などといってはいるが、この数年は、毎月のブログ更新は数件程度。現在更新をしなくても、異変を感じることはないと思う。ブログは、文字データの移行後、引き続き写真データを移行している。ただ、ブログそのものは読むことができるようなので、よろしければご覧ください。ブログのアドレスは以下の通り。春夏秋冬https://hiroyuki-itou-1960.hatenablog.com/gooblogのサービス停止に向け「はてなブログ」に引っ越し中
日本共産党の市会議員です。市政のこと、政治のこと、身近な花や生き物など思いつくままにつづっていきたい
卒業証書用紙は作りは、これまで地域おこし協力隊が担ってきた。隊員の卒業等にともない、紙漉きの担い手が減少したため保存会自身の対応が求められるようになってきていた。そんな分けで、この間、紙漉きを多少学んだ協力隊員・・私もその1人となるが・・で、卒業証書用紙の紙漉きをしてきた。今回実施している紙を漉く方法は、溜め漉きと呼ばれる方法だ。楮の繊維とネリ(トロロアオイの粘性成分)を水に混ぜ込んだ紙料を汲み上げ、水を落として繊維だけを残す。数回繰り返して厚みを作りしとする。印刷前提の紙となるので、ふさわしい厚みに納めることが必要になる。紙漉きは、埼玉県の谷野工房の紙漉き研修に参加した保存会員で実施している。来月はほぼ紙漉きをしなければならない状況に追い込まれた感がある。5日が作業開始の予定。保存会としての紙漉き今年は終了
学舎の空は、午後から積雲が空を覆いがちになり、それとともに気温も下がる。学舎の室内も少し寒くなる。降り注ぐ太陽光の偉大さを感じる瞬間だ。作業は紙を漉いた結果を確認しながら進めたこともあって、午前には隙間の時間があった。午前の空は満天の青空。時折千切れた積雲が流れ、太陽を横切っていた。その雲に写り込んだ彩雲だ。空の風の流れは早い。次々に流れてくる雲が形を変えながら虹色に染まっていた。しばしカメラに納めてみた。作業を終えて帰路につこうとした時、北東の空にぽっかり浮かぶ積雲が見えた。上面にドームを乗せた姿が面白い。この形に天空の城ラピュタに登場する「竜の巣」を思い出した。潜水艦の横から見た姿にも見える。午後から空を覆った積雲は流れ去り、再び青空が戻ってきていただようだ。帰路の路上、上遠野の方向に夕日に染まる積雲...彩雲とドームを乗せた雲
環天頂アークに気がついたのは、遠野和紙づくりの拠点としている工房「学舎」の前で作業を始めた時。何気なく見上げた空、頭上真上に近く大きな虹色の孤がかかっていた。これはすごい。こんなにくっきり見えるのはめったにない。そんな思いで見上げていると、まん中へんにある黒っぽい雲がだんだん消えていった。その後に見えたのが最初の写真。分かりにくいが、ここには3つの光が生み出す現象が写っている。写真上部の環天頂アークは一目で分かる。その他は、まん中辺の白楕円で囲んだ上部タンジェントアーク、太陽の左側の白丸で囲んだ幻日だ。幻日は写真ではじめて気がついた。それだけ見えにくい状態だったということだ。今年も残り少ない。今年はこれが最後の光学現象になるかもしれない。以下、環天頂アークの写真をご覧ください。環天頂アークと上部タンジェントアーク、幻日環
19日は楮畑1ヶ所で軽トラ1台弱程度の楮を伐採し、和紙作りの拠点「学舎」に運んで、75cm程度に切り分け直径30cm程度の楮束を作り、釜に入れて「ふかし」(楮を2時間程度蒸す作業)をする。以下、作業の様子だ。楮の伐採枝の切り分け楮の釜入れ約2時間ふかした楮の枝を取り出す黒皮をはぎ取る並行してしょしとり(=楮はぎ=伝統工芸品の指定を受けるために県に届けた書類上の名称)も進める。乾燥させた黒皮を水で戻し、表皮にあたる黒皮、その下層の甘皮を削ぎ取る作業だ。はぎとった黒皮も、しょしとりをした白皮も竿にかけて乾燥させる。20日には上遠野中学校に植栽されている楮の伐採からその日の作業を始めた。ここも軽トラに3分の1程の量になった。やはり「学舎」に運び、前日と同じ作業を進めた。さて、楮に関わる一連の作業を始めた後、20...和紙・楮保存会年末恒例のコンニャク作り
積雪に気がついたのは昨夜のこと。午後10時過ぎ、玄関で寝ている愛犬を小用をたさせるため戸外に連れ出したときだ。車に雪が積もっていた。道端の草の上にも。これまで霜は降りていたが、今シーズン(になって降雪は初めてのこと。ここいらではあまり雪が降らないが、雪のシーズンといえばだいたい12月から3月のことだ。さて、我が家付近で雪が降ったのはいつだったか。たぶんツイッター・・おっと今はXだった・・に記録があるはずだ。調べてみた。ツイッターを始めたのは東日本大震災後の2011年3月。その後に初雪の記述があるツイート(現在はポスト)は、2012年シーズンが2012年12月1日、2013年シーズンが2013年12月15日、2014年シーズンが2014年12月16日、2015年シーズンが2016年1月14日、2016年シー...初雪と霜
建設が進んでいる風力発電所は、株式会社ユーラスエナジーホールディングスが計画した。東京電力と豊田商事が出資し、太陽光と風力発電事業を国内外で展開している事業者だ。同社の当初の計画は、遠野町北側に東西に延びる三大明神山の尾根沿いに、3,000kw級の風車を最大18基建設し、最大出力5万4,000kwの風力発電所を作ろうというものだった。その後、環境影響評価等の手続きの過程で住民らから様々な意見が出され、その結果、風車を大型して基数を9基とする計画に変更した。風車1基あたりの発電量は4,200kw、発電量を3万7,800kwとした。この結果、最も近い民家から風車を2Km以上離すなどの計画変更がされてきた。同発電所は、来年4月からの稼働をめざし、2021年9月に一部着工し今に至っている。その姿は徐々に山の上に見...こんなに遠くからも見えるのかとびっくり。三大明神風力発電所
