存在する無は体積も面積も持たない。 これが点の概念(モナド)である。 大統一理論、はじめました。
ライプニッツの語るモナドは、 最小の単子でありながら存在する全ての概念を統括する。 アインシュタインの等価原理が、その証明である。 私達の宇宙には、統合されたただひとつの力学が存在する。 それが大統一理論である。 これは「存在する無」というただひとつの理由から この世界が生まれた証明である。
「全ての点は0と同じもの」です。 圧倒的な存在として宇宙の中心に居続けた 「数字の0」は、 実は全ての数字、あらゆる点と同じものでした。 「何処にも存在しないのに、 確かに存在する点」これが0です。 ところがその他のあらゆる点(数字)も その本体は 「ここに確かに存在するのに...
それでは0以外の他の点にはどんな意味があるのか、 あるいは0以外の点はどんな概念を持つのか、 それを見ていきます。 まず1番に 考えてみたいのは無理数です。 無理数の代表格は円周率ですね。 これはπです。 およそ3です。 3.145926535897‥ 小数点以下に予測のつか...
つまり0を基準とする数列を使うことによって 結論は先に導かれてしまうのです。 宇宙にはマイナスの物質世界がある! という概念は、 実は計算の結果ではなく0を使用した時点で 「最初から決められている」 約束事です。 全ての数字の合計値は0! これも0を起点とする数列によって生ま...
では数字の0のお話です。 0は最も特別な点であり、 科学と同じ距離に哲学的な意味も漂う 不思議な数字です。 まずこの「0という数字」の意味から 探りましょう。 「0はあるのか、ないのか」と よく議論されます。 けれどもこの0を置くことによって 数列全体が始まる、 全てのものの基準...
これから数字の0についてお話をします。 0は特別な数字として用いられる 数列の基準点です。 しかしこの認識は人間の発明から生まれたものであり、 「数字や数列」と「点と線」の概念は重なりさえすれ それは決して同じものではありません。 まずその事実を確認するために この特別な点0とそ...
私達は数学で点を使います。 でも本当に点は存在できるのでしょうか? 点には面積がありません。 面積を持たない図形は存在できますか? では線はどうでしょうか。 線は点の集合体です。 私達はこの線を使います。 しかし線にも面積や体積はありません。 では面積のない図形が存在出来ます...
人とのつながり、 世界とのつながり、 それを知ることは私たち自我世界にとっての 数少ない安らぎです。 もしもこの一文が正しいものであれば、 人間が世界とのつながりを蓄えるということは、 この世界を私たち人間の安らぎの場所へと 変えていくということです。 このよ...
人間は誰かと一緒だと安心することが出来ます。 けれども「自分だけはちがう」として、 一人で歩きだす力も持っています。 次元理論を理解して頂ければ、 彷徨える自分を奮い立たせることも、 崩れそうになる自分を支えることも より容易な事となり、 次の挑戦へと向か...
もともと私には この世界にある全てのものは、 どこかで必ずつながっているという 確信がありました。 本当の始まりがいくつもある世界だなんて不可解過ぎて、 それはあまりにも科学的な考え方ではありません。 世界には必ず原因と結果があります。 原...
第 22 章 ひとつの世界 22-1 知覚する宇宙 人間が自我をもつ、あるいは 自分がここに存在する、と自覚できることは、 次元理論では必然的な宇宙での出来事です。 けれどもそれは奇蹟の中の奇蹟とも言える、 まさに天文学的確率の希...
この世界のあらゆる現象と存在の全ては、 統合された同じものとして「一つの力学」から誕生する。 一つの同じ力学である。 世界が持つただ一つの現実は 「無と共有すること」、 すなわち「次元共有の大原理」である。 この世界には何も存在しない。 この世...
次元理論が検証されるのはこれからである。 是非とも多くの方々に参加していただき、 討論をお願いしたい。 けれども次元理論は もともと「無」を理解するだけの科学である。 無が次元世界として生みだす「宇宙の多重構造」を 理解する為の科学である。 こ...
