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2016/07/14

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  • とても嬉しいお知らせ

    あなたへ あなたへとても嬉しいお知らせがあります。 今日、あの子が帰って来ることになりました。 明日、そっちに帰るよって、 あの子からのこんなメッセージが届いたのは、 昨夜の遅い時間のことでした。 思わぬあの子からの連絡に、 昨夜の私は、ひとりで舞い上がってしまいました。 今年のゴールデンウィークは、帰れないかも知れないと、 あの子のこんな声が聞こえて来たのは、 前回のあの子との電話でのことでした。 社会人3年目となり、 あの子の目標としていたポジションでの仕事がスタートし、 更に大きな仕事と向き合うことになったあの子は、更に忙しくなって行きました。 今年のゴールデンウィークは、お休みを取れな…

  • 本当はあなたに頼りたいこと

    あなたへ 先日の外出先でのことでした。 いつも通りに車のエンジンを掛けて走り出した私ですが、 不意にメーターパネルを見てみれば、 見たことのないマークがついていたのです。 え?何これ? 何かのトラブル? ねぇ、あなた これは何のマークだろう 思わず小さく呟きながらも、 なんだかとても不安な気持ちになってしまったのは、 いつもとは、ほんの少しだけ違う走り心地を感じたからでした。 そのまま家まで走るには、ちょっと距離があり過ぎて、 仕方なく、一旦、 コンビニエンスストアへ車を停めてみることにしましたが、 不安な気持ちを抱えながらも調べてみれば、 どうやら私は、通常よりも、 快適に走ることの出来るボ…

  • 今の私には必要がなくなってしまったもの

    あなたへ きっとさ、夫婦喧嘩にも、夫婦喧嘩の仕方があるのかも知れないね。 例えば、 上手な料理の仕方があるように、 上手な掃除の仕方があるように、 喧嘩にもきっと、上手な喧嘩の仕方があって、 あの頃の私は、あなたと喧嘩をすることがとても下手だったんだなって、 初めてこんな視点を見つけることが出来たのは、 あの頃のあなたとしたたくさんの喧嘩に対して、 ある種の到達点へと達することが出来たからなのかも知れません。 あの日の彼女がくれた視点や言葉は、 それまでの私が感じていたものを大きく覆し、私に新たな側面から、 あの頃の時間を見つめさせてくれました。 全くの別視点から、 あの頃の時間を見つめること…

  • 光合成をする時間

    あなたへ 晴れた空を見つけると、ほんの僅かにだけでも、 太陽の光を浴びたくなるようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 お散歩へは出掛ける時間が取れなくとも、 ほんの僅かな隙間時間を見つけては、太陽の光を浴びて。 そんな時間を大切にするようになったのは、いつの頃からだっただろう。 今日のこちらは、少し風の強い日でしたが、綺麗な青空が広がりました。 今日は残念ながら、お散歩へ行く時間を取ることは出来ませんでしたが、 外に出て、太陽の光を浴びる時間を楽しみました。 目を閉じて、その暖かな光を感じれば、私の中へと突然に蘇ったのは、 子供の頃の自分の声でした。 今ね、光合成してるところなのって。…

  • 年齢という数字

    あなたへ 年下の方と関わる時には、全てが完璧でなくてはならなくて、 年上の方と関わる時だけは、 素の自分でいられるような気がしていたのは、若かった頃の私です。 あなたと出会った頃の私は、あなたよりも4つ年下で、 その差はあの頃の私にとって、安心できるものでもありました。 そんな私とは真逆の考え方を持ったあなたは、年齢など全く気にしない人でしたね。 そうそう。時々のあなたは自分の年齢を忘れていて、 俺って今、何歳だっけ? なんて聞かれたこともありましたっけ。 年齢なんて、ただの数字だよ いつかのあなたは、こんなことを言って笑っていましたね。 尊敬や敬意を示す相手に、年齢など全く関係ないのだと、 …

