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伊藤浩之の春夏秋冬
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2016/02/23

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  • 半影月食

    毎月の満月には名前が付いているらしい。tenki.jpによると次の通り。tenki.jpの報道より以前はストロベリームーンなどごく一部の名称だけが取り上げられていた記憶があるが、今は、月ごとに満月の愛称が報道で取り上げられているように感じる。それだけ満月の愛称への関心が高まってきているということなのだろう。さて、今日の満月で観測されるという半影月食。月が地球の影で半分隠される現象だが、完全に見えなくなるのではなく、グラデーションのように少し暗くなって見えるのだという。さてどんな現象なのか期待を膨らませながらその時を待った。報道によると、■食の始まり:16時32分頃■食の最大:18時43分頃■食の終わり:20時53分頃となっている。我が家からは食の始まりの時刻には月はまだ林の影で見ることができない。17時10分過...半影月食

  • 何度目かの霜

    極端に寒いという感覚はなかったが気温は2度。だいぶ冷え込んでいた。そういえば手袋無しの手は若干かじかみ気味だ。見ると部分的に薄っすらと霜が降りている。地表付近には部分的に氷点下まで下がった地点があったということなのだろう。赤く色づいた葉っぱと霜を写真に納めた。綿毛も霜を被る。イヌホオヅキも霜に震える。ハス田は今年2度目の氷結が見られた。何度目かの霜

  • 初・・環天頂アーク 幻日環も見えた

    朝の空はこんな感じ。うろこ雲(巻積雲)他が空を覆い、太陽光が雲から透けて見える。この天気なら日光環や幻日、あるいはやがてハロが見えるかも・・などと考えながら歩いていた。すると現実に、幻日が目の先の空に浮かび上がった。木の幹の間の虹色が幻日だが、やがて、太陽をはさんだ反対側にも出現した。幻日に誘われた見上げた空に虹色が浮かんでいた。「あれ、なんて言ったっけ。ラク・・ラクテル・アーク?いや太陽と反対側に孤を描いているのだからアークか。にしても太陽から離れすぎ。高度が高いのだから、別の現象・・なんて言ったっけか」考えながら、結局調べて確認したのは環天頂アークという現象だということだった。写真には幻日と環天頂アークの両方を入れて撮ってみた。この浅の空は、幻想的でもあった。先程までのうろこ雲の空は、波状雲の空に変わり、雲...初・・環天頂アーク幻日環も見えた

  • 空を行く龍を楽しんだ

    いつものように愛犬の散歩に出たわけだが、空を見上げると細長い雲が伸びる。珍しいと思い、写真に納めながら思った。龍に見える。頭を拡大するとこんな感じ。これは吉兆の報せとホクホクと心を温めていると、この一頭ばかりではなかった。先行して小ぶりの龍が飛んでいた。小ぶりの龍だけを拡大してみた。子どもの龍がはしゃいで先を急いでいるのだろう。微笑ましい。見事な龍だと思う。改めて元の龍を振り返ってみると、何と加えてもう1頭姿を現わした。これはこれは3頭も龍が空を飛ぶとはすばらしい。伝説の龍は雨を降らすなど天気をつかさどり人に豊穣をもたらす。童話の「龍の子太郎」では、数匹のイワナを独り占めして食べた母が姿を変えた龍といっしょに、子の太郎が、湖のせきを切って水を流し、里を豊かにする。そう、龍は人に吉事をもたらすのだ。龍の行く手から...空を行く龍を楽しんだ

  • イノシシの存在感が半端ない

    毎朝の愛犬の散歩。その通り道にイノシシの足跡が新しく着いていた。道路脇の草を掘り起し、餌・・おそらくミミズを探していたようだ。この散歩道はイノシシ普通にいると考えた方が良いようだ。散歩道の終点に、耕作放棄をして原野になった田んぼがある。そこには獣道がくっきりと浮き上がっている。市道をはさんで北側の獣道。南側の獣道。この獣道は、数週間前はこんなにくっきりしていなかった。通行量が増えて、道幅も広がったようだ。さて冬を迎えた道沿いにヒメジョンが新たに花を開いた。寒さのためか、ちびっ子に育ってしまったらしい。日中は小屋の修理作業を続けている。もともと鶏小屋だったらしい。築40年以上がすぎる。直接雨が降り込まないように外側に壁を作った。夕方の空に波が押し寄せた。うろこ雲(巻積雲)が西側から押し寄せてきた。もうすぐ辺りは暗...イノシシの存在感が半端ない

