよ

  • 東京都知事せん?

    今日は、東京都知事選。盛り上がっていない。本当に、選挙戦やっていたの。最近、テクニカルイラストの達人・アホのイナバ君とパソコンで会話する機会が増えた。「Mさん、都知事選行きますよね」一応都民だからね。「誰に入れますか。僕、誰の演説も聞いていないんですよね。さっぱりわからなくて」いつもは聞いているのかい。「いや、一度も聞いたことはないです。いつも直感です」じゃあ、いつもと同じく直感で投票すればいいさ。俺は、現職の知事には投票せん。「え?ゲンセキのチチって、誰ですか」予測不可能な答えを出してきたな。付き合わないことにしよう。今のチチは、曖昧なことしか言わないからね。「夜の街関連には注意してください」なんて、政治家の言うことではない。具体的にどう注意すればいいかを指導するのが、政治家の役目だ。指標を示せないなら、チチ...東京都知事せん?

  • 精悍死闘

    夏が来ましたね。まだ本格的な暑さにはなっていないが、夏は好きだ。夏は嬉しい。もちろん、暑さが苦手な人に喧嘩を売っているわけではありません。人には、季節の得意不得意があると思う。私はガイコツ体型なので、寒い冬は苦手だ。道端ジェシカの土に霜降り明星しているのを見ると、ここは氷の国か、誰もシャーベットなんか頼んでねえぞ、雪の女王は来なくていいから、と思ってしまうお茶目な男だ。寒いのは辛い。私は手袋は、100円ショップでしか買わないのだが、これが全然温かくない。指先から手のひら手の甲全体が凍えるんです。これは100円ショップのだから?たとえば、金持ちが使うような千円の手袋って、温たたかいんですか。去年の誕生日に、18歳上の友だち・ジジィにもらった手袋は、高そうだったけど、あまり温たたかくなかった。ジジィごめんな。でも、...精悍死闘

  • 国立の女闘士

    土曜日、久しぶりにランニングをした。国立の大学通りだ。3ヶ月半ぶりくらいだろうか。申し訳ないが、走っている間、マスクはしなかった。走る時間は、もっとも人通りが少ない早朝を選んだ。200メートルに一人くらいしかすれ違わなかった。土曜日ということもあって、密密密は避けられたようだ。走った距離は、約5キロ。3ヶ月前だったら、余裕で20分前後で走れた。しかし、今回は24分かかか勝った、負けた。キツかったぜよ。特に膝にきましたね。家で腿上げやスクワット、腹筋、ストレッチを週に3から3回していたとはいえ、ランニング用の体はキープできなかったようだ。所詮、家でやるトレーニングは現状を維持するだけで、スポーツをする体は維持してくれない、ということがわかった。きっと、若い人なら違うんだろうな。ルームランナー、買おうかな。朝6時前...国立の女闘士

  • すべての責任は私に

    日曜日は、父の日だったんですね。私は、自分に父親の資格があると思っていないから、毎年父の日を忘れる。あっそう、へー。しかし、息子と思われる人と娘と思われる人から、毎年プレゼントをもらう。そのとき、初めて父の日だと気づく。もらうのは、財布やらネクタイ、ベルト、包丁、散髪用ハサミ、PCスピーカーなど。今年は、息子らしき人から、ユニクロの7分丈パンツと若い人が着るような明るい色のポロシャツをもらった。娘らしき人からは、立派な霧の箱に入った八角箸をもらった。名前が彫ってあった。私には似合わないくらいの豪華なつくりだ。そのときだけ、なんとなく、俺、父親だったのかな、ということを思い出す。私の父親は、ほとんど家に帰ってこない奴だったので、私の中で、父親という概念はとても希薄だ。私と母が、こちら側にいて、父と姉は激流の川の向...すべての責任は私に

  • カノウセイ

    新型コロナのせいで、得意先の仕事が1つ止まっていた。しかし最近、担当者から「7月になったら、動き出しそうです」というメールをいただいた。ありがたや。仕事が止まったことにより、週に半日間くらいの余裕ができた。私は、その時間をウォーキングに使ったり、知人とのリモート会話に使ったり、料理の下準備に使ったり、風呂に浸かったりした。そして、今まで週に1回だったブログの更新を2回に増やした。だが、中止されていた仕事が復活すると、この半日間の余裕が消える。週に2回など誰も期待していないから、いちいち告知する必要はないと思うが、またブログが週に1回の更新に変わる可能性がある。カノウ姓、と言えば、知り合いにカノウという姓の人が2人いる。ただ漢字が違う。一人は「叶」で、もう一人は「狩野」だ。私が住むマンションのお隣りに住んでいるの...カノウセイ

  • ふに落ちない

    アベノ先生の批判をすると、アクセス数が顕著に落ちる。どんな力が働いているのだろう。今回は都知事さんだから、関係ないけど。でも、落ちる可能性はありそう。ふに落ちないこと。東京アラートって、なんだったんですか。自粛しましょう。自粛しました。それで、結果は?勝手に発動して、勝手に解除して、その間、事態が好転したわけではない。もともと筋書きがあって解除したのなら、検証も何も必要はない。ようするに、都知事さんが、選挙向けのアピールで自分はこれだけのことをやりましたという状況証拠を作っただけだ。アラートの間、東京都の感染者数、目に見えて減っていますか。減っているという人は、相当な都知事さんシンパだ。これからも盲目的でいてください。国民は懸命に自粛した。一部自粛していない方もおられるが、「自粛」と言っている以上、自粛できない...ふに落ちない

  • ものわすれ

    木曜日の夜、私はハンバーグを作った。ハンバーグを食卓という名のミカン箱に並べたとき、娘が言った。「おまえ、昨日もハンバーグだったぞ。どうした?ボケたか」それを聞いて私は震えた。まさか、突然きたのか、認知症乃介。我が家の家系に、私が知る限り認知症はいない。私は肩をガクッと落とした。だが、すぐに拾った。先日もBOOKOFFで、イギリスのロックバンド、ザ・フーのロックオペラ「トミー」のアルバムを見かけて、買おうかと迷った。しかし、10年くらい前に三鷹駅近くのGEOで、買ったんじゃないか、と思い直した。定かな記憶はないが、俺なら「トミー」を見かけたら、絶対に買っているはずだ。「タカラトミー」は、買わないと思うが。危ないな。余計な出費は、このご時世、避けなければならない。給付金なんか1ミリも届いていないんだから。給付金っ...ものわすれ

  • バターピーナッツ

    今回も、まとまらない話を。新型コロナの影響で、在宅ワークを余儀なくされている方。運動不足になっていませんか。2ヶ月も在宅ワークしていると、足腰が弱ります。それは歴然としています。若い人でも在宅が続くと3週間程度で足腰が衰えます。衰えた足腰を元に戻すのは、結構難儀なものなんです。私は、フリーランスなので、基本在宅ワークだ。22年間の在宅ワークベテラン。外に出るのは、得意先への営業と食材の買い出し、ランニングだけ。ランニングは、週に3から3回はしたいが、残念ながら仕事優先なので、せいぜい週に2回程度しかできない。コロナ君が我が物顔で居座っている今は、3ヶ月ランニングをしていない。マスクをしてランニングをするという方法もあるが、私は、それを考えていない。ランニングは、マスクをしてまでするものではない。するのは自由だが...バターピーナッツ

  • 過剰な愛情は異常

    私の住んでいるマンションの駐輪場に、最近よくハクセキレイがやってくる。私は勝手に「つるとんたん」と名前をつけた。私が、駐輪場で自転車を取り出そうとすると気配を察して、私のそばに降り立つのだ。スピースピーと鳴きながら、テケテケテケテケと歩く姿は、結構可愛い。木曜日の午前、買い物から帰ってきたとき、駐輪場に自転車を止めた。そのとき、つるとんたんが買い物袋を置いたカゴに舞い降りてきた。腹減っているのかと思った。ちょうどパンを買ってきた。パンの耳の角を細かく千切って、駐輪場の開いたスペースに置いた。つるとんたんは、遠慮なく啄ばみ始めた。こんな小さな触れ合いでも、心は温かくなるものですね。和んだ。しかし、和んでいる場合ではなかった。怒られたのだ。「何をしているんですか、あなた」振り返ると、同じマンションに住む50歳前後に...過剰な愛情は異常

  • マカフジミ

    唐突ですが、ここのブログに頻繁に登場するイナバ君の本当の名字は「イナバ」では、ありません。イナ●君です。これは、以前このブログに書いたことがありますが、ブログに登場する人たちを特定されて迷惑をかけないようにフィルターをかけているからです。たとえば、杉並の建設会社の顔デカ社長は、当たり前のことながら「顔デカ社長」という名字ではありません。人類史上最も馬に激似のお馬さんの名字も「お馬さん」ではありません。上記のように、私の場合は、人の特徴を主語にすることが多いですね。大学時代の友人を「ハゲ」と呼んだり、「カツラ」と呼んだりしています。そのことで、彼らのプライバシーを守っているんです(名誉毀損スレスレですが)。テクニカルイラストの達人・アホのイナバもプライバシーを守らなければ池無いいけないひとりだ。イナバ君をブログに...マカフジミ

