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  • Rの壁

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジーすみれと申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。*** 夫と出会ってから、「おもってたんとちがう!」とおもうことだらけであるが、一番ギャップを感じたできごとは? と聞かれたら、それは「意外とケンカしない」ということである。結婚前、さんざん「国際結婚にはいろんな壁があるから苦労するよ」といわれてきたので、どうなることかとおもっていたが、国籍も人種もちがうからこそ、「なんだこいつ?」とおもうことがあっても「まぁこいつアメリカ人(日本人)だしな~」とスルーできてしまい、おもったほどケンカにならないのである。たとえば最近、近…

  • 高すぎるなら、DIYすればいいじゃない。

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***親になってから、つねづね思っていたことがある。それは、「七五三写真、高くない?」ということ。某有名スタジオの「七五三撮影セットスペシャルコース」なんて、税込み86680円(全データつき)もする。は、8万円てあんた……。四人家族の平均食費65572円(※総務省「家計調査」2022年)よりも高いやんけ(白目)。そりゃ夫も「What that fuck!?(そんなバナナ!)」と叫ぶわけである。写真の価値観はひとそれぞれであるが、わたしも夫も「娘の晴れ舞台なんだから8万円なん…

  • エンジョイ、ジジイ化

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***「SHIT(くそっ)!」「大丈夫?」上裸でスクランブルエッグを作っていた夫がやけどをした。危ないと止めたが「カリフォルニアスタイルなんだ」と言われ、じゃあいいかと許してしまった私がわるい。夫はへそ毛をかきわけ、心配そうにまじまじとお腹をみている。その姿を見ていると、ほんとうにこの人はイラク戦争にいった米兵なのか? と思ってしまう。わかっている。疑うのは失礼だと。だが、「爆弾がドッカンドッカンしているなかで寝ていた」という男が、ほんのり赤くなったレベルのおなかを心配して…

  • わがやの『ワイルドスピード』の楽しみ方

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***夏休みも後半。朝から晩までこどもと過ごす生活にもゴールが見えてきた。あと10日で始業式……。ということで「自分で自分をほめてあげたい! by有森」な気分だった私たちは、アマゾンプライムで『ワイルドスピード ファイヤーブースト』を購入した。2750円で。高っ。有森ってなければ絶対かわない値段であるが、有森ってたのでしょうがない。今回は悪役が大好きな俳優、ジェイソン・モモアとのこともあり、私は高まっていた。 ジェイソン・モモア 私たちのワイスピの楽しみ方は3つある。1つ目…

  • 夫の意外な“情報源”

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***先日ドライブ中、夫がとつぜん「あ! コッフィンカー!」と叫んだ。いきなりのタイ語ジョークに(コップンカーと聞こえた)「サワディーカー!」と返すべきか……と悩んでいたら「軽自動車のことだよ」と夫。夫によると、日本に住む外国人のあいだでジャパニーズ軽自動車はcoffin car(霊柩車)と呼ばれているらしい。 「普通車とくらべて軽自動車は事故ると死にやすいでしょ? だからcoffin(棺桶)カー(車)。」なるほど。軽自動車ユーザーには顰蹙を買うであろうが、いいえて妙なネー…

  • 察する文化と夫

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***先日ツイッターで盛り上がっていたこちらの投稿。 9年前、日本に移住してきたばかりの私を襲った衝撃の事実はコレでした。母「暑いと思わない?」私「暑くないけど」母「そういうとき日本では『クーラーの温度下げる?』って聞くのよ」母「のどか湧かない?」私「乾かないけど」母「そういうとき日本では『何か飲む?』って聞くのよ」… — あこ社長|脳美学®︎ (@akohodge) July 13, 2023 リプ欄をみてみると「同意」する声が多数で、自国の「察する」文化に辟易している人…

  • 夫と銭湯とジャパニーズジジイ

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***アメリカ人の夫は、温泉や銭湯が大好きである。夫いわく、「のびのびと足を広げられるし、ちんこも息が吸えるから」とのこと。たしかに入浴中の夫をのぞき見したことがあるが、湯船につかっている、というよりは浴槽に詰まっているという感じだったので、文字通りそういうことなのだろう。思ったことをそのまま言葉にするのは夫の弱点でもあるが(月1でいらんことを言っては私を怒らす)、言葉の裏を読み取る必要がないぶんこうゆうときは助かる。おかげで夫にとって「ちんこの自由度と幸福度は比例する」の…

  • アメリカのナゾ風習「風邪にはセブンアップ」の真相

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***コーラのおいしい季節がきた。ふだんは「砂糖の塊」と敵視しているコーラだが、夏だけは別である。夫に影響され「おいしい!」と食べるようになったものはたくさんあるが、コーラもそのひとつ。わがやがドミノる(今日、ドミノにする?の略)ときは、必ずペパロニとコーラのコンビが定番になっている。夫と会う前は、めったに飲まなかったコーラ。それが今ではすっかりピザのお供、夏の定番ドリンクになっているなんて。9年前の私が知ったらきっとびっくりするだろう。ビックリといえば、たまたま読んだ雑誌…

  • すばらしき日本の「お土産文化」

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***週3日でオフィスへ行く夫は、かならず手土産をもってかえってくる。これだけ聞くと、なんてマメで優しい夫なんだ! と思う人もいるだろう。だが真実はこうだ。休憩室のテーブルに、「よかったら食べてください」と置いてあるお土産を、文字通り遠慮なく「家族の分まで」持って帰ってきているだけなのである。最初のころは「もらいすぎだよ!」とたしなめていたのだが、「誰も食べないから俺が持って行かないとずっとある」という夫の言い分を聞いてからは、じゃあいいか……とありがたく一家で頂いている。…

  • 育児ライフの明暗をわけるのは母性じゃなく、アイテム。パンジーおすすめの育児グッズ。

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***子どもが生まれてから、なんだかキャリーたちに共感できなくなってしまいしばらく見ていなかった「セックスアンドザシティ」を、授乳中の暇つぶしで最近またみはじめている。※前回のコラムでは、とても共感したミランダの子育てに関する発言を紹介。先日みたエピソードは、何をしてもベビーが泣き止まず、困り果てたミランダのところへ隣人の先輩ママが「電動ベビーチェア」を持ってきてくれる……というものだった。イスに座ったとたんピタッと泣き止むベビー。そんなベビーを見て「こんなことで⁉」とびっ…

  • 結果にコミットするのがRIZAPなら、命にコミットするのがペアレンツなのだ

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***大のSATC(セックスアンドザシティ)のファンである私。これまでなん百回、なん万回と見ているのだが、子どもを産んでから見返してみると新たな発見があっておもしろい。たとえば、ミランダが赤ちゃんをスティーブに預けてキャリーたちと旅行へいこうとするシーン(※シーズン5第3話)。ふだんはうっとうしがるミランダをよそに、あれこれ赤ちゃんのお世話をしたがるスティーブ。だが、いざ1人で面倒をみるとなると怖気づき「やっぱり無理だ。殺しちゃいそうで……」と出発直前のミランダを困らせてし…

  • 「産めば産むほどらくになる」は本当か。3人目を産んだわたしの感想

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***お久しぶりの更新です。暫定28名の読者のみなさま、お元気ですか?先月3人目を出産しましたが私は元気です。今日は、出産の報告とリハビリをかねて書いていきたいと思います。***さっそくだが、3人目を産んだ経験を生かし「出産の嘘&本当」について(超)個人的見解を述べていきたいと思う。Q.「鼻からスイカが出る痛み」って本当?A.NO。たとえるなら「おもわず荒川静香になっちゃう痛み」鼻からスイカに代表されるように、出産の痛みといえば穴にフォーカスされがち。でも想像してみてほしい…

  • 静岡に移住してエルサになった話

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***静岡県に引っ越してきて知った、衝撃の事実がある。それは……めったに雪が降らないということ。どれくらい降らないのか。以下のツイッターを参照したい。 「雪だ、ゆきぃぃいい!」と大喜びしている静岡県民に、ほっこりしている人も、イラっとしている人もおられるでしょうが、静岡地方気象台(静岡市駿河区)で、1cm以上の降雪が記録されているのは、2001年2月16日が最後。20年以上雪を見ていない静岡県民もいるので、どうか大目に見てやってください。 pic.twitter.com/S…

