桜咲けばあの鉄路この鉄路 思い出すよ 走り抜く桜の下の幾星霜 Ⅾ51の生涯公園に憩う Ⅾ51の生涯を思うとふと目頭が 桜咲く満開に下 気分よくその雄姿を見てもらい手を振って歓ばれた…
桜咲けばあの鉄路この鉄路 思い出すよ 走り抜く桜の下の幾星霜 Ⅾ51の生涯公園に憩う Ⅾ51の生涯を思うとふと目頭が 桜咲く満開に下 気分よくその雄姿を見てもらい手を振って歓ばれた…
すっくと一本 カッコいいよ 俺だって松の木一本花の中 桜花の賑わい 一本松の君も楽しんでおられることか きっと人の世の無事を祈り見つめていてくれることだろう 有難う 松の木の君
今日はもう散りゆくか 早い 見下ろせば雑木林は緑なし 桜威張れるひとときは過ぐ 桜吹雪が始まるか また来年とふと思うときである 時の無駄を哲学者面して思って見るか
本丸跡から下まで桜 湧き上がって来る様な 武士(もののふ)のまだ見たこともなき桜かな 槍刀の日々に追われ花見など夢のまた夢か 案外下級武士の方が桜の花を楽しめたのではないだろうか
年老いた木は素晴らしいと思った 満開の老樹の下で遊ぶ子の 百歳の時思い出となるか 誘われてあちこちの桜を見る みなそれぞれに体を休めている 有難い景色と思えた
ふと 愛を思う 世は桜西も東も目も耳も 片隅に居るクリスマスローズ良し 体に故障を持つとこんなことがとても大切に思う 一病息災と行きたいものです
山路 横山大観 1911年明治44年 紅葉の山路の晩秋吹き渡る 風に乗せけり鈴の音馬子唄 素敵な馬子と馬 きっとご自分が 馬子となり馬となり遊ぶ心をもたれて描かれたのであろう わたし…
お詫び 昨日の「一切の芸術」の文は大観の 座右銘 でした 済みませんでした 改めて 座右銘 「一切の芸術は無窮をおう姿にほかならず絵画は感情を 主とす世界最高の情趣を顕現するにあり] 明日は次の大観の作品を楽しみたいと思います 山路を下る気分を
何と良い雰囲気か 「一切の芸術は無窮をおう姿にほかならず絵画は感情を主とす世界最高の情趣を顕現するにあり」 師天心から与えられた言葉として生涯大切にしたもの と言う 竹林の彼方の…
不二 1957年昭和32年 横山大観先生 富士山の御作品を沢山に見せて頂きました お人柄を見せて頂きました 誠に有難うございました
人が描いた絵か天が描いた絵か ある日の太平洋 昭和27年 盛り上がり激突をする波頭 龍躍動す嗚呼ある日の太平洋 日本の国 どうかどうか祈ってください見守ってください教えてください
休み時間に威張って話す箏だろう 三人五人子等集まりて碑を読めり 日本中央声出し読めり 子等の大きな自信になりますように わたしも日本中央の地を踏みました 良い事が沢山あるような…
神様が呼んでいるのです 幼児には聞こえるのです 本殿当たりのざわつく音の聞こえきて 親の手引っ張る幼児…
自分の一ページをふと思い出す 四月に入る緑いまだし朱の社殿 若き親子の右左から あちこちから云われたように集まる面白さ 見ていて自ずと顔がほころぶ ほころぶ己の顔を失わない有…
ものすごく強靭に見える鯉 口をあく鋼鉄のごとき赤白の鯉 社の池に神を守らん 大きく太く力がありそうな神のしもべ 天竜川の鯉とは動きが少し違うようです この池では生きても天竜川では…
あたりまへに咲いているんです 古き道古き藁屋の二、三軒 軒端に古株の辛夷咲きけり 古いと言う言葉そしてその物 懐かしく同僚のように思える 老いると言う美しさを是非是非自分の持ち物とし…
美しさの中のあたりまへという景色でした 三月の末という日の有難さ 田の道一台軽トラ走る なんともないあたりまへの農村の景色 ふと思う漱石の言葉 一つの景色で三十くらいの小説…
明日早くに出て上田まで行ってきますので今日は休みます よろしくお願いいたします 今日は何とも暑い変な天気でしたね 人間の所業を皮肉ってこんな天気にしているので はないでしょうか 天気に笑われないようにと思いますね
向こうは日本海手前は太平洋 天よ 日本を守りたまへ守りたまへ 生気放光 横山大観 1942年昭和17年 江田島第一術科学教育参考館 黒と金二色に鼓舞す白き波 怒涛の中に富士聳え見ゆ…
