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古墳どうでしょう http://kamochi52.blog.fc2.com/

主に岡山県内の古墳を訪問し、石室や石棺、墳丘など現地の写真と地図を載せています。

古墳好きな方と色々情報交換等できたらいいなと思っています。よろしくお願いします。

かもち
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2016/02/29

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  • 中村大塚古墳(なかむらおおつかこふん)栃木県真岡市

    栃木県真岡市中中村大塚古墳(なかむらおおつかこふん)は、中村八幡宮敷地内、現状径25m程度の円墳です。南に開口する両袖型の横穴式石室がありますが、残念ながら2011年の東日本大震災で被災してしまい現在は見学不可となっています。石室全長約8.1m 玄室長約4.2m 奥壁幅約1.4m 羨道長約3.9m×幅0.5強で数値だけでもすごいですこの石室は小さめの川原石を小口積みにした非常に美しいつくりをしていました。石室埋め戻し前の様...

  • 弁天山古墳(べんてんやまこふん)栃木県真岡市

    栃木県真岡市古山弁天山古墳(べんてんやまこふん)は田園地帯にぽつんとある直径31m×高さ4.5mの円墳です。付近は林や建物がないため非常に目立ち、遠くからもよく見えます。墳頂には古山星宮神社があり、墳丘は日ごろから整備されている模様です。真岡市指定史跡の標柱が建っていて、ここを目指して用水路添いの道を通っていくと墳丘に上がることができます。明確な駐車スペースは無いようです。用水路の右岸を通り墳丘へ向かい...

  • 鶏塚古墳(にわとりづかこふん)栃木県真岡市

    栃木県真岡市京泉(きょうせん)鶏塚古墳(にわとりづかこふん)は、市街地から約5㎞の民家敷地内にある円墳です。径18m×高さ2.5m石室長約5.8m×高さ1.2~1.5m×幅0.8m~約1.5m 石室入口全体が大きなケヤキの木で覆われ、側壁は川原石を積み上げたこの地方で見かける仕様で中村大塚古墳の石室とよく似ています。鶏型埴輪や鶏型埴輪の首部が多く出土したことからこの名前がついたそうです。6世紀後半頃の築造と推定されていま...

  • 大塚戸古墳小口積石棺(おおつかどこふんこぐちづみせっかん) 茨城県常総市

    茨城県常総市大塚戸町菅生沼に面する平坦な台地上に分布する大塚戸(おおつかど)篠山古墳群という前方後円墳3基、円墳28基からなる古墳群があります。もともとは水海道市域において最大規模をもつ古墳群ですが、土地開発等で現在では数基を残してほとんどが消滅してしまいました。常総市デジタルミュージアムによると、1961年に8号墳が調査され、墳長30m 後円部径20m 前方部幅20m 高さはともに3mの前方後円墳であったことが...

  • 三昧塚古墳(さんまいづかこふん) 茨城県行方市

    茨城県行方市沖洲三昧塚古墳(さんまいづかこふん)は、霞ヶ浦沿岸の沖積地に作られた前方後円墳です。近隣の勅使塚古墳、大日塚古墳、権現山古墳と合わせ沖洲古墳群を構成する1基で、1990年に行方市指定史跡に、出土品は2018年に国の重要文化財に指定されています。墳長82m余 後円部径46.5m×高さ8m 前方部高さ6mの規模で、後円部の規模が前方部の規模を若千凌駕する墳丘形態これに約2mの深さがある周溝を有していたと考えられ...

  • 大日塚古墳(だいにちづかこふん) 行方市沖洲

    茨城県行方市沖洲大日塚古墳(だいにちづかこふん)は霞ヶ浦東岸、国道355号線の北側丘陵上に所在する帆立貝形古墳(前方後円墳)です 後円部が2段築成で前方部は1段築成。近隣の勅使塚古墳、三昧塚古墳、権現山古墳と合わせ沖洲古墳群を構成する1基です。南南西に横穴式石室が開口しており、壁や天井などにそれぞれ筑波石の1枚石を使用した石室は美しく見応えがあります。古墳の規模は(現地説明板より)墳長40m 後円部径30m×...

  • 大生古墳群(おおうこふんぐん)西古墳群 その2 茨城県潮来市

    茨城県潮来市大生大生原台、茨城県下最大規模の100基以上からなる大生古墳群(おおうこふんぐん)そのうち大生西古墳群の続きです。子子舞塚古墳(まごまいづかこふん)の西側から谷を降りる遊歩道があります。道沿いに谷を降りて再び台地の高台に上がると、右手に数基の古墳が見えてきます。県道からは天神塚古墳(てんじんづかこふん)の墳丘が見えていて、こちらから訪問するとこのページの逆を辿ることになります。どちらから...

  • 大生古墳群(おおうこふんぐん)西古墳群 その1 茨城県潮来市

    茨城県潮来市大生大生原台地には茨城県下最大規模の100基以上からなる古墳群があります。大生古墳群(おおうこふんぐん)といい、大生東古墳群、大生西古墳群、カメ森古墳群、田ノ森古墳群の4大支群が、大生神社付近を中心として分布しています。神社から西方面に、鹿見塚古墳、子子舞塚古墳(まごまいづかこふん)、天神塚古墳、白旗八幡古墳など20数基の古墳を包括する大生西古墳群が所在しています。耕作地で消滅した古墳も多い...

  • 崎浜横穴古墳群(さきはまよこあなこふんぐん)茨城県かすみがうら市

    茨城県かすみがうら市加茂崎浜横穴古墳群(さきはまよこあなこふんぐん)は「崎浜カキ化石床」の露出崖に造られた横穴群です。崎浜カキ化石床は、約13万~12万年前の古東京湾形成時のカキ化石床で、出島半島南岸の崎浜・川尻地区にはこの化石床が約6~7千年前の縄文海進時に削られて形成された侵食崖がたくさんあります。数え切れない数のカキの殻が折り重なってできた化石を刳り抜いてお墓を造ろうとか、本当にすごいと思います。...

  • 富士見塚古墳群(ふじみづかこふんぐん) 茨城県 かすみがうら市

    茨城県かすみがうら市富士見塚古墳群(ふじみづかこふんぐん)は霞ヶ浦の高浜入りを見下ろす台地上にある古墳群です。全5基程度で構成された古墳群ですが、1・2・3号墳が古墳公園として整備され見学可能です。出土品等から1・2号墳が5世紀末~6世紀初頭、3号墳が6世紀後半の築造と考えられています。古墳域は2008年に県指定史跡となっています。標高35mの1号墳の墳丘上からは、冬の晴れた日に文字通り富士山を見ることが出来るそ...

  • 太子古墳(たいしこふん) 茨城県かすみがうら市

    茨城県かすみがうら市安食(あんじき)太子古墳(たいしこふん) 別名 大師の唐櫃古墳(たいしのかろうどこふん)は台地上の安食地内住宅地内に残された古墳です。もとは全長約60mの前方後円墳であったと推測されていますが、現在では石室とそれをとりまく墳丘の一部が残るのみとなっています。かすみがうら市には2基の装飾古墳がありますがこの古墳がそのうちの1基です。もう1基の折越十日塚古墳(おっこしとおかづかこふん)は...