  • 牛乳と坊主と亀と

    最近、牛乳をよく飲んでいる。1日1リットル。牛乳が余っているという報道を真に受けて、ここ3ヶ月ほど毎日飲んでいる。その効果だと思いたいが、身長が0.2ミリ高くなった。179.7が179.9になった。そんなの誤差の範囲内じゃないか、と言う夢のないお方。それは、正解かもしれない。しかし、大学時代の私は、180.5センチあったのですよ。それが、年を食ったら、8ミリ縮んでしまった。悔しいではありませんか。誤差の範囲だとしても、2ミリ野比のび太のは、嬉しい。私は、中学2年生までは、標準よりおチビさんだった。しかし、安心して構えていた。私の家系は、ほぼ標準身長のつまらない系譜だったが、私の祖父だけが明治37年生まれなのに、180センチあったのだ。当時男子の平均身長が160センチと言われていた時代に、20センチも高かった。大...牛乳と坊主と亀と

  • ふたつの凶器

    私の生活は、変わらない。これからも在宅ワークだ。得意先との仕事は、すべてパソコン内で処理できるように段取りをつけた。浦和のドラッグストアの仕事は、週2件。土日の折り込みチラシだ。PDFで校正のやりとりをして、月曜日に校了になるようにしている。立川のサノさんの仕事は、水曜日土曜日に3時間から4時間、パソコン内で集中的に行う。意見がまとまらないときだけ、サノさんの事務所に行く。会社を立ち上げたばかりの中村獅童氏似の仕事は、イベント会社なので極端に減った。いま開店休業に近いが、仕事が正常に戻ってもリモートでやりましょうということで合意した。獅童氏似にお子さんが生まれた。二人目も女の子だった。バンザーイ(パパに似ていないことを祈る)。顔デカ社長の建設会社ともパソコン内で、まずやりましょうということになった。顔デカ社長の...ふたつの凶器

  • マツ反省会

    どーでもいいことだが、若いころ陸上短距離をしていたのにも関わらず、20歳過ぎてから不整脈が持病になった。医師によると、悪質なものではないという。だから、走ることは続けたし、今もランニングは続けている。ただ歳を食った昨今、年に一回か二回、たくちらみ(たちくらみ?)による失神が発生するようになった。時間にすれば0コンマ5秒程度のものだが、ときに、家ですっ倒れることもある(一度、朝トイレで失神して便器で腿を強く打った。2週間ほど腿が腫れ、左足全体が内出血で赤くなった)。それって、危なくて危険が険しいのではないか、と思い主治医に相談した。心電図問題なし。MRI問題なし。CT検査問題なし、BMI標準よりかなり低め。血圧正常。顔面の作りグッド。頭髪白髪6割。貧乏ゆすり最近増加。結果、処方されたのは、「念のため、血栓のできに...マツ反省会

  • アベノ悪口

    俺たちはな、国のトップであるあんたに頼るしかないんだよ。私の息子は、1ヶ月に1回、吉祥寺のクリニックで受診していた。第2か第3の木曜日夕方が多い。だいぶ前からテレワークの息子は、約1ヶ月ぶりに国立以外の土地に足を踏み入れた。久しぶりの中央線上りは先月と比べて半分くらいの乗客しかいなかったという。とは言っても、ソーシャルディスタンスを守れるほどの空き具合ではない。驚いたのは、吉祥寺だった。先月より倍近い人混みだったという。緊急事態宣言は、吉祥寺だけ解除されたのか。怖くなった息子は吉祥寺駅から200メートルほど離れたクリニックに早足で駆け込んだ。診療が終わったあとも早足で吉祥寺駅まで戻った。吉祥寺駅の下りホームで、息子の耳にある会話が入ってきた。若者2人の会話だ。男ふたり。「ひでえな、平日なのに、あの混雑はなんだよ...アベノ悪口

  • つるとんたん

    土曜日、立川の得意先に行こうとマンションの駐輪場に降りた。2月ごろからの現象だが、私が駐輪場に行くと、一羽の鳥が舞い降りてくるようになった。おそらく、ハクセキレイだと思う。たまにツピーツピーと鳴きながら、私のまわりをテケテケテケテケと歩き回るのである。まさかとは思うが、私を認識している?私の記憶では、ハクセキレイを助けたことはない。鶴は助けたことがあるが、恩返しの途中で「のぞき」をした結果、鶴にボコボコにされた。つるとんたん。むかし「酸辣湯のおうどん」を新宿のつるとんたんで一度だけ食ったことがある。そういえば、そのとき料理を運んで来てくれた店の人が、鶴っぽい顔をしていたような気がする。あの鶴が、ハクセキレイになって登場したのか。奇遇だな。オレ、頭だいじょうぶか?ハクセキレイだけど、「つるとんたん」って名前つけち...つるとんたん

  • リスタートのブログ

    セキトリのいない4回目の朝。どういうわけか、50本以上あるチャオちゅーるが、最近減らない。水飲み場の水も減らない。iPhoneのアルバムが増えない。夜中に、トイレの砂を掻く音を待っているのに、聞こえない。夜中、ヨメの部屋の小窓に座って、真っ暗な外をいつも見ていたのに、いまその場所には闇しかない。彼の画像で作った日めくりカレンダーが、5月9日で止まっている。一日中、膝の上が軽い。風呂から上がって、ドアを開けても、誰も待っていない。メシを作っているとき、足に絡まるものがない。レーザープリンタから出てくる紙が、ちょっかいをされずに普通に出てくる。宅配便を受け取るとき、大胆にも肩に乗っかってくる圧力がない。さっき外で小鳥がチュンチュン言っていたが、走り回る音が聞こえない。「お碗」と「泡」がない。何も・・・聞こえない。何...リスタートのブログ

  • さよなら・・・・・だいすきだよ

    彼は、友だちだった。10年以上前から、いつも一緒にいた。東京武蔵野のオンボロアパートに住んでいたころ、一階の庭の段ボール箱に、彼は当たり前のような顔をして住みついた。私をまったく恐れなかった。人が好きな子だった。朝晩出す私のご飯を彼は、長い尻尾をずっと左右に振りながら食ってくれた。2人で、武蔵野に沈む夕日を何も言わずに、庭で見つめていたこともあった。しあわせだった。彼にとっては、不本意だったかもしれないが、一緒に国立市にお引っ越ししてもらった。彼は、新しい環境に、すぐに慣れた。私が段ボールで作ったキャットタワーを見たとき、彼は、私の顔を許しを乞うように見て、私が頷くと彼は楽しそうに駆け上がり駆け下りた。我が家には、週末になると、娘のお友だちが毎週のようにやってきた。そのお友だちの膝の上に彼は何のためらいもなく座...さよなら・・・・・だいすきだよ

  • 暁のハナヂ

    人間、長く生きていると色々なことが起こる。コロナもそうだが、鼻血もそうだ。ところで、すぐに話は脱線するのだが、私の使っているコンピューターは、「はなじ」と打っても「鼻血」と変換される。絶対に「はなぢ」ですよね。間違った日本語をばらまいては、いけないのではないですか。話はすぐに戻って、5月4日の深夜、午前2時に鼻血が出始め、午前5時まで血が止まらなかったのです。25年ぶりの大量鼻血だった。25年前は、通勤する寸前の鼻血だった。それなので、救急病院まで鼻に脱脂綿を詰めながら、自転車で駆けつけ、運良く耳鼻咽喉科の医師がおられたので、止血をしていただいた。本当に運がよかった。しかし、今回は、真夜中だ。私の最初の思惑では、15分程度で止まるはずだった。私のヨメは、鼻の粘膜が弱いらしく、年に2回程度、結構な量の鼻血を出した...暁のハナヂ

  • 半分人間

    よく考えてみたら、もう1ヶ月半くらい交通機関に乗っていない気がする。ジェイアール、私鉄、バス、飛行機、モノレール、お猿の電車、UFO。こんなに乗り物に乗らなかったのは、明治時代、東京市牛込で人力車に乗ろうと思って、乗車拒否されてから拗ねて人力車に乗らなくなって以来だ。情報によると、交通機関は動いているらしい。でも、ステイアットホームは守らないといかんのさ。乗りはしないが、昨日、中央線国立駅前までは行ってきた。カーサーン、いや、閑散としていた。もちろん、改札の出入りは、あった。その中で、私は気づいたのだ。でっかいキャリーバッグを引きずる中年の男性や若い女性が多かったことだ。10分ほど立って見ていたが、40、50代のオッサン、20と言わないと怒られそうなネエチャン2人だった。合計4人。たった10分なのに。この時期に...半分人間

  • ウンコで終わった

    世界中がコロナ戦争に負けている。おそらく「買った勝った」と騒いでいるのは、中国と韓国だろうが、中国はばらまいた側だから、病気に関してのデータベースは多いので、アドバンテージは高い。買って勝って当たり前。韓国に関しては、どうなんでしょうかね。第1波はやり過ごしたとしても、第2波が来たらどうなることでしょうか。日本は負けているけど、最低限踏みとどまっているというところでしょうか。ただ、検査の実数があまりにも少なくて、その数は、発展途上国以下という情報もある。・・・などとキーボードをカチャカチャしていたら、この真面目さは、自分のブログらしくないな、と気づいた。そのとき、ピンポーン。小さいモニター画面を見たら、Sagawaさんぽい人が映っていた。ヘーイ!でっけえマスクだな。私より29パーセントでかいマスクをつけたヨシダ...ウンコで終わった