  • クマの親子に見えて・・キクイモ

    キクイモは遠野和紙の材料となるコウゾ作りのボランティアの方からいただいた。野菜作りが好きで、前日のコウゾ作りの後、畑で収穫してきたのだという。真ん中上部のキクイモ。写真では水の中だが、下の方はだんだん細くなっていく。そのためか、最初はジュゴンを連想し、人魚イモと考えた。キクイモを初めて知ったのは、遠野高校家庭科クラブの創作料理だった。遠野歳時記「満月祭」というイベントに、来賓で招かれたおり(当時は地元選出の市議会議員)にクラブの生徒達が、創作した料理として、粉末にしたキクイモを混ぜ込んだクッキーを振る舞ってくれたのだ。以来、イモ自身の味は知らずに、キクイモは食べられるとは知っていた。愛犬の散歩の途上で、丈が高く、十数の黄色の花びらにシベの部分が焦げ茶色の大輪の花を見かけていた。ヒマワリと思った。実際にその仲間ら...クマの親子に見えて・・キクイモ

  • 日光環、月光環、そしてハロも

    築40年をすぎる小屋。もともとは鶏小屋だったらしいが、今は雨さえ当たらなければ構わない物品を保管する小屋として利用している。長年の風雨の中で柱の根っこが腐り、震災などを経てだいぶ傾いた。もともとは屋根のトタンがはがれ、風が吹くと音がうるさいため、屋根を抑える目的で始めた修理だが、壁板ははがれ、腐った一部の柱はぶらぶらとしている。このままでは倒壊しかねないため、修理の幅が広がり、作業を始めてすでに3週間以上がかかっただろうか。新たな仕様も含めて、もう少し時間がかかりそうだ。そんなわけで今日も作業を始めようと戸外に出た際に、日光環に気づいたわけだ。やがて彩雲も見えるようになった。上に見えるうろこ雲もかすかに色づいている。でも、本当にかすか。ほとんど見分けがつかない。昼頃にはハロが見えるようになった。うろこ雲が密にな...日光環、月光環、そしてハロも

  • 遠野和紙、ボランティア

    18日の初参加での体験や、コウゾの皮むきまでの工程を文章で紹介していた。これは何に使う?この時は写真を撮っていなかったので、文字ばかりとなっていたので、この体験を知ってもらうために、読者のみなさんにはある意味苦役を課すことになった。今回の2日間は写真で紹介したい。作業しながらだったので、全工程を紹介するとまではならないのだが・・。フロントページに掲載していた写真は、コウゾの皮むき作業だ。枝の端をねじって切れ目を入れたら、クルッと皮を剥いてつかみ、一方の手の人差し指と中指で白い枝をはさみこんで、皮を引きながら枝からそぎ落とすように動かす。ボランティアのベテランは実にきれいに皮を剥く。私も全会に比べればまともに近づいたと思う。写真がしらっちゃけているのは、湯気のせいだ。この季節なので気温は下がっている。2時間ほど蒸...遠野和紙、ボランティア

  • 輸送機 C-17

    輸送機に気がついたのは東の空。こちらに向かっているため、全面が見えていた。それからカメラを準備し、構えて機体を画角に捉えたときには、頭上を越え、西側の空に浮かんでいる。後ろからしか撮影できない。エンジン音を残しながら飛ぶ航空機は、特徴があるT字型の尾翼と短く見える主翼、そして4機のジェットエンジン。大型の輸送機に違いない。自衛隊は4発のエンジンを積んだ輸送機は運用していないはず。以前も撮影したことがあるし、調べてもいたが、あらためて調べて見ると、同機は輸送機C-17で、自衛隊は運用しておらず、米軍等が運用している。日本の上空を飛んでいくことを考えれば、米軍の輸送機ではないだろうか。以前から書いているが、いわき市上空は、北米方面から成田方面あるいは韓国、中国、東南アジア方面に向かう航空機の通過航路になっている。偏...輸送機C-17

