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年金生活にプラスとなる「不労所得」獲得のための実体験や健康維持のアイデアなどを日々綴っています。

「もうこの年だ」ではなく「まだこの年だ」という日々を生きていたい、そう思いませんか?

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2016/09/11

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  • 「ティファニーで朝食を」ヘプバーンのモデルは作者の母親。

    1961年に発表されたオードリー・ヘプバーン(⬆上写真右)主演の映画「ティファニーで朝食を」。そのタイトルの奇抜さとヘプバーン演じる主人公ホリーという女性の「自由奔放な生き方」が注目されヒット作品となった。映画のタイトル名は、主人公ホリーが「ティファニーで朝食を食べる身分になる」という願いを表現したものだが、高級宝飾店「ティファニー」は、この映画人気にあやかり宝石とは関係のないレストランを2017年に店内にオープンしたほどだ。映画のあらすじは、無名の作家ポールが、この物語の主人公ホリー(ヘプバーンの役)という謎の女性の隣に引っ越してくる。ホリーは、「ティファニーに居る時が一番の至福のとき」とポ…

  • 「絵文字」を世界中に流行らせたのはニッポンの孫正義。

    世界中の人々がケータイのメールで使っている絵文字(emoji)は、もともと日本のケータイ文化から生まれたものだというのをご存知だろうか。ケータイが普及する前、1995年頃、ポケベルに採用されていた「ハートマーク」が、絵文字が使われた最初だった。ポケベルの限られた文字数の中で、相手に親密さを表現する手段として、ハートマークが使われたのが始まりだった。そして、1999年NTTドコモのiモード対応機に搭載された絵文字によって広く普及した。その後、2008年に、グーグルが日本の携帯電話の絵文字をUnicode(符号化文字)に加える計画を公表したが、日本のユーザー向けに日本語限定で絵文字を使えるだけだっ…

  • ヒロシがYouTubeで再ブレイクを「確信」した女性ファンの一言。

    2004年から翌年にかけて、「ヒロシです」の自虐ネタで一世を風靡したお笑い芸人ヒロシ。わずかな期間でその人気は廃れ一発や芸人と揶揄されたが、現在YouTubeでのキャンプ動画でソロキャンプブームを起こし、チャンネル登録者数が110万人超を誇る人気ユーチューバーとして再ブレイクを果たしている。その彼が、今から7年前2015年にYouTubeチャンネル「ヒロシちゃんねる」を開設した頃の話、「(7年前の)ある時、芸人の仕事で地方に出かけた時、一人の女性から「YouTube、見てますよ」と言われたんです。この一言が衝撃でした。今ではYouTubeを見るのが当たり前ですけど、7年前当時は「見てますよ」と…

  • アメリカンコミックは、MANGAになぜ勝てないんだ。

    世界中で驚異的な人気の伸びを見せている日本の漫画。特にアメリカでは、毎月発表のコミック全体のランキングで、トップ20のほとんどを日本漫画が占めている現状に、アメリカのSNS上で、若者たちが日本のマンガがなぜこれほど強いのかを分析している。「自分が最終的にアメコミからマンガに移行したのは、マンガの方がストーリーに多様性があるから。アメコミはスーパーヒーロー物ばかりなんだもん」「卓越したストーリー、購入しやすい価格、政治的な主張のなさ、作者がSNSでファンに対して失礼な態度を取らない……。マンガが人気の理由は色々あるはずだけど、いつだって案外、シンプルな事なんじゃないかな」「アメコミを買って読むの…

  • 日本人こそ我々が求めている観光客、とハワイ州知事。

    コロナ禍が一段落して、アメリカ本土からの国内観光客が急増し、以前と同じような賑わいを取り戻し始めたハワイ。その中で、ハワイ州のデイビッド・イゲ知事⬆は、日本人観光客の回復を優先している事を表明した。イゲ知事は、ハワイ最大の日刊紙「ホノルル・スター・アドバタイザー」のインタビューで、「日本人こそ、我々が求めている観光客である事を、全てのハワイの人々が認識している」と述べ、「日本人は地域社会と関わりを持とうとし、ハワイ先住民の文化に非常に、非常に敬意を払う人が多い」とその理由を説明している。この州知事発言に対するハワイ住民からの反応、「知事の発言は全くもって正しい!俺たち観光業界で働く人間からする…