楮は長いもので3m以上に育っている。その楮を大型の剪定ばさみで根本から切り取り、和紙工房「学舎」に運んで75cm程度に切りそろえて束ね、釜に入れて2時間ほど蒸し上げ(ふかし)た後に枝から皮をむく(楮はぎ)をする。1日に2釜程を蒸し上げての作業だ。合間にはむいた皮から黒皮と甘皮を、包丁を使って削ぎ取り白皮を作る(しょしとり=最初の写真)。その時の私は、たいがい、しょしとり後の白皮を点検し皮のキズや汚れ、ごみをとる作業をする。昨年からこの作業をたんねんにするようにした。その効果だと思うが、今年使っている白皮(昨シーズンに作った白皮)は、楮の繊維を作る際に実施するごみ等をとる作業・塵取りで、あまり手間がかからない。しょしとり後に皮をきれいにしている効果が表われているものと思う。この作業は来週の活動日となる19日...紙漉き
オスプレイの生産終了はアメリカのメディアが8日までに報じたものらしい。オスプレイの予定調達数を満たしたことにより、国防総省は調達を終了する計画を進めているとされ、生産ラインは2026年に閉鎖されるという。機体の運用自体は50年代まで継続する方針で、今回の事故によるものではないとされちるようだが、報道はその原因に事故が相次いでおり、国内外で調達数が増えなかったことが影響した可能性もあると論評している。たしかに今回の報道にあったオスプレイの調達終了と生産ラインの閉鎖は、屋久島沖墜落事故が直接影響したものではないかもしれないが、論評のようにオスプレイの墜落事故が相次いできたことに原因があったとみるのが当然だろうと思う。そもそもオスプレイは、開発時期に死亡事故が相次ぎ「未亡人製造機」と揶揄されてきた経緯がある。調...CV-22オスプレイ墜落と生産終了
いわき湯本高校遠野校舎には現在3年生だけが通学している。福島県の県立高等学校統合計画により、現在の湯本高校に遠野高校が統合し新たにいわき湯本高校が設置され、遠野高校にはいわき湯本高校遠野校舎が設置された。これにともない同校舎での生徒募集は停止され、それまでに遠野高校に入学した生徒が卒業するまで校舎を存続することにした。現在は、この校舎の最後の卒業生となる生徒だけが在校している。遠野校舎で行われた卒業証書漉きは、旧遠野高校の時代から行われている。詳しい事情は知らないが、おそらく地域おこし協力隊員が遠野で活動をはじめて以降、どこかの時点から高校生自身の手で卒業証書の作成が行われるようになったと思う。これが事実なら10年程生徒自身の手で卒業証書が作成されてきたことになる。今回の卒業証書漉きは昼近くの時間から始ま...「遠野高校」最後の卒業証書漉き
同大学の和紙体験は、いわき市を通して遠野につながったようで、2ヶ月ほど前に打診を受けて受け入れることになった。というのも、和紙に関わる人を増やすためにも、和紙漉きをはじめとした様々な体験で和紙に触れていただき、多くの人に体験を通じて和紙に対する興味や関心を持っていただくことが大切なのかなと考えていて、体験の機会を増やしたいと考えているからだった。私が遠野和紙のボランティア活動に参加してから3年になるが、ボランティアを土台に発足した伝統工芸遠野和紙・楮保存会が関わって紙漉き体験が始まったのは今年3月のアクアマリンふくしまでのはがき漉き体験からだった。さて、どんな体験をしてもらおうかと考えた。和紙づくりの作業はだいたい次のようになる。4月から10月、楮とトロロアオイの育成(作業はほぼ肥料やりや虫防除、間引きや...ミドルベリー大学日本校の学生・教員の遠野和紙体験
先週娘が孫と帰省した際、孫を小児科に連れて行った。密を避けるために付き添い1人の制限で院内に入ることはできず、駐車場に車を停めて待っていた。そこから柿の木が見えていた。そこには、中型の鳥の群が柿の実をついばむために繰り返しやってきた。正体はムクドリ。頬が白い鳥がムクドリで、頭全体が白いのはコムクドリ、茶色のほっぺの鳥はヒヨドリだ。背後に浮かぶ白い月と鳥と柿の実。このとりあわせが面白くてしつこく写真に撮ってみた。愛犬の散歩途上で、ご近所の竹藪の中からペチャクチャ、ペチャクチャ(あくまで声のイメージ)と賑やかなおしゃべりが聞こえてきた。甲高いフューフューフューフューとさえずりが被さる。初めて聞く声だった。藪の前に立ち見つめていると、時折、竹の先っぽに小鳥が飛び上がってきては、藪の中に沈んでいく。その姿はメジロ...野鳥
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などといってはいるが、この数年は、毎月のブログ更新は数件程度。現在更新をしなくても、異変を感じることはないと思う。ブログは、文字データの移行後、引き続き写真データを移行している。ただ、ブログそのものは読むことができるようなので、よろしければご覧ください。ブログのアドレスは以下の通り。春夏秋冬https://hiroyuki-itou-1960.hatenablog.com/gooblogのサービス停止に向け「はてなブログ」に引っ越し中
遠野小の児童数は151人。登山では1年生から6年生までの縦割り班が編成され、6年生をリーター(班長)として実施される。その目的は、相手を思いやる気持ちを育て、協調性や協力性を養うとともに、生活科や社会科との関連を持たせながら学習に活かし、地域の人とのふれあいを通してふるさとを大切にしようとする意識を高めることにおかれている。班は14、協力隊員と地域おこし協力隊員など引率は7人。8時30分に始まった出発式で登山の注意事項などが報告されてるとともに、引率する班が割り当てられた。私が担当した班は13班と14班、登山隊のラストを務める班となる。2つの班で18名を引率しながら山に登る。途中、草花が咲き、シジュウカラ、ヒヨドリ、それに何のさえずりか・・「ヒュルリ、ヒュルリ、ヒュットルリ・・」、最後に「ジツツ・・」の音...遠野小の八潮見城登山に探検隊が同行・引率
