母子保健プロジェクト 乳幼児の皮膚病
母子保健プロジェクトでは、村のお母さんと子供達の健康相談をしています。 毎月、2カ所の村で、新生児の身長と体重を測定し、成長の記録を取り、 お母さんたちに子供達の健康について考える機会を作っています。 増えているか、減っているか、極端に減っていたら原因は何か。 7月から9月にかけての雨季には、多くの乳幼児が皮膚病になります。 子供と接する母親にも感染ります。 汚い水で洗った衣服を汚い場所で干し、 生乾きのまま着せることが原因だと考えられます。 あまりにも皮膚病がひどい場合は、ブッダガヤのNGOが運営する診療所を紹介します。 また、予防として、洗濯の仕方、干し方の指導をします。 そして、洗濯の際に水に混ぜる消毒液を配布しています。 沸騰させた熱湯で子供服を消毒する方法も教えていますが、 火をたき、お湯を作るのは贅沢なので、なかなかしてもらえません。 村での洗濯は、共同の井戸で洗うことが多いのですが、 雨季にはその井戸の周りに、溢れたどぶ水が流れ込み、大変汚い状況です。
2018/09/30 17:06