  • あざといブログ

    ふざけた文章を書きます。ふざけた文章が嫌いな方は、素通りしてください。フリーランス、やっています。幸いなことに、仕事は減っていない。なぜなら、もともとお客さんが少ないから。ヘッヘッヘ(哀)。エステに行く暇もないですよ(エ、ステないでよ、ビンの底に残ったマーマレード)。くだらない。私は、フリーランスなので、いつもおうちです。出かけるのは、毎週月曜日の埼玉浦和のドラッグストアとの打ち合わせと、仕事でお呼びがかかったときだけ東京駅近辺や池袋、髙田馬場、横浜、静岡、地球外惑星に出かける。だが、今は全部パソコン内で済ませている。Wi-Fiはすごいな。地球外まで届くんだから。5Gになったら、どうなるんだ。私の昔からのルーティンは変わらない。毎週土曜日に、1週間分の食材を買っておくのだ。2つのスーパーを何回か往復して、他より...あざといブログ

  • 僕たちの75年目戦争

    まずは、懐かしくも怖い話から。25年前、会社勤めをしていたときのことだった。当時私は、港区虎ノ門の会社に勤めていた。そのとき埼玉に住んでいた私は、大宮から埼京線に乗り、新宿で中央線に乗り換え、四谷で丸の内線に乗り換え、さらに丸の内で日比谷線に乗り換えて会社のある神谷町駅まで通っていた(わかりづらいですよね)。どの路線もとても混んでいた。そんなアヒルある日、埼京線赤羽駅に電車がついたとき、その時点で電車の混雑は相当なものだったが、ややポッチャリのオバサン軍団4人が、私が潰されているドアから乗り込んできたのである。オバサン軍団は、混んでいたって、チャラヘッチャラだ。グイグイ押して乗り込んでくる。オレ、肋骨折れそうなんですけど。華奢な私の体を忖度することなく、オバサン軍団は、力づくで乗り込み終わった。私はドアの近くか...僕たちの75年目戦争

  • 永谷園ジジイ

    緊急事態宣言が出ましたが、テレビで見る限り、安倍晋三氏や小池百合子氏の言葉にも顔にも覚悟が、あまり見て取れませんでした。作文は、うますぎても伝わらないんです。指導者の宣言に演技は必要だが、ダイコンではダメだ。2020年4月8日、私は家で仕事をしていた。サノさんという同業者からいたいただいた仕事だ。メールで原稿をもらい、サノさんのアドバイスを受けながら、2つの仕事をし終えた。終わったあと、サノさんと電話会談をした。深刻な話もでた。しかし、深刻な話は他の方がするだろうから、ここでは披露しない。「Mさんは、野球に全く興味がないって言ってましたよね。ということは、高校野球中止、プロ野球延期はショックゼロですか」そうですね。申し訳ないですが、ゼロです。ただ、私は、それを楽しみにしていた人たちの感情を慮ることはできます。野...永谷園ジジイ

  • 自祝しました

    私のヒーローが、突然いなくなった。悲しみ、やむことなく。私は先週の木曜日から完全テレワークだ、と宣言しようと力んだが、よく考えたら、フリーランスの私は以前から9割型テレワークだった。最初の打ち合わせのとき以外、外に出ないのだから。今回は、打ち合わせは電話とメールで済ませた。原稿はPDFで送ってもらい、画像はJPEGで送ってもらった。仕事の進行は、かなりスムーズにいっていると思う。何の煩わしさもない。これからも、これがいいな。我が家では、2ヶ月以上前から29歳の息子もテレワークだ。息子はある企業の研究所に勤めていた。資料整理の仕事だ。最初からデジタル化している仕事なので、テレワーク移行は簡単だった。ただ、息子の持っているノートパソコンは、スペックが低いので、会社から高スペックのパソコンを借りて作業していた。「快適...自祝しました

  • 折ること祈ること

    水曜日午前11時すぎ、仕事の打ち合わせを終えて、中央線に乗っていたときのことだった。中央線は、珍しく空いていた。隣に、5、6歳の少女が座っていて、何かを折っていた。おそらく、折り鶴だ。軽やかな手つきで折っていた。慣れた仕草だった。きっといつも折っているのだろう。そのとき、意外なことが起きた。短髪の少女が私の方をむいて、「ねえ、おじさん、これもらってくれる」と小さな手のひらにのせた折り鶴を私に差し出したのだ。マスクをしていたので、目が強調されてでっかく見えた。幼いのに、目力すごいね。もちろん、拒む理由なんかない。上手だね。すごいね。誰に教えてもらったの。お母さんかな。すると、少女が驚くほど無邪気な顔で言った。「違うよ。私ね、お母さん、いないの。おばあちゃんにだよ」と言って、左隣に座る女性を指さした。また、やっちま...折ること祈ること

  • どーも すみませんでした

    マスクもねえ消毒液もねえ衛生用品がそれほどそろってねえ俺らこんな村いやだあ東京さ出るだちょっとお待ち下さい。東京にもありませんから。土曜日、国立駅近くのバーミヤンで、大学時代の2学年下、芋洗坂係長にしか見えないカネコと昼メシを食った。カネコとの話のつかみは、いつもこうだ。カネコが言う。「おまえ、そんなに痩せていてよく生きているな」私が言い返す。逆に、おまえこそ、そんなデブでよく生きていられるな。いま何豚(トン)だ?「99キロだ」おまえ、この10年間、ずっと99だな。むしろ、それって、凄くないか。10年間、同じ体重を維持できるなら、体重コントロールなんか簡単だろ。その気になれば、ダイエットできるだろうよ。カネコの前にあるのは、油淋鶏とキムチチャーハン、餃子、ご飯、ドリンクバー。私は、ダブル餃子と生ビール。カロリー...どーもすみませんでした

  • 納豆食ってハッ

    金曜日、今年初めて、ランニング仲間のフリーランス医師、ドクターTと小金井公園を走った。ティー、ティー、ティー、ティー、ティー、と言いながら10キロ走った。「Mさん、まだまだ若いですね。全然息が上がっていないじゃないですか」と感心された。だって、ペースが遅いんだもの。医者相手だもの(ドクターの方が15歳くらい若いはずだが)。いつものルーティンとして、走ったあとは小金井公園に隣接する「おふろの王様」で風呂に浸かったあと、ソバを食いつつビールを飲むのだが、今回は「不特定多数利用のお風呂、脱衣室はヤバいよね」ということで、タオルで汗を丁寧に拭き取ったのち、吉祥寺のステーキハウスでメシを食った(毎回ドクターの奢り)。個室だ。客が変わるたびに、消毒がなされているという。部屋の隅っこに、でっかい空気清浄機があった。試しに、近...納豆食ってハッ

  • 「イチ」と「コロ」

    「日本人のほとんどは、自分は、ウィルスになんて罹らないという根拠のない自信を持っていると思うんですよね」得意先の中村獅童氏似が、そう言いながら細い目を余計細くして私を見た。マスクをしていると細い目がさらに際立つ。「そういう人が、無頓着に人混みに出て、ちまたにウィルスをまき散らしているんじゃないですかね」そのご意見、今やハズレとは言えない状況になってきた。以前は、獅童氏似の会社は神田にあったが、会社が勝手に他の会社と合併したことに嫌気がさして、獅童氏似を含めて11人が反旗を翻し、独立することにしたのだ。その11人は、今年の1月27日に、新しい会社を立ち上げた。新しい事務所は、池袋だ。サンシャイン池崎からは、それほど遠くないところに、事務所はあった。サンシャイン60?そういえば、サンシャイン水族館には久しく行ってい...「イチ」と「コロ」

  • ま・・・いっか

    先週お伝えした、友人の極道コピーライター・ススキダの得意先の創立40周年パーティーは、無期限延期になりました。楽しみにしていた方は、残念でした。私もとても残念ですが、世の中の風潮には勝てません。何しろ、ウィルスとはまったく関係ないのに、トイレットペーパーとティッシュペーパーが世の中から消えるというスーパーマジックが起きているのですから(首都圏だけなのだろうか。それなら、少し恥ずかしい)。人類史上最も馬に激似の「お馬さん」から悲痛なLINEが来た。「Mさん、地獄です。マスクは手に入れましたが、消毒液とトイレットペーパー、ティッシュペーパーが底をつきそうです」お馬さんは、馬史上最も潔癖な馬でもあった。お馬さんとは、20年近い付き合いだが、知り合ったときから、絶えず除菌スプレーで身の回りをシュッシュしていた。トイレは...ま・・・いっか

  • 乗りかかったポニョ

    先週の日曜日、東京は雨だった。私の心にも雨は降った。先週の続き。「タピオカ」の踊りの講習をアホのイナバくんに頼んで・・・違いました「パプリカ」でした。パプリカの動画は、イナバくんにメールで送ってもらったので、一応観た(イナバくんとイナバくんのガキ二人が、ニコニコしながら踊った動画だ)。・・・・・・・・・・・・・・・・・(へー、イナバくんのガキ二人がダンスがうまいのはわかったけど)。友人の極道コピーライターのススキダの得意先が、今年創立40周年を迎えるというので、3月はじめに面倒くさいパーティを開く予定だという。そこで、若手社員がまるで幼稚園のお遊戯のように、パプリカを踊りたいと言い出したのだ。無邪気ですね。ダンスといえば、私の中では、アホのイナバくんしか思い浮かばなかった。イナバくんに聞いて、インストラクターを...乗りかかったポニョ

