chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
俳女モニカの俳句日和 https://blog.goo.ne.jp/kyouen01

「響焔」同人モニカが、句会で得た名誉主宰(現代俳句協会顧問)の言葉を中心にご紹介します。

平成十二年  響焔入会 平成二十九年 響焔同人        白灯賞受賞        響焔賞受賞 平成30年   響焔賞受賞        成田俳句カルチャー教室講師 令和3年   最優秀作家賞受賞

俳女モニカ
フォロー
住所
八千代市
出身
未設定
ブログ村参加

2016/05/09

arrow_drop_down
  • 響焔5月号〜聰俳句鑑賞

    春でなく夏でもなくて五月晴やや、これはかなりの問題作。季語が三つ、である。うむ、だけどこの句の季語は間違いなく「五月晴」だろう。「春」も「夏」も「五月晴」のことを言うための言葉に過ぎない。梅雨時の晴れ間。もう春の余韻は感じられない。日本特有の蒸し暑さに夏がもうそこまで来ていることを感じる。とは言え、時折吹く風が心地よく、まだ夏の暑さとは違うと思う。まさに春でなく夏でもない五月晴。言われてみればそうなのだけど、誰もこんな風に詠んだ人はいない。作者は季語を三つ使うという離れ業までしても、どうしてもこう言いたかったのだ。普通じゃない。だから面白い。ハッとする。歳時記の季語ではなく、身体の中から出てきた季語だ。季語は作者の意志、決意なのだ。今年最初の薔薇が咲きました響焔5月号〜聰俳句鑑賞

  • 最優秀作家賞をいただきました

    私事ですが…響焔の令和2年度最優秀作家賞(火炎賞)をいただきました米田主宰に選んでいただいた昨年の私の句15句です「私小説」お日様に好かれた木から秋深む烏瓜すでにこの世のことでなく色ながら散る乱文を許されよ新橋のサラリーマンという時雨文学と夜のはざまの冬林檎確信に変わる三月の曲がり角前世は世捨て人なり山桜消息のわからぬ愛や花は葉に薔薇色のリボンを解けば誕生日六月や人に倦みたる人の群打水のすぐ乾きたる昼の街少年はジャックナイフか夏蝶か蟻地獄見てそれからの私小説東京や一寸先は虫の闇一人ずつ来てみな帰る秋の浜賞の名に恥じないようにこれからも精進いたしますありがとうございました最優秀作家賞をいただきました

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、俳女モニカさんをフォローしませんか?

ハンドル名
俳女モニカさん
ブログタイトル
俳女モニカの俳句日和
フォロー
俳女モニカの俳句日和

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用