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海外骨董探求記 https://diadochi.blog.fc2.com/

骨董にはまった初心者コレクターが探求する日本の骨董から世界の骨董までの骨董あれこれ話。

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2016/04/14

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  • ドラマ将軍が面白い。

    ドラマ、「Shogun(将軍)」がいよいよ佳境に入りました。第8話も面白かったのですが、最新話の9話は、8話以上に始終ハラハラしていました。外国人にとって、「切腹」というのはあまり理解されない行為でしたが、このドラマを見ていると、初めて切腹という行為が分かる気がします。ドラマ自体の小道具、衣装がすごいと以前ブログで書きましたが、何よりすごいのは、日本人俳優の演技力が素晴らしいです。このドラマを見ていると、ハ...

  • 物の価値

    物の価値とは、何だろうか?ポケモンカードやビットコインなどが値上がりしている時代。一方で、昔は、数百万円していた古美術が、10分の1で取引されたり、本当に価値あるものとは、何だろうか??価値という言葉の定義は、① 物事のもっている値うち。② 人間の基本的な欲求、意志、関心の対象となる性質。真、善、美、聖など。③ ある目的に有用な事物の性質。使用の目的に有用なものを使用価値、交換の目的に有用なものを交換価値...

  • ちょっと気になるガンダーラ像

    少し面白いガンダーラを見つけました。今、毎日オークションで開催されている物の中に、ガンダーラのアトラス像がありました。落札予想価格は、1000万から1500万円。かなりの高い評価です。重厚な雰囲気を持つ1級品の作品だと思いますが、評価が高いのは1981年の雑誌に掲載されている作品だというのが良い点です。アポロマガジンは、古代から現在までのすべての時代の視覚芸術をカバーする英語の月刊誌です。この雑誌の載っている...

  • 感動 その2

    前回の続きです。感動すればするほど、自分自身が成長できる。そして、感動が大きな行動力につながる。正直、出不精な私ではありますが、自分が興味を持ったものには、(ごくたまに)驚くほどの行動力を見せます。(笑)昭和時代の修身教育の本でも、面白い記述があり、人は、軍艦のようなもので、動かすためには重油が必要。(動かなければただの鉄の塊)では、人にとって、重油とは何かといえば、それは情熱だ。(その情熱をもた...

  • 感動

    あっという間に、4月(春)になりました。桜満開です。さて、今日は、“感動”に関してです。感動という要素は、人生を変えるうえで非常に重要な要素に思います。今、古美術、特に日本の民藝や骨董に興味を持つようになったのは、たまたま立ち寄った京都の河井寛次郎記念館に感動したからです。そこから日本の民藝に興味を持つようになり、民藝運動家の柳宗悦さんの「民藝とは何か?」という本にこれまた感銘を受けました。更に回り...

  • 意外に見つからない骨董品。

    お茶事で使うための道具を少しずつ集めています。道具なら何でも良いというわけではなく、自分の感性にあったものを見つけるのは少し骨が折れます。安ければと思い、大量生産の現代物を購入してもしっくりと来ず、結局、古いものにこだわってます。これまでは、古美術商や骨董市をふらりと訪れて、目に止まったものを買うというスタイルでした。ただ、今回のように用途を決めて、探すと意外に見つかりません。。。今、とあるものを...

  • 火相と湯相

    よく、お茶を点てるのに大事なのは、「火相と湯相」だと、お茶の先生が話していました。ただ、私は、いまいち、ピンとは来ていませんでした。。。先週末、これまで自宅で使っていた電熱器ではなく、炭を使って稽古したいと思い、炭を使い始めました。これが、なんと結構な準備が必要で、灰を整えないといけない。炭を洗っておかないといけないなどの準備があり。いざ、火を付けると、うまくお湯が沸騰するかの調整。また、ちょうど...

  • 資産価値としての日本の骨董(古美術)

    今日は、資産として古美術は有効か?との観点で少し検討してみたいと思います。アートをお金と絡めるなんてと真の収集家の方からは、怒られそうではありますが、もし骨董に少しでも資産価値があるのであれば、大手を振って収集に勤しむことができます。逆に、あまりないようであれば、収集を控える必要があるかもしれません。さて、昨今、物の値段が上昇しています。株式市場しかり、金(ゴールド)、現代アートや高級時計。更には...

  • 意外になかなか見つからない。

    以前、ブログでも書いたのですが、今年の夏に私が、亭主として茶事を開催しないといけなくなりました。(初)ですので、そのための準備を色々と進めているところですが、思ったよりもやることが多すぎて大変です。。。。。道具もある程度揃えないといけないのですが、茶碗などの他に、例えば、炭、草履、お盆、銅鑼、煙草盆、その他細々としたものなどが、必要です。すべてを揃えるのは無理として、ないものはないで何かで代用しよ...

  • アートフェア東京2024の訪問記録

    私が楽しみにしているアートフェアの1つ、東京アートフェア。去年は、参加できませんでしたが、今年のフェアには見に行くことができました。以前と比べて、入場料も高くなっているような当日券で5000円。去年は、5.6万人の来場者数があったそうなので、入場料だけでも約2.5億円の売上げ!それに加え、出店者からもブース代でお金を取っているので、なかなかのビジネスです。。さて、本題の東京アートフェア。現代アートは、そこま...

  • 真田広之主演の「SHOGUN(将軍)」

    真田広之主演の「SHOGUN(将軍)」というドラマが面白いという話を聞きました。真田広之・主演『SHOGUN 将軍』|予告編この「将軍(Shogun)」というドラマ、ジェームズ・クラベルの小説が基でイギリス人ウィリアム・アダムス(三浦按針)をモデルにしている作品です。1980年アメリカのドラマのリメイク版です。実は、この1980年版のドラマ、私が、フランスに留学した際、友達のフランス人のお母さんがこのドラマのファンでした。そ...

  • 仁和寺にある法師の今日の一日

    今日は、東京国立博物館の光琳展を見に行ってきました。連休のためか、はたまた今日は天気が良いせいか、上野公園は人で溢れていました。光琳展以外に中尊寺の特別展があったので、そのチケットも一緒に買ったのですが、なんと40分待ち。光琳展、常設展を見るだけで、結構時間を使ったので、中尊寺展は、諦めました。。。。仁和寺にある法師・・・・・。あるとき思ひ立ちて、ただ一人、徒歩より詣でけり。極楽寺・高良などを拝みて...

