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ブログタイトル
明るい部屋:映画についての覚書
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https://pop1280.hatenablog.com/
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映画をめぐる覚書。ハリウッドB級映画、マージナルな映画作家たち…。あなたの知らない映画のすべて。
更新頻度(1年)

11回 / 365日(平均0.2回/週)

ブログ村参加:2016/08/29

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pop1280さんの新着記事

1件〜30件

  • ハワード・A・ロドマン『運命特急』

    「ラングの足は、手同様とても大きく、背筋をまっすぐ伸ばして歩く姿は軍人のようだった。試写が始まってからずっと、彼はそうしてここで外国製の粗末な煙草を吸っては投げ捨て自分の影がいくつも周囲で揺れ動くさまを眺めていた。廊下を行き来するたびに、影は伸びたり縮んだりする。しかしそれを眺めるのにもとっくの昔に飽きてしまった……。片眼鏡を直し、何気なくもう一本マッチを擦った。 と、爆発音が聞こえ、ラングは思わずにやりとした。悪名高い患者マブぜ博士の催眠術に操られて、精神病院長のバウムが化学工場を爆破したところだ。気に入っているショットの一つだった。」 ハワード・A・ロドマンが映画監督フリッツ・ラングをモデ…

  • コニー・ウィリス『リメイク』──フレッド・アステアと踊る

    SF小説、とりわけ未来世界を舞台にしたSFでいささか苦手だと思うのは、その独自の世界観に馴染むまで、というか、そこに描かれている世界を多少とも信じることができるようになるまでにどうしても時間がかかってしまうところだ。時間が逆行しているとか、天と地が逆さまになってるとか、常識離れしたそうした設定だけならまだしも、その世界を描写するために見たことも聞いたこともないような新造語が次々と繰り出されてくると、出だしでつまずきそうになる。日本語訳ならまだしも、英語の原書でそういうSF小説を読み始めたときは、その挫折率はかなり高いものになると言っていい。 実は今回紹介する映画=小説も、そんな近未来を舞台にし…

  • 新作DVDーー『金綺泳(キム・ギヨン) 傑作選 BOX』ほか

    ダグラス・サーク『間奏曲』 Blu-ray モンテ・ヘルマン『魔の谷』 [DVD] デイヴィッド・クローネンバーグ『シーバース/人喰い生物の島』 [Blu-ray] 『G.W.パプスト』 [DVD] フェデリコ・フェリーニ『寄席の脚光』 [DVD] ルチオ・フルチ『ザ・リッパー UHDマスター版 BD&DVD BOX』 [Blu-ray] マルコ・ベロッキオ『シチリアーノ 裏切りの美学』 [DVD] イングマール・ベルイマン『魔笛』 Blu-ray 『金綺泳(キム・ギヨン) 傑作選 BOX』 (収録作品:《Blu-ray》『下女』『玄海灘は知っている』『高麗葬』/《DVD》『水女』『火女'82…

  • キプリング「ミセス・バサースト」と創成期における映画=小説

    創成期の映画が文学にどのような映画を与えたのかについては、すでにいろいろ研究されているにちがいない(ちなみに、ここで「創成期の映画」というのは、サイレント映画がその洗練を極める以前、1910年初頭あたりまでに撮られた「プリミティブ」と呼ぶこともできよう映画のことである)。20世紀初頭の小説家たちの多くは、まだ生まれたばかりの映画をしょせんは安っぽい見世物として多少とも見下しながらも、その新奇さには注目していたし、直接的・間接的に影響を受けさえしていたものも少なくなかったはずである。ダブリン最初の映画館であるヴォルタ座の設立にたずさわった*1ジェイムズ・ジョイスならば、『ユリシーズ』や『フィネガ…

  • 新作DVDーー『ダグラス・サーク Blu-ray BOX』『マルグリット・デュラス Blu-ray BOX』ほか

    バズビー・バークリー『ゴールド・ディガース36年』 [DVD] 『ダグラス・サーク Blu-ray BOX』 (収録:『心のともしび』『大空の凱歌』『翼に賭ける命』) ジョン・カサヴェテス『愛の奇跡』 DVD、『愛の奇跡』 Blu-ray ジャック・カーディフ『悪魔の植物人間』 [Blu-ray] ドン・シーゲル『ガンファイターの最後』 [Blu-ray] 『没後40年 マリオ・バーヴァ大回顧 第III期』 [Blu-ray]『白い肌に狂う鞭』、『モデル連続殺人! 』『クレイジー・キラー 悪魔の焼却炉』1963年~1969年のホラー代表作3作品を国内初ブルーレイ化! 『呪いの館』 [DVD]、…

