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  • 企業の経営者について思うこと

    この話はすべての経営者ではなく、一部の経営者のことについてです。外国については分かりませんが、日本には長期的視点で企業の利益を最大化できる経営者は少ないのではないでしょうか? コスト削減かなにか知らないけど、従業員に長時間労働を強いて、まともに残業代も払わなない。 その劣悪な労働環境が原因で人が集まらないのに、それを世の中のせいにする。 挙句の果てには最近の若いやつは根性がないとか言って経営者の無能さを従業員のせいにする。 長時間労働をしないと利益が確保できないようなビジネスモデルしか思いつかないのは経営者の責任だし、従業員が働きたいと思える会社にできないのも経営者の責任である。 短期的なコス…

  • 来期のROEを予測する

    私は、長期にわたってROEが維持できるか、または向上させていくことができるか、を重視しています。 現状のROEが高くてもROEが維持できなければ、将来的にその下がってしまったROEに見合った価格に株が落ち着くからだと考えています。 (逆に、ROEを維持、もしくはROEを向上させていくことができれば将来的にそのROEに見合ったPBRの水準に株価が評価されそうです。)というわけで、四季報CD-Rを使って今期(0)と来期(1)のROEを予測する計算式を考えてみました。 ROEを予測するために必要なのは、予測したい時期の純利益と、そのときの自己資本です。 純利益 連結:[連・当期利益(0)]] 単独:…

  • 四季報CD-R(2017年新春)を予約しました

    去年は主に擬似債権の考え方を使ってスクリーニングしていました。 yasuyuki-t.hatenablog.com去年はクイック、戸上電機、JACリクルートメント、eBASEを購入しました。 結果としてはJACリクルートメントが買値より50%あがったので売り、クイック、戸上電機は若干のプラス、eBASEは若干のマイナスで今年は終えそうです。 はっきり言って満足の行く結果ではありませんでした。ROEの割りにPBRが低く、ROA、営業利益率が低い銘柄というのが去年の投資の基準でした。 選んだ銘柄は利益としては伸びているけど、従来のROEを維持できず、じわじわ下がる傾向にあったことが低いパフォーマン…

  • FPGへの問い合わせ

    以前、IRに問い合わせをしたときの担当者の対応の雰囲気で株価が上がるか下がるかが分かるのではないか、ということを書きました。 yasuyuki-t.hatenablog.com今回はFPGに問い合わせてみた結果についてです。問い合わせた内容は主に配当についてと、過去に行った自社株買いについてです。 私としては、銀行からの借り入れが大きく、事業を拡大していくために資金が必要なはずであるにもかかわらず、配当や自社株買いを行っていることが疑問でした。自社株買いは社長の持っている株を適正な価格で買い取ったとの回答に対して、何を持って適正と判断したのかを質問しましたが、話をすりかえられてしまい、納得のい…

  • JACリクルートメントのサービスを体感してみよう!

    yasuyuki-t.hatenablog.com前回、投資したい会社のサービスは可能な範囲で体験してみよう、と書きました。 というわけで、JACリクルートメントのサービスを体験すべく、転職エージェントに連絡を取ってみました。 コンタクトを取るまで JACリクルートメントは、外資系とか、給料が高めなエリートの転職を得意としている人材紹介業です。 転職エージェントを利用した人のブログをいくつか読んでみた限りでは、いくつかの個人情報といくつかの簡単な質問に答えると、転職エージェントから連絡が来て早速面談に進むことができる、という風に理解していました。 面談では転職先の紹介だけでなく、キャリア相談も…

  • IR問い合わせの法則

    私は非常に頭が悪く、有価証券報告書とか、決算説明書を読んでも内容が全くといっていいほど理解できないので、よくIRに分からないことを問い合わせします。 そこでなんとなく、IRのお問い合わせのお返事の文面を見るだけで、今後の株価が上がるのか、下がるのか(企業価値を増大させていけるのか)が判断できるんじゃないか、という風に感じています。 もちろん、私が問い合わせたことのある範囲内での話なので、一般化できるような話ではありません。 腕組の法則とは? 似たような現象として、腕組の法則というものがあります。 企業のHPの社長が腕組して偉そうにして写真に写っている企業は株価が下がっていくという法則です。 k…

  • 回帰式が何かおかしい

    PBR、PER、ROEの関係式はご存知のとおり、下記のように表されます。 PBR = ROE * PER私の使っている株価を推測するための回帰式はこんな感じでした。 PBR = 20 * ROE - 1 (ROEは%に直す前の値)上記の二つから将来株のPERがいくらとして市場から評価されるかを計算してみたところ、下記のようになりました。 ROE * PER = 20 * ROE - 1 変形して、 PER = 20 - 1 / ROEあれ?この数式によると将来のPERはどんなことがあっても20を超えないことになってしまいます。 そんなことはあるはずない!たぶん1次関数で表現することが間違ってい…

