歌川広重 名所江戸百景の十五景は日暮里(ひぐらしのさと)諏訪の台、元の絵はこちらです。 前回の十四景につづいて日暮しの里こと旧道灌山からの眺めです。今の西日暮里駅のすぐ近く、おそらく十四景・十五景の現地の距離は昔も今も、歩いて2分足らずの距
永世ビギナー写真愛好家のフォトライフ。PENTAX/LUMIXで東京の街を撮りつつ漂泊の思いやまぬ旅鉄ライト層。
東京・城南でストリートと花と風景をスナップするも、漂泊の想いやまぬ日々。道具はPENTAX K-3III/Q7, LUMIX S5/G99/GF10, FUJIFILM XF10。ときどきオールドレンズでも遊ぶ永世ビギナー写真愛好家。
執拗に続いている”只見線を3日だけ撮る男”シリーズ、まだネタが尽きず第5回となりました。只見線の滝谷(たきや)駅近くから農道を少し登った先に、こんな写真が撮れるスポットがあります。滝谷川橋梁という名の通り、橋の下を流れるのは只見川ではなく滝
まだまだ続く”只見線を3日だけ撮る男”シリーズです(しつこい)。今回はまず第四橋梁わきで撮ったこの写真から。今回の一連の只見線記事ではずっとsmc DA*50-135mmに頼りっぱなしでしたが、ここではじめてHD DA*16-50mmを使い
只見線を3日だけ撮る男、順不同第三弾をお届けします。第三只見川橋梁を、会津高原鉄道のおざトロ展望列車が渡るの図です。一般に、只見線の沿線風景にはレトロな旧型車両やSLが似合うとされていて、わたしも特に異論は無いのですが、他社線から乗り入れた
永世ビギナー写真愛好家またの名を”只見線を3日だけ撮る男”の駄文のつづきです。わたしは撮り鉄としては全く気合が入っていない極くライト層に属します。しかし今回は、何度も書いているように「霧幻鉄道 ~只見線を300日撮る男~」に触発され、撮り鉄
映画「霧幻鉄道 ~只見線を300日撮る男~」に感動した永世ビギナー写真愛好家のわたくしが、休暇をとって奥会津に往き、腕前もなにも弁えず3日間だけ只見線沿線で写真を撮ってきました、という話です。いわば只見線を3日だけ撮る男ということで、今回か
今回の記事では写真の投稿はありません。8月に発表されたAmazon Driveサービス終了は、各所に波紋を広げました。2023年1月まででwebアップロード終了、同年12月まででダウンロードも終了、とのことですね。写真(静止画)データに限っ
手に入れてからしばらく持ち出す機会がなかったレンズを、ようやく試すことができました。smc DA*50-135mmは現行機種ですが最新モデルとは言い難い2007年発売です。しかし歴としたスターレンズ。どんな写りなんでしょう。試し撮りに出掛け
この秋のささやかな設備投資活動がいちおう完結しました。新規投入および流出の装備のラインアップを、備忘録を兼ねてあらためてまとめておきます。コロナで押し込められていた写欲と物欲が化学反応して小規模爆発した感じです。■カメラIN>LUMIX D
日本でミモザというとフサアカシアなどのマメ科アカシア属の植物を指しますが、これは実は誤用で、誤ったまま定着してしまったものだそうです(リンク先で見られるように、春に可憐な花が咲く”ミモザ”、わたしは好きですけどね)。で、本来の学名の「ミモザ
掲載順の関係で東京近郊の盛りはとうに過ぎてしまいましたが、彼岸花さんぽの第2弾公開です。まさにお彼岸の最中、葛飾区の宝蔵院、新中川沿いにある真言宗のお寺に行ってきました。こちらのお寺さんが彼岸花の名所だと某所で聞きかじったものの、不案内なエ
世間でしばしば「シグマのレンズで撮ると寒色系の色合いになる」的な論評がしばしばされるじゃないですか。見聞きされたことありますよね?わたしも何本かシグマ製レンズを使っていて、これまではそれほど強くは気に留めず、そういうものなのかとなんとなく聞
