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山茶花談 https://blog.goo.ne.jp/sazannkatree

最近はペン画を中心に制作しています。 他、銅版画・色鉛筆画等。

ホームページです。http://chii78.wix.com/sazannka

山茶花
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2016/05/21

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  • 6days

    アクリル画にペンを加筆して制作し始めています。スタートのきっかけになったのは宮沢賢治の貝の火という物語からイメージが浮かんできたことでした。子ウサギに起こる6日間の出来事。物語の中心にある宝珠の中で燃えている美しい炎の赤がこの絵の中心のいろにもなりました。いろんな意味で心に響く宮沢賢治の物語。いつも物語の最後の解釈がとても心に響きます。悲しい内容も多いけれど解釈はもっと俯瞰的で前向きです。学生時代に先生から聴いた柳田国男さんの山の人生の解釈と重なって生き物の生命力の美しさがわたし達の捉え方とはすこし違うような。違うけれど、人の心の奥の根っこのところをぐっとつかんでくる、ほんとうにすごい作家だなあと一つ一つ物語を読むたびにうーん、、唸らされてしまいます。「days」AcrylicPenPaper273x23...6days

  • 犬に追い立てられる山猫たち

    宮沢賢治の物語「注文の多い料理店」の最後の場面、犬に追い立てられる山猫たちです。二匹の白い犬は、物語の最初にあんまり山がものすごいので目を回してしまったのですが最後に大奮闘してくれました。猫は高いところに登るのが得意なので翌朝には犬たちもあきらめて今度は目を回して眠っている人間たちの元に帰って行ったかもしれませんね。※「犬に追い立てられる山猫たち」ペン・紙337x250mmにほんブログ村犬に追い立てられる山猫たち

  • Goodbye Santa Maria

    宮沢賢治の物語「オッペルと象」から。白象がオッペルという稲扱機械工場の主人にこきつかわれて働かされるというお話です。白象は巨体なのになぜ小屋から自分で途中で逃げ出さなかったのでしょう。働き疲れて窓から見える月に気弱になってGoodbyeSantaMariaと語りかけます。白象を助けてくれたのはお月さま。物語の最後はハッピーエンドです。お月さまは白象に「おや、何だって?さよならだ?」と笑って助けてくれました。ちょっと悲しそうな絵ですが宮沢賢治の生き物たちのこころが揺れるシニカルでユーモアを含んだ物語の一片を描いてみました。「GoodbyeSantaMaria」PenAcrylic410x318mmにほんブログ村GoodbyeSantaMaria

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