  • ファミリーブースト

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***先日、次女のえくぼちゃんが3歳になった。時間にして26280時間。分かりやすいかと思って数字にしてみたが、うむ。逆に分かりにくい! なんでも数字にすればいいわけではなさそうだ。よもやよもやだ。物書きとして不甲斐なし! 穴があったら入りたい。というわけで、母柱になってもうすぐ5年。えくぼちゃんが産まれて3年。時間にすると長いけれど、あっという間だった。アインシュタインがぶちあげた「相対性理論」とはこういうことか~、ととても実感している。思えば独身時代は1週間が長かった。…

  • 34回目の誕生日

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。**私ごとであるが、先日34歳の誕生日を迎えた。どんな願いも欲望も、この日限定でランプの精と化す夫によってかなえてもらえる「特別な日」である。去年の誕生日はというと、熱海にあるラグジュアリーホテルになんと2泊3日の夢をかなえてもらった。ランプの精といいつつ同じ財布を共有する家族。家計が気にならなかったといえばうそになるが、2人育児にストレスマックスだった私はとにかく子どもと離れたかった。そこで手をこすり……ではなくランプをこすって懇願したところ、なんと願いは叶えられたのである…

  • 「かわいい」の定義

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***最近、夫の買い物時に「かわいいものを選んでね」「それって、かわいい?」「とにかくかわいいものにして」とリクエストすることが増えた。というのも、「とにかくかわいいもの」じゃないと娘たちが使ってくれないからだ。イヤイヤ期ならぬ、かわイヤ期(かわくないとイヤ)の真っただ中なのである。歯ブラシも、下着も(見えないのに!)、コップも、バスタオルも、台ふきん(!)さえ、ピンクがいいだの、ユニコーンがいいだのと、朝から晩までうるさいモンスターたち。くわえて長女のつむじちゃんなんてま…

  • 大みそかに次女が行方不明になったの巻

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***2023年、明けましたね。おめでとうございます。今年の抱負は、子育てを理由にブログ更新をさぼることなくバンバン更新し、夢の「著書出版」へむけて邁進していきたいと思います! 1年の始まりなのでね。決意新たに、夢も大きくかたっちゃいます。そんなわけで、読者のみなさま。今年もどうぞ、パンジー薫をよろしくおねがいします!さてさて。クリスマス以降滞っていたブログですがそれにはワケがありまして……。バケーションを長くとるので有名な欧米人ですが、夫も例にもれず。12月の19日から明…

  • 夫とマスクと顔文字

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***先日ツイッターのTLを見ていて、思わず「へ~ボタン」を脳内で押してしまった投稿がある。それがこちら。 日本人がマスクやめないのは顔が見えなくても困らないからだよね。結構ヨーロッパでも生活してたけど、西洋人って「顔で喋る」んだよな。だから、顔を隠して話してると、ほんとは何を考えてるのか分からなくて怖い。日本人は目線で情報を補完するから、マスクしても印象変わらん。逆にサングラスはダメ — プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) December 15, 2022 …

  • 悩める「クリスマスプレゼント」選び

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***もうすぐクリスマス。クリスマスと言えばプレゼントである。子どもたちは欲しいものがハッキリしているので悩むこともないが、問題は夫である。去年は、虫歯体質の夫のために電動歯ブラシを贈ってみたが、“Wao! nice”と感激していたわりに今日まで一度も使われているのを見ていない。一昨年チョイスしたスタバのギフト券とタンブラーセットは好評だったが、同じことをもう一度やるのはサプライズに欠けるし。どうしたものか。悩んだ末、青春をともに駆け抜け今は母としてともに令和を駆け抜ける友…

  • このブログについて

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。このブログでは、日本人男性に0戦100敗した元・恋愛相撲レスラーの私が、白星を求め土俵を「外国」へ移し、見事アメリカ人ダーリンをゲットするまでとその後のお話について発信しています。「国際結婚は大変」というイメージを持つ人は多いと思いますが、「違う=大変」という認識はとぉ~っっってもMO・TTAI・NAI! もちろん大変なこともある。だけど、それ以上に発見と驚きがある。むしろ「ちがいを楽しめるかどうか」は、幸せな結婚に欠かせない要素なのではないだろうか、と私は思います。文化も言葉も人種もなにもかもが“違う”我が家の体験が、「“ち…

  • 女性のヤる気スイッチどこにあるんだろう~

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 *** 作家アルテイシアさんの『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』を読んだ。アル氏は治療のために子宮を全摘出したのだが、その話のくだりで語られていた「女性のヤる気(性欲)スイッチ」に関する体験談がとても面白かったのでシェアしたい。子宮に対して、特別な感情も未練もないというアル氏(むしろ生理が面倒なので早くとってしまいたい派)。とはいえ、子宮を神聖視する人たち(「子宮系」と呼ばれる)や「子宮=女性の象徴」の固定概念がまだまだ根強いのが我が国NIPPONだ。そんな風…

  • すべてセルフプロデュース! わが家の「手作り結婚式」ルポ(1)

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 ***独身時代、恋愛の悩みでさんざんお世話になった「発言小町」。そんな古巣を久しぶりに覗いてみると、興味深いトピックを見つけた。タイトルは「ここが変だよ、日本の結婚式!」というもの。投稿文を読んでみると、どうやら投稿主のぺんぎん村さんは、日本流の結婚式に疑問を抱いているらしい。具体例をあげると、「ご祝儀3万円」という値段設定、必ずフルコースで出される料理や引き出物、そして高額なレンタルドレス料といった感じだ。ぺんぎん村さんの主張はシンプルだ。「ご祝儀の3万円という価格は高…

  • 「食べたものがすべて苦くなる」というスタンド(能力)

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 ***妊婦の奇妙な冒険、ではなく「体験」の話をしたい。皆さんは知っているだろうか? 妊娠すると、女性はそれぞれ能力に目覚めることを。某人気漫画ではそれを「スタンド」というらしいのでここでもそう呼ぶことにする。私はこれまで(妊娠6か月にはいるまで)実にさまざまなスタンドに目覚めてきた。妊娠3か月~5か月頃に覚醒したスタンドは「スティンク」。すべてが悪臭に変わるという能力だった。この力のせいでスーパーで買い物するのも一苦労、肉や魚の焼ける匂いが一切ダメになった。ということは。…

  • ハーフの子どもに「蒙古斑」はあるのか問題

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***もう4年も前のこと。夫との子どもを妊娠したとき、初めに思ったのは「金髪グリーンアイの子が産まれたらどうしよう(喜)」だった。だがそんなことを思っていたのは家族で私だけだったと思う。なぜかというと、夫はアメリカ人といえど黒い髪、黒い瞳といういで立ちだからだ。ではどうして私がそんな期待をしたのかというと、それは夫の父親が金髪&グリーンアイの持ち主だったからである。少年時代の夫と写る、ザ・典型的な白人外見の義父をみたときから、私は「もしかしたら隔世遺伝するかも……」という淡…

  • 「国際結婚する日本女性はなぜ魅力のない人が多いのですか?」という問いに対するアンサー

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***11月22日と言えば「いい夫婦の日」。ということで、2日遅れにはなるが私たち夫婦のことを書いていこうと思ったのだが……。こういう時に限って「執筆の神」がなかなか降りてこない。そこで困った私は、ネット上からアイディアを貰おうと、なかなか香ばしい質問が寄せられると(自分の中で)有名な、「ヤフー知恵袋」をのぞいてみることにした。検索窓に、我が家に関連するワード「国際結婚」と打ち込み、エンターボタンをポチッとな。どれどれ、最初の質問は……。「若くない婚活女性は、国際結婚を目指…

  • 4人目も欲しいけど……夫の本音は

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***以前、「こどもは何人ほしい?」で大げんかにも書いたが、夫は「子だくさん願望」のある男だった。そう……「だった(過去形)」。かつて11人を欲した夫に、なにやら変化があったようだ。夫の心のうつろいを知ったのは昨日の夜のこと。来春に生まれる子はどんな子か、楽しみだね~なんて、他愛もない会話をしていたときだった。私は年々つらくなるつわりや腰痛を理由に、「この子で最後だね。そうしよう。」なんて毎度おなじみのセリフを夫に言った。いつもなら"We can't plan. God d…

  • 祝☆100記事達成! おすすめの記事紹介

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***2016年2月にブログを開設してから5年……ついに昨日、100記事を達成しました~★我ながら「5年で100記事ってどうなの⁉」とも思いますが、ここまでなんとか続けてきた事実に、自分を自分をほめてあげたいですっ!来年には3人目が産まれるため、ブログへの時間確保がまた難しくなりそうですが、夢の書籍発売に向けて、コツコツ続けていきたいと思います。継続は力なり!ということで、100記事を記念して、私が読者のみなさんにおすすめしたい記事を紹介して終わります。(独断と偏見で選んだ)…