  • 日本の伝統(文化)✕最新のテクノロジー✕外国人

    今年は、本業のビジネスも頑張らなければと考えています。この数年は、今ある仕事をこなすだけの少しマンネリ化していました。(特にコロナ時は、仕事もなく。。)ただ、今年は、色々と挑戦したいと考えています。そんな訳で、今月は、新しいサービスを少し始めてみました。しかし、まだ問い合わせは、ゼロ。認知、検討、決断に時間がかかるので、今しばらく待つ必要がありますが、なんとかうまく起動に乗せたいものです。私として...

  • 移り変わりゆく時代

    昨日、ビジネスのPR戦略に関して少し話し合いました。10年前くらいは、サイトやサービスをPRするのは、FacebookやGoogleを活用することが有効でした。この数年は、YoutubeやInstagramへと変わり、最近は、Tiktokやその他の媒体が有効だとか。私も、この数年は、Facebookをほとんど利用していません。かと言って、新しいInstagramやTiktokなどは使えていません。。同僚いわく、ブログなんて書いている人は、ほとんどいない。一昔前...

  • GDP4位に転落。だから何?日本の将来。

    最近、ブログをあまり書いていなかったので、興に乗ってもう一記事。つい先日、日本のGDPが世界第4位に転落という記事を見ました。一見、日本はもう終わりというような表現ではあるものの、私個人としては、日本には大きなチャンスがあると思います。(政治は、ダメダメですが、日本自体のポテンシャルは高いです。。)この思いは、昨年末、チュニジアを旅行してから思うようになりました。チュニジアは、日本と比べると、インフラ...

  • どうなるガンダーラ茶事

    昨年のこと、「今年、ガンダーラ茶事をして欲しい。」とお茶の先生に言われました。事の経緯は、こちらのブログ記事。当初、冗談かなと思っていましたが、どうも本気らしく、つい先日、お茶時の日にちが決まりました。9月半ば。あと半年以上あるものの、茶道具をある程度揃えないといけない。手前を上達させなければいけない。献立も考えなければいけない。そして、何よりもお茶事ができる場所を見つけないといけない。以外に、炭...

  • 朝2時おきの暁の茶事

    なんだかんだですでに2月に入ってしまいました。。。。色々とブログに書きたいネタはありましたが、書けず。・とある古美術商の倉庫を見学・明治の実業家の古美術収集に思う・感受性を養う。とかなんとか。。今日は、ようやく少し落ち着いたのでブログを書きます。先週末より、京都に来ています。本当は、週末、京都でのお茶の稽古を終えて、東京に戻る予定でしたが、今回は、暁の茶事。(暁の茶事とは、厳寒の頃、夜明けの風情を...

  • 新年あけましておめでとうございます。今年の抱負【挑戦】

    新年明けましておめでとうございます。といっても、最早、新年という日でもなく、1月半ば。年末年始は、バタバタしていたのであっという間に過ぎてしまいました。。。年末、色々と考えた結果、今年の抱負は、【挑戦】にすることにしました。去年は、【経験値UP】でした。初心に戻り、恐れず、色々なことに挑戦していきたいと思ってます。大きな目標で言えば、お茶の先生より出されているお茶事を開催すること。(正直、できるか不...

  • リベンジ、今年最後の茶会。

    今日、とある茶道具屋が開催したお茶会に参加してきました。こちらのお茶会、昨年、同席のお客さんから正客に祭り上げられてしまい結構大変な目に会いました。(※正客とは、お茶会に参加するお客の代表。基本的には、お客の中で一番の経験者がなります。)でも、そのおかげで気合を入れて、今年は、頑張ったつもりです。今年は、そのリベンジのつもりで性懲りもなく、また、お茶会に行ってきました。前回のようにお客に押し付けら...

  • 帰路(チュニジア旅行の費用)

    1週間の旅行を終え、帰路に着くことになりました。夢にまで見たカルタゴを訪れることができ、良かったです。また、久しぶりの知らない国への旅行も、色々と学ぶことは多かったです。ちなみに、今回の旅行にかかった費用は、およそ15万円。航空券は、無料です。長年溜まっていたユナイテッドセゾンカードのポイントを使いました。(あと2回ほどは無料で旅行できます。)【旅の詳細】・ホテル代:約54,000円(7泊)・土産代:約20,00...

  • チュニジア旅行(6日目)ドゥッガ遺跡

    チュニジア旅行6日目です。普段、ディスクワークが多いのですが、旅に出ると、1日中歩きまわります。そのため、ホテルに戻ると、早いうちからすぐに寝るというパターンが続いてます。5日は飛ばして、6日目、チュニス郊外にあるブラレジア遺跡とドゥッガ遺跡について書きます。この2つの遺跡を巡るためには、個人の力だとなかなか難しいとのこと。ですので、この日は、現地の旅行代理店にお願いし、ドライバーとガイドを手配しても...

  • チュニジアから見る日本の将来

    さて、まだ旅の途中ではあるものの、チュニジアに関して、少し自分なりに分析してみます。チュニジア人のおじいさんが話していたことは、チュニジアには未来がない。若者の仕事がなく、優秀な人は、カナダやドイツなど海外に出ていく。と話していました。実際、これまで旅行した国と比べると観光客が非常に少ない気がしました。(たまたま観光シーズンでないだけかもしれませんが、閑散としていました。)観光客が少ないと、当然、...

  • チュニジア旅行(4日目)人の親切さが身にしみる

    行き当たりばったりのチュニジア旅行4日目です。今日は、色々な人に助けてもらった日でした。まず、スースから首都チュニスに戻り、Sid Bou Saidというチュニス近郊にあるリゾート地に行くことにしました。前回の失敗から、今回は、前日に電車のチケットを購入。(朝7時25分発を逃すと13時15分までは次の電車がないとのこと。)ですので、朝7時25分発の電車。今回は1等車を購入。(と言っても、2等車と1等車の差は100円程度しか変...

  • チュニジア3日目「エル・ジェムに向かう」

    チュニジア旅行3日目。ようやく、チュニジアにも慣れてきて、私のギアが上がってきた感じです。今日は、スースから南にあるエル・ジェムという街に行こうと思っていました。ただ問題は、交通でした。スースから電車で行くとなると、1日に数便しかなく、帰りも考えるとなかなか時間調整が難しい。そこで、ホテルのおじさんに相談すると、それなら、ルアージュという乗合バスが良いと言われました。それで、ルアージュ乗り場に行き、...

  • チュニジア旅行(2日目)スース

    チュニジア首都チュニスから第3の都市スースへと移動することにしました。朝早くに出て、電車でスースに向かうことに。開いている窓口は1つだけ。売り場のお兄さんは親切で2等車席、8.6TND(約430円)ただ、朝早くに出たものの電車の本数はそこまでないので、結局1時30分程度待つことに。それから電車に乗りましたが、電車が揺れること揺れること。脱線するかと思うくらいでした。。。(冷や汗)でも考えてみれば、2時間30分の電車...

