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HIV/HCV重複感染した40代ゲイの医療記録と備忘録 https://venomone.hatenablog.com/

HCV治療時にHIV感染告知されて4年目のゲイの治療や薬の副作用について綴っています。

2012年10月のHIV感染告知時に、HIV/HCV Double-CoInfection(重複感染)の情報が少なくて悩んだこと、トリーメク服用開始直後に副作用に悩んた時に情報が少なかったことから、忘備録を兼ねて経験を綴っていこうと思ってます。感染告知後で不安な方や、重複感染で悩んでいる方に、少しでも私の経験がお役に立てれば幸いです。自分の記憶を整理する為に、そのイベントが起こった過去の日付でEntryしています。

たつ
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東京都
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熊本県
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2016/06/08

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  • 4週目の検査結果

    検査結果 本日(6/20)予定外来の診察で6/6の検査結果(ART開始4週目)の検査結果が出ました。 CD4: 460 → 630 HIV-RNA: 43,000 → 46 K先生いわく「ウィルス量1/1000くらい下がっててCD4も上がってるので良好ですね。ただし今は良くなってるけどCD4は打ち止まり(*1)がくるから」とお褒めの言葉と軽い脅しの言葉を授かりました。服薬開始から、トリーメクで副作用出たり、精巣上体炎になったり、皮膚疾患出たり、謎の微熱が出たりと踏んだり蹴ったりだったので、この結果に有頂天になった私でした。毎朝の経口薬1錠でこんなに早く成果が出るなんて驚いてます。(350Kカロ…

  • 月1の注射による抗HIV

    注射による抗HIV治療 今HIVの治療されてる方に特に私の様なずぼらな人には朗報の 月に1回の注射による抗HIV療法 について説明したいと思います。私の場合はスタリビルドなので、毎朝1錠の経口薬で350Kカロリー以上摂取した上に食中もしくは食直後に飲む制限が有ります。たかがART開始1ヶ月そこらの私が言うのはなんですが、これが毎日ともなると意外に大変です。 Webで調べられる限りの情報で私の理解した範囲で、ご紹介します。(※もし間違いなど有ればコメント欄にて、ご指摘頂ければ幸いです) 注射による治療法とは Cabotegravir(CAB LA *1) と Rilpivirine (RPV L…

  • ACC患者会と新薬TAF

    ACC患者会 昨日(2016/06/11)初めてピアミーティングの場に赴きました。今回は以下のプログラムでした。(年に数回開催されている様です) 13:00 - 14:00 患者同士の医療・福祉に関する話し合い 14:00 - 14:20 休憩 14:20 - 15:00 第1部まとめ/質疑応答・討論 15:00 - 15:45 公演「HIVとエイジング」 15:45 - 15:55 新外来の案内/新人スタッフ紹介 15:55 - 16:00 閉会 私は先に野暮用を済ましてからの参加で少し遅れて行ったので、最初のセッションが終わって休憩中の14:00過ぎに到着しました。 HCV遺伝子型3a 偶…

  • 告知・・・今にして思えば

    HIV要確認告知について 前回のEntryで3年半経過した後も、鮮明に覚えている告知ですが、今考え直すと ほぼロール・モデル(*1) であることに気付きました。以下のサイトで「HIV検査相談 要確認・陽性告知のポイント」で出ている、告知を担当する医療従事者向けの小冊子に書いて有ります。もし、これを見てる方が医療従事者で告知しなければならない立場になった場合には、お薦めの小冊子です。今にして思えば、この時S先生が、この小冊子を熟読して告知の日を迎えたのが想像出来ます。例えば「お茶でもどうですか?」とか「HIV感染=死ではなくコントロール可能な疾患であること」を充分に説明しています。告知は告知する…

  • はじめに

    はじめまして はじめまして。「たつ」と申します。HIV感染告知から3年半で投薬開始したばかりのゲイです。国立国際医療センターのACCで何回かの外来受診を経て、トリーメクでART開始しました。 Blogを始めるきっかけ 2012年10月の感染告知時に、HIV/HCV Double-CoInfection(重複感染)の情報が少なくて悩んだこと、トリーメク服用時の副作用に関して情報が少なかったことから、忘備録を兼ねて体験を綴っていこうと思ってます。感染告知後で不安な方や、重複感染で悩んでいる方に、少しでも私の経験がお役に立てれば幸いです。自分の記憶を整理する為に、そのイベントが起こった過去の日付でE…

  • ART薬変更(トリーメクからスタリビルド)

    ART薬変更 前回のEntryの続きです。診察結果は、服用直後からの発熱と皮膚に薬疹が背中や足に現れていることから、トリーメクの成分DTG(ドルテグラビル)かABC(アバカビル)どちらかの副作用を疑っている。ABCの副作用は白人男性に多く見られるが日本人でのABC副作用は、ほぼ無いのでDTGが原因ではないかと思っている。配合成分が全く違う組合せの スタリビルド(*1) へART薬をに変更し経過観察とする。ステロイドは肝臓・腎臓への作用が強いので投与は見送る。但し、スタリビルドは食中または食後に服用するので服用は250Kカロリー以上の摂取が必要とのこと。私の場合、2週間でトリーメク(DTG+AB…

  • トリーメク副作用 (※私の場合)