  • 離婚率50%以上の「国際結婚」で、仲良しでいるコツ

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。***先日、久しぶりに大学の大先輩であり友人のシニア's(全員60歳オーバー)に会ってきた。最後に会ったのは、長女が産まれて間もないころだったので4年ぶりの再会だ。積もる話は山ほどあったが、とりあえず三人目妊娠の報告を。すると、「三人目⁉ すごいね~おめでとう! しかし3人目とはねぇ。すぐ離婚すると思ってたよははっ」と言われた。「すぐ離婚すると思っていた」実はそう言われるのは一度や二度じゃない。魔の三年目を超え、結婚5年目に突入した今なら言っても大丈夫だろうと人は思うのだろう…

  • 我が家の「子どもの名づけ」エピソード

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。**子どもが生まれたら、悩むのが「名づけ」ではないだろうか。日本では名づけと言えば、画数にこだわったり、はやりの名前から決めたり、家族の名前から一字とったりなどが一般的であるが、国際結婚となると、ちょっと異なる。相手の国の名前にするか、自分の国の名前にするか、はたまたバイリンガルな名前にするか……と言ったことを考えるからだ。子育てするにあたり、どちらの国にメインで住むかで名づけをする国際カップルもいるだろう。日本に住む予定なら、学校で馴染むように日本的な名前といったぐあいに。…

  • 同棲しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと同棲したいのです。

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。先日、別居婚をしてから家庭が円満になったという人のインタビュー記事を見て、別居婚というスタイルがじわじわと人気になっていることを知った。そういえば、私の親友まりな(なれそめ1話登場)も、「相手の親と同棲とかはめんどくさいからできれば別居婚したい」と言っていたっけ。たしかに、好きな人といえど、四六時中ずっと一緒なのはストレスのたまることだ。私もかつて、夫の希望で週5日会っていたとき(恋人時代)は、乙女の恥じらいからおならや大を我慢しすぎて、心の中で「シモのフリーダム」を叫んだく…

  • 「所得制限」VS「国際結婚ファミリー」

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。暫定22名の読者のみなさん。ご無沙汰してます。お元気ですか?私は元気です。やっと安定期に入り、ブログが書けるくらいは体調が安定してきました。つきましてはまたブログをもりもり書いていく所存ですので、どうぞよろしくお願いします。さて、久しぶりのブログタイトルがだいぶイカツイ(笑)ですが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。***「元気があればなんでもできる」と言うが、ほんとにその通りだとしみじみ思う。つわりが軽くなった、体調がいいというだけでこうしてブログを書いているし、今朝は車…

  • つわりはつらいよ

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。「三人目」を妊娠した。ありがたいことだが、妊娠検査薬にかけた尿が陽性を示す線を浮き上がらせた瞬間思ったのは、「またあの苦しみが始まるのか」だった。出産の痛みについて、よく「鼻からスイカ」なんて例えられるのに、つわりのつらさについて同じようなパワーワードがないのはなぜなのだろうか。そう思ってしまうのは、私にとってつわりとは、出産の痛みよりも辛いものだからである。さて、つわりといっても5タイプある。とにかく気持ち悪く、吐き気のある「吐きづわり」。お腹がすくと気持ち悪くなる「食べづ…

  • 焼き魚の神髄

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 夫と結婚してから、ぐっと焼き魚を食べる機会が減った。日本の食卓におなじみの「焼き魚」。グリルやフライパンで焼くだけで立派な一品になる主婦の強い味方であるが、我が家では出番がなかなかない。というのも、夫が「あじの開き」や「ほっけ」といった、いわゆる干物をそんなに好きではないからだ。プラス、「骨」が多くてその作業にエネルギーを消耗し、食べた気がしないという。言われてみれば、アメリカで食べた魚料理と言えば、すでに皮と骨が取られたフィレばかりだった。スーパーに並んでいる魚も、だいた…

  • 名字と電話

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 結婚して、名字が「外国姓」になった。国際結婚の場合、「夫婦同姓ルール」が適用されず、いろんなパターンの名字変更ができると過去の記事で紹介したが、私は夫と同じ名字になることを選んだためだ。名字を変えて以来、本名を伝える際は必ず、「えっ? 何⁉」と聞き返されるのがおなじみになった。それほど夫の名字は、日本人にとって聞き馴染みのない珍しい姓なのである。そのため、新しい姓になって困ったことがある。それは、電話で予約したり、問い合わせするときに名前を告げても、「絶対に一度で聞き取って…

  • 花金の過ごし方

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 今日は待ちに待った、金曜日。「花金」である。翌日の仕事を気にせず夜更かしできる、スペシャルな平日の夜。OL時代の名残だろうか。専業主婦になった今も金曜の夜は特別で、そわそわ、わくわくしてしまう。実は英語にも花金にあたる言葉がある。それが、Thank God It's Friday(神様ありがとう、今日は金曜日)の頭文字をとった「TGIF」である。毎週金曜日になると、「It's Friday! 夜のお楽しみまで頑張ろう!」と夫と声をかけあうのが習慣になっている。さて、我が家の…

  • 剃る? 剃らない? アンダーヘア事情

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 夫と交際当初、下の毛を剃るかどうか悩んだものだ。というのも、「日本人女性は下の毛がボーボーで驚いた」、という欧米人男性の体験談を、ネット記事かなんかで読んだからだ。毛の色素が薄い欧米では、腕毛の処理には無頓着だが、アンダーヘアの処理は最低限のエチケットだと考えられている。実際に、欧米女性の8割はアンダーヘアの処理をしているらしい。悩んだ末、もともとパンツからのハミ毛が気になっていたこともあり、Vラインをカミソリで剃ることにした。剃ったらどうなってしまうのか少し不安だったが、…

  • 夫の勝負服

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 夫のクローゼットを整理していて、ふと「両親へ挨拶」をした日のことを思い出した。ホテル椿山荘にあるレストラン「みゆき」。8年前、私たちはここでいわゆる「娘さんをください」をおこなった。父は厳格なタイプだったので、きちんとした場所でやらなければ、と見つけた場所だった。父が驚かないよう、私の恋人が「アメリカ人」であることは、事前に母から父へ伝えてもらっていたが、母がいうには父はなんとなく知っていたようだった。なんとなく知っていたって、どうやって? 父親はミステリーである。会場には…

  • 我が家の「セールス」撃退法

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 先日、我が家にセールスマンが来た。アマゾンで絶賛されていた「セールスお断り」シールをポストに貼って以来、久しくセールスマンはおろか、ビラやチラシの投函もなかったというのに。 セールスお断りステッカー どうやらこのセールスマン、強心臓の持ち主のようだ。しかし、私も負けず劣らずの強心臓ガールである。セールスを撃退するとっておきのフレーズを持っている。私「はい」セールスマン「こんにちわ。〇×不動産の者です。今、素敵なお家を回ってるんですけども……」私「営業ですか?」セールスマン「…

  • もう一度たべたい、アメリカのスイーツ

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。ときどき無性に食べたくなる、アメリカのスイーツがある。その名も「 キャンデーアップル(candy apple)」だ。アメリカ版、りんご飴とでもいおうか。とはいえ、日本のりんご飴を想像してもらっては困る。なぜなら、日本のものとは一味も二味も違うからだ。どう違うかって? 百聞は一見にしかずである。まずは「キャンデーアップル」の写真をご覧にいれよう。 candy apple どーん! いかがだろうか。とってもボリューミーでカラフルで、スイーツ好きにはたまらないビジュアルをしているで…

  • 虫歯の教訓

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申しますはじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 夫が虫歯になった。日本に来て、3本目の虫歯である。たまに歯を磨かずに寝てしまう日があるので、そのせいではないかといったところ、「日本に来てから虫歯が増えた」と、聞き捨てならない言い訳をしてきた。だがここで、むっとしても何も解決しないので夫の話をよくきいてみることに。すると、夫のいう「日本のせいだ」という理由が分かった。アメリカに住んでいたときは、定期的に歯医者でケアを受けていたようだ。しかし、日本に来てからはなかなかいい歯医者に出会えず、プロによるケアを長いこと受けられなか…

  • アメリカン忍者、参上

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 私の夫は、元アメリカ海兵隊である。こう聞いて、「あぁ、海兵隊ね!」となる人は少ないだろう。むしろ、「あぁ、海軍なのか」と勘違いする人が多いのではないだろうか。実は私がそうだった。ながらく、夫は元‟海軍”だと思っていたのだ。なぜ、私がこのような勘違いをしていたのか。それは、日本の自衛隊といえば、「陸軍」「海軍」「空軍」の3つの軍種から成り立っており、勝手にアメリカ軍も同じだろうと思っていたからだ。だから「海兵隊」と聞いて「海軍」と脳内変換してしまっていた。だが、私は知らなか…

