つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。
買出しに出たスーパー横の丘で、花桃が満開。白、桃色、赤入り混じって咲くのが何とも華やかです。近くに満開の桜の木もあります。足元には花韮が群生していました。椿がびっくりするほど花をつけています。もう立葵が咲いています。これは雲南黄梅というジャスミンの仲間の花のようです。春真っ盛り、色とりどりの花の競演です。と思っていたら、何と雪が降り、少しですが積もりました。花海棠に雪。もう数十年前ですが、三月末、息子が生まれた日も大雪だったのを思い出しました。うれしいたよりもかなしいたよりも春の雪ふる種田山頭火満開の花桃を見た次の日に
数十年来の友人がなくなりました。心臓に難病を抱えながら波乱万丈の人生を送った人でした。この赤い花、何故かその友を思い出させます。辛い人生にもかかわらず、華やかな感じの女性でした。紫色の似合う人でもありました。ピアニストとして嘱望されていましたが、卒業演奏時に見初められ、結婚。夫のロシア正教に改宗します。二人の娘をもうけたものの、現実に飽き足らず、二児を置いて離婚。その後付き合った男性のDVから逃れるため、八丈島へ。そこでの平穏な暮らしも長く続かず、心臓に難病を発症し、本土へ。大手術の末一命をとりとめたものの、その後は入退院を繰り返し、ついには帰らぬ人となりました。疎遠だった二人の娘さんと和解しているのが、せめてもの慰めです。コロナウィルスで最後に会うことも叶いませんでしたが、桜や花桃や野の花々を一緒に愛でた思い...友逝く
うつむきがちに咲く濃い紅色のつぼみが咲き開くにつれてほんのりした薄紅色のる花海棠は、酔った楊貴妃に例えら睡花とも呼ばれるそうです。ほんとに艶やか。昨日はまだ蕾がちで、紅の色が濃かったのに、今日はもう満開。大輪の桜のような薄紅の花がたわわに咲いて華やかです。桜と共にこの花が咲くと、春が来たなと思います。花吹雪淡し海棠吹雪濃し後藤尾比奈夫花海棠
「ゆすら」とひらがなを入力すると「山桜桃」とすぐ変換してくれる、PCはえらい!バラ科サクラ属の低木です。桜・桃・梅ぜいたくに三つ花の名前が入ったかわいい花です。サクランボのような実もなるそうです。漢字の櫻という字は元々この花の名前だったんですって。ウィキペディアの受け売りのトリビアですが。この季節、雪柳などピンクや白の小花がたくさん咲いて、目を楽しませてくれます。赤い椿に、白いクリスマスローズ、紫の諸葛菜も日陰にたくさん咲いています。ついこの間まで摘んで食べていたフキノトウは,育ちすぎて、もう食用にはなりません。この辺りは今日、染井吉野開花予想日です。春日野に野守を見ずや蕗の薹角川春樹山桜桃梅の花咲く
色とりどりの花が一面に咲き匂うお花畑での花摘みは南房総の春の楽しみです。千倉の辺りの道沿い何軒もある花摘み畑の華やかさは、他では見られなません。今は、ストックとキンセンカが真っ盛り。大きな花が7本で300円!抱えきれないほど買って帰りました。知人に半分おすそ分けして、玄関に飾りました。いい匂いがします。花畑に咲いている花はもちろん、道端に咲いている大根花もかわいかった!房総の花
連日家にこもる生活が続き、気分転換に千葉房総半島御宿へ行きました。童謡「月の砂漠」の舞台となった所です。狭い砂浜ですが、ラクダに乗った王子様、王女様の像が可愛く、なかなかフォトジェニックな場所でした。側に「月の砂漠記念館」というのがありますが、コロナで休館中でした。加藤まさおという詩人で画家の作詞です。加藤は病気静養のため、ここに滞在したのだとか。でもこの地がモデルというのには異論もあり、生まれ育った静岡がモデルだという説もあります。実際はアラビアの砂漠をイメージして作ったようですが。記念館まで建てて、観光の目玉にしてくれているのだから、反対することもないでしょうと言っていたそうです。太っ腹で、良い感じですね。浅い川が砂の上を走り、海に流れ込む景色がちょっと独特で面白い所でした。一緒に行った冬君、ラクダ像とのツ...月の砂漠
子が植ゑて水やり過ぎのクロッカス稲畑汀子「子」を私に変えてもいい句です。いつも水をやりすぎるか、やらないで枯らしてしまうか。植物を育てるのが下手です。グリーン・フィンガーではないようです。よそのお庭に咲いているのを見ているのが一番ですね。春の妖精クロッカスが美しく咲いています。春咲きをクロッカス、秋咲きをサフランというそうです。図書館の駐車場にルピナスが咲いていました。初夏の花で、まだ早すぎるからか、小さめの花です。バーバラ・クーニーに「ルピナスさん」という絵本があります。世界中を旅したおばあさんが最後にしたことは、色とりどりのルピナスをたくさん植えて、世の中を美しくすることでした。春の木の花が、続々と咲き始めました。コロナウイルスが蔓延しても、株価が暴落しても、花々は美しく咲き匂っています。クロッカス
散歩に出かけると、どこからともなく良いにおいが漂ってきます。今年も沈丁花の季節になりました。木蓮の白い花もア小竿らを背につやつや輝いています。雪柳も小さな可愛い花をつけ始めました。ナズナも茂っています。実の形が三味線のばちに似ているので、三味線草とかペンペン草って言いますね。猫走り三味線草の花ゆらす山本文子この句の猫を犬の変えれば、なっちゃんの散歩風景です。御老体のなっちゃん、何かに怯えたか、腰が引けています。ミツマタが満開です。馬酔木も。日本に昔からある植物で、万葉集にも出てきます。池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を袖に扱入(こき)れな池の水に影を映して美しく咲く馬酔木の花を袖に入れましょうという大友家持の歌。風流ですね。娘が友人に頼まれて、キャラメルバナナケーキを作りました。満開の黄色い春の花のようで...三寒四温
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