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札幌の街の弁護士 中村憲昭のブログ https://blog.goo.ne.jp/nakamuralawoffice

個人と中小企業が主な依頼者です。2000年登録(53期)で,弁護士2名の事務所です。

法律紛争に巻き込まれて困るのは実は法務部もない中小企業ではないかと思っています。最近軸足が中小企業に移ってきていますが,刑事事件も人より多かったりします。あとは相続,離婚や交通事故など。いわゆる街弁です。

弁護士 中村憲昭
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中央区
出身
習志野市
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2016/04/11

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  • オンライン署名を始める

    前の記事からの続きです。支部の声明を起案したものの、それだけで終わってしまったら、何も変わらないような気がしました。何が出来るか、何をするかを迷っていた時、ちょうどそのころ読んだ記事がこれでした。それで、黙っていると警察庁の好き勝手にやられてしまうと思い立ち、オンライン署名を始めました。中村憲昭法律事務所オンライン署名を始める

  • ハーフライフル規制強化に反対したきっかけ~何かがおかしい…

    ハーフライフル規制に反対するきっかけとなったのは、大日本猟友会の佐々木洋平会長のインタビュー記事を読んでのことでした。それが令和6年1月23日のことです。―(記者)これまで初心者でも所持ができたハーフライフル銃について、警察庁はライフル銃と同等に銃の所持から10年たたないと所持できないよう規制を強化しようとしている。(佐々木)「昨年末、警察庁から(昨年5月の)長野県のハーフライフルによる殺傷事件を受け、そのように法改正したいとの説明を受けた。とりあえず内容については分かったと回答した」」それ以前から、警察庁がハーフライフルを狙い撃ちして所持許可基準を厳格化しようとしている、という話は漏れ伝わってきました。しかし、当然ハンターの親睦団体の代表であるはずの大日本猟友会会長がほぼ規制強化を黙認していると知って、...ハーフライフル規制強化に反対したきっかけ~何かがおかしい…

  • 久しぶりのブログ~ハーフライフル規制強化反対運動の経緯

    気づけば2020年、コロナ禍の始まりのころを最後に、ブログの更新を怠っていました。あまり業務以外で長い文章を書かなくなり、情報発信も旧ツイッターでつぶやく程度でした。最近、また書きたくなる出来事が起きたので、ブログにまとめようと思います。具体的にいうと、ハーフライフルの所持許可基準の厳格化です。ハーフライフルとは、銃身の内側に半分だけライフリングという溝が彫られた銃を指します。散弾銃はライフリングの施されていない銃身から発砲されますが、最大有効射程はせいぜい40-50mです。ハーフライフルは、アメリカンフットボールのクォーターバックの投げるフォワードパスのように、弾丸に回転を与えることにより飛距離を得られるようにした銃です。最大有効射程は約150mとされていますが、私は170m先のエゾシカに命中させたこと...久しぶりのブログ~ハーフライフル規制強化反対運動の経緯

  • 残念ながらコロナの影響で

    残念ながらコロナウイルスの影響で、28年ぶり(成人式以来)に故郷の千葉で予定されていた中学校の同窓会が延期になったようです。同級生からの未確認情報ですが、まあ間違いないでしょう。何事もセーフティファーストが大事ですから、いまだ終息を迎える前の現時点でコメントすべきこともないのですがね。ただ、なんとなく、「オリンピック開催のためになりふり構わないぜ」という態度が透けて見えるようで、釈然としません。医療崩壊を招かないってのは大事ですけど。交通事故を起こさないためにどうすればいいか。簡単な話で、自動車の運転を禁止すれば終わりです。でも、普通はそうしませんよね。自動車は危険だけど社会的に有益な道具ですから。危険を上回るメリットがあるわけです。そう考えると、特に観光立国北海道で、街中から外国人が消えるレベルで経済活動を止...残念ながらコロナの影響で

  • 久しぶりの日記

    気づいたらブログも放置状態でした。世の中の移り変わりはとても早くて、ブログというツールも時代遅れになりつつあるのかもしれません。基本的には何か発信したい時はTwitterを、仲間内でじゃれあいたい時はFacebookを使用しています。仕事に絡めたトピックを挙げるときはブログのつもりだったのですが、司法改革関連のネタから離れてからは、腰を据えて書きたい記事もなかったり、あるいは仕事が忙しくて書けなかったりという感じでしたね。で、今年は(いや毎年でしょうか)お盆前から殺人的なスケジュールで、書面も期日に間に合わせるのがやっとという状態でしたが、ようやく今週で落ち着きそうです。明日の弁護団の記事も書かねばなりません。仕事とは離れるのですが、ここ最近はまっているのはMOROHAというバンドです。バンドというか、1MC1...久しぶりの日記

