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お気楽先生のほぼ毎日私感 https://okiraku.fc2.net/

小学校の先生をやっています。教育の現場で日々思うことから、子どもが明るく楽しく学校生活を送るためには親として教師としてどう接していったらよいか、深く考えていきたいと思っています。

小学校の先生をやっています。 無駄にキャリアが長いわけですけど、 日々思うことを広く発信できたらな…と思い ブログを立ち上げました。

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2016/05/05

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  • 他者貢献の心・自主的な行動を、どれだけ肯定し伸ばしていけるか

    ワンチームの学級運営術⑪自主性を育てるためには、他者貢献がヤル気や楽しさの源泉であるから、クラス内の仕事をどんどん任せみることが肝なのでしょう。仕事をしたらオキシトシンは出るし、ドーパミンも出ますからその楽しさを味わうことができるわけです。「行為を肯定するようにホルモンが分泌される」のですから、他者貢献をしている子は、さらに自主的な行動が増えていきます。また、思い立ったら実行できるという環境を提供...

  • 子どもの自主性がキーポイント

    ワンチームの学級運営術⑩体育の着替えも同様なことがありました。1年生なので、短い休み時間では着替えが授業時間に食い込んでしまう可能性があります。なので、ある日、「今日の体育は3時間目です。 みんな、長い休み時間は外で遊びたいよね。 図書室にも行きたいよね。 授業は、普通の服で受けるのが基本ですが、 いつ着替えるか、自分で考えてごらん」と言ったところ、その日は、みんな1時間目が終わったら自主的に着替...

  • 「連絡帳を書いていいですか?」

    ワンチームの学級運営術⑨先日、子どもが「連絡帳を書いていいですか?」と言ってきました。連絡帳には、時間割と宿題くらいしか書かないので、子どもは何を書くか、予想がついているのでしょう。内心(え~~!?)という感じでしたが、まっ、毎日同じだからいいかっ、と「いいよ。」と答えました。するとその子は、自分の連絡帳を書いて「これでいい?」と聞いてきました。「いいよ。」と答えると、その子は、連絡帳係の子を呼ん...

  • 即行動はエネルギーの消耗も少なくなる

    ワンチームの学級運営術⑧私のクラスは、子どもたちはヤル気があって行動がとても早いと同僚から褒められたのですが、その実は、ヤル気があるから早いのではなくて、スピードを上げることがヤル気を刺激し、良いサイクルを生み出しているということなんですね。スピードに関して、最近『エメットの法則』というのを知りました。エメットの法則とは、仕事を先延ばしにすると、実際に仕事をこなすよりも多くの時間とエネルギーを消耗...

  • 「ゆっくり」より「速い」方が、 子どもはスッキリするし楽しい

    ワンチームの学級運営術⑧まず行動するというスピード感は、ドーパミンを刺激しますが、どうも人は本来、スピードを出すことでスッとしたり、楽しいと感じたりするようです。特にこれは男性に傾向があるようで、速さを競う競争や、遊園地のジェットコースターなど、スピードを感じる遊びが人気なのは、本能によるものなのだそうです。男性は動物を狩り、食料を調達するために競争が必要だったから、スピードに憧れがあるし、速い事...

  • 教科書を真似ることからスタート

    ワンチームの学級運営術⑦とにかく先に行動したらドーパミンを味方にすることができる。その為には、行動あるのみ。でも実際の図工の場面では、先に・・・といっても構想が無ければ動きようがありません。そこで考えたのは、教科書を真似ることです。大人は、どうしても子どもの創造性に重きを置いてしまって「学ぶ」とは「真似ぶ」であることを忘れてしまいます。学校というのは、日本人の文化の伝承の場であるのだから、教科書を...

  • まずは身体を動かしたら学習効果は高まる

    ワンチームの学級運営術⑥先に行動したら「悩まない」のだから、まず行動する。そして困ってから考える。そんなことを何度も何度も指導していきました。例えば図工なら、まず描き始めさせることが肝になります。描かずに考えるから悩むわけです。ヤル気は神経伝達物質のドーパミンによってもたらされるそうです。ドーパミンは幸せ物質の一つと言われますが、何か実際に行動を起こしている時に活性化するのだそうです。つまり、行動...

