楽しまないわけにはいかない

僕の親父がすい臓癌で亡くなる2週間前、家族みんなで食事をしました。メニューは母親が作るいつも通りのカレー。親父は味にうるさく、出された料理にケチをつけるのが日…

自由な人、我慢していない人

「毎日ゲームやってギャンブルやって、女の子と遊びまくって“あ～毎日楽し～！おれ最高に幸せ～”」という男性がいるとします。もしかしたら彼は本当に幸せなのかもしれ…

心の奥の本当の正直

「それは先生だからできるんですよ」たまにこんなことを言う生徒がいます。その言葉には自分じゃ出来ないという“決めつけ”と、今まで生きてきた経験から弾き出す“計算…

長所と短所

ここまで僕の経験話をいろいろ記しましたが、大事なポイントをピックアップしていきます。今日は以前にも書いた長谷川穂積さんと長友佑都さんの話について。彼らは決して…

見つける、見つかる、自分の持ち味

ここまで書いた僕ストーリー（笑）を読んだ方なら分かると思いますが、僕には演奏するにあたっての才能やセンスがもともとあったとは言えません。かなり“下”です。では…

音楽を「楽しむなんて、とんでもない」

自分も含めて誰も「僕が自分を信じたこと」「僕自身の実力」にフォーカスしませんでした。2年間の中で全く出来なかったことが沢山できるようになったのに。音大に受かる…

「皮肉な結果」受験がもたらした障害

音大の入試が始まります。実技、筆記試験ともに準備した通り出来ました。もう本当に燃え尽きてしまった具合で僕は結果発表を待ちます。そして四大、短大ともに合格しまし…

「推薦入試の前夜」音大受験その5

二つ打ちはできるようになってもまだまだやることは沢山。。僕はもうこんな辛い浪人生活は早く終わりにしたいという正直な思いと、チャンスは多い方が良いという考えで高…

「信じてないからそうなる」音大受験その4

願書を出す前に僕は親父に「今年は受けたくない」と言います。ドラムもピアノも歌もどれも笑われるレベルで受けるのは恥ずかしい。時間もお金も無駄だと言います。でも親…

「皮肉な成功」音大受験その3

僕は受験前の高校3年生の頃、6人の先生に師事していました。以前から習っているドラムの先生、音大打楽器の先生、ピアノや歌、楽典、ソルフェージュの先生方。音大合格…