  • 憧れの街TOKYO、Googleストリートビューで世界2位。

    Google Japanは5月24日、「ストリートビュー」が15周年を迎えたと発表。ストリートビューは、9つのカメラとLiDARセンサーを搭載したクルマで街中を撮影し、世界のさまざまな地域の様子を360度で閲覧できるデジタルマップサービスだ。Googleや一般の投降者がアップロードした360°パノラマ写真を使用して、世界中を擬似的に歩き回れるストリートビュー。有名な観光名所はもちろんのこと、海の中や森林地帯など、なかなか行くことのできない場所を360°自由に眺められ、さながら海外旅行をした気分が味わえる。ストリートビューで過去1年間、世界中で最も見られた地域では、1位がインドネシア、2位米国、…

  • コロナ禍で笑いが止まらなかったのは、こんな会社。

    世界の格差と貧困問題に取り組む慈善団体「オックスファム」が、コロナ禍で世界で100万人以上が極度の貧困に陥った中で、恥ずかしげもなく人々の痛みから利益を得ている企業の名を公表した。アメリカの巨大食品企業「カーギル」⬆は、2021年に過去最大となる50億ドルの純利益をあげ、創業家のカーギルファミリィのビリオネア(10億ドル長者)はコロナ前の8人から12人に増えたという。また、新型コロナワクチンや治療、検査、防護具などで利益を得た製薬業界では、40人の新たなビリオネアが生まれたという。ワクチンを開発したモデルナやファイザーのような薬品会社は新型コロナウイルスのワクチンを独占し、毎秒1000ドルの利…

  • メールの絵文字でわかるマスク好きの日本人、マスク嫌いの欧米人。

    コロナ禍もすでに3年、「そろそろマスクを外しても良いのでは?」という議論が、にわかに活発になってきている。しかし、マスクを外しても良いと言われ、すでに殆どの人がマスクを外してしまっている欧米人に比べて、マスクを決して外そうとしない日本人が大部分だ。日本人がマスクを着けるのが好きなのは、コロナ禍以前からだが「マスク大国日本」の歴史について研究する慶應大学文学部研究員の住田朋久氏が、欧米と日本の文化の違いがその理由とする分析が、実にユニークで面白い。住田氏によれば、人の感情を読み取るとき、欧米人は 相手の『口元』に注目し、日本人は相手の『目元』に注目するという違いがあると指摘。このため、欧米人は目…

  • ウクライナ軍がロシアに善戦してるのはウーバーを真似たから

    ロシアによるウクライナ侵攻が開始されてからすでに3ヶ月。短時間のうちに首都キエフは陥落するというロシア側の予測は大外れしている。キエフは未だに陥落せず、ロシア国境に近いハリコフもウクライナは保持している。逆にロシア軍は多数の兵士が死傷し、将官にも戦死者が出るなど苦戦が続いている。ロシア軍の苦戦の理由は、ウクライナ軍がカーシェアリング会社ウーバー(ウーバーイーツの親会社)の顧客と車をつなぐ技術を使っているからだ。この攻撃戦法は、「GPS Arta」と呼ばれるプログラム(⬆上図参照)で、距離測定器や偵察用ドローン、スマートフォン、GPS(衛星測位システム)、北大西洋条約機構(NATO)のレーダーな…

  • 双子が米国と韓国で別々に育てられて44年後、どう違った。

    双子の中でも1つの受精卵が分裂して生まれる一卵性双生児は基本的に同じ遺伝情報を持っており、性別や血液型が一致するだけでなく、身体能力や学力なども類似性が高いといわれている。そんな一卵性双生児でありながらわずか2歳の頃に生き別れ「韓国」と「アメリカ」というまったく異なる国で別々の家族により育てられた女性の双子(⬆ユンサンヒとユンサンエ)について、環境や家族によってどれほどの違いが生じたのかを調べた研究結果が発表された。カリフォルニア州立大学の双生児研究センターのナンシー・シーガル教授は、双子それぞれの家族環境、病歴、IQテスト、および非言語的推論のテストを行い、異なる文化的背景で育てられて生じた…