    トリーメク服用2週間目 朝08:00のトリーメクの服用を開始して2週間経過。出勤出来ないくらいの体調だったので2016年5月24日に予定外外来でACCを受診しました。結果的には以下と診断されました。 奇妙な発熱 => 副作用 下っ腹の激痛 => 精巣上体炎 皮膚に赤いポツポツが出来て痒い => 薬疹 副作用 俺「1日に熱が34℃から39℃を乱高下して、下っ腹が痛くてカラダがダルいです。」 K先生「熱はいつから出ましたか?」 俺「服用開始日の夕方くらいです」K先生「ちょっとシャツまで脱いでみせてもらえますか?・・・薬疹出てるみたい。ズボンも脱いでもらえます?・・・あーーー」俺「なんとなく、そんな…

  • トリーメクで服用開始…しかし

    トリーメクで服用開始 2016年5月9日の外来で、担当医のK先生から 自立支援も取れたし服薬を始めましょう。薬はいろんな種類があるけど先ずは1日1錠で食事無しでも飲めるトリーメクで行きましょう(※1) 定期的に決められた量での服用ず服用し続けて下さい(*2) 稀に副作用で偏頭痛が出る人が居るけど診察したいから、次回は3週後の5月30日に受診入れます。具合が悪くなったりしたらいつでも連絡してくださいね。 翌朝から緊張しつつ「どうか体内のVIRUSを減らして下さい」と独り言を呟きながら服用を開始しました。 ※1 トリーメクは、3剤(DTG+ABC/3TC: ドルテグラビル+アバカビル+ラミブジン)…

  • HIV感染確定

    HIV感染確定 前回の告知から約1週間後の2012-10-30、S先生が「検査結果を知らせたいんだけどセンシティブな病気だから患者さんあまり居ない15:00くらいに診察室に来て」と調整してくれたので、検査結果を聞きに外来診察に。そこで言われたのは S先生「精密検査の結果ですが…HIV感染してます。紹介状書きますから他の病院ご紹介しましょうか?」(*1) 俺「(あーやっぱり確定か…)HCVの事も有るので可能であれば、ここで治療を受けたいのですが…」 S先生「正直なところHIV/HCVの重複感染うちでは前例が無くて…でも分かりました。明日、感染症の専門医に診てもらいましょう。それと腹部の造影剤CT…

  • HIV感染告知

    HIV要確認ポストカウンセリング 2012-10-24 前日に大事な話が有ると約束していたので、ベッドで待っているとS先生が「すいません、奥の応接室へ」入院患者が入って来ない広い部屋に案内されました。そこには、看護師1名、MSW(メディカルソーシャルワーカー)1名、検査技師1名、知らないDr.が2名の、S先生含めると総勢6名で、音楽が流れていました。応接室のドアが閉められると S先生「落ち着いて聞いて下さいね。実はHIV検査で要確認と出ています。これが検査室からの報告書です。」 俺「えっ…」 ※1 S先生「肝生検の際に念の為、検査したのですが」 俺「…確定ですか?」 ※1 この時は放心状態から…

  • HCVその3(2011〜2012年)HIV陽性判明

    信頼出来る先生との出会い(2011) さらに10年が経過した2011年、30台後半。インフルエンザにかかり近くの病院に行ったらAST・ALTの高値だったのを見たDr.が治療と専門医での診察を推奨。紹介状を書いてもらい日大で初診。紹介状に書いて有るDr.がたまたま休みか手術で外来に居ないので、変わりにS先生が診てくれました。今までの病歴を私なりに説明したところ、S先生いわく HCV治療は3剤併用療法でSVRが70%〜89%まで上がってきている(※1) IFNの副作用は相変わらず20年前と同じ 数年以内にIFNフリーの経口薬のみで治療可能になりそう(※3) HCV 20年の放置期間と年齢を考えると…

  • HCVその2(2000〜2001年)

    脳梗塞(2000) 前回のSVR失敗から9年経過した2000年、26歳。この頃は仕事が忙しく徹夜なんてザラで会社の理不尽さに耐えられず上司の机を破壊しながら耐え忍んでました。そんな矢先に、脳梗塞で倒れて緊急入院。ICUで3日後に起きた時に血液検査でAST・ALTの値が500前後だったのを見たDr.が「慢性肝炎になってるから治療を云々」と言われました。(ICUで言われたので記憶おぼろげ)この時は奇跡的に後遺症や障害も残らず退院出来たのですが、高血圧の薬を飲みつづけること以外は医療従事者不信により放置してました。 脳梗塞とは、脳血管が何らかの原因で狭窄(狭くなる)、閉塞(つまる)になるとその先にあ…

  • HCVその1(1991〜1992年)

    HIV陽性が分かったきっかけのHCV(C型肝炎)の罹患について書きたいと思います。 バイク横転事故(1991) 遡ること1991年、私がまだ17歳のピチピチだった頃に、バイクで事故を起こして救急車で搬送→入院、この時は骨折と出血が酷かったらしいので輸血により完治。退院してからは有り余る体力で復活。退院後は盗んだバイクで〜夜露死苦でハイティーンらしい生活を送っておりました。 ここでの輸血がHCV/HIVの原因・・・つまり薬害エイズとの関連性を疑った時期も有るのですが、HIVは2008年まで陰性だったのと、当時の病院にも医療記録が残っていないので、その可能性は除外(考えない様に)しています。 HC…

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HIV/HCV重複感染した40代ゲイの医療記録と備忘録
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