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  • また お逢いできる日を楽しみに

    熱い日が続いておりますが、皆様 いかがお過ごしですか? お伺いいたします 「こいしノート」一年と二ヶ月続けましたが 少々 疲れました それなので 暫く 休養することにしました 長らくのご愛読 ありがとうございました 稚拙な文に クリックをして頂いたことにも感謝しています にほんブログ村

  • 抽象書、あなたはどう見ます?

    こいしは多趣味なので「何でも見てやろう」がモットーです。しかし、書道は縁遠く、ところが、ここ数年、興味を持つようになり、切っ掛けは、こうです。 一昨年、東京都美術館に、知人とその仲間が催す、写真展に行き、ちょうどその時, 「産経国際書展」も催されていて、ちょっと覗こう、軽い気持ちで入場しました。すると、えも言われぬ筆さばきに、こいし、驚嘆しました。 いくつかのコーナーを廻ると近所に住む、K子さんの作品がありました。常務理事という肩書きでです。 一週間ほど経った頃でしたか、豊島園駅(※西武池袋線)近くの小踏み切りで、K子さんとばったり会いました。そこで 「都の美術館で、貴女の作品、見ましたよ。常…

  • 尊敬する もう一人 植村直己 さん

    前回のエッセイ、「こいしノート」では、尊敬する二人の一人、オペラの大衆化に尽力する、岡村喬生さんを記しました。 今回は、もう一人の植村直己さんです。その根拠は世界初の五大陸最高峰征服や、犬ぞりでの北極点単独行(※人類史上初)及び、グリーンランド縦断です。 薫風が快いある日、植村さんの墓参を思い立ち「乗蓮寺(※板橋区)」へ、何年ぶりかで行きました。 (※5月9日の「こいしノート」) 合掌後、墓石に刻まれた「草野心平」の詩を黙読していると、老いた掃除夫が声を掛けてきました。 「蓮根駅(※都営三田線)のすぐ側に『植村冒険館』があるよ。フアンだったら、一度行ってみたら?」と、得意げに。 その時は明日に…

  • 尊敬する お二人 一人はオペラ歌手の岡村喬生さん

    「こいしノート」が50回になりました。飽きっぽいのに、よくぞ続いた、我ながら感心しています。 「それは褒めますけど、拙文にクリックお願いだなんて、身の程知らずだぞ!」 「そう、おっしゃらないで、お願い!」 何方(どなた)でも、尊敬する人がいるでしょう。こいしもですが、特にと言えば二人です。一人はオペラ歌手の岡村喬生さんです、何故かは、こうです。 こいし、かれこれ四十年ほど前、知人の娘の誕生日に招待され、お祝いに童謡集のレコードを持って行きました。 四本のローソクを消した後、電蓄(※電気蓄音機)にレコードを乗せ耳を澄ますと、何人かの幼く可愛い声の歌の後「汽車ポッポ」になりました。歌うのは岡村さん…

  • スカシユリが咲いたら 思い出してね

    流行り歌なら、小林旭の「熱き心に」、小説なら、渡部淳一の「化身」が発表された、昭和六十一年の猛暑日、生後一ヶ月の幼犬が家族の一員になりました。七月十日誕生なので、愛称は「ナナ」です。 父親は「ケンちゃん」。薄茶色のさえない、それも相当な雑種。母親は「メリーさん」。貴婦人のような名前ですが、白黒模様のやはり、相当な雑種です。 メリーの飼い主のN子さんは、ナナと一緒に生まれた茶色の犬が、ケンちゃんと似ているので父親だと信じています。ですが、逢瀬を見ていません。従って、ケンちゃんの飼い主に「責任取って」とは言えません。 仕方なしにN子さん、懸命に引き取り手を求め、そのかいあって、オスの三匹は探せまし…