  • パパ・ママ喜べ!ゲーム好きの子は、IQがUPするという調査結果。

    「1日中TVゲームばっかりやっていて将来が心配」と嘆く親達は世の中に大勢いる。そんな中、米国の9 〜 10歳の児童5,000人以上を対象とした2年間にわたる追跡調査で、テレビゲームをプレイする時間が長い子どもは、IQが2.5ポイント高くなる傾向があったという驚くべき研究結果を、2年間の追跡調査を行ったスウェーデンのカロリンスカ研究所とオランダ・アムステルダム自由大学の合同研究チームが発表した。米国内の約5,000人の子どもたちは、この研究調査の最初と最後に、それぞれ認知能力に関するテストを受けた。調査開始時と2年後に行った認知能力のテストの比較結果では、なんとテレビゲームを多くプレイしていた子…

  • 誤送金4630万円使えば罪人、送金した町は罰せずの「不公平」。

    今、大きな話題となっている4630万円誤送金事件。振り込まれた4630万円をネットカジノで使い切ったという田口翔容疑者(24)⬆だけが、悪人であるかのようにマスコミは、こぞってヒートアップした口調で騒ぎ立てている。しかし、冷静に考えてみれば誤送金が無ければ、田口容疑者はネットカジノで金を散財することはできないばかりか誤送金が無ければ、普段通りに平凡な生活のままだったはず。その彼を、 突然罪人にしてしまった誤送金の主犯である阿武町の「罪」はどうなのか。事件発生当初のマスコミ各社の論調は、誤送金した町側を攻め続けていたのに、誤送金を受けた田口青年の名前や顔写真が公開されるや一変して彼だけを一方的に…

  • まるで映画、フランス人ギャングの有楽町3億円強奪事件。

    1986年11月25日、東京有楽町 で三菱銀行の現金輸送車が後部のハッチを開けた瞬間、ヘルメットで覆面した3人が催涙スプレーで行員を襲撃。現金を強奪し、ワゴンで逃走し3億3千万円があっという間に雑踏の中に消え去った。犯人一味は西銀座地下駐車場に車を止め、3億3千万円が入ったジュラルミンケースから現金をカバンにつめ替え、作業の目撃者もないまま立ち去った。映画を見てるようなその手際の良さは、何とフランス人ギャング一味による犯行だった。主犯は、フランスのギャング組織の大幹部フィリップ・ジャマン(⬆上写真中央)、ジャマン一味は銀行強盗、自動車強盗、絵画の盗難密売など、ありとあらゆる犯罪に手を染めるフラ…

  • ジャズ名曲「A列車で行こう」列車は地下鉄って知ってた?

    ジャズのスタンダード・ナンバーとして有名なTake the 'A' Train「A列車で行こう」は、 1939年デューク・エリントンが楽団のピアニスト兼作編曲者であったビリー・ストレイホーンに作詞・作曲をオーダーして作られた曲だ。エリントン楽団のテーマ曲として広く知られ親しみやすいその軽快なリズムで、世界的に今なお演奏され続けている名曲だ。この曲のタイトルと歌詞には「(ジャズを楽しめる)ハーレムに行くなら、速く行ける "A"プレート表示の電車(すなわち "A" train = 8番街急行)にお乗りなさい」という意味がこめられている。「A列車」と聞けば、多くの日本人は、この曲が作られた1939年…

  • 映画「卒業」の一言「プラスチック」は、米国人の黙示録。

    1967年のマイクニコルズ監督の映画「卒業」の1シーン⬆、自分の将来について悩むダスティ・ホフマン演じるベンジャミンに、父の友人であるマクガイア氏が「一言だけ言っておこう、よく聞き給え」間を置いて「プラスチック」。ベンジャミン「どういう意味ですか」マクガイア氏「プラスチックには素晴らしい未来があるってことだ。よく考えて見なさい」。アメリカの知識人が、破滅的な未来について語る時、この「プラスチック」と一言だけ発言する映画「卒業」のワンシーンをしばしば引き合いに出す。言ってみれば、プラスチックというワンワードが、破滅的な未来や世界の終末を予言したヨハネの「黙示録」にソックリだと現代のアメリカ人は考…

  • 「人生で後悔している事がある」7割の老人が答えた後悔とは。

    自分の人生を振り返って「あのときああしていれば、こんなことには……」「無理をしてでもやっておけばよかった……」といった具合に悔やむ事があるのが人の常。アメリカの調査で80歳以上の老人に「人生で最も後悔していること」は何ですか?」というアンケートを取った結果が興味深い。7割の老人が「後悔がある」と答え、回答の多かった順では1.他人がどう思うか気にしなければ良かった。2.幸せをもっとかみ締めて生きるべきだった。3.もっと他人のために尽くせばよかった。4.くよくよと悩まなければよかった。5.家族ともっと時間を過ごせばよかった。6.もっと人に優しい言葉をかけていればよかった。7.あんなに不安を抱えなが…

