京都の保津川下りの観光船で事故が起きた。観光船と言っても、渓流を下る屋形船である。エンジンが無いので、船頭さんの操縦で操る舟である。言ってみれば船頭さんの腕に、乗客の命が掛かっている訳である。自分は、あの川下りに乗った事がある。かれこれ30年くらい前になるかも知れない。当時でもけっこう怖かった記憶がある。遊園地のジェットコースターに匹敵するくらいの怖さだったのだ。今回の事故では、乗客の命は大丈夫だったのが不幸中の幸いであろう。でも、50歳そこそこの船頭さんが亡くなっているのである。ベテランの船頭さんだったらしいが、ベテランでもミスをするくらいなのだから”危険な乗り物”だと云うことだろう。当分、乗船する客は激減するだろう。たくさん居る船頭さんも失業か?各所にある川下りも、とばっちりを受けるであろう。仕方ない...「保津川下り」