  • 酒は百薬の長といへ(え)ど・・・・・・

    今年に入って左足の付け根に軽い痛みを感じた、三月になってもだ。そんなある日、京都に住む、旧知の画家が 「僕のアトリエに来ないか? 新作や、値切って買った掘り出し物、見てよ。そして、京都らしい雰囲気の店で飲もうよ」 と、誘惑の電話を寄こした。 甘い言葉に負けて訪問し、絵と収集品を見、その後、銀閣寺通りにある、老舗の料理屋で痛飲した。 「次は東京で」そう約束し、こいしはタクシーに乗り込んだ。そのおり、座席に着こうとした、その瞬間、前日までのとは違う、錐(きり)で刺されるような痛みを感じた。そしてそれは、一過性でなく、翌朝までもだった。 京都に行くなら、若き日に一人歩いた北嵯峨へも、と決めていたので…

  • 大山山麓のミニ観察会 とても楽しいですよ 勉強になりますよ

    大山山麓の自然を守る、神奈川県立自然環境保全センターが、小田急の本厚木駅からバスで約三十分ほどの所にあります。 県産の木材を使った本館には吹き抜けの展示室があって、カモシカ、ツキノワグマ、フクロウなどの剥製が展示され、回廊になっている二階にも、この周辺に生きる動植物の写真や絵画が展示されています。 併設された自然観察園は、昭和の半ばまでは水田や雑木林だったそうです。それにより、当時の樹木の多くが現存し、また昆虫や草花は代が替わっても生き続けています。 こいし、この観察園にここ八年、ここでの自然観察会(※みずきの会)に参加しています。電車とバスを乗り継いで二時間かけてです、自然を知りたくて。 「…

  • 喉元過ぎれば熱さ忘る

    前回のエッセイ「生け花展」の入場券もそうだったが、他にもいろいろ貰う隣家へ、お裾分けにあずかった、八丈島の「くさや」を、それらのお礼に持っていった。 ピンポーンのベルで顔を見せたT男さん、「これはどうも、これ、大好物なんですよ」 と、顔をほころばせた。そしてすぐ 「ネットで頼んだ「獺祭」が、今しがた届きました。くさやを肴に一杯やりましょうや」 こいし、嬉しい誘いに即、突っ掛けを脱いだ。 奥さんのY江さん、くさやを焼きながら、冷蔵庫整理だと笑いながら言い、手早く多くの酒肴を調べた。そして、小さな宴会が始まり、そのうちY江さんが 「小学校四年になる孫の作文、面白いんですよ。お題は『将来、何になりた…

  • 生け花展

    前々作のエッセイ、「猫額でも花いっぱい 隣のお家」に登場したY江さんが、遠慮がちに千円也の「日本いけばな芸術展」の入場券を差し出し、こう言った。 「あのね、こいしさん。出展された方から、これ、頂いたの。仲良く、ご主人とご一緒にねって。ですけど主人、ぐうたら兵衛でしょう、『寝てるほうがましだ』って。もしよろしかったら、貰ってくれません? 友達の名前は川面澄水さん、第四室に展示してあるそうなの、ぜひ、見てあげて」 こいしは、野山の花は大好きだが、それように育てたとはいえ、真っ盛りに咲く花の生命を奪い「はい、これが芸術ですよ。理解できるかな?」と、言うようなそんな生け花に興味はなかった。「やはり野に…

  • 驚いたり 意識がなくなったり 痛かったり 心配したり その十日間

    昨晩まではまともだった便が、今朝になるとワインカラーになっている。 「えっ、嘘だろ!」 どうして? 直ぐにネットで調べた。すると大腸がんの文字。これは死に病だ。でも、何らかの原因での一過性とも考えられる。なので様子を見ることにした。だが、二度目もそうで、もっと色鮮やかになっている。 もう放ってはいられない、掛かりつけの病院へと向かった。午後は空いているかと思っていたが、どうしてどうして、いっぱいだった。初診で予約なしの、こいし、医師に会えるまで三時間半を要した。その間、何回もトイレ、朝から数えると十回もあっただろうか。 痔を疑った女性医師は、薄いビニール製の手袋を外すと、こう言った。 「切れ痔…

