chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
emi
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2016/07/14

arrow_drop_down
  • 多夫多妻制

    あなたへ もしも俺が総理大臣だったとしたら、導入したいことがある こんな言葉から始まったのは、多夫多妻制、という、 彼独自の世界観に基づいた新たな家族の形の提案でした。 多夫多妻制度。 それは、互いに3人まで結婚出来る制度であり、 数か月程のローテーションで、一緒に暮らすパートナーが変わるシステム。 契約期間は3年間となっており、互いの意思確認の上で、 契約の延長なのか、または、解除なのかを決めることが出来るとする。 契約の解除を行った場合には、 また新たなパートナーとの契約をすることが出来るものとし、 常時3人までのパートナーとの契約が可能。 但し、パートナー以外との一線を超えた場合には、厳…

  • ワクワクが続く夜

    あなたへ 今日の私は、別な意味で寝不足なまま、朝を迎えました。 あぁ、そっか そういうことだったんだ 不意に新たな視点を見つけて、 様々に思考を重ねたのは、昨夜のことでした。 昨夜の私は、今夜は読書の時間を存分に楽しむのだと、 意気込んでいた筈だったのに、その時は突然に訪れてしまったのです。 私には時々このように、突然に、 探し続けていた答えへと辿り着く瞬間がありますが、 昨夜ばかりは、何故、今夜なのだろうかと、思わず苦笑いを浮かべてもしまいました。 こうして改めて思い返してみても、 昨夜のタイミングの悪さには、なんだか笑ってしまいますが、 それでも、見つけたばかりの新たな視点は、 私の視界を…

  • もしも本屋さんへ行かなかったのなら

    あなたへ 久し振りに小説を読みたい。 こんな気持ちを見つけたのは、先日のことでした。 私が小説の類を読まなくなったのは、いつからだっただろう。 ここ数年の記憶を辿ってみれば、私が最後に小説の類を読んだのは、 押し入れの中で見つけた、あの、見知らぬ本だったような気がします。 あなたの側にいた頃の私の読書と言えば、小説一択であった筈なのに、 あの夏を迎え、やがて、 どう生きたいのかと自分自身へ問い掛けるようになった私は、 それまで縁遠かったジャンルの本ばかりを読むようになりました。 今の私の部屋に並ぶのは、 今の私にとって必要な学びや知識を得るための本ばかり。 きっとあなたが今の私の部屋を見たのな…

  • あの夜の答え合わせ

    あなたへ あの日以来。 そう、あの日以来です。 視界の端に黒色が映る度に驚いて、飛び上がっていたはずの私でしたが、 それが起こらなくなったことにふと気が付いたのは、昨日のことでした。 視界の端に映る黒色が、あれ程までにもトラウマとなっていた筈なのに、 あの現象が起こっていたのは、 新たな視点を私に見つけさせる為であったのだと言わんばかりに、 あの日以来、私は、視界の端に映る黒色に飛び上がることがなくなりました。 あの、新たな視点を見つけた日の私は、 これからもきっと暫くは、 こんな日々が続くのだろうと覚悟していた筈だったのに、です。 Gとの戦いのあの夜から、10日程が経ちました。 時間と共に、…

  • 6月の空の色

    あなたへ 梅雨入りしたばかりである筈なのに、夏によく似た季節がやって来て。 青空の下を歩む日々にも、ただ風を感じることにも、 幸せな気持ちを感じながらも、 あなたと見ていた季節は、あの頃のままであってくれたらと願ったのは、 先日のことでしたが、 ここ数日のこちらでは、また雨や曇りの日が続くようになりました。 夏が好き。青空が好き。 こんな私だけれど、ここ数日の私が愛おしいものを見つめるかのように、 とても梅雨らしい空の色を見つめたのは、 先日の私が、季節という視点からこの世界を見つめてみても、 少しずつ、あなたが知らなかった世界へと変わり行くのかも知れないと、 こんな視点を見つけたからでした。…