  • 朝の空気を感じ切る時間

    あなたへ 朝の空気が特別なものであると感じるようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 朝という時間には、日中にも、夕方にも、そして夜にも、 感じることの出来ない特別な空気が存在しているような気がするのです。 朝の時間に少しだけ余裕があった今朝の私は、ふと思いついて、 ベランダに出て、朝の空気をただ感じ切る時間を作りました。 こちらでは、気が付けば、随分と薄着で過ごせるようになりましたが、 朝の澄んだ空気は、ひんやりと冷たくて、なんだかシャキッと目が覚めて。 そんな空気をしっかりと感じ切ることから始めた今日1日の私は、 なんだかとてもシャキッとした1日を過ごせたように思います。 朝という静…

  • 家族3人で過ごした最後のゴールデンウィーク

    あなたへ 何気なくテレビをつけると、私の目に飛び込んできたのは、 今年のゴールデンウィークの天気予報と、 過去十数年間のゴールデンウィーク中の天気についてでした。 表に纏められた過去の天気図を見つめれば、自然と私の目に留まったのは、 家族3人で過ごした最後のゴールデンウィークの天気でした。 そう。あの年のゴールデンウィークには、雨が降りましたっけ。 あの年の天気図に描かれた雨模様を見つめながら、 あの日の私が見た景色を思い出していました。 海に出掛けたあの日が、とても寒かったことや、 寒さから、頭痛を訴えながら、あなたが先に車へと戻ったこと。 それから、ショッピングモールへ行ったこと。 あの日…

  • 時々、ぶち撒けたくなる感情

    あなたへ 大人になっても甘えても良い相手ってさ、 きっと、ひとりだけなんだね。 あなたを見送ってからの私が初めて、こんな言葉を呟いたのは、 いつの頃のことだっただろう。 もっと強くなりたい。 もっと成長して、素敵な人になりたい。 あなたを見送り、少しずつ自分にとっての前を見つめられるようになった私は、 自分の目標を持って、 しっかりと前へと歩む私へと成長することが出来たように感じていますが、 そんな日々の中、不意に、誰かに甘えてみたいと、 こんな気持ちを見つけるようになりました。 強くなることは、ひとりで頑張り続けることなのだと、 その都度、自分に言い聞かせては、自分を奮い立たせて、 しっかり…

  • 振り返りたくなる出会い

    あなたへ 長く勤めたあの会社を去ってからの私に見える景色は、 どんどん変わり行き、 思えば私には、随分とたくさんの人たちと出会いが訪れました。 様々な人たちとの出会いは、私にとって、 この世界の本当の広さを知ることにも繋がり、 私に見える景色は、どんどん広くなって行きました。 今日の私は、 この世界の本当の広さを教えてくれた人たちを思い出してしました。 元気にしているかなって。 偶然どこかで会うこともなければ、 今、どうしているのかだなんて、もう、知る術もないけれど、 時々にはこうして思い出して、 私の中へと新たな色を染めてくれた出会いに、 そっと感謝してみるのです。 一時の出会いでありながら…

  • ある種の特殊な能力の開花

    あなたへ 桜の時期を過ぎ、一層暖かな風が吹く頃になると、 私が思い出すのがあの場所であるのは、 そこで見つけた春が、とても好きだったからなのかも知れません。 またあの場所へ行ってみたいと思いながらも、 すっかりと足が遠のいてしまったのは、やはり、 知らない男性から声を掛けられたあの恐怖の出来事を、 忘れることが出来ないからなのでしょう。 特に危害を加えられたわけではありませんでしたが、 周りに誰もいないという特別な場所での出来事というのは、 忘れられない恐怖心がしっかりと根付いてしまうものなのかも知れません。 あれからの私は、人がいる公園の良さを改めて見直すこととなりましたが、 空を見上げて、…