  • 猫額でも花いっぱい 隣のお家

    近所にシルバービラがあって、そこの住人で車椅子に乗る女性と押す女性が、隣家の庭を目にして「ターシャの庭みたいね」とか、それに類似するような会話をよくする。 こいし、それを初めて聞いた時、本棚から「ターシャの庭」を取り出した。 本には「ターシャの庭は六万坪」と、記載されている。それに比べ、隣家は普通車三台がやっと。だが、主婦のY江さんの花好きは、ターシャさんに負けないかもしれない。その証拠は、この庭。 (西側から中心部) (東側から中心部)※こそ泥の被害にあった時、せめて外から窓が見えるようにと、お巡りさんから、注意を受けたそうな。 本日は生ごみ収集日、それを置いて戻るさい、今日を盛りと咲く「モ…

  • 逢いたい人と 絶対に会いたくない女

    五十代の頃はゴールデンウイークが来ると、ドライブしたくなり、遠出をしていました。ですが老いたのでしょうか、近頃は近場です。 風薫る今日は、板橋区にある「乗蓮寺」へ向かいました。そこには登山家であり、冒険家でもある「植村直巳さん」の、お墓があります。一度、訪れたいと思っていたからです。 常蓮寺は東上線の成増駅から、バスで二十分ほどですが、健康のため、徒歩にしました。駅前にある案内図を頭に入れ、出発したのですが、生まれつきの方向音痴、迷いに迷ってしまいました。 ですがそのおかげで、公園のため池で、のんびり釣り糸を垂らす人や、区立板橋美術館が催す「ルポルタージュ絵画展」を見ることができました。都内で…

  • こいしの作品展

    若い頃に感銘した本をもう一度と、押入れの隅にある、古本だけのダンボール箱の中を、ひっくり返していると、長兄に、両親のどちらかが買い与えたと思われる「バットのチェ」という、この本が出てきました。 内容は「ゴールデンバット(※煙草の銘柄)」の空き箱で作る、動物などの手順と図面です。 表紙をめくると完成品の写真。 (立体的な作品) (貼り絵の作品) 本の紙は赤茶け、しみだらけで、持った手から落としでもしたら、ページがばらばらになって畳に散乱する、そう思われるほどの、おんぼろです。なので「いつの出版?」その疑問が湧きました。そこで、奥書を見てみました。すると、昭和七年十二月二十日発行、定価金八十五銭と…

  • 石神井公園 照姫まつり

    四月九日の、こいしノート「石神井川の桜見 ご招待」での、石神井公園のボート池は ご覧のとおり、鵜が一羽、日向ぼっこをしているばかり。ですが、四月二十三日、日曜の今日は人、人、人で、まっすぐ歩けないほどです。理由は 練馬区主催の、このまつりがあるからです。(写真は昨年の演技者です) 区報によれば、三年前の来場者は約十二万八千人、その年の区民は約七十一万一千人だったそうです とすると、区民の十八パーセントが来たことになります。多少 眉唾のような気がしますが。 「照姫まつり」は、地元に伝わる室町時代の石神井城主、豊島泰経(としまやすつね)と娘の照姫が、太田道灌(おおたどうかん)に攻められ、三宝寺池に…

  • 別れのシーン 上野駅で

    五十歳代に出向していた会社の同僚二十四人と、上野公園内にある料亭で、久し振りに旧交を温めた。 二階の宴席には大窓があり、その左側を覆う桜の花びらが、吹く小さな風で舞う。眼下の向こうには、夏にはさぞ見事だろう「不忍池」の蓮。しかし、呑み助どもは花は花でも、昔の話に花を咲かせるばかり。 「来年もな!」 「きっとだぜ!」 「それまで元気で、頼むよ」 と、別れの挨拶をしても、気の合った連中は三三五五(さんさんごご)二次会へ。こいしもそうで、元社長、現社長と昔なじみの神田駅近くのバーへ向かった。そのさい、上野駅の新幹線改札口付近で、若い二人が口づけをしているのを目にした。 土曜の夜のバーには誰一人いない…