  • 『行動してみる前に考えても無駄』

    ワンチームの学級運営術⑤オキシトシンは幸せ物質と呼ばれているだけあって、その効果は抜群にあり、私の学級運営の柱のひとつではあるのですが、もう一つ、重要視しているのはスピードです。以前担任した子ですが、何をするにもゆっくりな子がいました。給食を食べるのもゆっくりで、いつも時間に間に合いませんでした。着替えも遅く、いつも次の授業が始まってから一人、更衣室から帰ってきていました。特に遅かったのが図工です...

  • 「自分って良い子だな」自己肯定感もアップ

    ワンチームの学級運営術④担任1人ができないことを子どもみんなが一緒に実行したら、不可能が可能になる。この気づきは、とても大きなものに思えました。もちろん、それまでも子ども達に出来るだけ仕事を任せたし、いつも「子ども達ができることは何か?」と考えていました。それは、学級の様々な雑用を私一人で抱えるのではなくて、子ども達に任せてみようという発想からでした。でもある時、オキシトシンという脳内ホルモンを知...

  • 子どもみんなが実行したら、不可能が可能になる。

    ワンチームの学級運営術③4時間目の体育館体育。1年生にとっては、なかなかの鬼門です。授業は早めに終わらせましたが、時間的に着替えは難しいなぁ…と思いました。体育館での授業で、それほど体操服も汚れていないので、子ども達に「時間が無いから体操服のまま給食準備に取り掛かろう…」と言いかけました。でもこれは一度、子どもにも聞いてみようと思い、「体操服のままの給食準備はよくないけれど、 それほど汚れていないか...

  • 40人の力を味方につけたら、給食準備なんてあっという間

    ワンチームの学級運営術②「お気楽先生は、子どもがいる間、もの凄く働いてみえるから 仕事が早く終わるのですね。」同僚にこのように言われたのですが、この言葉は、私には全然ピンときませんでした。余裕をもって仕事をしているからです。以前、この同僚に、私のクラスの給食準備と片づけがとても早い事に驚かれたことがありました。その日は4時間目が体育だったのですが、移動や着替えも考えて体育を早めに終わらせました。と...

  • ワンチームの学級運営術

    ワンチームの学級運営術①先日、ある同僚から仕事を早く終わらせる為にはどうしたら良いか?という相談を受けました。授業後、私がテストやプリント類の丸付けを全然やっていないのを不思議に思ったようです。また、他の同僚からは「お気楽先生は、子どもがいる間、もの凄く働いてみえるから 仕事が早く終わるのですね。」と言われて、逆に驚いてしまいました。残業をしなくても済むように子どもがいる時間にフル稼働で動いている...

  • その行為を肯定するようにホルモンは分泌される

    自転車で走るのはそりゃぁ苦しいですが、その壁を乗り越えていく感覚が喜びになる。ビワイチ160kmも大変でした。天気の良い日を選んだのですが、最初は順調だったものの、途中で向かい風は強くなるわ、目指す方向には黒い黒い雲が見えるわ。。。琵琶湖の道は基本的に平坦なのですが、一か所、山越えをしなければなりません。ちゃんと自転車から降りずに山越えができるか心配していたのですが、その山の辺りで大雨となりました...

  • 一度乗り越えてしまうと、「次」も走ろうって思う

    「ダメ」を捨てよう⑬「できる」「できない」の白と黒で判断するのでなく、その間の「できるようになる」というグレー部分を大事にする。実は、そこに人生の喜びというものがあるのかもしれないと最近では思っています。1年前に始めた自転車。始めは5kmを走るのがやっとでした。ヘロヘロになりながら、毎朝8km30分を目標に練習を始めました。2週間たったら距離を伸ばそうと思いましたが8kmでも必死なのに距離を伸ばせ...

  • ダメというレッテルを自分に貼り、「ダメ」な自分を作り上げる

    「ダメ」を捨てよう⑫ラベリング論というものがあるようで人は、他者によってレッテルを張られることで、行動を制限されてしまうようです。もともとは、黒人は…といったように、特定の人々に対して曖昧だけれどもマイナスなレッテルを張ることで社会的に排除していく過程を言ったそうです。例えば、白人と黒人が同じ罪を犯しても黒人だけが逮捕される、ということが起こるわけです。そのラベリング論の応用で、面白い実験がありまし...

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