  • 風返古墳群(かざかえしこふんぐん)茨城県かすみがうら市

    茨城県かすみがうら市安食・宍倉から石岡市井関付近風返古墳群(かざかえしこふんぐん)は霞ヶ浦に突き出た出島半島北西部の台地上にある古墳群です。全34基で前方後円墳や円墳から構成されています。風返大日山古墳と風返浅間山古墳はかすみがうら市指定史跡・風返稲荷山古墳は出土品が国指定重要文化財に指定されています。主要古墳は6世紀前半から7世紀中頃までの築造で、新しい時代の古墳が多いです。石岡市にある古墳は、井関...

  • 府中愛宕山古墳(ふちゅうあたごやまこふん)茨城県石岡市

    茨城県石岡市北根本府中愛宕山古墳(ふちゅうあたごやまこふん)は、舟塚山古墳の北東約300mに位置する前方後円墳です。舟塚山古墳群に属し、墳長96.6m、後円部径57m×高さ8.5m 前方部幅57m×高さ7.5mで群内2番目の規模。築造時期は6世紀前半と考えられていて、最近の研究による舟塚山古墳の推定築造年代(4世紀末~5世紀前半頃)よりも少し新しいのかな。現地説明板によると、1897年年に東大の坪井正五郎教授が発掘調査を行い、...

  • 舟塚山古墳(ふなつかやまこふん)茨城県石岡市

    茨城県石岡市北根本舟塚山古墳(ふなつかやまこふん)は全長186mの前方後円墳です。後円部径90m×高11m 前方部幅100m×高10m 後円部は3段構築で東国2位 茨城県内最大の古墳です。2019年に石岡市立ふるさと歴史館で開催された『舟塚山古墳とその時代』の図録によると、1964年の測量の成果などから6世紀中葉前後の築造と考えられていたものが埴輪研究の進展により大きく変わり、三角板皮綴式短甲を装着した埴輪のかけらや、埴...

  • 坂田塙台古墳群(さかたはなわだいこふんぐん)茨城県土浦市

    茨城県土浦市下坂田坂田塙台古墳群(さかたはなわだいこふんぐん)は武者塚古墳から南に2~300m付近の山林に所在する古墳群です。別の文献では坂田古墳群とも呼ばれていたみたいですが2013年度の発掘報告書ではこの名称で呼ばれていました。その時新たに2基の古墳が見つかり全15基となった模様。1基が前方後円墳 あとは円墳のようです。分布図を確認すると台地の端にずらっと並んでいるようです。坂田塙台8号墳 正面の木立が古...

  • 武者塚古墳(むしゃづかこふん)茨城県土浦市

    茨城県土浦市上坂田武者塚古墳(むしゃづかこふん)は、桜川左岸台地上の耕作地帯にある古墳です。箱形石棺と横穴式石室を併せたような特異な石室が見つかり、中から古代人の髪型であるみずらが出土したほか、銀製飾大刀や飾り金具・青銅製杓などの副葬品が未盗掘で見つかりました。これらの出土品は国指定重要文化財に指定されています。(古墳は土浦市指定文化財です)古墳が見つかったとき墳丘は全く無く、石室は地下に作られて...

  • 佐渡ケ岩屋古墳(平沢1号墳)(さどがいわやこふん・ひらさわ1ごうふん)茨城県つくば市

    茨城県つくば市平沢佐渡ケ岩屋古墳(さどがいわやこふん)は筑波山の南、筑波国際カントリークラブへの往き道にある古墳です。前回記事の平沢古墳群の1号墳ですが、この古墳だけ少し離れた高所にあり訪問の仕方の都合で別記事とします。25m×35m×高さ7mの方墳で、玄室天井石が半分程度抜かれた複室構造の横穴式石室が開口しています。石室全長7.7m×最大幅5.4m 石室や墳丘はこの古墳が作られた当時では最大規模で、なんとT字形...

  • 平沢古墳群(ひらさわこふんぐん) 茨城県つくば市

    茨城県つくば市平沢平沢古墳群(ひらさわこふんぐん) は筑波山の南、平沢官衙遺跡(奈良・平安時代の筑波郡の役所跡)の北丘陵斜面にある古墳群です。もとは5基発見されていて現在は4基残存し、筑波石の板石を使用したかっこいい横穴式石室を見学できるものもあります。保育社の『日本の古代遺跡36茨城』で近隣の主要古墳群の1つに数えられています。筑波国際カントリークラブへ上がる道から古墳群を訪問することができ、1号墳の...

  • 船玉古墳(ふなだまこふん)茨城県筑西市

    茨城県筑西市船玉船玉古墳(ふなだまこふん)は、鬼怒川左岸の河岸段丘上の船玉神社にある装飾古墳です。、一辺約35m×高さ約4mの方墳で墳丘は綺麗に残っているように見えました。横穴式石室は雲母片岩の大きな板石を用いて作られており、石室全長も約11.5mと長大です。県内でも有数の凄い方墳であることに間違いないでしょう。筑西市のホームページによると、横穴式石室にある装飾は赤や白の顔料を用いて武具?や円文、舟などが...

  • 十五郎穴横穴墓群(じゅうごろうあなよこあなぼぐん)茨城県ひたちなか市

    茨城県ひたちなか市中根 十五郎穴横穴墓群(じゅうごろうあなよこあなぼぐん)はこれまでに百数十基が確認、総数300基を超えるとも推定されている大横穴墓群です。色々な支群に分かれていますが館出支群は虎塚古墳から徒歩5分程にて訪問でき、見学用として整備されています。ひたちなか海浜鉄道「中根駅」から徒歩15分程度の距離でもあります。(駅から橋を渡り中丸川沿いから北上)崖面の作れそうな所ほぼ全てに横穴が開口してい...

  • 虎塚古墳(とらづかこふん)茨城県ひたちなか市

    茨城県ひたちなか市中根虎塚古墳(とらづかこふん)は、全長56.5mの前方後円墳で、1973年に日本で初めて発掘調査によって装飾古墳と確認された古墳です。南に開口した両袖式横穴式石室の全面に白色の下地を塗り、その上にベンガラで非常に鮮やかな彩色壁画が施されています。今でも東日本を代表する装飾古墳で、装飾石室は春と秋の年に2回実物が公開されています。近隣は古墳公園として整備され、隣接のひたちなか市埋蔵文化財調...

  • 吉田古墳(よしだこふん)茨城県水戸市

    茨城県水戸市元吉田町吉田古墳(よしだこふん)は、常陸第三宮 吉田神社の南西、吉田山 藥王院(天台宗)の北西にある装飾古墳です。近隣にはかつて多くの古墳が存在したようですが、市街化によりほとんどが消滅してしまった模様。吉田古墳も住宅街の中にあり、こんなところに古墳が残っているのかと思うような立地となっています。現在は墳丘の一部が復元され、大きさは一辺8m×高さ1.6m程度の方墳、残る周溝からもともとは一辺3...

  • かんぶり穴横穴墓群(十王前横穴墓群 じゅうおうまえよこあなぼぐん)茨城県日立市

    茨城県日立市川尻町かんぶり穴横穴墓群(かんぶりあなよこあなぼぐん)【日立市指定史跡】は、住友電気工業株式会社茨城製作所(豊浦)の東を流れる十王川沿いの西向き斜面にあります。29基の横穴墓が確認されていて、うち3基は装飾横穴墓です。玄室の壁面に三角形や菱形などの線刻と、赤や黒等で彩色されています。近隣は横穴墓群が数多く発見されていて、昔から人が暮らし栄えていた場所だったのでしょう。県北の海沿いを中心に...