  • 忘れられた映画の町──ニュージャージー州、フォートリー

    (フォートリーの断崖の上で撮影中のパール・ホワイト) アメリカ映画が始めからハリウッドで作られていたと思っている人は多いだろう。しかし、実際は、アメリカの映画産業がハリウッドに完全に移行するのは1910年代の初めになってからであり、それまではアメリカ映画の大部分は東部で作られていたのである。例えば、D・W・グリフィスがハリウッドに移り住むようになるのは1912年になってのことである。彼がバイオグラフ社を辞めるのは、その直後の1913年であるから、1908年に監督デビューして以来、グリフィスがバイオグラフ社で撮った作品(その数は500本を超えるとも言われる)の大部分は、ハリウッドではなくアメリカ…

  • ホレス・マッコイ『I Should Have Stayed Home』

    広く映画をテーマにした小説を〈シネロマン〉というカテゴリーで紹介していくことにした。これまでにアップした記事の中で該当するものも、このカテゴリーに新たに分類し直してある。 −−− ホレス・マッコイ『I Should Have Stayed Home』 大恐慌時代のハリウッドで、映画監督になる夢破れた青年と、未来の見えない女優志望の女が出会い、最後のチャンスをかけて長時間のダンス・マラソン大会に出場する……。悪夢のようなダンス大会を通して若者たちの希望と絶望を描いた〈ハリウッド小説〉『彼らは廃馬を撃つ』(35) は、ホレス・マッコイが、最初ハリウッドで俳優を目指し、やがて脚本を書き始めた頃に得た…

  • 新作DVDーームルナウ『都会の女』、キン・フー『空山霊雨 』ほか

    F・W・ムルナウ『都会の女』 [DVD] バズビー・バークリー『ゴールド・ディガース36年 [DVD]』 『サスペンス映画 コレクション 陰謀の世界 DVD枚組』ジーン・ネグレスコ『深夜の歌声』、オットー・プレミンジャー『堕ちた天使』、ロバート・モンゴメリー『桃色の馬に乗れ』、ドン・シーゲル『仮面の報酬』、ロバート・シオドマク『クリスマスの休暇』、ジョセフ・H・ルイス『脱獄者の叫び』、ジーン・ネグレスコ『見知らぬ訪問者』ほか 『サスペンス映画 コレクション 脱獄の掟 DVD10枚組』アンソニー・マン『脱獄の掟』、エリア・カザン『影なき殺人』、フリッツ・ラング『ハウス・バイ・ザ・リバー』、アイダ…

  • ドン・レヴィ『ヘロストラトス』

    ドン・レヴィ『ヘロストラトス』(Herostratus, 1968) ★★ イギリスに住む若き詩人が、自分の飛び降り自殺を広告会社に売り込み、自殺を一大スペクタクルにすることで、それを現代社会に対するプロテストの行為にしようと試みるが、資本主義のシステムによって彼の試みはただの安っぽい売名行為に変えられてゆく……。 ドン・レヴィが撮った唯一の長編劇映画。公開当時ほとんど理解されず、長らく忘れ去られてしまっていたが、近年になって次第に再評価が高まっている。 物語はあって無きにひとしく、映画は、主人公の若者が見せる無意味でバカバカしい反逆的行動を、これといったドラマもなくダラダラと見せてゆくだけだ…

  • 「情け容赦のなさ」──ジャン=マリー・ストローブによるドライヤー論

    《情け容赦のなさ》 ジャン=マリー・ストローブ ここ数年で見たり再見することができたドライヤー作品においてとりわけ素晴らしいと思うのは、それらの作品がブルジョア社会に対してみせる情け容赦のなさである。その情け容赦のなさの矛先が向けられるのは、ブルジョアの正義(『裁判長』。この作品は、わたしの知るかぎりもっとも驚くべき物語構成を持つ映画の一つでもあり、もっともグリフィス的な、つまりはもっとも美しい映画の一つである)、ブルジョアの虚栄心(『ミカエル』に描かれる愛情と室内装飾)、ブルジョアの不寛容(『怒りの日』は、その激しさによって、論理(dialectique)で、唖然とさせる)、ブルジョアの天使…