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歌川広重 名所江戸百景の十五景は日暮里(ひぐらしのさと)諏訪の台、元の絵はこちらです。 前回の十四景につづいて日暮しの里こと旧道灌山からの眺めです。今の西日暮里駅のすぐ近く、おそらく十四景・十五景の現地の距離は昔も今も、歩いて2分足らずの距
歌川広重 名所江戸百景の十四景 日暮里(ひぐらしのさと)寺院の林泉、元の絵はこちらです。 道灌山の上からの景色が素晴らしくて、眺めていると日の暮れるのを忘れて見入ってしまうほどだということで、このあたりは日暮しの里と呼ばれたのだそうです。そ
ふとしたきっかけでこれまでチェックしていなかったRAW現像ツール、DxO PhotoLabを知りました。すでに先月末に体験版PhotoLab7を入手済みで触りはじめたところで、ためしに前々回の記事で上野公園で撮ったあたりからこのツールで写真
歌川広重 名所江戸百景の十三景は下谷広小路、元の絵はこちらです。 こういう絵だと判りやすくて助かります。広小路に面して大店を構えているのは名古屋の呉服商松坂屋ですね。つまり今の上野広小路・松坂屋デパートを右手に見て上野山方向を望んで撮れば良
歌川広重 名所江戸百景の十二景は上野山した、元の絵はこちらです。 今でいえばJR上野駅不忍口のあたり、広小路から上野の山につきあたって登り口方向を眺めた絵のようです。"山下"はこのへん一帯に設けられていた火除け地の呼び名
京都御苑に散歩に行った帰り、烏丸通り沿い丸太町近くにある「お香」の老舗・松栄堂さんが運営しておられる薫習館(くんじゅうかん)に立ち寄ってきました。"お香のミュージアム”とでも言うべき施設で、なかなか楽しめる場所だったのでご紹介しま
関西に行く用事のついでに京都で半日自由に過ごせる時間ができました、というか無理やりそういう旅程を組んだ(笑)。滞在先からの移動時間を無駄にせず楽しめそうということで朝一番で京都御苑を散歩してきました。この半日に備えてスーツケースに忍ばせてお
標題の企画きっぷを使って京急に乗り、三浦半島に遊びに来ています。前回の記事では三崎港でマグロ尽くしのランチを堪能した後、港のまわりをぶらぶら散歩しているところでした。 前回貼り忘れた写真が1点。当地の老舗旅館、三崎館さんの木造高層の建物がま
「みさきまぐろきっぷ」の旅の途中ですが、ちょっと別ネタを差し込みます。 丸の内のエプソンスクエアで開催されている中井精也先生の写真展「今日もHappy Train!」を楽しんできました。 中井先生のブログ「1日1鉄」が20周年を迎えた記念写
年度末の忙しい仕事とか花粉症とか確定申告とかで、近年の春先はなんとなく物憂いです。そんな中でふと、たまには旨い魚が食べたいなと、思ったわけです。 そこで頭に浮かんだのが、わたしが愛する京浜急行電鉄で発行している「みさきまぐろきっぷ」という企
前々から自分で綺麗な写真プリントができたら楽しいなと思っていたのと、仕事用と自家用を兼ねているインクジェットプリンタのランニングコスト(要はインク代)が高いのを何とかしたいという問題意識がうまくシンクロし、家族の理解も得られたので、プリンタ
歌川広重 名所江戸百景の十景は神田明神曙之景、元の絵はこちらです。 神田明神は今も昔も同じ場所におわします。実にわかりやすくてよろしい。 元の絵に忠実に撮るなら曙之景なので明け方に訪ねなければならぬところですが、そこはまあ現代の怠惰な写真愛
歌川広重 名所江戸百景の九景は筋違内八ツ小路です。元の絵はこちら。 中仙道から外濠を渡って江戸市街に入る場所に設けられた城門と橋がそれぞれ筋違見附、筋違橋(すじかいばし)でした。江戸城内から上野方面に行く道と中山道方面の道が橋の北側で交差す