  • 夫から言われた「衝撃のアドバイス」

    ブログ訪問ありがとうございます。コラムニストのパンジー薫と申します。はじめましての方は、ぜひこちらもチェックしてください。 自分でいうのもなんだが、私は「めんどくさい女」だと思う。とくに"生理前”はホルモン変化の影響で、意味もなく落ち込んだり、イライラしやすかったり……。自覚がありつつも、いまだにコントロールができず、夫を困らせている。そんな私を表す、ぴったりの英単語を見つけた。‟High maintenance girl.”(ハイメンテナンスガール)つまり、手間のかかる女、という意味だ。夫によると、基本私は「Low maintenance(手間のかからない女)」らしいが、生理周辺になると、や…

  • 我が家のイースターエッグ

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy 卵は卵でも、アメリカ人にとって大事な卵と言えば、「イースターエッグ」である。イースターエッグ? なにそれ美味しいの? と思う人もいるかもしれないが、スクランブルエッグや、ポーチドエッグの類ではない。イースターエッグとは、キリストの復活を祝うイベント「復活祭(イースター)」で飾られる卵のことである。ここ最近日本でも、4月になると桜グッズとともに雑貨店で売られるようになったので見たことのある人もいるだろう。妙にカラフルな卵のことだ。みんな大好きカルディの店頭でも、イースターのシーズンになると卵形…

  • 「夫が髪を切っても気づかない」くらいがちょうどいい

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy 外国人女性は前髪を作らない。なぜなら、外国では「大人っぽい」「セクシー」という要素が男女ともに人気だからだ。「かわいい」が人気の日本とは正反対なのである。そんなわけで、外国ではショートカットよりも、ロングヘアーの女性が多い。うちの夫も、ロングヘア―の女性が大好きだ。夫の友だち、ライアンもそうだ(ルーシー・リューのような髪型の彼女がいた)。彼らに言わせてみれば、男性にはないからこそセクシーなんだそう。自分にはない要素に魅かれるのは分かる。私も、胸板の厚い男性や、低い声の男性にはグッとくる。ロン…

  • カレンダーに書かれた「怪」

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら やってしまった。静岡に引越して、1年と8か月。都会の電車生活から車生活になり、慣れない運転の毎日だったとはいえ。……いや、そんなことは言い訳にはならないだろう。パンジー薫(33歳)。「運転免許停止」処分をうけました。ガーン。あぁ。免停報告ではなく、「冷やし中華始めました」と言えていたらどんなに幸せだっただろう。これから、毎日の幼稚園やスイミング教室の送迎はどうすればいいのだろうか。都会とちがい、「電車」が万能ではないここ田舎では、車という足を奪われた人間になすすべは何もない。かろうじて徒歩20分の距離にスーパーはあるので食料調…

  • 「メニュー表」に偽りあり?

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy ある日の午後。夫からこんなLINEがきた。 夫からのLINE 注文したメニューと実際に運ばれてきたメニューが違ったようで、ずいぶんとご立腹のようだった。(※よい子はFワード使わないように)送られてきた写真を見てみると、たしかに。メニュー写真の「穴子丼」とは、ずいぶん違う。というか明らかに「穴子」の量が違うではないか。メニュー写真の「穴子丼」は、器いっぱいに穴子が乗っているというのに、夫のは器の半分ほど。残り半分は錦糸卵ときゅうりの千切りという始末だ。これでは写真のものを期待した夫がガッカリし…

  • おすすめの本&ブログ紹介

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら その昔。幕末の英雄、高杉晋作は言った。「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは こころなりけり」と。そう、人生をつまらなくするのも、楽しくするのも、すべては自分の心次第なのだ。この言葉は、私が文を書く上でもとても大事にしている。むかしの私は「おもしろい文章」を書こうと、必死に「おもしろいこと」を探していた。だが、ある日気付いたのだ。面白い文章を書くのに、「おもしろいこと」を発見したり遭遇する必要はないのだと(とういうよりも、そもそもおもしろいことはそんなしょっちゅう起こらない)。大事なのは、「表現力」だ。読む人…

  • 誠実な人はいたけれど、拭えない「これじゃない感」

    前回のお話はこちら photo by Vecteezy たのもうーーーーー!(ドアをバァン!)夫から浮気を自白され、「そうだ、婚活パーティへ行こう」と思い立った私は、さっそく婚活パーティに参加していた。戦場に戻るのは1年ぶりになる。とはいえ婚活もプールも、いきなり入水すると心臓に悪い。そこで復帰戦は、体に水をぱちゃぱちゃかける要領で「回転すし型の婚活」に参戦することにした。これなら、男性が順番に目の前に流れてくるので、わざわざ自分から男性に声をかけずにすむ。なんてったって、失恋したてなのだ。今回はいつもの肉食獣スタイルではなく、海底で大きく口を開けて獲物を待つ「あんこうスタイル」でいこう、とお…

  • 破局。そして婚活パーティーへ鬼参加

    前回のお話はこちら photo by Vecteezy ハッピーとか幸せとか。なんでもつければいいってもんじゃない。 数分前。夫から浮気を自白された絶賛アンハッピーの私は、全てのハッピーor幸せと名のつくものを疎ましく思うようになっていた。 何がハッピーターンだ。 何がハッピーサマーウェディングだ。 何がハッピーホーム、ハッピーライフ、タマホーム♪だ。 お菓子もつんく♂も家も、みんな、みんな大っ嫌いだ。 愛を失った今、そうでも思わないと立っていられなかったのだ。……「ハッピーハウス」、と呼ばれるその家の前に。 この中に、夫はいる。そして私はこれから、夫の告白を聞くのだ。落ち着け。震えるな私の足…

  • 国際カップル、家を失う

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら 前回のお話はこちら photo by Vecteezy 「初めてのアメリカ旅行with恋人以上婚約者未満」を終え、無事に婚約者ステータスに落ち着いて帰国した私たちだったが……。家に帰ると、不動産担当者からの電話やメール攻撃が待っていた。「〇月×日までに契約変更の手続きをしてください。さもないと、退去になります。」当時住んでいたマンションは、会社名義で借りていたものだった。つまり、会社を辞めた場合、そこから引っ越すか、名義変更の手続きをして家賃を100パーセント払わなければならない。勘のいい読者はお気づきだろう。そう、夫は年末づ…

  • 8年目の‟タイミング”

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy 昔、小田和正が「あの日 あの時 あの場所で 君に出会えなかったら」「僕らは いつまでも 見知らぬ2人のまま」なんて歌ってたけども。ほんと、タイミングって深いというか、難しいというか。まさか「いつ 何時 どこでなら君と愛し合えるの?」なんて悩む日が来るなんて。私も夫も脂の乗った30代。お互い、仕事や家事育児に忙しい身である。子どもを寝かしつけてから……と思っても、子どもが寝た後は、もはやそんな気力も体力も残されていないのが現実だ。だが、忙しさを理由に愛し合うことをあきらめていたら、僕らはいつま…

  • トロジャンが見つからないジャン

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy 恋人時代、どうしてもコンドーム(夫のサイズ)が見つからなかった。日本のものは欧米人には小さすぎるようで、きつくて血が止まってしまう。避妊したいのはやまやまだけれど、行為の最中に萎えてしまうのでは元も子もない。そんなある日。原宿でデートしていたら、「コンドマニア原宿店」というお店を見つけた。原宿、神宮交差点の一角にあったポップな外観のお店だ(※現在は東京都渋谷区神宮前6-6-8-101に移転)。 FASHIONSNAP.comより引用 一見すると、「輸入雑貨屋」のようだが、実は「コンドーム専門…

  • 餅は餅屋と言うけれど

    我が家のちょっと変わった「結婚生活」はこちら 「なれそめ」はこちら photo by Vecteezy 「餅は餅屋」ということわざがある。餅屋が焼いた餅が一番おいしい。つまり、仕事は専門家に任せるのが一番だという意味だ。来日して2年目の夏。夫が謎の皮膚病にかかった。赤くぷつぷつとした楕円形の発疹が、胸やお腹らへんに数か所できたのだ。形から、虫刺されではなそうだったが、とても痒いらしい。しばらく様子を見ていたが、なかなか治らない。そこで夫を皮膚科に連れて行くことにした。私が学生時代、ニキビ治療でお世話になっていたかかりつけ医だ。医者は、夫の体にできた赤い斑点をやさしく削ると、顕微鏡をのぞき込み「…

