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Tシャツとサンダルの候 https://blog.goo.ne.jp/minou_yamatai

リタイヤ後、楽しく充実した日々を送っている。趣味は、山登り、キャンプ、車中泊旅行、歴史など。

アウトドアブログ / 自然観察

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アメタリシヒコ
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住所
久留米市
出身
久留米市
ブログ村参加

2016/07/22

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  • 昭和の喫茶店

    道の駅くるめ近くに、バルコニーを備えた洋館がある。随分前からある喫茶店なのだが、まだ一度も中に入った事がない。今時の『カフェ』などではない。絶滅危惧種とも言うべき、昭和の『喫茶店』そのものだ。公衆電話ボックスが備えられているのがその証だ。それでいて、古い喫茶店にありがちなヤニ臭さなど皆無である。オーナーに、「この店、随分昔から営業してますよね。」「ハハハ。そうですね。昭和52年からですから、もう43年ですか。」「ハンバーグランチはどちら様?」家内の注文だ。ゆで卵がニコチャンマークなのが、なんともかわいい。私の方はと言うと、「和風ポークカツランチです。」ゆで卵がニコチャンなのは必須なのね。頂きまーす。パクリ少し甘めの和風ソースが、豚カツとの相性バッチリだ。目の前に置かれた食後の珈琲には、ステンドグラスが映り込む。...昭和の喫茶店

  • 大村湾クルーズ

    小地獄温泉で山の汗を流し、さっぱりしたところから始めたい。「そんじゃ、先導するけん、後ろから着いてきて。」(長兄)この後は、長崎市内の長兄の家に、一泊でお邪魔する事になっている。3連休が終わっても、相変らず宴会は続くのだ。翌日朝から、長兄の所有するヨットに乗せて貰う事になっている。ヨットに乗るなど、すなわちセーリングなんて、人生初めてである。無論、楽しみには違いないが、ただひとつ、私には重大な懸念がある。それは、人一倍、船酔いが酷いと言う事だ。数十年前、釣り船で酷い船酔いに罹り、下船するまで吐きどおしだった経験があり、以来、それがトラウマとなっている。一時は、海そのものを見ただけで、吐き気を催していたほどだ。今回のクルージングも、「船釣りするならいやだ。」最初は尻込みしていたのだが、「船釣りはしないし、デッキに...大村湾クルーズ

  • 霧の普賢岳

    3連休最終日。朝食を食べ終えた頃、昨日の少年が妹の手を引いてやってきた。「アンパン、御馳走様でした。美味しかったです。」「どういたしまして。」実は昨日、小浜温泉に行った際、「『おんせんあんぱん』って美味しかよ。魚のお礼に買って行こうか。」長兄の提案で、ほんの気持ちだけ、あの家族に返礼していたのだ。「でもね。君から貰ったお魚の方が、ずーっと美味しかったよ。ありがとね。」(長兄)キャンプ場は、10時頃チェックアウト。その後、兄弟で向かった先は雲仙普賢岳である。だって、ここは島原半島なのだ。この山に登らぬ手はなかろう。3連休の間、食って飲んでばかりと思った向きも多かろうが、それは大きな間違いである。先ずは、妙見岳から。石段が続く斜面を30分程登ると、ロープウエイ山上駅に到着。そこから尾根道を少し進むと、すぐに妙見神社...霧の普賢岳

  • 3連休はかくの如く過ぎゆく

    3連休初日。例によって、キャンプ場一番乗りである。さっさとサイトの設営を済ませ、なにはともあれ、こうだ。では、グビリ2缶目を飲み終える頃、博多の義兄到着。イエーイ、待ってたぜ。さあさ、飲みねえ、飲みねえ。そうこうするうち、長崎の義兄も到着だ。飲みねえ、飲みねえ。そう。この3連休は、義理の兄弟4人がここ南島原に集まり、純正親父キャンプである。何しろ、嫁の悪口言い放題ってんだから、楽しいに決まってる。んじゃ、そろそろ、七輪に炭を起こそうかな。鶏肉を燻したら、原木椎茸を乗せる。毎度毎度同じ食材だが、好きなものはしょうがないのだ。焚火台が点火された。残るメンバー、篠栗の義兄も到着。「では、改めまして。」カンパーイ!!兄弟同士、様々な話題で盛り上がる。内容は・・・無論、言えない。言わずもがなではあるが、へべれけに酔っぱら...3連休はかくの如く過ぎゆく