保存会のしょしとりの作業は、昨年以上に遅れている。会員の中で田んぼを交錯するみなさんは、その準備などで忙しい時期にもなってきた。しかし、黒皮が残っているので、しばらく作業が続くだろう。保存会の活動を終えて夜。商工会女性部の総会に参加だ。初めて呼んでいただいたと思う。あいさつを求められていたので、一言(いや、それじゃきかないか)あいさつをした。祝辞女性部総会開催おめでとうございます。遠野のにぎわいづくりに日ごろからご活躍ありがとうございます。私も、遠野和紙を継承する活動に参加し、市内外から体験を希望する方を迎えています。これからも私立中学校や個人などを迎えることになっていますし、昨年はミドルベリー大学日本校のみなさんを迎え、紙漉きの作業を体験してもらいましたが、今後、こうして迎える体験者を地元につなげていく...遠野町商工会女性部の総会にお招きいただきました
伊藤浩之の活動日誌は、議員当選後長く発行を続けてきた。昨年の改選後、議員改選後の議会構成を決める臨時議会に関する報告を発行して以降、何かと忙しくて手がつかないできたのだが、やっと作成をすることができた。以下、内容を紹介します。1面・・■一歩(コラム)まごまごしていたら、もう4月。市議会2月定例会が閉会し、本紙を発行しなければと思いながら、他の用事も重なり遅れてしまった▼前号以降、12月定例会、1月臨時会と3つの議会があった。議会では、一般質問や質疑、討論も行った。それぞれの内容は追って本紙で紹介したいと考えているが、何を取り上げるか、以前同様悩みながら準備を進めた▼1月には4年ぶりに成人式に出席。同席した佐藤議員のご配慮もあり、祝辞の機会をいただいた。祝辞に何を話すのか、質問同様に悩むのも久しぶり▼さて題...やっと活動報告を作成しました。活動日誌№216
先の写真は6日に撮影した旧入遠野小学校校庭に開花したサクラの写真だが、この日、遠野小(遠野町上遠野、旧上遠野小学校)でも、遠野中(同、旧上遠野中学校)でも、校庭のサクラはさらに開花を進め、午後の遠野中ではほぼ満開に見えた。遠野小の新入生は20名。入場した後に呼名で元気に「はい」と返事。校長先生の式辞で、2つのことを約束してくださいと「1つは元気に大きな声で挨拶しよう」「2つ目に一生懸命勉強しよう。がんばることを学ぶことも学校の役割です」と呼びかけると、その一つずつの約束にこれまた元気に「はい」と返事。職員紹介でも、紹介された職員が「よろしくお願いします」と挨拶すると、これまた元気に「よろしくお願いします」と返事。入学式には5年ぶりの出席となるが、以前の入学式でこのような場面に出くわしたことはない。こんなこ...入学式
環天頂アークは、ほぼ頭の真上にあらわれる。空を見上げることは多いが、それでもいつも空を見上げているわけではない。だから真上の空にあるものはなかなか視野に入らない。今日、環天頂アークを見つけることができたのは、たまたまその時間に頭上を横切った航空機のおかげ。西に向かう航空機のエンジン音が視線を引きつけた。よく見ると、太陽の近くに短い弧が見える。写真の木のてっぺんのすぐ上に淡く見えている赤っぽい部分だ。たぶん上部タンジェントアーク。ちなみによく空に見える光学現象を図示してみる。上部タンジェントアークが見えると言うことは、ハロも見えるかもしれない。しばらくして自宅から出かけると、ハロの一部が見えていた。鉄塔の右側に見える赤色と青色の部分が見えるが、これがハロの一部。上部は、低空の雲に隠され見えていない。ちょっと...環天頂アークが見えた
キジは今日も、自宅横の道路を横切り、庭先に入ってきた。よく見たら、オスが向かう先にメスの姿。連れ添って移動してきたようだ。メスは隣家の裏庭の方に歩き去って行き、姿が見えなくなった。居残ったオスが立ち止まった。首を伸ばして周辺を見やり、突然、背伸びをしたケッ、ケーンバタバタと羽を打ち鳴らす。母衣打ちはキジの縄張り宣言だと言われる。我が家を我が物顔に闊歩するキジ。まあ、邪魔はしないので、交通事故にだけは気をつけて欲しいもの。母衣うち
遠野町の市立校は、昨年4月に、上遠野小学校と入遠野小学校が統合し新たに遠野小学校が、上遠野中学校と入遠野中学校が統合し新たに遠野中学校が誕生し、この3月の卒業式がそれぞれの新しい学校の第1回卒業式を迎えた。遠野小学校の卒業式では45名が同校を巣立ち、中学校に進学することになった。「みらいへはばたけ6年生‼」のスローガンが貼りだされた会場に、45名の卒業生が入場。新しい学校になったため、学籍番号1号の生徒から45号の生徒まで順番に卒業証書を授与され、授与後には一輪の花を保護者に贈った。校長先生は、卒業生を送る会で在校生から「なくてはならない存在」とたくさんの言葉が贈られ、保護者も先生もみなさんの成長を見守っているとしながら、あいさつ、笑顔、素直の3つの合言葉を大切にしてほしいと式辞、PTA会長は、「先生や地...卒業式
まずはフキノトウ。自宅裏はフキがたくさん芽を出す。この季節はフキノトウが出てくる。まだ芽吹いていないと思っていたのだが、第一陣の芽吹きは済んでいて、もう満開の花を開いていた。そしてフキノトウは春の味。つぼみを採取し、天ぷら、フキノトウ味噌などに調理して、春の苦みを楽しむことができる。しかし、開花したフキノトウはえぐみも増し、食に向かない。そこで開花したフキノトウの合間につぼみを探した。結構あった。中型のざるにほぼいっぱいのフキノトウを採取し、早速夜の食卓に上った。採取したフキノトウの写真を撮っていたはずなのだが、そのデータがない。どこにいってしまったんだ。ちなみに自宅前にはあまりみないフキノトウがある。しべが大きく花も葉もごつい。昔見つけたときはこれは何だろうと思っていたのだが、今はフキノトウの雄の株だと...フキノトウとウグイスさえずり
前回のブログへの投稿で、市が予算化する個人番号(マイナンバー)関連予算に関して、今議会から反対しないことにし、常任委員会で討論したことを説明しています。過去においては、個人番号制度に反対の立場から、予算に計上される関連予算にことごとく反対する立場をとっていた。今回、あらためて予算審議に加わることになったことを踏まえ、対応を考えた。その結果、個人番号制度には問題があると考えているものの、すでにこれを活用した行政サービスが広がり市民の活用が広がっているもとでは自治体単独で打ち切ることは難しい。したがって自治体での予算化はやむえないものととらえ直した。この問題は本来的には国政の問題であり、地方自治体での賛否は政治的立場の表明の側面が強い。従って今後の対応では、個人番号あるいは個人番号カード(マイナンバーカード)...常任委員会での自治体の個人番号関連予算化にやむをえないとした賛成討論