  • バルドー美術館(チュニジア)

    チュニジアのチュニスにあるバルドー美術館。中心地から美術館までは、予想以上に距離があり、路面電車で20分くらいでした。でも、行きの電車は、かなりギュウギュウで、余裕があれば、タクシーでも良いかと思いますが、私はボッタクリが嫌なので、安い路面電車の方を利用しました。入場料は、13TND(約650円)来館者は、少ないように感じました。注目すべきは、モザイク画。ローマ時代(2-3世紀)のものが多かったです。近くで見...

  • チュニジア旅行(1日目) チュニス

    さて、チュニジア旅行1日目(初日)が終わりました。まず、チュニジアの第一印象(着いた当初)・街が汚い・人の笑顔が少ない・猫が多いということでした。。。着いた当初、ちょっととんでもないところに来たな。と思いました。空港では1時間近く、パスポートのチェックで並び。(ほとんどが現地の人で欧米人は殆どおらず、東洋人は私1人くらいでした。)そして、最悪の印象は、やはりタクシー。なんだかんだでボッタクられまし...

  • チュニジアへの行き当たりばったり旅行

    今、北アフリカに位置するチュジニアに来ています。今朝着いたばかりです。私の旅行スタイルは、基本、行き当たりばったりで、ふと休みが取れると思ったときに、1ヶ月位前に航空券を購入し、後は、飛行機に乗るまで放置です。(笑)なぜなら、下手に色々と考え始めると、不安だけが募ります。だから、私の場合、逆に何も考えずに旅行したほうが良いです。そのため、友人や家族にも旅行のことは話しません。話すと、色々と言われた...

  • 夢の実現=熱量×行動

    昨日書いたブログでは、骨董仲間Sさんからからブログの更新が遅いと言われました。確かに、ここ最近は、書いてませんでした。昨日あった骨董仲間の2名もこのブログを通じて知り合いました。他にも数名の方とも知り合いになりました。また、ブログに書くことで、自分の中の考えや想いをまとめることができるので、ブログを書くことは、結構重要だったりします。(書かないと、ふと気づけば何も考えないままダラダラ過ごしていたりす...

  • ガンダーラ好きの座談会

    昨日、東京の某所でガンダーラ好きの若者?3人が集いました。私とコレクター仲間のSさん。そして、業界でも噂のガンダーラを集めている大学生のUさん。Uさんの存在は、耳にすることは何度かありましたが、会う機会はありませんでした。ただ、SさんがUさんとSNSを通じて知り合い、ついにここにガンダーラ好きの3人が集いました。同じ種類の古美術を集めているコレクターが集まるのは、非常に珍しいことだと思います。昨日は、色々と...

  • 感動は人を変える。

    先日、路上ライブで三味線を弾いている外国人の若者を見かけたと書きました。それ以外にも、骨董や茶道についてネットで検索すると、外国人が出てくるケースが最近よくあります。有名な人でいうと、ネルケ無方さん(ドイツ人で前安泰寺住職:禅宗)村雨 辰剛さん(庭師、スウェーデン人)ブレケル・オスカル さん(お茶の専門家、スウェーデン人)などなど。ただ、この方たち以外にも、世に知られていない外国人がかなり多いことで...

  • 昭和12年の名著:骨董にせもの雑学ノート(贋作を掴まない方法)

    先日読んだ佐々木三味さんの本が面白くて、他にも本がないか調べたところ、この本がありました。「骨董にせもの雑学ノート―七たび問うて書画を疑え 新版・偽物がたり」前回の本は、お茶時においてのお茶道具の組み合わせなどの話でしたが、こちらの本は、茶道具の贋作についての本でした。この佐々木三味さんという方、明治26年生まれで茶事研究家だった方。この本は、昭和12年に書かれた幻の名著の復刻版だとのこと。日本美術、良...

  • 佐々木三味が語る 茶事・茶会の心得

    骨董収集家にとって、なかなか興味深い本を見つけました。「佐々木三味が語る 茶事・茶会の心得」お茶の手前うんぬんといった内容ではなく、茶道具についての内容を語っています。お茶において、茶道具はかなり重要なポイントを占めます。私なんか骨董が好きで、お茶を勉強するようになったのですが、お茶を勉強している方の多く(女性が八割)は、私が知る限り、あまり茶道具に興味を持っていないようです。自分で道具を集めてい...

  • 外国人が日本の伝統を継承

    今日、駅前で路上ライブを行う若い外国人を見ました。なんと、津軽三味線を弾いてました。少し前に出会ったフランス人Kさんも、子供の時に、尺八に出会い、親にねだって買ってもらったそうです。それから日本文化に興味を持つようになり、尺八歴10年以上。お茶も習って10年。今は、日本に住んで作陶して生活しているのだとか。日本人以上に日本の伝統を知っている外国人。正直、本家本元の日本人も負けてはいられないです。それだ...

  • アートと人間

    最近ふと思ったのは、アートと人との関連性です。家庭でも、企業においても家長や経営者は非常に大事で、家長の人格が良ければ、家族が寄って来ますし、良い経営者であれば、人が集まります。一方、偉大な経営者が亡くなり、無能な2代目が後を継ぐと、あっという間に会社が破綻することもあります。一個人の力は、偉大なのです。これは、アートも同じで、素晴らしいアート作品は、多くの人を感動させます。また、その作品を見よう...

  • 日本の古美術(骨董)の将来性と値上がりについて

    古美術収集において、もし古美術が10年後、値上がりするのであれば、もっと気軽に買えるのに。。と思います。古美術(骨董)=値段が下がる物というイメージが付いてしまっています。昔と比べ、絵画にしろ、茶道具、掛け軸、日本刀にしろ値段が下落しています。とあるYoutube動画で、15年前の骨董が今どのくらいで売れるかという検証をしたところ、3分の1まで下落していました。(Youtube「器用貧乏財布に5円」)果たして、古美術...

  • お茶の先生から出された課題(試練)

    昨日、お茶の先生に、新しく入手したガンダーラの仏鉢礼拝供養図を見せました。いつもは、入手した茶道具(茶碗、棗)などを見せて感想をもらてます。その度に、私の買値をピッタリと当ててました。私は、茶碗などの目利きがまだ分からず、勉強中です。ただ、ガンダーラに関しては、かれこれ7年近く収集していて、どの骨董分野よりも真剣に勉強してきたと思ってます。そんな訳で、今回、見せたガンダーラの仏鉢礼拝供養図。先生か...