  • 私を虜にするもの

    あなたへ あの子のゴールデンウィーク最終日。 あの子に勧めらるままに筋トレを始めてから、気が付けば、1ヶ月半が過ぎました。 私はもう、すっかり筋トレの虜です。 思えば筋トレを初めてからの私には、大きな変化がありました。 朝、起きるとね、とてもお腹が空いているのです。 晩ご飯を食べ忘れて寝てしまったのだろうかと思うくらいに、 お腹が空き過ぎているのです。 これまで感じたことのなかった変化に、 私の体はどうしてしまったのだろうかと戸惑いましたが、 やがて、これは筋トレによる変化であるのだと気が付いて。 筋トレというのは、 こんなところにも変化が現れるのだと、なんだか驚いてしまいました。 だって、朝…

  • あなたと交わした約束

    あなたへ あれ? あぁ、そういうことか そっか じゃあ、私は、あの姿だったあなたとは、一緒になれなかったってことなんだね 私が見つけた点と点が不意に結ばれたのは、昨夜のことでした。 あなたへの手紙を書き終えて、改めて、 私の中に見えた前世の記憶らしきものを反芻した私がふと思い出したのは、 いつか見た夢のことでした。 ねぇ、あなた。 前世の姿で、私に逢いに来てくれたのは、いつのことだっただろう。 私よりもずっと歳を重ねたあなたの姿もまた、とても素敵だったと、 あの夢の中を反芻しながら、こんな手紙を書きましたが、 あの日の私は、前世の私はきっと、あの姿のあなたと共に、 人生を歩んでいたのだと思って…

  • 何度でも恋をする相手

    あなたへ ねぇ、あなた。 次にこの世界で出会った私たちは、今度はどんな恋をするのだろう。 今の私が知らない私として生まれ変わった私は、 あなたとどんなふうに出会い、どんな時間を過ごすのだろうかと、 来世についてを考えるのは、これで何度目になるだろう。 来世の私は、あの頃のあなたが知る私よりも、 もっと素敵な私となって登場することが出来るのだと、 こんな自信を持つことが出来た私にとって、 次の人生を生きることもまた、より楽しみな時間となりました。 私はどんな私として、あなたの前に登場出来るかしら。 あなたはまた、私が聞きたい言葉を聞かせてくれるのかしらって。 人生が修行だと言うのなら、修行を終え…

  • 夏によく似た季節の風を感じながら

    あなたへ 部屋中を駆け巡る爽やかな風を感じながら、 なんだかとても幸せだなって、 こんな気持ちに満たされるのは、ここ最近の私です。 梅雨に入った筈なのに、晴れの日が続いて。 夏によく似た季節の中を歩む私ですが、爽やかな風を感じれば、 私の中にはただ、幸せな気持ちがいっぱいに満ちて、 なんだか、ため息が漏れ出てしまうのです。 幸せだなって。 夏が大好きな私は、毎年の夏を迎えると、 ワクワクと心が躍りますが、 今の私の中に満ちるのは、これまでの私が感じたことのないような、 または、ずっとずっと遠い昔の私が感じていた気持ちが蘇っているような、 そんな不思議な気持ちがする幸せなのです。 これが何で出来…

  • どうすることも出来ない痛み

    あなたへ 私は、今の私として、あなたの隣に立ちたい。 不意に見つけたその感情は、私の心を大きく揺さ振りました。 私の中へと見つけた感情は、今の私は既に、 過去の自分が目標とした自分になれていたことを教えると同時に、 過去の自分が知らなかった痛みを私に教えました。 胸の奥に感じる痛みに耐え切れずに、 痛みを逃すかのように、思わず心の真ん中へと手をやりながらも、 私は背筋を伸ばして、しっかりと前を向いたままで。 静かに目を閉じて、 矛盾した痛みを、胸の奥へと刻み付けるかのように、 私はそこに見つけた感情を、しっかりと感じ切りました。 今の自分のことが好きなのだと、あの子がこんな話を聞かせてくれたの…