この定例会に提案された議案は、市長提出の議案が65件、諮問が5件、議会案が1件、意見書案4件、他に市民団体提出の請願1件があり、全議案が可決・成立した。市長提出の議案のうち、反対討論があったのは議案第1号いわき市ひとり親家庭等応援気支給条例の制定について議案第4号いわき市出産支援金支給条例の廃止について議案第6号いわき市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の改正について議案第36号令和7年度いわき市一般会計予算議案第37号令和7年度いわき市国民健康保険事業特別会計予算の7件で、各会派の賛否は多少入り組む。私が確認できたのは、1号に反対したのは私と共産党市議団(3名)、4号の反対は私だけ、36号、これは討論から判断してだが創世会(6名)と共産党が反対、37号も同様だったと思う。36号の反対理由に...2月定例会が終わりました。2議案に反対の立場で討論
保存会の活動は、遠野町大平の楮畑から始まった。未収穫の楮の枝を刈り取り、遠野和紙工房「学舎」に運ぶ。よく晴れた日。真冬と同じいでたちで出かけたら暑いこと。上着を脱いで作業に臨む。温かさに誘われたのか林の中から「ホーホケキョ」となかなか上手なウグイスのさえずりが聞こえてきた。今年の初聞きだ。脇の畑で進める作業を励ますように、間を置きながらさえずったウグイス。そのうちにほぼ同じ方向からガビチョウのけたたましいさえずりが響いてきた。ウグイスと同じく茂みの中を生息環境とするためか、先に入ったウグイスとテリトリーを争おうとしているのだろうか。ウグイスで思い出す。14年前、震災に続き東京電力福島第一原子力発電所が水素爆発で原子炉建屋が破壊され、原子炉が破損、核燃料がメルトダウンする事故が発生した。事故炉から漏れ出した...震災から14年。追悼と復興のイベントに終日。
質疑は、私見を交えずに議案の内容等について確認する質問方法。いわき市議会では、自席から質問し、理事者(執行部)も自席から応える方法で行われる。なぜいま?土木審議会条例の制定伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。まず議案第3号、いわき市土木審議会条例の制定についてうかがいます。本案は、土木行政の効果的かつ効率的な運営を図るための調査審議を行うとして、地方自治法の規定に基づき設置できる審議会を新たに設置するものですが、設置の理由等についてうかがいます。1点目、これまで設置していなかった土木審議会を、いま設置する理由は何でしょうか。土木部長本市では、急速な人口減少や少子高齢化など、社会情勢の変化等を踏まえた、持続可能なまちづくりに向け、現在、構造改革に取り組んでいます。土木行政においても、この構造改革を念...指定管理者候補等について2月定例会で質疑
遠野和紙の継承伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。私は、この約4年間、地域のみな様の遠野和紙を継承する活動に参加しながら、技術を教えていただくと同時に、地元にも紙漉きができる人材が必要という考えで、いまだにへたくそではありますが、紙漉きの練習もしながら、いまに至っております。そこで、この間の経験も踏まえながら質問したいと思います。まず、1点目の、遠野和紙の継承についてです。最初に、遠野和紙についてですが、歴史は400年とも、500年ともいわれています。古くは棚倉藩の庇護のもと、岩城延紙などとして江戸や上方まで流通し、商家の記録用紙や生活用品などとして使用されていたようであります。この遠野和紙が本市に果たしてきた役割とはどのようなものであったと認識しているのかお伺いします。市民協働部長遠野和紙は、古...遠野和紙継承の取り組み一般質問でただす
開会した2月定例会は、新年度の当初予算を審議する議会となり、当初予算に関連する条例案なども併せて提案されている。市長は、来年度の市政運営の「基本的な考え方」を、先人の築いた歴史や功績を振り返り、総括しながらも、「これまでの常識や経験の延長上に本市の未来を描くのではなく、想像力と構想力をもって、明るい未来を作っていきたい」とし、「若者たちとこれまで以上に対話を重ね」「若者たちが輝く未来へ戦略的に投資」していくとしながら、政策の柱を「次世代を育てる」、「命・くらしを守る」、「まちの魅力を高める」、「豊かさを創る」の4つとし、様々な取り組みに挑戦します」とした。★次世代を育てる来年度の当初予算で目を引いたのは、「次世代を育てる」に位置づけられる中学校の学校給食費を完全無償化する予算として4億2154万円(以下1...いわき市議会2月定例会が開会
いわき市議会の会派は、3人以上の所属で交渉会派として議会運営など議会内の様々な会議で採決権を持つが、1人会派(2人以下の会派)の場合、発言は認められるが、採決に参加することはできないこととされている。議員が、本会議や常任委員会での発言や議決の他、議会の運営を通しても市政に市民の声を市政に届ける役割を持っていることを考えると、少数会派を採決から閉め出すことには問題があると考えるが、現実に各地の議会は交渉会派制をとり、少数会派を様々な場面で議会運営に関われない状況になっている。こうした中でも1人会派間では、一致する点では共同行動をとることを進めており、これまで市政に関しての勉強会などを1人会派で共同して進めてきた。今回はこれを発展させて、4会派合同で一致する要望を市政に届けることことを実行することができた。き...いわき市議会1人会派4会派で施策の事前住民周知を市長に要望