  • 茶道と禅との関係

    茶道は、禅と関係している。茶道を始めた頃、その意味を知りたくてお寺に禅などをしに行ったことがありました。ただ、継続的に実践しようと思うに至らず、今日に至っています。お茶を日本にもたらしたのは臨済宗の僧 栄西と言われているので、その関係くらいにしか思っていませんでした。しかし、お茶をやり続けているうちに、お茶で実践していることが、禅の修行と似ているところがあると少し分かってきました。座禅は、心を無に...

  • 仏鉢礼拝供養図(茶道の原点?)に迫る

    先日、入手したガンダーラの仏鉢礼拝図に関してまとめておこうと思います。仏鉢礼拝供養図とは、釈尊が悟りを開いて仏陀になった後、2人の商人が食物をお布施しようとした際、仏陀は、それを受け入れる食器を持っていなかったそうです。それを知った四天王が、高価な金や銀などでできた器を提供しようとしたそうです。釈尊は、それら高価な金属器は仏陀には相応しくないと断りました。そこで、四天王の各自が安価な石鉢を持参する...

  • 骨董収集から7年を振り返る。

    ふと、このブログを書き始めるようになった最初の記事を読み返しました。骨董収集に興味を持ち始めたのが、2016年1月頃。ふと気づくと、あれから、7年が経過してました。!! (;゚д゚)アッ起業したのは、2012年なので、10年以上経過しています。。そして、茶道を始めたのは、コロナの時の2021年1月なので、もう少しで3年目です。月日が経つのは、早いのですが、自分なりに成長できているかどうか?確かに、骨董や茶道を初めた時よりかは...

  • ガンダーラコレクション(「仏鉢礼拝図」)

    久しぶりにガンダーラコレクションを追加しました。新たに追加したのは、2~3世紀のガンダーラの「仏鉢礼拝図」このガンダーラのレリーフを見たのは、2ヶ月前。途中、とある美術館に収められるという話も出ていたそうですが、なんとか私が入手することができました!これまでは、私のコレクションといえば、ガンダーラ像の一体物ばかりで、レリーフ像を買うということはありませんでした。でも、この作品は、見た時に何か私の心に...

  • 茶道は、精神修養の場(私自身に出た効果)

    少し前に、呼んだ稲盛和夫さんの本の中で名前が出ていた中村天風さんという方の本を読んでみました。1876年、東京府生まれ。日露戦争の軍事探偵として活躍。当時、死病であった肺結核を発病したことから人生について深く考え、真理を求めて欧米を遍歴。 有名な学者や識者を訪ねるが、答えを見つけられず、帰国する途中にインドのヨガ聖者と出会う。そのまま彼の弟子となり、ヨガ哲学の指導を受け、病を克服。 帰国後「心身統一法」...

  • 当たり前のことだけど、忘れてしまっていること。

    最近、日本を代表する事業家の京セラの創業者、稲盛和夫さんの本を読んでいます。京都の小さな町工場から始め、京セラ、KDDIなど日本を代表する会社にした人です。余談ですが、京都って、意外に日本を代表する会社が多く、任天堂、島津製作所、村田製作所、オムロン株式会社があります。稲森さんの本を読んでいて、かなり精神論的なことを書いてます。「世のため人のためを考えなさい」「謙虚で感謝しなさい」「良い行いは、回り回...

  • 馴染みの古美術商とコレクター仲間

    昨日、東京美術クラブで開催されたTokyo Antique Faireに行ってきました。何点か気になるものはありましたが、無理して買うかというほどでもないので、購入には至らず。猛暑のせいかいつもより人は少なかったです。さて、Tokyo Antique Faireでその後、骨董仲間のSさんと合流。同じガンダーラを収集している仲間なので一緒に、馴染みの古美術商のところに行きガンダーラ談義。なかなか良いものを見させてもらいました。眼福眼福。...

  • 価値とは一体何なのだろうか?当たり前だけで難しい。

    前回のブログ(「現代における錬金術」)の続きです。現代において、人が価値を認めれば、簡単にそれまで無視されていたものが、数百万円、なかには1億円にも価値が上昇することがある。(現代の錬金術)と書きました。でも、そもそも、価値とは一体何なのだろうか?価値という概念について、調べると、なかなか興味深く、もっと深く掘り下げていく必要があるかもしれません。。例えば、1万円札などのお金に関しても、本来は単なる...

  • 現代における錬金術

    前回のブログに書きましたが、ここ最近のコレクターズアイテムの高騰が著しい。ロレックスの時計ポケモンカードレトロゲーム私の知り合いも、ポケモンカードに投資し始めたと聞きました。さて、次に来るものは一体何のだろうか?骨董にも、この流れは来るのだろうか?少し考えてみることにしました。まず、この流れ。個人的には、現代アートがきっかけなのでは??と思っています。これまで、お金の価値は、政府が保証し、信用関係...

  • 催事続きの7月文月(骨董市での戦利品)

    7月、なんだかんだで毎週、骨董の催事があります。今週、土曜日は、古裂会の下見会に参加してきました。そして、今日は、国際展示場で開催されていた有明骨董ワールド(旧:骨董ジャンボリー)に行ってきました。以前は、骨董ジャンボリーの名前で有名でしたが数年前、内部分裂が起こり、規模が少し小さくなったそうです。私は、数年ぶりの参加でしたが、以前と比べて質は下がったかなと思います。良いお店もありますが、どちらか...

  • 幸運の女神には前髪しかない

    幸運の女神には前髪しかないチャンスは一瞬であり、その瞬間に掴まなければ、チャンスは逃げてしまう。という意味です。これは、骨董収集しかり、人生、ビジネスにおいても通用します。実は、チャンスは、そこかしこに溢れていて、あとはそれを掴むか掴まないかだけの話です。ビットコインや現代アート、リーマンショックやコロナショック後の株。インバウンドビジネスへの流行やポケモンカード、ロレックス時計、金(ゴールド)。...

  • 茶道の効用(楽しさ)

    つい先日、茶道のことに関して知り合いに聞かれました。茶道のどこが面白いのですか?と。・美味しいお茶とお菓子が食べれる。・古い道具などを使うので楽しめる。・作法を学べる。というのが、まず最初の面白いところですが、今日は、もう少し深いところの面白さを書いてみようと思います。私も最初そうでしたが、茶道といえば、お茶を飲んで、お菓子を食べる。ということをイメージしがちですが、本来は、お客さんを呼んで、食事...

