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2016/07/02

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  • 登山家 花谷泰広

    アルピニスト山野井泰史の著書「アルピニズムと死」を読んでいるときこのイベントがあることを知り聴きに行った花谷さんは初めて知った人なのでどんな話をしてくれるのか楽しみだった生い立ちから始まって山に惹かれていったことを写真を交え4時間余り話してくれた会場は広くはなく20名の定員に対し満員だったただSNS同時配信されてるのでかなりの人が観てると思うとにかく30歳になるまでには地球規模的に歩き登りした人なのだ死ぬような目に合ったことも再三でヒマラヤでは落石がすごい音立てて降ってくるような山でシェルパに死ぬときは死ぬそれは神様しかわからんビビった奴に石は当たるだからビビるなと言われ遺書をノートに書き付けたが本人は完璧に死ぬとは思わなかったそうだヒマラヤで強いシェルパと行動を共にし自分の限界を知り今は後進の指導とか山...登山家花谷泰広

  • 鵠沼海岸散歩

    鵠沼海岸を散歩した朝10時気温18℃北東の風4メートル薄曇り散歩するのに良い状態波は穏やかで桜の花びらが海岸に打ち上げられている午後には25℃近くなるという予報もありサーファーの出足は多いバトミントンとテニスを合わせたような競技の講習サーファーの講習家族ずれ水着で跳ねてる子供達真夏とは違ったノビノビとした風景が楽しめる鵠沼海岸散歩

  • 新宿御苑の桜

    テレビで東京の桜が満開とのことに浮かれて新宿御苑の桜を観に行った御苑は18万坪もあるそうでとても広いここの桜は65種約1300本の桜が植樹されていて3月から4月にかけ楽しめる敷地が広いので約1万本あるという沢山の樹木も気にならない9時開園だけれど花見の人たちの出足は早いアルコール類は持ち込み禁止だけど食事や運動はOKヨガやってるグループもいた桜色といってもピンク白薄緑桃色・・いろいろある芝生の上まで鬱蒼と咲き誇る桜を背に多くの人がポーズをきめている枝垂桜もあったけれど大きいのは見かけなかったように思う外国人は結構たくさんの方々を見かけた皆さん軽装楽しそう池も彼方此方に配置されているので逆さまの景色もきれいだそういうところには沢山集まっていて渋滞しているモコモコに生い茂る桜の花匂ってくるようだ通り抜けになっ...新宿御苑の桜

  • 孫の書

    二番目の孫が学校で書いたのを持ってきた今小学4年お教室に通ってるわけではないけど一生懸命書いたかと思うと嬉しくなる一番目の孫がやはり小学4年のときに書いたのが残っているもう大学生だがその頃は近くのお教室に通っていた家に遊びに来た時に画用紙に書いてくれた上手下手というのではなく書いたものを見るとその時の顔つきや仕草を思い返せて面白く思う孫の書

  • 舞 三番

    観能が続いた『三人の会』観世能楽堂9日●野宮シテ谷本健吾ワキ宝生欣哉大鼓亀井広忠小鼓観世新九郎笛松田弘之・序の舞六条御息所が巫女として仮住まいした野宮そこを訪れた僧その僧に御息所の霊が回向を頼む葵上との車争いに敗れその時の執心を晴らして欲しいと僧が回向すると御息所の霊が現れ源氏との華やかだった日々愛を失った悲しみを込め月の光の下静かに舞を舞う野の宮の月も昔や思うらん影寂しくも森の下草・・・●邯鄲シテ川口晃平ワキ宝生欣哉大鼓亀井広忠小鼓飯田清一笛杉信太郎太鼓林雄一郎・楽盧生が旅をし邯鄲の里に一夜の宿を求めた時女主人の薦める枕で眠りにつくすると盧生は王になった夢を見る位人心を極め栄耀栄華に満たされた日々その喜びを込め悠然と舞を舞ういつまでぞ栄華の春も常盤にてなお幾久し有明の月・・・・『観世九皐会三月定例会』矢...舞三番

  • 39098.68

    日経平均が新高値を更新したというニュースは目新しい新聞のチャートを見ると前回のピークは34年前になるあの頃感じた肌感覚を思うと同じではないホットとクール・・・シャーベット?先の頃不動産屋がトランクに札束詰め込んで都心のマンションを買い漁っていたりチップで1000万円ポンと出した?なんて話があるほど元気だったのに年明けから24年間も谷に向かって落ち込む6994.90円へ給料上がらず安さ追求お財布的には鎖国した日本のようだ今宿泊施設で一泊¥15000は100ドル100ドルのサービスとはとても思えないと外国人いうこの他国との金銭的なズレは今後何年かかってバランスするのだろうか39098.68

  • 映画「瞳をとじて」

    監督ビクトルエリセ原題Cerrarlosojos製作スペイン169分2023年黒いデコピンのようなワン公と海の物語かと思ったら全く違ったワン公は本作でホッとするような景色をくれるただそれだけ濃い緑に押しつぶされそうに建っている古い館そこに住まう歳月に押しつぶされそうな男と召使・・・と映画は始まる話がサッパリ解らないのでチラシからストーリーを転記するとかっての親友はなぜ姿を消したか―――未完のフィルムが呼び起こす記憶をめぐるヒューマンミステリー映画別れのまなざしの撮影中に主演俳優が失踪したそれから22年当時の映画監督であり失踪した俳優の親友でもあった映画監督は失踪事件の謎を追うTV番組から証言者として出演依頼を受ける取材に協力する監督は次第に俳優と過ごした青春時代をそして自らの半生を追想するそして番組終了後...映画「瞳をとじて」

  • 太鼓職分会

    7年前観世流太鼓方の観世元伯師が亡くなった51歳だった師の追贈記念として第一回観世流太鼓職分会が銀座の観世能楽堂で開催された最初に20年余り前師を含む若手同士で結成された神遊の能楽師たちによる●舞囃子高砂八段之舞観世喜正大鼓柿原弘和小鼓観世新九郎笛一噌隆之太鼓小寺続いて太鼓を中心に●一調・貝尽くし野村太一郎麦谷暁夫・百萬宝生常三田中進・野守藤波重彦林雄一郎・葛城浅見重好加藤洋輝・山姥関根知孝井上敬介・西行桜梅若紀章小寺佐七・巻絹観世銕之丞金春惣右衛門●連調誓願時太鼓を麦谷鬼頭徳田飯森大橋の各師20分の休憩後太鼓を師の長女結子さんの披きで●道成寺シテ観世清和ワキ宝生常三舘田善博梅村昌功大鼓亀井弘忠小鼓大倉源次郎笛一噌隆之太鼓観世結子間野村萬斎野村裕基その他在京を中心に活躍されている大勢の能楽師たちによって演...太鼓職分会

  • 征爾 逝く

    88歳心不全とのことN響を指揮していた岩城のスタイルが指揮者のスタイルと思っていた当時小澤の指揮するN響を初めて聴きに行ったその指揮・・・タクトの振り方が岩城とは全く違っていた岩城は∞のように小澤は+のように振った斬新というか大胆というか音よりタクトが気になったコンサートだったそれ以来小澤は気がかりな音楽家だったN響日フィル中曽根や慎太郎たちの応援・・・・ミュンシュのあとを襲ってボストン響の常任・・・・世界の音楽界にまるで竜が駆け登ってゆくようで夢があったその音楽から自分なりに音楽を教えてもらったような気がするありがとう小澤征爾征爾逝く

  • 土のお話を聴きに

    梅の花が咲き始めた近くに咲く河津桜はそろそろ散り始めてる花粉も飛び始め身体のあちこちが痒くなり生きてることを実感するこの頃だ先日土に関して研究している先生が本屋さんで講演してくださり聴きに行ったこの先生は京都大学で10年余り国内外の土に興味をもちその研究に没頭された専門家だったそれによると土は地球の生態系に密接に繋がっていて人間の立ち位置がどんな場所なのか理解できて面白い土の衰退は生態系の衰退でもある土の化学式は複雑過ぎて解明できず人間は土を合成することはできないらしい土はバッチイという感覚ではいけないのだ3時間くらい土に関する5億年分の話を饒舌に語ってくれ面白かった土のお話を聴きに

  • 江ノ島詣

    島の商店街が未だ開けきらない頃江ノ島神社に詣出た正月の間は拝殿にたどり着くまで2~3時間はかかってしまうそれでもなお松の内を外れて沢山の方々が参拝していた奥の院まで行ったがさすがにここまでくる人は少なく煩うことなく参拝できた江ノ島にはエレベーター付きの大きな灯台がある上は展望台になっていて360度の景観が楽しめるその周辺は公園になっていて散策できるし夜になると華やかに電飾されるこの時期チューリップが咲く頃らしく様々な色のチューリップが栽培されていた断崖の際にイタリアンレストランがあるその傍の展望台から見る海は大きく広けて気持ちがよい生け簀を離れてゆく船も絵のように見えた江ノ島詣

  • 荒れる辰年 ?

    新春関東は天気に恵まれ穏やかな滑り出しだっただが夕方になって能登半島に震度7の大地震正月2日には羽田で飛行機の衝突事故また火事もあちこちで起きた神のみぞ知る天運逆走していつ正面衝突するか知れない悪運に怯えていては何もできない元日に初詣にいったけどお御籤はパス屈託なくケーキで陶器の占い今年は長男が当たった今年はフクロウのようだ荒れる辰年?