点は存在する! それは事実であり、知識の前提である。 点には座標としての役割だけでなく、 線やその他存在する空間の 実際の構成要素である。 点は存在しない! これも事実であり、知識の根幹である。 点に面積を与えてはならない。 面積を持つ点は既に点ではなく ...
「世界」を見るのは「わたし」である。 その瞬間、「 わたし」は同時に 「世界」からも見られている。 「わたし」を見るのは「世界」である。 あなたが世界を見る時、 あなたはそこに投影された自分自身を見る。 そして世界があなたを見る時、 そこにはあなたが反...
第 21 章 窓のない世界 21-1 全ての次元世界の階層には 「同じ力学」が働いている。 それは「満たされることのない空間」が 同質の同じ空間を引き寄せる力である。 この力学を物質が持てば重力であり、 生命が持てば本能と呼ばれ これが人間におけ...
「共にある」こと。 同じ力学が正体で、且つ異なる我々が ひとつの世界でその存在を拡大する為には、 他の概念や存在と共有、もしくは共存し 常に希望 ( 重力 ) にひかれつづけなければならない。 同じひとつだけの力を 個しか持てない固有の重力に変えることで ...
(連載20)20-4全ての人間に課せられた共通の課題「個性を磨くこと」
これまでの我々は「正しい」と「正しくない」の判断を、 常に集団の伝統や個人の良識へとゆだね それだけに頼ってきた。 そして現代社会においても その認識は「変わることなく」つづけられている。 法による規制や道徳という良識。 多数決による統制。 伝統による...
ここに一見全く相いれない 「支配したいという人間」と、 「自由のために生きていたいという人間」がいたとする。 けれど実際には、 この両者はともに「ひとつになりたい」という 自我の希望が生みだした、 同じベクトルを持つ人間である。 両者が否定しあえば、争...
人間は第7次元感情世界に属する生き物である。 支配欲や縄張り意識、独占欲、闘争本能などの動物的な重力も、 自我はその意思以前の感情世界において意識する。 またはそれを感じとることで思考する。 それゆえ自我世界は この精神世界にただよう浮島のような存...
第 20 章 世界を統合する共通の言葉 20-1 内側と外側に区別はない 大統一理論が存在するということは、 あらゆる現象が全て同じ構造と同じ力学を持つ、 ということである。 「存在する点」が 体積や面積、長さも持たず、 存在しないものであるこ...
点は存在するものと我々は信じている。 点には面積があり、 体積があると我々は信じている。 だが点の本体はその中心である。 点に勝手に大きさの概念を与えたのは 人間なのだ。 点に範囲や大きさはない。 だがそこに「存在する」を持ち込み 領域を与えたのが人間...
かつてまだ 「科学」が未成熟であったころ、 人間の世界を守ってきたものは「信仰」であった。 信仰によって人間は「知識」へと導かれた。 けれども間もなく 知識が信仰を高めるという時代も 訪れ来ることだろう。 科学と宗教は この世界が人類をより良く栄えに導...
世界を創り上げたベクトルの流れ 「無の科学」を、 神の意志として認識し この世界全てを「ひとつの神の姿」と捉える。 これは現実世界に対する正しい「捉え方」である。 そしてこの同じ「無の意志」を 今度は物理学として認識し、 この世界の全てを等価原理によって理解す...
科学とは何だったのか、 そして宗教とは何か。 これも我々が知るべき「知識」であり その知識が我々を「さらなる信仰」へと誘う。 あるいは「さらなる科学」へと 人間を導くことになるだろう。 我々が追い求め、 ずっと見つめ続けてきた「同じもの」の...
宗教の「正しさ」は、 決して他人からは否定されるべきものではない。 けれども宗教に加入することだけが 真実に寄りそうただひとつの道ではない。 本当の科学であれば、 神の所在は求められるはずである。 存在するのに存在しないものが神なのか、 だがしかし...
第19章 科学と宗教 19-1 科学という名の宗教 私は科学の重要性を語るにおいて 「人類は無条件に神に頼れるほど幼くはない」と書いた。 しかしそれは何割かの人々にとっては 許されざる冒涜として非難されるべき内容である...