  • あの夜が私に植え付けたもの

    あなたへ 何の前触れもなく突然に、 家の中に現れたGと立派に戦い抜いたあの夜からの私には、 異変が起こるようになりました。 視界の端に映る黒色に怯えるようになってしまったのです。 そう。例えば、テレビのリモコンなんかが視界の端に映り込んだ時や、 何かの影が視界の端に映り込んだ時。 その黒色に驚いて、私は飛び上がりながら、その黒色へと焦点を当てるのです。 そうして、その黒色の正体がG以外であることに安堵してから、 私はまた視線を元に戻すのです。 あの夜からの私は、もう何度くらい、視界の端の黒色に驚いて飛び上がっただろう。 洋服の模様、ノート、コンセント。 これまで意識することはありませんでしたが…

  • 夏によく似た季節

    あなたへ 梅雨入りしたばかりの筈なのに、ここ最近のこちらでは、 急に気温が高くなり、暑さを感じられるようになりました。 夏によく似た温度を感じれば、既に梅雨は明けて、早々に夏が来たのかと、 僅かに錯覚をしてもしまいますが、まだ、夏の匂いはしません。 きっと、此処にあるのは、夏によく似た季節なのでしょう。 気温が安定せず、肌寒さを感じる日もあるのが梅雨の時期。 私の中でのこの時期というのは、そのようなイメージがありますが、 思えば昨年の今頃の時期にも、夏によく似たものを感じながら、 歩んでいたような記憶があります。 わたし肌、という言葉が生まれた日のことを何度も思い出すのも、 あなたへのわたし肌…

  • 誰も気付かない新しい私

    あなたへ 今日はなんだか、髪が良い感じ。 髪を整えながら、いつもとは違うその感じに、満足していたのは今朝の私でした。 今日の私の髪は、いつもよりも纏まってくれて、 私の思った通りになってくれて。 そんな良い感じの髪なのです。 これは、昨日買ったばかりのコンディショナーのお陰なのかも知れません。 シャンプーとコンディショナーはお揃いのものを。 長年に渡り、私にとってはそれが当たり前でしたが、 いつの頃からか、シャンプーは肌に合った優しいものを、 そしてコンディショナーは、 使ってみたいものを試してみるというのが、私の新しい形となりました。 丁度、コンディショナーが切れて、 買ったばかりのコンディ…

  • 最も会いたくなかった訪問者

    あなたへ それは昨夜のことでした。 あなたへの手紙を送り、一息を吐いた私の視界の端に映り込んだのは、 絶対に、我が家に存在してはいけないアレでした。 G です。 なんと、この我が家にGが現れたのです。 なんということでしょうか。 たった一度だけ、我が家にGが現れたあれ以来の襲撃です。 視界の端に映り込んだ黒色に視線を向けた瞬間に、 びっくりし過ぎて飛び上がった私と、びっくりしたように逃げたG。 昨夜はこうして、Gと私の恐ろしい時間が始まったのでした。 え?あなた? あなたなの? あな・・・た? 放心状態のまま、こんな言葉を呟いてしまったのは、先日の夢のせい。 ですが、私はしっかりと目を覚まさな…

  • 前のめりに転ぶ

    あなたへ 日々、筋トレに励みながら、気分だけは筋肉隆々で、 自信を持って、前へと歩む私へと成長することが出来た私には、 次々に、私にとっての必要なものが、見つかるようになったような気がします。 新たな視点や閃きは、常に私を魅了し続けて、 やがて私は、もっと早く成長したいと考えるようになりました。 それなのにです。 もっと頑張りたいのに、 もっと早く前に進みたいのに、やる気が出ない。 そんな矛盾した気持ちを抱えながら、泣き出しそうな気持ちのままで、 ゆっくりと歩みを進めたのは、今日の私でした。 特に疲れているわけでも、 何か嫌なことがあったわけでもなく、 いつも通りの私である筈なのに、何故だか、…