  • 令和五年 大晦日

    NHKさんから亡き人の言葉を耳をすませば・・・・ヒラメキというのは決して妥協してはいけないしひらめいたときは本当に死守しなければいけない・・・・なかにし礼・・・・どれだけ心の中で思っていても伝えようとしないと絶対相手に伝わらない言葉に出したり表現したり書いたりして初めて相手の心が動いてくれる・・・・松本零士12月に入り掃除機とテレビが使えなくなり買い換えたそういえばトースターも冷蔵庫も買い換えて間もない次はエアコンか墓参りも済ませお蕎麦を今年も無事年を越せそうですありがとうございました令和五年大晦日

  • フィットネス

    通ってるフィットネスジムも今日で終了年末年始の休館に入る今年はリトモスに始まりリトモスで終わった感がする数えてみたら87回参加している他にセンタジーやらバーベル等々複雑なマシンもあって興味を引くがやらない多くの会員さんの動きを見ていると元気が湧いてくる不自由な身体に甘んじるより自由に五体動かせるのは嬉しいことにちがいない久方ぶりに家でのんびりお風呂に入れるフィットネス

  • 今年の読書

    今年もたくさんの本を読んだ主に小説図書館から120冊あまりほかに借りたり買ったり家置きの本だったり読み始めてピタッとくる本よくわからない本受け付けない本等々漫然と読んだり流したり飛ばしたり精読だったり・・・今年の3冊・サハラ幻想行森本哲郎・胡蝶の夢司馬遼太郎・凍沢木耕太郎情景を楽しめたのは凍氷壁を想う今年の読書

  • 三島のウナギ

    天気良いので箱根静岡方面にドライブした富士山も良く見えたが昼前の246東名は混んでいた箱根ターンパイクの登りはほぼ空いていて快適な走行ができた秋も深いはずなのに箱根の山は秋らしい色彩に乏しい箱根神社に参拝神社を抱き込むように周囲をぐるりを包む森杉の立ち木が立派観光客も多い外国人も多い山を降りて三島へ昼食時を避けて鰻屋さんに行ったがお店に入るまで30分余りオーダーしてから運ばれてくるまで30分余り待たされた頑張って一匹半のうな重¥6800昼食にしては重かった満腹ゆっくり帰ろうということでまた箱根の山を登る途中鎧塚ファームに立ち寄るhttp://www.grand-patissier.info/ToshiYoroizuka/ichiyajo.htmlここは小高い山の上に位置していてケーキ野菜レストランをコラボ...三島のウナギ

  • 稽古おさめ

    今年も謡の稽古は無事に終わった神歌絵馬弓八幡梅枝胡蝶浮舟土蜘蛛通盛夕顔阿漕放下僧発表会で一謡一管景清松門之出能楽堂は長い間工事をしている公演中は工事は中止されるので稽古中に工事が再開される電動ノコトンカチ人の声足音・・天井や床下の工事が主なので人影は滅多に見かけないがうるさいことこの上ない騒音の中での声出しはいつも以上に張り上げストレス発散になったお腹から声出すに役だったかもしれない先日この舞台で師の演じる能江口を観たチラシより借用しました今年の観能おさめ月の夜川船に乗った江口の君が現れ世の儚さを歌い舞うとやがて普賢菩薩となって西方浄土に去っていく・・・紅花の春の朝紅錦繍の山粧いをなすと見えしも夕べの風に誘われ黄葉の秋の夕べ・・・・・稽古おさめ

  • 神宮のイチョウ並木

    神宮外苑のイチョウ並木は植樹されてから今年で100年目並木の入り口に設置された案内板によると銀杏は1億5千年前に広く地球上に分布していた最も古い植木の1つ・・・日本のイチョウは中国から渡来した樹木種・・・・イチョウは樹姿端正樹高よろしく緑量も豊富気品高く公害に強く威厳を保ち年間を通じて好景観を呈示し・・・並木のイチョウはもとは新宿御苑に生育していたイチョウの実その銀杏を育て146本を植樹した・・・今外苑地区の町づくりが進行している景観はそのうち変わるのだろうか良く手入れされたイチョウもいいけど何の手入れもいされず大きくなったイチョウもいい無骨な木で花も咲かないが銀杏の実は美味しく鬱蒼と茂った枝葉には安らぎを覚える神宮のイチョウ並木

  • ブギウギ

    コロナ予防注射を病院の待合室で待ってる間NHKの朝ドラ『ブギウギ』をボーっと見ていた・・・見せられていた帰宅してからなんとなく気になるのでNHK+で1週間分まとめて観たこれは往年の歌手笠置シヅ子をモデルにしたドラマらしい演じてる俳優さんたちの演技が自然で楽しんでる感じで良い昭和の雰囲気に歌と踊りどこかコミカルでドタバタしていて面白い『夢で逢いましょう』の連続ドラマという感じがするちがうのはキレよくあか抜けた歌と踊りと楽団演奏何だか元気が出る朝ドラだNHKテレビから借用しましたブギウギ

  • ワクチン接種

    新型コロナワクチン接種にいってきた7回目2020年の4月に緊急事態宣言が出されてから今日現在罹患者数の山が9つあるいまだウィルスは形を変え大気中に蔓延してるということだ思えば初回が記憶に残る接種の予約を取るのに苦労したこと会場まで臨時のバスが出たことマスクを買うのに行列したことジムのエクササイズもいろいろ規制されたこと等などインフルエンザの予防注射も先日受けたなんでこんなになったのか?原因は何なのだろう人災か?ウィズコロナ嫌だねワクチン接種

  • 柿のケーキ

    ケーキ屋さんを覗いたいろいろ並んでる中で目についたのは柿のケーキいかにも柿という色合いと美味しそうというおもいがした柿の表面は薄い透明のゼリーで覆われていて形をつくり熟した柿の中をくり抜きカスタードクリームがつめられている柿は程よく冷えていて肉厚歯ごたえがよく甘いしかしなかに詰められたカスタードの甘さが柿を上回るのだが柿本来の甘さはしっかり舌に残り秋を味わうケーキが楽しめたまたベースとなっているのは厚手のクッキー生地なのだがこのクッキーにも複雑な甘みが感じられて美味しかった柿のケーキ

  • 発表会

    能楽堂に通い稽古している人達の発表会があった学生主婦仕事を持っている人現役引退された人など様々な方々が参加された天分に恵まれた人はともかくも芸の程は稽古量に因るところが大きい芸にキリはないけれど今持てるベストを尽くして演じる人達の芸は観る者にとって感じるものがある内容は仕舞が19独吟が16舞囃子が17素謡が2連吟が2一謡一管が1というところで半能一本すらなかったけれど9時間近い大会だった発表会

  • 月下美人

    ご近所から夜中に咲きますからと言って一輪の月下美人の切り花をいただいた手にしたときは萎れていて本当に咲くのかなと疑問に思っていた花瓶に入れておいたが夜中の11時頃になったらイキイキとしてきて見事に咲いた不思議さと瑞々しさとなにかないまぜになってしばし見入ってしまった朝見たらすっかり萎れてしまっていた一期一会の花なのか月下美人

  • 海岸を歩く

    江の島鵠沼海岸一帯を歩いた天気良く微風沖にヨットが多く出ている波も高くないので江の島に渡る橋の手前から小さな遊覧船べんてん丸に乗ったこの船は島の突端岩場まで10分余りで運んでくれる片道¥400だけど島にあるエスカレーターに乗るよりも安いし気分的にもちがう岩場から崖に沿った急な階段を上ると江島奥津宮がある自然の森やお店屋さんなどあたりの風景を観ながら中津宮辺津宮へ灯台の辺りで路上芸人さんが人を集めていた島に架かる弁天橋を渡り島を離れ片瀬西浜へ真夏にあった海の家は取り払われ海岸はゴミも海藻も見当たらずきれいだったこの浜辺はサーファーが多い浜辺の一角ではライフセーバーの選抜競技や別の一角ではサンドテニスの競技会離れたところでではビーチバレーなどやっていて見ていて飽きない浜辺も端のほうではビーチサウナや家族ずれの...海岸を歩く

  • ユトリロ展

    ユトリロを観に行った若かりし頃銀座のさる画廊でユトリロ展があって観に行ったことがある狭い画廊にユトリロの作品が展示されていて肩と肩を触れ合わんばかりの観客に紛れ観た覚えがあるあの時の白の印象は残っていてもう一度観たい確認したい気持ちだった10代でアルコール依存症のユトリロ暗い画から白を多用する時代にそして年を重ね色彩が増えた作風ユトリロの生涯の作品数は知らないが今回は日本国内にある作品を約70点あまり集め展示ユトリロを垣間見るというところなのだろう平日の午後ということもあってとても空いていてユックリ楽しめたユトリロ展