  • 3連休はこう過ごす。

    朝からバタバタと荷物を積み込み、「んじゃ、行ってくる。」(私)「とっとと行ってしまえ。」(家内)家内に別れを告げ、私はいったい、どこに向かっているのか。とあるPAで休憩。大村湾が目の前に広がる。そう。私は、長崎方面へと向かっているのだ。これから、島原半島突端近く漁村でキャンプである。加津佐オートキャンプ場。3連休は飲んだくれる予定である。その前にサイトの設営だ。では。3連休はこう過ごす。

  • 田中65のある食卓

    あれこれと買いたいと、胸を弾ませ白糸酒蔵の売店の扉を開けた私。「ごめんくださーい。」「いらっしゃいませー。」「あ、これだ、これだ。これ下さい。」買いたい酒の一つは速攻で購入。しかし、お目当てのもう一つの酒が見当たらない。「あれれ?えーっと、たなかー・・・・」「田中65でしょうか?あれは当酒蔵ではお求めになれんとですよ。」酒蔵開きの時以外は、代理店でしか買えないとの事。ほとんど、ニンジンをどこかに隠された馬の心境と言っていい。よし分かった。こうなったら、その代理店とやらに行くしかあるまい。延々1時間半。大渋滞をものともせず、教えて貰った販売店の一つの住吉酒販へ。血走った眼で陳列棚を探し回り、「あった!こ、これ下さい!!!」鬼の形相で店員に告げる私であった。一転、その日の夕食のテーブルに着く私は、気持ちの悪い笑みが...田中65のある食卓

  • 娘を誘って

    久留米が生んだ洋画家吉田博の展覧会が、「福岡県立美術館でやってるって。」(家内)水彩や油彩を経て、後年木版画に新境地を見出し、数々の作品を世に出す。精緻な描写力は『絵の鬼』とも言われ、主に自然を題材とした作品が多い。「ふーん、吉田博なら行ってみようかな。ついでだから・・・」(私)仕事柄、コロナの関係で、中々久留米に帰れない娘も誘う事にした。と言うか、娘を呼び出す口実に、吉田博展を使ったと言った方が正解だが。たっぷりと作品を堪能した後、幾つかの版画のポスターや絵葉書を買い求めていると、下の階から、カレーとか、何かの料理とかがない交ぜとなった匂いが鼻腔をくすぐってきた。これは反則である。「腹減った。下にレストランがあるごたる。昼飯食おう。」「ワンプレートハンバーグきのこソースでーす。」美味そうやん。頂きまーす。「旨...娘を誘って

  • しかとーーんなか山

    久留米弁で、しょうもない事、しがない様子を表現する時、『しかとーんなか』と言う。例えば、バカみたいなうっかりミスをした部下には、『しかとーんなか失敗ばして。このバカちんが!!』と叱ればいい。或るいは、どこにもある地味で、誇るべき特徴もない、しがない山に登れば、「あんなしかとーんなか山に登って、何が面白い。」と言われたりする。そんなしかとーんなか明星山に、私は今日もいる。山頂付近では、しかとーんなか色付きも見られる。イノシシが仕出かした、しかとーんなか堀跡を辿り、しかとーんなか尾根道を行く。そして、この先からは、しかとーんなか事はない景色がある。この時期にだけ出現する《明星イエロー》である。丁度一週間前、この場所にきた際、見頃は来週と予想したが、どんぴしゃりだった。何しろ、黄色の色彩が広がるだけだ。つべこべ書きよ...しかとーーんなか山

  • 晩秋の秋桜と向日葵

    「筑後川のコスモスが見頃なんだって。」(家内)「筑後川?北野の事じゃろもん。」(私)「違う。小森野付近の河川敷に、コスモス畑が出来たらしいよ。」ぬ、それは誠か。久留米暇人連盟において、輝ける殿堂入りを果たしたこの私だ。(↑そんなのいつ出来た!)訪れない訳にはいかんじゃないか。ブイーーーン河川敷到着。ありゃまあ。本当に満開やん。夏の豪雨で、筑後川河川敷は水に浸かり、どっぷりと土砂で覆われただろうに。よくここまで整備したものだ。河川敷は、子供連れの家族で賑わっていた。下流の方から、「ぐわんばれーーー!!」「ファイトーー!!」けたたましい掛け声とともに、漕ぎ手4人のボートが遡上してきた。久留米大学のレガッタだろうか。若者よ。このままボートを漕いで、源流の坊がつるまで行けばいい。・・・すぐ先にある堰で行けないけど。スペ...晩秋の秋桜と向日葵

  • 久住別れ避難小屋完成!

