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  • 花(桜)だより

    ◇花は季節を知り古来花と言えば桜花を指すほど日本人の心に深く根差す花です。気象庁などの予報通り、関東の一角の当地でも3月25日あたりから桜が咲き始め、月曜日は急な寒気一休みしたものの火曜日の29日にはほぼ満開となりました。昨年はコロナに圧倒されて落ち着いて花詣でもしませんでしたが、今年は新規感染者もやや下火となったことも安心感を誘い、近場の桜並木などを楽しみました。柏市新柏の桜並木柏市光が丘の広池学園の広場広池学園中・高等学校の桜並木広池学園麗澤大学の構内連絡歩道橋から(1)広池学園麗澤大学の構内連絡歩道橋から(2)桜が大好きでその想いを綴った本居宣長は山桜が好きだったようです。しき嶋のやまとごころを人とはば朝日ににおふ山桜花花はさくら、桜は山桜の、葉は赤くしていてほそきが、まばらにまじりて、花しげく咲きたるは...花(桜)だより

  • 春を迎えた菜園の大根と小松菜

    ◇大根も小松菜もこれがピーク桜のつぼみが膨らんできました。明日には5分咲き状態でしょう。庭の大根、小松菜はこれ以上もう成長しません。大根はあと花が咲くだけ、放っておくとスがいる入るだけです。小松菜も花芽を持った茎が伸びてきました。これが柔らかでおひたしやみそ汁の実などにもってこいの食材になります。この後この畑では連作になりますがトマトが植わります。4月に入ったら耕して連休前に苗を植える予定です。小松菜大根伸びきった大根の中心部直径10センチくらいの大根(以上この項終わり)春を迎えた菜園の大根と小松菜

  • 西伊豆・堂ヶ島スケッチ

    ◇堂ヶ島の水域と亀岩・蛇島の風景伊豆半島の東側と西側では何となく雰囲気が違う。景色と海の表情が違うのである。交通の便があまりよくなく、バスが主体になるので観光客も割と少ない。これまで伊豆長岡、畑毛、土肥辺りまでは行ったが堂ヶ島まで足を伸ばすことがなかった。今回バスの長旅であったが、海岸の景色が東海岸と違って、手があまり入っておらず、なかなか良かった。泊まった宿所は海岸(崖っぷち)に近く、露天風呂は豪快に波しぶきが襲い掛かるのでこれまでになく楽しかった。堂ヶ島の海岸の近くには島がいくつもあって、その中の三四郎島(伝兵衛島、中の島、沖の瀬島、高島)宿の露天風呂から近い伝兵衛島(象島)までの2百米ほどの砂州が干潮時に陸続きになって島に渡れるというトンボロ現象というものがある。とはいうものの、環境客の望む良い時間帯に姿...西伊豆・堂ヶ島スケッチ

  • 高峰秀子編『おいしいはなし』を読む

    ◇『おいしいはなし』編者:高峰秀子1998.11光文社刊編者の高峰秀子自身が名うての文筆家と世に知られてるが、氏が編者として「はじめに」と題して編者の弁を述べている。これは台所のエッセイとの捉え方で編まれているようである。出典と執筆者の略歴が最終ページに掲載されているが、ちょっと古い方が多いが、日本の各界で名の知られた22人の人たちが、食にまつわる体験、持論などを披露されていて持っていたイメージから「へーあの方がねえ」といった意外性を含んでいたりしてけっこう面白い。高峰秀子は松山善三の妻であるが、結婚当時1歳年上であるが、お米のとぎ方も知らないダメ女だったが、「大切な亭主のために」調理場での板前やコックの手元を覗き込んで真似したそうであるが、肝心の亭主が極度の偏食者で、沢庵やさつま揚げ、アライや鯉こくもダメ、野...高峰秀子編『おいしいはなし』を読む

  • 中山七里の『能面検事』

    ◇『能面検事』著者:中山七里2018.7光文社刊主要な登場人物は大阪地検一級検事不破俊太郎と不破検事付き書記官惣領美晴。不破検事は14年前の東京地検検事時代に、ある立件事案の不始末がきっかけで敏腕検事ながら「能面検事」の異名をもって呼ばれることになった。惣領事務官は新任で名うての辣腕検事に割り当てられて対応に苦悶する毎日。将来は副検事を経て検事になるという野心をもって書記官の道に進んだだけに、何とか検事の役に立ちたいと思って口を開くのだが、木で鼻をくくったような答えしか返ってこない。スキのない表情で感情表現に使われる器官はまるで動かない。用事を言い遣って、何に使うのかと聞いても「自分で考えろ」という。「何度も同じことを言わせるな」と言われる。他人に厳しいし、部下に厳しい、同僚にも厳しい。上司にも自分流を通す。直...中山七里の『能面検事』