  • あなたが年始にくれたもの。シャガールみたいな青い夜。

    前回のお話はこちら なれそめはこちら photo by Vecteezy 25歳の夏。生まれて初めて、同棲をすることになった。しかも結婚前提で。その事実に、当時25歳の私はとても浮かれていた。どれだけ浮かれていたかと言うと、フェイスブックに二人のラブラブ同棲写真を載せて全世界にアピールしていたくらい。アイタタタ……。痛い。痛すぎる。痛すぎてケンシロウも思わず「アタタタタタタッー!」ではなく「アイタタタター!」と叫ぶレベル。だが、本当の「アイタタタター!」な出来事は、このあと訪れるである……。不吉な書き方をしたが、その通りなので安心してほしい。結末から言うと、突然夫が「入籍したくない」と言い出し…

  • 「そこに愛はあるんか?」と、思った出来事

    先日、子育て支援センターに行って、「そこに愛は……‟支援したい気持ち”はあるんか⁉」 と、つい私の中の大地真央が叫んでしまう出来事がありました。 子育て支援センターにモヤモヤしたことがある人はぜひ読んでもらえると嬉しいです。

  • SUSHIが教えてくれたこと

    前回のお話はこちら photo by Vecteezy 夫と付き合い始めのころ、私たちはSUSHIばかり食べていた。何食べたい? と聞かれて、「なんでもいいよ」と私が答えていたからだ。だが、私の言う「なんでもいいよ」は、リトマス試験紙だった。「なんでもいい」に夫がどう返すかで、私への愛情レベルを図っていたのだ。もし、夫が私を好きなら、私の好きそうな店を提案してくるはず……。そんな風に思っていた。だのに。夫は毎度、私をSUSHI屋に連れて行ったのである。自分の好きなSUSHIを、私と一緒に食べるともっと嬉しいからと。なんだそれ。可愛いかよ。アメリカ人である夫は、ぽろっと嬉しいことを言ってくるので…

  • 「こどもは何人ほしい?」で大げんか

    photo by Vecteezy 前回のお話はこちら 2014年の春に出会い、2018年の冬に入籍した私たち。その間、およそ3年と7か月。プロポーズされたのが、交際3か月目で超スピードだったのに対し、結婚までのなんとながいことよ。アメリカ人は婚約から結婚までは長いとは聞いてたけど、長すぎないか。博多華丸のネタで「スピーチとスカートは短い方がいい」とあるが、婚約から結婚までもぜひ追加してほしいものだ。ただ、だいぶ焦らされたなぁとは思うが、振り返ると私たちに必要な時間だったとも思う。というのも、私たちは離婚率50%以上の「国際結婚」だからだ。もし、夫婦喧嘩をして「子供と実家に帰らせていただきます…

  • ‟言い男”はいい男

    photo by Vecteezy 「海賊王に俺はなる!」と言えばルフィだ。ワンピースを目指すルフィの旅はかれこれ104巻になるが、まだまだ終わらなそうだ。私たち女も似たようなものだ。「いい男の嫁になる!」と、ピースサインする未来を目指して旅をしている。しかし、はたと思うのだ。「いい男」とは……?私は恋愛マスターでもなんでもないが、人並みに恋し、人並みに失恋経験もある。いい男を探しさまよい、「いい男がいない」と自分を棚に上げて嘆いていたこともある。そんな私がいい男とはこういうことを言うのではないか……と思った出来事がある。手前みそになるが、それは夫(当時は彼氏)に手料理を作ったときだ。夫は、私…

  • ウィスキーは水割りで

    photo by Vecteezy 外国人のお酒と言えばウィスキー、しかもストレートで飲むイメージを勝手にもっていた。だって映画やドラマでよく見る。オシャレなガラスのデキャンタに入ったウィスキーが、リビングや寝室やオフィスの机にドンッと置かれて、それをクイッと一杯やっているのを。私はそれを見て、「なぜこの人たちはストレートでばかり飲むのだ」と思っていたものだ。日本人の私は、ウィスキーといえば水割りか炭酸割だからだ。バーテンダーをしていたとき、そんな話を常連のお客さんに話したら、興味深いことを教えてくれた。日本は水が軟水だから、水割りがおいしいのだと。な、軟水? ナニソレ。恥ずかしながら、水には…

  • 今日は「ホルモン」によりお休みします

    photo by Vecteezy おはようございます。いつもブログを読んでくださり有難うございます。 今日の投稿ですが、女性ホルモンが絶不調のためお休みです。寝ても寝ても眠いため、素直にゆっくり休むことにします。また明日から、毎朝8時に更新していく予定です。引き続き、パンジー薫の国際恋愛ブログをよろしくお願いします。

  • お弁当のバリュー

    photo by Vecteezy 前回のお話はこちら Bento(弁当)。それは、食べ物以上の威力と価値をもつ。2回目か3回目のデートだったろうか。夫と、千葉にピクニックデートへ出かけたときのことだ。私は朝早く起き、母の手も借りながら「弁当」を作った。弁当の中身は、鶏のから揚げ、タコさんウィンナー、卵焼き、茹でブロッコリー、ミニトマト、梅キュウ巻の「THE日本の弁当」だったと思う。とくに夫に「作って欲しい」と言われたわけではない。単純に、私が手作り弁当を持ってピクニックや公園に行くのが好きだからそうしただけのことだ。だが、私の手作り弁当を見た夫の感激と興奮はすごかった。すごすぎて一瞬、私の弁…

  • セブンアップを探して

    photo by Vecteezy 知恵袋と言えば、Yahooよりも、「おばあちゃん」に信頼を置いている私。「風邪をひいたときは首にネギをまく」というアイディアはぶっ飛んでるが、ネギに含まれるアリシンという成分が、実際にウィルスをぶっ飛ばしてくれるのだとか。半信半疑で私もやったことがあるが、これがとても効いた。ネギ巻きのほかに、我が家で定番の風邪メニューと言えば、大根いりのおかゆだ。大根は消化を助けてくれるので、風邪で胃腸の働きが低下しているときに重宝している。大根をいれることで、味に深みも出るのでおすすめだ。おかゆに飽きてきたら作るのがチキンスープだ。アメリカでは定番の風邪メニューらしい。昔…

  • Mrs.ビーンと夫

    photo by Vecteezy 「Mr.ビーン」という男性をご存じだろうか?英国版、変なおじさんとでもいおうか。どうしてそうなる? と突っ込まざるをえないハプニングを次々に引き起こす、コメディ界のおっちょこちょい王、それがMr.ビーンだ。実は私、Mr.ビーンにまけずおとらずのおっちょこちょい。なので、Mr.ビーンが何もないところで転んだり、意図せず物を壊してしまったりすると、あ~あ、といつもの自分を見ているようで落ち込む。なので、テレビシリーズも映画も、最後までちゃんと見たことがないのである。そんな私ことMrs.ビーンのおっちょこちょい伝説をざっと紹介するとこんな感じ。・子どもの部屋を掃除…

  • アメリカンな気づかい

    photo by Vecteezy アメリカ人の夫は、日本人の私が予想もしないような「気づかい」をする。ある日、寒いのでトイレへ行くのを我慢していたら、“You want me to sit down first make it warm and then you go?”(じゃ、俺が最初に座って便器を温めてあげるから、それから行く?)と言われた。愛するワイフのお尻が冷えないよう、先に座って便座を温めてくれるだなんて……さてはお主、豊臣秀吉の生まれ変わりか?雪の日、秀吉が信長の草履を懐にいれ温めておいた、という話は有名だ。その逸話を知ってか知らずか、自分の尻を差出そうとした夫。なんとも変わった…

  • カーナビにナビされない男

    photo by Vecteezy 私の夫はカーナビを使わない。厳密に言うと、カーナビの地図は見るが、ナビゲーション機能を使わないのだ。ネットワークエンジニアとして働く夫は、ハイテクなのに、である。どのくらいハイテクかというと、「見て。自分のラボを簡単に作れるシステムを作った」と、見てもちんぷんかんぷんなパソコン画面を、朝の貴重な時間に見せてくるほどだ。夫がカーナビを使わない理由として考えられるのは、カーナビが「日本語」で案内してくることだ。来日9年目の夫だが、やはり運転しながら第二言語を聞くのは、「掃除をしながら電話をする」レベル(男性は並行処理が苦手)で大変なことだろうと予測する。あとは、…