あなたの内側には何もなく、 あなたの外側に全てがあるのか。 あなたの内側が全てであり、 あなたの外側には何もないのか。 本当は内側も外側も ひとつの同じ世界である。 点には体積も面積も長さもない。 その為に点は その内側には無限大の奥行きを...
「否定」の数だけ人間は傷つき、 我々は成長する機会を失ってきた。 本来人間は 自分の成長時には周りの人々を同時に成長させて、 自分が誰かの成長を助けたときには 自分自身もまた成長する。 これが「共有する人間」の姿である。 「相互の次元世界の共有」と...
いかなる自我にもその一人ひとりに 必ず「次元原理」は発現する。 歩むことを止めさえしなければ 明日のあなたは今日のあなたよりも「より確かな存在」へと 変われるはずである。 明日のあなたとは 今を生きるあなたである。 明日や過去という時間はどこに...
我々の自我世界も、 他のあらゆる次元世界と同様に 共通の次元原理 ( ひとつの大原理 ) によって 支えられた「次元世界」である。 そしてその次元世界を 「確定された存在」として支える要因は、 「次元世界の豊かな広がり」のみである。 そのために世界は 多様...
第 18 章 拡大に導く「融合と創造」 「宇宙が存在する」は正しい表現ではなく 「宇宙は拡大する力学」という認識が より正確な宇宙に対する理解である。 「拡大する」とは状態をあらわす言葉であり、 宇宙や次元世界は現に「存在するもの」ではなく 「拡大...
これはよく考えていただきたいのだが、 人間の思考回路のほとんどは あなた自身の「オリジナル」ではなく、 あなたがこれまでに学んでこられた「幾多の目の集積物」である。 それはつねに「第3の目」の蓄積された 歴史的な創作物であり、 先人たち ( あるいは隣人たち ) ...
無の本当の姿は 「拡大する力学の連鎖」である。 この世界には無しか存在しなかった。 つまりあらゆる概念世界は この無の内側にある。 これが宇宙の事実である。 次元世界に共通の力学法則があるのも 次元世界がこの連鎖した無の概念世界だからである。 ...
次元世界と他の次元世界が出会うとき そこに「共有と共存」が成りたてば、 それは「相互の次元世界の共有」であり これによってそれぞれの次元世界は 新たな拡大の要因を手に入れる。 その後それぞれの次元世界は、 さらなる可能性と多様性とを お互いに与え合うことが出来...
第8次元世界 ( 自我の成形される次元世界 ) では おなじ遺伝子からでも異なる人格が生まれるように、 自我世界として「人間が個性をもつこと」は必然である。 歪みや振幅、差異などの、それぞれがもつ僅かな違いは 世界が拡大する為の変化であり、 これは宇宙が点...
点に中心はない。 物理学的に 「点が存在する」 と定義された空間でも、 点は面積や体積を持たない為に 点は「存在するもの」の概念を持てないのだ。 そして点と点とを繋いだ線にしても 厳密には固定値としての存在はなく、 こ...
第 17 章 我々は何処に向かうのか (3) 多様性と個性 次元理論で求める「人類の解」には 「共有と共存」を上げることができた。 世界が 「ひとつから始まる同じもの」として 同じベクト...
次元理論における「植物」は、 第6次元生命世界に属している。 植物には「脳」、つまり精神構造はない。 けれども植物たちは現在、多種多様な生態として 物質世界や生命世界、さらには精神世界、 そして我々人間の自我世界とも深くつ...
「ひとつになりたい」という「究極の自我」は 「自我世界における」人間の行動原理である。 物質が存在として宿す「重力」と同質で 我々自我が持つベクトル、「人間原理」。 これは生命や精神の本能、 時間や空間が持つ拡大の力学...
生命は生態系の中で繁栄し、 その命に多様性を与えられていく。 それは逆に生物たちが進化し、多様性をもつことによって 生態系はより確かな揺るぎのないものへと変わるのだ。 つまり生命の強度は 多様性とその広がりと等しい。 ...
