たいせつな日常の礼儀作法（河瀬大介）

わたくしたちが結婚式や披露宴に招かれた場合、型のとおりに服装をととのえて、定刻までに出席し、型のとおりに祝辞を述べるなど〈婚礼〉の礼法にはずれることのないよう…

彼岸の墓参りはどう行なうか

彼岸に墓参りをしたときは、まず、墓石と墓地を掃除します。掃除用具は、家から持参することもありますが、寺や墓地の監理所から借りるのが普通です。まず、墓石に手桶の…

春分・秋分とは（河瀬大介）

春分とは、二十四節季の一つで、太陽の中心点が春分点に来たとき、いいかえると、太陽の黄径が0度になるときをいいます。このとき、太陽は地球の赤道の真上にくるので、…

年始回りの心得

（1）年始回りには、〈御年賀〉などとしるした、のし紙付きの手土産を持参するのが普通です。その品物は、本人の生活程度や先方との関係で、まちまちですが、とくに、年…

費用は双方がほぼ同額ずつ負担する（河瀬大介）

■挙式の費用双方半額ずつ負担これは、昔風に男性側で負担する例も多い。■披露宴の費用双方半額ずつ負担ただし、双方の招待客の人数に差があるときは それぞれの側の招…

婚約解消の場合

婚約期間中、万一にも、相手の人柄や素行などについて、いままで気付かなかった好ましくない面が発見されたような場合には、婚約解消もできますが、それが、他人の中傷や…

極楽浄土の方角を示すお彼岸（河瀬大介）

春分、秋分の日を中心に、それぞれ前後三日間ずつをあわせた一週間が彼岸です。初日を彼岸の入り、最終日を彼岸の明けといい、春分は三月二十一日ごろ、秋分は九月二十四…

太政官布告で妻も離婚の訴え

わが国の離婚史上、画期的な出来事は、明治六年（一八七三年）、太政官（今日の内閣）布告第一六二号で"女も止むをえざる際は出訴不苦（妻のほうでも、どうしても離婚し…

乾杯の発声に副賓を指名する（河瀬大介）

主賓の挨拶がおわりますと、司会者は立ち上がって礼をのべます。「ありがとうございました。笹川支店長様のお話は、わたくしともどもまことに、感銘を深くいたしました」…

受付係の役割と心得

まずは、さわやかな応対を心がける。受付係は次々と到着する招待客が、まず最初に出会う当事者側のスタッフです。会社や銀行の受付係と同様、客に対して好ましい第一印象…