  • クロッキーデモ

    四つの視展上田耕造岡田高弘永山裕子広田稔一9月10日セントラルミュージアム銀座四人の芸大仲間がクロッキーのデモを企画したので観に行った前回は2019年でコロナ禍のため4年ぶりということになる今回は前後2部に分けデモした各々木炭・墨汁・水彩など異なる画材を用い制限時間10分でデモしたモデルは白のブラウスエメラルドグリーンのパンツ黒のタイツに黒のブーツそれぞれ違ったポーズで100号の用紙に描きとった仕上がりはそれぞれが違う限られた時間内にモデルから何を感じ何を強調しどのように紙の上に表現するのか4人の画家たちの生の作業は刺激的で自由に画くことの楽しさを教えてくれる外は暑いが空は秋の気配がするクロッキーデモ

  • 『十三人の刺客』

    残暑連日暑い『十三人の刺客』という本を見かけたので読んだ同名の映画は何回か観たので興味が湧いた著者のあとがきで書かれているが「ビジュアルと活字の懸隔は予想以上に大きく・・・」とあるように映画のイメージに沿った内容を小説にするには難しいと述べている読んでみて映画でのイメージとほぼ同じ後味を持った文字でビジュアルを浮かび上がらせてるように思うすべて映画のシナリオ通りではないが流れはほぼ同じ緊迫感や得られる情景もほぼ同じに感じるむしろ映画で聞き取れなかった所や観切れてない文字や装束がハッキリ確認できたと思う物語は竹馬の友であり親友・心友あった二人が一方は横暴を極める領主に仕え一方は国の治安秩序を護る幕府にと別れその運命を描いたもので時代劇の傑作と思う圧巻は戦闘の場面文も映画も生きてる二人の決闘シーンは文では一行...『十三人の刺客』

  • 映画 「春に散る」

    久しぶりに映画館へだいぶ前に読んだ沢木耕太郎の「春に散る」内容が面白かったのと映画の宣伝に引かれていそいそと・・・原作の内容を全て再現ということは無理としてやはり映画ではボクシング闘魂青春のような一面を切り取ってるように思った本では味わえないグラブミットの鋭い音打ち合うグラブの重い音空気を切り裂くようなグラブの動きシューズの擦れる音若者の叫び絶叫・・・元ボクシング王者だった人物が俳優を指導しただけあってボクシングシーンはドラマチック横浜流星窪田正孝片岡鶴太郎楽しめました2023映画「春に散る」製作委員会監督:瀬々敬久原作:沢木耕太郎「春に散る」133分映画「春に散る」

  • 夏の甲子園 決勝

    珍しい組み合わせ甲子園常連校の仙台育英と107年ぶりという歴史ある慶応高校慶応高校が優勝するのだから分からないものだ漫画のようだと選手が言うくらいなのだ慶応初回先頭打者のホームランが大きいと思うあれで気分がノッタのだろうか5回には2アウトから5点ももぎ取る集中攻撃は高校野球ならではという感じがするまたこれがあるから9回裏最後まで試合の結果は分からない面白さがあるスタンドは満員42100人とか・・・6回以降投手戦になって9回裏逆転の仙台育英とはならず終了監督の掲げた常識を覆す野球を果たしたのは素晴らしいと思う夏の甲子園決勝

  • 高原をドライブ

    爽やかな暑さを求めて高原をドライブした信州霧ヶ峰高原一面緑に覆われなだらかな高原牛も羊も馬もいないただ高原と大空があるだけときおり雲が降りてくる安曇野北アルプスの麓まで足を延ばす朝焼け上高地まで行く河童橋は大賑わいだった昔の河童橋は風情があったけど・・・・歩いて行った大正池なのにいまはすぐそばまで車で入り込めることや岩の洞窟のようなトンネルを必死の思いで走り抜けた釜トンネルだったがいまは立派な大きなトンネルになり大型のバスすら通り抜ける古いこと新しいこといろいろ思いながら帰る高原をドライブ

  • サハラ幻想行

    ジャーナリスト森本哲郎は1969年にサハラを旅したただの旅ではない何千年も以前に岩壁に描かれたという不思議な絵にひきつれられ「私は、ただ見たいのだ。ただ見たいという一心で・・」三千キロも奥地サハラを超えて見に行ったカメラマン富山治夫と二人で準備の方も「東京で思案していてもはじまらない。とにかく行ってみることだ。」という軽装であるサハラは「…日陰で65℃超える・・サソリマムシトカゲ蟻蠅・・があたりまえに生息し」疲れ切ってやっと眠れるという過酷さだそして五千年も以前に描かれたという「セファールの巨人」を前に映像をお借りしました「この稚拙な絵がなぜ私にかくも名状しがたい印象を呼び起こすのだろうか・・・と・・・熱風に巻き上げられた砂のサラサラサラサラという音を聞きながら夢うつつで絵に対していた」と述べている森本氏...サハラ幻想行

  • 梅雨明け

    知らぬ間に梅雨が明けたらしい真っ白な入道雲が青空にモクモクと湧きおこり雷がゴロゴロとなりひとしきりザーザーと大雨が降りカラッと晴れてやっと梅雨明けという順序が摺りこまれた我が頭からすればなんともシマリのない梅雨明けに感じる梅雨明け10日とかこれから当面晴天は続くのだろうか呆然とすごしながらドライフラワーにしたラベンダーを包装紙に描きつけた花の紫色は微かにしか残らなかった梅雨明け

  • 救急車

    眼は虚ろ全身に冷や汗意識混濁みたいになった家内に付き添い救急車に同乗した救急車に乗るということなど他人事のように思っていたので慌てたその反省と備えにしたい先ず119番これが正気を失ってる家内を目前にすると思いだせない電話で聞かれたこと・住所氏名・患者の容態-日頃ピーポピーポとうるさく聞こえるサイレンが待ちどおしかった4~5人いたスタッフさん患者に声掛け目視触診等担当する複数スタッフ別のスタッフは当方に家内の健康保険証お薬手帳診察券の提示かかりつけ医入院の有無手術歴本日の服薬状況何時頃から容態が生じたのかアレルギーの有無家族の緊急連絡先入院に備えて家内の衣類身の回り品また靴の準備など依頼-これらを短時間に準備また的確に応答する必要がある車内に収容されてから救急救命士さんは以上の情報を参考に遠方の医師と電話で...救急車

  • アフターコロナ

    梅雨が未だ明けない空模様がよく変わる昨日は関東で37℃前後を記録場所によって豪雨もあったコロナウィルス感染症に対する位置付が変更されて2ヵ月あまりになるそれまで毎日テレビでお目にかかっていた感染者数の棒グラフが無くなって危機感は薄らいだけれどグラフ的にはまた増えつつあるらしい当方は先月でマスクはサヨナラしたけれどマスクしてる人はまだ多い毎日というほど通うフィットネスジムでも対応が少し変わったフロントのパネル板検温器等撤去され各自が使用した機器の消毒も緩和スタジオのプログラム時間もコロナ前に戻りつつあるスタジオでもマスク無でリードするインストラクターも見かける(ジムのホームページより借用)グループブラストというエクササイズプログラムに初めて参加してみたステップ台を使用したエクササイズ音楽に合わせ台に乗ったり...アフターコロナ

  • 狂言 「花子」

    第18回狂言ざざん座6月24日宝生能楽堂番組●小舞『海人』野村万作●狂言『悪太郎』悪太郎:月崎晴夫伯父:石田幸雄僧:破石晋照●狂言『花子』夫:深田博治妻:野村萬斎太郎冠者:高野和憲狂言師深田が「花子」を披いた狂言師として舞台に立ち長く活動してやっと「釣狐」を演ずるのを許されるそれから更に15年を経てようやく「花子」を演ずることが万作師から許された「花子」は後半の独演独白が見どころ花子は遊女だが舞台には登場しない夫に花子より逢いたいという文が届く夫は堪らなく逢いたいと思ったが妻の目が怖くてままならないそこで一計を案じ太郎冠者を身代わりに仕立て喜び勇んで逢いに行くしかし妻に見破られ妻は太郎冠者になりすまして夫の夜帰りを待つ明け方夢見心地で帰ってくる夫夫は妻とも知らず昨夜の出来事をトクトクと語る黙って聞いている...狂言「花子」

  • 植栽

    鉢植えのラベンダー今年になって元気がない鉢を割ったら殆ど根っ子ばかりだったひと冬越してラベンダーは息も絶え絶えだったのだろう庭に穴を掘って地植えにしたしかし手遅れだったのか大部分は枯れてしまった辛うじて三つばかり花が咲いた2年位前ある施設でラベンダーを売っていた一株買ったら小さい株を一株サービスにくれたこれも地植えした大きな一株の方はどういうわけかしばらくして枯れてしまったしかしサービスに貰った一株は大きく根付き今年は花をたくさん咲かせてくれた今年白い花がたくさん咲いて売っていた鉢植えの羽衣ジャスミンを買ったしばらくして花は落ち葉も元気なく萎れたので地植えにした葉は元気になったが冬の寒さに耐え来年咲いてくれるだろうか植栽

  • 亀井忠雄

    能楽囃子大鼓方の亀井忠雄師が肺炎で亡くなった81歳テレビなどで観る能楽には必ずと言っても良いくらい出演されていたあの腹にズシンと来るような音声は舞台にハリとシマリを与えてくれとように思う大鼓は迫力が大切と言い全身火の玉となって鼓を打てと3人の子に芸を仕込んだ長男は葛野流能楽界に次男三男は歌舞伎囃子田中を継承鬼の佐太郎閻魔の忠雄と言われ家には父が二人いると子達に言わしめたすごい能楽師だったのだ映像はNHKスペシャル「鼓の家」から拝借しました亀井忠雄