  • 新作DVDーー『スパイクス・ギャング』『ブローニュの森の貴婦人たち 4Kレストア版』ほか

    ダグラス・サーク『異教徒の旗印』 [DVD] ハワード・ホークス『男性の好きなスポーツ』 [Blu-ray] ジョン・フォード『幌馬車』 Blu-ray、『逃亡者』 Blu-ray ロバート・シオドマク『大いなる罪びと』 [DVD] 『ボスを倒せ! 』[Blu-ray] ロバート・アルドリッチ『キッスで殺せ!』 Blu-ray オーソン・ウェルズ『偉大なるアンバーソン家の人々』 Blu-ray リチャード・フライシャー『スパイクス・ギャング』 [Blu-ray] ロベール・ブレッソン監督『ブローニュの森の貴婦人たち 4Kレストア版』 Blu-ray 『女は女である/パリところどころ』 Blu-…

  • ルイーズ・ブルックス讃

    昼顔の女、ルイーズ・ブルックスは彫像と張り合う。彼女は寺院から石を取り外し、円柱の周りに身をくねらせ、建物の前壁に花開く。そしてただあたりを焼き尽くすような純粋さによって、〈教会〉〈祖国〉〈家族〉などが社会に課す、力なき知恵に対して、無垢と狂気の愛が勝利することを宣言する。フレディ・ビュアシュ 彼女を一度でも見た者は、彼女のことを決して忘れることができない。彼女は現代の最も優れた女優だ。なぜなら彼女は古代の彫像のように、時の外にいるから……。彼女は映画撮影の知性であり、撮影効果の最も完全なる化身である。彼女は自身のうちに、映画がサイレント最後の時代に再発見したあらゆるものを体現している。すなわ…

  • 『デモンズ ’95』『白いトナカイ』ほか

    『明日になれば他人』★★★½ 『デモンズ ’95』★★★ 『荒野の処刑』★★½ 『軍用ラッパのロマンス』★★½ 『白いトナカイ』★★ 『ユン・ピョウ in ドラ息子カンフー』★★ ヴィンセント・ミネリ『明日になれば他人』(Two Weeks in Another Town, 1962) 同じミネリ監督、カーク・ダグラス主演ということで、どうしても『悪人と美女』の10年後に撮られた続編として見てしまう(実際、作中で、ダグラスがかつて主演した映画として上映されるのは『悪人と美女』なのである)。しかし、この10年の間にハリウッドはなんと変わってしまったことだろう。そう考えると、この映画の舞台がアメリ…

  • ナダヴ・ラピド『幼稚園教師』★★★ テイ・ガーネット『支那海』★★ マルコム・セント・クレア『駄法螺大当り』★ ナダヴ・ラピド『幼稚園教師』(Haganenet, 2014) イスラエルの監督ナダヴ・ラピドの『ポリスマン』に続く長編劇映画第2作目。 テルアビブの幼稚園に勤める女教師が、園児の一人が類まれな詩の才能を持っていることに気づく。しかしそのことに本気で驚き、理解するものは彼女の周りに一人もいない。一見理解を示しているように見えた女優の卵である園児の若き乳母は、男の子の詩をオーデションで勝手に使って、詩を〈搾取〉している。女教師はそれに腹を立て、園児の父親に訴えて乳母を解雇させる。しかし…

  • 『これが君の人生だ』 、『人生の乞食』ほか

    ヤン・トロエル『これが君の人生だ』 ★★½ ウィリアム・ウェルマン『人生の乞食』★★½ ジョセフ・ロージー『暴力の街』★★ フランク・タトル『百貨店』★½ エドワード・サザーランド『チョビ髯大将』★ カルロス・サウラ『従妹アンヘリカ』★ ヤン・トロエル『これが君の人生だ』(Här har du ditt liv [This Is Your Life], 1966) 20世紀初頭のスウェーデンを舞台に一人の少年 が成長してゆく姿を描くノーベル賞作家エイヴィンド・ユーンソンの半自伝的小説を映画化した、3時間近くに及ぶヤン・トロエルのデビュー作。 主人公の利発な少年は、貧しい養父母の家を出て、最初は…