  • 大切な時間

    うちの夫は、ムラムラがたまってくると、ボディタッチが増える。家の中ですれ違う瞬間だったり、冷蔵庫の飲み物をとるついでだったり、化粧をしてるときだったり。分かりやすく増えるので、したいんだろうな、と気づきながらも、子どもを寝かしつけた後は疲れてそんな気が起きないし、かといって子どもがお昼寝してるときはセックスよりもゆっくりお茶を飲みたい。そんな感じで、やんわりやんわり、後でね、明日ね、とかわしていたら、ある夜夫は寂しそうにこう言った。‟You don't love me anymore”ふだんはスーパーポジティブで強気な夫だが、「かわし」が続くと闇落ちする直前のアナキンスカイウォーカーみたいにな…

  • もつべきは「汗かき夫」

    あるテレビ番組で、蚊は汗のにおいを嗅ぎつけてやってくると言っていた。つまり、汗かきさんが狙われやすいということだ。この研究結果に、私は大いに納得したのを覚えている。小さいころから蚊に食われるのはいつも家族の中で「私」で、とくに「足」ばかり食われていたからだ。そう、謎に私の足は発汗する。ほかの部位にあるはずの汗腺(汗を分泌する腺)が間違って足に集中してしまったかと思うほどに。ろくに汗水流して働いてこなかった私とは大違いの足なのである。 そういえば、汗腺について調べたら面白いことを知った。なんと、汗腺の数は「人種」で異なるらしい。ロシア人は180万個、日本人は約230万個、フィリピン人は280万個…

  • 全部「家具」のせいだ

    夫が来日して5年目のこと。背中が痛くて眠れない、と訴えるようになった。実はこれまでも、「背中が痛い」ということはあった。そのたびにカイロプロテックや整体、鍼灸などに駆け込み対処してきたわけだが、どれもこれといって効果を実感できず中断。だがこれらの経験が無駄だったかと言うと、そうでもない。いろんな施術を試して分かったことがあるからだ。それは、「万人に効く治療法はない」ってことだ。いろんな体質の人がいいて、それぞれ生活環境や生活のくせがある。不調や病気はそれらの積み重ねで発現するものであるから、他人に効いたからといって、自分にも効くとは限らないのだ。たとえば、私は鍼が効きやすい体質のようで、鍼治療…

  • 理想のデート頻度

    前回のお話はこちら 夫と恋人時代、私たちはよく会った。私の職場が夫の住むアパートと近かったこともあり(徒歩15分)、お昼休みに一緒にランチをしたり、退勤後に夫の家にいったり、週に4~5日は逢瀬を重ねていたと思う。同じ重ねるでも、サンドウィッチなら具たくさんでおいしい。だが、重ねすぎる「逢瀬」はいかがなものか。少しtoo muchすぎるデート頻度に、交際も半年が経とうという頃、私は胃もたれを起こしていた。そこである逢瀬の日。私は意を決して夫に提案してみることにした。「あのさ、今は週に5日も会っているけど、お互い大変じゃない? 自分の時間も欲しいときもあるだろうし(私は欲しい)、会う頻度を減らして…

  • 「結婚生活」一覧ページ

    国際カップルあるある(?)な、パンジー家のちょっとかわった結婚生活をご紹介。私たちの「結婚生活」エピソード一覧です。 気になるタイトルをクリックしてみてください♪ 蓋閉めて地固まる ~わが家の便座カバー紛争~ 我が家の朝食 アメリカ人にトツギーノした私が語る「国際結婚のメリット」

  • ミドルネームの意味

    海外の人にはミドルネームが存在する。ミドルネームってなんかかっこいい。隠された名前、もうひとつの名前、みたいで。アメリカ出身の夫にも、ミドルネームがある。父方のおじいさんから取った名前だ。実は、うちの子どもたちにもある。長女は、桜の満開の時期に生まれたので「サクラ」。次女は、愛あふれる子になるように「アイ」だ。ただ、ここ日本では、文字通り彼らのミドルネームは隠されたものになっている。というのも日本の戸籍制度では、ミドルネームは登録できないからだ。氏(みょうじ)+名(なまえ)の形がテンプレなのだ。山田川子、みたいな。<日本で登録できる名前の形>(名字)山田 (名前)川子だから「どうしても名前にい…

  • 我が家の朝食

    朝食は、パンかごはんか問題。結婚して4年たつ我が家の朝食は、「パン」が完全勝利した。我が家は日本国、おいしいお米の食べられる県に住んでいるのだけれど。そんなわけで今日も今日とて、スクランブルエッグにベーコン(またはソーセージ)、トーストを食べた私たち。トーストに塗るのはストロベリージャムか、ブルーベーリー、気分でピーナッツバターなど。晴れても、雨でも、夏でも、冬でも、来る日も来る日もこのメニュー。パンは好きだが、何を隠そう私は平たい顔族の娘。礼に始まり礼に終わるのが武道家なら、米に始まり米に終わるのが私という戦うボディなのだ。そこでパン朝食を食べる家族に混じり、一人納豆ご飯を食べることもしばし…

  • 蓋閉めて地固まる ~わが家の便座カバー紛争~

    ふだんはケンカしてもすぐ仲直りする私たちだが、同居し始めの頃は「トイレの蓋」 にずいぶん振り回された。というのも夫が「小」の後、便座をあげたままにするからだ。おかげで私は毎回、用を足す前に便座を下げなければならなかった。最初のうちは軽く注意するだけだった。私が下げればいいだけだし、夫を大好きだし、ケンカしたくないし、夫も夫で、長年の習慣を変えるのは大変だろう、と思ったからだ。だが、何度いっても、何か月たっても下がらない便座に、とうとう私もイライラしてきた。そこで夫に、改めて便座を下げてほしい旨を伝えると、なんと逆ギレされてしまった。俺は逆に毎回(私の下げた)便座をあげるのが煩わしい、と。なるほ…

  • 慣れない「how are you?」

    前回のお話はこちら 恋人になったばかりの時期が一番楽しい、とよく聞く。たしかに。 毎朝、g、o、o、d、m、o、r、n、i、n、gと打つ指がすでに楽しい。通勤中、夫とのLINEを見返してドキドキするのが楽しい。お昼休み、「I ate Sushi.」と幸せそうな夫からの報告が楽しい。定時が近づき、夫ともうすぐ会えると思うと、そわそわして楽しい。退勤ボタンを押して、急ぎ足で待ち合わせ場所に向かう時間がうきうきして楽しい。恋をすると、それだけですべてが楽しい。夫を好きで、夫も自分を好きで、その事実がなんでも「楽しい」に変えてしまうのが楽しい。 待ち合わせ場所に、夫が見える。 髪の毛変じゃないかな? …

  • やっちまった「初デート」

    前回までのお話はこちら Time flies. そう、「時は飛ぶ」。とくに、恋に落ちた男女の間ではウルトラマンもびっくりの「マッハ10」の速度で。 夫との初デートはまさに「Time flies」だった。AM11時に池袋で待ち合わせ、ごはんを食べて、映画を見て、街を散策して。楽しいなぁ、まだ一緒にいたいなぁ、まだ帰りたくないなぁ、離れたくないなぁとしているうちに気付いたらホテルにいたからだ。 そうです、私がポケモンGO……じゃなくて初デートでホテルにGOした女です。 あぁ、こんな夜はYUIの『CHE.R.RY』が身に染みる。 エッチはすぐにしちゃダメだって 誰かに聞いたことあるけど かけひきなん…

  • パーティーで急接近

    前回までのお話はこちら 恋愛って不思議だ。 うまくいくときは嘘みたいにぽんぽん進むが、うまくいかないときはなにをしてもほんとにうまくいかない。それが世間で言われる「相性」とか「縁」なんだと気付いたのは、25歳のときに初めて参加した国際交流パーティーでだった。 それまでは顔がタイプなのに、いい人なのに、両想いなのに、噛み合わない、タイミングが合わない、リズムが合わない、という男性たちばかりだった。LINEの返信タイミングがずっと「これじゃない」と感じてた彼とは半年で破局したし、隣で並んで歩くのが何故かしっくりこなかった彼とも短期間で終わった。たかがそんなこと、されどそんなことでだ。 長年、見えな…