  • あなたを待つ時間

    あなたへ 梅雨入りしたばかりのこちら側ですが、 今日は、雲の隙間から青空が見えました。 そうだ。散歩に出掛けよう。 窓から空を見上げながら、不意に思い立って、 いつもの公園へと散歩に出掛けた私でしたが、 何故だか不意に、あなたを待ってみたいと思いました。 待ち合わせの時間が、何時であるのかも分からないままに、 ベンチへと座って、空を眺めてみたり、通り行く人を眺めてみたり。 そして、私を呼ぶその声を探しながら、あなたのことを待っていました。 今日は、何処へ行こうか、 何を話そうかって、 あなたとのこれからの時間を考えてみたりして。 あなたは来ないと分かっている筈なのに、 ただあなたのことを待って…

  • そちら側という世界

    あなたへ こちらでは、先日、梅雨入りし、連日、雨や曇り空の日が続いています。 今日の私は、灰色の空を見上げながら、 そちら側でのあなたのことを考えていました。 今頃のあなたは、どうしているかしらって。 乗馬を始めたのだと、立派な馬を連れて、 帰って来てくれた夢を見たのは、あなたを見送ってから、 どれくらいが経った頃のことだったでしょうか。 窓からあなたの姿を見つけて、大喜びで、 玄関まで、あなたを迎えに行ったことも、 あの日のあなたの姿も、今でもよく覚えています。 そちら側の世界を案内してくれた日のあなたは、 ジオラマ作りに夢中になっていましたね。 とても大きなジオラマを見せてくれたあの日のあ…

  • 夜になると訪れる衝動

    あなたへ ねぇ、あなた チョコレートが食べたいな あなたへのこんな声を掛けたのは、昨夜のことでした。 昨夜の私は突然に、チョコレートが食べたくなって。 それなのに、家にはチョコレートが見当たらなくて。 どんなチョコレートが食べたいの?ってあの頃みたいに、 あなたの声が聞こえて来るような気がして、 思わずあなたに声を掛けながら、昨夜の私は、その声を探してしまいました。 ねぇ、あなた チョコレートが食べたいな あれは、あの子が生まれてから、どれくらいが経った頃の夜だっただろう。 突然にチョコレートが食べたくなったあの日の私は、 なんとなくそれを言葉にしてみたけれど、あなたは、 どんなチョコレートが…

  • 私が見つけた生き方

    あなたへ 私は、躊躇なく、堂々と後ろを振り返りながら生きる。 こんなふうに自分の生き方を決めたのは、 いつの頃のことだっただろう。 改めて、あの夏から先へと歩んだ私の道のりを振り返ってみれば、 あの頃の私が見つけた生き方は、 今の私の原点となるような考え方でもあったのかも知れないと感じています。 後ろを振り返り、あの夏にいるあなたに手を伸ばしながら、 ゆっくり、ゆっくりと歩みを進めた私はやがて、 死別の悲しみは、乗り越えるものではなく、向き合い続けることなのだと、 この人生に対して腹を括り、 その時々で感じる痛みとしっかりと向き合いながら生きるようになりました。 どこにも逃げ場のない痛みと向き…

  • あなたに惚れ直した日

    あなたへ あなたの夢を見ました。 絶対に見ました。 夢の中の世界から、僅かに現実世界へと近付いた場所にいた私は確かに、 その夢を反芻した筈なのです。 それはとても素敵な夢で、 やっぱり私は、あなたのことがとても好きだなって、 こんな気持ちで、見たばかりの夢を反芻した筈だったのに、 そこから僅かに眠りの中へと引き戻されて、次にしっかりと目が覚めた私は、 どんな夢を見たのかを、どうしても思い出せなくなってしまったのです。 あなたのことが、とても好き。 こんな気持ちにさせてくれた昨夜のあなたは、 私に、どんな時間をくれたのだろう。 素敵なものをひとつ、 夢と現実の間に、置いて来てしまったような気持ち…

