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  • 平成の徒然草(八十八)

    昨夜、フジテレビの情報番組Mrサンデー(宮根さん)で『日本と韓国』をテーマに「4人の論客がそれぞれの主張を述べ、それに対して視聴者がそれぞれに対して賛同のポイントを入れる」という内容であった。『爆笑問題』が問題提起を行い、元大阪市長の橋下徹氏、韓国人の大学教授、予備校の講師、ジャーナリストの古市氏の4人だ。そのほかにいつも韓国批判をくりかえす弁護士と、お笑いのふたり、それから韓国のサウナ浴場での生中継で韓国人の参加もあった。橋下氏は、「歴史問題は深い、このたびの険悪な騒動はむしろ徹底的に問題をぶっつけて、自分達の世代までにして、孫、子の世代には引きずらないで仲良くあって欲しい」としこれが好感度が高かった。だれが聞いても賛同する内容だろう。しかし、途中の発言で、「日韓併合」は合法だったと言ったのだ。銃剣を突きつけ...平成の徒然草(八十八)

  • 平成の徒然草(八十七)

    今日、英金融大手HSBCが毎年行なっている海外駐在員の生活調査レポートが発表されたというニュースを見た。日本は33カ国中32位だった。やっぱりな。。と思いつつもショックだったのは私だけではあるまい。国連が発表する「世界幸福度ランキング2019」でも156カ国中58位で前年より4つ順位を下げた。戦後73年経って、他の国の人々は、幸せを実感できる生活を送っているにもかかわらず、日本人は一部のほんの一握りの人たちが幸福を満喫しているが、多くの人々は幸福の域に達していない。つまり民主主義国家ではないのが、現状の日本だ。大多数の人々を幸せにしようと思っていない政権運営の成れの果てが現状の日本。2017年に8月20日に放映されたNHKの「戦後ゼロ年東京ブラックホール」を知らなかったがネットで観ることができて、著者の貴志謙介...平成の徒然草(八十七)

  • 平成の徒然草(八十六)

    しばらくぶりで開けた。野暮用が重なったのと、しばらく勉強していた。ここ数年は、主に太平洋戦争と日中戦争について勉強していた。明治時代のことはたいぶ調べた。「十四年の政変」のことも、私のアタマで理解できた。最近は韓国と日本のバトルが不穏な状況になってきたので、韓国のことをもっと知りたくて、2000年に放映されたNHKの「日本と朝鮮半島の2000年」のDVDをゲオの宅配レンタルで観た。残念ながら、観れたのは10巻のうち4巻だけである。引き続き残り6巻も楽しみだ。私もそれなりに韓国のことは知っていた。明治政府の侵略政策は第一弾が台湾で、朝鮮半島には早くから食指を伸ばしていたのだ。江華島事件を引き起こしたり、東学党の乱の鎮圧にかこつけて日清戦争をはじめたり、日本の公使三浦梧楼が公使館員らを王宮に侵入させ、王妃ミンピを殺...平成の徒然草(八十六)

  • 平成の徒然草(八十五)

    本日、午後からたまたま見た、NHK教育テレビの高校日本史で「幕末」を取り上げていた。全体の流れが、これまでの通説であることは仕方が無いとしても、素人の私が、最もターニングポイントであろうと思っている「八月十八日の変」には触れなかったことは全くいただけない。番組は「安政の大獄」をターニングポイントと捉えていた。この捉え方は、長州側の見地からの捉え方だ。そして、「王政復古の大号令」が、「八月十八日の変」で孝明天皇から追放され落延びていた七人の公卿の三条実美らによって、長州の田布施の地で発したことを歴史家の先生たちは知らないのだろうか。つまり、鹿島昇先生がいみじくも仰られているように、日本の歴史家(大学で教えているようなプロの方々)は、歴史シンジケートで身動きができないらしい。また、私が倒幕に最も重要な役割を果たした...平成の徒然草(八十五)

  • 平成の徒然草(八十四)

    『明治維新の欺瞞』を書き続けていて、「明治十四年の政変」のところで、「福沢諭吉」に突っ込んで、未だ再開できていない。しかし、大きな収穫があった。「明治維新」という革命を仕組んだ人たちの「作られた歴史」を、150年たっても私たちは、未だに正しいと思い込まされて、異議を唱える人のなんと少ないことか。やはり、教科書がいけない。正しい歴史教科書が作られるのはいつの事になるのか。若い世代にゆだねるのか?。50年先か?100年先か?私は毎日、この問題で苦しんでいる。同じ考えの人はいませんか?平成の徒然草(八十四)

  • 平成の徒然草(八十三)

    送りナンバーが間違えていたので訂正した。今日は1時間半かけて横浜シネマへ行って、ドキュメント映画『チリの闘い』を観てきた。1970年、社会主義政党の統一戦線である人民連合は選挙により政権を獲得し、医師のサルバドール・アジェンデが大統領に就任。たった46年前のことだ。第一部ブルジョアジーの叛乱で、反政府側の高級車を運転している人たちが「自由と民主主義を求める」と言っている。この言葉がこんなところでか??と、ぞっとした。一方で、貧しい人々、子どもを抱えた女たちが「私たちを救ってくれたアジェンデを支持する」という。反政府側には米国国務長官キッシンジャーの肝入りで、莫大な資金が流れ、政府転覆のために、あらゆる策動を講じ、軍部によるクーデターが起きたのは3年後の1973年9月11日。アジェンデが国民投票日に決めたその日、...平成の徒然草(八十三)