  • 石神井川の桜見 ご招待

    今回は稚拙なエッセイは止めにして、石神井川沿いの桜を紹介します。出発点は隅田川より10、3kmほど上流の「高稲荷橋」、到着点は「石神井公園ボート池」です。 ちなみに桜の本数(左岸)は、数え違いがなければ273本です(ただし 高稲荷橋から、中の橋までの77本は右岸) (1)高稲荷橋での桜 水面に影が映っています 高稲荷神社 神社の下の公園の屋台 香ばしい匂いが漂います 数十メートル上流の花筏(はないかだ)です (2)大橋での桜(下流に向かっての写真) 側にある「中央大学」の旧陸上競技場です 東京オリンピックで銅メダルに輝いた「円谷幸吉」 選手も ここで練習していたのでしょう (3)中の橋での桜 …

  • 寄り道

    お彼岸に入りましたので、祖先が眠る雑司ケ谷霊園へ向かいました。今日は雲一つない良い天気です。なので久しぶりに、その界隈をゆっくり見て歩き、それからにしました。 先ず最初は、太平洋戦争の指導者と言われる人 が拘置されていた「巣鴨プリズム」の跡地です。あったその頃は陰雲のイメージだったと聞きますが、今は一片もなく、家族や恋人、若人等が楽しむ施設もある「池袋サンシャイン60」になっています、時の流れでしょう。 中央通り(※グリーン道り)には、昔、「ジャズ喫茶D」がありました。当時のこいし(私)ミーハーで、テレビで見る、売れっ子の歌やトークを聴きに、親には内緒、学校には見つからないように私服で、よく通…

  • すぎたるは なお およばざるがごとし

    健康であるには一日、八千歩のウォーキングだと専門家は言う。こいし(私)これを信じ、家から四方向に決め、朝夕、実行していた。 しかし、四日ごと見る風景に飽きあきし、それでは? を考え、来年(※平成28年)の新年を期して、都営地下鉄線の四路線の地上部を歩くことにした。そして実行、大江戸線から始め、三田線、新宿線、浅草線を踏破した。(※詳細は下段の図を見てください) この歩数に日常生活のも加えると、四月末までに1,071,938歩となり、歩幅を30センチと見積るなら、およそ322キロ、歩いたことになる。(※一日平均、約9,000歩) それからも、バスや私鉄沿線を歩き、紅、黄葉の季節には奥武蔵の山々に…

  • 私 ミモザ 来春も見てね

    「お隣の河津さん(※二月八日のブログ「言わずもがな」の河津桜のこと)が終わったら、出番は私、シルバーグリーンの葉に、黄色い小さな丸い花、可愛いでしょう、綺麗でしょう、見てちょうだい」と、ミモザ。 こいし(私)の家から北へ二百メートルほどの所に、薄グリーンのしゃれた老人ホームがある。そこに居住する、婦人と付き添いの人が、散歩のさい、我が家のミモザを見て、このような会話をしていた。(※声だけなので、どちらの言葉だかは分かりません) 「今年も見られたわ、良かった」 「昨年より、一回り大きくなったみたい。花つきも多いようだわ。来年も楽しみね」 「この花の花言葉、知っていますか?」 「いいえ」 「優雅、…

  • リサイクルで 金 銀 銅メダル

    JOCのジャック・ロゲ会長が、2013年9月7日、オリンピックの開催国は「トキョ(※東京)」と発した。招致委員会の面々、誰彼なしにハグしたり、飛び跳ねたり、大喜び。テレビで見ていた、こいしも喜んだ、ハグする人はいないけれど。 創設者である、ピエール・ド・クーベルタン男爵は「オリンピックは勝つことではなく、参加することに意義がある」と、語った。 (※事実はペンシルベニア大教主のエセルバート・タルボットの言葉。こいし(私)知らなかった) しかし、そうは言っても、参加国はメダル獲得に躍起だ、もちろん日本も。 遡ること五十年前の東京オリンピックでは、金16、銀5、銅8個だった。今回は? 誰もが夢を膨ら…