  • 虹・・還暦

    いつものように愛犬の散歩を終え、食事を済まし、2階にパソコンをとりに行くため階段を上がった時に気がついた。北の空に虹が架かっていたのだ。写真は自宅を全景に虹を撮ってみたもの。還暦は干支に基づく物。干支は十二支と十干の組み合わせとなるが、十干はいわゆる、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称となるらしい。この十干に五行(ごぎょう)の木・火・土・金・水を結びつけ、さらにそれぞれ兄(え)(陽)と弟(と)(陰)を配して、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)とよぶようになったというのだが、これを十二支と組み合わせて用い、ると、5×12...虹・・還暦

  • 出会いたくなかった・・イノシシ

    フロントの写真の解説から。これはあくまでイメージ画。イノシシが30m先を横切った時の印象を絵にしたもの。駆けて横切るイノシシを見かけて、カメラのスイッチを押したが、準備が整う前に全てが通り過ぎてしまった。残念ながら写真はない。毛色が濃い焦げ茶色の一回り大きいイノシシの後を、若干小ぶりで明るい焦げ茶のイノシシ3頭が追いかける。若干の間を開けもう1頭が横切った。おそらく母親1頭と子どもの若イノシシ4頭のファミリー。毎朝の散歩道は片道1.5km。その間に獣道とおぼしき踏み分け道を4ヶ所程度見てきた。明らかにイノシシが泥浴びをしたと思われる跡や、草を掘り起してミミズを探したと思われる跡もたびたび見てきた。確実にイノシシはいると思っていたが、明るくなってからは合わないだろうと思っていたし、願わくは合うことがなく過ごしたい...出会いたくなかった・・イノシシ

  • 光学現象 ハロと幻日

    朝、カーテンを開けると朝焼けに染まる空が見えた。午前6時過ぎのこと。準備をして愛犬の散歩に出かけた。空の中層には高積雲(だと思う)が流れていく。その上に太陽に照らされて白い雲が浮かんでいた。前に、前に、波頭を押し出すような雲。おそらく巻雲が見せるダイナミックな景色に関心しながら見上げていると、太陽の周りの巻層雲に変化が生まれていた。幻日が浮かんでいた。真ん中の太陽、左端と右端の鉄塔の少し内側に虹色が浮かぶ。これが幻日だ。太陽が3個あるように見えることから幻の太陽で幻日だ。右あるいは左だけの時もある。少し時間が経つともう少しくっきりと幻日が見えた。彩雲が流れた。日中、小屋の修理作業をしている。合間に空を見上げるとハロが浮かんでいることに気がついた。畑の花と組み合わせてみた。以前から書いているがいわき市上空は、航空...光学現象ハロと幻日

  • ヤマセミとの再会はなかったが

    作業を終えて帰路についた。午後3時頃か。もう一度、入遠野川に沿って走ってみるが、今度は出会えなかった。代わりに紅葉を楽しんだ。車のタイヤにコカマキリ。メスだが、顔の辺りというか目というか、赤っぽく見える。化粧しているようなオシャレなカマキリだ。季節外れのタンポポにはヒラタアブだろうか、蜜を求めてやってきたようだ。昨年の台風19号で水害が発生し被害が出た入遠野川。改修工事が進んでいる。濁流がえぐった道路を改修している。上遠野に着いて、空に平行に浮かぶ3本の飛行機雲をみた。畑の畝というか、何というか。三本のラインが引かれたこんな空の風景も珍しい。午後4時頃か、ハロだと思うが雲の一部が虹色に染まった。ヤマセミとの再会はなかったが

  • これは何に使う?

