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Tシャツとサンダルの候 https://blog.goo.ne.jp/minou_yamatai

リタイヤ後、楽しく充実した日々を送っている。趣味は、山登り、キャンプ、車中泊旅行、歴史など。

アウトドアブログ / 自然観察

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アメタリシヒコ
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住所
久留米市
出身
久留米市
ブログ村参加

2016/07/22

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  • 大衆食堂の作法

    お昼。家内が不在である。こんな時は、ここがある。自宅から歩いて数分。簾がトレードマークの、ほてい食堂だ。褪色した看板が、この店の年輪を物語る。つぎはぎされたカウンター天板。何故か3個も集まってしまった食塩容器。こんな景色も、大衆食堂の調味料である。「チャンポンお待たせー。」では。ズズズーいつもの事ながら美味いの一言だ!チャンポンを啜っていると、隣の席にサラリーマン風の40代男性が座った。サラリーマン氏は、「おばちゃん、焼き飯ね。それから味噌汁をラーメンスープに代えて貰っていい?」ここでは焼き飯も、チキンライスも、ドライカレーも、添えられる汁物は全て味噌汁なのだ。おばちゃんは、暫しの沈黙の後、「まあ、、、よかですよ。」おっと、新手がでたぞ。なるほど、好手だ。でも、分かっちゃいないね。こんな大衆食堂では、たとえそれ...大衆食堂の作法

  • ベランダの怪人

    マンションの外壁工事が始まって4ヶ月が経過した。その間、外壁の防水処理や洗浄が終了。屋上から逐次塗装作業が始まった。ガサゴソビビビーーーー?「あ、とうとう我がフロアーの番が来たか。明日から塗装?」「いえいえ、塗装にかかるのは、最低でも1週間先ですね。」「ふーん。で、養生が取れるのはいつ?」「えーっと、下塗りから上塗りまでで、2週間ぐらい先ですかね。」「その間、この状況?外にも出られんじゃん。うひゃー、鬱陶しかな。」「すんまっしぇん。」100所帯以上ある集合住宅である。一つの工程が遅々として進まない。閉塞感に耐えがたくなった1週間後、ガサゴソガサゴソベランダに怪しい人影が。ようやく我が家の塗装作業が始まったようだ。残念ながら、この後所用があり外出しないといけない。怪人達の作業を、養生ビニール越しに盗み見する事は出...ベランダの怪人

  • 南阿蘇に遊ぶ Ⅱ

    どうにもこうにも南阿蘇が好きである。先日もまた、南阿蘇へと車を走らせた。益城町から西原村に差し掛かる頃、「ほら。そこから右に行ったら、布田川断層帯だって。」「震災遺構か。これって、見たかった所やぞ。寄り道しよっと。」ブイイイイーーン布田川断層帯堂園地区。一見、ありふれた田園風景だが、どこか違和感があるのが分かるだろうか。田んぼの畦道がずれている。断層の横ずれである。この地区の横ずれは、熊本地震最大変位置2.5mを観測している。別の震災遺構へ。杉堂地区確か、神社がある筈だが・・・工事現場の作業員に聞いてみた。「神社?あ、ほら。すぐ上たい。」「もしかして、この法面の崩落も震災の?」「そうそう。震災で崩れてね。」そう言いながら、親切にも神社まで案内してくれた。潮井神社。お社は水源の真上に建てられている。「水が湧くちゅ...南阿蘇に遊ぶⅡ

  • くじゅうワクチン接種

    くじゅうに随分と登っていない。4月初めの立中山が最後だから、かれこれ半年登っていない。「登りたい、登りたい、登りたい、のぼ、、、」「せからしか!登ってこんね、一人で。」「んじゃ、明日登ってくる。」「どの山に?」「そうさなあ・・・」一口にくじゅうと言っても、それこそ山ほどある。どの山に登ろう。星生山から久住山、天狗、中岳縦走とか。三股山お鉢周りもいいな。それとも・・・そうだ、大船だ。大船山に至っては、去年の2月、氷結した御池に立って以来のご無沙汰だ。よし決めた。𠮷部登山口から出発。このルートは初めてだ。いきなり始まるこの急登。まだエンジンが暖まってもいないのに、ウヒャーである。急登を登り切ると、あとは坊がつるまで、ほぼ平坦路となる。暮雨(くらぞめ)の滝。坊がつる賛歌にもその名が出てくる滝だ。瀑声が聞こえてくる。降...くじゅうワクチン接種

