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  • 「リスク保存の法則」

    リスク回避というテーマは、大型プロジェクトにおいて非常に重要です。特に、工事などのプロジェクトでリスクがある場合、共同事業体(JV)を組み、他社にその責任を切り離すことが一見効果的なリスク回避策のように見えるかもしれません。しかし、この方法には潜在的な落とし穴が存在します。 例えば、工事のリスクをJVパートナーに委託することで、自分たちのリスクを軽減できたとしても、もしそのJVパートナーがリスクを被り倒産してしまったらどうでしょうか。これでは、リスク回避策が機能したとは言い難いです。実際のところ、このような行為は、トランプのババ抜きで相手にババを引かせるようなものです。 JVパートナーがリスク…

  • 無理しても三文の得にならない

    昨日のテーマは「自分ができないことを引き受けないでください」という、お願い。 仕事の現場でよくある光景だ。上司が急に「君がこれを担当してくれ」と言う。いやいや、それは専門外だし、全く経験もない分野だ。しかし、上司はその仕事を理解していないからこそ、適切な人材配置ができない。そして、その結果、経験も知識もない人が担当にアサインされる。 そんな状況で配置された人は、当然ながらプロの仕事ができない。素人がいきなりプロの仕事をしようとしても、うまくいくはずがないのだ。だからといって、「できません」と断る勇気もなかなか持てない。結果として、その仕事は周りに振ることになる。 しかし、ここで問題が発生する。…

  • 職場の均一性と効率のジレンマと評価

    職場でよく見かけるのは、効率の悪い人が遅くまで残業し、あたかも頑張っているかのように見える一方、効率の良い人が定時で帰り、楽をしていると誤解される現象です。これ、なんだかおかしいですよね。 #### 見せかけの努力と効率の誤解 効率の悪い人は、長時間働くことで「頑張ってる感」を出しますが、実際には無駄な時間を過ごしているだけ。一方、効率の良い人は短時間で成果を上げるものの、なぜか「楽をしている」と見られがちです。これは、日本の「長時間労働が美徳」という文化の影響でしょう。 #### 均一性の幻想 職場では、みんなが同じペースで働くことが理想とされていますが、実際には人それぞれのペースや効率があ…

  • 日本の会社の給料は上がらなかったのか?考察

    経済の話をするとき、給料の話は避けて通れません。日本の会社で給料がなかなか上がらない理由を探るのは、まるで迷路をさまようようなものです。ここでは、いくつかの要因にスポットを当てて、その謎を解き明かしてみましょう。 #### 円高とコストカットの時代 まず、円高の時代を振り返ってみましょう。1980年代から1990年代初頭にかけて、円高が日本の輸出産業にとって大きな試練となりました。円が高くなると、日本製品の価格が海外で跳ね上がり、競争力がガタ落ちします。この状況を打破するために、多くの企業がまず取り掛かったのが「コストカット」。そして最も手っ取り早く、効果が目に見えるコスト削減手段が、人件費の…

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