洋書多読を始めて以降、和書を読む頻度が落ちている。 洋書を読み始めて10年以上になるから、その間、和書をあまり読んでいない。 旅行に行く前に事前に購入する『歴史散歩』シリーズや語学本、たまに小説の文庫本を買うぐらいで、ほとんど和書を買わない。 時に日本語の活字に酷く飢えた時に、地元の市立図書館に出向いて気になる図書を大量に借りるぐらいで。 そうやって図書館で借りた本も、大半は読み終えることなく返却してしまうのだが。 洋書多読が習慣になっていると、和書を読む時間が何かもったいなく思えてしまう。 和書の場合、読書で得られるのはそこに書かれた知識と、読書の楽しみとである。 これが洋書では、知識と読書…