    茶色の細長い紐状の物。それが竿にかけられている。ではこの茶色の物は何に使われるのか?想像できるだろうか。答えは和紙だ。和紙の原料となるコウゾの皮を乾かしているのだ。「和紙って白いじゃない」そういう疑問が湧いてきそうだ。答えは後に書こう。遠野はかつて和紙の製造が盛んだった。ところが、和紙作りは廃れてしまい、現在では製造者はいなくなった。和紙の需要が減ってしまったこと、専業農業から兼業農家に産業構造が変わったことなど様々な要因があると思う。同時に作業の大変さもその要因のようだ。和紙製造は農閑期の冬に行われる。紙となるコウゾの繊維をネリとあわせて水に混ぜ合わせる。ネリは水の中で繊維を均質したり、紙漉きの際の作業をしやすくなどの役割があるという。ネリにはトロロアオイから抽出した粘性のある透明な液体を使う。この液体は温か...これは何に使う?

  • リンゴとクマ

    立ち寄った果物農家は米沢市内の農家。たしかにすぐそばに小山がある。しかし、こんなところでクマが出るのだろうか。町の中心部からそんなに離れていないし、人家は結構多い。いわき市というか、阿武隈山地にはクマがいないという。このためクマがいる地域の生活実感はない。もちろん、イノシシやハクビシンなど野生生物は出没する。先だっては日中にイノシシ4頭を見たばかりだ。イノシシも、ケガや死亡事故につながることもある。突進するイノシシのキバで大腿部の大動脈を損傷し、出血多量で死亡する事故も起きている。突進するイノシシのキバは大腿部と同じ位の高さにあり、運悪く大動脈を損傷する場合があるというのだ。イノシシも危険なことに違いは無い。しかし、クマはまた別物。元来臆病な性質という。しかし、突然出会ったりするとびっくりして襲ってくるという。...リンゴとクマ

  • 2020。初霜、初氷。

    今年の立冬は11月7日。冬の気配が漂い始める頃というが、実際、ユキムシが飛んで冬の到来を教えてくれていた。ユキムシ飛び始めた次の関心は霜がいつ降りるのか、初氷はいつかにあった。その霜が今日降りた。ちなみに、初霜は2012年が11月25日、2013年が11月6日、2014年が11月14日、2015年が11月28日、2016年が11月7日、2017年が11月6日2018年が11月21日、2019年は11月15日だった。この初霜の状況から見ると、早くもなく、遅くもなく、平年並みの初霜と言って良さそうだ。今年は、まだ花も咲いている。その時期のいきなりの初霜。花々もさぞや凍えているだろう。フロントページの写真は、ご近所の花。青に赤紫に白い縁取り。とても美しい。他にも白い砂糖をまぶしたチョコレートのような花がユニーク。他の...2020。初霜、初氷。

  • ユキムシ飛び始めた

    立冬は、1年を24に分けた季節の呼び方二十四節季の一つ。立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒、以上24の季節を言い、立冬は冬の気配が漂い始める頃をいうようだ。今年11月7日で、毎年11月7日か8日が立冬にあたるという。これはあくまで人間決めた季節の分類にすぎない。虫が知っているはずはないが、まるでこの暦を読んだようにタイミングよくユキムシが飛び始めたのは不思議。まあ、二十四節季そのものが季節の状況を踏まえて名づけられたものなので、飛んで当然といえば、当然でもあるのだが。ユキムシの雪の正体は白い毛状の組織。ふわふわと飛ぶ小さい虫のおなかを覆った白い体毛が雪のように見えている。多数が飛び交う姿もまた風流なものだ...ユキムシ飛び始めた

  • 学術会議人事で複数の政府関係者が証言・・やっぱり

    栄冠の散歩から帰ってポストから新聞を取り出すと、「学術会議人事『反政府主導』懸念し拒否鑑定、過去の言動問題視か」とのトップ見出しが目に飛び込んだ。福島民報(2020年11月8日)記事によると、任命から外された「会員候補六人が安全保障政策などをめぐる政府方針への反対運動を先導する事態を懸念し、任命を見送る判断をしていた」ことが、「複数の政府関係者」の証言から分かったという。「安全法相関連法や特定秘密保護法に対する過去の言動を問題視した可能性がある」としている。この任命拒否問題は、当初から特定の政策に対する6人の言動等が問題視されたのだろうと追求されてきたが、やっと政府に近いところからそのような証言が出てきたのかという思いだ。菅首相は一貫してこの指摘を否定してきた。この問題を指摘されると、「総合的、俯瞰的(ふかんて...学術会議人事で複数の政府関係者が証言・・やっぱり