  • アカミミガメ的チキンカツ

    母親の新しい介護保険証が届いた。お昼前、母親が暮らす施設まで持って行き、ついでに面会もしてきた。面会と言っても、緊急事態宣言下でもあり、直接会って話す事は出来ない。ほんの1~2分、玄関の自動ドア越しに、顔を見て手を振るぐらいである。認知症の母親に、私達が中に入れない理由が理解できる筈もなく、結局、いたずらに困惑させるだけと言うのが、いつものパターンではあるが。こうなったら、コロナ収束が先か、お袋(97歳)が弱ってしまうのが先か、根比べである。しぶといお袋の事だ。以前のように、お菓子でも食べながら、お喋り出来る日が来る気がするのだが。そんなこんなでお昼である。「飯食いに行くぞ。」リーズナブルなランチが人気の魚国である。テーブル席に通された。広い池には鯉と、何故かアカミミガメが泳ぐ。デカイ!!30cmは越えてるぜ。...アカミミガメ的チキンカツ

  • 彼岸花咲く炭山棚田

    大川内山集落から程近い所に、炭山(すみやま)棚田と言う棚田があると言う。今、彼岸花が見頃らしい。「ひとっ走り行ってみるか。」ブイーーーーン到着。よく訪れる「つづら棚田」や「蕨野棚田」に比べたら、こぢんまりとした印象だ。ボチボチと歩いても、一周するのに大して時間はかからない。休耕田も少々は見かけるものの、概ねは、黄金色の稲穂が実っていた。最上段まで登ってきた。棚田を見下ろすように墓がある。前田蔵人の墓となっている。説明板によれば、前田蔵人なる人物は、この在所に帰農土着していた家柄の若者だったようだ。寛永14年、島原の乱が起こるや、鍋島藩侍大将有田左馬助配下として出陣。翌15年元旦未明、原城二の丸にて銃撃を受け戦死。となっている。その後前田家は、武士として取り立てられている事から見ると、島原出征は、一族の期待を一身...彼岸花咲く炭山棚田

  • 秘窯の里 伊万里大川内山

    伊万里に大川内山という焼物集落がある。かつて鍋島藩の御用窯が置かれ、朝廷や将軍家に献上する焼物が焼かれた。今に伝わる鍋島焼きである。そのような内容が書かれたページを、たまたまネットで見かけた。「ふーん、今から行くか。」大川内山は3方を山で囲われ、唯一の入口には関所が置かれた。鍋島藩の秘中の秘である焼物の技術。これが外に漏れないようする為である。唐臼小屋陶石を砕くための小屋を再現した物。陶工無縁塔集落を縫うように走る曲がりくねった道。木戸跡。これより先は、藩窯関係者以外は、何人たりとも足を踏み入れる事は出来なかった、と書かれている。集落から外れ、左側の山手の方に行ってみた。高麗橋橋から向こうは、高麗人のエリアだった事を示している。坂を登った先には、半島から連れてこられ、鍋島焼きの礎を築いた高麗人の墓がある。傍らに...秘窯の里伊万里大川内山

  • 発見現場はどこだ

    10日程前に遡る。新聞の地方版に、『久留米市の山中で白骨遺体』の見出しがあった。何々、《久留米市御井町の山中で、山菜採りに来ていた男性が白骨化した遺体を発見・・・》ふんふん山中とは髙良山の事やな。《現場は久留米森林つつじ公園の東約900mの山中・・・》だとお!!その辺りって、ほぼ毎日、歩いたり走ったりしてるとこやん!!早速、山登りの途中で、森林公園の売店に寄ってみた。情報収集である。「おばちゃん、アイスコーヒー頂戴。」「はーい。」「あらら、この子猫どうしたとね。」「野良猫の子供やけどね。親から育児放棄されとったけんね。」もう少し成長するまで、家に連れて帰ってるとの事。この子猫達の健やかな成長を願いつつ、「ほら、新聞に載ってた遺体発見って。ズズズ、ゴクリ」「あー、あれね。この先に漱石の句碑があるやんね。」「あるあ...発見現場はどこだ

  • 目標、ビール工場!