  • FPG株を買いました

    とりあえずは200株。 PBR6倍弱なので、この指標を見ただけでは非常に割高に感じてしまいますね。 さらに、以前からこのことが気になっていたのですが、この企業、営業キャッシュフローがずっとマイナスです。 このことがあったのでこの銘柄は避けていたのですが、調べてみると、オペリース投資商品を作るとどうしてもキャッシュフローはマイナスになってしまうようです。そして何年かしたあとで、資産を売却してキャッシュとして回収する仕組みのようです。 と、こんな感じでよく理解はできていないのですが、今回はなぜか買ってみようかなという気になりました。 買ってみてもし失敗したら、それはそれでいい勉強になるかも知れませ…

  • PBRの回帰分析の改良

    過去の記事で、将来の株価の予測に(PBR = 0.2 * ROE * 100 - 1)を使っていました。 (100をかけているのはROEは%なので。例えばROEが10の場合はPBR=0.2*0.1*100-1=1)この式は厳密な株価を推定するためではなく、ざっくりと「これくらいのROEならこのPBRは妥当かなー割高だなー割安だなー」程度の判断に利用しています。 この式は現状のROEから大体のPBRを計算しているに過ぎず、将来のROEの推移(大体は自己資本の増加によるROEの減少)については考えられていません。 通常株価には将来の期待も価格に反映するので、将来のROEの推移も影響するんじゃないか…

  • PCデポへの投資

    去年末だったか、今年の初めごろだったか、もしかしたらもっと前だったか、PCデポへの投資を少し検討していました。 証券会社のアプリに登録しておいて眺めていたのですが、現状のROEの割りにPBRも2倍越えという(私にとっての)高値を超えたため、いつか安くなったら買いたい銘柄として、頭の片隅くらいにありました。PCデポは中小型の割安成長株投資を好む人の間では割と有名で、私の目にもとても魅力的に映りました。 ところが、先日の炎上で多くの人に適切ではないサービスを提供している企業と認識され、株価は大きく下がりました。 私の目には魅力的に映っていたのですが、多くの人とは異なる印象を持っていたことが分かり、…

  • データアプリケーションを”成長を加味した”ROEの推移から将来の株価を予測する

    前回はデータアプリケーションの利益を成長しないものとして推定される株価を計算してみましたが、今回は利益は成長するものと仮定して計算してみます。 来期の予想では利益は横ばいか少し下がると予想されているようですが、私としては将来的には利益は成長するものだと考えています。 明確な根拠はないのですが、年間5%くらい利益が成長するものと仮定して推定株価を計算してみます。 自己資本(百万円) 利益(百万円) ROE(%) BPS(円) 推定PBR(倍) 推定株価(円) 2,195 397 18.1% 728.9 2.6 1908 2,195+(397*85%) 397*1.05 16.5% 841 2.3…

  • データアプリケーションをROEの推移から将来の株価を予測する

    データアプリケーションは、有利子負債がなく、資本を蓄積している企業で、年々ROE、ROA共に減少していく傾向にあります。 今回は利益は成長しないものと仮定して、将来のROEの推移と、推定したROEから将来の株価を推定してみます。自己資本は、自社株買いなどを行わないものとして、毎年利益のうち、内部留保にまわしたものが自己資本としてつみあがるものとします。 ROEとPBEは比例して評価される傾向があります。http://www.tr.mufg.jp/houjin/jutaku/pdf/u201503_1.pdf 今回は厳密な計算はせず、PBRの推定には、こちらにあるPBRの計算式を簡単にして、PB…

  • 企業のフェーズごとのスクリーニング条件

    個人的には銘柄は、積極投資フェーズ、負債返済フェーズ、資産蓄積フェーズと、衰退フェーズくらいに分かれると考えています。私が投資対象にするのは、積極投資フェーズ、負債返済フェーズ、資産蓄積フェーズにある企業です。各フェーズごとに有効と思われるスクリーニング方法について考えてみました。 (前回の隠れた優良企業は資産蓄積フェーズの銘柄です) フェーズ前提条件スクリーニング方法 積極投資フェーズ 積極投資によりROEは維持できる 擬似債権(ROE維持) 負債返済フェーズ (ROE×内部留保率を上回る利益の成長がない限り)ROEはROAに収束 擬似債権(ROE減少)、残余利益モデルFCFプラス 資産蓄積…

  • 隠れた高収益企業の見つけ方

    隠れた高収益企業とは、今回は企業がビジネスを行うために使用する資産に対する利益率が高い企業、という意味です。世の中には、企業の買収や設備投資などをあまり行わず、負債がなく、資本の蓄積が行われているような、ぱっと見では成熟企業のように感じられるけど、実は結構おいしいんじゃないか?という銘柄があったりします。 このような銘柄は、 営業利益率が高い 株主資本から、ビジネスに使用されていない現金を引いて調整したROEが高い 調整後のROEが年々伸びている(設備投資などの投資に対して、利益の伸びが大きい) の条件で探し出せると考えています。 営業利益率が高い 営業利益率が高いということは、企業のビジネス…