  • 死んだ2ヶ月後、誘拐?された喜劇王チャップリン。

    世界の喜劇王として知られたチャールズ・チャップリンは、1977年12月25日のクリスマスの早朝、スイスの自宅で睡眠中に脳卒中を起こし88歳で亡くなった。その2日後にアングリカン・チャーチ教会で、チャップリンの生前の希望による内輪だけの質素な葬儀が行われ、棺はコルシエ=シュル=ヴヴェイの墓地に埋葬された。ところが、2ヶ月後の1978年3月1日に彼の棺は何者かによって掘り起こされ、墓地から消えてしまったのだ。その後、チャップリンの妻のウーナ宛に棺を盗んだ犯人から60万スイス・フランの身代金を要求する手紙が届き、チャップリンの遺体が誘拐されたことが判明する。スイスの警察によって大掛かりな捜索が行われ…

  • 「国のために戦う」日本の若者はわづか10%で世界最低。

    世界各国の世論調査で知られるスイスの調査会社ギャラップが「あなたは国のために戦えますか」という2015年におこなった参戦意識調査。ロシアによるウクライナ侵攻の渦中、SNSにこのデータをもとにしたスレッドがたった⬆。日本は「はい」と答えた人の数が10%しかなく世界最低だった。反対に「戦う意志がない」とはっきり答えた人は43%でドイツの62%に次いで2位、「わからない」と答えた人の数は47%でやはり世界最低となった。この数字から読み取れるのは戦争から遠い国にあるニッポンの「平和ボケ」した若者像だ。この調査に対する日本の若者達の反応。「じゃあ国はオレを守ってくれんのか?」「むしろなんで戦わないといけ…

  • 92球の熱投、ベンチ「降板」の動きを手で制した大谷翔平に米メディア感服。

    先日行われたレイズ戦に登板して6回1失点と好投したエンゼルスの大谷翔平投手。その大谷投手が6回に見せた“降板拒否”の「意思表示」が、米メディアで話題となった。6回先頭打者を遊フライに仕留めたところで投手コーチがマウンドへ。続く崔志萬を空振り三振に斬ったところで球数は89球に達していた。これが大谷にとって限界と見たベンチの首脳陣(⬆上写真左)が動きかけたところ、これを一早く察した大谷は、ベンチに向かって右手を突き出し(⬆上右写真)「まだ大丈夫」とこれを制止。最後の打者アロサレーナを3球三振に仕留め、全92球の力投で6回のピッチングを締めくくったのだ。試合後のインタビューで大谷は6回を投げきったこ…

  • 「芸人は野たれ死ぬのが最高なのに」たけし上島竜兵を嘆く。

    ビートたけしが、自ら命を絶ったお笑い芸人ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(享年61歳)を追悼するコメントを発表した。「40年近く前から一緒に仕事をしてきたのに、芸人は笑って逝くのが理想であって、野たれ死ぬのが最高だと教えてきたのに、どんなことがあっても笑って死んで行かなきゃいけないのに、非常に悔しくて悲しい」と悲しんだ。たけしは、お笑いの師匠であった浅草のコメディアン深見千三郎氏の「死に様」を思い浮かべたに違いない。深見は、たけし以前に東八郎、萩本欽一などの師匠でもあり、「浅草に深見以外に師匠はいない」といわれた浅草コメディ界の重鎮だった。ギターなどの楽器を操りタップダンスを踏むなど多芸多才。アド…

  • 上島竜兵・渡辺裕之の自殺を伏せろ、厚労省の報道規制。

    俳優の渡辺裕之氏(66)コメディアンの上島竜兵氏(61)が相次いで亡くなった。いずれも60代という早すぎる訃報を聞くと、同世代以上の人にとっては「死因」が気になるところだが、テレビ報道を見る限りでは病気だったのか事故によるものだったのか「死因」がはっきりしない。SNSに飛び交う情報で2人とも自殺だったとわかったが、なぜ、テレビメデイアでは「死因」を伏せて追悼の番組ばかりを流し続けているのだろうか。その原因は、厚生労働省が「メディア関係各位」あてに「著名人の自殺及びその手段や場所等の詳細に触れる報道規制」を通達したからだ(⬆上写真)。通達には「タレントの上島竜兵さんが5月11日に逝去され、死因が…