  • 93年後のこの世界で

    あなたへ 次に逢えるのはいつですか。 空へ向かってどんなに問い掛けてみても、 何の答えも聞こえないままに、 それなら、100年後にまた逢おうと、 こんなふうに私が決めたのは、7年前の私でした。 100年後にまた逢おう。 こんな想いを、そっと風に乗せたあの日の私は、 あなたと出会った夏に吹いていた風と、よく似た風を感じながら、 指先さえも、触れることの許されないあなたを、 何処かに探しながら、ただ空を見上げたのでした。 あの日の私は、あなたに逢いた過ぎる故に、想いを風に乗せてみたけれど、 思えばこの今度の約束は、 これまでの私の大きな支えとなってくれました。 あの夏からの私は、ひとつひとつ、新た…

  • あの日の私の行動の意味

    あなたへ あぁ、そういうことだったんだ 思わず小さく呟いて、やはり私には、 覚悟を決めて向き合わなければならない何かがやって来たのだと、 こんなふうに改めて、納得せざるを得なかったのは、 あなたを見送ってからの私が、ずっと避け続けて来た筈の、 医療関連のテレビドラマを、何故だか再生した日を思い出したからでした。 今の自分にとって必要なものは、 実は過去に出会っているものなのかも知れないと、 私がこんな視点を見つけたのは、いつの頃のことだったでしょうか。 とても不思議な視点ではありますが、新たな視点を持ってみれば、 私の人生の中には、その視点を証明出来る数々の出来事がありました。 あの、医療関連…

  • 耐えられるように出来ている

    あなたへ 人生には、耐えられる試練しかやって来ないのだと、 こんな言葉を初めて耳にしたのは、いつの頃のことだっただろう。 温かなあなたの大きな手を、ただ握り締めるしかなかったあの頃の私は、 あなたがいない人生など、私に耐えられる筈がないのだと考えていた筈だったのに、 私が唯一、絶対に耐えられないであろうと考えていた未来の形は、 私の現実として、目の前に現れました。 あなたがいない世界を生きることなど、私に耐えられる筈がないのに、 何故、あなたはこの世界から居なくなってしまったのだろうかと、 こんなふうに考えたことは、何度あっただろう。 私には、絶対に耐えることの出来ない試練がやって来てしまった…

  • 私が開いた新しい扉

    あなたへ 気が付けば、あれから1ヶ月が経ちました。 此処まで、ほぼ毎日、ちゃんと続けることが出来たので、 私が開いた新しい扉についてを、今日はあなたにも話してみようと思います。 筋トレはね、した方がいいよ 幸せな気持ちになって、前向きな気持ちになれるんだよ そして、自信も漲って来る 先ずは2週間試してみて欲しい 絶対にお勧めだから 筋トレがどれだけ素晴らしく、 良いことしかないのかをあの子が力説してくれたのは、 先月のゴールデンウィークの帰省が終わり、駅へと向かった車内でのことでした。 あの子の声に耳を傾けながら、先ずはやってみようかと思い立った私は、 あの子が此処から出発した日から早速、筋ト…

  • 真剣に生きるということ

    あなたへ どう生きたいのか。 どう在りたいのか。 自分自身へと問いかけて、 それは何故なのかと、自問自答を繰り返しながらも、 相変わらずに不器用に生きる私は、もう、何度くらい立ち止まっただろう。 どう生きたいのかという問いに対しても、 それは何故なのかという問いに対しても、 明確な答えを出すことが出来る私でありながら、 理想とする自分の姿へは程遠く、 疲れ果てては立ち止まり、もう無理だと泣きごとを吐き出して。 もっと楽な生き方を選ぶのも悪くはないのかも知れないと、 本当は、僅かにこんな気持ちを見つける日もあるけれど、 その都度、覚悟を決め直す私へと成長することが出来たのは、 一度は、自分の夢や…