  • パプリカ

    友人の極道コピーライターのススキダに、「パプリカって知ってるか」と聞かれた。知っているさ。赤と黄色、オレンジの種類があって、ピーマンよりも肉厚で重宝する食材だ。今の季節、パプリカの細切りと菜の花のゴマ和えが美味いな。「それは、冗談で言っているのか」どこに冗談が入っているんだ。常識的な答えではないか。冗談が欲しいのなら、言ってやってもいいぞ。パプリカのパパッと見は極道かププロの殺し屋みたいだがリ料理上手な奥さんがいるカカツラ疑惑のある男、っていうのはどうだ。「カツラじゃねえよ」場所は、新宿3丁目の和風レストランだった。7つの産地の牡蠣を食べさせてくれる天晴れなレストランだ。これは、以前肺炎寸前で病院に送り込まれたススキダを、神のような対応で救った私へのお礼なのだ。人間として至らないところが多いススキダだが、人への...パプリカ

  • 横浜から柳沢へ

    失敗した。最初にガツンと言っておくべきだった。2年前から毎週仕事をいただく人がいた。同業者の紹介で、いただいた仕事だ。私は知らなかったのだが、新商品などをアピールするために、景品をつけることがあるらしい。スーパーマーケットなどに行くと、申し込み用紙が置いてあって、応募すると運がよければ、結構魅力的な景品が当たるという。メーカーから頼まれて、その景品申込書を彼は作っていた。10社以上のメーカーと契約して、景品申込書をプロデュースしていた。たとえば、この商品なら何を景品として当てはめたらいいかをクライアントに提示するのである。その商品の購買層を考えて、電動アシスト自転車を景品にしたり、温泉旅行、ロボット掃除機、最高級牛肉などを景品にして客を引きつけ購買欲を煽る仕事だ。それを彼は、一人でこなしていた。世の中には、懸賞...横浜から柳沢へ

  • お椀と泡

    今週の火曜日、真夜中の3時ごろ、国立市は雪だった。それを私は、窓際で我が家のブス猫セキトリを膝の上に乗せて、椅子に座って見ていた。ここに来る前のセキトリはノラだった。以前我々が住んでいた武蔵野のオンボロアパートの庭に置いたダンボールに住み着いていたのだ。ゴハンは1日2回支給した。ダンボールハウスは、夏冬何度か作り直した。冬は内部を二重構造にし寒さ対策として全体にシートを貼った。さらに毛布を敷いた。夏は、直射日光が当たらないように、そして雨対策としてキャンプ用の庇をつけた。しかし、ハウスが外にあることに変わりはない。過酷だったと思う。なあ、セキトリ、こんな雪の日は辛かったろう。「オワンオワンダニャー」(直接雪が入らなかったから、そうでもなかったぞ)台風のときも大変だったろう。「オワンオワンダニャー」(台風の前に、...お椀と泡

  • 盲腸と関節技

    水曜日、朝9時前にWEBデザイナーのタカダ君(通称ダルマ)からLINE電話が来た。「師匠ーー」気持ち悪い泣きそうな声だった。鳥肌がたった。「見舞いに来てくれませんか」見舞い?何の見舞い?俺には見舞いの趣味はないんだけど。見舞いクラブになんて入ってないぞ。「師匠、病院の見舞いですよ。決まってるじゃないですかー」泣きやがった。誰が病院にいるんじゃ。都合が悪くなるとすぐ「適応障害」とか言って、入院したがる政治家か。それとも2年前に白かった毛が突然黒に変異したウサギのハナちゃんか。あるいは、謀反で雲隠れ中の明智光秀殿か。「オレですって!盲腸で入院してるんですよ。手術は終わったんですが、誰もいないんです」ダルマは生意気にも10年前に結婚し、9歳と7歳、1歳のガキがいた。姫ダルマ2匹と坊ダルマ1匹だ。姫ダルマは、幸運にも奥...盲腸と関節技

  • スポットライト

    アルバイトの面接に行った。信じられないことに、3時間で5万円の報酬だという。それに釣られていった。面接会場に行ったら、20人ほどが来ていた。破格のギャラにしては、応募が少ない。予期せぬことに、履歴書を受付に渡して、5分もしないうちに、採用者が発表された。面接はしないのか。あるいはもう、し終わったのか。それなら、俺はダメだな、とあきらめた。見渡すと、私が一番年を食っているようだから、書類で落とされたのだろう。帰りにローソンに寄って、Lチキを買い、歩きながら食おうと思って席を立った。そのとき、私の名前を呼ばれた。「採用です」え?嘘でしょ。採用されたのは、ほかにナガノ君という20代半ばのチャラそうに見える男だ。二人だけのアルバイト。怪しいように思えるが、アルバイト内容は、あらかじめ把握していた。怪しい内容ではなかった...スポットライト

  • 年賀状ふたつ

    年賀状が2枚きた。私は8年前に年賀状を出すのをやめた。得意先と友人に宣言した。これから年賀状は、なしよ。思い切って宣言した割には、反響が少なかった。誰も私の年賀状を期待していなかったってこと?まあ、いいけど。毎年50枚以上出していた年賀状が消えただけで、ありがたいことに余計な時間を浪費せずに済んだ。経済的にも少し楽になった。マナーにうるさい人からは、あれこれ言われそうだが、幸いにも私のまわりには、マナーにうるさい人がいないので助かっている。正月とは関係ないが、お中元とお歳暮も10年前からやめていた。やめます、と宣言しても得意先から仕事をしくじることはなかった。今も付き合いは正常に続いていた。マナーにうるさい人からは、あれこれ言われそうだが、幸いにも私のまわりには、マナーにうるさい人がいないので助かっている。儀式...年賀状ふたつ

  • おけまる水産

    あけましておめでとうございます皆様の本年が幸せな年でありますように12月30日の朝、大食いのミーちゃんが、嫁ぎ先の金沢から帰ってきた。旦那様の若ちゃまと深夜の高速バスで来たのだ。朝7時に新宿に着いて、若ちゃまの友だちが運転する車で国立にやってきた。8時前だった。「パピー、マミー、ただいま」と言って抱きついてきた。頭をヨシヨシした。顔の色艶がよくて、肌の温もりから幸せな生活を想像できた。「パピー、おなか空いたー」もちろん用意しておきましたよ。オニギリ30個と自家製タクワン、豆腐とほうれん草、ワカメの味噌汁だ。これを我が家族とミーちゃん、若ちゃま、若ちゃまの友だちの7人で食べる。オニギリの具は、鮭、タラコ、エビマヨ、自家製梅、カツオ昆布だ。ミーちゃんが12個食べた。若ちゃまが5個。残りを5人で食った。ミーちゃんは、...おけまる水産

  • 冒険者たち

    年末になると、いつも思う。今年も私は、何も世の中の役に立たなかった。私がいなくなって困るのは、きっと我が家のブス猫・セキトリだけだ。年末は、世間では大掃除。だが、我が家では、大掃除はしない。それぞれの部屋を小掃除、中掃除すればいいということにしていた。ダイニングキッチンで暮らす私は、ダイニングの床を掃除機をかけたあとでクイックルワイパーで小さな汚れを取った。天井もクイックルワイパーだ。そのあとキッチンのレンジフードに被せたフィルターを新しいものに替え、ガスレンジとシンクをスチーマーでキレイにした。次に食器乾燥機を分解して細かい汚れを落とした。ここまで、2時間弱。そのあと仕事場のまわりの細かいホコリを落として、ハンディクリーナーでキレイにした。最後に、国立に引っ越してから開けずに置いてあった最後のダンボール箱を開...冒険者たち

  • 三角大福

    新宿で、いかがわしいコンサルタント会社を営むオオクボから「渡したいものがあるから来てくれ」というLINEがあった。偉そうだな、オオクボ、まるで社長みたいじゃないか。渡したいもの、ラブレターか。もしそうなら、キッパリと言ってやらねばならない。俺もおまえも妻子ある身だ。火遊びは、やめておこうぜ。20日、12月にしては珍しいほど気温が上がった夏の日の午後2時、オオクボの会社を訪問した。会社に足を踏み入れたとき、社長の机の横にある応接セットで、オオクボは49歳程度に見える女性と打ち合わせをしていた。私の姿を認めたオオクボは、左手を中途半端に上げて、「おお、悪いな。窓際のソファで待っててくれ」と私に向かって命令した。部屋の隅っこに、幅広のソファが置いてあった。言われた通りに座った。すみっこぐらし。聞くつもりはなかったが、...三角大福

  • 輝く原石

    みんな大好きイナバ君。11月の初めごろから、イナバ君からLINEで「誕生日はMさんの大好きな牡蠣でお祝いしましょう。楽しみだなあ」というお誘いを受けていた。さらに誕生日一週間前も「牡蠣たべよ牡蠣たべよ牡蠣たべよ牡蠣クケコー」狂ったか。ただ、残念ながらタイミングが合わなかった。私の誕生日前後は、イナバ君の奥さんが家にいなかったので、イナバ君が2人の子どもから世話を受けなければいけなかったからだ。イナバ君の奥さんは、仲間とよくボランティアに出かけた。同い年の奥さん方3人と学生やフリーターの人たちを何人か募って、災害に限らず困っている人がいたら、軽トラック2台を躯って参上するのである。今回は、本格的な冬が来る前に被災地のお手伝いをしようと千葉県、茨城県を6日間かけて回った。10月に2回も行っているのに。私には真似がで...輝く原石

