蒼き運命 -アオキサダメ- 79
別に他意があるわけではなく、反射的な行動なのだろう。こちらの勢いに怯んだヨンファは咄嗟に腕を突っぱねてきたが、覆いかぶさるジョンヒョンを押し退けるほどの力は入らなかったようだ。本気で抗っていないと判断し、体重をかけながら華奢な両手首を掴んでシーツの上に縫い留めた。音もなく乱れた金髪が、ひどく目に眩しい。「ヒョ、ニ――……ん、ぅっ……」なまめかしい裸身を完全に組み敷いて逃げ道を奪った上で、何か言いかけた唇...
2019/07/31 00:11
2019年7月 (1件〜100件)
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