シリア政府軍、初めてクルド人の地域を爆撃

シリア政府軍の航空機が、クルド人支配下の地域であるシリア北東部の都市を爆撃しました。これは、シリア内戦開始以来、はじめてのことです。ISILと戦う米国にとって重要な同盟相手であるクルド人民防衛隊（YPG）は18日、これを侵略行為であるとして非難しました。政府軍側か

ガーディアンの社説：英国はサウジへの武器輸出をやめよ

イエメンの戦争で儲かるのは、英国の武器製造業者なのだそうです。英国を拠点とする国際援助団体Campaign Against Arms Trade（武器貿易反対運動）によると、空爆が実施された最初の年、英国はサウジアラビアに対して33億ポンド相当の武器を販売しました。英米が支援する

エジプト大統領、イエメンのクーデターを支持せず

エジプトのシシ大統領は15日、イエメンを追われたハジ大統領の正当性を支持し、イエメンの反乱軍については否認しました。イエメンの国営ニュースが伝えるところによると、「シシ大統領は、イエメンを取り戻し、クーデターを終わらせようとする正統政府の努力を支持すること

リビアから逃走中のISIS戦闘員は地中海からイタリアを目指す？

イタリアは、ISISの戦闘員がリビアの拠点シルトから地中海をわたり、難民を擬装してEUへ入ろうとするのではないか、と警告しています。イタリアの諜報部を監督する議会委員会（COPASIR) の長によると、ISIS戦闘員がヨーロッパへ入るリスクは大幅に増大しているとのこと。米国

アレッポ市内ではまだ戦闘が継続中

14日、アレッポ市内の各所で戦闘が発生、反乱軍は市内北西と南、2カ所の政府側拠点を攻撃しました。反乱軍は車に爆弾を仕掛けて爆発させたのち、市内の居住区でもある軍事拠点に対して攻撃を開始しました。さらに、南西のセメント工場に陣取る政府軍を攻撃しました。ここは、

モロッコで休暇中のサウジ王が本国帰還、イエメンの最前線で戦うスタッフにボーナス支給

モロッコでの休暇から帰還したサウジ王は前線で作戦に参加するスタッフたちに対して、1か月分のボーナス支給せよとの命令を下しました。国王の休暇中は皇太子が政務を執っていました。サウジアラビアはアラブ連合軍のリーダーとして、イエメンの亡命政府を支援しています。亡

イエメン北部でサウジの空爆により10人の子供たちが死亡

13日、米国が支援するサウジ主導の連合軍により、北部イエメンの学校が空爆の被害にあいました。10人の子供たちが死亡し、28人が負傷したとのことです。さらに国境なき医師団が、負傷者の受け入れ中であることを認めています。イエメンでは、ほぼ2年ぶりに議会が招集されよう

米国が支援するシリア民主軍がISISの事実上の首都を制圧する

米国が支援するクルドとアラブの連合軍であるシリア民主軍は12日、マンビジをほぼ完全に制圧したことを発表しました。2014年以来、ISISが支配下においていた同市は、トルコ国境からラッカへと続くISISの補給路上にあるため、戦略的に非常に重要で、事実上の首都となっていま

ロシアの休戦提案にもかかわらず、アレッポでの戦闘は継続

ロシアは人道支援受け入れのため、11日午後の3時間休戦することを約束していましたが、その期間も反乱軍と政府軍はアレッポにおいて戦闘をつづけています。AFPによると、人道支援の輸送トラック部隊は激しい爆撃のため、アレッポに入れませんでした。東部エリアでは民間業者

ロシアはアレッポで3時間の休戦を提案

シリアのアレッポにおける戦闘について、ロシアは10日水曜、3時間の休戦を提案しました。ロシアの提案によると、11日から毎日3時間、アレッポでの作戦が中止され、その間に人道支援の輸送部隊が市内に安全に入れるようにするとのことです。アレッポ市は現在2つに分裂してお