  • 感謝感謝と大黒柱

    一説によると、犬も猫も感謝の心を持っていると言う。しかし、感謝の心の総量が多いのは、やはり人間だろう。感謝。犬猫以下の私にも感謝の心は、人並み以下にある。世田谷の伯父が、まず最大の感謝の対象だ。祖母、父母は、昭和27年に島根県出雲から東京にやってきた。そのとき、我が一家は、すでに成功して世田谷区下馬に150坪の家を持つ伯父の家に居候したのだ。150坪の土地に、6DKの平家と12畳ほどの離れを建てて暮らしていた伯父家族。その離れに我が一家は移り住んだ。離れには台所がなかったので、伯父はわざわざ台所を作ってくれた。風呂は母屋の風呂を借りたという。そこに、祖母、父母は3年余り暮らした。ただ、父は途中から家を出て、新橋のアパートに移り住んだが。一流会社に勤めながら、稼ぎを全く家に入れなかった男。一家が東京に出てきたのは...感謝感謝と大黒柱

  • ドラマチックな日

    先週の日曜日の朝6時ごろ、友人の極道コピーライター・ススキダからLINEが来た。「いま入院している。風邪をこじらせて肺炎手前になった」先週の木曜日に高熱が出て、医者に行かずに我慢していたが、土曜日の夜に咳が止まらなくなって、タクシーに乗って救急病院に行ったという。すぐ検査を受けて、「入院ですね」と言われた。医師から、このままでは肺炎になる。家には帰しませんよ、と強い口調で言われたのだ。顔が怖いくせに、メンタルが弱いススキダは震えながら「は、は、はい」と答えた。それで、入院。タイミングが悪いことに、ススキダの奥さんは、先週の水曜から一週間の予定でシンガポールに行っていた。ススキダの奥さんは、15歳まで香港で育った。ご両親は中国人だ。つまり、奥さんも中国人。そして、ススキダの奥さんのご両親は、2年前にシンガポールに...ドラマチックな日

  • ともだち

    偏屈な性格をしているせいか、友だちが少ない。ただ、少ない割にキャラの濃い奴が多いのは、美味しいというか、ご馳走様と言うべきか。怖い顔のワンツーは、長年の友人の尾崎と極道顔コピーライターのススキダだ。怖い。本当に怖い。尾崎と中野の街を歩くと、チンピラさえも避けて足早に通り過ぎるのである。ススキダと横浜の街を歩くと、人はススキダを横目に見て、すぐ目をそらす。私でさえもススキダの顔は2秒と見ていられない。ブサイクすぎて。尾崎とは35年以上、ススキダとは25年くらいの付き合いか。2人の妖怪が死なないかぎり、付き合いはこのまま続くだろう。高校、大学時代の友だちとの付き合いは長い。40年以上が経つ。ほとんどが陸上部の同期だ。ハゲとデッパとは、年に数回会う。ハゲは、このブログで何度か登場したので、今回は割愛。デッパのことは一...ともだち

  • おっさんず・イレブン

    東京神田のイベント会社の担当・中村獅童氏似に呼びつけられた。しかし、今回は仕事の話ではないので、会社には行かない。東京駅八重洲の地下街だった。最初、獅童氏似は「僕が国立駅まで出向きます」と言ったが、神田から国立までは徒歩だったら半日はかかる。それは大変だから、こちらが東京駅まで伺います、と言った。実は私は「地下街フェチ」だ。地下街大好きオジさんなのだ。さっぽろ地下街。新宿サブナード。大阪駅前地下街。名古屋栄地下街。博多駅地下街。横浜地下街。川崎アゼリアなどなど地下街に入ったらワクワクする変態だ。地方に観光に行ったとき、まず観光地よりも地下街を探すという、ど変態な人生を歩んできた。その私が好きなのは渋谷のシブチカだ。他の地下街と比べたら、呆れるほど小さい。渋谷のスクランブル交差点の地下にあるから、そのミニサイズ感...おっさんず・イレブン

  • カトちゃん

    月曜日、駒沢公園で開催された「東京ラーメンショー」に行ってきた。娘と2人のつもりだったが、なんでだろう、なんでだろう、ななな、なんでだろう。娘の彼氏のアキツ君(仮名)もついてきた。なぜ仮名かというと、娘から「ブログに書いてもいいが、本当の名を書いたら、親子の縁を切るからな」とスタンガンを突きつけられたからだ。はい、わかりました!娘とアキツ君のデートは、パターン化していた。まず、猫大好きアキツ君の要望で、猫カフェに行くのだ。そして、そのあとラーメン大好き小池さんの娘の希望でラーメンを食う。そのあと、色々とさまよったのち、また晩めしにラーメンを食ってお別れだ。永遠に別れちまえ!ちょっと取り乱してしまった。どうでもいいことだが、2人はデートで映画を見るとかライブに行くなんていう?(はてな)なことはしない。なんで2時間...カトちゃん

  • モンク言います

    モンクを叫びたいと思います。人類史上最も馬に激似の「お馬さん」と国立のバーミヤンで打ち合わせをした。私が、朝メシにタコ焼きをおかずにして納豆ご飯を食った、と言うとお馬さんは、「炭水化物と炭水化物ですか」とヒヒンと鳴いた。いったい、炭水化物と炭水化物は変という理論は、いつから広まったのだろう。私はお好み焼きを食いながら、ご飯を食うことができますけど。チャーハンとラーメンって美味しくないですか。焼きそばパン嫌いな人っています?ピザとパスタ、フライドポテト同時に食えませんか。肉まん食ったあとで、オニギリ普通に食えますよ。サンドウィッチとオニギリもベストチョイスです。うどんとカレーライスには何の違和感もありません。カレーうどんとオニギリもオッケー。チキンラーメンを食ったあとのスープに、ご飯と卵、ワケギ、黒コショウを入れ...モンク言います

  • ダメダメ親父

    どうでもいいことだが、気がつけば、28年間ケーキなどの甘いものを食っていなかった。甘いものを欲しない体に、いつの間にかなっていた。28年前、最初の子どもが生まれたとき、当時住んでいた横浜日吉本町のご近所の知り合いに報告にいった。昨日、男の子が生まれました。「Mさん、嬉しそうだね。とっさのことで今は何もあげるものがないけど、これ食べなよ」ミスタードーナツのナントカ言うドーナッツをくれた。おれ、甘いものはダメなんですよ、と断るほど私は人格ができてはいない。同時に出されたインスタントコーヒーを飲みながら、ドーナツを食った。その味は、今でも鮮明に覚えていた。フニャフニャして甘くて真ん中に穴が開いていた。真ん中に穴が開いていたから、きっとゼロキロカロリーに違いない。それ以来、甘いものは食っていない。ただ、甘いものが異常に...ダメダメ親父

  • ガラスが苦手

    ランニング仲間に、フリーランスの医師がいた。私は彼を「ドクターT」と呼んでいた。ドクターTとは、小金井公園で知り合った。東京武蔵野に住んでいたころの私のフランチャイズは、小金井公園だった。週に1、2回、昼間に小金井公園内を10キロ程度走った。そのとき、たまに遭遇したのが、ドクターTだった。向こうも私が気になっていたようだ。「ガイコツが走っているぞ」。あるとき、唐突に「なんで、走っている足音が聞こえないんですか」と聞かれた。それは、私が幽霊だからです、と言って両手を胸の前でだらりと下げた。「ハハハ」真面目な話をしましょう。ただ足に力を入れれば早く走れるというものではない。膝と足首の角度が大事なんです。それを意識すれば、力を入れなくても早く走ることはできます。ドタバタと走るのは、無駄な力を使っているからです。「ああ...ガラスが苦手

  • なるようになる

    自然の猛威を感じた日だった。甘いことを言うと思われるかもしれないが、初めて台風に恐怖を感じた。私は、このブログでは、なるべくリアルタイムの出来事は載せないようにしてきた。リアルタイムの出来事は、他の方が正確に書いてくれる。私自身のブログにタイムリーなキーワードは似合わないと思っていた。いまも思っている。私の能力では、災害や犯罪などの分析ができない。なぜなら、遭遇したことがないから。私には、遭遇したことがないことを想像で表現する能力がない。唯一、東日本大震災のことは述べたことがある。だが、東京にいて経験したことと、もっと悲惨な状況を経験した人のことを想像すると、頭の奥の方で「違うだろう」という思いがいつも湧き上がる。恐怖と絶望の濃度が違うのではないか。今回の台風は、現在進行形だ。そこにまだ台風は存在する。眠れない...なるようになる

  • ハンドタオルふたたび

    娘が、木曜金曜の2日間代休を取った。お盆休みに2日出勤したときの代休だという。「おまえ、いまだに『ミーちゃんロス』を引きずっているだろ」娘に言われた。「出かけようぜ。みなとみらいに」慰めてくれるようだ。横浜みなとみらい21。私にとっては、馴染み深い場所だ。小学校高学年のころ、よく行くのは中目黒から二駅目の渋谷だった。しかし、たまに東急東横線を使って横浜まで行った。そして、桜木町駅まで歩いた。東横線は桜木町まで繋がっていたから、直接桜木町に行くのが賢い方法だ。だが、私はおバカだから、横浜から高島町、桜木町まで歩いた。途中に、バッティングセンターが2つあったからだ。渋谷にも恵比寿にも目黒にもバッティングセンターはあったが、横浜のはデカさが違った。渋谷の2倍以上のデカさがあったのだ。そのデカさが気持ちよかった。左打席...ハンドタオルふたたび