  • ナンニ・ロイ『祖国は誰のものぞ』『カフェ・エクスプレス』

    ナンニ・ロイ『祖国は誰のものぞ』★★★ 第二次世界大戦中、ナチスに占領されていたナポリ市民たちの4日間の蜂起を描いた戦争映画。 主役であってもおかしくないジャン・ソレルを、開始早々わずか数分であっさりナチスに銃殺させる(『無防備都市』のアンナ・マニャーニが中盤で撃ち殺されるように)ことで、ナンニ・ロイはこの映画の主役たちはあくまでも無名のナポリ市民であることを示してみせる。ネオレアリズモの精神を受け継いだ「無防備都市ナポリ」とでも呼ぶべき内容の映画だが、その一方で、コミカルな要素(銃撃戦の只中にいるレジスタンスの男に、危ないことはやめてくれとすがりついて邪魔をする恋人の女)や、メロドラマ的要素…

  • 新作DVD――『イメージの本』『湖のランスロ』ほか

    ジョージ・A・ロメロ『ザ・クレイジーズ』 [DVD]、『ザ・クレイジーズ』 [Blu-ray] アベル・フェラーラ『ドリラー・キラー』 [Blu-ray] 売れない画家が精神に失調をきたし、自分でも記憶のないうちに電動ドリルで無差別殺人を繰り返してゆく。ロジャー・コーマンの『血のバケツ』をちょっと思い出させるアーチスト=殺人者もの。個人的には全く評価していないけれど、フェラーラ初期のカルト・ホラーとして長くソフト化が待たれていた。 カール・Th・ドライヤー『裁かるるジャンヌ デンマーク語字幕オリジナル版』 Blu-ray ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』 [DVD]、『イメージの本』…

  • ジャン=ピエール・モッキー『あほうどり』

    ジャン=ピエール・モッキー『あほうどり』(L'albatros, 1971) 『Solo』からの流れで撮られたモッキーの本領発揮の傑作。 警官殺しの罪(といっても、暴行してきた警官に対する正当防衛を認められなかっただけの不当な処罰だったのだが)で投獄されていた男が脱走し、夜陰にまぎれて壁伝いに走っているところから映画は始まる。その壁には、間近に迫った選挙の候補者のポスターが貼られている。 男は追っ手から身を隠していた時にたまたま出会った女を誘拐して、彼女を人質に逃亡を続ける。その女が選挙に出馬している政治家の一人の娘だったという展開はいささかありがちなもので、ヒッチコックの『第三逃亡者』のよう…

  • 『サイレント・パートナー』『生きている死骸』

    ダリル・デューク『サイレント・パートナー』★★½ 冴えない銀行の金銭出納係(エリオット・グールド)が、自分の銀行で強盗が行われることを偶然に知ってしまう。男はあらかじめ大金をバッグのなかに隠しておき、わずかに残しておいた金だけを強盗に手渡す。ニュースで発表された被害額が違っていたことを知った強盗はからくりに気づき、自分の愛人を男に近づけて探りを入れる。出納係は強盗の愛人と結託し、うまく出し抜いたつもりだったが、異常性格者と言ってもいい強盗はとても彼のコントロールできるような存在ではなかった……。 ラングの『スカーレット・ストリート』のエドワード・G・ロビンソンがもっとスマートで悪いやつだったら…

  • Dinu Cocea『Haiducii』、マルトン・ケレチ『伍長とその他の者たち』

    Dinu Cocea『無法者たち』(Haiducii, 1966) ★★ これも『ヴラド・ツェペシュ』と同じくワラキアを舞台にしたルーマニア映画。描かれる時代は『ヴラド・ツェペシュ』と違って18世紀だが、やはり国はオスマン帝国の存在に苦しめられている。そこに、サルブとアムサという義兄弟の義賊が現れ、金持ちから奪った金銀財宝を貧しい者たちにばらまき始め、民衆の喝采を浴びる。しかし、金に執着する弟とのあいだに確執が生まれ、リーダーである兄は裏切られて警察に捕まってしまう。兄が牢屋に入っている間に、弟は兄の恋人を奪って自分のものにしてしまうのだが、やがて脱獄した兄は二人に復讐を誓う……。 たぶん、ヘ…

