梅雨の日に、 帰りは晴れて 傘残る。
梅雨空の下、 傘が彩る、 銀座かな。
共謀罪、 凶暴者が 今日、暴徒。
紫陽花が 仰ぐ大仏 無表情。
ワイパーが 雨分け覗く、 梅雨の空。
五月雨と ハモるが如く、 猫が鳴く。
五月雨に 愚痴るが如く、 猫が鳴く。
新緑の 葉擦れの音と 香る硫黄。
花が散り、 出番来たぞと 若葉湧く。
ビルの下、 のぼる途中の 鯉のぼり。
吹く風と 薫る新茶に 汗が引く。
春の日の 花壇覗いた 子に笑顔。
花満開。 青空の下、 湧く希望。
尊徳も 見たであろうか この桜。
鳩サブレーを手に、 桜舞う古都を去る。
幾つもの 卒業重ね 成長す。
母、娘。 想い受け継ぐ 雛人形。
菜の花に 囲まれる中、 ペダル踏む。
見上げると、 富士より高い、 土筆かな。
起きたけど、 再び寝ちゃう 冬の朝。
太宰府で 梅見て学ぶ、 我が身かな。
人知れず、 露と消え行く 運命でも、 命貴く、 夢限り無き。
鬼だって 「福は内」だと 願うかも。
五・七・五。 季語を入れて、 俳句なる。 七・七、足すと 短歌になるよ。
春風が、 新たな息吹、 目覚めさせ、 大空の下、 薫る蠢動。
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