  • ハンドタオル

    よりによって、ミーちゃんの大事な日に台風17号が来るなんて。風が強い。台風だから当たり前だが、少しは遠慮して欲しいと思った。風クン、鬱陶しいよ。金沢駅の改札の外に、ミーちゃんの旦那確定の若ちゃまが待っていた。君にも支度があるだろうから出迎えはいらぬ、とLINEで断ったのだが、「男は支度なんか大したことないですから」と迎えにきてくれやがった。でも、迎えにきてくれてよかった。タクシー乗り場が驚くほど混んでいた。強風の中あそこに並ぶことを考えたら、若ちゃまのお節介なほどの気配りがありがたかったたかった。駅近くの駐車場まで行くと、ボディの横に屋号が書かれたワゴン車が停まっていた。いいね、生活感あるね。荷台にみんなのバッグを置き、後部の二列に4人のケツが乗った。車内は、とても綺麗だった。我々を乗せるために最大限綺麗に掃除...ハンドタオル

  • アホと国立で

    アホがメルセデスでやってきた。国立のバーミヤンで、テクニカルイラストの達人・アホのイナバと打ち合わせをした。9月16日だった。店に行ったら行列ができていた。なんで?普段の1時半は、いつも空いていたのに。なにか重要な催し物でもあるのだろうか。平日に、こんなに混むなんて、珍しいよな、とアホのイナバに話しかけた。すると行列の1つ前で待っていた3人家族のうちのお母さんが振り向いて、「今日は敬老の日ですよ」と教えてくれた。あー、そういうこと。これはフリーランスあるあるだ。祝日など念頭にない暮らしをしているから、祝日を忘れることが多い。敬老の日だってさ、とアホのイナバに言った。「え!慶応の日ですか。じゃあ、ここにいるのはみな慶応関係の人たちなんですか。僕、慶応じゃないから入れないんですか」前の3人家族が、振り返ってイナバ君...アホと国立で

  • いきなり

    はじめに、台風15号で被災された方、停電で難儀をされている方たち、私には物資を送ることしかできません。くれぐれも健康にはお気をつけください。命を守ってください。さて、今回も前回に続いて、韓国のお話を。私の娘は、KPOPや韓国文化が好きということもあって、韓国にはよく行く。だが、娘は盲目的な韓国びいきではない。韓流ドラマや映画には、ときめかない。そして、すべての韓国人がそうというわけではないが、話をしているとき、突然態度が豹変して大声でまくし立てる人が少なからずいるのが理解できない。店員の態度もあまり良くない。そこは、好きではない。そして、絶えずケンカ腰の韓国政府のことも好きではない。論理的でない記事をバラまくメデイアも好きではない。では、なぜ韓国に何度も足を運び、留学までしたのか。「韓国料理はうまい。もちろん、...いきなり

  • 三人娘の韓国旅行

    娘が、遅い夏休みを取った。大親友の大食いのミーちゃんと7歳年上の韓国人の親友ユナちゃんと3人で旅行したのだ。ユナちゃんに関しては、ソウルから来た娘に書いたことがある。行き先は、韓国。チャレンジャーだな。今回の旅行は、ユナちゃんの初めての里帰りに2人が便乗する形で実現した。そして、ミーちゃんと私の娘との独身最後の旅行という意味合いもあった。はじめ日本大好きのユナちゃんは、帰らなくてもいいと思った。それに、昨今の日韓関係を思うと、むしろ帰らない方がいいと思ったという。だが、ユナちゃんのご両親が会いたがっていた。かつてガチガチの反日だったご両親は、ユナちゃんが日本で働くようになってから、ガチガチが多少軟化したようだ。私の娘が韓国に留学していたとき、ご両親は、日本と日本人は「嫌い」だった。しかし、最近は「好きではない」...三人娘の韓国旅行

  • 三人娘の韓国旅行

    娘が、遅い夏休みを取った。大親友の大食いのミーちゃんと7歳年上の韓国人の親友ユナちゃんと3人で旅行したのだ。ユナちゃんに関しては、<ahref=“https://blog.goo.ne.jp/matsu1217/e/6f9442cade544463ca204bd0c9dba715”target=-blank“>ソウルから来た娘”</a>に書いたことがある。行き先は、韓国。チャレンジャーだな。今回の旅行は、ユナちゃんの初めての里帰りに2人が便乗する形で実現した。そして、ミーちゃんと私の娘との独身最後の旅行という意味合いもあった。はじめ日本大好きのユナちゃんは、帰らなくてもいいと思った。それに、昨今の日韓関係を思うと、むしろ帰らない方がいいと思ったという。だが、ユナちゃんのご両親が会いたがっていた。かつてガチガチの...三人娘の韓国旅行

  • 14000がお蔵入り

    幅広の長い緩やかな坂道を上っていくと正面に神殿のような建物があった。公共のホールだという。そのホールの左裏に回ると30メートルほどの短い並木道があった。突き当たりは階段。20段くらいの短い階段だ。その階段の上から二番目に灰色の猫が佇んでいた。眠っているのかと思ったが、薄く目を開けていた。よそ者を検閲しているのかもしれない。わきを通っても猫は逃げなかった。薄く目を開けたままだった。階段の上まで上がったとき、猫が「ニャー」と言った。猫は猫同士の喧嘩や求愛行動以外では鳴かないという。人間に対してだけ鳴くのだ。つまり、あの「ニャー」は、私に向けられたもののようだ。しかし、私は猫語を理解していないので、猫を振り向くことはしなかった。上りきったところの右手にテニスコート一面ほどの公園があった。ありきたりの遊具の向こうに、横...14000がお蔵入り

  • 夏をあきらめきれなくて

    2週間前の日曜日、大学時代の2年下の友人カネコの娘・ショウコに3人目のガキが生まれた。これをブログに載せていいのかを、私は122秒悩んだ。ショウコは、私のブログをいつもチェックしているのだ。そして、自分に気のくわない内容が載っていたら、次に会ったときに「お仕置き」が待っているという恐怖。6歳からの合気道歴23年の関節技だ。とても痛い。私は、いつも平気な顔をしているが、とても痛い。イタイんだよ。ショウコにガキが生まれたのは、とても喜ばしいことだが、ブログを書く場面では、私はいつもお茶目になってしまうという愛すべき癖がある。お茶目なブログは、合気道女子の関節技のターゲットになりやすい。だから、載せるのをやめようか、と123秒悩んだ。しかし、よくよく考えると、ガキ誕生を載せないと、ショウコのお怒りに触れて、もっと強い...夏をあきらめきれなくて

  • 私の変態な夏

    9回目の墓参り。多磨霊園。嵐の中の墓参りになるかと思ったが、雨は降らず風だけだった。きっと誰かの行いが良かったからだ。大学時代の同級生・長谷川と長谷川の妹の養女と私の3人で行った。1回目の墓参りは、私1人で行ったが、2回目からは長谷川の妹の養女・七恵と2人で行った。長谷川と墓参りをするのは、今回が初めてだった。なんでついてきたんだ、と聞くと、長谷川は「ひさしぶりにマツの顔が見たくなってな」という気持ちの悪いことを言った。大学時代の友だちで、今も付き合いがあるのは、陸上部のやつが多い。陸上部以外では、仙台で学習塾を経営しているノナカとこの長谷川だけだ。今もそうだが、長谷川はまともなことしか言わないつまらない男だった。口を開けば、いちいちごもっともな意見を垂れて、話をつまらなくするのだ。だから、私は長谷川のことをい...私の変態な夏

  • 「お嬢」と呼ばれて

    社会人2年目の私の娘が、新宿のドン・キホーテで、声をかけられた。「お嬢」この世の中で、私の娘を「お嬢」と呼ぶのは、2人しかいない。長年の友人の尾崎と妻の恵実だ。振り返ると、2人が後ろに立っていた。尾崎は、薄い青のポロシャツに白いズボン。恵実は、薄紫色のワンピースだった。「買い物かい」上司にICレコーダーを2つ買ってきて、と言われて会社から10分くらいの距離にあるドン・キホーテにきたのである。尾崎夫婦は、キャンプ道具を物色しに来たらしい。外を出歩くのが嫌いだった尾崎が、2年前に突然アウトドアにハマった。まだ小さい3人の子どもたちと触れ合う時間を少しでも多く取りたかったのが、その理由だ。「お嬢、親父に言っといてくれないか。一緒にキャンプに行こうぜって誘っても、親父は、なかなか『うん』って言わねえんだ。遠慮しているん...「お嬢」と呼ばれて

  • 野球は しらん

    全米が泣いた。全蝉が鳴いた。ミーンミンミンミンジジーミーンミンミンミンジジーあー、うるさい!まだ、ジジイじゃないわい!滅多に仕事をくれないが、年に1回程度思い出したように、私に仕事を出す会社がある。場所は東京池袋の隅っこ。大型看板や広告を扱う総勢4名の地味な会社だ。社長夫婦と従業員夫婦の4名。大変仲がいい。今回、私に回ってきた仕事は、大型看板に使う3Dパースの修正の仕事だ。リアルに出来上がったパースに、足りないものを付け足す仕事。樹木を足したり、人物、車などを切り取って足すのである。タスタスおじさんと呼んでくだされ。タスタスおじさんが、仕事の打ち合わせをしているとき、蝉がうるさかった。窓外に太い幹の樹木が2本あった。そこにひっついている蝉が全力で鳴くのだ。ミーンミンミンミンジジー君たち、人間をもっと尊敬したまえ...野球はしらん