宝石の価値 何時頃から 「バビロニアの女神小立像」 紀元前3~2世紀 大理石 高さ25センチ 遠き世の母の通いし女神の臍 偲びて埋めるガーネット象眼 「紀元前4世紀に古代アジア全域がアレ…
今世は人間が組み換えをなすか 鍍金銀製狩猟文皿「バハラーム・グールと愛人アザデ」 6〜7世紀 直径21センチ 雌雄の鹿何の故にかその性を 組み換え為すか王子の愛人 「ここにあげた…
海外旅行から帰国した感じ 御物「春日権現験記」 部分 鎌倉時代末期 絵巻物 高階隆兼筆 数多く西の国なる裸婦を見ぬ 今宵は日本の春日社の絵図 「新年早々から山の風景画、といってもこ…
< 左手に持つ古い本の質感 凄い レンブラント「聖家族」 1645年 普段こそ聖家族 普段こそ愛に満つ 天の願うは 「聖家族」の主題はもちろん聖書からとったものである。この表題の下に幼児キリスト…
美と人生 こう有りたいです 「泥頭木身女俑」 中国・唐時代 688年ごろ 高さ29.5センチ トルファン・アスタナ出土 その人の経歴を知り読み返す 思いの深き解説の文 「、、…
「 革袋をかたどる」とは何と凄い余裕か 「鍍金舞馬かん杯文銀壺」 中国・唐時代(紀元618年~907年)高さ18,5センチ 「虎牛祭盤」作りて過ぎる六百年 鍍金の銀壺は生新にして 「ふっく…
純朴真摯な人柄の画家の解説と思う 「虎牛祭盤」 中国前漢時代 (紀元前206〜後24年)長さ76センチ 重さ12キロ 土牛の名作「渦潮」 「祭盤」の解説に言う精神の高みが 「青銅器展は、一点一…
高さといい重さといい恐ろしく大きな壺である 「ばんち文連鶴方壺」 中国春秋時代後期(紀元前594〜同476年) 高さ118センチ 重さ64,29キロ 紀元前の凄き技術の人の血の 歴史の中を今に…
笑えばしもぶくれのある可愛い顔です [長信宮灯」 中国・前漢時代(紀元前206〜後24年)高さ48センチ 二千余年遠き過去の燭台の 官女の顔の今世の顔に 「、、、、、 長信宮灯」は と…
加山又造の絵 説に言う誠実さを思う 「金銀象嵌雲文犀尊」 中国・戦国時代 紀元前475年~221年 1963年出土 教わりて頷きまた読む画家の説 己の画境と技の文なり 「中国古…
互いに持つ美を感じる何か 「四羊方尊(しょうほうそん)」 中国・商代後期 (紀元前14〜同11世紀)1938年出土 美と云う言葉のなき世の三千年前 工人作る四羊方尊 「中国古代…
ギリシャの源氏物語か コレッジョ「ゼウスとイーオ」 部分 1530年ごろ 神々の情事を語るギリシャ神話 四月の日本さくら満開 「十六世紀ルネッサンスの画家たちは、しばしばギリシャ…
浮世絵の女の髪を ふと 思った 宗達「松島図屏風」 六曲一双部分 17世紀後半 老松の緑は波に近づきて 金波銀波の命をと見る 「、、、、、、この図を見る者は、まず何よりも、明るく…
三千年前の人が目の前にいる 「ネフェルティティ胸像」 エジプト第十八王朝 紀元前1355年ごろ 線が成すかまた色が成すか紀元前の 胸像に思う品のありかを 「モデルの美貌と制作…
なんと静かな美しい時間であることか ヤン・ファン・アイク 「アルノルフィ—二夫妻の肖像」 1434年 みごもりてわが子を祈る左の手 右手を誘うアルノルフィ—二 「はじめてロンドンを訪…
快楽の百貨店というか ボッシュ「快楽の園」 部分 1500〜1510年 220×195�p 快楽とは奇妙なものなり 花二本裸女の尻辺に挿す男あり 「、、、、、、、画面はフラ…
詩的本能 分らないがよい説明 ルソー「眠れるジプシー女」 1897年 月光に砂漠は明るし ジプシーは疲れ眠るかライオンやさし 「冴えた月の光の中で眠っている女体に、ライオンがひっそりと…
極卒はおのれの行状を思い出しているか 「地獄草紙・雲火霧処」 十二世紀後半 地獄あり極楽ありて極卒は 迷い迷いてなお決めかねつ 「これは平安時代の終わりに作ら…
精神の開放 今なら 無 と云うか 台座に釈迦を拝む弟子の姿が 「苦行の釈迦の像」 二世紀後半 総高83、8�p 片岩 山を下り娑婆に正座の釈迦佛の…
判らぬところを残して卒業? セザンヌ「大水浴」 1898〜1905年 208×149センチ 有りのままを良しとなさぬセザンヌの 学びつ行かん思索の道々 ありのままの自然を描くだけの印…