  • 鬼穴古墳(おにあなこふん)福島県矢吹町

    福島県西白河郡矢吹町神田東鬼穴古墳(おにあなこふん)は阿武隈川を東に見下ろす丘陵の先端付近につくられた円墳です。現状は径26×27m。高さ4.1m 少し削られているらしい。主体部は南に開口する横穴式石室です。矢吹町ホームページによると、玄室は両裾式、やや胴張り。幅2.36m×長さ5.34m、羨道残存部3.5m、全長8.84mで元来はもっと長かったとみられるそうです。西に2号墳(未発掘)があるようですが藪の中で目視は出来ず。工場...

  • 久当山横穴群(くとうやまよこあなぐん)福島県西白河郡矢吹町

    福島県西白河郡矢吹町奉行塚久当山横穴群(くとうやまよこあなぐん)(別名 三城目奉行塚)は阿武隈川西側の丘陵南斜面に作られた横穴墓群です。古墳時代後期から平安時代にかけて築造されたと推測されています。15基あるようですが埋まっている横穴も多く、全ては確認できませんでした。近隣には4つの横穴群が知られていて、阿武隈川流域に2群、泉川流域に2群があるそうです。泉川流域の泉崎横穴群には装飾を持つ国指定史跡、泉...

  • 谷中古墳群(やなかこふんぐん)福島県西白河郡矢吹町

    福島県西白河郡矢吹町谷中古墳群(やなかこふんぐん)は阿武隈川の氾濫原湿地にある古墳群です。現状3基残っていて2基は畑の真ん中にあります。3基とも横穴式石室を持つ古墳と思われますが、阿武隈川の氾濫で流されたのか全基とも天井石が露出しています。訪問時は麦?が青々と茂りいい雰囲気でした。画面奥ガードレールの向こうに阿武隈川があります。2号墳か3号墳。1号墳は農道沿い。横に説明板があり、この辺りに駐車できそうで...

  • 宮ノ前古墳(みやのまえこふん) 福島県石川郡玉川村

    福島県石川郡玉川村川辺字宮の前宮ノ前古墳(みやのまえこふん)は丘陵端っこの急斜面上に所在する古墳。この古墳は福島県内でも有数の素晴らしい石室を持つ古墳。近くに行ったら訪問必須と思います。かなりの急斜面を上がるのでなかなかスリリングな訪問となりました。足下の土が軟らかく滑りますのでお気を付けください。埋葬施設は全長3.9m幅2.0m高さ1.8mの南向き切石積横穴式石室。開口部付近には一応鎖があります。墳形はよく...

  • 大塚古墳(おおつかこふん) 福島県須賀川市

    福島県須賀川市前田川大塚古墳(おおつかこふん)はゆるやかな斜面の畑地帯にある円墳です。元は直径約35m高さ5mの墳丘。耕作の関係で多少削られているようです。立地上とても目立ちます。南方向に開口する横穴式石室を持ち、石室は同じ須賀川市内にある蝦夷穴古墳と同規模で、石室全長8m×高さ2m程度の大きなものです。残念ながら2023年現在は石室開口部が網で覆われ入室は出来ませんでした。令和4年に福島大学で発掘調査が行...

  • 和田大仏及び横穴墓群(わだだいぶつおよびよこあなぼぐん)福島県須賀川市

    福島県須賀川市大字和田字大仏和田大仏及び横穴墓群(わだだいぶつおよびよこあなぼぐん)は阿武隈川西岸の南斜面岩壁に全20基程度で存在します。横穴墓を中世の磨崖仏に転用している古代から中世の人の痕跡です。現在移転している妙林寺が以前この場所にあり、和田大仏はお寺のご本尊だったようです。高さは3.6mもある立派なご本尊様。保存状態があまりよくないため定かではありませんが、阿弥陀如来か大日如来といわれているよう...

  • 蝦夷穴古墳(えぞあなこふん)福島県須賀川市

    福島県須賀川市和田の民家敷地内に所在する蝦夷穴古墳(えぞあなこふん)前記事の蝦夷穴横穴墓群と紛らわしいですが、こちらは高塚の古墳です。7世紀前半に築造されたと推測される、直径約36m(復元値)の円墳です。主体部は南向きに開口した切石の横穴式石室で、残存長11mと、東北地方最大級の大きさを誇ります。近くに行ったら必ず見学したい古墳です。まずは専用駐車スペース(私有地)に車を置きご挨拶。訪問と駐車の許可をい...

  • 蝦夷穴横穴墓群(えぞあなよこあなぼぐん)

    福島県郡山市本町、大安場史跡公園より南東に車で5分程度の距離に、蝦夷穴横穴墓群(えぞあなよこあなぼぐん)という横穴群があります。県道54号線より西に少し入ったあたりの舗装道路沿いでアクセスしやすいです。平成13年に新たに2基の横穴が発見され、全15基程度の横穴墓群となっているようです。その2基は発掘調査の結果、大化の改新(645年)前後で造られたと推測されるそう。東側から見たところ。横穴の高さがそろっています...

  • 大安場古墳群(おおやすばこふんぐん)福島県郡山市

    福島県郡山市田村町大善寺大安場に所在する大安場古墳群(おおやすばこふんぐん)国指定史跡のとても有名な古墳なので、説明するのもあれですが、駐車場情報等もありますので投稿します。大安場1号墳が古墳郡の盟主墳ともいえる全長83mの前方後方墳。四世紀後半に南向き尾根を利用して築造されました。東北地方最大の前方後方墳ですが、古墳と確定するまでは色々苦労があったようです。古墳は全部で5基保存されています。一応全部...

  • 日向古墳群(ひなたこふんぐん)福島県福島市

    福島県福島市岡部字日向に所在する日向古墳群(ひなたこふんぐん)を訪問しました。御春新田古墳群から南西へ2㎞程度、南向き斜面に所在する古墳群です。常円寺墓地の一角に、横穴式石室を持つ円墳が保存されています。石室天井石が1枚のみ残っていて、保存のためかトタン屋根の簡易な建物に覆われています。柵があったようですが開いていて現在は入室可能。福島市内で見学できる貴重な横穴式石室です。古墳群と名前がありますが「...

  • 御春新田古墳群(おはるしんでんこふんぐん) 福島県福島市

    福島県福島市山口字寺前に御春新田古墳群(おはるしんでんこふんぐん)という群集墳があります。円墳16基と不明1基の全17基編成で、残存する古墳を見ると直径10m程度の円墳が大半のようです。福島盆地東、岡島地区の丘陵地帯は、横穴式石室を持つ古墳が多く発見されています。工業団地や住宅地建設で消滅した古墳も多いようですが、御春新田古墳群は安洞院というお寺に管理され、石室を見学することも出来ます。しのぶ霊園の最奥...

  • 飯野坂古墳群(いいのざかこふんぐん) 宮城県名取市

    宮城県名取市飯野坂山居、雷神山古墳から北に1キロ程度飯野坂古墳群(いいのざかこふんぐん)は雷神山古墳と同じ丘陵の北東端付近に所在する、前方後方墳5基と方墳2基編成というかなり珍しい古墳群です。前方後方墳メインの古墳群では日本の北限のようで、近くに来たらぜひ見学したい古墳群です。近隣は仙台市、名取市のベッドタウンとして住宅化が進み、住宅地の中にポツンポツンと墳丘が残る姿が印象的です。4世紀後半~5世紀前...

