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野の花・山の花 見た撮った https://hanamitatotta.blog.fc2.com/

山歩き・ウォーキングで見た、野の花・山の花を紹介していきます。

北海道オホーツク圏で、週に1-2回の近郊山歩きとウォーキングで毎日7-8km歩きながら、季節の花々を切り撮って紹介するブログです。

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2016/03/25

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  • ホソバイワベンケイ(細葉岩弁慶) 2023

    北海道から東北地方の高山帯の礫地に分布する高山植物。 ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草。 雌雄異株で日本固有種。 高さは10-25cmで、近縁種のイワベンケイよりも葉が細長く縁がギザギザしている。 全体に肉厚の円柱形で、たくさんの茎が出て株立ち状となる。 密に生える葉は倒披針形で細長く、互い違いに生える(互生)。 葉には艶があって、明るい緑色をしている。 茎頂の集散状花序に、黄緑色の花を多数つ...

  • エゾヨツバシオガマ(蝦夷四葉塩竈) 2023

    前回は「キバナシオガマ」を掲載したが、今回は「ヨツバシオガマ」じゃ。 分布が少し広く、地域での名前の違いなどもある同じハマウツボ科の花じゃな。 北海道、本州(中部地方以北)の高山帯に生育している。 シオガマギクの仲間では最もよく見られる種であるが、複数の仲間もあり見分けは難しい。 北海道のものは「キタヨツバシオガマ」とも呼ばれたり、ヨツバシオガマに1本化の話もある。 高さは20-50cm。名前の由来のと...

  • キバナシオガマ(黄花塩竃) 2023

    大雪山固有種として知られ、高山帯の砂礫地や草地などに生える。 ハマウツボ科 シオガマギク属の高山植物。 シオガマの花の種類は多く、日本国内にも15種ほど分布し、その多くが日本固有の種。 そんな中で黄色の花を咲かせる種は「キバナシオガマ」のみじゃな。 自生の場所も数も少ないことから、絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されておる。 茎は根際で分枝し株を作り、4稜あって毛が散生する。 葉は根元に集まり、羽状に全...

  • エゾタカネスミレ(蝦夷高嶺菫) 2023

    北海道の高山の砂礫地に生えるスミレ科スミレ属(ビオラ属)の多年草。 ビオラ属は世界に500種くらいが分布する(スミレ、パンジーも含め園芸種は多種)。 日本固有種で北海道に分布し、高山や亜高山の砂礫池に生える。 基本種は高嶺菫(タカネスミレ)で、本種はその亜種となっている。 草丈5~10cmの多年草で有茎種。 地下茎は短く、匍匐し、節間は短い。 葉は互生、葉身は円形で3cm程で厚くて硬く、暗緑色で光沢...

  • チシマツガザクラ(千島栂桜) 2023

    東北地方~北海道の高山帯に分布する高山植物で、ツツジ科の常緑小低木。 チシマツガザクラ属は本種のみの一属一種じゃな。 高山の礫地や岩場に生え、高さ5cmほどで枝は地を這いマット状に広がる。 茎は細く、分枝しながら匍匐して広がる。 葉は1~3年目の枝に密に互生、線形~広線形で長さ3~4mm、幅は縁が裏面に巻き込むので約1mm。 質は厚く裏面の中軸の両側に毛が密生し、それを覆って翼状の稜がある。 ...

  • チシマキンレイカ(千島金鈴花) 2023

    北海道の高山の礫地に生えるオミナエシ科の高山植物。 別名でタカネオミナエシ(高嶺女郎花)とも呼ばれる。 草丈10~15cmの多年草。 根元から出る葉はさじ形で長い柄があり、羽状に深く裂ける。 茎葉は0~2対で、小さい。 茎先の集散花序に、直径4ミリほどの黄色の花を多数つける。 花冠は5裂し、内側に毛がある。雄しべは4個で、雌しべは1個。 蕾の形は何の変哲もないが、一つ一つの花が咲きだすとそれ...