  • 馬の夏休み

    馬がVOLVOでやってきた。国立のバーミヤンで、人類史上最も馬に激似の「お馬さん」と打ち合わせをした。仕事をシェアしたのだ。お馬さんとは、年に数回仕事をシェアしていた。今回は、趣味で絵画を描き続けている素人画家の個展の仕事だ。ポスターと招待状、プロフィール帖を作る。お馬さんは、作品を一眼レフデジタルカメラで撮る係だ。私が、それをプロフィール帖に配置し、作者が一番気に入った作品をA2のポスターにする。お馬さんは、若い頃から写真が趣味で、腕前は完全にプロだ。家に小さな写真スタジオも持っていた。馬が一眼レフ?とうとう、そんな時代がやってきたか。豚が紅の空に向かって、飛行機を操縦する日も近いかもしれない。ヒヒン、ブヒブヒ。個展は2ヶ月先だが、原稿が早々と揃ってしまったので、とりあえず打ち合わせだけしておこうとお馬さんが...馬の夏休み

  • トウモロコシ

    テクニカルイラストの達人・アホのイナバと国立のバーミヤンで仕事の打ち合わせをした。イナバ君は、夏風邪をひいたようだ。マスクをしていらっしゃった。しかし、何かがおかしい。マスクってワイヤーが入ってますよね。そのワイヤーで、鼻の形を調整するんですよね。鼻の部分、フニャフニャじゃん、と思ったら、口の下あたりにワイヤーの痕跡が。上下逆につけたんだね、イナバ君。とても似合っているよ。「最近、ボロ雑巾が、名前を間違えるんですよ」とアホのイナバが言った。ボルゾイ犬だよー。「僕が、モネって呼ぶとドガが来るんですよ。犬ってもっと賢いと思っていたんですけど、そうでもないんですね」イナバ君の家では、ボルゾイ犬を二頭飼っていた。モネとドガ。どちらも気品のある美形だ。2人が幼い頃から、私はイナバ君に画像を見せられていたから、見分けはつく...トウモロコシ

  • スマートフォンは みん

    東急東横線・目黒線・南武線・横須賀線が乗り入れる武蔵小杉駅に行ってきた。中央線国立駅から武蔵小杉駅へ行くには、簡単なルートでは、お隣の立川駅で南武線に乗り換えて、始発に乗っていくのが一回の乗り換えで行ける一番楽な方法だ。しかし私は、中央線で吉祥寺まで行って、吉祥寺で井の頭線に乗り換え、渋谷で東急東横線に乗り換える方法を選んだ。理由は簡単。慣れ親しんだ路線に乗りたかったから。東京武蔵野に住んでいた頃は、井の頭線をよく利用した。子どものころ住んでいた中目黒では、東急東横線をよく利用した。その方が馴染みが深い。それに、都会の景色を見ると落ち着くという私の性格上の問題もある。そして、井の頭線と東急東横線は、昼間は空いているということもこの路線を選んだ理由だ。どうでもいいことだが。井の頭線。思った通り空いていた。半分も埋...スマートフォンはみん

  • おまえ

    長年の友人の尾崎が、腎臓結石の手術を受けるという。確か7年前にも手術をしたから、石を貯めやすい体質なのかもしれない。病室で、そんなもの貯めて何が面白いんだ、と言ったら、尾崎は「俺は意志(石)が強いんだ」と珍しくダジャレを言った。でも、怖いんだろ?7年前も俺に怖い怖いって泣きついたじゃないか。「ああ、怖いさ。だが、そんなことは『おまえ』にしか言えねえ。家族の前では、俺は強い父さんでいなきゃいけないからな」守るものができた尾崎。無敵だった尾崎が死を恐れるようになったのは、守るものがいるからだ。最初の結婚のとき、尾崎はおそらく自分のことしか考えていなかった。喧嘩は日常茶飯事だった。そして、オーディオが趣味だった尾崎は、たとえばジャズピアノを聴いているとき、奥さんが料理の支度をし始めると「うるせえ!細かい音が聴こえねえ...おまえ

  • 団塊タバコ

    最近の飲食店は、禁煙のところが増えた。分煙だけではなく、完全禁煙もある。タバコの煙の苦手な人には、住みやすい社会になりつつあると言っていい。大昔の話だ。いま28歳の息子が1歳を過ぎたころだった。大宮で買い物をした私たちは、駅の近くのドトールに入った。1階は満席だったので、席を求めて2階に上がった。客は白人が4人と若いサラリーマンが3人の合計7人。白人は、全員がタバコをすっていた。当時は、禁煙席はポピュラーな存在ではなかった。特にカフェは、タバコを吸うために入る人が多かったから、空気が澱んでいた。そのとき、店の窓際に座っていた白人グループが、意外なことをした。我が息子の姿を見た白人たちが、一斉にタバコを消したのだ。そして、立ち上がって窓を開けた。さらに、タバコの煙が我々にかからないように、でっかい8本の手で煙を窓...団塊タバコ

  • セキトリ

    先週の日曜日が、父の日だということをすっかり忘れていた。晩メシのときに、子どもたちから袋を渡された。これは賄賂か?私に賄賂を贈っても何の得もないぞよ、と言った。「おまえに全世界的に権限がないことは、生まれたときから気づいているわい。それは奉仕品だ。ありがたく受け取れ」ははー(土下座)。私は、子どもたちが幼いころ、この家に父親はいない。目の前にいるのは宇宙人だ。だから、父の日はない、と説得力のある言葉で、父の日を否定した。プレゼントする金があるのなら、他のことに使いたまえ。しかし、なぜかわからないが、毎年父の日になると、ハンカチやらベルトやら財布などが増えていくのだ。そのたびに私は、スパシーパ、グラシアス、多謝、ダンケ・シェーン、メルシーなどと言って受け取るのだが、最近は、土下座が一番楽だということに気づいて、土...セキトリ

  • 赤玉さん以蔵さんカアちゃん

    前回、酒の話を載せたので、さすがに2回連続では飽きると思った。なので、今回も酒の話を。社会人2年目の娘に聞いた話。娘の部署は仲がよくて、月に1回以上飲み会を開いているようだ。場所は新宿が多い。2日前の金曜日、西武新宿駅近くの居酒屋で、飲み会をした。9人が出席した。楽しく飲んでいたら、店の奥から「イッキ、イッキ!」のやかましい声と手拍子が聞こえた。全員が白けたという。今ごろ、一揆って何?江戸時代じゃあるまいし。鍬や鎌でも持ってきたのか。いくら、安倍政権に不満があるからって、暴動はいかんぞ。娘に頭をコツンとされた。イッキ違いだそうです。娘は、イッキを見たのは、初めてらしい。聞いてはいたが、想像以上にやかましい、と思った。そのやかましい声を聞いて、そのフロアの客のほとんどが眉をひそめた。彼らは、その行為が周りに迷惑を...赤玉さん以蔵さんカアちゃん

  • 日本全国どこにでもいるバカ

    パーで叩くか、グーで殴るか。今週の火曜日、東京神田のイベント会社に打ち合わせに行ってきた。担当者は、中村獅童氏似のチョイ強面だ。いつもながら、仕事の話の前に雑談を。「久しぶりに、うちに新卒が入ってきた話しましたよね」知っている。英語と中国語が話せる即戦力だ。声が小さいことだけが唯一の欠点で、仕事の飲み込みが早く、フットワークも軽い掘り出し物だという。「でも、アクシデントがありましてね」と獅童氏似が、右手で頭をかきむしった。そして、ため息。獅童氏似の会社は研修期間が、1ヶ月と短い。研修が終わったら、すぐに実践だ。新人さんは、獅童氏似の班に組み込まれた。しかし、ここでアクシデントが起こったという。新人歓迎会だ。先週の金曜日、新人のオバタさんのために、歓迎会が開かれた。場所は、会社の会議室。獅童氏似が勤める会社では、...日本全国どこにでもいるバカ

  • ジジイとせんせー

    私が親しみを込めて「ジジイ」と呼んでいる人がいる。きっかけは、近所の噂だった。埼玉から東京武蔵野に移ってきたとき、私に関して「あの人無職よねえ」というヒマな疑問が、ご近所で浮かび上がったのだ。たまにスーツを着て出かけるが、通勤帰宅の時間が一定していない。平日の昼間からランニングをしている。日曜日は、自転車の荷台に食材をどっさりと積んでいる姿を見かける。スーツ以外のときは、無精ひげを生やしている。怪しい。余計なお世話なんですけど。私は、他人の生態に全く関心がないので、ご近所に、どんなに胡散臭いと言われても気にならない。近所の自治会の副会長さんとオンボロアパートのオーナーが、私を知ってくれればいいと思っていた。だが、ヨメは違った。「世間体が悪いから、お願いだから、しばらく朝8時半くらいに家を出て、夕方に帰ってきてく...ジジイとせんせー

  • セカンドチャンス

    最近、国立駅近くのバーミヤンを利用することが多い。14時から一番搾りが200円で飲めるのである。冷静に考えれば、安いディスカウントストアで買って飲んだ方が安いのだが、ディスカウントストアでは「空間」は買えない。餃子12個食って700円ちょっとなのだ。「空間」を計算に加えたら贅沢な時間と言っていいだろう。バーミヤンに行くときは、必ずノートパソコンを持っていく。ただ、パソコンを開けることはない。ただの飾りだ。とりあえず1時間の空間を利用するための道具として持っていく。そもそも私は、得意先に説明する以外で、ノートパソコンを利用することはない。よく電車やカフェでパソコンをカチャカチャしている人を見かけるが、そんなにパソコンが好きなの?と私は批判的に見てしまうのだ。もし、それが仕事なら、なんで仕事時間内に仕事を終わらせる...セカンドチャンス