  • 経ノ塚古墳(きょうのづかこふん)出土長持形石棺 〔宮城県仙台市 東北大学内〕

    東北最大の前方後円墳、雷神山古墳の入り口には、名取市内の古墳の分布図があります。その中にかつて存在した経ノ塚古墳の記述があります。経ノ塚古墳(きょうのづかこふん)は、名取市の海岸線からおよそ2km内陸の浜堤上に築造された、直径36m・高さ約7mの円墳です。明治45年の調査により家形や鎧形・円筒埴輪 が発見され、大正12年には墳頂1.8m下から、粘板岩製の長持型組合石棺が出土しました。この石棺の中からは2体分の人骨...

  • 小塚古墳(こづかこふん) 宮城県名取市

    宮城県名取市中央小塚古墳は雷神山古墳のすぐ隣にある古墳です。駐車場から坂道を登ると左手にまず見えてきます。直径54mの大きな円墳。雷神山古墳と同様に三段築成ですが、こちらは明確な周溝があります。葺石は見つかっていません。築造時期は4世紀末-5世紀前半で雷神山古墳と同時期と推測されています。二基は共通点が多くかなり関係の深い方のお墓と見受けられます。平面に目立つため実際より大きく感じます。雷神山古墳側...

  • 雷神山古墳(らいじんやまこふん)

    宮城県名取市中央雷神山古墳(らいじんやまこふん)は愛島丘陵(めでしまきゅうりょう)の東端にある、4世紀末から5世紀初めに築造されたと推測されている東北地方最大の前方後円墳です。墳長約 168m×後円部直径96m×高さ12m、前方部長さ72m×高さ6m。三段築成で葺石あり、一部に周溝が確認されています。出土した遺物等から、4世紀末頃の築造と推定されています。主体部は未発掘のため定かではありません。愛島丘陵は仙台平野(名取...

  • 高山横穴墓群(たかやまよこあなぼぐん) 宮城県七ヶ浜町

    宮城県七ヶ浜町花渕浜字浜沼表浜(外人浜)海岸脇の海沿いの崖に横穴墓があり、約11基が今も残っています。同じ頃営まれた表浜貝塚に隣接しており、その集落に付随する墓域と考えられています。残存している横穴の内3基の調査が行われ、1基の横穴墓から平安時代の須恵器、土師器が出土しています。高山横穴墓群(たかやまよこあなぼぐん)海のすぐ側。すごい立地です。海沿いですので、長い間には何度も波に洗われたのでしょう。近...

  • 大代横穴墓群 (おおしろよこあなぼぐん) 宮城県多賀城市

    宮城県多賀城市大代に所在する横穴墓群です。 7世紀から8世紀にかけて造営され、27基程の横穴が残存。昭和59年に発掘調査。玄室等から、金銅装頭稚大刀(こんどうそうかぶつちのたち)・直刀や、勾玉や切子玉や首飾り、土器類などが出土しています。ここから出たものが、太刀の出土分布のほぼ北限のようです。県道58号(塩竈・七ヶ浜多賀城線)線沿いに所在し、崖面にありますが道路からの比高は0~2m程度です。比較的低い立地...

  • 薬師堂横穴墓群(やくしどうよこあなぼぐん)

    宮城県宮城郡七ヶ浜町湊浜町内の近隣には横穴墓群が多く確認されていますが、その中でここが一番南の立地です。1970年の調査で10基の横穴墓が確認されていますが、出土品等は知られていません。7世紀後半~8世紀頃の築造と考えられています。後世の転用で薬師堂が建立されており、近隣は湊浜薬師堂及び薬師座像並びに榧の木(みなとはまやくしどう かやのき)として、1981年10月1日に町指定文化財となっています。地元の方のお話...

  • 愛宕山横穴墓群(あたごやまよこあなぼぐん)

    宮城県仙台市太白区JR仙台駅の南約2kmあたり、広瀬川右岸の青葉山丘陵東端部の丘陵斜面に立地する横穴墓群です。近隣は横穴墓群が複数有り、大年寺山横穴墓群、宗禅寺横穴墓群、茂ヶ崎横穴墓群、二ツ沢横穴墓群などがあり向山横穴墓群と総称されています。前記事の装飾横穴墓はこの横穴墓群の支群の1つのようです。ここには川側からアプローチします。現地の方は車も置けるとよ教えてくださいましたが、河原は関係者以外車で入るこ...

  • 愛宕山装飾横穴墓(あたごやまそうしょくよこあなぼ)

    宮城県仙台市太白区JR仙台駅の南約2km,広瀬川にかかる愛宕大橋の南に所在する横穴墓です。広瀬川河岸にもこの横穴墓の支群がありますが、位置的には離れていますので別記事とします。装飾古墳なのですが、全て覆屋で目隠しされてしまい、何が何だか全く分かりません。玄室奥壁に円文を基調とする文様が赤色顔料を用いて描かれていて、玄室から刀子と5体分の人骨が出土しています。今それらしさを伝えるのはこの説明板のみです。7...

  • 法領塚古墳(ほうりょうづかこふん)

    宮城県仙台市若林区一本杉町聖ウルスラ学院敷地内に残る円墳です。調査で二段築成の約55mの円墳であることが判明しています。古墳時代終末期としては東北地方最大の規模をもち、内部主体は横穴式石室で全長5.7m×高さ1.9mの規模があります。仙台市内で横穴式石室が残る貴重な古墳ですが、なんと言っても学校敷地内ですので、事前連絡して見学できるか確認した方がいいでしょう。法領塚古墳(ほうりょうづかこふん) 私は時間の都...

  • 遠見塚古墳(とおみづかこふん)

    宮城県仙台市仙台市内最大、宮城県内2位の全長110mの前方後円墳があります。広瀬川左岸の自然堤防上に所在し、仙台駅の南東約3.5kmの仙台バイパス沿いに位置します。昭和50年より発掘調査がありました。出土品等から、四世紀末から五世紀の築造と推定されています。現在は古墳公園として整備されていて、近隣住民の方がお散歩などされていました。市街地のため訪問は容易ですが、駐車場はありません。訪問時、地元住民の方にお聞...

  • 善応寺横穴墓群(ぜんのうじよこあなぼぐん)

    宮城県仙台市宮城野区善応寺横穴墓群(ぜんのうじよこあなぼぐん)は、文字通り「善応寺」というお寺の裏山斜面に所在する横穴墓群です。飛鳥奈良時代の前半に築造されたとのこと。23基が調査されていますが、埋没しているものを含めると100基以上が存在すると考えられています。お寺はすごく綺麗でした。残念ながらこの横穴墓は普段施錠されていて、住職さんのご案内が無いと見学不可だそうです。訪問時は法事で忙しくお出かけさ...

  • 菅谷の穴薬師(すがやのあなやくし) 

    宮城県宮城郡利府町前記事の道安寺横穴古墳群からほぼ真南の崖面に横穴墓群があります。菅谷の穴薬師はそのうちの一基に、平安時代に磨崖仏が掘られたものだそうです。車で3分程度の距離ですが、こちらは道が狭く駐車スペースがありません。道安寺横穴古墳群の駐車場から徒歩が1番良さそうです。道から見える図 説明板が見えるので場所が分からないということはないと思います。近づくと穴薬師のお堂が見えてきます。お堂の左右に...