  • 最近の事業再生の傾向

    といっても、企業法務族にとっては当たり前の話かもしれませんが。以前から使い勝手が悪いなと思っていた民事再生手続ですが、事業再生の現場では、法的倒産処理よりも訴訟外の任意整理が主流のようです。事業再生ガイドライン(GL)をはじめとして、裁判所を使わずして事業再生を図る手法がいくつか用意されていて、民事再生や会社更生よりも使われているとのこと。裁判所を使った手続だと、金融債務だけでなく事業債務(例えば仕入などですね)も債権者を公平に扱うのが原則です。そうなると、民事再生手続開始申立を行った瞬間に、仕入から何から一旦支払いをストップしなければなりません(原則として、です)。債権者からすれば、そんな会社とは今後お付き合いしたくない、ということになります。逆に債務者としても、債権者から取引を打ち切られないで済んだとしても...最近の事業再生の傾向

  • 即独する勇気

    今年で46歳。気づいたら、今月で弁護士登録から満18年となり、19年目に入りました。思えば遠くへきたもんだ。振り返ってみると、53期の私から見た、当時の18期上の弁護士は35期になります。今の会長は48期ですし、35期といえば今やそうそうたるベテラン。私が新規登録した時のボスが27期と31期でしたから、今の新人からみた私の世代は、事務所のボス弁的な立場なのでしょう。当時の私からすると、ボス2人はどれだけ努力しても到底達する事の出来ない高みにおられるような、そんな気がしていました。わが身を顧みるに、そんな高みに達しているとは到底思えません。せめて、年齢なりのスキルを身につけていれば良いのですが。弁護士、特に独立して経営を営んでいる弁護士にとって、自分の立ち位置を見失いがちです。依頼者からは一定の評価を受けるのでし...即独する勇気

  • 一極集中の怖さ

    胆振の地震から1か月経過しました。幸いにして札幌は一部を除いて被害は大きくはありませんでした。が、震災の翌日に水をもって駆け付けた厚真町や安平町、早来町などは、1か月が経過した今も避難生活が続いています。一刻も早い復旧を願っています。札幌は、地震そのものではなく、停電による影響が大きかったようですね。我が家は停電だけでしたが、マンション住まいの友人宅は、電気が止まって調理も出来ないばかりか、ポンプで水を汲みあげられないことでトイレも使えなかったとのことでした。マンションの28階に住んでいる友人は、夜が明けた午前10時からワインを開けてましたけどね(笑)我が家は、幸いなことに電気だけで、ガスと水道は無事でした。普段から鉄釜でご飯を炊き、鉄瓶でお湯を沸かしているので、停電中も普段と変わらない生活でした。明かりも、釣...一極集中の怖さ

  • 本年の目標

    新年が明けてからの業務も、気づいたらあっという間に1週間経過しました。いきなり4日間働く自信がなかったので、当事務所は5日からの業務開始でした。昨年は、公私ともども、思いつくままに1年の目標を掲げました。結構これがいいもので、最終的な目標は23個に。うち8個は達成したので、達成率は約3割ということになります。昨年の大きな目標は「変化」でした。そのため、いろいろ新しいことを始めました。猟銃を取り、無線を取り、狩猟免許を取得して猟師になりました。ロシア語の勉強を始めたのも昨年からですし、弁理士登録もしました。昨年が種蒔きの時期だったとすれば、今年はそれを育てる時期かなと。収穫はまだ早いです(笑)今年の目標は、ある程度の数値目標や業務改革の具体的な内容なので、敢えてここでは書きません。一つだけ挙げるとすれば、体力維持...本年の目標

  • ごく一般的な街弁の生活(あるいは、師走の忙しさの原因について)

    気づいたら今日で11月は終わり。いよいよ12月、師走です。弁護士にとって、師走はまさに走り回るような忙しいイメージ。1年のうちで繁忙期があるかと言われると、少なくとも裁判所中心の生活をしている弁護士にとっては、年末が繁忙期じゃないかなと思うわけで。私は、税理士に経理をお願いする一方で、平成23年(震災のあった年です)からは収支を自分なりに整理しています。私の場合、一定の顧問料のほかは、事件の都度いただく着手金と報酬とが売上になるわけで、そうなると事件が落ちるタイミングで報酬をもらえる時期が変わってくるわけです。で、過去の数字を眺めてみると、他の月は多かったり少なかったりで、あまり特徴はありませんが、12月だけは例年他の月よりもずっと多いのです。これは、裁判所での和解の件数が12月は多いことが影響しているように思...ごく一般的な街弁の生活(あるいは、師走の忙しさの原因について)