自我世界が 「あらゆる次元世界との融合をのぞむ」以上、 自我は最終的には 「0次元」との同化を求めるということにも、 人間はやがて気がつくのかもしれない。 けれども自我の本質には 「生きていたい」という本質的な意志が存在し、 そして「...
人間の全ての意識の根底には 「融合への希望」という自我の究極の目的地がある。 生命が生き延びることをその義務とするならば、 この「融合への希望」は自我世界を先導する役割を担う。 これは人間におけるベクトルであり、 実は向かうべき目的地...
自我がもつ「虚空」、 そして「満たされない心」、 それがあるからこそ自我世界には 「求める心」が出現する。 それは自我世界のもつ、 あらゆる思考の根底に位置する「死」である。 自我世界が「失われる存在」であるからこそ、 自我世界もまた「生きる」を選択する。 ...
次元世界における物理法則の原則として、 ひとつの次元世界内における力学の働きは あらゆる次元世界においても例外なく同一である。 これは次元世界の概念は 閉ざされた単一世界であるのと同時に 全ての、あるはひとつの宇...
自我がより適正に拡大するためには、 まず自我が何かと出会うための環境と そのシステムの確立が必要である。 この点私には、日本の民主主義や社会、学校などは、 その実用的な運用において 多くの難問を抱えているように思える。 ...
「自我の本質」の確保は、 歴史上の出来事としてや、あるいは発展途上国における問題 という認識だけでは済まされない課題である。 現代の日本においても 政治家の理念が民衆からかけ離れていくことや、 逆に選挙に行かない市民側の問題も...
自我世界も「概念の異なる空間」の広がりであり、 全ての次元世界と同じ、 あるいは「ひとつしかない無の空間」の一部分である。 すなわち「自我世界である」ことが 空間 ( スペース ) であり、空間の連鎖としての時間であり、 空...
自我世界が無限大の広がりをもつ 「次元世界」であることに疑いはない。 逆説的には 自我世界が無限大に拡大する能力をもつことが、 「無」から自我が派生したその証明である。 自我は当たり前の「前提」などではなく、 無の広がるベクト...
多重次元世界の構造は、 元は全く同一で単独のベクトルの広がりである。 これが「存在する無」の力学であり 世界にひとつしかない「存在する」の理由、 大統一理論の完成形、 すなわち真の科学である。 その点、現代の我々の「科...
第 15 章 我々は何処へ向かうのか (1) 15-1自我の本質 生物としての人間の命を直接的に位置づけたのは、 第6次元「生命世界」である。 「次元共有の大原理」によって 生命世界で命へとあたえられた原...
自我世界がこの「無限大の時間を生きなければならない」 という命題にたいして、 人類の染色体には寿命が確認されたりもしている。 その他にも人間には いくつものほころびがある。 けれどもこれは幸いなのだ。 このことは裏を返せば、 人類のさらなる進化を示...
永遠とは、 創造と終焉が常に内側に含まれるものであり それが全としての外側の拡大である。 それは世界の「姿」であり、 これが存在ではないベクトルとしての実体なのだ。 終わりは始まりであり 独我は全ての宇宙である。 内側は外側と変わらず、 あなたも実...
人間と宇宙の話の続きである。 内側と外側を隔てるものは 「主観」である。 この基準点がなければ 内側と外側に異なる概念はなく、 それは一つの同じ空間である。 この内側と外側の狭間にある 体積を持たない空間、 それが自我世界、即ち「わたし」なのだ。 ...
第14章 人間と宇宙 14-1実体の科学 自我世界を空間としての 「一つの次元世界」だと理解すると、 次元原理における必要十分条件として 「自我世界が存在するためだけに、 自我は宇宙を必要とするわけではない」 ということがわかるだろう。 つまり宇宙...
「無」は果てしなく無限大につづき、 そして永久に「無」であり続ける。 「この世界には何も存在しなかった」 これが世界の持つ唯一の事実であり、 無と同じものとして世界が存在する 等価原理である。 けれども「無」はつねに「存在」であり、 それは全ての概...