  • あなたを見送るまで知らなかった自分

    あなたへ もう駄目! 疲れた! 休みたい! 盛大にこんな弱音を吐きながらも、 目の前のことを熟し続けていたのは、ここ数日間の私でした。 実は、ここ数日の私は、 いつもよりも少しハードな時間を過ごしていました。 時には時間について行くだけで精一杯の日があったり、 疲れている筈なのに、 何故だか眠りの入り口を見つけることが出来ないままに、 寝不足のままで、朝を迎えた日があったり。 疲れ過ぎて、弱音を吐きながらも、 私は、今日の日を楽しみに待っていました。 今日だけは、絶対にゆっくり過ごすのだと決めて、 ここ数日のハードな日々を、なんとか乗り越えて来たのです。 今日の私は、ほぼ何もしていません。 少…

  • あなたの戒名の意味

    あなたへ え?まただよ 降り出した雨を見つめながら、それが、 また、であることを振り返ったのは先日の私でした。 雨が降るだなんて、そんな予報はなかった筈なのに、 外に出た途端に、または、車に乗り込んだ瞬間に、 或いは、何処かへ到着したと同時に雨が降り出す。 こんな不思議なタイミングの雨を見つめるようになったのは、 いつからだっただろう。 辿った記憶が正しいとするのなら、恐らくは、 あの、長く勤めた会社を去ってからだったような気がします。 あの会社を去り、私に見える景色は大きく変わり行きましたが、 こうして雨を見つめてみると、 あれからの私を纏う何かが変わったと言うことも出来るのかも知れません。…

  • 幻になってしまわぬように

    あなたへ あの道を通る時。 そう。いつかの私たちが、奇跡的とも呼べる確率の中で、 偶然、外で出会ったあの道を通る時に、 右折する車が止まっているのを見つけるとね、 もしかしたら、あの頃のあなたが、 あの時みたいに笑って、こちらを見ているかも知れないと、 そんな気がして、私はつい運転席に座る方の顔を確認してしまうのです。 あなたが乗っていた車とは、全然違う車なのにね。 なんだか笑ってしまうよね。 あなたの隣で笑っていた頃の私は、 同じ場所に違う車を見つけても、 いつかの奇跡みたいな瞬間を思い出しながらも、 真っ直ぐに前を見つめていた筈だったのにさ。 あの道で、右折車が止まっているのが見えて、 い…

  • コトバ -春- 2025

    春の風を覚えていますか 春の色を覚えていますか 春の匂いを覚えていますか その髪を揺らす爽やかな空気を その瞳に映る鮮やかさを 鼻を擽る甘い香りを 覚えていますか 春という季節が 私たちにとって あの子の成長を感じる季節へと 変わって行ったのは いつからだったでしょうか いつの間にか 手を貸して助けることもよりも 2人で見守ることばかりが増えて いつの間にか少しずつ 自分の道を切り開く練習をするかのように ひとりで挑戦しようとする様子が増えて いつの間にか いつの間にか あの子の成長を見つめながら 私たちの中での いつの間にかは 何度も繰り返されて行きました 大きくなったね 2人並んで あの子…

  • 夜のシャボン玉時間

    あなたへ シャボン玉をしたい。 こんな気持ちを大切に、 私だけのシャボン玉の場所を見つけることが出来たあれからの私は、 もう、何度くらい、シャボン玉時間を楽しんだだろう。 何処へ出掛ける必要もなく、 私だけのプライベート空間で完結出来るということは、 例えば、5分だけシャボン玉をするという楽しみ方も出来るのです。 それ故に、あれからの私は、穏やかな夜を見つけると、 シャボン玉を持ってベランダへと出るようになりました。 私が初めて、夜のシャボン玉時間を楽しんだのは、 まだ春の暖かさを感じる前のことでした。 あの日の私は、シャボン玉に夢中になって、 随分と長い間、その時間を楽しんでいましたが、 い…