  • 房総へバスツアー

    地元発のバスツアーに参加した5月の末に集合場所が近場というのは有難い遠足のような気分がするまず首都高速に乗って東京を一気に横切る一寸の東京見物房総に入り成田山新勝寺に参拝とても大きな寺院だこれが海老蔵さん達が豆を撒く大本堂かと見上げる付属の公園だけでも東京ドーム19個くらいの面積があるそうだ成田名物うなぎの昼食思ってた以上に美味しかった東京ドイツ村に行く樹木が殆ど無く広々としたなだらかな丘に花畑や遊戯場が点在する芝生に寝そべり終日ボーっとするにいいかもしれない次に訪れたのは創業が1793年という古い小泉酒蔵ここで作られるお酒の試飲ということで小さなお猪口で各種お酒の飲み放題どこぞの品評会で金賞を取ったという大吟醸東魁盛を試飲ほど良く氷で冷やされた大吟醸美味かった何とも言えないフローラルな香りが口一杯に広が...房総へバスツアー

  • 思わぬ大雨

    まだ東京は梅雨にも入らないのにかなり強い台風2号のせいで線状降水帯に見舞れるところだったそれでも6月としては57年ぶりの大雨夜通し強い雨だった明けた日能楽師味方玄師が主催する愛好会の発表会が国立能楽堂で実行されたこの会は関西を拠点とする会で飛行機も新幹線も止まってる環境下で実行にあたってはご苦労されたのではないかと思う午後には雨も上がり新緑が目に染みる写真を撮ったら会場係りのおねーさんから撮影禁止の看板を突き付けられた素人会でも撮影はダメらしい思わぬ大雨

  • 黒い画用紙

    真黒な画用紙にクロッキーが課題最初は抵抗感があった白い画用紙が黒に代わっただけで黒いパステルを白のパステルに代えればいいだけと思ったが形になったイメージに追い付かずいつのまにか描いてる途中で白い画用紙に描いてることになってしまいおかしくなってしまうたくさん挑戦したなかの一枚クロッキーしたあと手をくわえてみた黒い画用紙

  • 天鼓・小督

    観世会定期能5月7日観世能楽堂演目●能『小督』シテ(源仲国):武田宗典ツレ(小督局):北浪貴裕●狂言『昆布売』昆布売:三宅右近何某:三宅右矩●仕舞弓八幡:角幸二郎杜若:津田和忠蝉丸:武田尚浩女郎花:藤波重彦●能『天鼓』弄鼓之楽シテ(天鼓):観世喜正ワキ(勅使):宝生欣哉高倉天皇の寵愛を受けた小督局しかし正妻の父親清盛の目を恐れ宮中を出奔し身を隠す彼女を探す勅使頃は三五夜中の新月の頃・・・峰の嵐か松風かそれかあらぬか尋ぬる人の琴の音か楽は何ぞと聞きたれば夫を想ひて恋ふる名の想夫恋なるぞ嬉しき・・・・帝の命に背き処刑された天鼓しかし召し上げた鼓は鳴らず天鼓の父を召し出し鼓を打たせる我が子の不憫を想い嘆く父に帝は思いを寄せ濾水の堤で管絃講を催し弔うやがて現れる天鼓の霊そして弔いに感謝し舞う・・・人間の水は南星は...天鼓・小督

  • 連休前の鵠沼海岸

    久しぶりに鵠沼海岸を散歩する花粉も黄砂もない日とはいえ富士山は霞がかって見える平日の午前ということもあってサーファーは少ない浜辺は未だ整備されていなくて海藻が打ち上げられたままだ漁の船が海岸に引き上げられたせいかカラスとトンビが多かったカラスは海辺でサーファーを眺めてるかのようトンビは空から今日は海からの風が強かったけれど寒くはなかった連休前の鵠沼海岸

  • 漫画「火の鳥」

    チャットGPTに関する動画をウオッチしているうち手塚治虫の傑作「火の鳥」を思いだした似たようなストーリーがあったナ・・・と本箱の大半の本は処分したが漫画「火の鳥」全9冊捨てきれないで残っている・・・昭和51年から56年にかけて「マンガ少年別冊」として発刊された雑誌その2巻目未来編西暦3404年地球は急速に死にむかっていて人類は巨大な地下空間に居住しているその世界ですべてを取り仕切っているのは巨大な電子頭脳で人類はすべての判断を電子頭脳に頼っている(漫画の電子頭脳は量子コンピューターに似てなくもない・・と思ったり)手塚治虫は悲劇的な結末を描くが宇宙生命(コスモゾーン)という深淵なる物差しのもと人類は改めて再生する物語になっている人工知能AIが大天才が着想し構築した理論をもとに創造する自由を得たらどんな風景が...漫画「火の鳥」

  • 4月某日

    某日病院へMRI近影を前に経過観察受診先生ジロリと当方の顔と写真を診比べ一言二言そしてまた半年後来院するよう言われ終了5分もない長男曰く手術も受けず薬もロクに飲まない患者に話すこともないのだと言う某日たまたまyoutubeで小澤征爾の近影を見た昨年11月のイベントONEEARTHMISSIONSKOが演奏しJAXAが協力し宇宙のISSに音楽を届ける小澤征爾満身創痍ながら10分程度のベートーベンを両手指先の動きで指揮したちょっとイタイタしい映像だけど思いは通ずる生涯指揮者闘っているのだ某日恵比寿サッポロビール跡地の恵比寿ガーデンプレイス孫の入学祝いに参加ジャズピアノを聴きながら夕食勝手違いで戸惑ったもっと静かなピアノを聴きたかった某日今話題のAIMicrosoftのBingでチャットGPTを試す身近なところ...4月某日

  • 通勤電車

    久しぶりに朝の通勤電車に乗った7時過ぎ都心から離れたところからの乗客は現役バリバリとおぼしき人達や学生が大半だドドッという感じで車内になだれ込んで来るドアが閉まらず半分開いていても乗りかけた乗客は降りない駅員が走り来たって押し込む乗客は騒ぐでもなく周囲の乗客は黙々と乗ってる車内の風景その一種の緊張感漂う静かな車内は懐かしかったマスク着脱は少し自由になったけれど大半の乗客はマスクをしてる花粉症の季節でもあるのでやはりこの時期必需品の域をでない変わったところでこのすし詰めの状態にありながらスマホを器用に操作して見入っている人達が散見された手足も首も動かせないうえに他人のスマホ画面を見ざるを得ないのはストレスと思う朝の通勤電車にたまに乗るのもいいかもしれない一寸した刺激があるのだ通勤電車

  • 釣果

    家人がヒラメを釣ってきた海釣が好きなので釣り上げては持ってくる釣った魚の面積からすると今回が一番大きい今日は天候も良く葉山の沖はヨットや釣船多数出船してたらしいこのくらいの大きさだと家で捌くのが大変なのだが当然つれあいは捌けないと言う当方も触るのも躊躇うほどだどうするヒラメ釣果

  • 映画「生きる LIVING」

    黒澤明監督の名作「生きる」をベースにした本作脚本を書いたカズオイシグロはイギリスにあって10代の時には黒沢映画を観て影響されたそうだ長じてこの作品を製作したくなり再度一度だけ「生きる」を観て独自の英語の脚本を書き上げたらしい時代背景も同じ1950年代日本は戦争に敗れ一方のイギリスは戦勝国日本の主人公はうらぶれた帽子にマント髭ずらの役人イギリス版は山高帽を被りピンストライプの上下背広をピシッとキメた役付役人という設定医師から余命半年と宣告され一旦は落ち込み途方に暮れるが生ける屍のごときゾンビのままで終わるを良しとせず事なかれ主義の役所内にあって身を挺して小さな公園をつくるというストーリーは同じだ雪の降る公園のブランコで「ゴンドラの唄」を歌うシーンは名場面だけれど本作にも同じシーンがでてくるが歌は「ゴンドラの...映画「生きるLIVING」

  • 砧公園の桜

    桜もそろそろ見納め桜吹雪を期待して東京砧の公園に桜を見に行ったここ数日の冷たい雨に打たれ散りいたるところ地面は桜色に染まっていた今日は晴れだったのでたくさんの人が花見に来ていたこの公園には800本余りの桜の木があるそうだが概して大木が多く枝ぶりが大きいのでどっしりとした見事な桜を観れて嬉しい砧公園の桜

  • WBC優勝

    こんなに生き生きとプレー展開した野球を観るのは久しぶりだったどのゲームもピリピリとして期待失望歓喜に満ちていた特に準決勝決勝は圧巻のゲーム展開だった若々しく華のあるヌートバー大谷の超特大のホームラン村上の逆転二塁打決勝のお返しライト上段へのホームラン大谷の渾身のスライダーとトラウトの渾身のバット一閃まったく筋書きのない映画を観たような気がする「七人の侍」もサムライ集めから始まった慧眼の策士が人を見て集める栗山監督いわく「いるメンバーで一番勝ちやすい形を見つけるのが仕事」一番達成感を味わっているのは栗山監督ではなかろうか我慢の選手起用要所でピタリと決まる選手ほんとにドラマな七連戦だったWBC優勝

