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  • 周りを輝かし、自分も輝く、そんなお米の生き方とは?

    こんにちは。お米なんてありふれた食べ物なので、特に注目する機会なんて少ないですね。お店に行ってもお米をウリにする店なんてほとんどないですし、SNSなんかで投稿するときも、「美味しそうなとんかつ」や「新鮮魚介てんこ盛りの海鮮丼」なんかがアピールされて、お米は主食と言われて何千年も経つというのに、添え物のようにひっそりと写っていることが多いです(>_<)。それでも!!お米は人生を支える大切な食べ物なのです、特に日本人にとっては。最近は、世界中のセレブからも注目度の高いことが一般にも知られるようになった和食ですが、この中心にあるのがお米です。なぜなら、いかなる和食のおかずも、お米と合うことでその味わいが最高に発揮されるからです。おかずが「おいしい~♡」と感じる時、お米は完全におかずの引き立て役です。自分を主張しません...周りを輝かし、自分も輝く、そんなお米の生き方とは?

  • 稲刈りが始まりました。が…

    九月に入り、いよいよ半年の集大成、稲刈りです。しかし今年の秋は、特に、九月十日を過ぎてからは雨の日が連続して続きます。作業がやりにくいだけならいいのですが、ぬかるみがひどくなったために機械を入れることができず、稲刈りができない田んぼが数枚残り、稲を干した田も干しっぱなしです。それでもまだ私の田んぼはマシな方で、「干している稲の籾から芽が出ている」と悲鳴をあげている友人が何人もいました。「農業は天候に大きく左右される」、そんなことを痛いほど感じている秋です。幸い、今年は台風の直撃が少ないので、風の悪影響が少ないからよかったナ…と思っていましたが、ついに台風十八号が、直撃しました。そしてその翌朝…稲木が倒れました。しかも7棟分。強風への対策で、三脚の足部分に杭を打って固定しておいたにもかかわらず、そんなことをモノと...稲刈りが始まりました。が…

  • 世界最高の朝ごはん

    今年の梅雨は例年になく、理想的な梅雨でした。雨の日の作業はいい気分とは言い難いものの、雨の時期に降らなければ、やはり夏以降に困ったことになるからです。今年は、一日中降ることはないけど、でもコンスタントにまとまった雨が降ってくれる、世界の異常気象の現状からすると、本当にもったいない梅雨でした。当たり前なことは、実は奇跡の連続なのかもしれません。時節の大切さ私たちの地方では、六月二〇日が大豆を播く時期といわれています。最近は五日ほど早くてもよさそうですが、作物にはだいたい植える時期が決まっています。大豆の場合、早く植えすぎたら、木だけが大きくなって実のナリが少なくなり、遅すぎたら十分に大きくならないまま実をつけることになります。世の中にはいろんな農法が星の数ほどありますが、「適切な時期に適切なことをする」ことが一番...世界最高の朝ごはん

  • 敵の正体②

    しかし、まだまだ強敵はいます。「オモダカ」という草で、これはクワイのようなイモを根につけます。除草はふつう、水に浮かせるか、土に埋めるかで草の生育を止めてしまうのですが、オモダカは、水に浮かせても根を下ろし、土中深く埋めても根を伸ばしてお盆過ぎには花を咲かせて大繁栄する厄介な草です。これだけは田んぼの外に出さなければいけない、そう思って昨年も一生懸命外に出していたのでした。自家用で食べる分だけの広さの田んぼなら、それでもなんとかなりますが、その何倍もの広さの田んぼでは、とても追いつけるものではありません。そこで、ネットで対策を検索しました。いくつか役に立つ具体的な対策が見つかりました。しかし、一番衝撃だったのは、オモダカを構成する成分を知ったときです。リンを含み、ミネラルも微量ながら豊富だそうです。「その場の土...敵の正体②

  • 敵の正体 ①

    無農薬でお米を作るとき、ネックになってくるのが除草です。稲は日本人と同じで、共有する性格を持っています。ですから、稲以外の草が生えると、稲はそれらの草のスペースを、草のために譲ります。素晴らしい精神ではあるのですが、お米を作っている方としては困ったことでもあります。たくさんの草が生えると、稲が吸収すべき養分が草に吸収されたり、稲の根が十分土中に張っていけなかったりして、稲の生長が貧相になります。農家としては、立派に稲を育て、しっかりと収量を得たいと思うので、どうしても稲以外の草を取り除き、稲を大きくしたいと思ってしまうのです。ですから、田植えをしてからひと月ほどは、せっせと除草作業にいそしみます。一昨年前までは、雑草を生やさないように水を管理し、しっかりと除草作業をしていました。しかし昨年気がついたのです。雑草...敵の正体①