  • 革細工始めました

    今日は趣味の話を。先日は、折り畳みのハンティングチェアを作ったわけですが、革が余ってしまいました。前回も、最初にハンズで購入した革が薄すぎて破れてしまったため、皮革専門店である麻生商店を訪れたのですが、さすが専門店、革細工用の道具を見ているうちに、あまりの革で何か作ろうかと思い立ったわけです。で、一番気になっていたのが、携帯電話ホルダーです。レッドムーンで15年位前に購入したのですが(レッドムーンの札幌店がまだあったころです)、もうボロボロ。サイドの革ひもは数回交換したのですが、ステッチもほつれ、ベルトはちぎれて、見るも無残な状態でした。で、見よう見まねで似たようなものを作成することに。CADは使えないので図面は手書きで。曲線の描き方で意外とセンスが問われます。センスのなさが悔しいです。本体収納部分と、ベルト通...革細工始めました

  • スペシャリストかゼネラリストか

    気づいたら弁護士の登録をして17年が経過し、18年目に突入していました。振り返ってみると、独立してから既に13年も経過しているんだなと。気分はずっと若手なんですが、昨年あたりから修習生が弟分ではなく、親子くらいの世代格差に感じるようになりました。修習生が来ると最初に「お父さんおいくつ?」と訊いちゃったりもしました。お母さんの年齢を気にしなかった点だけは大人になったなと思いましたが。それにしても、年を取るのはあっという間ですね。弁護士は定年がないので、まだまだ折り返し地点にも達していないと思いますが、60歳定年だと考えるとあと15年しかありません。恐ろしいことです。昔このブログでも書いたかと思いますが、悩ましいのは「あるべき将来像」です。巷では、スペシャリストになるべきだ、という意見が根強いですが、私としては、弁...スペシャリストかゼネラリストか

  • 「勾留却下率2%」というけれど

    刑事事件についてのトピックです。かつて、捜査機関が安易な身柄拘束を行うことに対する対抗策として、勾留処分に対する準抗告(不服申立て)だけではなく、勾留理由開示をやろうぜ、というトピックを挙げました。よく見たら3年も前のことなので驚きましたが、自分の対応した過去2年間の事件を、客観的に振り返ってみることにしました。実は昨年、記者クラブ向けに、札幌地裁における勾留の現状についてお話しする機会がありました。懇談で話をする前に、ちょっと調べてみようと思い、札幌地裁に問い合わせて調べてみたところ、驚くことが分かりました。なんと、H23年からH27年までの間で、勾留却下率(裁判官による却下に、勾留取下げも加えた率)は、1.35%~1.92%で推移しているのです。要するに、勾留請求されたら最後、100人に98人は、そのまま勾...「勾留却下率2%」というけれど

  • 弁護士のレベル

    ちょうどお盆前の8月8日から10日までの3日間、日弁連会館で行われた、刑事弁護法廷技術研修に参加してきました。これは、ある事例をベースに、7,8人のグループに分かれて、法定弁護技術の実技を行ったりする研修です。内容は以下のとおりで、実際の事件を受任してから、公判に挑むまでを大づかみすることが出来るものでした。1ケースセオリーを構築するためのブレーンストーミング2冒頭陳述の実演3主尋問1(基本)4反対尋問2(物や書証の示し方)5反対尋問1(基本)6反対尋問2(弾劾のテクニック)7弁論8まとめこの膨大なカリキュラムを3日間でこなすわけです。最初に講師のレクチャーがあり、その後実演という流れですが、分野によっては検察官役をやったり弁護人役をやったりするので、1つの事件でありながら、2回模擬裁判を体験したかのような内容...弁護士のレベル

  • 法テラス様最高!!(ネガティブ思考が嫌な方はお読みにならない方が得策です)

    普段からとても素晴らしい判断をして下さる法テラス様から、素敵な報酬決定をいただきました。弁護士になってそろそろ18年目に突入しようかという今日この頃。人よりは一生懸命刑事弁護に打ち込んできたつもりです。今回の事件は、詳細は明かせませんが、被害者にもお許しいただき、被害届を取り下げていただいた事件でした。その甲斐もあり、勾留されたものの、満期をまたず、4日目に処分保留により釈放してもらえた事例です。最終的には、被害者が処罰を望まないどころか、処分しないで欲しいと述べてくれたため、不起訴で終わった事件でした。事案としては、起訴される可能性も十分あった事例です(詳細は書けませんが)。罰金さえも科されず、勾留もわずか4日ですぐに釈放される。これ以上ないくらいの成果でした。で、この事案でいくらの報酬決定がされるか、いろん...法テラス様最高!!(ネガティブ思考が嫌な方はお読みにならない方が得策です)

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