歌川広重 名所江戸百景の七景は大てんま町木綿店。元の絵はこちらです。 現在の中央区日本橋大伝馬町1丁目のあたりに木綿店(もめんだな)が軒を連ねていた時代があったそうです。広重の版画では整然とお店が並ぶ中を綺麗な女性たちが歩く華やかな絵柄にな
タイトル写真ですでに出オチで、事件というほど大げさでもないのですが。 LUMIX GF10を久しぶりに持ち出そうとして起動してみたところ、バッテリーが切れている様子でした。これはいかん、取り替えようとしたのですがどうも手応えがおかしい。 ん
歌川広重 名所江戸百景の三十景は亀戸梅屋舗。元の絵はこちらです。 浮世絵は版画なので、刷によってはもう少し明るい色味のものもあるようです。この絵はゴッホが衝撃を受けて油絵で模写したことで知られています。アムステルダムのファン・ゴッホ美術館に
歌川広重 名所江戸百景の二十二景は「広尾ふる川」です。元の絵はこちら。 近くを通りかかる用事があったので、いきなり項番が飛んで二十二景ですが、まあご容赦いただきたく。 それにしても、江戸とはいっても街中でなく郊外に来るとさすがは「名所百景」
歌川広重作 名所江戸百景の六景は「馬喰町初音の馬場」です。 この場所に出掛けて行って往時と見比べる写真を撮るというのがわたしの撮り歩きの趣旨ですが、もうね今回は最初からバンザイ、お手上げです。馬場も、作中に描かれた火の見櫓ももちろん現存せず
簡潔で良い表記かなと思って勝手にi50とかi90とか書いちゃいましたが、かえって何の製品の記号か判りにくくなりますかね。私的ニックネームということでお許しください。 目下わたしの手元にあるSIGMA iシリーズの2本のレンズ ・SIGMA5
歌川広重作、名所江戸百景の五景は「両ごく回向院元柳橋」です。 回向院は両国に現存する寺院で、江戸市中を襲った明歴の大火の後、四代将軍家綱公が亡くなった人を手厚く葬るように大法要を営んだ際に建てられたと伝わっています。広重の絵は勧進相撲の開催
フルサイズのLUMIX S5を手に入れたは良いものの、あまり運用できていません。率直に言うとフルサイズにまだ馴染めずにいて、持ち出す時にちょっと逡巡して結局他のカメラを手に取ってます。いかんなあ。近々、夜景を撮る機会がありそうなので、こうい
先日、半蔵門の日本カメラ博物館を訪ねましたが、今回はその”余波”とでも言うべきトピックです。博物館のあるJCII(日本カメラ財団)一番町ビルには、宝島社が入居しています。そう、毎年発表されてミステリー小説愛好家たちの間で話題になる『このミス
東京・半蔵門に一般財団法人 日本カメラ財団(JCII)という組織の本拠地ビルがあってですね、タイトルに挙げた写真展をやっていて直感的に惹かれたので観てきました。会場はJCIIビルの隣の建物の1階、こちらです。写真展入口の様子。チャールズ・ユ
前回に続いて、千葉に遊びに行った時の写真をアップしておきます。実はひどい交通事故渋滞に嵌ってしまい、前回の「ドリーミングプレイス・ローズガーデン」に到着したのが既に昼下がり。その後で予定していた立ち寄り先のいくつかを諦めて、この日の宿に直行
4月のはじめに千葉方面に遊びに行く機会があって、ふとしたことで知って以来気になっていたこちらへ立ち寄ってきました。ドリーミングプレイス・ローズガーデンカフェやアンティークショップを併設した英国風庭園です。かの国の自然の姿を活かしたガーデニン
新作歌舞伎「ファイナルファンタジーX」を観てきた話です。この記事が載る頃には、もう千秋楽が迫っています。ご承知のように、原作となっているのは、2001年に発売され大ヒットしたPlayStation2用のゲームソフトです。ファイナルファンタジ
東京では今年はソメイヨシノの盛りが雨にたたられました。多くの写真愛好家のみなさまにとって、気持ちよく春の桜を撮り歩くことはなかなか難しかったのではないでしょうか。少なくともわたしはそうでした。とはいうものの、曇天の下で七分咲きの花を撮ったわ
