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  • #13

    ご主人様のお風呂はいつも長い。 私は首輪をつけられて、リードを浴場のドアにかけられてるため遠くまで行くことはできない。 ご主人様は意外にも側にいた人だった。偶然出会って体を重ねてお互いにわかった。二人が何を求めているのか。 今もご主人様は、全てを脱ぎ捨てた私を浴場の前にしゃ...

  • #12

    会社帰りの電車の中。 資格試験も終わったし、と久しぶりに彼氏と夕ご飯を食べることになった。 実は、彼のマンションまでは、会社から私のアパートに行くよりも近い。 電車で1回乗り換えて数十分、駅から歩いてすぐ。 それでも同棲しないのは、自分の時間は欲しいと彼が言ったからだ。 頼...

  • #11

    「はぁ・・・」 私一人の早朝の仕事場。聞こえてくるのはやっぱり私のため息だけ。 当たり前と言えば当たり前なんだけど、 それ以外の音が聞こえることを期待してもいないけど。 昨夜のふざけたうどん野郎は、ちゃんと仕事場に着いただろうか。 途中の電車で眠りこけて、乗り過ごしてないか...

  • #8

    雨の日の祝日 雨の音で起きたらもう昼近くだった 週末からずっと別の男に出会い、気づけば一人で目覚めたのは随分久しぶりだった。 連休の最後の日を、結局私はこんな形で終えていく。 さして空腹感があるわけでもないのに、冷蔵庫を開けた。 2日酔いで頭がガンガンするため、水が欲しかっ...

  • #10

    「ちょっとー、家こっちでいいの?」 「んー?・・・あぁ・・」 「もうっ、しっかりしなさいよ、いい加減!」 私もかなり飲んでいたが、彼はというと、もうふらふらであった。 組みたくもない腕を組み、確か家はこっちだったはずと記憶を呼び起こしながら、家まで連れて行った。 「あれー。...

  • #9

    「いやー、まさかこんなところで椿に会うなんてな」 大学時代の同級生は、3件目にしてしたたかに酔っていた。 「私だってびっくりだよ!今何してるんだっけ?」 面白くもない会社の飲み会の後で、これまた私もしたたかに酔っていた。 「俺は今は転職して、外資系の仕事だよ。」 「マジで!...

  • #7

    桜はすでに散ってしまっているにもかかわらず、上野にはまだ人が大勢いた。 朝、悩んだ挙句、薄いピンクのフレアスカートに白のパンプスにした。 相手のタイプがわからないから万人ウケのコーデ。 服装がシンプルな分、ピアスはパールの大きめのものをつけた。 帰りに同僚に、今日はなんかオ...

  • #6

    「どMな女の仔探してます。」 「一緒に気持ちよくなりませんか?」 「今夜20:00に新宿で。」 仕事帰りの電車の中、椿こと私は、新たな出会いを探していた。 一週間前に出会った人とはまだ連絡は取っている。 だが、その人とは仕事が忙しくて会えないのだ。 「本当はあの人とできたら...

  • #c 雨の日

    雨の日ってなんだかいいですよね 男性でも女性でもですが 雨に濡れたシャツや髪って本当色っぽさが増します 電車のあの湿気と汗臭さはは勘弁してって感じですけど・・・ 先日書かせていただいた男性と一緒だった時も すごい大雨だったわけで そういえば、二人で急いで走って車に乗り込んで...

  • #a 初めまして

    初めまして、花海堂です。 先日、なぜこんな小説を始めたか聞かれました。 実は最近仕事のストレスが半端なく、疲弊していたんですね。 私はストレスがたまると一人えっちの回数が冷えるのですが← え、そんな目で見てくるけど 絶対そんな人他にもたくさんいますよね(笑) 睡眠時間が極限...

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