  • 福島に入る

    昨晩は小野川温泉に泊まった鄙びた温泉地で近くにスキー場もあるここの温泉も泉質はサッパリして透明少し硫黄の臭いがする早めに宿を出発しまず猪苗代湖に向かう朝の内は快晴だったこの時期白鳥がたくさん集うということだったが一羽もいなかった湖水浴を楽しむ元気な若者たちが湖水を浴びて騒いでいた会津若松城に行ったが現在工事中で城の中には入れない鶴ヶ城公園を散歩する売店に白虎隊の人形などがあった近くのCAFE店に入ったら大きな一枚板が目に付いた幅が2.2m高さが5.6m厚さが20cmもあるケヤキ板とのこと最後に行った所は大内宿茅葺き屋根の家々が整然と並んでいて良く整備されているどの家も地元の雰囲気を持ったお土産品を売っている新白河から東京に帰る駅は人の渦だった福島に入る

  • 山形に行く ②

    天候良くない山間部は雪模様朝食は和食箱にきれいに盛り付けた地元の食材お味噌汁も美味しく元気をもらいましたバスに乗車先ず蔵王を目指す山に近づくにつれ雪はますます激しさを増しロープウェイの駅では本降りここから2本ロープウェイを乗り継ぎお地蔵様のあるところが終点乗り継ぎのところにあったペンションで昔宿泊してスキーしたけど変わってしまってわからなかった次に向かったのは上杉神社山形はやはり上杉謙信ゆかりの地中興の名君上杉鷹山の彫像も寒そうだった山形に行く②

  • 山形に行く ①

    冬もそろそろお終いという時期かもしれないが山形に行った某旅行会社主催のバスの旅28人が参加した新幹線の福島駅からバスに乗車先ず今年の干支「兎」にちなんだ縁結びの神を祀るという熊野大社小ぶりの神社だけれど風雪に耐えた木材からは古い歴史が伝わってくる精巧に彫られた装飾の中に3羽の兎が隠れていてそれを見つけると良縁に恵まれるのだとか・・つぎは山寺芭蕉に詠まれた句から寺は一か所かと思ったらとんでもなく沢山の小さな仏閣があってそれが岩山に点在している奥の院までは階段を約1000段登らなければ行き着かないというので止めた長いトンネルを抜けると雪国だった日本海側なのだ今日の宿泊地銀山温泉山間の谷という感じのロケーションだけれど湧き出る温泉は快適多少硫黄の臭いはするけれどさらっとした透明な泉質だ夕食前に温泉街を散歩特徴あ...山形に行く①

  • 三人の会

    「第八回三人の会」3月11日観世能楽堂番組●仕舞「春日龍神」谷本康介●能「俊寛」シテ:俊寛坂口貴信ツレ:谷本健吾井上裕之真ワキ:宝生欣哉地謡:観世清和山階弥右衛門久田勘吉郎関根祥丸清水義也角幸二郎上田公威浅見重好囃子:大鼓亀井忠雄小鼓飯田清一笛竹市学●狂言「附子」シテ:山本則重アド:山本東次郎山本則秀●仕舞「夕顔」梅若紀彰「邯鄲」観世清和●能「山姥」シテ:山姥川口晃平ツレ:鵜澤光ワキ:森常好地謡:梅若桜雪坂口貴信谷本健吾梅若紀彰松山隆之安藤貴康角当直隆山崎正道囃子:大鼓亀井広忠小鼓大倉源次郎太鼓林雄一郎笛松田弘之同年代それぞれ違う師匠に内弟子入門しいまや立派な中堅能楽師三人地謡には同じ社中の先輩方で固めとてもしっかりした能だった狂言では代役として東次郎師が出演しこれもメリハリの効いた狂言で面白かった三人の会

  • WBC初戦

    テレビ観戦をした終了したのが22時50分近かった立ち上がり楽勝気分ではなかったけれど8対1で日本チームの勝ちだったこのところ日本チームの報道大谷選手の報道一色みたいな日々だったけれど対戦初戦の中国チームは良く戦ったと思うホームランは中国チームが先だった大谷選手は2度満塁のチャンスに打席に立ってホームランとはならなかった日本チームは全勝して世界1となるのがメディアの望みのようだけれど今夜の中国戦からしてみても報道されない各国の戦力は侮れないものがあると思う今後の対戦が面白くなってきたWBC初戦

  • 花粉症

    花粉が10年ぶりに大量に飛散してるらしいこのところ毎日辛い空を見上げても花粉まみれの青空に見える何十年か前罹かった頃は原因が分からずあちこち病院行ったものだ眼科皮膚科耳鼻科・・・・加齢と共に身体反応しなくなり治るというけどサッパリだ毎年5月の連休明け頃までは鬱陶しい毎日が続く花粉症

  • 明治初年の横浜

    横浜開港資料館というところで特別展「幻の写真家チャールズ・ウィード知られざる幕末日本の風景」が開催されている撮られた写真の一部に今から156年前の横浜の風景が含まれているというので見に行ってきた説明文によると写真機は「マンモスプレート」という大型のカメラでネガの大きさは43x53㎝もあるそうだ屋根だけ見ても茅瓦板こけら葺なんかが混在していて興味深いまた実写として明治初年頃の横浜の活気が感じとることができて良かった(展示の一コマをお借りしました)その他の写真には当時の日本の風景勝海舟や幕末の高官達の写真があって勉強になりました明治初年の横浜

  • エゴンシーレ

    エゴンシーレ展が開催されている観に行きたいと思ったけれど「日時指定予約制」ということでめんどくさくなった時間かけて美術館へ行く館外で長時間待つ観る時間は制限されてる多くの観客の頭越しに観る人ごみに疲れて帰宅する・・・ということにもう耐えられなくなっているというか熱が醒めてる昔ウイーンに貧乏旅したときノンビリ観たシーレ寂寥・悲哀・異色・猥雑・明快・狂気(「家族」美術館HPより転写)そんな感じの大きな絵だったあれは貴重な時間だったと思うエゴンシーレ

  • 満開の梅花

    気温差が10℃もあったりして季節の移り目を感じる小学校の傍にある河津桜はすでに散り梅が満開だ白い小さな花がたくさん青空に映え見るたびに気持ちがすっきりする満開の梅花

  • 二月の矢来

    二月に入り天気の移り変わりが激しい朝の内は雲一つない上天気なのに午後に入ると急速に雲が湧いてくる能を観てきた観世九皐会二月定例会於:矢来能楽堂12日15時半~●仕舞『老松』遠藤和久『雲林院』観世喜之『胡蝶』佐久間二郎●能『昭君』シテ観世喜正昭君観世和歌ワキ森常好他頃は中国漢の時代娘の名を昭君といった彼女は美しく育ち帝に召されるしかし北方の脅威を避けるため政略結婚させられてしまうそれを知った両親の嘆きを能にしたもの後半場面での北方の王の舞が面白い定例会はコロナ禍になってから2部制になった番組を縮小し入れ替え制になった3月から徐々にコロナ体制から脱却してゆくようだけれど5年前のような社会の在り方に果たして戻るのだろうか?梅の蕾がやっとチラホラしだした二月の矢来

  • 寒い雪

    何メートルも降り積もる雪国とは比ぶべきもないが雪が積もったそれも午前中までで午後にはみぞれ模様になった気温3℃前日より10℃位下がっていて寒い生活するうえで雪はやっかいだ雪かきぬかるみ朝夕の凍結等々ほんの幼いころ福井に居たことがあるある冬の日雪が軒下まで積もったことをふと思い出したあの時ははたしか近所の方が雪を除けて玄関前にトンネルみたいな通路をつくってくれて外にでたのをオボロげにおもいだした何もする気にならないテレビは不愉快な出来事ばかりが目に付く寒い雪

  • 空の景色

    読書の合間ボーっと空を見ることが多いたいていは雲が湧いているその雲がとてもユックリ流れカタチが微妙に変化してゆくそのサマが面白いカメラに撮り収めておきたいと感じたことも少なくないだが何の目的も持たずただボーッとしているからこそ変化する空の景色がストレートに身に浸み込むように映るのかもしれないなにげないそれでいてホッとするようなそんな平凡な空の景色を切り撮ってみたくなった空の景色

  • 三國シェフ

    「三流シェフ」という本を読んだ一気読みした読み易いし料理人三國清三が語る己の生きざまに乗せられた自分の目指すべき旗印・・料理人というのがいつも目の前にあってそこに内外の料理の巨匠たちがその旗の色を鮮やかに染めてゆく8年位ヨーロッパで修業し東京に自分の店を持ち40年弱昨年にその有名な店を閉じた何年か後席数8席の小さなお店「三國」を新たに開店するという夢をもってユーチューブに色々料理を紹介してるというのでさがしたhttps://www.youtube.com/@chef-MIKUNI/featuredここの#229「僕の紹介」というところにこの本の内容を自ら語っているジンジャーエールでグビグビ喉を潤しヒグマが語っているようで面白い三國シェフ

