21住職の厳かなお経が唱えられ辺りは静まりかえる。永久に結ぶありがたいお経なのだ。式典前にはヨンはウダルチの正装に着替える。それに習いチュンソクらウダルチも全…
21住職の厳かなお経が唱えられ辺りは静まりかえる。永久に結ぶありがたいお経なのだ。式典前にはヨンはウダルチの正装に着替える。それに習いチュンソクらウダルチも全…
20心地よい春風がそよぐ今日の日二人は真新しい衣に袖を通し婚儀を執り行うべく王宮へと揃って出仕する馬車に揺られたウンスとその横を愛馬に跨がり並走するヨン御者は…
皆様こんばんは。先日の記事で記載したようにどちら様に限らずすべてのアメンバー様を一斉削除させて頂きました。申し訳ございませんが今一度申請ボタンメッセージを頂け…
もうそこはチェ家本願である鉄原である。目の前には天界の二人がいた。ウンスがいち早く見つけ大声を張り上げていたのである。天界のウンスの花嫁衣裳に高麗のウンスはう…
戦が終わり平穏な日々が続く。ヨンとウンスの婚儀も明後日と迫っていた暖かい春の風がそよぐ日二人はヨンの本願である鉄原に赴く事にした。チュホンに跨がるヨンと王宮を…
17「ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありませぬ・・ありません。某、娘さんと婚儀を・・結婚を前提にお付き合いさせて頂いております、チェ・ヨンと申します」ウンスの実家…
「あわわ、あわわ。大護軍!酔いそうです」初めての天門をくぐるウダルチトクマンなどは辛抱など皆無のように、風がぐるぐる回る天門に弱音を吐く。チュホンは楽しげにパ…
対峙する総大将チェ・ヨンとキム・ウジョン。その間でもその回りでは愛馬が寝起きの兵士らを蹴散らしチュンソク、トクマン、テマンらは剣を抜き兵士らと対峙する歯向かう…
総勢二千の兵士を引き連れ出立してから七日後の深夜国境へとたどり着いた高麗軍休む間もなく奇襲を仕掛ける事となった。常に鍛練されてるウダルチや禁軍は夜目がきく。敵…
ヨンとウンスはいよいよ二人の婚儀を迎えようとしていた矢先徳興君が戻らぬと難癖を付けられ再び鴨緑江付近へと戦へ向かうことになったのである。「大護軍率いる高麗軍は…
徳興君はヨンの恫喝に再び向きう。「王を出さぬか?叔父が参ったと伝えよ」「あいにく執務で御忙しく籠っておいでになられております故、某に一任されておる。王命に従い…
「酷うございます。徳興君殿我々を置いて行こうとは話が違い過ぎます。我々が貴方様を王と奉りしようと元より呼び寄せたのでございますよそれがこの仕打ちでございますか…
王様、王妃様がお姿をお隠しになり十日程過ぎた頃王宮が騒がしくなっていた。康安殿には大護軍を信じるに値する御仁と絶大な信頼を寄せる重臣らが集まっていた。「親元派…
ヨンの策を耳にし王妃様は大きな瞳をより大きく見開き驚きを露にしていた。「ほんに、大事にはなりませぬか?妾は、案じてなりませぬ」「うむ、余も案じておるのだが大護…
ウンスは大護軍の許嫁として典医寺に再び医仙としてお役目に没頭している。日に何度も典医寺を訪れるヨンの気配も分からぬ程に。「ゴ、ゴホン・・」「ハ度目にございます…
ヨンは康安殿に姿を見せていた。「王様、、ウンスはただいま着替えをさせて折りますれば、いま暫くお待ちくださるようお願い申し上げます」「相分かった。彼の地から女人…
「な、何?ハリケーン?いや違うわ。轟々と渦巻く激しい風覚えがあるわ、天門が、そうよ天門が開いたんだわ。でもこんなあれ寺の脇道に?」ウンスは馬の休息と自身の休息…
天門の試練 5康安殿を飛び出したヨンを呼び止めたチェ尚宮先回りしすでに厩舎の前で仁王立ちしていた。「は、早い、俺は先を急ぐ。叔母上?話は後回しにしてくれ」「馬…
「実は、時をさ迷うユ・ウンスなんですですからチェヨンが知ってるウンスでもありますが、ちょっと違うんです彼の地を歩いている時フイルムケースを見つけた事あったの覚…
「あの方ではない!そなた何故、ユ・ウンスをなのるのだ!」「酷い、ヨン?チェ・ヨン?私よ。ユ・ウンスよ」「匂い、否、薫りが違う。あの方は花のような薫りがしていた…
仕事も落ち着き定時で帰る事や土曜日出勤もなくなり繁忙期から脱出できたようです。稼げませんが今の方がありがたいです笑皆様にお尋ねしたいのですがスマホを機種変更し…
皆様、お久しぶりです。健やかにお過ごしの事と思います。でんべは正月明け初出から激務が続いておりまして毎日二時間残業土曜出勤当たり前疲れはて、三月いっぱいで退職…
上座の前で二人は向かい合いお辞儀をしている。この地では両班であろうとも王様、王妃様がお出ましになり婚儀を執り行う事はないがこの二人は特別な存在と国の内外に発信…
家族「暑いってば~~😖💧💨」「・・・😨」珍しく二人揃って暇を賜りヨンはウンスを離さず常に懐へと誘うものだから暑がりのウンスは困惑顔なのだ。「ヨンは体温…
まだ世も明けきらぬ早朝叔母が屋敷を訪れ「花嫁は支度に時がいるのじゃ」と、言い残し寝ぼけ眼のウンスを王宮へ強引に連れ去っていた。「全く叔母上は!」癖っ気のある髪…
「王様…長らく王宮を留守にし誠に申し訳なく思うとともに無事に戻った事ご報告申し上げます」康安殿にてウンスと二人頭を垂れるヨン。「無事に戻り何よりじゃ。王妃が待…
20前を歩くウンスの歩きがぎこちない。大股だ。女人たるもの・・・・・・そんな事を思いながらもヨンはウンスをひょいと抱き上げる「な、何?恥ずかしいわよそろそろ婚…