  • 道安寺横穴古墳群(どうあんじよこあなこふんぐん)

    宮城県宮城郡利府町菅谷道安寺(どうあんじ)というお寺の裏山に所在する横穴墓群です。いきなり宮城県ですが、投稿する記事が溜りまくっていますので、とりあえず日本の北から順次載せていきます。築造は古墳時代後期、総勢100基以上の横穴が存在すると推定されており、現地を訪れると数十基の横穴墓を見学することができます。道安寺と名前がついていますが、訪問ルートは一つ北谷に存在する「菅谷不動尊」側から。不動尊には横...

  • 天塚古墳(あまづかこふん)

    京都府京都市右京区太秦松本町住宅街に2基の横穴式石室をもつ前方後円墳があります。天塚古墳(あまづかこふん)といい、国指定史跡となっています。嵯峨野ではもっとも前方部が発達した古墳で、幅も高さも後円部を凌いでいます。全長73メートル 二段築造、周溝があります。周りは住宅街です。神社として祀られているため、破壊を免れて残ったのでしょうか。横穴式石室は後円部とくびれ部付近にあります。後円部の石室は開口して...

  • 野寺山古墳(平福陶棺出土地)

    岡山県は陶棺が多く出土している地域で、全数の約7割が岡山県出土、しかも美作地方(県北の方)が出土の中心、続いて鏡野町(県北)、県南の赤磐市、瀬戸内市と続きます。 土師質のものが圧倒的に多く、大半が土師質の亀甲型と言われる形式です。岡山の特産品とでも言える陶棺は、その加工の容易さからか、かなり多様なデザインのものが存在します。そのような中で、非常に洗練された陶棺が出土したことで非常に有名な古墳がありま...

  • 塩谷古墳群(しおたにこふんぐん)

    京都府船井郡京丹波町曽根前記事の『宮の浦古墳群』から車で2分。京都縦貫道の京丹波PA、一般道からもアクセスできる「道の駅 京丹波味夢の里(あじむのさと)」から遊歩道経由で、古墳に行くことが出来ます。アクセスのしやすさから、道の駅に行ったときは気分転換にふらっと寄っています。塩谷古墳群といい、古墳公園として整備されています。平成元年に京都府埋蔵文化財調査センターにより発掘調査され、平成元年に一度整備後...

  • 宮の浦1号墳

    京都府船井郡京丹波町曽根5基編成の宮の浦古墳群の1号墳は、桧山須知線沿いの田んぼの中に所在します。京都縦貫道の京丹波PA、一般道からもアクセスできる「道の駅 京丹波味夢の里(あじむのさと)」からも確認できる立地です。宮の浦1号墳 冬の墳丘 日陰になっているところはまだ雪が残っています。スタッドレスタイヤじゃなかったのでドキドキしながら行きました。(一応チェーン持参)墳形が現状だと方墳みたいです。本来は...

  • 豊田車塚古墳

    京都府船井郡京丹波町豊田藤浪京丹波黒豆のパン屋さん(工場で、直販も多少あり)より南西に500メートルほど行った長閑な田園地帯に、小型の前方後円墳があります。県道のすぐそばにあり、訪問しやすい立地です。初回は通りすがりに道沿いにいきなり現われ、パン屋さんの帰りに絶対寄る!!と決意しました。豊田車塚古墳(とよたくるまづかこふん) まるっとかわいい墳丘!全長は31.5メートル 後円部径19.5メートル高さ4.5メート...

  • 箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)

    倉敷市真備町箭田(まびちょう やた)小田川より1.5キロ程度北に向かった丘陵先端に、素晴らしい横穴式石室を持つ古墳があります。岡山三大巨石墳の1つ、箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)です。何十回と訪問していますが、ブログに載せていなかったので掲載。ちなみに岡山三大巨石墳ですが総社市上林の「こうもり塚古墳(こうもりづかこふん)」 石室全長 19.4m岡山市北区牟佐の「牟佐大塚古墳(むさおおつかこふん)」 石...

  • 新堂池古墳群(しんどういけこふんぐん)

    京都府南丹市園部町新堂の、長閑な田園地帯より北の丘陵に上がる付近に、新堂池古墳群(しんどういけこふんぐん)があります。道路工事により発掘調査された石室があり、珍しいT字型やL字型の平面プランを持つ横穴式石室があるようです。いくつかの支群に分かれるようですが、発掘調査書が無く詳しいことは分かりません。T字型の1号分は道路工事による発掘が行われてるので、おそらく消滅したのだろうと思いましたが、京都府GISに...

  • 坊田古墳群(ぼうでんこふんぐん)

    京都府南丹市八木町の京都府立丹波支援学校付近に、8基編成の古墳群があります。1号墳は方墳で、他は円墳。主体部はすべて横穴式石室の後期古墳群。亀岡盆地内の山の東麓にあり、古墳群までは舗装道路があるため、訪問しやすい立地です。大堰川流域全体では全部で1000基ほどの古墳が確認されています。そのうち亀岡盆地に660基程度が所在し、そのほとんどが後期古墳と考えられています。その中でもこの坊田古墳群は、全長10メート...

  • 出雲2号墳

    京都府亀岡市の御蔭山山麓に縁結びで有名な出雲大神宮が鎮座しています。美しい亀岡盆地を見下ろす少し高い立地で、以前は御陰山がご神体だったことも含め、まさに聖なる地といった趣です。出雲と名前は付いていますが島根県の出雲大社の分社では無いようで、現在は神社本庁に属さない神社となっています。この神社境内に、横穴式石室を持つ古墳があります。出雲古墳群に属する古墳で、境内の禁足地に所在します。千歳車塚古墳から...

  • 小金岐古墳群 (こかなげこふんぐん)

    京都府亀岡市大井町小金岐(おおいちょうこかなげ)には、府内有数の大古墳群・小金岐古墳群(こかなげこふんぐん)があります。総勢200基以上の円墳があり、行者山東麓の古墳分布地は墳丘だらけです。墳丘の形状などからほとんどが横穴式石室を主体部とした円墳のようです。それほどまでに古墳が密集しているのにもかかわらず、石材の利用のためか麓に近いものから石を抜かれてしまい、入室できるのはごく限られた古墳だけのよう...

  • 坊主塚古墳(ぼうずづかこふん)天神塚古墳(てんじんづかこふん)

    京都府亀岡市馬路町に所在する坊主塚古墳(ぼうずづかこふん)と、同市旭町に所在する天神塚古墳(てんじんづかこふん)。二つの古墳は一辺40メートル弱の同規模の方墳であり、同時期の古墳時代中期の5世紀後半頃築造と考えられています。二基の距離は100メートル程度、立地も似ていてまるで双子のような古墳です。まずは坊主塚古墳をご紹介。坊主塚古墳(ぼうずづかこふん)昭和31年と平成10年に発掘調査され、一辺が38メートル ...

  • 千歳車塚古墳

    千歳車塚古墳(ちとせくるまづかこふん)は、京都府亀岡市千歳町に所在する前方後円墳。三段築造で全長約82メートルの墳丘には樹木が無く、墳形がとてもよく分かります。田んぼに囲まれた立地で、亀岡の美しい風景とマッチし非常に印象的な古墳です。今どんな感じかなーと気になり、近くに行くとなんとなくふらっと寄ってしまいます。墳丘に上がってみると前方部と後円部の高さはあまり変わらず、前方部の幅が後円部より広いようで...