  • 寒波到来

    10年来の寒さとか我が家も寒さ対策をしたけれど洗濯機の配水管が一時凍った程度で済んだジムに行ってエクササイズする前にちょっと体を温めようと館内の風呂に入ったところがこの寒さのせいか水温が体温程度しかなく出ると余計に寒くてサウナに入った室内の温度差にくしゃみをしたらジロッと睨まれた外はパラパラと雪が降ったけどそんな程度の寒波到来だった寒波到来

  • たらりら

    今年の謡初稽古をする「神歌」を謡う演劇的な曲ではなく先ず天下泰平国土安穏五穀豊穣と念ずるそれからおもむろに「とうとうたらりたらりらたらりあがりららりとう・・」と謡いだす祝詞のような詞章で意味は判らない解説はいろいろあるみたいだけど下腹に力込めて背筋伸ばしてひたすらに謡う謡い終わってしばし無言胸に去来する思いはいろいろ年初には良い曲晴天が続くもうすぐ空は雲に覆われ雪すら舞う2月がくる文庫本を読んでる3冊目山田風太郎「警視庁草紙」面白い時代背景が明治政府が立ち上がった頃世の中がハチの巣突いたみたいな頃の警察って何だったのか小説でなくとも面白そう?なことがあったにちがいない作者は自在に想像をはたらかせ語る漱石とか鴎外の幼少の頃など出てくる嘘の事実だろうけどたらりら

  • コロナ禍のジム

    今朝新聞を読んでいたら「国内感染確認から3年なお収束見えず新型コロナウイルスはワクチン接種の進展などで致死率や重症化率は低下しているが第8波の今冬は死者数が過去最多(max523人/日)の更新を続けている把握しきれない多くの隠れ感染者が存在し感染規模も最大の波となっている恐れがある云々」とあるなんとも憂鬱な現実だでも自身慣れてしまって悲壮感は以前ほどでなくマスクなどは日常の常備品みたいに習慣化しているコロナ禍発症当時スポーツジムも一時休館したその後の休館はないがいろいろ対策がとられた入館時に体温確認手の消毒マスク着用確認密集しないお風呂では会話しないサウナ一時閉鎖ジムエリアでは毎回使用前後に器具の消毒を励行至る所に消毒用スプレーとハンドタオルが置かれ折に触れ館内放送で注意喚起を呼びかけているこのような煩わ...コロナ禍のジム

  • 映画 クライマー

    作家沢木耕太郎の「凍」を読んで映画「人生クライマー山野井泰史と垂直の世界完全版」を観る気になったドキュメンタリー映画実話である映画ではアルピニスト山野井夫妻の登攀実績と日常生活を中心に画かれている登山というよりロッククライミング岩壁登攀に焦点を合わせた過激なスポーツ死亡率が高すぎるスポーツ谷川岳一つとっても1000人近く遭難し死亡しているそんな世界で山野井夫妻は世界の大岩壁に挑戦し数々の初登攀を成し遂げしかも立派に生活しかつ現役でもあるのだただ夫泰史は手の指5本右足の指全部失い下駄みたいになってるし妻の妙子は両手足で18本の指を凍傷で失ってるそんな夫婦でありながら実にあっけらかんとして行動してるのだから感動してしまう写される岩壁はどこも独特の厳しい美しさをしているしかしどのように変化するかわからない自然の...映画クライマー

  • 新春の観能

    新春公演令和5年1月2日矢来能楽堂番組●新春の寿ぎ笛一噌幸弘●みんなで謡う『四海波』(しかいなみ)鈴木啓吾●仕舞『養老』観世喜之●能『巴』里女・巴御前の霊観世喜正旅僧宝生欣哉従僧則久英志大日方寛所の者野村太一郎大鼓:山本哲也小鼓:観世新九郎笛:一噌幸弘新春となると『翁』をはじめ厳粛な番組となるが、これはコロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業として文化庁に協力したプログラム。能楽堂はほぼ満員だった。「・・・四海波静かにて国も治まる時つ風・・・」と鈴木師の先導で観客全員参加で謡う。2時間にも満たないひと時だったが良いお正月を過ごせた。新春の観能

  • 元旦の鵠沼海岸散歩

    天照大御神そんな神話を髣髴と思い浮かべるかのような初日の出テレビから拝借した令和5年元旦の初日の出ダイヤモンド富士もバッチリです触発されて地元の神様に挨拶してきたこちらは寿老人を奉っているお雑煮をいただいてから鵠沼海岸を散歩する穏やかな海波風カモメが魚を見つけて急降下元旦の波を楽しむサーファーも多かった元旦の鵠沼海岸散歩

  • 暮の言葉

    令和4年も押し迫り1年を振り返る番組が多くなったテレビ亡くなって惜しい人も少なくないテレビを通し故人の言葉をチョッピリ収集してみた『漫画家藤子不二雄(A)』・・・「表見せ裏見せ落ちる紅葉かな」っていうのがありますが人間はもっと表と裏があるわけで両方非常に面白い面がある表ばかり描いてもつまらないし裏ばかりでも困る電車ってのはね目の前にいろんな人たちがその時しか会えないような人がいるそういうのを観察してこの人はどういう家庭をもってどういう生活をしてるかということを考えるのが楽しくて1時間でも2時間だろうが電車に乗って人の顔をみてると面白いその中に特に面白い人がいるとこの人はネタになると思うと作品に描いていく・・・『写真家白川義員』・・・われわれが住んでいる地球がいかに鮮烈で荘厳で神秘にみちているか・・・南極点...暮の言葉

  • 今年稽古おさめ

    昨日で今年ラストの謡稽古修め今年は六曲稽古した『鉢木』『當麻』『隅田川』『定家』『大原御幸』『白髭』稽古発表会で『一調山姥』声張り上げて帰ってくるだけと大差ないが若干の悔しさは毎回残る師匠は弟子たち、舞台、その他指導にあたるからその芸の総量?は自分とは天と地師の持つエネルギーみたいなものに触れに行く・・浴びに行くみたいなものだ今年稽古おさめ

  • スカイツリー

    天気も良いのでスカイツリーに行った竣工して10年目とかてっぺんまでは634mというから恐怖感よりも笑えてくる高さだ竣工当時は入場することすら大変だった混雑さも無く殆ど待たないで地上451mの展望フロアーに行けた床がガラスで下が透けて見えるこのような建築物を造ってしまうんだな~と思いながらグルグルと散歩した外気はまったく寒いけれどこの回廊の中は暑いTシャツ一枚でもいいくらいだエレベーター中の江戸切子の装飾がきれいだった突然思い出した元旦の初日の出を見るよりも西に位置する冠雪した富士山の山肌が昇る日の光に染められてゆくサマのほうが素晴らしいという人がいたがそうかもしれないスカイツリー

  • 熱海の巨木

    本州で一番大きな木が近場とも言える熱海にあるとは知らなかった巨木・巨樹はたいてい神社に多い来宮(木宮)神社の御神木パワースポット大楠(おおくす)樹齢2100年幹周23.9m高さ約26mと境内マップに記載されてる幹の周囲が25mプールくらいある木で2100年もの年月を枯れもせず立ち続け今もしっかり植わっている生命力に脱帽幹がすごく頑丈なのだ落雷、山火事などに長い年月のあいだ遭遇しなかったに加え人間によって切り倒されなかった運の強さ(もともと7本あって5本は切り倒されたらしい)天然記念物だけのことはあると納得でした熱海の巨木

  • ケーキ 秋の味

    ケーキにも秋の味がする都会に住んでるわけでもないが生活圏と思える範囲にケーキ専門店が6軒ある多いときは8軒あった秋はやはり栗モンブランとか栗のタルトが美味しい他にも柿、リンゴ、洋ナシなど材料に事欠かない季節と思うお店の前を通り過ぎるたびに首を長くして店内を眺めているケーキ秋の味

  • 万作を観る会

    「万作を観る会野村万之介十三回忌追善」11月17日宝生能楽堂番組●連吟「鉢叩」野村萬斎三藤なつ葉他●狂言「木六駄」野村万作野村裕基他●彦市ばなし深田博治高野和憲野村萬斎万之介師が亡くなられてから13年経ったんだという思いがする。あの飄々としてふらっと舞台に現れるたび面白そうに感じた。冒頭の「鉢叩」は踊念仏の一種らしい。萬斎師中心に9人の社中の狂言師が供養を込めて連吟した。万作師の演ずる「木六駄」。91歳を感じさせない切れのある舞台運び・・というか歳を重ねた老爺が、雪の中を12匹の牛を引き連れる一人芝居、茶屋で届け物の酒を茶屋の主人と一緒に飲んでしまったり、届け先の主に嘘を並べたてるというような演技に、なにか溌剌としたものを感じた。姿勢が良い。「彦市ばなし」は民話をベースにした狂言の・・昭和の新作とのこと。...万作を観る会

  • 襲名

    先日、「NHK特集大看板團十郎へのみち」というのを観た。先代12代目が、襲名披露するまでのドキュメント。披露演目の稽古、挨拶回り等々をこなしながらの忙しい日々。見せる為に努力するサマは、人には知られたくないものと思うがそれすら白日の下に晒されるのは辛いだろうなと思ってしまう。ドキドキするような初日。頼りは自分ひとりという世界に感激した。襲名