  • 炎上嫌いエンジョウ違い

    1ヶ月前に、書くのをためらったバカバカしい話。しかし、ブログネタがなくなったので、恥ずかしげもなく今回載せることにした。SNSの意見なんて、少数派ですよ、そんな、どうでもいいことを1ヶ月前の同業者との飲み会で語ったことがあった。有名人が悪さをして逮捕されたことに関して、「一般の会社なら即刻クビだよ。あの世界は甘いからな。しばらくしたら、簡単に復帰するんじゃないの。バカにしてるよ」とカマタさんが、憤懣やるかたなしという芝居がかった顔で言ったのだ。そして、「SNSを見てごらんよ。みんな怒っているだろ」とも言った。しかし、逮捕されたと言っても、まだ「容疑者」ですからね。判決が確定するまでは「推定無罪」だから、服務規程や会社の約款に「逮捕即解雇」と書いていない限り、「職業の自由」は、尊重されるはずですが。私が、そう言う...炎上嫌いエンジョウ違い

  • 油断はダメよ

    色々な偶然が重なって、娘の彼氏のアキツくん(仮名)と2人きりで飲むことになった。アキツくんに関しては「面倒臭い本気の彼」に書いたことがあった。場所は、我が家だ。猫好きのアキツくんは、我が家のブス猫に会いたがっていた。そこで、昨日の土曜日に会うことになった。私の家族も含めて会う予定だった。しかし、娘の大学時代のお友だちが事故に遭った。娘は、病院に駆けつけることになった。息子は、大学時代の友だちとラーメンのハシゴに出かけた。ヨメは、ウォーキング仲間に無理やり誘われて、昭和記念公園を歩くことになった。俺1人だから、やめる?とLINEで確認したら、アキツくんは「猫に会う気まんまんなんです。会わないと損した気分になるので、僕は1人でも構いませんけど」と答えた。まあ・・・いいですけど。よっぽど猫がお好きなようで。ブスすぎて...油断はダメよ

  • 浮世離れした人たち

    平成の終わりは雨。令和の始まりも雨。そんなときも渋谷のスクランブル交差点はお祭り騒ぎ。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。踊らない見ない阿呆の私と同類のミズシマさんに、「Mさん、お願いしたいことがあるんですけど」と電話越しに言われた。ミズシマさんに関しては、「ミズシマルール」に書いたことがあった。「僕もそうなんですけど、パソコン音痴の知り合いが身近に何人かいるんですよ。その人たちに、パソコンを教えてくれませんか。ギャラは、1日5万でどうでしょう」いやいや、いつもただ食いをさせていただいているので、お代はいただきません。喜んでやらせていただきます。「悪いですね。ボランティアさせてしまって」ということで、私には似合わないボランティアをすることになった。集まったのは、ミズシマさんとほぼ同じ年齢の70前の男女...浮世離れした人たち

  • ハゲ増し軍団

    「翔んで埼玉」に同業者が、何人かいる。以前は、2ヶ月に1回埼玉から吉祥寺まで足を運んでいただいて、飲み会を開いていた。今は、私が時間が取れないこともあって、飲み会は、半年から8ヶ月に1回の間隔に伸びてしまった。本当なら私の方が足を運ぶべきなのだが、私が埼玉に入るための通行手形を持っていないことを知っている同業者様たちが、わざわざ吉祥寺まで来てくれるのである。ありがたいことだ。埼玉では、東京ドーム?個分のメガ団地に住んでいた。15年間住んだ。最初の14年は楽しかった。2人の子どものお友だちとも仲良くなって、一緒に走ったり、ボーリングに行ったり、バーベキューをしたりした。しかし、私の環境が15年目に突然変わった。1人のご老人が、我が家に送り込まれたのである。そのご老人は、軽い認知症だった。そして、私の仕事が理解でき...ハゲ増し軍団

  • 背中にドーン

    国立駅から家に帰ろうと思って、旭通りという道を歩いておりました。旭通りの道は、とても狭いのでございます。横幅1メートルもないかもしれません。その道を歩いていたら、突然背中にドーン!ですよ。え?何が起こった?と普通は思いますよね。私も思いました。え?え?え?横を見ると50歳くらいのオバハンが必死な形相で、歩道から車道に原付を走らせている姿が見えました。え?どういうこと?足や腰に、原付の前輪が当たることはあるかもしれない。しかし、背中にドーンですよ。どうして?ウイリーしてたの?普通原付の前輪は、背中には当たらないでしょう。まあ、原付の前輪が、背中に当たって倒れなかった私も凄いですけどね。だって、3週間前に、脛にヒビが入ってた男ですから。本当だったら、今回は「翔んで埼玉」時代の同業者のおもしろ話を書くつもりでしたが、...背中にドーン

  • 白プラス字

    土曜日。レントゲン写真を見ながら、「なるほど」という医師と出会った。「足を見せてください」と言われたので、自慢の美脚を見せた。医師は、やはり「なるほど」と頷いた。そして、「次回は2週間後の土曜日に見せてください」と言った。なるほど、と私が言うと、医師が私の顔を見てニヤッと笑った。「なるほど」が自分の口癖だということが、わかっていたようだ。今回も娘が付いてきた。「何て言われた?」と聞かれたので、なるほど、と言われたと答えた。次は2週間後に来いってさ。「なるほど」これから、世界一面白い男に会うのだが、付いてくるかい。「でも、仕事だろ。邪魔じゃないのか」邪魔になるような仕事じゃないんだ。相手はアホだから、気にしないと思うよ。「ああ、イナバさんだね。おばあちゃんの葬儀のときに見かけたことがある。付いていってやろう」アホ...白プラス字

  • なるほど わかりました

    人間の自然治癒力。きっかけは、娘の有給だった。娘の通う会社は、有給を消化することを推奨していた。だから、娘は、計画を立てて平日に有給をとり、金沢へ一泊旅行に行って、有給を消化していた。娘の大親友のミーちゃんも、それに合わせて有給を取り、2人仲良く金沢で過ごした。しかし、今回は1日だけ。しかも月曜日という中途半端さだ。疑問に思って聞いてみたら、「おまえは可愛い娘と一緒に、1日を過ごしたいとは思わないのか」と言われた。ワンワン。「吉祥寺と立川、どっちがいい?」近いから、立川だね。「じゃあ、吉祥寺」ニャーニャー。娘のお友だちの誕生日が近いので、誕生日プレゼントを買うため、ついてこいということだ。1人は、大学時代の同級生フキちゃん。もう1人は、会社の同僚のオドリさん。幼い頃から日本舞踊をしていたことから、まわりがそう呼...なるほどわかりました

  • 憂うつにさせるサクラ

    桜咲く頃になると、大抵あいつらがやってくる。「カラオケ行こうぜ」と誘われるのだ。私はカラオケが好きではないのだが、新宿でいかがわしいコンサルタント業を営むオオクボと横浜で地味に行政書士事務所を営むシバタ(通称ハゲ)は、私が断ると、2人とも泣くのだ。だから、人助けのために、年に1回は受けてやっている。おおっぴらに言いますが、私はバラードが好きではない。特に、思い入れたっぷりに歌う森山直太朗氏の「さくら」が苦手だ。異論はございましょうが、とにかくダメ。いい曲だと思ったことがない。だが、カラオケに行くと、オオクボとハゲは、必ずこの曲を入れる。しかも、かなり上手い。ちゃんと仕事してるのかい?しつこく言いますけどね、私はカラオケが好きではない。特に、素人の過剰な感情移入のバラードが苦手だ。その点、オオクボとハゲのバラード...憂うつにさせるサクラ

  • 幸せな子どもたち

    朝、中央区新川二丁目の得意先に行こうと、国立駅で電車を待っていた。そのとき、30歳くらいのサラリーマンに話しかけられた。「バイク事故で、顔をつぶしたのは、明石家さんまですか、ビートたけしですか」と聞かれた。ああ、タケシでしょうかね、と答えた。「あーーーー、タケシだったか!」と国立駅のホームで叫ばれた。これって、新しいホラーですかね。ホラーついでに、ブログを復活させます。友人から「なんで削除したんだよ。バカかおまえ」と罵られたからだ。・・・ということでフッカーーーツ!昨日、夜の2時半まで仕事をしていたんだよ。そのあと、湯船に浸かって、湯上りにクリアアサヒを飲みながら亀田の柿ピーを食ったんだな。6個の小袋が入っている柿ピーだ。俺は、これが好きでね、ついつい指が動いて、口に放り込んじまうんだ。6個なんて、あっという間...幸せな子どもたち

  • 削除しました

    真夜中の原付飲酒運転はダメですよね。マトリよりも立川警察署に敬意を表しまして、朝のブログは削除いたします。深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。削除しました

  • 幸せな子どもたち

    昨日、夜の2時半まで仕事をしていたんだよ。そのあと、湯船に浸かって、湯上りにクリアアサヒを飲みながら亀田の柿ピーを食ったんだな。6個の小袋が入っている柿ピーだ。俺は、これが好きでね、ついつい指が動いて、口に放り込んじまうんだ。6個なんて、あっという間さ。そして、2杯目のクリアアサヒを飲んでいたとき、追加の柿ピーが欲しくなったんだな。いつもは3個以上ストックしてあるから、安心していたんだが、いつもストックしてある竹カゴに柿ピーがなかったんだ。え?ウソだろ?と慌てるよな。人間ってさ、ないと思うと無性に食いたくなる生き物じゃん!ちょっと寒かったけど、原付に乗って24時間営業の西友に行ったわさ。棚にあった8個の柿ピーを買い占めたわさ。家に帰って、クリアアサヒを飲みながら、柿ピーを貪り食ったわさ。まるで中毒だよな。オレ、...幸せな子どもたち

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