この世界は無から始まった。 この事実が「世界はただ一つ」であることを現わし、 等価原理の本質であり、我々の宇宙の起源である。 即ち「世界は無と等しい」ものであり、 この無の正体が無限大に拡大するベクトルである。 ...
「存在は力学である」ということを 私は科学の真理として理解する。 それは同時に世界の本質が「無」であることを理解し、 「無」は存在ではなく「力学」であることを知ることである。 それによって現実に、 空間や時間にも 物質...
豊かな精神世界をコントロールするための存在として、 初期の自我世界は発現した。 世界原理としての拡大の力学、 生命原理としての拡大の力学、 その同じ拡大のベクトルに乗って命を更に飛躍させる為に 自我世界は生まれたのである。 自...
「わたし」や「あなた」などの 「人間の存在する場所」は、 人間自身の中に少なくとも 3 つ存在する。 一つは生命体としての「あなた」、 もう一つは精神体としての「あなた」、 そして最後は自我としての「あなた」である。 これはあ...
第 13 章 自我世界と宇宙 13-1 自我世界の発現 第7次元世界「精神世界」は、 第6次元「生命世界」やそれ以前の世界と共有し 同時に存在している。 だが精神世界は、 概念としては生命世界とは異なる場所の 「別世界」の...
私はここまで「宇宙と我々人間の存在をつなぐ」ために、 「より科学的な理論」として本書を展開させてきた。 現代科学は「人間の創作した定義」がその本質であり、 原理から始まる理解として原理を理解するものではない。 世界にはいくつもの原理が...
時間、空間、物質、生命、遺伝子、感情、 あらゆる「次元世界の起点」は 「変化する」ために実在する。 「とどまること」は実像であり、 それは「存在しない世界」にとっての現実ではない。 ベクトルにのって常に変化し、 存在しない実体であり続...
物質世界においては、 物質が自己を形成し物質どうしが引き付け合う根本的な作用は 重力 ( 同じものとしての核力 ) であった。 これが生命世界では 生命の自己形成、生命の引き付け合う根幹として 本能である。 このように原子が原...
おそらく最初の生命は、 「生きようとする有機物」 ( 存在をつづけようとする有機物 ) と 「生きさせようとする有機物」が結びついただけの ごく単純なものである。 これは自身の失われる有機物を守る為に その有機物の構造を二重に重ね、 かわ...
「認識する本能」は、 喜びや悲しみ、安らぎや不安、 勇ましさと恐怖、慈しみと無関心、 期待と絶望などのあらゆる感情のその間に存在する。 この「想い ( 感情 ) 」とは、 特定の場所に存在しつづけるものではなく、 けれども精神世界...
第 12 章 「想いが生まれる世界」 精神世界の発現 12-1 拡大は多様性と等しい ふたたび次元世界が持つその構造について 探究をつづける。 第6次元「生命世界」...
これまではたしかに「科学」によって 人間は神を失ったとされる時代もあったかもしれない。 けれども今、科学は 永遠の存在へとたどりつくための手法とも成りえるのだ。 ( 私は特定の宗教を支持しない。 だが宇宙を覆う巨大なベクトルが...
我々はもっと核心的な部分での 次元世界のつながりに、 その焦点を当てていくことができる。 私は最初に 1次元世界の「あるのにない」という無の概念は、 無限大の長さを生みだすという原理をのべた。 無という単独のモナドが ...
第5次元物質世界に出現した「重力」という力学の概念は、 第6次元「生命世界」にも同じものとして「引きつがれている」。 これが「本能」である。 自己の空白を埋める為に 自身とその外側に同じ空間を求める「共通の力学」。 この力学が...
6次元生命世界の起点である「命」における ひとつの細胞、あるいはひとつの生命は 非常に脆く消えやすい存在である。 その概念は「命」であるが これは単に「有機物が他の有機物への欲求をもつ」という 物質の構造上の「力学の結果」にすぎない。...
生命世界と宇宙とのつながりは おなじベクトルとして同時である。 そのために生命世界と物質世界の構造は酷似し、 両方の次元世界は同じ概念をやどす。 「次元世界」として全ての世界が存在する以上、 いかなる次元世界でもこの構造に変化...