  • チシマヒョウタンボク(千島瓢箪木) 2023

    北海道、本州(中部地方以北)の亜高山~高山帯の低木林に生える落葉低木。 ヒョウタンボクの名は、2つの果実が赤く熟す頃に合着して瓢箪形になることから。 高さは1~1.5mほどになり、よく分枝して全体無毛。 葉は広卵形から楕円形で長さ4~5cm、葉裏は粉白色を帯び全縁で短い葉柄がある。 新しい枝の先端の葉腋に紅紫色の花を2個ずつつける。 花冠は上唇と下唇からなる唇形で、長さは8~9ミリ。 基部は片側が...

  • エゾツツジ(蝦夷躑躅) 2023

    本州北部(早池峰山・岩手山・秋田駒ヶ岳)と北海道の高山に分布する。 岩礫地や草地などに生え、茎の高さが5~30センチになる落葉小低木。 北海道で最初に採集されたことからこの名がある。 丈が低く、地面から直接花が出ているように見える。 丈が小さいために花が実際以上に大きく見え、色も鮮やかで美しいので遠くからでもよく目に入る。 葉は倒卵形で、先がまるく、裏面と縁に剛毛、腺毛がある。 若枝の先に長...

  • エゾノヨロイグサ(蝦夷の鎧草) 2023

    北海道、本州(中部地方以北)の山地の林縁など、日当たりのよい場所に生育する。 大型の花が多いセリ科のシシウド属の植物。 草丈1~2mの多年草で、茎は直立して細く、紫色を帯びる。 葉は2~3回3出複葉で、小葉は狭卵形で2~3裂し、硬くて厚く光沢があり鋭い鋸歯がある。 葉の基部は鞘状にふくらむ。上部の葉は退化し、鞘が目立つ。 花期は7-8月でセリ科の花では少し遅めとも言える。 茎先や分枝した枝の先端...

  • クルマユリ(車百合) 2023

    ユリ科ユリ属の多年草で北海道・本州の中部以北と四国の剣山などの高山帯から亜高山帯に分布。 鬼百合に似ているが、花は鬼百合より小型。 低地~高山帯の草地に生え、茎の高さは30~100センチ。 白色の鱗茎は球形で直径約2cmほど。 葉が茎の中央部で6-15枚輪生し、その上部に3-4枚まばらにつく。 花は7-8月頃に茎頂の枝分かれした長柄の先に数個つく。 花被片は6個、長さ3~4.5㎝、幅5~10㎝、黄赤色に紫黒色の...

  • キツリフネ(黄釣船) 2023

    基準標本はヨーロッパとカナダのもので、北海道・本州・四国・九州に分布。 低山から山地にかけて分布し、水辺などのやや湿った薄暗い場所に自生する。 ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草であり、白が混じったウスキツリフネもある。 草丈は40-80 cmほどに生長し群生することも多い。 葉は鋸歯で楕円形から広披針形、ツリフネソウより楕円形に近い傾向がある。 花序は葉腋から垂れ下がり、細い花柄の先に黄色の花を...

  • ハエドクソウ(蠅毒草) 2023

    ハエドクソウ科ハエドクソウ属の多年草で有毒植物。 ハエドクソウの仲間は他に無い。 北海道~九州の丘陵や低山の林下に自生する。 草丈50~70cmになり、茎は直立してしばしば上部で分枝し、下向きの短い毛がある。 葉は対生し、卵形~三角状広卵形で、縁に粗い鋸歯がある。 花期は7-8月で茎の先または葉腋から出る枝先に細長い穂状花序を出し、対生する花をまばらにつける。 穂状花序は頂生または腋生、細長く...

  • イワブクロ(岩袋) 2023

    北海道から東北地方の高山帯に分布する高山植物。 火山系の山の岩場や砂礫地に多い。別名;タルマイソウ 群生が多い先駆植物で、根茎が長く地中で伸びて広がり、茎は直立して高さ5-20cmになる多年草。 茎は4稜形で相対する2列の稜上に縮毛が生える。 葉は無柄で数対が対生し、長さ3.5-8cm、幅1.2-4cmの卵状長楕円形でやや厚みがあり、両面とも無毛。 縁に浅くとがった鋸歯と長毛があり、基部はくさび形でやや茎を抱き、先...

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