    随分と自転車に乗っていない。近場は別にして、20km以上の長距離となると、この一年で一度っきりである。去年の7月、派手にすっころんだのが、トラウマになっているのは間違いない。少し涼しくなったし、久々にペダルを踏むとするか。さて、どこに行こう。筑後川を渡り、あてどもなく漕いでいると、北野天満宮が見えてきた。そう言えば、コスモスはどうだろう。さすがに早いかな。北野天満宮の裏手に伸びる、コスモス街道へと回り込んでみた。やっぱりね。コスモスと言えば、キリンビール甘木工場だ。行ってみるか。距離を調べてみた。自宅から北野経由で20kmとちょっと。トータルでは久々の40kmオーバーだ。よし、目的地決定!キコキコキコ田んぼの畦には彼岸花が。久々のチャリ漕ぎである。すでに、あちこちが痛い。首に肩に腰に、なんと言っても股間がスペシ...目標、ビール工場!

  • カツカレーのモヤを晴らす

    小郡市役所のすぐ近くに、古いトンカツ屋さんがある。半年ほど前、初めてこの店を訪れた際は、ロースカツ定食をオーダーした。豚カツの旨さは勿論だが、コスパの高さにもニンマリしたものだ。ただ、ひとつのモヤモヤが残った。それは、馴染みと思われる客が、押し並べて、「カツカレー頂戴!」「俺もカツカレーね。」そんな光景が目の前に展開されたのだ。何故?敢えてカレーとはこれ如何に。以来、この店のカツカレーが気になって仕方がない。今こそ、このモヤモヤを晴らす時である。「カツカレーでーす。」これか。謎のカレーの正体は。よく煮込まれたルーの具は、最早原形を留めていない。スパイシーな香りが鼻をつく。モグハイハイハイ、やっぱりこうか。少し甘めで、どこか懐かしい味。奇を衒わず、真面目一徹な食堂カレーである。人気の秘密って、案外とそんな安心感か...カツカレーのモヤを晴らす

  • 60年の目覚め

    小郡の溜池に、鬼蓮が繁茂しているという。大保池。面白いのは、60年前にこの池から姿を消した鬼蓮が、突如その姿を現したと言う点である。識者によれば、『池を横断する市道の拡幅工事が刺激になったのでは?』葉に浮かぶトゲは、正に鬼の名に相応しい。これなどは、優に直径1mを越えている。池の水面を覆い尽くす鬼蓮。数羽の鷺が、鬼蓮の上をのんびりと歩いている。私でも歩けそうな気になってくるが、無論、いかなる忍者道具を以てしても、そんな事は不可能である。ヒシの花。これは花芽では無く、生まれたての葉っぱ。説明板によると、花には水中の閉鎖花と、水上の開放花とがあり、開放花はこう言う姿との事。花期は8~9月。だが、水面の何処を探しても見当たらない。「もしかしたら、あれ?」(家内)もしそうだとしたら、既に終わってしまったのかも。来年の宿...60年の目覚め

  • 高森殿の杉

    マンションの工事が続いている。足場が出来て以来3ヶ月、ずっとこんな暮らしである。塗装が終わるまで、網戸は撤去されたままである。うちにはウメがいる。うっかり足場を伝って脱走でもしたら、もう取り返しがつかない。従って、工事が終わるまで、窓は閉め切った状態が続く。あまつさえ、作業員は日常茶飯に目の前の足場を通過する。ベランダにもしょっちゅう入ってくる。『カーテンは閉めたっきりがよろしかろう』との管理会社のお達しである。ったく。鬱陶しいったらありゃしない。とは言え、自分ちの修繕なのだ。誰に文句言う訳にも行かず、「おい、どっか出かけるぞ。」てな次第とあいなる。で、またもや南阿蘇である。キツリフネハガクレツリフネハナシノブがまだ頑張って残っていた。トチバニンジンの実ヒゴタイは完全に終わりだな。館内に入り職員の方に、いくつか...高森殿の杉