第 11 章 「ひとつの世界」の証明 次元世界の分岐と等価原理 11-1 「ひとつの世界」の力学 第5次元「物質世界」に発現した 「重力という力の概念」は、 第6次元「生命世界」にも 同じ力学と作用として「...
「重力」は、 「原子と原子」を融合する力学である。 それは「失われた空間」が、全ての空間を引きつける力なのだ。 原子は「物質」ではなく 「空間の構造」である。 物質はどこにも存在しない。 そして「生命のもつ本能」は、 「命と命」を融合...
本能は、生命原理の原因であるのと同時に その結果である。 本能から生命の全てが始まるのではなく、 世界の仕組みとして「本能は形成されている」。 例えば重力は、物理法則の原因である。 だが同時にそれは物理法則の結果として生まれている。 重力...
生命は、物質世界の昇華した新たな「次元世界の起点」であり 存在そのものが生命世界拡大の可能性である。 次元世界の起点はいつも同じ実体の連鎖であり、 無の連鎖するただ一つの力学である。 そしてその実体の力学が命の次元世界に現れたもの、 それ...
次元理論によって構築される世界は、 物質で出来た我々の宇宙「第5次元世界」まで来て いよいよ終結するものだろうか。 いや、そうではない。 この「物質世界」もまた次なる共有を生みだして、 さらなる次元世界へと昇華する。 無の無限大の連鎖は物...
第 10 章 生命世界 10-1 「いのち」の生まれる世界 有機物は「失われる物質」である。 温度や湿度、環境のわずかな変化によって、 有機物の分子結合はすぐに変形し消失してしまう。 一般的に有機物には 無機物ほどの安定し...
この世界の全てが「無」である以上、 あらゆる存在もまた「無と同一の概念」である。 どこにも存在しない「無の概念」が 現実に「実在をつづける」為に、 あらゆる次元世界は共に「存在する」。 つまり現実の世界はベクトルしかもたず、 存在...
次元世界のまとめ 「 0 次元世界」 次元世界の起点 ( 実体 ) は「存在する無」である。 この世界には何も存在しなかった、 という世界の起源が実体である。 実体の連鎖は世界を構築する力学である。 そのベクトルが「無が存...
人間はビックバン理論の誕生以前までは、 この宇宙が不変であることを長らく信じてきた。 それは世界に終わりが来ないことを願う 「人間の望む世界の姿」である。 しかしビックバン理論は、 何通りかの世界の終焉を提示する。 それに対して人々は...
次元世界が並列して同時に存在するのは それらが全て「同じもの」だからである。 それは等価と認識され、 あらゆる存在である。 点の連鎖は線と同じ、 線の連鎖は面と同じ、 面の連鎖は空間であり、 空間の連鎖は時間・・ これによって次元世界は 全てが同じ...
「次元理論」の出発点となる概念は 「この世界には何も存在しなかった」 というただひとつの前提である。 世界にこれ以上の真実はないからだ。 したがってこの概念は、 我々の理解のおよぶ「知識の限界点」であり、 この理解が「あらゆる知識の原点」となる。 「...
第9章 世界の理由 原理から始まるものは科学ではない。 正しい理由が原理と呼ばれるのだ。 (連鎖9)9-1真理の概要 存在しない点の内側、 存在しない今という時間、 その今の中だけに存在する世界、 存在する場所を確定することの出来ない生命、 ...
宇宙統一理論は 「空間の重なり」が物質(新しい次元世界)であるという 世界の確かな構造を提示している。 当然ながら空間に 「重さ」の概念はない。 そして「重さ」をもたない空間がいくら重なったところで、 そこに「重さ」が生まれるわけでもない。 けれども...
「時空から切りとられた空間の構造が原子であり、 その構造が第5次元世界である」 「次元理論」が与えた我々の宇宙の結論は、 ただそれだけである。 「原子核収縮反応理論(原子の創造理論※注1)」も、 同じ現象を理論的に説明したにすぎない。 けれどもこの認識が...