  • 糠塚古墳(ぬかづかこふん)

    京都府亀岡市旭町南丹市八木町との境付近に、全長約65メートルの前方後円墳、糠塚古墳(ぬかづかこふん)があります。開墾され栗畑となり、墳丘の形はそれとなく前方後円墳なのかな?くらいもともと帆立貝型の古墳だった説もあるようです。糠塚古墳(ぬかづかこふん) 亀岡盆地の長閑な田園風景の中でかなり目立つ存在です。古墳横の舗装道路からチラリと見学させていただきました。立地の感じは、近くの千歳車塚古墳に近いのかな...

  • 垣内古墳(かいちこふん)

    京都府南丹市園部町地元で人気の焼肉店平壌亭からすぐの神社付近に、かつて墳長約82メートルの前方後円墳がありました。園部黒田古墳(そのべくろだこふん)→中畷古墳(なかなわてこふん)→垣内古墳(かいちこふん)とつながってきた口丹を治めたであろう首長墓の園部盆地で最後の築造であり、(古墳時代後期に「うさの古墳」もありますが…)ここから南の亀岡盆地の糠塚古墳(ぬかづかこふん)→千歳車塚古墳(ちとせくるまづかこふ...

  • 園部黒田古墳

    京都府南丹市園部町園部の市街地からるり渓方面へ向かう道すがら、市街地より車で5分程度の低い丘陵先端に古墳があります。車で走っていると府道に看板が見えたので訪問してみました。1990年、工業団地造成に伴い発見された古墳です。バチ形の前方部や埋葬施設の木槨木棺墓、出土した特殊器台や二重口縁壺などから、古墳が出現し始めた時代に造られた貴重な遺跡として整備・保存されることになりました。出土した庄内式土器は箸墓...

  • ささら谷古墳

    岡山県総社市宿(しゅく)県南の陶棺の少ないこの地域に、大小2基もの須恵質陶棺が出土した古墳があります。ここより出土した陶棺の大きい方は須恵質亀甲型というもので、全国でも類例は大阪府の中井山3号墳くらいの非常に珍しいものです。(蓋は支柱家形に見えますが、亀甲型の特徴である突帯を持つために亀甲型に分類されているようです。土師質の亀甲型は沢山あります)その型式の珍しさから文献等ではしばしば目にするのですが...

  • 福井大塚古墳群

    岡山県総社市小寺ヒイゴ池湿地帯の近くに、遺跡地図に載っていない古墳を3基見つけた後、さらに古墳を探して超藪漕ぎをして尾根まで上がって縦走してみました。狙っていた付近にきたところ素晴らしい横穴式石室を持つ円墳らしき古墳を発見!調べたところ、団地造成でほぼ消滅した福井大塚古墳群の範囲内であり、そのうちの1基と思われます。この写真だと開口部が2つ並んでいるように見えて???となりますが、普通の単室墳です...

  • 牟佐山の古墳(須恵器陶棺)

    岡山三大巨石墳の1つ、牟佐大塚古墳の北に所在する山は牟佐山という名前らしいです。山頂は標高330メートル程度で、その奥に聳える高倉山の登山ルートになっています。(山頂はルート外)ある日遺跡地図(岡山県GIS)を見ていて、この牟佐山に須恵器陶棺が横穴式石室に残っている古墳があるのに気がつきました。その記載によると 「名称未定 主な出土品 須恵質陶棺 小型の横穴式石室。石室内に陶棺あり」とあります。岡山県は...

  • 造山古墳と桜

    桜の季節となりましたので、墳丘に桜の植えてある造山古墳(つくりやまこふん)に行ってきました。造山古墳は岡山県岡山市北区新庄下(しんじょうしも)に所在する、全長350メートルの前方後円墳。日本で4番目の規模の古墳で、墳丘に上がれる古墳としては日本最大です!大阪府堺市の履中天皇陵と言われている石津丘古墳(いしづがおかこふん)(墳長360mで日本で3番目の規模)とほぼ同じ大きさ・規格であり、主軸の向きもほぼ同じ...

  • 赤熊8号墳

    京都府亀岡市東本梅町赤熊赤熊の集落より半国山山頂までハイキングコースが整備されているのですが、そのハイキングコース入口あたりに広く赤熊古墳群が分布しています。ほとんどが横穴式石室を主体部に持つ円墳です。麓に近い立地のものは石が抜かれている古墳が多いのですが、1番麓の墓地手前に直径16メートルの円墳があり、石室がほぼ完存しています。赤熊8号墳(あかくま8ごうふん)ぐるっと一周しましたが、開口部が見つかり...

  • 拝田16号墳

    京都府亀岡市千代川拝田京都縦貫道千代川インターチェンジより北に数百メートル行った民家裏に、石棚のある横穴式石室を持つ古墳があります。石室好きとしては、これは行かねばと訪問してみました。拝田16号墳は、15基の円墳を従えた全長35メートルの前方後円墳です。所在地はわかっているのですが藪の中であり、現地に行き開口部を探すも全くわからず。偶然通りがかった自治会長さんに古墳のことをお聞きするも古墳があることも知...

  • 鹿野古墳群 その2

     京都府亀岡市稗田野町鹿谷 茶ノ木山(昔の呼び名)山頂付近に数基と西に延びる稜線の麓付近の古墳たち(鹿谷古墳群茶ノ木山支群と思われます) 山頂に近いあたりの古墳その1 遺跡地図に該当なし? かろうじて石室と分かる石組が残っています。私は好きなタイプ。 その2 小型ですが味のある石室入り口付近に落ちてる天井石がアクセントです 奥壁は石を積み上げてるタイプです  さらに1基...

  • 鹿野古墳群

    京都府亀岡市薭田野町に所在する、標高430メートルの行者山。 この山に、明治14年地元民に発見され、ウィリアム・ゴーランド氏が調査した鹿野古墳(ろくやこふん)と鹿野古墳群(ろくやこふんぐん)があります。 今回はこのうち、鹿野古墳群の大市支群と思われる古墳をご紹介します。鹿野古墳群は広範囲であり、茶ノ木支群、大市支群など複数の支群に分かれます。その中に5基の石棚付きの横穴式石室を持つものがあるよ...

  • 土井の塚古墳

    広島県福山市駅家町 福山北特別支援学校の裏に素晴らしい横穴式石室を持つ古墳があります遠景で石室開口部が見えます 民家の東側に位置します 土井の塚古墳(どいのつかこふん)さらりと見える開口部!街並みにとけこんでいますねお家の方に訪問をお断りしていざ古墳へ! 土嚢で補強された墳丘が見えます開口部が見えてきました 石材がきれいで美しいです!これはすごい古墳だわ開口部を反対側から かっ...

  • 山の神古墳

    広島県福山市 古墳が地域に多く残る駅家町住宅街の片隅に、こんもりとした林があります。これが、山の神古墳前方後円墳とも、円墳ともいわれている横穴式石室を持つ古墳です。これだけ見ると、ただの林のようです。遠景 あー確かに古墳っぽい古墳の案内板があります ありがたいですね。若干急な坂を上り、開口部に到達さあ入っていきましょう。少し狭そうに感じますが 問題ありません少しだけかがんで入室ですおお!なんだかか...