  • この生をリアルに生きるための私のやり方

    あなたへ 過去ってさ、なんだか幻みたい 生きるって、幻みたいなものなのかも知れないな 私はいつからこんなふうに、 この世界に流れる時間を見つめるようになったのだろう。 どんなに此処に留まっていたいと望んでも、 ほんの少しも、今を今のままで捕まえることが出来ないままに、 私の手の中からすり抜けてしまう今を見つめながら、 過去は幻みたいで、 生きることは、幻みたいなものなのかも知れないと、 時々の私は、こんな気持ちで、今を見つめてみるのです。 何の疑いもなく、時間という概念に沿って生きていた筈の私が、 こんな視点を持つようになったのは、 本気で時間を止めることを望み、 まるで努力をすれば、そこに留…

  • 2人分の桜の景色

    あなたへ 2人分の桜の景色を集めよう。 自分の中で、改めてこんな目標を立て直したのは、 今年の桜が咲き始めた頃のことでした。 こちらでは、満開になった桜の花が少しずつ散り始め、 鮮やかな緑色が少しずつ見え始めました。 この春の私は幾つくらいの桜の景色を見つめただろう。 ひらひらと風に舞う小さなピンク色を見つめながら、 この春に集めた桜の景色を、ひとつひとつ思い出していました。 あなたと一緒に歩きたかった土手の上はね、 川のこちら側と向こう側で、桜が開くタイミングが少しだけ違うのよ。 毎年の私が歩くこちら側の方が、少しだけ桜の開花が遅いの。 あの場所は、他の場所よりも、ほんの少しだけ長く、 桜の…

  • あなたを待つ時間

    あなたへ 指先を綺麗に整えたばかりだと言うのに、 タブのついた入った飲み物を買ったのは、先日の私でした。 折角ネイルをしたのに、どうしてタブのついた飲み物を選んだの?って、 こんなあなたの声が聞こえてきそうですが、 これはね、態とです。 だってさ、 ネイルをした私が、タブのついた飲み物を持っていたら、 もしかしたら、 あなたが開けてくれるんじゃないのかなって、そんな気がしたから。 僅かに期待を込めたまま、 5秒が経ち、 10秒が経ち、 20秒が経って、30秒が経って。 期待した時間はもう、 私にはやって来なかったけれど、でも、それでもいいの。 大丈夫。 だって本当は、 そんなことは分かり切って…

  • 密かに楽しみにしていること

    あなたへ こちらでは、随分と暖かく、過ごしやすい時期となって来ました。 だからでしょうか。 今朝の私は、思いっきり寝坊をしてしまいました。 時計を見て飛び起きて、思わず頭を抱え込みながら、 思い出していたのは、いつかの春の季節に聞こえた声でした。 あなた、そんなに眠れるの? まだ若い証拠ねって。 これは、今よりもずっと若かった頃の私に掛けられた言葉でした。 あの日の話題は、睡眠時間についてでした。 春になると何故だか眠くなることや、 眠ろうと思えば、何時間でも眠っていられるという話をした私の声に、 それはまだ若い証拠だと、こんな言葉が返って来たのでした。 年齢と共に、そんなには眠れなくなるのよ…

  • 携帯電話が壊れた本当の理由

    あなたへ この瞳に映る星空が、本当の星空なのだと思い込んでいた私は、 随分と長い間、それを当たり前かのように見つめていたけれど、 本当の星空は、実は全然違っていて。 その衝撃を忘れることが出来ないままに、何度でも、 星空の写真を撮っては、そこに映る本当の星空を見つめながら、 私は様々な視点を集めて来ましたが、 この世界もまた、星空と同じなのかも知れないと、 私はいつの頃からか、こんなふうに考えるようになりました。 そう。例えば、 目に見えないものは存在しないのだと考える人もいれば、 目に見えないものは存在するという考え方をする人もいます。 前世などないと考える人もいれば、前世はあると考える人も…

