浴室のサーモスタット混合水栓の不具合を修理してみた
今の家に来てもう11年強。家のあちらこちらにガタが来ているというのは前の記事で書いた。 当然水回りも経年劣化をしてくる。特に浴室のサーモスタット混合水栓なんかは今の家に来てから一度も交換等の作業をしたことがない。要は何もしなくてもつい先日まで順調に来ていたのだ。 ところがここ最近シャワーとカランとの切り替えハンドルを「止」に合わせたときに「カチッ」と鳴っていたのが鳴らなくなった。一応水漏れ等は無くその音が聞こえなくても日常生活においては何ら問題がないのだが、とはいえここまで鳴っていた音が鳴らなくなったというのは何かが破損したのだろうと思い調べてみた。 すると切り替えハンドルの中にある金属が割れているのが原因だという記事があった。そして修理に際しては水漏れ等はしていないが、中の開栓ユニットも経年劣化しているだろうと思い、アマゾンにて部品を取り寄せた。 左が開栓ユニットの箱、右がスペーサーの箱。写真では大きく見えるが、実際はかなり小さい箱だった。こんな小さいのに大きな段ボール1箱当たり1個が入っていた。 上が旧部品、下が今回届いたもの。右のものはスペーサーだが、金属部分が割れているのがわかる。このお陰で今まで鳴っていた音が鳴らなくなったのだ。 分解作業中。中のスペーサーがかなり汚れているのがわかる。 作業自体はさほど難しくなく、途中までは順調に行った。だけどここで問題発生。 一つ目は上の写真を見てわかったと思うが、左の開栓ユニットの形状が古いものと新しいものとでは違っている。よくよく調べてみると型番が違っていたみたいだ。 けどこの新しいものも我が家の水栓に適合するようなことが書かれてあったので注文した次第だ。 引き続き挑戦するもここで第二の問題が発生。それは「止」のところでは当然水が出なくなるはずが、なぜかシャワーから水が出てくる。説明書通りにやっているにもかかわらず…。 説明書では開栓ユニットの白い軸にある平らな面を上にするようにとあったので上にしたら、そこで本来出ない水が出て全然止まらない。 なのでここは少し説明書を無視して開栓ユニットの白い軸にある平らな面を上にせず、少し左斜めにしてみた。そうして切り替えハンドルをはめたらきちんと水が止まることが判明した。 元に戻そうとしてさらに問題発生。それは開栓バルブの形状が違うために旧のネジがつけられなくなったのだ。
2019/01/30 09:41