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たびのほん https://triptravel.hatenablog.com/

旅が好き。海外を自由に旅したい。でも現実はそうもいかない。代わりに読んでみた本を紹介します。

きり
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2016/07/30

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  • 小説を書く、その方法を垣間見ることのできる一冊

    酩酊混乱紀行『恐怖の報酬』日記 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/04/23 メディア: 単行本 クリック: 4回 この商品を含むブログ (77件) を見る すごいタイトルである。 タイトルの理由は本書の中で明かされているが、断っておくと、イギリス・アイルランドとは全く関係がない。 また私がこの本を手に取った理由もそのタイトルによるものではない。 そう、この装丁。 海外旅行好きの人ならわかるはず。いやいや、こんなこと許されるのか?出版社も異なるのに。この思い切りの良さに惹かれた。 ↓参考 本書はイギリス・アイルランドの古代遺跡を巡る旅の日記のはずなのだが、読み終わ…

  • 暮らすように旅をする。そんな疑似体験ができる一冊。

    北緯14度 (100周年書き下ろし) 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/11/21 メディア: 単行本 クリック: 3回 この商品を含むブログ (35件) を見る 北緯14度。そう聞いてどんな地域を思い浮かべるだろうか。 正直、私は思いっきり勘違いしていた。何をどう血迷ったのか、「あ、なんか涼しそう」そう思って手にしたのだ。 いやいや。14度ですから。0度が赤道って知ってました???っと突っ込まれても仕方がないくらいの勘違い。 物語の舞台はセネガルだった。思いっきりアフリカだった。涼しさとは対極にあるような国である。 そんなわけで、なんだかあまり気のりせずに読み…

  • いつかこんな旅をしてみたい。旅する作者が羨ましすぎる一冊。

    イギリス南西部 至福のクリームティーの旅 (私のとっておき) 作者: 小嶋いず美 出版社/メーカー: 産業編集センター 発売日: 2015/10/23 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 分かる人には、タイトルを見ただけでもう手に取ってしまうような本である。あまりに危険なので、ダイエット中の人には絶対におすすめできない。読んでいるだけで涎が・・・。 「アフタヌーンティー」はすっかり日本にも受け入れられて、今では数々の名立たるホテルで楽しむことができる。それはイギリスの上流階級からやって来たお茶文化。彼らの生活では夜にオペラや観劇を鑑賞するので、夕食が遅くなる。夕食ま…

  • 哲学と歴史と圧倒的な自然への崇敬が詰まった感動の一冊。

    ノーザンライツ (新潮文庫) 作者: 星野道夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2000/02/29 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (19件) を見る 何の気なしに手に取った一冊だった。 ノーザンライツ。日本ではオーロラと呼ばれているそのタイトルに、吸い寄せられたのかもしれない。何しろ外は蒸し暑く、無意識に涼しさを求めたとしてもおかしくない。 作者は星野道夫のことは写真家、探検家として知っていたいし、テレビ番組のための撮影中にヒグマに襲われて亡くなるという衝撃的な出来事があったので、故人であることもわかっていた。 この作品はそんな彼の遺作だった…

  • はじめまして。きりです。

    旅が好き。人と出会い、異文化に触れ、自分の未知なる部分を発見できるのが旅だと思う。 でも、現実は限られた時間や予算や周囲の都合に絡み取られて、自由に旅することはままならない。せめて旅に出た気分だけでも味わいたい。これから訪れるだろう地のことを少しでも知りたい。これまで訪れた地の思い出に浸りたい。 そんな思い出で手にした一冊を、ぽつぽつと紹介していくつもり。

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