へブロスカイト太陽電池は、従来のシリコン半導体太陽電池とは異なる。ヘブロスカイトは、灰チタン石(かいちたんせき)を意味し、この結晶構造をもつものを総称してヘブロスカイトという。このヘブロスカイトの結晶構造を持つ化合物を利用して発電するものがへへブロスカイト太陽電池というそうだ。同社は、この分野の開発で世界の先端を走っているようだ。「積水」の名称は住宅でおなじみだが、セロハンテープを独自に開発、現在は液晶用シール材など高機能プラスチック製品も開発・販売している。この技術を活用して、水に弱く、水蒸気さえ耐久性に悪影響を与えるヘブロスカイトを、フィルムで挟みこむことで長寿命化を実現したという。このヘブロスカイトを活用した太陽電池(以下、ヘブロスカイト)は薄く作ることができ、従って軽く、曲げることも可能で弱い光で...常任委員会視察・へブロスカイト太陽電池
伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。以下、通告に従い質疑をいたします。■議案第6号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正ついてまず、議案第6号いわき市職員の特殊勤務手当に関する条例の改正ついて伺います。まず、災害応急作業等手当についてです。本案は市外の地方公共団体に派遣されて行う災害応急作業等に対して災害応急手当を支払おうとするものです。これまではどのように対応してきたのでしょうか。総務部長災害応急手当の支給については、本年1月に発生した能登半島地震を契機として、国が新たに制度化し、本年1月1日以降に行われた業務を対象としています。今回の条例改正は、この国の取り扱いに準じるものであり、これまでは、通常の業務と同様の給与を支給してきたところです。伊藤次に幼稚園又は保育所に勤務する職員の特殊勤務...昨年12月の質疑
伊藤7番、いわき市議会拓く会の伊藤浩之です。先の市議選で市民のみな様からご支援、ご支持をいただき、だいたい4年と6ヶ月ぶりになますが、登壇して質問をさせていただくことになりました。市民のみな様の付託に応えた4年間の任期となるよう努力をすることを、あらためて決意したいと思います。今朝、ポストから新聞を取り出すと日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞した記事が目に飛び込みました。その時脳裏に浮かんだのは、恒久平和の願いも込めた本市の非核平和都市宣言採択の市民運動に尽力した人物のことでした。残念ながら、この方は先だって亡くなってしまいました。前面に躍り出てきらびやかに活動するでもなく、しかし、背景では誰も代わりを務めることができない活動をしてきた方でした。かかわった市民運動は、非核平和都市宣言だけでは...昨年12月定例会の一般質問を掲載
出席するのは何年ぶりだろう。過去を振り返ってみると2020年の式が最後。5年ぶりの成人式の出席となった。同じく遠野町在住の市議会議員と2人で出席することになっており、紺藍は、私が祝辞を担当することになっていた。そんなことで一昨日の夜に原稿を書いたのだが、翌朝、別のアイデアも浮かんでしまった。そちらの方が良さそうだったので、昨夜、原稿を書き直して今日の式に臨んだ。開始時刻15分前に会場に入ると、駐車場はほぼ満杯。車を停め、公民館に入ると間もなく式が始まった。式典では、市長の「贈る言葉」を遠野支所長が代読。成人が過ごした20年間を振り返り、体験してきた災害などで実感した「人と人とのつながりの大切さ」を噛みしめながら「人を支え、絆を大切にする気持ちを持ち続けてください」と要望し、パリパラリンピックの柔道女子48...成人式
主な記事を以下に紹介します。■一歩教養に欠けた私ではあるが、「国破れて山河あり城春にして草木深し・・」という漢詩は思い出すことがある。「春望」、杜甫の作だ。漢詩に起承転結という技法があるという。今も重宝されている技法だ▼「起」で話題を提供し、「承」で起を発展・展開させ、「転」で新たな視点から展開、「結」で締めくくる。ざっとこんな構成になる。春望は「国は荒廃しても自然は変わらず、花を見て涙を流し鳥の声を聞いて心が痛む・・」と紡いでいる。やはりこの構成に従っているようだ▼最近「Aをした。Bが実現した」と続く文章を見た。構成は「起結」となる。AもBも事実だろう。が、しっくりこない。AがBにどう寄与したのか、その過程が見えないからだ。「承」を加えてABをつなぐ説明が必要だろう▼本欄は特にそうだが、起承転結には十分...活動日誌を作成しました。今週末あたりに新聞折り込みするつもり
小さな画像(サムネイル)をクリックしていただければ、大きな画像で読んでいただけます。以下、キャプション(写真の説明)以外の記事を掲載します。■一歩(コラム)お久しぶりです。この4年間市政を離れ、遠野和紙継承の活動に参加してきた。草刈りなど畑仕事に始まり、コウゾの育成からコウゾ皮の処理、紙漉き・乾燥まで。活動は年間を通し続いてきた▼活動に参加し、材料作りから紙漉きまで一連の工程を教えていただき、実施し、基本の流れを覚えた。基本を知ることで、和紙継承活動の次の展開を考えられるようになった。やはり基本は大切だ▼議会でも「基本が大切」は変わらないと思う。いわき市議会は5年前、議論を重ねながら議会基本条例を制定した。議会改革の一環だが、その基本には議会内の議論の活性化がある。最近、その議論が低調と聞こえてきた。残念...活動日誌を作成しました
2週間前、ツバメの巣が壊され、その巣を修復したことは先のブログに書いた。小鳥たちの巣作り(5月19日)どこのカラスが襲撃したのかは分からないが、とても残念な事件だった。自宅の家屋には6ヶ所の巣がある。そのうち壊されていない、あるいは放棄されていない巣は1つだけ。それが今回襲われた巣だった。巣を修復し、羽に何かが触れることを嫌がるという習性を利用した忌避措置を施し、ツバメが帰ってくるのを待っていた。1週間程前に自宅周辺に戻ってきてから・・というか、同じツバメかどうかは分からないのだが、玄関を開け放すたびに室内に侵入を繰り返すことがたびたびあった。こうして1週間、ついに巣にツバメが入った。ここで子育てしてほしい。彼らをしっかり見守りたい。ツバメ、戻ってきたか?