  • おかあさん なみだながさないで

    前回の「タブレットは すご〜い」の末尾に「明日、京都へ旅してきます。愛くるしい、お地蔵さまに逢いに」と、記しました。 旅を決めたのは京都在住の画家、S氏と昨年の暮れ、神田の居酒屋で飲んだ時にです。S氏が「僕のアトリエに、面白い物がいっぱいあるんだ、是非、来て見てよ」と、興味を持たせるような口調で言いました。(※アトリエの話は後日、書こうと思っています) 見たい気持ちは、やまやまだったのですが、新幹線に乗ってまで、それを考えて躊躇していたのですが、そのうち、以前に見た、愛くるしいお地蔵さまが、ふと、頭を過ぎり、すると、どうしても逢いたくなり「年が明けたら、きっと」と、口にしました。 話は遡ります…

  • タブレットは すご~い

    若く逝った童謡詩人、金子みすゞさんの作品に 「青いお空のそこふかく 海の小石のそのままに 夜がくるまでしずんでる 昼のお星はめにみえぬ 見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ」 というのがある。 しかし、今は昼間でも見られる、ただし、タブレットではあるが。 この詩に感銘を受けていた、こいし(私)、タブレットを貰うと直ぐ、昼の星を見たくなり、太陽が子午線を通過する時間に合わせ、それを南極点へ翳(かざ)した。すると左に「りゅうこつ座」。その下に「ほ座」が、その右に「みなみ十字座」が、画面に出た。どれも知らない星座である。 「みなみ十字座」の下には、名前だけは知っている「ケンタウルス座」…

  • 言わずもがな

    二十年ほど前になりますが、購読する新聞が、河津桜が見頃だと、写真入りで報じました。初めて知った桜を見たさに、ドライブがてら週末に行ってみました。 河津川の両岸に沿い、八百本、それはそれは見事でした。こいし、急に欲しくなり、帰路、苗木二本を買いました。一本は我が家、もう一本はある場所に、と考えてです。 [我が家に植わった河津桜] 園芸店の亭主は「日当たりが良ければ、再来年には咲くよ」と、言ったのですが、どうしてどうして、五年後でした。咲いたのはとても嬉しかったですが、何年後から、困り事が生じました。 植えた当初、我が家の南と西側は空地でした。ですが、毎年のようにの近代風な家が建ったのです。そこに…

  • 女高生の会話で

    スマホがまだ無い時代、電車に乗っている人は、新聞や週刊誌を読んだり、居眠りしたり、お喋りしたり、いろいろだった。 ある日、出勤する電車の中で上司のKさん、女高生の会話を耳にした。 「あの人、あんなに新聞くっつけて、よく読めるわね」 「あの方、白内障だと思うわ。じいちゃんも、ああだったもの。でもね、簡単な手術で治ったのよ。早く手術したら良いのに」 この頃、書類が見え難くなっていた、Kさん、ひょっとして、俺、白内障? ふと思った。気が急いて、その日の午後、眼科医へ行き、その結果、ひょっとしてが当たっていた。 Kさんは大の酒好き、こいし(私)もそう。なので就業後、酒処へよく行く。今日もで、「お疲れさ…

  • 思いやりのひと声が 大きな安心につながります

    昨年の八月、東京メトロ銀座線で、盲導犬を連れた男性が、ホームから転落し、亡くなりました。二ヵ月後の十月には、大阪の私鉄線で、やはりホームから転落した男性が、亡くなりました。 国交省によると、視覚障害者がホームから転落する事故は、平成二十四年には九十一件、二十五年は七十四件、二十六年度は八十件もあったとのことです。 それに関連し、新聞が報じていました。「目の不自由な多くの人は、転落を防ぐにはホームドアーの設置と、危険を察したら、声を掛けてくれることを望んでいる」と。 こいしは昨秋、写真展を鑑賞しようとJR国分寺駅で降車、朝のラッシュ時はとうに過ぎていたが、それでも多くの乗客が、エスカレーターへと…