  • 吉田 博の[養沢 西の橋]<水彩画>を臨画

    ◇明治時代の洋画・木版画の大家吉田博clesterf8我が水彩画クラブの総会は2月。新型コロの際限ないまんえん防止期間のさ中、総会が開かれ、その後は自由制作ということで、かねて気になっていた明治から昭和にかけて活躍した西洋画・木版画の大家画家の吉田ふじをは博の妻である。この原画は1896年(明治29年)の作品で、34.4×51.6㎝とあるので凡そf8の大きさである。(以上この項終わり)吉田博の[養沢西の橋]<水彩画>を臨画

  • 宮部みゆきの『R.P.G.』

    ◇『R.P.G.』著者:宮部みゆき2001.8集英社刊R.P.G.とはロール・プレイイング・ゲームの略である。つまり、役割実演法。実際の場面を想定し、様々な役割を演じさせて、問題の解決法を会得させる学習法とされる。この作品では作中ネット上で知り合った他人同士が父・母・姉・弟の役割を演じて、疑似家庭を営んでいる(家族ごっこ)うちに、父親役の人物が刺殺されたことによって疑似家庭内の様相が暗転する。この父親役の男性を巡る別の殺人事件との関連が重視され、関係者に執拗な事情聴取が行われる。宮部みゆきの別の作品に登場する刑事がここにも登場し(『模倣犯』の武上刑事、『クロスファイアー』の石津刑事)名推理、取調べで鮮やかな手口で事実解明を展開する。今から20年前、すでにネット社会を舞台に様々な犯罪やトラブルが問題視されていた。...宮部みゆきの『R.P.G.』

  • 今野 敏の『海に消えた神々』

    ◇『海に消えた神々』著者:今野敏2005.3双葉社刊これまでに読んだ今野敏の作品とは印象が違う。やや異色の長編サスペンス。古代史をさかのぼる紀元前1万2千年の超古代文明の世界が背景にある。沖縄列島にムー大陸があったという説を主張する地質学者仲里昇一が自殺した。海底の鍾乳洞に発見された古代文明の痕跡を捏造したという記事が発端で自殺したと報じられた。この自殺説に不審を抱いた高校生園田圭介から「仲里教授の無念を晴らしてほしい」という依頼を受けた元警官の探偵石神達彦が沖縄の現地で真相解明に取り組むというのが大筋である。また石塚の口を借りて政治家、学者、新聞記者などに対し歯切れよく小気味よい批判をしていて共感の拍手を送りたい。ムー大陸を巡る諸説、沖縄ムー大陸説、沖縄陸橋説、邪馬台国沖縄説、沖縄のニライ・カナイ信仰、沖縄・...今野敏の『海に消えた神々』

  • ソダテマス(育て枡)で山桜の盆栽に挑戦

    ◇発芽まで1ケ月~1年という難物昨年12月クリスマスプレゼントに「ソダテマス」という盆栽キットを貰った。種類としては「黒松」、「山桜」、「もみじ」と3種類あって、「山桜」の場合時期によっては発芽まで1ケ月~1年かかるいう代物。冬を越すという疑似体験をさせるために3か月も冷蔵庫に入れて待った。そして3月、ひな祭りを期して種蒔き。まず枡に付属の培養土を入れ、50ccほどの水を加えて苗床を作ります。冷蔵庫から出した桜の種は、40℃のぬるま湯の入れて1昼夜浸しました。十分に水を含んだかどうかやや不安ですがこれを蒔きます。鉛筆のお尻で1.5センチほどの深さまで穴を作って、種を蒔きます。種を蒔いた穴は周りの土を被せて湿度を保つためにラップをかけました。この状態で直射日光は避け、明るい場所に置きます。発芽の適温は15~20℃...ソダテマス(育て枡)で山桜の盆栽に挑戦

  • ようやくやって来たフキノトウ

    ◇おずおずと顔を見せたるフキノトウ例年2月中旬頃に顔を出していたフキノトウ、今年はどういう加減か今頃になってようやく顔を見せた。3月に雪が降ることもあのだが、もう大丈夫と思ったのか、コロナ変異株でみんな右往左往しているので気兼ねしたのか。吾輩が名付けて「春告げ株」。フキノトウが顔を出せば間違いなく春到来である。明日はフキ味噌を作り酒を酌み、春の香りを満喫しよう。コロナ禍もどこ吹く風とフキノトウ(以上この項終わり)ようやくやって来たフキノトウ

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