トロロアオイは、育てた根から粘り成分を抽出し、紙漉きをする際に、漉き舟にはった水に溶かし込み粘性を高めるために使う。水に粘りを浸けることで繊維の沈降をコントロールし、紙を漉きやすくするために使われる。紙漉きの方法の一つ流し漉きに欠かせない材料となる。25日、畑に集まった保存会員が、畑に畝を作り、溝を掘り、3cm程の間隔で種を置き、土を被せる。10数m程の畝を7本作り、種を埋めていく。こうして1時間強で作業を終えた。種から芽が出れば、15cm間隔程度になるように間引きをし、成長に応じて芽欠きなどの作業を加えて根を大きく育てる。初冬には収穫だ。翌日には、自宅の畑でも種植えをした。やはり1時間程で作業を終えた。自宅の畑は土が固い。固い土の畑では根が分けつしてしまい、太い根を育てることができない。昨年、トロロアオ...保存会で紙漉きをした
写真の航空機は輸送機。HC-130J、スーパーハーキュリーという機体だ。米軍輸送機は時々上空を通過するが、この輸送機はアメリカ沿岸警備隊の機体らしい。沿岸警備隊って、日本の海上保安庁と同様に、警察権に基づいてアメリカ周辺の任務に就いているのじゃないの。そう思っていたが、さにあらず。「公海及び合衆国の管轄が及ぶ水域上、水面下及び上空におけるあらゆる連邦法の執行又はその支援」とされるなど、その行動範囲は広い。しかも、米陸海空軍、海兵隊と並ぶ合衆国軍に組み込まれた軍隊という位置づけらしい。そう考えると、日本の米軍基地などに飛来してもおかしくはないのかと納得した。先月、尾部に特徴を持つ航空機を撮影していた。4月4日4月21日尾部に小さな翼のような物が見える。空中給油時に伸ばすフライングブームと呼ばれる装置の安定翼...ええ、米国沿岸警備隊
ブッポウソウはここ数年、シーズンになると姿を見かける。最初は、一時的に見かけるだけだったが、最近は良く見かけるようになった。昨年は、姿は見られなかったがサンコウチョウの鳴き声も何ヶ所かで聞いた。今年は姿を見たいものだ。さて、このシーズンは様々な鳥が巣作りにいそしんでいるようだ。ある朝、電線の上でツピーツピーとしきりにシジュウカラがさえずっていた。見ると、2羽がいて、うち1羽は口に何かを咥えており、やがて電柱に消えていった。咥えているのは枯れ草などのようだ。巣材だと思う。電柱に空洞があり、そこで巣を作っている物と思われる。もう1羽は電線の上でさえずり続けている。周辺を警戒しているのだろうか。ただ気になるのは、さえずっているシジュウカラの胸の黒い模様、いわゆるネクタイは太く下まで繋がっている。一般的にメスは途...子鳥たちの巣作り
今、現在の「虎に翼」の時代背景は、戦前の時代、日中戦争から太平洋戦争に向かう時代だ。戦前の法体系のもと結婚した女性は「無能力者」とされていた時代に、女性の法律家への道が開かれていくが、その背景では日中戦争(1937年・昭和12年)が開戦し、太平洋戦争へと戦争が拡大していった。物語の場面には、「贅沢はできないはず」だったかのスローガンが入ったポスターが挿入されたり、鉄材供出の呼びかけや供出場面が挿入されるなど、拡大する戦争が庶民の生活に深く浸透し、不自由な社会になりつつある社会が映し出されている。そしてはっとさせられるのは、未婚の女性だからとなかなか弁護の依頼が成立しない中、虎子と同じ年に女性弁護士となった大学の先輩・久保田の初めての法廷で薄笑いを浮かべる判事がいるなど嫌な雰囲気が満ちた場面だった。法廷が終...きれいな水を守る。ドラマの言葉に納得と同時に使命感
今年の保存会の活動は、思ったより楮の収穫量があったため、その皮を処理するしょしとりに4月の終わりまでかかり(それでも処理が終っていない皮が残っているのだが)、昨年まで4月末には1度入っていた草刈りをまだしていなかった。ゴールデンウィーク明けの畑には、思ったより伸びた草が繁茂していた。自宅付近は、草刈りをしていて、それ程草は伸びていないため、畑の姿を想像出来ていなかったのだが、こんなに伸びているとは驚きだ。会の自走式草刈り機とそれぞれの会員が持ち寄った草刈り機を使い、畑の草を刈り倒していく。機会を使用していない会員は、鎌を使って株周りの草をきれいに刈り取っていく。約3時間の作業で、3ヶ所の畑で約2反(約20アール)の草刈りを終えた。楮の株は、伸びた草の中に隠れている。新芽が出ているかもしれないので、これを刈...保存会、楮畑の草刈り始まる
2日夜に帰省してきた娘一行。翌3日、朝ご飯を食べると早速「外に行きたい」という孫の外遊び要求の攻勢が続いた。1度外に出ると、なかなか家には入らない。GWの後半は暑い日々が続いたが、全くお構いなしに外で自分ルールの遊びを続けていた。そんなこともあり、思いっきり遊ぶことができる市内の公園に連れ出し、遊具で遊ばせた。まずはいわき公園。「混んでいるんじゃない」と予測していたが、午前11時頃に着いてみると、遊具に最も近い駐車場に空きがあり、スムーズに公園入り。孫もすぐに「遊びゾーン」の遊具で遊びだした。滑り台をはじめ様々な遊具で遊んでいたが、もっとも気に入ったのは、ミニの丘に設置されたウレタンか何かのコブがある白い斜面かな。しばらくそこを離れなかった。遊びのゾーンには時計塔がある。その上空を飛行機雲を引いた航空機が...GW、孫と公園めぐり