  • 大谷翔平、人生初の満塁弾、これでピッチャーなのか!!の声。

    この所、ホームランがなかなか出なかったエンゼルス大谷翔平が、ついに覚醒した。ホームで行なわれたタンパベイ・レイズ戦に「3番・DH」で先発出場。実に10日ぶりとなる今季第5号のホームランとキャリア初の満塁ホームランとなった第6号を連続して放ったのだ。日米を通じてキャリア初となる満塁ホームランを放ったシーン、打った瞬間、レイズの左翼手が一歩も動かない完璧な一撃、大谷自身も確信したようにバットを置くとキャリア初のグランドスラムを噛みしめるようにゆっくりとベースを回った。4回に逆転3ランを放った同僚のウォルシュ内野手は、「彼はアンビリーバブルだ。逆方向(左翼スタンド)に運ぶパワーを持っている。もっとた…

  • 聞いた人が次々に自殺した、ダミアが歌う「暗い日曜日」。

    「耐えられなくなったら日曜日に死ぬわ 戻ってきて欲しい でももう行かなきゃろうそくの火は希望のように熱く燃え あなたを思うわたしの目は大きく見開き あなたに会える喜びに恐れも消える 命よりも大切だったあなたに会いたい 暗い日曜日」。ハンガリーの作曲家シェレッシュ・レジェー(⬆上写真左)が作曲し、1936年にフランスのシャンソン歌手ダミア(⬆上写真右)が 黒づくめの衣装を着て歌い世界的なヒット曲となった『暗い日曜日』。この歌が発表されると次々に自殺者が現れる。ハンガリー・ブダペストの靴職人が自殺した遺書にこの歌の歌詞が書き込まれていたのを皮切りに、音楽酒場で「暗い日曜日」が演奏されると突然2人の…

  • ムンクの名画「叫び」、絵の人物は叫んでいない?

    美術の教科書でもおなじみのノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクが1893年に制作し、彼の代表作品とも言える油彩画「叫び」⬆。タイトルからして、描かれている人物が叫んでいる絵だと思っている人がほとんどだが、実はこの人物、よく見てみると叫んでいるのではなく、耳をふさいでいる格好をしているのだ。では、タイトルの「叫び」の主は一体誰なのだろうか?この絵は、ムンクが感じた幻覚に基づいて描いた絵であり、ムンクは日記にその時の体験を次のように記している。「私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血と…

  • 9.11を間近で体感したソニー・ロリンズ、JAZZでどう表現した。

    アメリカ合衆国の歴史上で過去に例を見ない9.11同時多発テロ事件、モダンジャズの世界で「テナーの巨人」と称されるソニー・ロリンズ(71)は、崩れ落ちた世界貿易センターからわずか6ブロック先の自宅で、この惨劇を目撃した。ジャンボ機がビルに「体当たり」した衝撃を肌で感じ,2つのビルの崩壊を目の当たりにしながら現場から避難した。ロリンズは精神的に大きなショックを受けたが、妻の支えもあって大惨事から4日後のボストン公演をキャンセルせずに敢行したのだ。それが『ウィザウト・ア・ソング (9.11コンサート)』⬆だ。未曾有の惨劇からわずか4日後,誰も平常心ではいられない状況下にあって、ソニー・ロリンズは「平…

  • 天才彫刻家ジャコメッティの妻を寝取った哲学者矢内原伊作。

    一度みたら忘れられなくなる針金のように細い彫像(⬆上写真右)で知られるシュルレアリズムの彫刻家アルベルト・ジャコメッテイ(⬆上写真左端)。1955年、実存主義哲学の日本人研究者矢内原伊作(⬆上左写真の右端)とパリで出会い、その顔に興味を持ったジャコメッテイは、矢内原に「君の顔を描かせて欲しい」と頼み、矢内原はモデルを引き受けた。しかし、ジャコメッティは矢内原の顔を「描きたいけど描けない。だから描きたい。なぜ描けないのかを知りたいから描きたい」と言い、仕方なく矢内原はモデルを務めるため毎年パリのアトリエに通いつめ、肖像画が完成するまでに3年もの歳月を要したのだ。しかし、絵がようやく完成した195…