  • 『ヴラド・ツェペシュ』‐‐ドラキュラと呼ばれた男

    『ヴラド・ツェペシュ』 Doru Nastase『ヴラド・ツェペシュ』(Vlad Tepes, 1979) ★★ 15世紀のワラキア公国の君主、ヴラド3世、通称ドラキュラ公、またの名を「串刺し王」を描いたルーマニアの歴史映画。ヴラド3世は、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』のモデルの一人とも言われる。父親のヴラド2世がハンガリー帝国のドラゴン騎士団に属していたことから、「ドラクル Dracul」(ドラゴン公)と呼ばれていたために、息子のヴラド3世は「ドラゴンの息子」を意味する「ドラクラ Dracula」の名で知られるようになった。ドラゴンは聖書において悪魔と同一視されることが多かった。そこ…

  • 新作DVD――『ビクトル・エリセ Blu-ray BOX』『アラン・ロブ=グリエ Blu-ray BOX I 』ほか

    だいぶ時間の余裕ができたのでそろそろブログを更新するつもりですが、とりあえずは、例によって DVD の紹介をしてお茶を濁しておきます。 ジャック・ドワイヨン『ピストルと少年』 [DVD]、『女の復讐』 [DVD] 『フレッド・アステア生誕120年記念 アステア&ロジャーズ傑作選 ブルーレイセット』 [Blu-ray] ジョン・フォード『果てなき船路』 [DVD]、『映画の王様ジョン・フォード傑作選 ブルーレイセット』 [Blu-ray] フリッツ・ラング『暗黒街の弾痕』 [Blu-ray] エルンスト・ルビッチ『生きるべきか死ぬべきか 2Kデジタル修復版』 [Blu-ray] W・D・リクター…

  • 『アルキメデスのハーレムのお茶』ほか

    なかなか書いている余裕がなくて、全然まともに更新できてない。ただのメモだけれど、 とりあえず穴埋め的に、最近見たいくつかの映画について少しばかり書いておく。 ーーー 『イメージの本』★★★ 『幸福なラザロ』★★★ 『ハイ・ライフ』★★½ 『ハロウィン』★★½ 『ワイルド・ツアー』★★ 『マケドニアの婚礼』★★ 『アルキメデスのハーレムのお茶』★★ 『チャイナ9、リバティ37』★★ 『Courte-tête』★ ジャン=リュック・ゴダール 『イメージの本』(Le livre d'image)画面オフから荘重な調子で何やら喋っていたゴダールが、突然わざとらしくゴホゴホと咳き込むシーンがとても好きで…

  • 新作DVD――『ルイ14世の死』 『人間機械』『港町』ほか

    ロバート・クレイマー『アイス』 『マイルストーンズ』DVDツインパック(2枚組) 『サスペンス映画コレクション 名優が演じる犯罪の世界 DVD10枚組』フィルム・ノワールの超傑作ばかり詰め込んだパッケージ。1. 復讐は俺に任せろ 2. 悪魔の往く町 3. 裸の町 4. らせん階段 5. 天使の顔 6. 呪いの血 7. 無謀な瞬間 8. ガラスの鍵 9. 罠 10 湖中の女 フランク・タシュリン『画家とモデル』 [Blu-ray] ロバート・フラハティ『ルイジアナ物語』 [DVD] エリア・カザン『群衆の中の一つの顔』 [DVD] フランシス・コッポラ『タッカー 4Kレストア版』 [Blu-ra…

  • ハワード・ホークス讃

    神戸映画資料館でのハワード・ホークス特集の宣伝がてらにツイッターでつぶやいていた「ハワード・ホークス讃」を、いくらか書き足した上でまとめました。 ホークスが持っているコメディのタイミングの才能は、他の追随を許さない。[…]『ヒズ・ガール・フライデー』の、ケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルが丁々発止とやりあう会話でのタイミングの素晴らしさは、「タイミング」とは一体なんであるかを学ぶために、あらゆる映画監督、映画を学ぶあらゆる学生に、見せられてしかるべきであろう。サミュエル・フラー*1 明白さは、ホークスの天才の印である。『モンキー・ビジネス』は天才の映画であり、その明白さによって有無を言わ…