ツバメは毎年やってくる。しかし、昨年は繁殖しなかった。巣に入ったツバメもいたのだが、カラスに襲われて巣作りを断念したようだった。今年も少なくと1つがいが来ている。古い巣があるのは自宅前だが、自宅裏に巣作りを試したペアもいたようなので、もしかして2つがいが来ているのかもしれない。そのツバメは、玄関や窓を開けていると、そこから室内に侵入しようとするし、実際、何度か侵入して室内にふんを落としていく。ある日は、和室に入り込み、窓から出そうとしたのだが、なかなか出てくれなかった。さて、このツバメは今年は繁殖してくれるか。とても期待しているのだが。朝の空に飛行機雲が伸びた。合わせてその雲が長い陰を伸ばした。山際に伸びる黒い線が飛行機雲の影だが、これが影だと知らなければ、不思議な現象と思っていたのだろうな。ハロとツバメ
というか、そもそも私たちが恐れるに足りずと思うようになったのだろうね。我が家東側の市道をはさんで東西にテリトリー(縄張り)を構えるキジ。数年前から出没している。同じ個体かどうかは分からない。しかし、毎年我が家の前をいったりきたりしている。今年も1日に何度も我が家前を行き来しているようだ。ある日は、朝早くから我が家西側の畑から母衣打ちが何回も聞こえて目が覚める。ある意味迷惑だが、彼らは彼らなりに頑張っているので仕方がない。最近、10m先のセイヨウテッセンの陰でしょっちゅう母衣打ちをする。少し前に、雄の彼だけでなく、雌のキジが我が家の近くを歩いていることに気付いた。近くに雌のキジがいて、母衣打ちで何かを報せている、あるいは読んでいるのかしれない。ここにたくさんの食べ物があるぞと。このキジは道路を横断してテリト...昨年より環境になじんだ我が家周辺のキジ
遠野小学校は、今年4月に新設された学校。3月まではいわき市立上遠野小学校、同入遠野小学校があった。しかし、保護者等から児童生徒の減少による教育環境の後退を心配する声があがり、地域的な検討を踏まえて両校を統合する要望がいわき市教育委員会に提出された。この要望を受け、今年3月で両校は廃校になり、4月に新たに両校を統合した遠野小学校が旧上遠野小学校校舎に開校した。中学校も同様に2校あったものを統合し、旧上遠野中学校に遠野中学校が開校されている。さて、上遠野小学校では前年度まで、全学年で八潮見城登山を実施していたが、今年は2つの学校の児童がいっしょに学び始めたことから登山を早め、4月に実施することにしたようだ。旧来からこの登山の案内は八潮見城探検隊に協力依頼がされており、今回も案内役として同行することになった。児...新緑の八潮見城に小学生といっしょに登山
私が遠野和紙のボランティア活動に初めて参加したのは2020年11月だった。以来、当時のボランティアが担っていた作業内容を身に着け、その後、和紙の材料作りから紙漉きまでの作業手順を覚えてきた。「覚え」と書くのは理由がある。全部を身に着けたという程に技量が向上していると言えないからだ。まあそれはともかく、和紙の材料作りの作業である「しょしとり」(たぶん「表皮とり」が訛ったものかと思う)がこの時期までずれこんだのは、この3年間で初めてのことだった。それだけ、楮の収量が増えたということ。喜ばしいことではある。「しょしとり」作業の際、最近の私は、しょしとり後の白皮を水で洗って黒皮などのごみを流し去り、傷や汚れをハサミを使って取り去る作業をしている。皮を1枚1枚点検し、瑕疵があればそれを除去する作業になるので、それな...遠野和紙ボランティアの最も忙しいシーズンを乗り越えた
遠野町入遠野にある遠野和紙工房「学舎」。昔、営林署の事務所や宿舎が設置されていた場所だが、現地の営林署が廃止された現在はほぼ取り壊され、残された旧事務所棟と県の補助金を受けて建設された遠野和紙工房「学舎」で遠野和紙継承の取り組みが進められている。工房前には田んぼが広がる。田起しがされるなど田植えの準備が進んでいる。その田んぼからはカエルの合唱が聞こえる。「ゲコゲコゲコゲコ・・」の声が多数被さる。アマガエルだ。4月に入った頃、田んぼから聞こえ始める声がアマガエルだと知ったのはたぶん昨年のこと。あの小さい身体から、田んぼを制圧するような大音量を発する力には意外性もあり、驚きを感じたものだ。よく晴れた空の元にあった保存会活動の2日目(10日)の田んぼからもチラホラ聞こえてきたが、強雨だった1日目(9日)は、雨が...カワズの声を聞きながら続く和紙・楮保存会の作業に参加