  • 前世の私のこと

    あなたへ 不思議な声が聞こえたのは、眠りから覚める直前のことでした。 その声の主は、前世での私の名前と、 前世の私も、春生まれであったことを教えてくれました。 それは、夢を見たと言うよりも、 潜在意識が私に教えてくれた、という表現の方が、 近しい感覚であったようにも感じています。 過去世というものには興味がありながらも、 前世での自分の名前や、どの季節に生まれたのかだなんて、 一度も興味を持ったこともなかった私にとって、 それは思いもしなかった声でしたが、 ここ最近の私の中には、時々、 不思議な記憶のようなものが蘇る瞬間があります。 それらひとつひとつを集め続けて行けば、 やがてそれらは、一本…

  • いつかまた会いたい人

    あなたへ 見上げた青空がとても綺麗だったから、 何気なく写真を撮ってみれば、 太陽の光に触れて、綺麗な虹色を放つ雲の写真を撮ることが出来ました。 撮ったばかりの写真を見つめれば、不意に蘇ったのは、 かつて私を強く惹きつけた彼女の言葉でした。 蛍光灯の光が虹色に見えるよ 眼鏡が曇っているせいかなって。 これは、彼女の後ろを、 ひな鳥のようについて回っていたあの頃に聞こえた声でした。 あの時の私は、彼女の声に相槌を打ちながら、 同じ空間にいながらも、彼女は今、 私とは全く違う景色を見ているのだと、 なんだか少しだけ、羨ましくも思ったのでした。 あれから、暫くの時が経ち、 私は、彼女とは全く違う景色…

  • 心霊現象 -2025-

    あなたへ それは、昨夜のことでした。 静まり返った家の中で突然に聞こえたのは、 カサッという何かが落ちる音でした。 あなたの場所の辺りから聞こえたような気がして、確認しに行けば、 お供えしたお菓子が落ちているではありませんか。 驚きながらもお菓子を元に戻して、 あの子に連絡をしてみようと考えたのは、 それが虫の知らせ的な何かであるのかも知れないと考えたからでした。 あの子にメッセージを送り、返信を待つ間に、 あなたの顔をじっと見つめてみれば、 なんだかあなたが、とても嬉しそうな顔をしているように見えて。 あなたのその表情から、 あの子は大丈夫って、そんなふうに感じると間も無くに、 あの子からの…

  • 何が起こるのか分からないのが人生

    あなたへ 私の中へと不意に蘇ったのは、 以前の職場の先輩が聞かせてくれた、運命の人との出会いの話でした。 私の友達がね、昔、車で接触事故を起こしてしまったのよ 幸いなことに怪我もなくて、大事には至らなかったんだけれどね その友達は後に、その時の事故の相手と結婚したのよ 出会いって、本当に何処にあるのか分からないものよね 先輩がこんな話を聞かせてくれたのは、 あなたを見送ってから、どのくらいが経った頃だっただろう。 運命的な出会いは確かに存在し、そして、偶然を装った必然や、 目には見えない不思議な力というものも、確かに存在するのだと、 あの日の私は、 こんな証拠をひとつ集めることが出来た筈だった…

  • 斬新なお味噌

    あなたへ 随分と斬新なお味噌汁だったな こんな感想を持ちながら、 見たばかりの夢の中を反芻したのは、先日の私でした。 あの日の私は、そちら側から帰って来てくれたあなたが、 お味噌汁を作ってくれるという夢を見ました。 それは、私が見たこともないお味噌汁で。 夢の中の私は、それをとても美味しそうだと思いながら見つめていたのに、 飲む前に、目が覚めてしまったのでした。 ねぇ、あなた あのお味噌汁は、そちら側での手料理なの? 思わずあなたの顔を見つめて呟いたのは、 中身の具材が、これまでの私が見たこともないものだったからでした。 何かの野菜 ゆで卵 そして、唐揚げ これがあの日のあなたが作ってくれたお…