  • 一年で10日ほどしか食べられないごちそう

    今年は例年より10日ほど早く、ノカンゾウの花が咲きました。これは普通ならその辺に咲く野草。田舎に住んでいるなら、草刈りが必要になる草。しかし僕たちはこの花を見ると「あ、食べ物がここにもある!」と思えてしまうのです。花が咲く直前のオレンジに色づきはじめたつぼみは、とても美味しい。おひたしもいいですし、てんぷらもまた最高!!際立った味はないのですが、少しヌメリがあって、そこはかとない、なんともいえない美味しさです。最初に教えてもらった時は、疑いの思いでぼくたちも食べました。少しの勇気が、美味しさにつながりますよ(笑)一年で10日ほどしか食べられないごちそう

  • ミルフィーユ マジック

    僕は、ライルメイズの大ファンです。「ライルメイズ」って誰?と思う人も多いはず。ジャズ・フュージョン関係の人ですが、パットメセニーグループ(パットメセニーはギタリスト)のキーボーディストといえば、少しはピン!とくる方がおられるかもしれません。ライルメイズとパットメセニーが出逢ったとき、ふたりは、「ギタリストとは絶対いっしょにやりたくないキーボディスト」と「キーボーディストとは絶対いっしょにやりたくないギタリスト」。しかしジョニ・ミッチェルのバックメンバーとして共演した後、意気投合して、パットメセニーグループを結成することになるのですから、運命はどう転んでしまうか分からないものです。パットメセニーはもちろん素晴らしいギタリストで、抜群のテクニックとセンスを持ち、超一流であることは疑いのないところです。しかし、このグ...ミルフィーユマジック

  • 和の成功法則~予祝~

    これは「三秒でハッピーになる名言セラピー」という本の著者、ひすいこたろう氏の講演会で聴いた話です。ひすいこたろう氏は伊勢神宮の神官から「なぜ日本人はお花見をするのか?」ということについてこんな話を聞いたそうです。「日本人は食べ物がちゃんと育つ『五穀豊穣』を願い事として昔から大切にしていました。お米がちゃんと育つためにどのようにして祈っていたか?それがお花見です。昔の人は、満開の桜の姿をお米が豊かに実ったと見立てて、先に喜んでその秋の収穫を祈っていました。それを日本人は『予祝』という概念で古くから大切にされていました。まだお米は育っていないけど、先に楽しむ、先に喜ぶ。そうすることで秋の豊かな収穫を引き寄せる。これが昔の人がお花見をする理由です。」、と。ひすいこたろう氏は先述の代表作をはじめとして、「視点が変われば...和の成功法則~予祝~

  • 田植えをしました

    今年は季節の進みが早く感じられたので、昨年より一週間早く田植えをしました。たかが一週間ですが、半年で一生を完結する稲にとって、一週間の違いは生育に大きな差をもたらします。ですから、一週間早く植えられたことは私にとって、とても嬉しいことでした。稲にとっての田植えの時期は、現代人に喩えると、高校入学の時期にあたるのでしょうか。昼夜問わず世話が必要な乳幼児の時期を越え、少しずつ世話の必要が少なくなり、ある程度自分の力で生きていく力も身につけ、社会に出ていけるかな?まだ少し早いかな?そんな頃のように感じます。ですから私の中での田植えは、「自立の決意を促すセレモニー」といった位置づけにあります。なんだかんだと言っても、田植えというのは気が引き締まるようでもあり、喜びでもある、特別な節目です。田んぼに自分の足で立って作業を...田植えをしました

  • ケ・セラ・セラ

    ケ・セラ・セラ何事もなるようになるのよ未来のことなど予測できないわ自然の成り行きしだいよhttps://youtu.be/2uBiLsQl8v8子どもの保育園が休みのある日、急に僕の仕事が午後からなくなったので、子どものために宮津のちょっとした遊園地のようなところにつれていこう、ということになりました。昼ご飯を食べ、子どもの着替えなどの準備をしていると、遅れた出発は14時すぎ。目的の遊園施設は17時までで、うちからは高速道路を使っても1時間以上はかかります。少しでも多く遊ばせたいという思いから、気持ちはあせり気味で、少しイライラしていました。イライラに気がついた僕は、「今日は貴重な休みで、せっかく家族で遊びに行くのだからイライラするのはもったいない。今、この瞬間からしっかり楽しもう」と気持ちを入れ替えて、それで...ケ・セラ・セラ

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