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よろぐ https://y055ie.hatenablog.com/

雑記帳ですが、読書、本、書店・古書店が好きなのでそれ系の話題多めです。

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2016/08/12

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  • 【書評】中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)/阿部謹也 (著)

    2020年に読んだ本で面白かったもの(その3) 中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫)/阿部謹也 (著) 中世賤民の宇宙 ──ヨーロッパ原点への旅 (ちくま学芸文庫) 作者:阿部謹也 発売日: 2018/06/01 メディア: Kindle版 『ハーメルンの笛吹き男』のスマッシュヒットも記憶に新しい、歴史学者、 阿部謹也先生の著作。 中世に至るまでのヨーロッパのまでの宇宙観について、 ・互酬関係=モノの贈与によって人と人─或いは人と神々や精霊─とが結ばれた関係 ・均質ではなく円環的な時間(死者は彼岸に移行するにすぎず、戻ってくることもある) ・二つの宇宙─柵で区切られた町…

  • 【書評】ゼノン 4つの逆理 アキレスはなぜ亀に追いつけないか (講談社学術文庫) /山川偉也

    2020年に読んだ本で面白かったもの(その2) ゼノン 4つの逆理 アキレスはなぜ亀に追いつけないか (講談社学術文庫) /山川偉也 ゼノン 4つの逆理 アキレスはなぜ亀に追いつけないか (講談社学術文庫) 作者:山川偉也 発売日: 2017/06/23 メディア: Kindle版 「アキレスと亀」で特に知られる所謂「ゼノンのパラドックス」について、詭弁や知的遊戯の類などでは決してなく、我々の依って立つ近代以降の知性の基盤に対して、如何に深甚な問いを投げかけているものであるかを、四百頁近くの紙幅を割いて追求した労作。 まずはゼノンの唱えた四つの逆理を詳述した後(どういうものであるかは後述する※…

  • 【書評】意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫) / 井筒 俊彦

    2020年に読んだ本で面白かったものを幾つか紹介します(たぶん5回シリーズ) 昨年は以下の理由により、例年よりも本を読む時間が減ってしまいました。 ・放送大学に入学した(といっても半期で二科目ずつしか取ってないですが) ・ほとんど自宅勤務となって、(読書時間に充てていた)通勤時間がなくなり、始業前ギリギリまで寝ている&終業後はすぐ酒を飲んでしまう その割に体調万全というわけでもないので、、健康には留意して、いい感じで本が読めるペース配分を考えたいと思います。 閑話休題して一冊目の紹介に移ります。 意識と本質―精神的東洋を索めて (岩波文庫) / 井筒 俊彦 意識と本質―精神的東洋を索めて (岩…

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