    朝、布団にくるまれまどろむ私。あー、布団が一番。あと10時間ぐらい、この体勢でいられる自信があるぜ。ムニャムニャ。・・・・ん?あ!あああーー!今日はくじゅうだった!珍しく昨日の晩から、準備万端用意してたんじゃないか。ドヒャー!!取るものも取り敢えず、ポットのお湯を沸かし、トーストを口の中に押し込み、顔も洗わずにザックを担いで家を出る。ドピューーーン誰と約束している訳じゃない。一人で登るだけなのに、何でそんなに慌てていたかと言うと、最近、登山者の増加が著しく、牧ノ戸登山口の駐車場などは、早朝であっても空きがない状態なんだとか。この時間では、到着するのは9時半を過ぎてしまう。もう、駐車するのは絶望的だろう。だが、案ずるよりも産むが易しである。意外な事に牧ノ戸駐車場は、結構空いていて、すんなりと停められた。紅葉時期だ...久住別れ避難小屋完成!

  • 小春日和

    いつになく、もこの体調がいい、ように思える。現在も、もこの運動制限は続いている。散歩は100mにも満たない距離を週に2~3回だけであり、それ以外の外出と言えば、月に一度の病院通いだけだ。これでは、もこが不憫である。「たまには外の空気を吸わせてやるか。」とは言え、遠い所には連れて行けない。こんな時は、久留米人の憩いの場所、久留米文化セターを散策するのが一番だ。散歩と言っても、長い距離を歩かせる訳にはいかない。歩かせるのはちょっとだけで、殆どはバッグの中だが。それでも、日常とは違う匂いと景色に満足そうである。園内は色づき始めといったところ。フジバカマ今年はアサギマダラに出会えていない。もしかしたら、フジバカマに群れる姿を見られるかも。そんな淡い期待も抱いてやって来たのだが、どうやら既に、南の空へと旅立ってしまったよ...小春日和

  • 黄色の海に漂う。

    昨日は、高良山。今日は、「明星山に登ってくる。」(私)「おう、とっとと行ってこい。」(家内)何回、この画像をアップした事だろう。明星山尾根コース入り口だ。いきなりロープ場から始まるコースである。ここから頂上までは、毎回同じ画像、同じ文言を連ねるしかない。誠に恐縮である。なので、ワープ!はい、頂上。久留米の街並みの彼方には、背振山がどっしりと横たわる。いつもなら、ここから白金山縦走路を行くのだが、この日の目的地は他にある。広川町方向に尾根道を進んだ先。昨日の投稿で『明星山のあそこ』と呟いた場所に、私は行こうとしている。到着。明星山の黄色の海。明星山銀杏畑である。ここは、個人所有の銀杏畑で、単に所有者の好意により、解放されているだけである。銀杏の実を拾ったり、枝や幹を傷つける行為など以ての外。その他、ゴミの持ち帰り...黄色の海に漂う。

  • 朝霧の街

    日曜の朝。久留米の街は、深い霧に覆われた。朝霧の中、日課の高良山へ。高良山参道入口到着。いつもの様に石段を登るのもいいが、最近股関節や膝の調子もいいし、久々に走ってみようか。タッタッタッタ16カーブ通過。高良山も、いい具合に色づいてきている。17カーブ。金明孟宗竹。天然記念物である。20カーブ。高良大社石段下。茶店に入りたいのをぐっと堪えて、大社前を走り抜ける。櫨が色づき始めている。柳坂曽根の櫨並木はどうだろうか?もみじ寺(永勝寺)は?あ、そうだ。明星山のあそこは、そろそろではなかろうか?こりゃ、忙しいぞ。など、呑気に思いを巡らせながら走っていると、森林公園駐車場に到着だ。フーーー!あれ?ありゃりゃ!ヒョーーー!300mそこそこの低山なのに、こんな雲海のプレゼントが待っていようとは。正確に言うと雲ではなく、地を...朝霧の街

  • 北里柴三郎記念館、旧宮原線北里橋梁、下城の大銀杏&笑う犬

    続き「あー腹減った、飯食いに行くぞ。」押戸石の丘から、一番近い食事処と言えばここだ。花唐符。豆腐料理の専門店だ。「お待たせしました。」お盆の中には、おからコロッケをメインに、小鉢5種と呉汁、それに、この店自慢の釜豆腐である。コロッケには、タルタルソースをたっぷりつけて、あーんデザートの豆乳プリンでしめる。今回も美味しゅうございました。さて、車は南小国町から、小国町へと向かう。北里柴三郎記念館。ペリー来航の前年の嘉永5年、北里柴三郎は、小国の北里村の総庄屋の長男として生を受けた。手前の建物は、大正5年に博士が資材を投じて建てた北里文庫(図書館)。その奥は同時に建てられた貴賓館。北里文庫は現在展示資料館となっている。博士愛用の顕微鏡。貴賓館2階の座敷から、涌蓋山を望む。この風景が、後に世界的な医学者を育んだ。生家の...北里柴三郎記念館、旧宮原線北里橋梁、下城の大銀杏&笑う犬