  • 彩雲

    朝の散歩の空。昨日と同じくひつじ雲(高積雲)が覆っていた。月が雲の合間に顔を見せた。ひつじ雲は日の出からの一時だけ。やがて空の様子は変わっていった。太陽の周りにほんのり光環が見える。やがて、これらの雲が消え、切れ切れの雲が流れ出した。自宅に帰った頃は、太陽もだいぶ南に寄ってきた。雲浮かぶ彩雲は左に疾走する馬、右に馬を迎えるウサギを紡ぎ出した。フロントページの写真は太陽のすぐ近く丸く虹色が囲む。日光環という現象だろう。太陽が眩しいので、見とれていることはできないが、美しい虹色を楽しめた。彩雲

  • 雲と彩雲

    ネットで見ると雲は、その発生しやすい高さによって上層雲(高さ5,000mから1万3,000m)、中層雲(高さ2,000mから7,000m)、下層雲(高さは地上付近から2,000m)の3つのグループに分かれるのだという。朝一に見た雲は羊雲(高積雲)で、中層雲に分類される雲のようだ。雲の塊がポカポカと青空に浮かぶ姿は、たしかに牧場にを移動する羊に見える。愛犬にリードを装着し散歩に出かける。空の雲の様子は変わっていった。さっきまでの羊雲はもう消えた。多少彩雲っぽい雲が浮かんだ。羊が空から消え、空に一葉に霞をかける巻層雲の下を雲が流れ、彩雲に染まった。この雲はうね雲(層積雲)かな。とすれば下層雲。違うかなぁ・・。東の空の雲は何なのか。ただ雲からぴょこぴょこ突き出しているのはうね雲(層積雲)が消えかかったものに違いない。...雲と彩雲

  • 夏の贈り物

    朝の散歩。夏ならば、ずいぶん日が高くなっている時間だが、秋も深まりつつあるこの季節、太陽はまだまだ低い空にある。背丈を精一杯伸ばし、受粉して綿毛の種を穂につけたススキが日の光に輝いていた。道端に見つけたのはセミの抜け殻。葉っぱの裏にしがみついている。その隣にはツルリンドウ。一葉だけ色づいている。夏と秋が並んで景色を彩る。並びに野菊のような花が咲く。しかし、庭のキクのように花びらが肉厚だ。野菊とは違う感じがする。似ているのがリュウノウギクという野菊。福島以西に自生するという。そうなのだろうか。キチジョウソウは満開。キチジョウソウは秋の最後の花という感じがある。花が終われば紅葉から落葉、そして冬と季節が移ろっていく。季節に遅れた花も咲く。ヒメジョオンだ。花が少なく、すこし寒々とした感がある。シモツケも季節に遅れて咲...夏の贈り物

  • 朝の月

    朝6時少し前、未明の空が薄赤色に空が染まっていた。この写真は北側の空だ。太陽が昇る東側が赤くなるのは感覚的に理解できる。しかし、東西南北の空の端が赤くなるのはなぜなのか。不思議だ。いつぞや・・ネットだったか、NHKの科学電話相談だったか、いや雑学の本で読んだのか、夕焼けが赤く見えるのは太陽光のうち青い光は大気で反射されやすく、赤い光がより遠くに届くからだという。夕方や朝は、太陽光が大気中をより長い距離進むため青い光がより多く反射されてしまい赤く見えるというのだ。なるほどである。秋は夕暮れ夕陽のさして山の端いとちこうなりたるに・・と枕草子はいう。しかし、夕暮ればかりでなく、淡く赤い光に空が囲まれる秋のあけぼのもなかなかの趣がある。その秋の空に月が残っていた。夜を楽しみすぎて、ぼやぼやと空を漂っていたのだろうか。青...朝の月