  • 11月の鵠沼海岸

    真夏とはちょっと違う日差しの鵠沼海岸。文化の日、9時過ぎの浜辺は沢山のサーファーで賑やかだ。暑くもなく、寒くもなく、微風。波の音に吸収されてしまうのか人の声が聞こえない。さすがに海水浴する人はいなかったが、小奇麗なテントでサウナを楽しんでる若者犬の散歩する人家族ずれ日光浴する人ランニングする人サッカーの練習をする中学生たち等などゆったりとした風景が広がる。カラスもセカセカしてない。朝の内かもしれないが地元藤沢の野菜や魚など小さなお店で売っていた。11月の鵠沼海岸

  • 模写 「悲しみ」

    ゴッホの作品「悲しみ」を模写した。教室で次回の課題は模写、作業は3時間以内、対象画家は自由ということでいろいろ探した。それで全く色彩のない、迫ってくるこの作品を選んだ。画集からはがきの大きさにコピーしてイーゼルにピン止めしてトレースした。用紙はMBM紙(650x555)木炭時間の制限があるので、かなり入れ込んで汗して課題をクリヤーした思いがある。。。模写「悲しみ」

  • 千畳敷カール

    宝剣岳千畳敷カールに行ってきた。天気はこれ以上望めないくらい快晴。体力考えてゴンドラでイッキに8分くらいで1662mの駅から標高2612mまで運ばれる。大抵はここで風景を楽しむ。神社を中心に左に登山道、右に遊歩道。登山道を歩いたがゴロゴロした石で100mも登らず引き返す。歩き回るのも止めて山のパノラマを観ながらコーヒータイム。初冠雪したばかりの富士山がチョッピリてっぺんが見えてる。こんな高所に温水トイレ。びっくりした。高所のトイレは石灰の、眼に浸み込む強烈な臭いと涙が付きものと思っていたが時の流れを感じた。宝剣岳2931mに登りたいものだ。千畳敷カール

  • 模写 ビュッフェ

    新聞にあったビュッフェの「十字架」実物を見たいと思ったが本物はフランスにあるらしい。面白そうなのでトレースしてみた。用紙はBMB紙の表面に濃い目の珈琲をザッと流し込んで乾かした。鉛筆でトレースしたが線の鋭さは真似できない。絵を描いてみたいと熱く思っていた頃の一枚。模写ビュッフェ

  • 鉢植えの虫害

    毎年6月ごろからホームセンターに行き色々な花を買ってきて鉢植えしている。地べたに直に植えられてて咲く花もあるので夏過ぎるまで小さな庭のあちこちに花が咲いてる。日日草?は花が沢山咲き、葉も深緑していて好きだけれど今年はカナブン?に花芽を大方食べられたらしく残念なことになってしまった。昨年は涼しくなる頃まで満開だったのにと惜しまれる。鉢植えの虫害

  • 松門之出

    観世会定期能九月9月4日観世能楽堂演目●能『景清』松門之出小返之伝シテ山階弥右衛門ツレ武田友志トモ大松洋一ワキ森常好笛松田弘之小鼓大倉源次郎大鼓國川純●狂言『鎌腹』太郎野村萬斎妻野村太一郎仲裁人石田幸雄●仕舞『邯鄲』武田尚浩『清経』坂井音雅『松風』武田宗和『歌占』清水義也●能『船弁慶』前後之替早装束シテ観世三郎太子方谷本康介ワキ福王和幸船頭野村裕基笛一噌隆之小鼓飯田清一大鼓亀井広忠太鼓林雄一郎「松門之出」をききたかった。「景清」が始まっていくらも経たないうちにその場面はやってくる。ひとしきり笛が奏されたあと作り物の中から、何とも言えない孤独感・寂寥感・存在感なんかがないまぜになったような一節が謡われる。平家の侍大将だった景清。戦に敗れ九州に配流されめくらになり極貧の日々を送るその気持ち。その情景。そうゆう...松門之出

  • 涼しくなるか

    台風11号が九州の沖にあるとかで今朝は猛烈な雨風に見舞われた。・・が直ぐに上がった。今日から9月。まだ蒸し暑い日があるけど爽やかな日々が待ち遠しい。家内の手になるタペストリートンボの羽が光ってるように感ずる。涼しくなるか

  • 墨絵

    教室ではカラフルな画材で挑戦していたので墨汁で絵を描くという発想がなかった。先生はいろいろな画材で描くことは当たり前みたいでこちらとしては、最初は戸惑いがあった。筆は学用品の筆で、根元までグズグズに解いて墨汁をたっぷり浸み込ませ一気に描く。制限時間は10分だけれど、出来上がった紙の上に次々を重ねていったので、ほとんどの絵が墨で貼りついてしまった。これは教室で描いたのを見て、自宅で再挑戦した1枚。紙はMBM紙。墨汁が垂れないように乾燥するまで注意した。この大きさだと、何枚も描きまくるというには気力・体力が必要。紙も潤沢にあるわけでないし、ほどほどにしておく。墨絵

  • ムービング

    時間を狭めて絵にする作業はモデルさんから受ける一瞬の印象の強さみたいなものに少なくとも、手そして全身で行動しないと追いつかない。この絵は制限時間10分間のあいだモデルは休みなくゆっくり動いている。格闘してできた絵はたまたま似たような絵になったが参加した人たちも先生の絵もみんな違う。またそこが面白いと言えるかもしれない。ムービング

  • 生物としてのヒト

    「生物はなぜ死ぬのか」という小林武彦の新書を読んだ。それによると地球上に生物が発生し、「変化」と「選択」を経て今が在る。何億年もの間、多くの生物が発生し、環境に適合しない生物は絶滅し結果としていま地球上に多様な生物が存在している。人類も同じく「変化」と「選択」を重ねて現代人が在る。ヒトの染色体にあるテロメアは細胞分裂のたびに短くなり本来の長さの半分くらいになると、そこから信号が発せられ老化のスイッチがオンとなり、老化が始まる。らしい。ヒトの体はとてもデジタル的にできている。生きモノとしてヒトの「死」は誰にもプログラムされてる。ただヒトは「感情」を持った生物。このアナログ的な価値観は、デジタル的な自己の消滅を容易に認めない、認めようとしないのかもしれない。「アクシデント」で死なない限りこの「生」への執着はい...生物としてのヒト

  • 顔見せた蝉

    今年は蝉が少ないなと思っていたが立秋になったら一斉に出てきた抜け殻ばかりだけど本体はもうどこかでからだを乾かしてるのだろうか顔見せた蝉

  • 3分クロッキー

    これは3分でクロッキーした1枚。この時間制限となるとかなり忙しい。画材は鉛筆4Bだけれどパステルより滑りが良い。それにタッチというか筆圧のようなものに負担が少ない。用紙はA4のコピー用紙を使用。モデルは3分ごとにポーズを変えるので用紙の取り換え、使用した用紙も雑に扱えないしモタモタしていると貴重な、描く時間が減ることになる。たくさん線を引こうとすると線はかぼそくなるししっかりした線にしようとすると、なかなかカタチにならないし躍動感に欠けるクロッキーになる。この1枚は、描いた後、線の周囲を白のパステルで塗り込め線を浮き上がらせようと努力したものだけどそれでも弱い。2分制限も演習したけど1分はさすがに先生もすすめなかった。3分クロッキー

  • 男性立ちポーズ

    これは2017年6月の1枚。制限時間は10分。普通のクロッキー用紙にパステルでトライした。教室で参加者はモデルさんの周囲に位置して描く。だから正面だったり後ろ姿だったり、横からだったりする。また立って描いたり、床に腰かけて描いたりする。何枚ものあいだモデルさんはポーズ毎にあっち向いたり、こっち向いたりしている。これは下から見上げたようなクロッキーになってるから床から見上げ気味でトライした1枚。身体全体を使って描けるから、立ってトライした方が面白い。線のスピード感とか緊張感みたいに違いが出てくる。10分に慣れてくると、落ちついたクロッキーになってしまって面白くない。ほんとは違うのだと思うけど密度を上げるのは難しい。男性立ちポーズ

  • クロッキー (弓のよう)

    このところクロッキーの教室に行ってないけどこれまでに描いた沢山のクロッキーを整理を兼ねて見返した。これは2011年の12月の1枚。時間は10分。とにかく時間がないのだから、カタチにするのに必死になる。しかも休みなしで5枚くらい描かされる。A4程度の用紙で納めるほどの腕はしてないので、大きめの用紙にパステルで線を引きまくっていた。この用紙サイズは500x650で普通のクロッキー紙。何枚も描いてると時に偶然にサマになる1枚がある。これがその1枚と思う。『・・・一枚の制作時間を短く絞っていくことで時間の密度を上げ、眼の動きと手の動きを一致させていくことで無意識に判断したカタチを画面上に捻りだし・・・・』と教科書に書いてあるがその通りかもしれない。クロッキー(弓のよう)