  • マゼノ渓谷&押戸石の丘

    毎日が日曜の私達。天気が良さそうだと見るや、「今から、小国まで紅葉見に行くぞ。」誠に気楽なものだ。暇人の面目躍如である。「小国のどこにね?」「去年も行った、あそこたい。」ブイーーーンあそこだ。南小国町にあるマゼノ渓谷だ。紅葉の時期にだけ一般開放される、正に幻の渓谷である。情報では色づき始めと言う事だったが、まずまずの色合いに染まってくれていた。紅葉を楽しみながら、マゼノ滝まで遊歩道をトレッキング。沿道にはヤマラッキョウや、リンドウの姿も。滝が見えてきた。滝壺まで降りてみよう。去年のこの場所は人人人。シャッターを押すのにも苦労したが、今年は静かなものである。こんな山奥でも、コロナの影響を垣間見る思いである。まあ、某大陸人民の喧騒に腹を立てて、怒鳴らなくて済むのは、歓迎すべき事ではあるけどね。「滝の周辺は、いい具合...マゼノ渓谷&押戸石の丘

  • 紅葉の英彦山へ

    「英彦山豊前坊の紅葉が見頃だって。」(家内)「ものはついでだ。豊前坊からちょいと登るとするか。」(私)そんな訳で、英彦山である。報道の通り、豊前坊駐車場は紅葉の見頃を迎えていた。「うは、案外と寒かね。」(家内)「登ればすぐに暖かくなる。」(私)初冬を思わせる気温の中、山靴の紐を締めたら出発だ。苔むす岩を、えっちらおっちら登っていき、溶岩の壁を越え、フードを被ったオバサンを振り返り、「早よう、上がって来んか。」と、温かい励ましの言葉をかけている私に、上から降りてきた人が、「あーら、林さんじゃないですか!」「へ?」「あっ、失礼しました。」どうやら私は、どこかの林さんに似ているらしい。そんな、私に似ているどこかの林さんを知人に持つオジサンに、上の様子を聞いてみた。「ところで、(紅葉は)どうでした?」「上は終わりですね...紅葉の英彦山へ

  • 元祖本吉屋

    熊本城の見学を終えて、城彩苑で昼食。当たり前すぎる『お城ラーメン』のネーミングの由来も分かり、「さて、これからどうしようか。田原坂に行こうか。お前行った事無いやろ。」(私)「あ、いいねえ。是非!」(弟)田原坂周辺の西南戦争戦跡を一つ一つ案内してやりたいところだが、その時間は無さそうだ。田原坂公園内の資料館で時間を潰す。資料館の外に出て、真向かいの小高い丘の稜線台地を指さし、「あそこが政府軍の砲台陣地じゃった所。」「あー、あそこがそうね。」「あそこからここに向かって、砲弾ば浴びせかけたとたい。」「あんな至近距離から!ひゃー。」てな話をしているうちに、程良き時間となったようだ。「そろそろ、柳川に行こうか。」向かった先はここだ。元祖本吉屋である。少し前の投稿でも触れた、柳川を代表する鰻屋さんだ。この換気扇のフードを見...元祖本吉屋

  • 熊本城空中回廊

    東京に住む弟夫婦が、一泊で久留米に遊びに来ている。いつもなら大宴会の後は、そのまま我が家に泊まると言うパターンだが、「今回はホテルば予約しとる。」(弟)「何で?」(私)「GoToたい。」(弟)聞けば、クーポンまで合わせれば、一人当たり、往復の航空運賃+ホテル代が、1万円ちょっとになる計算だと言う。ドヒャーである。そりゃ、GoTo使いたくなるわな。「ついては、熊本城ば見に行こう。今、空中回廊ってのが出来とるらしかよ。」(弟)「空中回廊ですと?ふーん。何か知らんがわかった。」(私)てな事で、日曜日は熊本である。二ノ丸広場から。現在、天守閣の間近までは行けるようになっている。「ばってん、先に加藤神社に行くぞ。」(私)整然と並べられた壊れた石垣の石。この超難問のジグソーパズルの答えは、果たして見つかったのだろうか。辰巳...熊本城空中回廊

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