  • ROEが低下していく企業の価値計算方法

    前回、擬似債権で利回りを計算する場合、 ROEが低下することを前提に利回りを計算する ROEが維持される企業を探し出す ことが必要だろう、という話でした。 今回は、ROEが低下する前提で利回りを計算するにはどうすれば良いか、について考えてみます。すでに自己資本比率が十分高い場合、ROEを維持できる大きな投資先が存在し続ける場合を除き、資産(主に現金)の蓄積が進み、ROEが年々低下していきます。そして、ROEが8%を下回り、PBRが1倍付近で売買される資産バリュー株が誕生します。なので、この間の記事に記載したPBRが1倍の場合の利回りがどうなるかを考える必要があります。(ここでは、ROEが維持さ…

  • ROEを維持できる企業

    擬似債権の考え方を利用して銘柄を選ぶ場合、ROEが長年にわたって維持されることを前提に利回りを計算しています。でも実際はそうなるわけではなく、”多くの”日本企業の平均といわれている7~8%に徐々に近づいていくとされています。なので、 ROEが日本企業の平均値まで下がることを前提に計算するか、 もしくはROEが下がらない少数派の企業を探し出す ことが必要になります。今回はROEが下がらない企業はどんな企業か、について考えてみました。私の考えている条件は、 ROEだけでなく、ROAも高い 売上高、利益の成長率が高い 配当などの株主還元に積極的 あたりではないかと考えています。 ROEだけでなく、R…

  • 擬似債権計算式

    現在、投資の判断に擬似債権の考え方を採用しているので、それをご紹介します。私はPBR1倍の場合にマイナスの利回りにならないもので、PBR10倍のときで15%の利回りが想定できるものを投資の対象としています。ROE、配当性向が10年間変わらなかったとして、10年後に株価がPBRが1倍と評価された場合、PERが10倍と評価された場合、PERが現在と変わらない場合の想定される年間の複利での利回りの計算式です。四季報CD-Rの条件のところにそのまま入れると利用できます。 ただこの方法ではROEの高い銘柄を選ぶことになるのですが、内部留保により株主資本が増えることでROEは下がっていくのが一般的です。R…

  • 四季報CD-Rのスクリーニング

    私は年に1、2回、四季報CD-Rを購入しています。価格は7千円くらいで、初めて買ったときはとても高く感じ、値段に見合う価値はあるのかと疑問でした。初回は案の定、使いこなすことはできず、7千円の価値は発揮できずに終わりました。当時企業から送られてくるレポートも読まずにゴミ箱行きで、決算書なんてまともに読んだことすらなく、株なんて適当に買って値段が上がればラッキーくらいにしか考えていなかったことが原因です。このときに作ったポートフォリオは運良く全体ではプラスだったのですが、購入した銘柄のいくつかで痛い目に会い、せめて決算書くらいはちゃんと読めるようにならなければと思い、決算書の読み方を勉強しました…

  • 擬似債権について

    今年は擬似債権の考え方を採用して、利回りが比較的高そうだった、クイック、戸上電機、JACリクルートメント、eBASEを購入しました。http://tachibanasuguru.blog56.fc2.com/blog-category-40.html 去年までは解散価値やEV/EBITに重点を置いていたのですが、初めて高PBR、高PER銘柄に手を出しました。 JACリクルートメントについては、800円台で購入して、1200円台で売却しました。擬似債権の考え方を採用したところ、想定されていた利回りを上回り50%の利益が出たので、一度すべて売却しました。JACリクルートメントについては利益を得るこ…

  • 理論株価の考え方について

    理論株価の計算方法については、下記のどれを使うのが良いかと試行錯誤しています。 割引配当モデル ディスカウントキャッシュフロー(DCF)法 残余利益モデル(超過利益評価法) 割引配当モデル ファイナンスの知識でおそらく一番最初に知った企業価値の計算方法。成熟した企業で、不景気でも大きなダメージはなく、配当も安定している(が、成長は望めない)企業についてはこの方法は使えると思います。この方法は帳簿に記載される見かけの利益に悩まされることなく、配当という実際に手元に入ってくるお金を元に計算できるところがいいですね。ただ、私としては成長する割安な企業に投資したいので、あまりこの方法は使いません。不動…

  • 私の投資法

    基本的にはスクリーニングして引っかかった銘柄に対して、企業がどんなビジネスを行っているのか、成長性はあるのかを検討して、よさそうであれば投資しています。スクリーニングの条件は自分の中で確固としたものがまだ出来上がっておらず、あれやこれやといろんなものを試しています。 投資に利用しているもの 四季報CD-R (年に1、2回購入) 四季報ワイド版 (本屋で軽く立ち読み、もしくは時々購入)など 今までに読んだ本 ベンジャミングレアムの賢明なる投資家 東大卒医師が教える科学的「株」投資術など 参考にしているブログ 橘優の相場観測 ameblo.jp www.spotoushi.net

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