では「光」が重力の影響をうけず、 ただ空間距離に対してのみ絶対的に運動する空間波であるとして、 なぜブラックホールの中から「光」は 抜けだすことができないのだろうか。 一般的な認識としてブラックホールは、 我々には見ることのできない光を発しない天体である。...
第8章 成長する宇宙 8-1大統一理論 現在の我々の科学では、 宇宙の根本に存在するとされる力学を 4つの系統に分類する。 以下、その「4つの力」である。 「重力」 これは物質がおたがいに引きつけ合う力である。 「核力」 原子核内に陽子や中...
歴史上「原子=空間」に最も近づいた物理学者は、 「質量=エネルギー」を導きだした アルバート・アインシュタインである。 (次元理論ではエネルギーは空間に変換できる。 そして光速度も、空間と時間をその概念の内側に含む。 時間と空間も同じものである。) だが彼の...
では先ほどの実験結果にもどり、 この爆発が地上でおきたと仮定して、 さらに「空間の発生」が確認できたとしたら、 つぎには一体何がおきるのだろうか。 これを検証してみよう。 まずは増加した空間の体積分だけ、 大気の密度は低下する。 そこに出現するのは「低気...
第7章 遠ざかる太陽 7-1原子の内側 『実体の科学』 そもそも質量保存の法則を第一に「信じる」のであれ...
6-7異なる時間世界 「異なる密度の空間」が存在するということは、 「異なる時間の流れる世界」も存在するということである。 この「時間軸」の流れは、 同じ「空間密度」に対しては常に等速なのだ。 これはたとえば地球上であっても、 地表と上空では時間のすすみか...
現代科学で物質の始まりをとりあつかう場合には、 「存在する」という「プラスの概念」を取りだすための 「マイナス」概念、 つまり反物質の創生を必要とする。 これは「何もない(0)」から「ある(+)」が生まれる為には、 「ない」の向こう側に同じマイナスの領域が必要だ...
時間によって4次元時空から切りだされ、 核融合反応によって「空間穴」からも開放された「5次元世界の空間」は、 今度は我々の宇宙の「広がり」そのものを支える。 この「広がり」が「太陽風」である。 したがって我々の「5次元世界」には、 「完全なる真空」や...
「重力が空間をまげる」という現象は 「空間穴が空間を引きつける力」である。 この原子自体が空間の重なりであり その結果生じる、空間概念の欠落した「空間の歪み」。 元々原子の存在自体が空間を引き延ばして 空間に膨張圧を加えている。 こうして重力があると...
執筆活動の為、 6月初旬をブログの再開日とし ひと月ほどのお休みを頂きます。 今後とも宜しくお願いします。 3rd eyesこと富史見和輝
では最初に 次元理論による物質の起源、 「物質は空間から創られた」というその原理を紹介する。 物質は空間から生み出され その結果消滅することも出来る、 世界(時空)から切り取られた 独立した新しい空間である。 簡単に説明すれば 力学によって折りたた...
現在の物理学では、 この宇宙には「4つの力」(4種類に分類された力学)がある と言われている。 これはあらゆる力学の正体を見きわめた結果残された 宇宙の根本にある力の概念である。 以下この4つの力である。 核力・原子核を一つにまとめる力 重力・物質が物...
次元理論では最初に 「無が存在する事を理解して頂きたい」とお願いした。 しかし実際のところ それ以外に信じるべき事は何一つないのだ。 全ては順を追って解読すれば、 誰もが理解できる現実である。 あなたの目の前に現実世界が広がること、 その全ての理由が無...
4次元時空は 空間概念の連鎖である。 そこに存在するものは「空間」以外になく、 「時間の流れ」が直接的に現れる触媒も やはり「空間」以外には存在しない。 「空間」が存在するからこそ「時間」は動きだすのであり、 「空間」が存在する以前から 「時間...
完全無の内側の概念が「全てがない」という世界であれば、 その外側には「永遠に存在する(全てがない)」という 同じ別次元の世界が広がる。 点という、 今という、 命という、 自我という、 どこにも存在しない いくつもの「存在する無」を受け継ぎながら、 ...
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