入遠野越代にある遠野和紙の工房「学舎」に用事があって出かけた時、旧入遠野小学校校庭のソメイヨシノ(サクラ)の開花に気がついた。2分咲きといったところだろうか。同小は今年3月に上遠野小学校といっしょに閉校。両校が合併する形で新たに遠野小学校となった。上遠野中学校と入遠野中学校も同様に閉校し、新たに遠野中学校としてスタートする。このため同小のサクラが新入生を迎えることはないの。しかし、今日の開花具合を見ると、新たに遠野小学校となる旧上遠野小学校や遠野中学校となる旧上遠野中学校のサクラは、入学式が行われる4月8日には満開に咲き誇り新入生達を歓迎することになりそう。さて、3月20日に開花した我が家のマメザクラは間違いなく満開。咲き始めたチューリップとともに庭を飾る。咲き始めたチューリップ。庭でいつの間にか、しかも...ソメイヨシノ(サクラ)が咲き始めていた
昨日と今日、伝統工芸遠野和紙・楮保存会の定例活動があり、今シーズン最後の楮の釜だしをした。楮の伐採と楮はぎ(ふかした楮の枝から皮をはぐ作業)は終えたが、楮の皮から表皮等を削ぐしょしとりはまだ終っていない。引き続き来週からの定期活動が続く。今シーズンと書いたが、通常冬場(だいたい12月から翌年3月の寒い時期)の作業で終っているので、今年はだいぶシーズンが長くなってしまっている。伐採と楮はぎを優先して進める手順から、両者としょしとりを並行して進める手順に変更したことに原因があるかもしれないが、一方で収穫量が増えていることや作業日に一般の方の和紙作り体験を入れたことも原因となっているかもしれない。そう考えれば、ある意味喜ばしい状況かもしれない。今日の作業内容はいつもと変わらない。楮の枝の裁断(釜に入れるために一...参加した和紙・楮保存会の活動で今シーズンやっと最後の釜だし
リビングの窓を横切る黒い影。軽やかに空を切るその姿は紛れもなくツバメ。今年もさっそくやってきたようだ。さっそくと書いたが、特別に早いわけではない。記録の分かる限りまとめてみると、昨年も今年とほぼ同じ3月末から4月始めの頃、一昨年(2022年)は3月20日、2020年が3月21日、2018年が4月6日、2017年が4月7日、2015年が3月28日、2014年が4月6日、2013年が4月4日、2012年が4月11日だった。これはあくまで自分が初めて見た日をX(旧ツイッター)書きとめていたもので、実際には多少早い時期に飛来していた可能性はあるが、比較してみると今年が特に早いわけではなく、むしろ標準的な飛来ということになる。ツバメが飛来した庭は、次々と春の花が咲き継いでいる。クロッカス、ハナニラ、3月20日に開花...庭の春深まりツバメが飛来
遠野和紙・楮保存会は、秋から春前にかけてのシーズンは繁忙期。楮の伐採からしょしとり(楮の皮から黒皮と甘皮を除き白皮とする作業)までを集中して行う。昨日、今日の定例作業日も同様の作業を続けた。今日の作業終了は午後4時30分頃。帰宅のため車に戻った時、林の陰の太陽に虹色の輪っかが見えた。この輪っかの正体は花粉光環。雨上がりは花粉飛散が増える。昨日雨が降り、今日は晴れた。このため大量に花粉が飛散したのだろう。昨年は降雨の有無に関わらず大量に花粉が飛散した。杉林は隅から隅まで焦茶色に染まった。それだけたくさんのスギの雄花が発生していたのだ。大気中を舞う花粉で周りの山林が霞んで見える日々が続いた。花粉光環もひんぱんに見た。しかし、今年のスギ林は違った。たしかに焦げ茶色にはなったのだが、緑色も見える、そんな杉林の状態...和紙・楮保存会のボランティア作業に参加した
遠野町の2つの小学校と2つの中学校がそれぞれ閉校となり、4月から新たに遠野小学校と遠野中学校となるが、このうち入遠野地区の小中学校にゆかりの方々を対象にした運動会が入遠野小学校校庭で開かれた。準備などほんの少しだがお手伝いをしてきた。運動会を主催したのは遠野町まちづくり検討会若者部会で、同地区出身の2人の若者が中心になってみんなが集まる時間を作ろうと準備を進めた。当日まで100名を超える参加申し込みがあったといい、当日の参加申し込みなども含め200名を超える同地区ゆかりの人々が会場に集まっていた。競技種目は、運動会でおなじみの玉入れや借り物競走、宝拾いやリレーに加え、全員参加の入遠野クイズやじゃんけんれっしゃ(じゃんけんに負けた人が飼った人の方に手を掛け、最後に先頭になった人が勝つゲーム)などで、紅白に分...季節はずれの運動会を少しお手伝い
写真は昨日、深山田瀬谷家(遠野町最後となった紙漉き職人)の楮畑の伐採作業中に撮影したもの。21日に空だ。中層を流れる雲(たぶん雪を降らせる乱層雲が千切れた雲)の背後に浮かぶ高層の薄雲にはハロが見えていた。ハロは雲を作る氷の粒で太陽光が分光して発生する現象。高層の薄雲がハロに適した雲だったようだ。保存会員は畑の楮の枝を次々に伐採していった。楮畑の一隅につくしが芽吹いていた。今シーズン初めて見た。今日は深山田の別の畑で伐採作業をした。ここではホトケノザの花を見た。タンポポも咲いていた。このタンポポの種類を確かめるためガクの様子を見た。下に向って反り返っていればセイヨウタンポポ、閉じていれば和種のタンポポの可能性が高い。結果、閉じているような、反り返っているような・・よく分からない。両者の雑種で見分けにくいもの...遠野和紙・楮保存会の伐採作業終了