  • ダイナミックな古美術商、坂本五郎さん

    今、読み返しているこの本。「ひと声千両―おどろ木 桃の木「私の履歴書」 1998/6 坂本 五郎 著(以前、ブログでも書評を書きました。)私は、古美術商、壺中居の広田 不孤斎さん、不言動の坂本五郎さん、山中商会の山中定次郎さんと伝説の古美術商の生き様が好きです。世界を股にかけて活躍した古美術商です。今回、坂本五郎さんの本を読み返していると、後半にシュメールの至宝、バーニーの浮彫(夜の女王)の記述があり、少し調...

  • 物(アート)の価値、お金の魔力と怖さ

    つい先日、現代アートの展示会に行きました。若手作家の展示会でしたが、やはり、私は、あまり現代アートの良さが分かりません。小さな会場でしたが、そこそこ人が入っていました。ただ、純粋なアートコレクターというよりかは、交流自体を楽しむ人、もしくは、投資的な意味でアートを探している人やアーティストが多かったです。販売価格は、結構高く、30万円から100万円位の作品。この価格帯で言えば、物にもよりますが、骨董品...

  • 最近、ガンダーラ美術が人気?

    ここ最近、ガンダーラ美術、少し人気が出てきているようだ。土曜日、馴染みの古美術商のところに久しぶりに顔を出したところ、ちょうど、ガンダーラ仏を買って帰るお客さんに遭遇しました。いつもは、暇だと話していた店主も、ここ最近の話を聞くと、「良い物が入ると、すぐに売れていく」と、嬉しそうな感じ。ただ、コレクターにとっては、あまり良いことではなく、まさに時間とお金との勝負。良いものに出会った時には、すぐに買...

  • お金持ちとは何か?人生とは何か?

    今回のコルシカ島の旅行は、色々と考えさせられました。やはり、海外旅行は良いもので、色々な人達、人種、考え方、生き方が世界にはあるんだということを知ることができます。前回のブログで書いたように、お金持ちとは何か?人生とは何か?について思うところを書いてみようと思います。コルシカ島で見た大型のクルーザー日本で言うお金持ちが小さく見ててしまいます。そして、実は、私が滞在したS一家も、お金持ちと言える類に...

  • 日本人が知らないコルシカ島(美の島)

    コルシカ島に到着。コルシカ島はあまり知られていないかもしれませんが、地中海に浮かぶ島でフランス領。“Île de Beauté

  • 今日は、世界の別の場所

    前回の茶会の後、実は、フランスに旅立ち、昨日、帰国しました。コロナ以降、3年ぶりの海外です。留学時代にお世話になったフランスのホームステイ先のおばあちゃんに会うためです。Louisetteおばあちゃんは、御年なんと96歳。5年も会っていなかったので、会いに行くことにしました。東京からドバイ経由で、スイスのジュネーブ行き、さらに、ジュネーブからフランスのコルシカ島への旅行。飛行機に乗ると、ほとんど周りは外国人。...

  • 令和の大茶会(日本のとある場所に茶人集合)

    今日、日本のとある場所で、お茶好きの人が集まるとある茶会が開かれました。流派は関係なく、裏千家、表千家、江戸千家、藪内流、武者小路千家、無流派まで100人近い参加者が集い、それぞれ趣向を凝らした席を設けていました。まさに、令和の大茶会私は、お手伝い要因としてある流派の席をお手伝い。土曜日は、前日の豪雨の関係で新幹線は混乱を極めていましたが、今日、日曜日は、嵐の後の晴天で素晴らしい天気でした。狂言の演...

  • AIがもたらす未来と生き残る道

    ここ最近、AIのChatGPTが大きく取り上げられています。AIによる加工画像やグラフィックデザインなど、かなりの進化を遂げていて、戦々恐々している職業の人も多いとか。AIにより、失われそうな仕事というと、・グラフィックデザイナー・IT関係者・会計士、弁護士、医者・コンサルタント・翻訳、通訳・作曲家・金融関係・カスタマーサポートなどなどが上げられます。私が関係している翻訳などの仕事も、数年前と比べると無料のもの...

  • アンティークコインに関して(コイン投資に関して)

    つい先日、数年ぶりに知り合いのTさんに会いました。(Tさんは、私と同じ時期に起業したのですが、私はチマチマする一方、Tさんは、3年で事業を売払い、引退しました。)そんなTさん、引退後、資産運用の一環で、アンティークコインを収集しています。Tさんに聞いた話をまとめておきます。Tさんいわく、投資目的であれば、アンティークコインより、近代のコインのほうが良いのだそうです。アンティークコインは、デザイン性に優れ...

  • GW中の京都茶事旅行

    GWの休みを利用して京都に茶事稽古に行ってきました。5月は、子供(男の子)の日で料理や使われる茶碗も、それにちなんだ茶事でした。(あいにくの雨模様。。。それはそれで、また一興。)例えば、菖蒲の花。菖蒲(しょうぶ)=勝負の語呂合わせで、お椀の中にも菖蒲を形つくった飾り。蓬(よもぎ)のくず餅の蓬も邪気払いを意味する。など。本当に、語呂合わせや意味など色々とあり、奥が深いことを知りました。料理作りも、かな...

  • 馬鹿になろう。

    前回のブログ、最後の最後で逃した鯛(ガンダーラ) で思ったこと。やはり、情熱が大事で、少しでも欠けてしまう(躊躇する)と、成功しないものだと分かりました。昨日、一緒に仕事をしているフランス人のビジネスパートナーMと食事をしながら話をしていると。実は、M。翌々考えたら、彼がワーキングホリデービザで日本に来たのは、高校を卒業してすぐのことでした。高校を卒業して、いきなりフランスから日本に来ようと思うには...

  • 最後の最後で逃した鯛(ガンダーラ)

    今日は少し残念な話。。。ガンダーラを収集し始めた頃、ネットでなにか良いガンダーラがないか色々と見ていました。ある時、あるガンダーラ像が目に止まりました。それは、とあるブロガーが北陸の催事に、こんなガンダーラがあったと、ブログにアップしていたものでした。それから、数年後、またとあるサイトでそのガンダーラ像が今度は、中部地方の催事に出ていたのをネットで発見。おそらくは、その業者、最初の北陸の催事から売...

  • 雰囲気

    良い古美術は、そこはかとなく雰囲気が醸し出されています。実は、人も同じで、長年、茶道をやっている人の所作や立ち振舞を見ていると非常に洗練しているなと感じます。具体的にどこかと言われると困りますが、凛としているのです。そういえば、以前、スイスのジュネーブのレストラン。(ちょっと高級なお店に友達の招待で行きました。)そこに、アメリカ人らしいおばさんグループがいましたが、少し下品な感じでした。(厚化粧だ...