  • 前沢友作氏が123億円で買ったバスキアの絵、何がスゴイのか。

    通販会社ZOZOTOWN創業者で億万長者として知られる前澤友作氏が、5年前、NYサザビーズ・オークションでジャン=ミッシェル・バスキアの絵画⬆を約123億円で落札し 大きな話題となった。この落札金額は、バスキア絵画のオークションレコードであり、またアメリカ人アーティストによる美術作品としてもオークションレコードとなった。これほど高価な金額で取引される絵を描いたバスキア(⬆上写真右)とは一体何者なのか。マイノリティ(非白人)のバスキアは、17歳の頃から地下鉄やスラム街地区の壁などにスプレーペインティングを始める。高校を中退したバスキアは、Tシャツやポストカードを売りながら生計を立て、やがて彼の描…

  • 黒人解放指導者マルコムXの名前は、なぜXなのか。

    「白人にいつも「イエス」と言うのをやめ、自分自身への嫌悪を振り切った時、我々は自由への道を歩き始める」白人による黒人に対する暴力には暴力をもって戦え、と説き、黒人至上主義を掲げた過激な解放指導者マルコムX⬆。彼の姓になぜXの文字が使われていたのか。彼が父から受け継いだ姓は、その昔、白人からつけられた“little”だった。マルコム・リトルは、黒人解放運動に身を投じていくなかで、この屈辱的な“little”という姓を捨て、代わりに“X”と名乗ったのだ。「X」は自分の姓が一生分からないということを指し、アフリカにいた祖先が本来持っていた姓は、祖先たちがアメリカに奴隷として連れて来られた時に「リトル…

  • ノーベル賞作家カミユの、スポーツカー事故死の謎。

    理性を持った人間が、病気、死、災禍、殺人、テロ、戦争、独裁主義など、人間に襲いかかる様々な「不条理な現実」に目をそむけず見つめ続ける「反抗心」を持つことが、人間性を脅かすものに対する人々の連帯を生む、と唱えた不条理主義作家アルベール・カミユ。43歳の若さで1957年、ノーベル文学賞を受賞した。ノーベル賞受賞後、カミュはプロヴァンス地方のルールマランに家を構え、しばしばパリとの間を往復する生活を送っていた。1960年、友人ガリマールが運転するスポーツカーでパリに向かう途中、立ち木に衝突、助手席に乗っていたカミュは即死した(⬆上写真)。ノーベル文学賞を受賞して2年あまりの若すぎる死だった。事故の原…

  • 神と約束、牧師になったロックの帝王リトル・リチャード。

    ポール・マッカートニー、プリンスなどに大きな影響を与えたロックンロール界の帝王リトル・リチャード。「のっぽのサリー 」「ルシール 」「ジェニ・ジェニ 」などのヒットナンバーは日本人にもお馴染みだ。リチャードが人気絶頂の25歳の1957年末 - オーストラリアでのツアーに向かっていた彼は、移動中の太平洋上空で、乗っていた飛行機のエンジンが火を噴くのを窓から目撃し「無事に着陸できたら牧師になる」と、イエス・キリストに誓い、搭乗機の無事着陸を祈った。無事シドニーに到着したリチャードは、周囲が止めるのに耳を貸さず突如引退を発表し、アラバマ州のオークウッド大学に入学して神学を修め牧師となったのだ(⬆上写…

  • ゴッホの耳切り事件、どれぐらい耳を切り落とした?

    「炎の画家」として知られるゴッホは、画家ゴーギャンとのアルルでの共同生活が、絵に対する考え方の違いから破綻すると、自分の右の耳を切り落とすという異様な行動を起こし、切り取った耳を知り合った娼婦に手渡したという。この事件は当時のアルルの新聞「ル・フォロム・レピュブリカン」でも大きく報じられた。記事では「オランダ出身のヴァンサン・ヴォー・ゴーグ(仏語読みでヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)という画家が娼館に現れ、ラシェルという女を呼んで、「この品を大事に取っておいてくれ」と言って自分の耳を渡したあとに姿を消した」と書かれている。しかし、ゴッホは耳全体を切り落としたのではなく耳たぶの一部を切り取っただけ…

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