  • 大佐山白塚その2

    大佐山白塚その2先日訪問した大佐山古墳群前回ご紹介しなかった古墳を見ていきましょう3号墳 石室高は低そう(埋まっているのかも)です奥壁はきれいな一枚に見えます 加工もきれい石室を後ろから大きめの天井石が印象的側壁この古墳群はこんな感じの側壁も多い反対側同じようなつくり なかなかいい石室です4号墳こちらも墳丘が流失か 石室が露出青空に映える石室石室内部側壁の真っすぐ揃ってます奥壁をアップで石室かなり好...

  • 大佐山古墳群

    広島県福山市新市町に、標高188mの大佐山があります。この山頂から南に延びる尾根上に、7基からなる古墳群が存在します。大佐山古墳群といい、高所にあることから芦田川流域の新市町、駅家町、府中市などを見渡せる素晴らしい立地です。一番高所に存在するのが、大佐山白塚古墳で、大佐山1号墳とも呼ばれています。この古墳は大きい切り石を用いた横穴式石室を持ち、その石室構造から7世紀中頃築造された終末期古墳と考えられてい...

  • 一本松古墳

    広島シリーズからちょっと地元岡山へこれから梅雨に突入するかと思いますので、快晴の古墳の写真をどうぞ。岡山市北区法界院の、半田山植物園内に古墳があります。一本松古墳(いっぽんまつこふん)という前方後円墳で、植物園のある丘陵の頂上付近に所在します。半田山植物園の営業時間は、9:00~16:30(入園は16時まで)植物園内なので、入園料が必要です 大人310円なり。お車の方は、さらに駐車場代が必要です。普通車 3時...

  • 猪の子古墳

    広島県 福山市加茂町下加茂 江木神社境内に残存する猪の子古墳(いのここふん)猪の子古墳群の1号墳で、(代表して?)猪の子古墳と呼ばれている、横口式石槨を持つ終末期古墳です。近隣には尾市一号古墳や曽根田白塚などにも横口式石槨があり、畿内に並ぶ横口式石槨の集中地です。この時代に畿内との何らかの交流や影響があったのでしょう。特に猪の子古墳の横口式石槨は、畿内の古墳にほぼ同型式の石槨が存在することから、畿内...

  • 粟塚古墳の丘

    広島県福山市駅家町福山北産業団地内に粟塚古墳の丘(あわづかこふんのおか)という古墳公園があります。もともとここにあった粟塚古墳群の他に、狼塚2号墳と正福寺裏山1号墳を産業団地を造るときに移築保存。この3つの古墳群を合わせて、粟塚古墳の丘を形成しています。グーグルマップで検索すればヒットする、わかりやすい古墳群たちです。結構広い公園ですが、産業団地内のせいか駐車場はなし 公園の入り口付近に短時間なら停...

  • 二子塚古墳

    広島県福山市駅家町に、前方部と後円部の両方に横穴式石室を持つ、全長68mの前方後円墳があります。二子塚古墳といい、以前に訪問した時は、墳丘南側の保存整備事業のため石室の見学ができませんでした。今回墳丘の修復が終わり、見学会が開かれるとのことでしたので再訪してきました。前方部の横穴式石室は、上部がかなり破壊されていますが、全長12.6m後円部の横穴式石室は両袖式で、全長14.9m 竜山石製の組合式石棺があります...

  • 西願寺山墳墓群

    昨年のこと、広島市安佐北区口田に所在する、西願寺山墳墓群に行ってきました。さいがんじやまふんぼぐんと読みます。太田川下流左岸の丘陵上に築かれていて、今でも眼下に太田川付近を一望する眺めの良い立地です。西願寺山墳墓群(さいがんじやまふんぼぐん) 竪穴式石室内が6基、箱式石棺が1基、土壙が14基保存されています。この石碑の後ろの方形の盛り上がりの上にも墳墓が残っています。方形の部分と、この写真の奥側のフェ...

  • 尾市古墳

    広島県福山市新市町常に所在する尾市一号古墳(おいちいちごうこふん)横穴式石槨を持つ終末期に築造された古墳です。古墳はこの案内板の分かれ道を右方向に上がっていきますどんな石槨なのでしょう!わくわくしますね古墳に向かう道轍がありますが、ここは車では入らないほうがいいです徐々にさらに狭くなります道は見えているところまでで、その先はコンクリの道は無くなりますこのコンクリの道がなくなるところを山側(左)の山...

  • 大坊古墳

    神辺町西中条、神辺平野の北縁の丘陵東斜面に立地する大坊古墳。近くまで行きましたので、寄ってみることにしました。大坊古墳は、直径14m・高さ約5m、周溝を備える円墳もしくは15m×12mの長方墳で、南東方向に開口する横穴式石室を持ちます。石室の全長は約11m、幅と高さは2m程度。花崗岩の巨大な切石を用いた美しい石室で、古墳時代終末期の築造と推測されています。大坊古墳(だいぼうこふん) 立派な説明版がありますたいぼ...

  • 赤面山古墳

    大阪府藤井寺市小室西名阪自動車道の高架下に古墳があります。高速道路の下に古墳が残されているなんて!おそらく日本でも唯一なのではないでしょうか?古市古墳群に所属するこの古墳は、昭和31年に国史跡の指定を受けています。そのために高速道路が建設されるとき、そのまま高架下に保存となったのでしょう。なんという保存の仕方!大胆です。赤面山古墳(せきめんやまこふん)5世紀前葉に築造された一辺が22メートルの方墳で...

  • 戸瀬池古墳と庵の前古墳

    岡山県和気町矢田部に、石室開口部が池の中という!とってもレアな古墳があります池の名前は戸瀬池 その中にあるので戸瀬池古墳とどストレートなネーミングです。今は見ることができませんが、石室内部は石の加工の美しい端正な造りです 数年前に一度上の池の工事の関係で水が抜け、全国からコフニストさんがやってきました。私もお邪魔しました。以前の記事へ当時はミラーレス一眼もなく、解像度の低いスマホのカメラで撮ったの...

  • 愛宕山古墳

    兵庫県三木市別所町に、県下10番目の大きさの前方後円墳があります。近くを通る機会があったので、ちょっと寄り道してみました。墳丘全長91メートル前方部の長さ38メートル 幅40メートル 高さ5メートル後円部径55メートル、高さ9メートル程度。小高い丘の上にあるので、この数字より高く思えます 今は木でぐるっと囲まれていますが、昔は遠くからも墳丘を眺めることができたのでしょう。加古川流域の大型古墳とともに...

  • 福甸古墳群

    兵庫県小野市福甸町(ふくでんちょう)観光名所の鴨池から県道118号線を西に500メートル程度走ったあたりに、古墳群の石標がありました。福甸古墳群と書いてあり、説明によると6世紀中ごろから7世紀にかけて力を持っていた有力者の墓として築かれた古墳群で、横穴式石室をもつ6基の古墳が知られており、石棺をもつものもあるとのこと!!!石棺が現地に残ってるといいなあ!と思いつつ!この石標のあるところに車を停車し、あぜ道...

  • 状覚山古墳群

    兵庫県加西市網引町、前回の奥新田西古墳から県道79号線を北に1キロちょい走ると、県道沿いにこんもりとした墳丘が見えてきます。グーグルマップのストリートビューでも開口部が確認できる横穴式石室を持つ古墳群があります。道沿いに2基確認ができますが、1基はかなり状態が悪く、石室内部に草が生い茂り入室は困難かも。状覚山2号墳(じょうかくさんにごうふん)です こんもりとした墳丘 向こうに見える道が県道79号線で...