  • 目白コレクション 2023年春レポート

    先週、目白コレクションに行ってきました。毎回、数点は、気になるものがあり、今回は、・聞か猿の石仏・根来の入れ物とかが、個人的には、気になりました。でも、雰囲気は良いのですが、購入したとしても、どこに置けばいいのか。また、そこまでして欲しいものか?ということで、保留。ここ最近の問題は、飾る場所です。購入して、押し入れにしまい込むのは好きではなく、かと言って季節ごとに出し入れするまで余裕もなく。結局、...

  • リスクを求めて

    あっという間に、桜散り、4月になってしまいました。。。3月は、仕事が多忙で、かなり一杯一杯でしたが、ようやく少し落ち着きました。本当は、忙しい時こそ、心にゆとりを持たないといけないのですが、仕事が忙しいと、日々の食事も疎かになったりしてました。T_T骨董の催事(東京アートフェア)なども参加できずじまい。今週末、開催される目白コレクションは、行く予定です。実は、海外旅行にも行きたいと思ってますが、コロナ...

  • アニメ映画、Blue Giant 「良いものは良い!」

    知り合いの薦めで、現在公開中の「Blue Giant」を見てきました。ジャズをテーマにしたアニメ映画です。漫画自体は読んだことはありませんでしたが、初めての人でも分かる非常に良質なアニメ映画でした!個人的には、アニメと音楽の相性は非常に良いと思います。(のだめカンタービレしかり、Beckしかり)上映中、かなりジャズが流れる部分が多いので、ちょっとしたコンサートに行っている気分に浸れます。あと、何よりジャズを目指...

  • 戻ってきたガンダーラ

    ここ最近、お茶のネタでブログを書いていましたが、今日は、久しぶりにガンダーラ美術ネタで書きます。今日は、とある業者さんのところに以前売ったガンダーラが戻ってきたということで見に行ってきました。歳になり、子供も興味が無いため、集めていたコレクションを、古美術商に引き取ってもらったものでした。資産的にも余裕があったコレクターが集めてきた素晴らしいコレクション。久しぶりに良いものを見させてもらいました。...

  • 満月の見える夜の茶事(暁の茶事) 茶飯釜で猪鍋

    2023年が始まり、あっという間に2月半ば!この1,2月は特に大きな骨董の催事などもなく、春にある大型の催事を楽しみにしているところです。直近で言えば、3月10日から3月12日まで開催される東京アートフェア。その後は、春の目白コレクション。昨年は、ついうっかり、日程を間違えて東京アートフェアには、参加できないという痛恨のミスをしたので、今年は参加したいです。さて、また、お茶の話になりますが、先日、暁(あかづき...

  • お茶道具(茶釜)の共箱などの書付(箱書き)に関して

    お茶道具を買うと、共箱などに書付が書かれていることがあります。正直、何が書かれているのか分からないような字ではありますが、こちら、私が、ヤフオクで購入した茶釜の箱の書付。売り主も、あまり良くわからないとの話でした。私も、あまり気にしていませんでしたが、年末、茶釜の底の鳴金が外れたため、この機会に、釜師の元に持っていき、修理に出しました。その釜師さんが1ヶ月かけて修理してくれ、ようやく昨日、私の手元...

  • 美味しい抹茶を点てるには? 【必要な8要素】

    茶道は、どうしてもお点前のことばかり考えがちですが、いちばん大事なのは、美味しいお茶を点てること。そのための作法であり、道具であり、お茶が美味しくなければ意味がありません。。。ここ最近は、どうすれば美味しいお茶になるのか、色々と模索中です。千利休曰く「茶の湯とはただ湯をわかし茶をたててのむばかりなる事と知るべし 」ただ、これは、言葉ほど、簡単ではありません。。。よくネットを見ていると、ヤカンでお湯...

  • 2023年の始まり。年の暮れのお買い物。

    新年あけましておめでとうございます。2023年の始まりです。今年は、一体どんな年になるのだろうか?どんな年になるとも、私自身、もっと成長していかなければいけません。そして、今年の目標は、骨董を通して、茶道を学ぶこと。いろいろな骨董を手にして、知識を深めていこうと思ってます。実は、年の暮れ(数日前)。また、お茶道具(風炉)を購入してしまいました。(汗)ヤフオクを見ていると、常時、数十万点の骨董があるだけ...

  • 2023年の抱負(来年の目標)

    今年の私のテーマは、「リセット」でしたが、来年の私のテーマは、「経験値UP」にすることにしました。今年、気づいたのですが、本などを読んで知識をつけるよりも、実際に、経験するほうがはるかに自分自身を鍛えることができます。本を読んで、学んだつもりでも、時が経てば、結構忘れてしまうことが多く、失敗した経験は、忘れることができず、自分の血となり肉となります。ですので、どんどん経験し、失敗していくことが必要だ...

  • 茶釜の旅(良い茶釜とは?)

    私が自宅で愛用している四方釜。しかし古いため、釜の底に貼り付けている鳴金が外れ、少し外回りのサビも気になっていたため修理に出すことにしました。でも、せっかくなので、この機会に釜工房も見学し、釜師さんの話も聞いてみたいと思い、行ってきました。天明釜の生まれ故郷、栃木県佐野市(ちなみに、茶釜の有名所は福岡の芦屋釜、京都の京釜)東京から約2時間ほどの道のり。釜工房で、茶釜の修理の打ち合わせをしました。や...

  • お茶道具屋のお茶会に参加してみた。(失敗編)

    ここ最近は、お茶三昧。昨日、土曜日はお茶の稽古で、その後は、ガンダーラ収集仲間のSさんが、私の秘蔵のガンダーラコレクションを見に遊びに来ました。ガンダーラの話に花を咲かせつつ、お茶を一服(正確には二服)差し上げました。ただ、知り合いや友人の前でお茶を点てるのは、なんかまだ小恥ずかしく、なかなか思うようにはいきません。。。お茶の先生曰く、「例え、知り合いや友人でも、貴人をもてなすように。」とのことで...

  • はや12月。反省。

    気づけば、もう12月。T_T毎年のことだが、時が経つのは早いです。。。。今年は、どれだけ成長できたのか?やりたいことができたかと言えば、いつもの如く、答えはNO。骨董収集に関して言えば、安いものはちょこちょこ買ってはいますが、今年、これを手に入れて満足できたというようなものは買えていません。。。今年購入したものは、お茶の稽古用にと茶道具を少々買っただけ。(まだまだ勉強しながらと言うか、買って使って初めて...