  • 平成の徒然草(八十二)

    私の生活は依然として大きな進展が無い。それでも9月10日、静岡の市営墓地で行われた、大杉栄、伊藤野枝、橘宋一少年の93回忌の墓前祭に出席した。車で片道2時間半かかった。当日は台風の合間にあって、ジリジリとした太陽が墓地を照りつけた。主催者の挨拶によると、「大杉の墓前祭はいつもこの様にジリジリと焼け付く暑さなのです」という。90回目は盛大だったそうで、それでも当日は25名位は集まったと思う。新幹線で東京から若い女性も来ていた。皆でバラの花を献花した。私は熱い思いがこみ上げてきて、大杉が書いたという墓石の文字が滲んだ。静岡では毎年粛々と墓前祭を続けてきたそうだ。大杉の母親の郷里が静岡にあって、軍人だった父親も退役してから晩年は静岡ですごし、墓地を用意して3人の骨を埋葬し、先には山川均、荒畑寒村、瀬戸内寂聴らも参列し...平成の徒然草(八十二)

  • 平成の徒然草(八十一)

    参議院選挙と、衆議院も解散も近いという噂だ。「消費税10%を延期し、それなりに民衆のことも考えている政府ですよ…」と見せかけようとしているのはミエミエだが、実際の選挙では、それで民衆を騙そうとする組織があるから困ったものだ。昨年末に久米宏さんのラジオトーク番組で不破哲三さんが出演していた。久米さんが「党名を変えたらいいんじゃぁないか、という声がありますが、如何ですか?」と質問したのに対して、不破さんは「戦争に反対した唯一の党で、この名前に誇りを持っている」という発言を聞いて、もっともな発言ではあるが、どうしても自分には引っかかるものがあるので、再度YouTubeを探して日本記者クラブの不破さんの講演を観て彼の主張を確認した。戦後70年を振り返って3つの問題があるという主張で、アメリカ追従の関係、大資本への優遇姿...平成の徒然草(八十一)

  • 平成の徒然草(八十)

    底冷えのする季節だ。安倍政権になってから、物価が上がって、生活が苦しくなった。二年前、年が明けてまず驚いたのは肉類の値上げだ。私は近所のスーパーマーケットの一番安い店をチェックして、「100g100円以下」を肉の購入基準にしていたが、「牛や豚の肩ロースの切り落とし98円」というのは二年前から見られなくなった。もちろんこの価格で国産ものは無理。国産ものを買って応援したくとも私には手が出ない。二年前、TPPと騒がれている時だったから、どうしたことか…と素朴に思っていたが、近頃は遅まきながら、それが為替の円安のせいだと知った。輸入品が値上がりして肉や、豚や牛の肥料が輸入物で、養牛・豚業に打撃を与え、後継者もいないからと廃業する業者もいるという。近頃、牛や豚の肩ロースの切り落としは118円がいいところ。まさに円安が響い...平成の徒然草(八十)

  • 平成の徒然草(七十九)

    風が秋の匂い運ぶ今日この頃。日本政府は、安倍総理の新組閣を発表している。今年八月のテレビの戦争特番が終わった。終戦記念日の前日から二日間、映画『はだしのゲン』が上映され、そして8月25日には満州から引き上げようとした二十四万五千人もの人々が、日本に戻れなくて犠牲になったというTBSのドラマも上映された。二十四万五千人の人々は、多くは子供と老人と女性であったこと。ドラマは親を失い、浮浪児となって、難民収容所で次々と病気で亡くなる様子を描いていた。この哀しい事実を忘れてはならない…というドラマの企画だった。。長野に住む知人から、満蒙開拓平和記念館(http://www.manmoukinenkan.com/)が昨年(平成25年)4月に開館されて、早速見学したところ、驚いたという話を聞いた。中国東北地方に存在した13...平成の徒然草(七十九)

  • 平成の徒然草(七十八)

    昨年末、NHK大河ドラマ『八重の桜』が終わってしまった。このドラマには非常に重要な示唆が含まれていた様に思う。伊藤博文を、従来の初代総理大臣という立ち位置から見直して善人として描かれていなかったのではないか。孝明天皇の生前の本意を今に伝えた。そして、突然死亡し、とって代わった息子であるはずの睦仁天皇が、父親の遺志を継がなかったという不可解な悲劇を伝えていた。松平容保と会津藩や東北の六藩が薩長から受けた暴挙を明らかにした。徳富蘇峰が戦争賛美の新聞の論調で、時の政治勢力の先鋒を担いだ。それを新島八重は夫、壌が生きていたなら、決して許さなかっただろうと、忸怩たる思いで、日露戦争を眺めていた。このドラマの作者は、原作がなくて、脚本で書き進めた…と言う。それを、私には確かめるすべは無いが、もし、それが本当ならば、鹿島昇先...平成の徒然草(七十八)

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