  • 連続講座「20世紀傑作映画 再(発)見」第6回「ハワード・ホークス――〈一目瞭然の映画〉の謎」

    神戸映画資料館でわたしが担当している連続講座「20世紀傑作映画 再(発)見」の第6回はハワード・ホークスに決まりました。今回はちょっと趣向を変えて、ゴールデン・ウィークに行われるハワード・ホークスの特集上映に組み込まれて行われることになっています。 ハワード・ホークス特集 1930年代編 2019年4月27日(土)〜29日(月・祝) 2019年5月3日(金・祝)〜5日(日)わたしは初日の4月27日に、「ハワード・ホークス――〈一目瞭然の映画〉の謎」と題してホークスの映画について話す予定です。詳細はこちらで。上映できるホークスのプリントはまだまだあるので、この特集上映が成功すれば、第2回のホーク…

  • 『ROAR/ロアー』――究極の「禁じられたモンタージュ」

    『ROAR/ロアー』★★★ 「ある出来事の本質が、行為の2つあるいはそれ以上の要素の同時的な提示を必要とするときは、モンタージュは禁じられる」 これは、アンドレ・バザンが「禁じられたモンタージュ」論*1のなかで提示した名高いテーゼである。同時に起きている2つの(あるいはそれ以上の)出来事を、モンタージュによって2つに分けて見せてしまったとき、物語は現実性(レアリテ)を失ってしまうだろう。たとえそれがフィクション映画であったとしても、このテーゼは当てはまる。いや、フィクションであるならなおのこと、観客がその物語を信じることができるためには、そのようなレアリテが必要となるのであり、文学などと比べた…

  • 新作DVD――『間奏曲』『肉体の遺産』『グラインド・イン・ブルー』ほか

    ロバート・パリッシュ『フレンチ・スタイルで』 [DVD] スタンリー・ドーネン『無分別』 [Blu-ray] 『ダグラス・サーク Blu-ray BOX』(『天はすべて許し給う』『間奏曲』『悲しみは空の彼方に』収録)『悲しみは空の彼方に』 Blu-ray、『天が許し給うすべて [天はすべて許したまう]』 Blu-ray ヴィンセント・ミネリ『肉体の遺産』 [DVD] ミュージカルの監督としては有名だが、サークと並ぶメロドラマの巨匠としてのミネリは日本ではまだまだ未知の存在である。これは彼のメロドラマの代表作の一つであり、傑作。必見。 ジョージ・A・ロメロ『【早期購入特典あり】 マーティン/呪わ…

  • 『桃太郎 海の神兵』

    瀬尾光世『桃太郎 海の神兵』★★ 終戦直前に撮られた国策アニメ映画。キャラクターが全部動物の姿で描かれる中、ただひとり人間の格好をした桃太郎が、仲間たちを連れて飛行機で東南アジアらしき土地にやってきて、戦闘訓練をする傍ら、現地の動物たちに文字を教えたりする(これは侵略戦争ではなく、民族開放のための戦いなのだ)。やがて彼らは玉砕覚悟で戦線に赴くのだが、無論、子供の観客を想定したこのアニメでは、「玉砕」というあからさまな言葉は使われないし、結局、敵も含めて誰ひとり死ぬものはいない。内容はともかく、アニメの完成度としては、動画の動きの滑らかさやダイナミズムなど、同時代のディズニーのアニメと比べても遜…

  • 『モアナ 南海の歓喜 サウンド版』

    『モアナ 南海の歓喜 サウンド版』(Moana, ロバート・フラハティ, 1926) ★★★ 『極北のナヌーク』でフラハティは、当時すでに銃を用いていたイヌイットに、あえて銛を使って狩りをさせた。ドキュメンタリー映画の歴史はこの〈嘘〉とともに始まる。『アラン』の島民たちは、自分たちの先祖がどうやってサメを獲っていたのかを知らなかった。彼らは映画を撮るにあたって初めて教えてもらったそのやり方で、カメラの前でサメを獲ってみせたのである。『モアナ』のクライマックスに描かれる入れ墨の儀式も、この島ではとっくに行われなくなっていたものだったという。フラハティのこのような手法は、真実を描くはずのドキュメン…

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