  • 美味しい抹茶の点て方「お茶事とは、何のためにあるのか分かりますか?」

    以前、お茶の先生に、「お茶事とは、何のためにあるのか分かりますか?」※「茶事」は、食事やお茶のお点前を含めたフルコースの正式な茶会私は、「お客さんを、精一杯おもてなしするためですか?」と答えると、「そうではなく、美味しいお茶を差し上げるためにあるのだ。すべてのその一服のためのものであり、お茶が美味しくなければ、いくら豪華な料理や道具を出しても駄目なのだ。」と言っていました。ちょうど1年ほど前のことで...

  • 男性の私が、口切りの茶事に参加してみました。

    週末、お茶の稽古に、京都に行ってきました。今回は、お茶にとってはお正月の口切りのお茶事でした。【口切りの茶事とは?】葉茶壺に入れ目張りをして保存しておいた新茶を、陰暦一〇月の初め頃に封を切り、抹茶にひいて客に飲ませるもの。炉開きに行なわれ、茶人の正月ともいわれる。遠くは、九州の佐賀や長野県、石川県、果ては、ドイツ在住の日本人まで、多くの方が集まりました。私以外は、全員女性で、お茶歴10年以上です。(...

  • 骨董から見る今後の経済展望(中国人が骨董を買わなくなる。)

    昨日、馴染みの骨董屋に久しぶりに顔を出しました。そこで聞いた話が、中国人の骨董への購買力が急速に落ちてきているとのことでした。これまで日本人が古美術品を買わない代わりに、中国人が日本の古美術業界を支えていた点もありましたが、その中国人が買わなくなってくるとかなり厳しいと店主は心配していました。店主曰く、来年は更に酷くなるだろうとのことでした。もし中国の古美術も持っていれば、高値の段階で早めに手放し...

  • 久しぶりのガンダーラ美術ネタ

    また、ガンダーラを収集し始めたという方からコメントをもらいました。少しなりとも、私のブログが役に立ったようで、嬉しく思います。ですので、お役に立つ程度にブログを更新していきたいと思います!ただ、どういうテーマを求めているのかよく分からず、分かれば、そのテーマでできるだけ書く予定ですが、そうでなければ、思いついたまま書きます。テーマ:1:ガンダーラ美術ネタ2:日本美術ネタ3:茶道ネタ4:今後の古美術業界...

  • 秋の目白コレクション2022年。ガンダーラコレクターとの出会い。

    今日、年2回開催される目白コレクションに参加してきました。私が、一番楽しみにしている催事で、値段がお手頃で良い品が多いです。今日、開場2時間30分前に行きましたが、すでに100人ほどが整理券を受け取っていました。(早い人だと、朝の3時に整理券を貰いに来たとか。。)前回、東美アートフェアに参加して思ったのですが、ここ最近参加する骨董の催事、盛り上がってきている感じがします。さて、今回、少し目に止まったものも...

  • 励ましのコメント。東美アートフェアの感想。

    前回、ブログを更新しましたが、海外在住の骨董仲間のNさん、また、きなこさんからブログを楽しみにしていると書かれていました。コメント、ありがとうございます。m(_ _)mそんな訳で、ブログを書いてみようと思います。今回は、つい先日、行った東京美術クラブの東美アートフェアの感想です。東京美術倶楽部主催の古美術の催事は、全国から選ばれた一流の古美術商が参加します。参加する方々も、前回書いたあなぐりの客層とは違い...

  • 目利きの道は、まだ遠し。最近の骨董収集状況。

    久しぶりに近況報告をしてみます。ずいぶん、書いていないので、どのくらいの人が読んでくれるか分かりません。(独り言になるかもしれませんが、とりあえず、ブログに残しておきます。)9月24日(土)、若手の古美術商が開催しているあなぐりという骨董の催事に行ってきました。11時開始ですが、8時30分頃に行き、整理券20番代をゲット。(朝早いのですが、それでも、20番代です。)なかなか良質な品がありますが、ただ、みん...

  • 久しぶりの近況報告

    久しぶりにブログを書きます。というのも、このブログを読んだ方から、ガンダーラ美術に興味を持ち、このブログを読んで初めて勉強がてらガンダーラを購入しました。というメッセージをもらったからです。ですので、久しぶりに、私も近況報告をしてみたいと思います!ここ最近は、あまり大きな買い物はしていません。私が、収集しているガンダーラ美術やその他のものも、家中、骨董品が増えるのが嫌なため、以前よりかは、吟味する...

  • 2021年の終わりに、なんとか新サイト完成!

    新年あけましておめでとうございます。ここ1週間、新しいブログの立ち上げにかかりっきりになっていました。最初の2日間程は、慣れないワードプレスに悪戦苦闘したりしていましたが、途中から楽しくなり、寝食を忘れて、朝3時まで作業してました。しかも、数日間悪戦苦闘して、出来上がってきていたサイトのデータが、サーバー移行のミスで、データが消えた時には、絶望に襲われました。それが、29日の朝でした。(泣)年末年始に...

  • 来年の抱負!2022年に向けて!

    おはようございます!あっという間に、2021年も残すところあと僅か。今年の私のテーマは、「猪突猛進」でした。どこまで猪突できたかは分かりませんが、一応、満足しておきます。来年、2022年はどうするか考えていたところ、決めました!来年の私のテーマは、「リセット」本当は、最初、「高み」というテーマを第一候補に考えていたのですが、ただ、一度、心機一転し、初心に返ることこそが大事だと気づきました。その一環もあり、...

  • 私は、何にワクワクするのか?

    日々の生活に追われ、視野が狭くなっているケースが多く、今日は、改めて、私が、どんな場面がワクワクドキドキしたのかを考えてみました。やはり、私の場合、最もワクワクドキドキするシーンは、海外に行った時でしょう。全てが新鮮で、その瞬間瞬間が、学ぶことだらけ。特に、現地の人との会話は、私の発想や視点を変えてくれることが多いです。(日本人同士だと、日本での常識を元に話をするので、あまり違いはありません。でも...

  • 今年の反省と来年のテーマ

    あっという間に、2021年も年の後半、年末です。(なんだか信じられません。。。)毎年、テーマを定めて行動するようにしていますが、今年の目標は、「猪突猛進」でした。果たして、どこまで実現できたのだろうか?少し前から考えています。今年は、特に、茶道や着物、禅など多くのことを学ぶことができました。ただ、他にももっともっと思いっきり進むことができたのでは?と反省。(あと2週間程度ですができる限りのことをしよう...

  • 私の憧れのアレクサンドロス大王

    今日は、私が大好きなアレクサンドロス大王に関して書いてみたいと思います!私が、ガンダーラ美術に惹かれているのは、アレクサンドロス大王が、東方遠征時に残した痕跡を集めたくて収集していたりもする訳です。アレクサンドロス大王(紀元前356年7月20日 - 紀元前323年6月10日)マケドニアを強大な国にした父親のフィリッポス2生が非常に偉大な王様でした。(彼がいなければ、アレクサンドロス大王も、歴史に名を残していなかっ...