たいていのPENTAX愛好家にとってはとっくに通過済みのネタで、新鮮味もなにも無いのですが、こういうのは参加することに意義があるのでわたしも一応試してみました。今シーズン新搭載のカスタムイメージ「春紅(Harubeni)」東京都内で桜がまだ
東京ではソメイヨシノは既に潔く散った後でしょうか。世の中の写真ブログはサクラの写真が席巻している頃かと思いますが、当ブログ世界は時の歩みが遅いのでまだサクラは咲いておりません。そしてサクラの前に楽しめるこの花を忘れるわけにはいけません。ウメ
春真っ盛りで花の季節だし、せっかくS5もやってきたのだからどんどん撮りに行けば良いのですが、日によっては危険な量のスギ花粉が飛散していて腰が退けているわたしです。写真撮りの外出がままならない日もあります。雨も結構降ったし。というわけで以下は
前回記事にひきつづき浜離宮におります。で、タイトルは半分嘘です。せっかくの花の季節感を損なって申し訳ありませんがこの日の東京はまだ桜の開花の随分前。以外に知られていないかもしれませんが浜離宮には立派な梅園があって、元気いっぱいに花と芳香が楽
たぶんリアルな時間の流れでの花暦で言えば、今ごろはモクレンが終わってサクラの盛りではないかと思われますが、当ブログの世界は現時点で3週間弱のタイムラグをもって進行中で、季節はまだ肌寒い日もある早春です。早春の花といえば、ロウバイ、ウメ、モモ
今年はことのほか厳しいです、アレです。花粉。飛散量の多い日に不用意に外出すると酷いことになるので、出勤も私用外出もできるだけ減らして自宅に篭ってテレワークの日々を過ごしています。河津桜(だと思う)が某所でいい感じに咲いているのを見かけたので
自分はハイコントラストなシーンを撮るのがわりと好きだな、ということを最近ようやく自覚しました。好きと同時に難しくもあってですね、どうしてもハイライトを飛ばたり、黒つぶれを起こしたりしやすい。気を付けていてもたびたびやらかす。ダイナミックレン
標題は故・鈴木清氏が1982年に発表された写真集名であり、かつ現在六本木の富士フイルムスクエアで開催中の写真展のタイトルでもあります。先日伺って見学・勉強してきました。いただいたパンフレット等からわたしなりに纏めた作家の略歴。鈴木清氏(19
前回まで、リアル雑司ヶ谷があの問題作とは全然違って静かで平和な街であることを確認した上で、さらに写真散歩を進めます。都電の線路沿いにこじんまりと佇む大鳥神社。阿形の狛犬越しで。SIGMA17-70はコントラストの強いシーンでは露出に気を付け
旧宣教師館が休館日で出鼻をくじかれたわたしの雑司ヶ谷散歩です。時間の頃合いがちょうど良かったので、どこかでいったんお昼にして一服してから態勢を立て直すことにしましょう。google mapで見てこのあたりで食事処がありそうな弦巻通りの方に歩
知ってるようで知らない、これまであまり歩いたことのない東京の街を訪ねるということに興味が湧いて、地図を眺めては何処へ行こうかあれこれ考える日々なわけです。今回は、豊島区の雑司ヶ谷あたりを歩いてみることにしました。雑司ヶ谷といえば夏目漱石「こ
写真と直接関係ないし別に力んで言うようなことでも無いのですが、自宅で使っているネットワークの予備回線として長らく使ってきたWiMAXをとうとう解約しました。WiMAXは無線で比較的安定して高速接続ができますが、私の場合は予備・非常用なので、
過去3年オンラインイベントとなってしまっていたCP+が、今年は久しぶりにリアル開催となったので楽しみにしていました・・・しかし、諸般の事情で会期中に横浜の会場を訪ねることができなくなってしまいました。せいぜいオンライン配信をいくつか視聴する