  • あなたと話が出来た最後の日

    あなたへ ずっと好まなかった筈のグミを突然に好きになったのは、 あなたとの仲睦まじい、の年齢差だった私でした。 思えばあれからの私は、様々な味のグミを買って来ては、 あなたへお供えしてきました。 オレンジ味のグミ 桃味のグミ 葡萄味のグミ ヨーグルト味のグミ それから、 色々な味が楽しめるグミ 極端だね なんて、あなたはきっと笑っているんだろうな。 時々には、聞こえないあなたの声を思い描きながらも、 あれからの私は、思えば随分と頻繁に、グミを購入するようになりました。 だってさ、なんだか嬉しいんだもの。 好きな食べ物が増えることってきっと、幸せが増えることなのよ。 きっとね、 あなたが好きだっ…

  • 今のあなたという存在

    あなたへ あなたって、本当に、 私と一緒にこの世界で生きていた人よね? 時々、こんな視点から、あなたの顔をじっと見つめてしまうのは、 この世界に存在していたあなたと、今のあなたとでは、 私にとって、 大きくかけ離れ過ぎたものがあるからなのかも知れません。 今のあなたという存在とは、 ある種、私たちにとっての神様のような存在でもあるのだと、 いつかのあの子と私は、こんな話をしたことがあったし、 あの、例の塩をあなたに預けてみたことも、 そんな考え方があってのことでした。 例えば、ご先祖様という存在は、 子孫である私たちを守ってくれている存在なのだという考え方があります。 そんな考え方に基づいて考…

  • サプライズ

    あなたへ 何気なく、携帯電話のアプリを開いた私の目に飛び込んで来たのは、 大切な人へのサプライズを仕掛けた素敵な動画でした。 こんなに素敵なやり方もあるんだねって、 思わず何度も見返しながら、そこにある笑顔を見つめてみれば、 なんだか、こちらまでもが笑顔になって。 とても素敵な動画に出会うことが出来た私は、またひとつ、 あなたにもしてあげたかったことを集めることが出来ました。 あの夏からのこちら側では、 時代の流れと共に様々に景色が変わり行きましたが、 こうして知らなかった視点を、 自分の手の中で集めることが出来るようになったこともまた、 時代の流れだと言うことが出来るのでしょう。 あの時、こ…

  • 雨と曇り続きの日にやるべきこと

    あなたへ ここ数日のこちらでは、雨や曇りの日が続いています。 寒さが戻って来たせいなのか、それとも、天気のせいなのか、 ここ数日の私は、なんだか気分が晴れなくて。 そんな気持ちを一新するかのように、 ネイルをしてみようと思い立ったのは、昨夜のことでした。 あなたを見送り、 爪の手入れをすることすら忘れてしまっていた私が、 再びネイルをするようになったのは、いつの頃だったでしょうか。 一度は、あなたの隣で笑っていた頃の私と同じ指先へと、 整えるようになっていた筈だったのに、 いつの間にか、指先に使う時間を後回しにすることが増えて、 いつの間にか、指先に気を配ることすら忘れて行って。 いつの間にか…

  • この国に生まれた理由

    あなたへ 春の暖かな風を感じられるようになったかと思えば、 ここ最近のこちらでは気温が低く、 再び、厚手の上着に袖を通すことになりました。 車へと乗り込めば、 早速、暖房を掛ける日々へと逆戻りしてしまいましたが、 思わず僅かに肩を竦めながらも、 今日の私は、この冬に蘇ったあなたの声を反芻していました。 あれは、あなたと過ごした初めての冬に聞こえて来たあなたの声。 私は、あなたがあなただから、 どんどん惹かれて、 どんどん好きになって行ってんだなって、 改めて、あなたが見せてくれた優しさに触れるように、 あなたの声を反芻しました。 あなたと初めての過ごした冬に私が知ることが出来たのは、 冬という…

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