  • 胸像のある風景

    髙良山へと向かう道中に、最近、生垣と庭の植え込みが取り払われた建物がある。暫く前から無人になっていたが、この先、建物の方も解体されるに違いない。敷地内が見通せる様になり、初めて目に触れた物がある。これだ。路地の方から。ミイラ男の胸像である。って、そんな訳無かろう。敷地内にちょっとお邪魔して、しげしげと眺めてみることにした。台座には《〇〇翁喜寿之像》と刻まれている。恐らく、戦後すぐの頃に設立された、地元中堅企業創始者の名である。だとすれば、この胸像が作られてから、既に数十年が経っている。この家の住人は、長年この胸像のある風景の中で、暮らしてきたようだ。家屋解体までの間、人目に晒される事を嫌ったのかどうか。胸像をぐるぐる巻きにした覆いの意図は定かでは無いが、それにしても、もう少しどうにか出来なかったのだろうか。いく...胸像のある風景

  • 青い蜂は、幸せを運んでくれるのか?

    湿原の帰り。「それにしても、よく目の前に現われてくれたな。」(私)「黒髪蘭を見つけたのも、ニシキキンカメムシも、全部偶然やもんね。」(家内)「持っとるとぞ、俺たち。」「見つけたのは、全部私。」「・・・・。」「聞こえんふりするなー!」いずれにしても、意気軒昂な私である。とは言え、高揚していても、空きっ腹には勝てない。「あ、あそこ。カツ丼が佐賀で一番って自称してる店の支店じゃないかな?」↓下の画像は7月に川副本店に入店した際の画像である。佐賀ナンバーワンのカツ丼他の店を押しのけ、堂々と佐賀県カツ丼ナンバーワンと称する図々しさ、、、あ、いや、その~、無神経さ、、、あ、いや、とにかく中々類を見ない店の、佐賀大和店らしい。驚くべき事に、支店であるのに本店を凌駕。佐賀県どころか、ここは日本一であるらしい。誠に同慶の至りであ...青い蜂は、幸せを運んでくれるのか?

  • いつもの湿原で♪

    こんな表題では、『ははーん。また例の佐賀の湿原だな。もう飽き飽きだぜ。』何て声が聞こえてきそうだ。もっともである。当の本人の私だってそう思う。普段なら、『代わり映えしないので、とっとと閉じる事をお勧めする』そんな書き出しで始める所だが・・・でも今回だけは、最後まで見た方がいいかもね💖と、ハートマーク入りで始める。先ずは天山である。登山道にはヤマホトトギスが目立つ。山頂到着。山の主のカラスに挨拶を済ませたら、何時ものごとく、稜線歩きである。有明海から上昇してきた水蒸気が山肌にぶつかる。雲が出来上がる瞬間である。シギンカラマツマツムシソウは稜線のあちこちに。ツルリンドウキュウシュウコゴメグサ時期は少し早いが、タンナトリカブトはどうかな?もしかしたらの淡い期待で、ある場所を捜すと・・・ほらいた。思った通りだ。トリカブ...いつもの湿原で♪

  • 免許更新

    こんな所にいる。運転免許証の更新である。一体、何度目の更新だろう?それはさて置き、この非効率さ加減はどうだ。何度来ても、相変わらずだ。十年、いや、五十年一日の如し、である。例えば、視力検査のブースは5個もあるのに、昔から2個以上開いた試しがない。必要以上に職員がいる部署が多いのに、どうして、あと3人をここに回せないかね。高々とコロナ対策を叫びながら、一方では、無意味な密集状態を作っても知らんぷり。まったく、のどかなものである。視力検査や写真撮影等が終わると、「違反者講習は、こちらの部屋でーす。」先般、あの上級国民に、禁固5年の実刑が言い渡された。刑が軽い気もするが、一定の評価は出来るのではなかろうか。と、他人事のようには言ってられない。ハンドルを握る限り、誰しも、同じような事故を起こす危険性を持っている。まして...免許更新

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