  • 夏の鵠沼海岸散歩

    鵠沼海岸を散歩した。台風が九州に近づいてるせいか雲が富士山を囲んでる。頂上がわづかに覗える。波は穏やかでサーファーは波にノンビリと浮かんでるだけ。江の島方面もサーファーはあまりいない。朝の9時を少し回ったくらいだからこれから増えてくるのかもしれない。海水浴客は殆どいない。海水浴シーズンになるとこんな柵が設置されて浜を区切っている。かなり広いが、ライフセーバーも10人はいそうだ。海の家も開店前。江の島水族館のあたりまでズラッと並んでる。夏の江の島。南国の雰囲気がいっぱい。江の島駅まで約3キロあまり。広々とゴミのない浜辺をゆっくり散歩した。夏の鵠沼海岸散歩

  • 箱根散歩

    3連休を前に久しぶり箱根に行った。天気は大雨の予報あり。昼頃に箱根湯本に着いた。先ず腹ごしらえ。前に行ったお蕎麦屋さん。行列無くすんなり座れた。どうということもないが、麺は自然薯入りの細麺で食べ易い。海老は奮発して2匹。¥1300湯本の上手の方を散歩する。温泉宿が軒を連ねるがその先に滝がある。覆い被さるような新緑の山間に2組の滝。なかなか清々しい滝です。桃源台に早めに着いたのでロープウェイで大涌谷まで行く。噴煙かなり多く、警報が流れていた。ここで仕事する人は大変。夕食、美味しかったが、特に金目鯛のソテーを白ワインとオレンジのソースで食べた一皿は良かった。翌日、朝から雨。豪雨だったり、止んだり小雨だったりと目まぐるしく変わる。西日本は記録的な雨に見舞われたようだ。ホテルでもらった優待券で、芦ノ湖の遊覧船に5...箱根散歩

  • 狂言 月と狐

    NHK古典芸能への招待6月26日山本東次郎『月見座頭』『通園』野村万作『釣狐』(袴狂言)すごかった狂言月と狐

  • ラベンダー

    この時期、狭いながらも我が家の庭にはたくさんの花が咲く。何年も植わっているもの、鉢植え用に新たに買い求めた花、鳥などの糞から自生した花・・花の名はほとんど知らないか舌嚙みそうな名なので何時までたっても覚えないかである。そんな中にラベンダーが長い間鉢植えになっていた。それが今年は元気がない。鉢のサイズが小さくなったのかもしれないということでトンカチで割ったら土は殆ど無くなっていて白い根ばかりでぎっしり詰まっていた。それで鉢植えは止めにして庭植えにした。枯れるかと思ったが弱々しく花を咲かせてくれた。去年ラベンダーが沢山咲いているある施設からラベンダーを一株買い求め庭に植えた。こっちのほうはうまく根付いて元気に咲いた。ラベンダーはたくさん咲いてると一層引き立って見える。ラベンダー

  • 「序の舞」 四番

    「序の舞」を四番観た。●能「姨捨」シテ(里女老女の霊)梅若紀彰(4月9日横浜能楽堂)笛:松田弘之小鼓:大倉源次郎大鼓:國川純太鼓:前川光長(年老いて山に捨てられた女。中秋の名月が限りなくその光を放つ中、老女の霊が現れ若き日を偲んで舞う。)●能「采女」シテ(采女)坂真太郎(4月10日矢来能楽堂)笛:一噌隆之小鼓:鵜沢洋太郎大鼓:原岡一之(かつて天皇の情けを受けた采女。だがはかなくも、その心変わりを恨み猿沢の池に入水する。弔う僧の前に幽霊となって現れ、天皇への想いを込めて舞う。)●能「檜垣」シテ(老女・檜垣女)大槻文蔵(5月7日横浜能楽堂)笛:杉市和小鼓:大倉源次郎大鼓:亀井忠雄(その老婆、檜垣という名の女は若いころ美貌を誇った白拍子だった。それゆえに多くの人々を惑わした罪で成仏できずにいる。その老残を晒し、昔を偲...「序の舞」四番

  • 片耳不良

    左の聴覚が徐々に低下して、最近は殆ど聞こえなくなった。本来両耳で聞こえる音が、右の耳でしか聞こえてないのだから、認識してる音の量は半減してる・・音が低いとか弱々しいのかと思うけれどそうはなっていない。両耳が完全の時とほぼ同じなのだ。「ほぼ」というのは、つまり左の方角からの音声が回りまわって右の耳から入ってくるからだ。それだけだ。詳しいことは知らないけれど、人間の聴力は右に50,左に50の音量があったとして100の音量を認識するのではなく、片耳と同じ50しか認識しないのではないかと思ったりする。バスを待っているとき、試しに右の耳を塞いでみた。そうするとまったく音の無い町の風景になった。これは新鮮な発見にも似た感じがした。機械の騒音・生き物の発する音・自然の音・・・およそこれまであたり前に受け入れてきた音がピタッと...片耳不良

  • 映画「親愛なる同志たちへ」

    ソ連時代の革命にテーマを求め、志高くその理想の実現に闘志する映画かなと思ったが、違った。60年くらい前にある小さな村であった暴動騒ぎを底辺にした、ヒューマンドラマ。そこで起こった数々の出来事は、今のロシア・ウクライナ戦で起こっている出来事に通じることが、少なからずエピソードとして語られ興味深かった。なかでも、国家上層部はその体制維持に不都合な出来事には徹底的に隠蔽をはかることだった。知らぬは一般庶民のみというやりきれない思いがした。むしろ映画のタイトルに近いのは、「同志少女よ、敵を撃て」という本のほうが面白い。物語の背景がしっかりしていて革命につきものの死・殺人について考えさせられる。映画「親愛なる同志たちへ」

  • 信州 桜爛漫

    信州の桜を見に2泊3日のバス旅に参加した。3日とも殆ど快晴の天気に恵まれ南の風が吹き、気温も25度を超えていた。地元を出発して先ず諏訪湖。諏訪の桜は未だのようで、湖を30分近く周回したけれど花の色は殆ど無かった。波もなく、穏やかな湖面を滑るように進む。厳冬期には全面結氷するというのが嘘みたいな風景だ。船着き場あたりの公園は広々とした芝生になっており、この日は人影も閑散としていた。人よりも鴨のほうが多かったかもしれない。海とは全然違い、静かで眠くなるような景色だった。蓼科に行く。標高が高いだけあって空気感が違う。たくさんの木立。やっと雪から抜け出た感じで若葉とはほど遠い。でも快適な肌感覚だ。都心のゴミゴミした生あったかさというのはまるでない。自然の爽やかさは素晴らしい。高遠城址公園に行く。高遠に近づくにつれ山々や...信州桜爛漫

  • 春の鵠沼海岸散歩

    鵠沼海岸を散歩した。小田急に乗って鵠沼海岸駅で下車。そこから10分くらいのんびり歩くと海岸に出る。快晴。微風。気温20度はない。波の音が心地よい。水平線は少し霞がかっているようで、白い雲がポツリポツリと浮かんでいる。鵠沼海岸は左手の江の島から右手の茅ヶ崎もっと遠くまで伸びている。その沖に雪を目いっぱい被った富士山が浮かんでいる。穏やかな日なのでたくさんのサーファーが波に浮かんでいた。ボードの上に立って漕いでる若者もおればすこし沖にはパドリングしている若者もいた。カヌーみたいな細長い一人乗りだけれど速い。この海岸から江の島の突端まで距離感があるのにさして時間を要しないで漕いでいた。意外だったのは白髪、あたまの禿げたオジサンたちがけっこう海にいるのだ。沖にちょっと大きな船が停泊しているように浮かんでいた。青い三本線...春の鵠沼海岸散歩

  • 犬の絵

    都会の中で野犬はほぼいない。野良犬の類は大抵飼い主がいたはずだ。なんらかの理由で放棄されたに違いない。野良犬たちは人間に害を与えるかもしれないという恐れからやむを得ず保健所が野犬狩りをして薬殺処分しているらしい。いつだったか忘れたが、これらの狩り集められた犬たちが鉄格子のなかに集められた写真を見た。大半の犬たちは、なんとも悲しげな目つきをしていた。犬たちは近い将来に身に降りかかってくることを本能的に感じてるに違いない。この絵はそんな写真の1枚を見て墨汁と割り箸を使ってクロッキーしたものだ。犬も恐怖で他の犬の首にしがみつくのだ。ペットとはいえ悲しい現実なのだ。犬の絵

  • 犬の写真

    部屋の壁に、4枚の写真がそれぞれ小さな額に収まって飾ってある。我が家で14年余り過ごした犬の写真だ。1枚目はペットショップで見つけ、家で飼い始めてから数か月すぎた頃のものだ。座卓の下にもぐりこんで、狭い空間でスリッパをかじり、得意げにこちらを見ている写真。2枚目は、それから数年経った頃、元気溌剌として、全身筋肉という感じで公園を走り回っていた頃で、空を見上げ長い舌を出している写真。3枚目は、それから更に数年後で、首に赤いマフラーをし、頭にちょこんと小さな三角帽をかぶった写真。しかし顔は痩せ、頬骨が浮き出、目に光なくやっと正面を向いてる状態だ。この頃病んでいたのかもしれない。4枚目は、突然というか目の前でバッタリと倒れ痙攣し、そのまま死んでしまって数時間経った頃の写真。首から下の毛は油気のないパサパサしていて歳を...犬の写真

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