  • 入院 笑話

    年始め、八つの神社(※前々回のエッセイ「神社いろいろ 狛犬もいろいろ」)で、無病息災を祈願したのですが、三日後には感冒、治ると今度はインフルエンザ、ひどい目にあいました。 五日前に床を上げ、「入院 笑話」を書き始め、やっと、こいしノートに載せられます。 三年ほど前、便が滞った。こいしには、よくあることだが、今回のは痛みが伴う。それが不安で、病院の門をくぐった。結果、憩室と分かり、入院を強いられた。 医師は一週間ほどで良くなると言ったが、それどころか日に日に、痛みが激しくなっていた。 そのようなある日、Sさんという、看護師が採血に来た。そして顔を見るなり「血は良く出るほうですか?」との質問。適当…

  • さらば 電信柱 ありがとう

    小池都知事は、教育機会の格差がないようにとの発想で、私立高校の授業料の無償化を決断しました。これにより、経済的理由で進学を諦めていた子が、高等教育を受けられる、この英断、喝采です。 ですが、富裕層の子女が行く、あるいは有名大学への進学実績を誇らかす、予備校的な高校も、となると疑問です。 知事は電信柱の撤去も言います。意義は、大規模地震への対応策、ベビーカーや車椅子でも移動しやすい空間の確保、都市景観の向上です。各区もいずれ、それをならうでしょう。そうであれば嬉しいです。 こいし(私)は、電信柱の撤去について、取るに足らないことですが、こんなことを思ったり、考えたりしました。まあ、聞いてください…

  • 神社いろいろ 狛犬も いろいろ

    明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願い致します よく晴れた元日、さて、初詣は何処に? を考えまして「そうだ、浅草寺にしよう、仲見世の賑わいも見てこよう」そう決めまして、地下鉄を乗り継ぎました。 ところが賑わいどころではありません。歩けないほどです。そこで浅草寺は諦め、浅草神社へと向かいました。 お賽銭を奮発し、心を込め「世界平和」を祈願? しました。その後、狛犬を改めて見てみました。何とも面白い表情です。それでは他の神社のは? 興味が湧きまして、浅草界隈の狛犬を観察し始めました。そうしているうちに、狛犬がいない神社もあることに気づきました。皆様、ご存知でしたか? それでは、狛犬の…

  • 初詣は小遣い稼ぎ

    気忙しい年の瀬になりました。皆さま、いかがお過ごしですか、お伺いいたします。 つい先日、テレビのニュースで、近隣住民が「除夜の鐘」が煩いので、中止せよと神社側に迫り「除昼の鐘」で、妥協したと報じていました。年に一度、それも数時間、我慢できないのかなあ、こいし(私)は思うのですが。 昭和三十年代頃の、こいしの元日は、一年の邪気を除くと言う、若水を汲むことから始まります。他の家は誰の役目かは分かりませんが、我が家では家族で一番若い者がすると決まっていたからです。ですから、もうずっと、こいしなのです。 水、汲むくらい簡単なことだ、ですって? 冗談ではありません。北風吹く寒い早朝、外の掘り抜き井戸から…

  • オペラは楽し

    新春の三日、三年ぶりにガラコンサート(※NHKニューイヤーコンサート)へ行きます。国内では第一級の顔ぶれですので、楽しみです。こいし(私)がオペラに興味を持ったのは、M氏から十年ほど前、飲む席で魅力を聞いてです。 M氏は別れぎわ 「どうだい、オペラのDVD、俺んちで見ないか? 飲みながら・・・・なあ、来なよ」 と、半ば強引に誘いました。 「飲みながら」に弱い、こいし「行くよ、行くよ」と、即答です。 当日、笑顔で迎えてくれた、M氏は 「最初は分かり易いオペレッタにするよ。それなら、退屈しないで、終わりまで見られるだろうから」 と言い「こうもり(※J・シトラウス)」のDVDをデッキにセットしました…

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