  • 奥新田西古墳

    兵庫県加古川市平荘町中山県道79号線から権現総合公園に向かう道沿い、山陽自動車道サービスエリアの駐車場建設工事に伴い平成9年に発掘調査された古墳があります。近くで古墳を検索するとでできたのでとりあえず訪問してみました。奥新田西古墳(おくしんでんにしこふん)といい、標高約56メートルの独立小丘陵の頂部に築かれた円墳です。見上げる開口部!カッケーです!!後世の土取りのために墳丘はかなり小さくなっている模...

  • 有年原・田中遺跡

    兵庫県の南西端に位置する赤穂市赤穂市南部は三角州や塩田開発の干拓により中世以降に平地化されたので、それ以前の遺跡分布の中心は市域の北部です。その中でも有年地区は千種川流域で最大級の平地面積を持つ盆地で、千種川による南北の河川交通と東西の陸路交通が交差する地域でありました、そのため縄文時代前期から近世にいたるまでの様々な文化財が集中しています。今回訪問したのは有年原・田中遺跡です。有年原・田中遺跡は...

  • 尾崎大塚古墳

    兵庫県赤穂市尾崎向山の南西斜面の瀬戸内海を望む高台に、両袖式の横穴式石室を持つ径18メートル程度の円墳があります。尾崎大塚古墳(おざきおおつかこふん)周りが開けているのでかなり目立ちます。古墳への道はわかりやすく、藪漕ぎもありません。麗しの開口部がお出迎えしてくれます。立派な説明版所有者は赤穂市さんだそうです。そして!近隣のみかんのへた山古墳の記述が!みかんのへた山古墳ってすごい名前ですよね 一度有...

  • 壺根古墳

    兵庫県相生市坪根、岬の先端に古墳公園があります。すぐ西、岬の半分が赤穂市、東側が相生市という立地。ここに至るまでの県道には立派な案内板があるのですが、途中からの案内がないので初回はスルーしてしまいました。分かれ道で左にそれて、岬の先端の道の行き止まりまでいかないといけなかったのですが、土地勘がないと分からないですね。で、ここは全30基程度の古墳群で壺根古墳群といいますが、漢字が字(あざ)と違います。...

  • 梅雨の古墳さんぽ

    梅雨の時期、湿気が高く古墳めぐりもなんだかたいぎな季節です。こんな時はお花や風景やパン屋さんと楽しめる古墳に行ってみようか。吉備津神社の紫陽花園、実は古墳があるのです。長い回廊からの紫陽花園方面。ここから見ただけでも紫陽花の美しさにを目奪われます。よーしいくかー。長い階段を上がり、途中で左手に上がっていきます。古墳の開口部はっけーん。この古墳の上には如法教塔があります。古墳の説明は全くないので気が...

  • 小島1号

    兵庫県赤穂市にある小島1号という古墳に行ってきました。、以前通りがかりに偶然この古墳の説明碑を目にして探しましたが分からなかった古墳です。近くの万葉の岬に行く機会がありましたのでちょっくらリベンジ、さて見つかるかな。以前と同じく、県道458号線沿いの古墳の標識のあるところから山に入っていきます。ちなみに名前は書いてありません。横穴式石室とだけ案内があります。どのくらい距離があるのか全く不明なまま周...

  • 五色塚古墳

    岡山から離れ兵庫県神戸市垂水区明石海峡大橋や淡路島の見える丘陵南端に、兵庫県最大の大きさを誇る前方後円墳、五色塚古墳があります。大阪から帰る途中、ふらりと寄ってみました。五色塚古墳 住宅に囲まれています。さすが国指定史跡、色々豪華です。千壷古墳とも呼ばれて、千壼は円筒埴輪を表しているらしいです。埴輪がたくさん並んでいたのでしょうね。五色塚古墳は、3段築造の前方後円墳で全長は194m前方部の幅、81m...

  • 龍泉寺西にある古墳

    岡山市北区下足守に龍泉寺というお寺があり、その敷地内から大崎古墳群に向かう途中に龍泉寺西谷という古墳群があります。その古墳群付近から西に山道が伸びていたので少し散歩。谷があったので渡り、尾根上。なんか古墳とかありそうと思っていたら。石室がありました。墳丘は流失していますが、石室は残っています。古墳! 大崎か龍泉寺西谷古墳群か悩むような真ん中あたりにあります。結局よくわからず。これは奥側でしょうか?...

  • 熊本地震から3年 

    平成31年4月3日 読売新聞より。熊本地震から約3年経ちますが、熊本県内に広く分布している装飾古墳もこの地震により甚大な被害を受けたようです。そして復旧の道のりは厳しそうです。装飾古墳の被害は、国指定史跡7件を含む古墳や横穴墓計17件、復旧したのは山鹿市のオブサン古墳のみ。国史跡だと釜尾古墳や永安寺東古墳などは装飾がある石室側壁が割れたようです。今まで、装飾古墳の多くは装飾を守る修復は施されてきたけれど、...

  • 鳩ヶ岩山古墳について

    ちょいと色々確認事項がありまして鳩ヶ岩山へ以前来た時も墳丘周りは大藪でしたが…今回もえらいことになってます。この古墳は移築で窪地にあるのですが、窪地の上から墳丘が判別できません。手前10メートル辺りから開口部を望むうわあ何も見えません。古墳名の石碑がチラリと見えるのみ。柵ですなんのためにあるのか状態開きませんしもちろん通れません。開口部までなんとかたどり着くイバラが茂っていたのを撤去。それでもまだま...

  • 実相寺古墳

    広島県広島市安佐北区白木町小越以前広島市内の古墳を訪問した時、白木町にも、古墳が点在している旨の記述を見かけました。色々調べてたどり着けそうな古墳を1基見つけましたので訪問してみました。白木町は南に標高889メートルの白木山を望み、三篠川周辺に水田や人家の広がる風光明媚なところです。白木の郷というデイケアセンターの真南に、実相寺古墳という横穴式石室を持つ円墳があります。三篠川流域の素晴らしい風景を少し...

  • 日羽大塚古墳へ!

    寒いですねー本格的に真冬がやってきています。さて、最近とあるコフニストさんから、日羽大塚古墳にたどり着けないというお話をお聞きしました。確かにあそこは真冬に行ってもすごく近くまで墳丘が見えないし、獣道らしきはあるけど入口が分かりにくいんよなーと思います。なので少し詳しくご説明してみようと思います。まずは、民家と民家の間の細い路地から山道に入っていきます。おそらく、日羽大塚を目指す方がみんな見るであ...

  • 大元鵜江神社 境内の古墳

    ここ2、3日、寒さが本格化して古墳ハイシーズンですね。先日正蓮寺谷古墳群に行く途中見かけた古墳この古墳の名前が不明なのですが、そろそろ、遠征の某Hさま、ここ行かれたことありますか?某K様って書くとどっちだろー?てなるかなと思いましたがやはり、なりますわな^_^車を停めて神社境内を歩くとなんか古墳みたいな高まりがあったので見てみましたら、やっぱ古墳でした。魅惑の開口部!おーすてき入ってみるかーなんとなく古...

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