  • 着物男子への道。

    今日、男性専用の着物屋さんに行ってきました。ただ、着物屋と言っても、呉服屋のような高級路線のお店ではなく、カジュアルな着物を販売しているお店でした。店主は、高い呉服屋ばかりで、手出ししづらい値段帯ばかり。それだったら、自分好みのお店を作ろうということでお店を開いたそうです。(まさに、これこそが、起業家のあるべき道。)着物を着るようになって、4ヶ月程度。私なりに、色々と勉強したりしてきましたが、やは...

  • さて、これは何でしょう?依頼品の完成 (Kの作品)

    友人Kに依頼していた作品が出来上がりました!思ったよりも早く、また良い出来にびっくりです。さて、出来上がったのは、これ。何か分かりますか? ・ ・ ・ ・ ・実はこれ、包丁入れです。捨てようかどうか迷っていた着物の生地を使い作ってもらいました。着物(袷)と袴の生地を使いました。(先日の打ち合わせ風景)この包丁、実は、お茶の先生からお借りしたものです。今、包丁を先生の知り合いの鍛冶屋さんに...

  • 「物を見ること(本質を見極める)が大事。」

    「物を見ること(本質を見極める)が大事。」との、茶道の先生が話してくれた言葉をふと思い出しました。その時は、あまり深く先生に聞くことはしなかったのですが、骨董好きな私には結構響く言葉でした。骨董も、肩書(謂れ)や値段などに惑わされず、その物の本質(美)を見極めることが大事です。最近、料理も頑張って、レパートリーを増やしたり、余り物の材料や安い旬の材料を使って、工夫し料理するようになりました。これま...

  • 友人Kに仕事を依頼。

    先日、友人のKが、実家から送られてきたというりんごのおすそ分けをしに来てくれました。せっかくなので、お茶を一服差し上げてのおもてなし。ちなみに、奥に見えるのは、少し前に購入した四方釜。ただ、風炉などはまだ買えていないので、電熱器が見えています。そこは、勘弁してもらいたいです。m(_ _)mそれでも、以前は、鍋だったので、少しは見栄えはよくなりました。(笑)お茶の先生曰く、「例え、友達だったとしても、尊客を...

  • 売却方法(遺品整理)

    つい先日、実家の片付けに行くと、要らないものがいくつか出てきました。それで少し前から、処分しようとしていますが、ほんと、業者によって値段の付け方が大きく違います!二束三文のような値をつける業者もあれば、高い値段で買い取ってくれる業者もあります。これは、骨董収集家にとっても同じ問題で、少しまとめておこうと思います。まず、処分しようとしたのは、鼈甲の眼鏡です。近所の大手チェーンの買取業者Oに持ち込んだ...

  • オミクロン株 世界はどこに向かうのか??

    また、新たな変異株オミクロン株というものが発生したらしい。。ここ最近、ドイツでコロナが急拡大しているが、もしかするとこのオミクロン株が影響しているのか?もう2年近く、海外旅行ができない状況で、日本は、ほぼ鎖国状態。海外では、ワクチン接種が義務化され、摂取していない人だけ、強制的にロックダウンさせるというオーストリアのような国まで出てきている。また、それに反対するデモや治安の悪化など、もうめちゃくち...

  • 最後の訪問

    今日、閉店前のガンダーラ専門店「欧亜美術」を訪問しました。欧亜美術さんでは、良いものをたくさん見させてもらいましたが、結局、これまでここでは購入することはありませんでした。良いものはありますが、私には、少し高すぎて、いつか買いたいと思う中、閉店することになりました。。。残念。ちなみに、今日、訪れた中で、私の目に止まったものが2点ありました。1点はすでに売却済み。もう一点は、このアレキサンダー大王像(...

  • ガンダーラ美術の名店(最後のセール)

    東京京橋にあるガンダーラ美術の名店、欧亜美術さんが閉店します。閉店前に、来週、11月22日から27日まで感謝セールを開催するようです。買うことは出来ないだろうけど、閉店前に、ぜひ一度、見に行きたいと思ってます!写真のガンダーラのテラコッタ製のアレクサンドロス大王像。博物館でもなかなかお目にかかれることはありません。何を持って、アレキサンドロスと判断しているかは分かりませんが、本当なら東西文化の融合を物語...

  • ガンダーラの名店が、閉店。。。。

    ガンダーラの美術を扱う「欧亜美術」さんが、閉店するとのこと。この東京の京橋にある古美術商「欧亜美術」(店主:栗田功さん)が、日本(おそらく世界においても)ガンダーラ専門のトップレベルの古美術商と言えるでしょう。クリスティーズに出品されているガンダーラ美術を見ていると、Isao Kuritaと出品者になっているのをよく目にします。店主の栗田さん、もともと、日本の商社のフランスで駐在員として働き、日本に帰る途中...

  • 困っている人を探す。ビジネスは、人助け。

    京都の老舗和菓子店の妙案 ようかん“スライス”して売り上げ1000倍にというニュースを見ました。お茶を始めて、和菓子を食べる機会も増えましたが、そうでなければ、ほとんど食べる機会もなければ、積極的に買おうとも思いませんでした。。繊細な味付けと凝ったデザインであるにも関わらず、和菓子の消費は、下がっていく一方だと思います。ただ、そんな中、こちらの老舗和菓子屋さんでは、子供の朝ご飯用にと考えた羊羹のスライス...

  • 待ちの姿勢の時に限って、悪いニュースがやってくる。

    今日、同年代の友人Kとランチをしました。K曰く、「この歳になると、(自分自身の)病気や家族の問題がでてきて、大変だ。友だちと会っても、そういう話題ばかりが最近多い。」と。これは、私も同感です。人生、待ちの姿勢でいる時は、来るのは、良いニュースというより、悪いニュースばかりです。逆に、常に、前に前に進んでいる時は、なぜか悪いニュースはやって来ない気がします。だから、前に進むことが大事だと、話し合ったの...

  • 信念を曲げずに果てた2人の茶名人

    桜田門で暗殺された井伊直弼。お茶の勉強をしていると、彼の名前をちょくちょく目にします。(あと、大蒐集家の松平不昧なども茶道の世界では有名です。)井伊直弼が書いた著、「茶湯一会集」の中で、「此釜一口にて一会の位も定まるほどのこと」と言う言葉を残しています。これは、茶会の中で、茶釜が最初から最後までそこにあるため、茶釜こそが「茶室の主」なのだという意味だそうです。ちなみに、井伊直弼、小学校習った歴史の...

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