  • ゆとり世代の私が、「アメリカ人と結婚してよかったこと」を語る

    世の中には二種類の人間がいると思う。「杉下右京」か「亀山薫」か。 ドラマ「相棒」でおなじみのこの二人。右京さんと言えばどこまでも論理的で合理的なものの考え方をする人物だ。そんな右京さんとは反対で、直観的なタイプが亀山くん。私は断然、亀山くんタイプだ。そんな私だから、アメリカ人夫との交際も結婚も「愛」だけで決めた。国際結婚は離婚率が高いとか、もしかしたらアメリカ移住して親の死に目に会えないかもとか、いつか大きくなった子どもに英語の発音をバカにされる日がくるかもとか、そんなことをチラっと考えはしたが、躊躇する理由にはならなかった。だから、結婚するのにメリット・デメリットを比べて決める人たちがいるこ…

  • なれそめ#1「出会い」

    夫が外国人だと言うと、いまだに驚かれる。そして必ず聞かれるのが、「どこで出会ったの?」だ。 国際恋愛・結婚が珍しくなくなったとはいえ、一体どこからグローバルなロマンスが発生するのか、興味のある人は少なくないようだ。そこで暫定18人の読者のために、よくある「国際恋愛の出会いのパターン」を紹介しながら私たちのケースについて紹介していきたいと思う。 だがその前に、私たちのなれそめを語るうえで外せないテーマについて話す必要がある。そもそもなぜ私は「日本人」じゃなくて「外国人」と恋をしようと思ったのか、だ。そこでまずはじめに、どのようにして私が「国際恋愛マインド」になったのかについて話していきたい。 私…

  • 「なれそめ」一覧ページ

    どこでどうやって出会い、交際に発展したのか。私たちの「恋の思ひ出」エピソードはこちらから読めます。気になるタイトルをクリックしてみてください♪#なれそめ1「そもそも国際交流パーティーへ行こうと思ったワケ」

  • #なれそめ1 私が「外国人の彼氏」を作ろうと思ったわけ

    夫が外国人だと言うと、必ず聞かれる質問がある。 「どこで出会ったの?」 国際恋愛・結婚が珍しくなくなったとはいえ、一体どこからグローバルロマンスが発生するのか興味のある人は多いようだ。職場や学校が同じとか、留学先で……など色んなパターンがあるが、私たちの場合は国際交流パーティーだった。その名もズバリ「Gaitomo国際交流パーティー」。外国人の友達をつくろう! という趣旨のパーティーだが、参加者はみんな下心満載。Gaitomo(外国人の友達)ではなくGailover(外国人の恋人)を作ろうという人のほうが多かった。 さて、気になる参加者について話そう。私が参加した8年前は、ほぼ外国人男性ばかり…

  • 元カレも外国人なの? 知りたい人はこれを読みな(白目)

    「元カレも外人?」「国際結婚する人の過去の恋愛が知りたい!」今日はそんな質問に答えるべく、国際結婚した私が夫と出会うまでの恋愛遍歴について恥を忍んで紹介します。いつもならシェア大歓迎ですが、この記事のみシェアボタン押さないでくださいまじで。1人1人文章にするのは大変なので、分かりやすく年表にしてみました。 年齢 国籍 きっかけ 経緯 22歳 フィリピン人 卒業旅行で行ったセブ島 入店したレストランにてナンパされて 24歳 日本人 マッチングアプリ マッチングして 24歳 日本人 バイト先の飲食店 グループで飲むうちに意気投合して 25歳 アメリカ人(夫) 国際交流パーティ 私から声をかけて ざ…

  • 「ルー大柴化」問題

    我が家の、「ルー大柴化」が深刻になっている。日本語の中に英単語をまぜて、「トゥギャザーしようぜ」や「寝耳にウォーター(※寝耳に水)」といった話し方で一斉を風靡したルー大柴さんによる「ルー語」。私と夫の日常の会話が絶妙なバランスでおかしな日本語英語=ルー語になっているのだ。遅かれ早かれ国際カップルに訪れる試練なのだろうか。そもそも、ネイティブと結婚すれば英語がペラペラになるなんていうのは幻想だ。確かに、他の人よりは英語上達のアドバンテージはある。しかし、話せるようになるためには身をパウダーにして勉強する必要があるのはエブリバディと変わらないことは声を大にして言いたい。先ほど、ネイティブとの結婚は…

  • 失恋してつらい人へ

    失恋ってツラいですよね……終わったはずのに、元カレ・元カノの亡霊にいつまでも取りつかれるあの感じ。みなさんはどうしてます? 「やけ食い」「イメチェン」「仕事や趣味に打ち込む」などいろんな除霊の仕方があると思うんですけど、なかには「ゆきずる」っていう少々乱暴な除霊を試みる人もいるかと思います。実は昔の私もその一人でした……。 でも除霊には正しいやり方があるように、失恋も正しい乗り越え方がある。間違ったやり方をすると、三輪さんや江原さんが家に乗り込んできて説教するかもしれないし、またくそみたいな恋愛をするはめになる。そうならないためにも、実体験から学んだ話をシェアしたい。 >>失恋の特効薬は「TI…

  • いい男探しとシャンプー

    私の髪の毛は細くて柔らかい、いわゆる「猫毛だ」。その特性上、ハリやコシが出にくく、ボリュームにも欠ける。だからこれらを改善すべく、今までいろんなシャンプーを試してきた。 CMで見てよさそうなものや、美髪の友人が使っているもの、美容室で勧められたもの……。だけどなかなか「これだ!」と思うものに出会えなかった。1本5000円もするシャンプーを買ったときは、試す前から「これでシャンプー探しは終わる」と思ったのに……。 「高ければ良い」「成分がいいからいい」というものでもないのだと思い知った。そして自分の髪に合う1本のシャンプーを求めている中で、女性におけるいい男探しみたいだな、とふと思った。 女性は…

  • 日本人女性は外国人にモテる?

    こんにちは、パンジー薫です。「日本人女性は外人にモテる」よく耳にするこの噂、果たして本当なのでしょうか? 国際恋愛に興味がある人は気になりますよね。そこで今回は、私の経験や友人から聞いた話から、この噂の真相に迫ってみました……!>>日本人女性は外国人男性にモテるって本当?

  • 「夫の呼び方」どうしてる?

    こんにちは、パンジー薫です。英語では“Honey”“Sweetie”など、甘いものにたとえてパートナーを呼んだりしますが、みなさんはパートナーをなんて呼んでいますか? たかが呼び方ですが、毎日自分で言葉にする&相手もよく耳にするからこそ、2人のラブを高めてくれるものがいいですよね♪ ちなみに私は“My bear(私のくまさん)“Hubby(※husbandのスラング)”など、日や気分によって変えて楽しんでいます。今回は、一般の既婚女性&男性を対象に「夫をなんて呼んでいるのか」、「妻になんて呼ばれたいか」アンケート調査をしてみました。意外な結果と合わせて、私なりの考察も書いているので、ぜひ記事を…

  • 日本とアメリカ「金銭感覚」の違い

    こんにちは、パンジー薫です。突然ですが、みなさんは「初デート時のお会計」ってどうしてますか? 私は奢られ下手なので、個人的に「お会計」の瞬間が苦手です。実際にこれまで何度も「気まずい」思いをしてきています。「可愛く奢られる」って難しいですよね……。とはいえお会計は、相手の「金銭感覚」や「お金の考え方」を知るチャンスでもあります。そこで今回は夫との初デートで見えた、日本とアメリカ人の「金銭感覚」の違いについてシェアしたいと思います!>>デートではおごらない? アメリカ人の夫とお金の話

  • 国際カップルのごはん事情! 我が家の定番メニューと食費を紹介

    こんにちは、パンジー薫です。主婦であれば誰もが頭を悩ませたことのある問題と言えば「今夜の献立どうしよう……」ではないでしょうか?1週間の始まりとともに幕を開ける「献立ファイト」は、主婦の最大の敵と言っても過言ではありませんよね。国際結婚ともなるとなおさらです。そこで今回は、国際カップルの食事事情についてお話したいと思います。我が家でよく作るメニューはもちろん、毎月の食費も大公開♪ 外国人彼氏や夫への食事作りに悩んでいる、というかたは是非記事をチェックしてみてください。>>国際結婚は食費がかかる? 我が家の定番メニューと食費を公開

  • 駆け引きはNG? 経験者が教える「国際恋愛」事情

    こんにちは、パンジー薫です。私事ですが、夫と出会って昨日で5年目を迎えました。改めてあの日、勇気をだして「国際交流パーティ」に行ってよかったなぁ……としみじみ思いました(笑)。思えば夫と付き合いだしたばかりの頃は「駆け引きしても大丈夫?」「私に対してどのくらい本気なの?」など色々不安になったものです。そこで今回は、国際恋愛する方法や外国人の男性と付き合う上で注意したい点について、私の経験を交えてシェアさせていただければと思います。国際恋愛がしたい! という人はもちろん、現在絶賛「国際恋愛中」の人もぜひ読んでみてください。>>外国人と恋愛するには? パンジー薫が教える恋愛事情

  • 寄稿記事の紹介

    こんにちは、パンジー薫です。 久しぶりの更新になります。最近の私は、子育てにもだいぶ慣れ(※ベビーは10か月になりました!)、のんびり専業主婦ライフを送っております。 さて、連載でもお世話になっているマイナビウーマンさんにて、事実婚に関する記事を書かせていただきました。なぜ事実婚……? と思う人もいると思います。実は私たち、2017年の秋から2018年の1月まで、5か月という短い期間ですが事実婚をしていたからです(笑)。 記事では、「事実婚」と「法律婚(入籍)」の違いや、メリットデメリットなどについて、私たちの経験も盛り込みながら書いています。事実婚について興味のある人はぜひ読んでみてください…

  • Q国際結婚をしたら、戸籍や名字はどうなるの?