  • 間違えてあなたの名前を呼んだ日

    あなたへ 間も無く眠りの入り口へと到着する頃に、 何故だか不意に記憶が蘇り、 思わず眠りへの入り口から引き返してしまったのは、昨夜のことでした。 蘇ったばかりの記憶を辿りながら、私は漸く、 あれは実は、あなたであったのであろうと、こんな視点を見つけて、 実は私の身に起きていた不思議な出来事を、何度も反芻してみたのでした。 あれは、あなたを見送ってから、どのくらいが経った頃だったでしょうか。 あなたを見送り、 バタバタと過ごさねばならなかった期間が過ぎて、 やがて日常生活へと戻った頃に、その日は訪れました。 何の話からそうなったのか、あの子に擽られて笑った私は、 何故だか、あなたの名前を呼んでし…

  • あなたが聞き続けてくれる最後の我儘

    あなたへ あなたと過ごした16年間の中に、 あの夏から先へと歩んだ私に必要なものがきっと全部詰まっているのだと、 こんな視点を見つけたのは、いつの頃のことだったでしょうか。 でも、よく考えてみれば、ひとつだけ、 あの16年間には収まってはいないものがありました。 いつかの私が、一生分の我儘と名を付けた私の我儘は、 あなたと過ごした16年間からはみ出た部分であると、不意に気が付いたのです。 夢の中で、家族3人で過ごしたい。 これは、この世界からいなくなってしまったあなたへの、 私の最後の我儘でした。 まだこっちに来てはいけないよ こんな言葉を私に伝えるために、夢の中にあなたが出て来てくれたのは、…

  • この人生の素敵なところ

    あなたへ パフェが食べたい! 突然にこんな気持ちが湧き上がって来たのは、昨日の帰り道でのことでした。 どうしてもパフェが食べたくて仕方がないままだったけれど、 ひとりでパフェを食べに行く勇気も出ないままに、 ハンドルを握りながら考えていたのは、あなたのことでした。 もしもあなたがいてくれたのなら、 パフェを食べに行こうよという突然の誘いにも、 きっとあなたは快く乗ってくれて、 今日の私は、これからパフェを食べに出掛けたのかも知れないなって。 今日、此処に行きたい 今、これをしたい 例えばこんな気持ちが突然に見つかった時に、 それを叶えてくれるのは、同じ家に暮らす家族だけなんだろうなって、 こん…

  • 息を引き取ったあなたに掛けた言葉

    あなたへ この世界には、存在する人の数だけの人生があり、 経験もまた、人の数だけ存在すると言えるのでしょう。 臨死体験。 あの日の私がこんな言葉に興味を惹かれたのは、 それが私の知らない世界であったからなのかも知れません。 あの日、私が偶然見つけたのは、臨死体験に纏わる動画でした。 怖い話は苦手な私ですが、不思議な話には、とても興味があります。 そのタイトルに惹かれるままに、これは是非とも観てみなければと、 迷わずに再生することにしたのでした。 体から魂が抜け出た後が、 どのようなものであるのを解説されたその動画の中で、 やがて語られたのは、自分の体に戻る方法というものでした。 私はまだ一度も…

  • 私にとっての特別な場所

    あなたへ いつもの公園内のルートには、 植木を正面に見て、右側を通るのか、左側を通るのか、 人それぞれ違う場所が1箇所だけあることを、あなたは知っていましたか。 あなたはね、あの植木のある場所に差し掛かると、 初めからそれが当たり前であるかのように、 左側を通っていたのよ。 この辺りで育った私にとってのいつもの公園は、 子供の頃から、深い馴染みのある公園ですが、 実は、あなたと一緒にあの公園へ行くまでは、 植木の右側を通ることが私にとっての当たり前のルートでした。 何度も行っていた公園である筈なのに、 私があの植木の左側を通ったのは、 実はあなたと家族になってからが初めてのことでした。 あなた…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、emiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
emiさん
ブログタイトル
拝啓、空の彼方のあなたへ
フォロー
拝啓、空の彼方のあなたへ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用