    こんにちは、パンジー薫です。 私ごとですが、国際結婚をしてもうすぐ1年経ちます。ふと、「そういえば外国人って戸籍がないけど結婚するとどうなるんだ?」と思ったので、改めて我が家の「戸籍謄本」を見てみることにしました。 これが実物です(↓)(※個人情報は隠してお送りします) 見てお分かりの通り、筆頭者が「私」の戸籍が作られていました。そして夫の情報(名まえ、国籍、生年月日)は、身分事項という欄の「婚姻」という所に書かれています。なるほどなるほど。外国人は戸籍がないし、結婚しても戸籍が持てるわけではないので、戸籍をもつ日本人が筆頭主となり新しい戸籍が作られるみたいですね。 「名字」はというと、結婚を…

  • Q入籍のきっかけは?

    こんにちは、パンジー薫です。 前回、なが~い婚約期間を経て結婚した話を紹介しましたが、詳しいこと(結婚したキッカケなど)は書いていなかったので、こちらでシェアハピしたいと思います。 そもそも、夫がなかなか入籍してくれなかった理由ですが、「婚姻制度」に懐疑的だったからでした。クリスチャンの夫にとって「結婚」はあくまで神に誓う契約であって、政府は関係ない、というわけです。だからわざわざ役所に届け出るのは心理的に抵抗があったみたいです。 そんな夫に対し私はというと、「制度に賛成とか反対とか個人の意思は関係なく、結婚=婚姻届けを出すものじゃないの?」といった感じ。夫に出会うまで、婚姻制度に疑問を抱いた…

  • 婚約~結婚までが長いアメリカ

    こんにちは、パンジー薫です。 世の中には、プロポーズなしで結婚したカップルが約2割いるという記事をみつけました。交際が長かったり、同棲している流れで自然と結婚に至ったみたいですが、女性からしたらやっぱりプロポーズはして欲しいのが本音ではないでしょうか。 ちなみに私たちの場合はというと、交際して3か月の頃、新宿タカシマヤへ連絡する橋「イースト・デッキ」の上で"Will you marry me?"ってプロポーズされました。 夫は直立したままで、手には指輪の影もありませんでしたが、映画のように指輪を掲げながらひざまづかないところが、逆に夫らしいなぁと思いました。 交際3か月という速さでしたが、私は…

  • 外国人彼氏と上手に付き合うには?

    こんにちは、パンジー薫です。 マイナビウーマンさんにて、「経験者が教える! 外国人彼氏と上手に付き合う方法」という記事を執筆させていただきました。 国際恋愛をするうえで避けて通れないのが、「言葉の壁」や「文化のちがい」による衝突ですよね。記事では、外国人の彼氏とうまく付き合うために知っておきたいことを、私の経験からシェアしています。 デートやケンカの際に気を付けるべき点や、外国人彼氏に喜ばれるクリスマス、誕生日プレゼントのほか、外国人と付き合ったことのある人であればおもわず「そうそう!」と共感してまう、あるあるネタなど……。 ぜひ記事を読んで、彼と仲良く過ごす参考にしてくださいね。 また、外国…

  • 国際結婚する前に読みたい本 #パンジーの本棚

    こんにちは、パンジー薫です。 「パンジーの本棚」では、ゲストのお悩みを解決するのにオススメの本を紹介していきます。一冊でも「ためになった」と思える本に出会えればうれしいです。 パンジ~! ついにこの間、アメリカ人の彼氏にプロポーズされちゃった! きゃ~おめでとう! 有難う! でも、いまさら不安になちゃって。国際結婚って離婚するリスクが高いって言うし…… たしかに相手について海外移住するとなると、大変なことも多いしね そうなの。でね、少しでもリスクを減らすために、結婚前にしておいた方がいいこととかってある? そもそも国際結婚したらどんな生活になるか具体的にイメージできてる? 出来てない! 「アメ…

  • Q付き合う前に確認したいことって?

    こんにちは、パンジー薫です。付き合ってから「こんなはずじゃなかった」とならないよう、事前に相手へ確認したいことってありますよね? 障害の多い国際恋愛であればなおさらです。そこで今回は、国際恋愛を円滑に進めるために「付き合う前に確認しておきたいこと」について、私の意見を紹介します。(1)日本に滞在する期間日本で外国人と出会った場合。まずは日本に来た理由や、どのくらい滞在予定なのかを聞いてみましょう。相手が旅行やビジネストリップで来ている場合、遠距離恋愛の覚悟が必要になるからです。日本語を勉強するために来た学生の場合は、卒業後に日本で就職する予定があるのか、また就職ができそうなのか確認しましょう。…

  • Qどんな食事を作る&食べてるの?

    こんにちわパンジー薫です!「味覚の違うカップルは不幸だ」と言いますが、国際カップルにとってこの問題は切実です。とくに私たちのように夫はアメリカ、私は日本と全く異なる食文化を持つカップルにとっては破局の原因にもなりえるからです。そこで今回は、国際結婚した私たちがどのような食事をしているのか紹介します。まず朝食。私たちは基本、アメリカンブレックファストを食べています。スクランブルエッグにカリカリに焼いたベーコン2~3枚、トースト&ジャムのメニューです。付け合わせの野菜はその日によって変わりますが、夫がブロッコリーが好きなので焼きブロッコリーとミニトマト、サニーレタスを添えることが多いですね。昼食は…

  • Qホームシックになったらどうしてる?

    こんにちわパンジー薫です。今回は、日本に住むアメリカ人の夫が、ホームシックになった際の対処法について紹介していきます。突然ですがみなさんは「ホームシック」の経験がありますか? 地元を離れ、異なる環境になじめずに起こる、憂鬱な感情のことです。私はあります。今から1年前、夫の親族とサンクスギビングデーを過ごすため、アメリカに2週間滞在したときに経験しました。「味噌汁が飲めない」「納豆が売ってない」「誰も日本語を話さない」「外食のたびにチップの計算をするのがめんどうくさい」……などなど、食べなれた和食を食べれないストレスや、滞在中は母国語である日本語を使えないストレスから「もう日本にかえりたーい(´…

  • 英語力は「現場」で鍛えよう! オススメのアプリ紹介

    国際恋愛をするのに英語力はマスト?という記事で、パッションと電子辞書があれば大丈夫!とお伝えしましたが、「本当にそれで大丈夫?」と思う人もいるでしょう。でも英語を話せるようになりたいのなら、「会話」(実践)が一番!これは私の経験から自信を持って言えます。とはいえ英会話初心者にとって「いきなり会って話すのはハードルが高い」のも事実……。そこで私もやっていたオススメの方法が「チャット」です。みなさんご存じのとおり、チャットとは文字で相手と会話すること。私たちが普段使っているLINEやメールと変わりません。しかも今はたくさんのチャットアプリがあります。いくつか紹介します。Hello talk Hel…

  • Q英語力はマスト?

    ときどき、「私も国際恋愛をしたい!」と言う人に出会います。そんなとき私は、外国人に出会えそうなエリアやイベント・パーティを紹介するのですが、「英語ができないから……」と諦める人が多くいます。外国人彼氏(※ここでは英語圏の人を指す)を作るのに、英語は必須だと思っている人は多くいますが、そんなことないと私は思います。もちろん話せるに越したことはないですが、外国人の中には日本語が話せる人も少なくないからです。「本当かよ!」って思う人は、交流イベントやパーティに行ってみてください。日本語で話しかけてくる人、いますから! 英語は話せないけども、「外国人の彼氏が欲しい」という人は、日本語の話せる相手を見つ…

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