  • ところ変われば・・

    田んぼに、三角形に積まれた稲藁。一面を覆い不思議な風景を作る。いわきでは見たことがない景色。何となくいい。さて、これは何なのだろう。調べてみると藁を干している。干し藁を作っているということらしい。干し藁は、今で言えばマルチ農法に使うようだ。畑に敷き詰めることによって、草の繁殖を抑え作物を守る。そんな効果が期待できるよう。その他にも、縄をなう材料にもなるだろうし、あとは・・・まあ、干し藁は様々な使い道があるだろう。今は、コンバインによる刈り取りが主で、刈り取りながら脱穀するとともに、縄は短く裁断して田んぼにばらまいてしまう。すき込んで肥料にするのだろう。従って藁を見る機会が減った。聞くところによると、伝統的な畳を作る際の材料とする藁を手に入れることも困難になっているという。数束を逆さに縛って田んぼに立てていく。手...ところ変われば・・

  • 講演会を聞いてきた

    開かれた講演会は、「市民と野党の共同の礎~「立憲主義」の根源に迫る~」と題され、元日本共産党中央委員会付属社会科学研究所に所属した市橋秀泰さんが講演した。チラシには、1.マルクスエンゲルスと立憲主義2.レーニンと立憲主義3.市民と野党の共同と立憲主義と講演内容が紹介されていた。これを読んで、市民と野党の共同に関する理論的な背景について話されるものと勝手に思い込んでいたが、その勘違いは講演開始とともに打ち砕かれた。講演の要は「共同の礎」の言葉にあり、市民と野党が共同しながら自民党政治と対決することがめざされるきっかけになった安保法制、その背景にある破壊される立憲主義が、マルクス・エンゲルスの時代から重視されてきたことを明らかにしようとする講演だったのだ。それを知って心の中で苦笑いをしたが、講演には学び新しく知った...講演会を聞いてきた

  • 彩雲

    今日も空を雲が流れる。上空の風が強いらしく、流れは速い。巻雲なのかな。だとすると、かなり高層の雲ということになる。小さくちぎれた雲は積雲か。いやこれに限らず全部が積雲かもしれない。良く分からないな・・。さて飛行機雲も赤っぽい。彩雲なのか、夕焼けなのか。朝、愛犬の散歩から自宅に戻る際、遠くの空を飛行機が飛んだ。だいぶ遠い。JAL・日本航空のようだ。自宅から見て南の高空を飛行機が横切る。このコースは、大陸方面から北アメリカ方面に飛ぶ航空機の空路だ。通り過ぎるだけだから、高度を落とすことはない。大韓航空・KNAのソウル~ニューヨーク便だ。逆向きに飛んでいくのは、中華航空(台湾)のロサンジェルス~上海便。ルフトハンザ・カーゴのフランクフルト~成田便が上空を過ぎ、成田に向けて高度を下げているようだ。アシアナ・カーゴ(韓国...彩雲

  • 余計な訪問者

    アカスジキンカメムシ。ブログに写真を掲載している。2020年10月2日=昨日に続き自宅前の庭木の手入れ成虫は美しい色合いなのだが、幼虫もよく見ると、様々な色を反射するクリスタルのような翅を持っている。この幼虫が玄関先に来ていた。もう10年前にもなろうか。初めて見た時には白い模様に着目し、勝手にパンダカメムシと読んでいた。このパンダカメムシと成虫が結びついた時には、軽いカルチャーショックを受けた。ただ、冬場、住宅内に潜り込んでいるカメムシは、褐色の、そうクサギカメムシという地味なクサムシだ。ずいぶん昔に、肌着についていることに気づかず、つぶしてしまいひどい目にあったのも、このカメムシだった。だから、玄関先のアカスジキンカメムシはちょっとした驚きを持って見た。最初にやってきたのは10月27日のこと。きれいなカメムシ...余計な訪問者

  • 季節外れと映画の一場面

    我が家の庭先から道路に出る通路。昔、市道が舗装された際に、石垣を組んで、通路はコンクリート舗装をされている。当然にして土はほとんどないkン強なのだが、その悪条件にがんばって芽を出し、花を付けたのがタカサゴユリだ。根性がすわった花だ。おそらく・・テッポウユリではないと思うのだが・・。出かける時に見送るように、敷地内を向いて花を開いている。タカサゴユリは、台湾の固有種で帰化植物。近年、我が家付近でも猛烈に増えている。花は7月から8月にかけてでなかったろうか。秋も深まりつつあるこの季節は、明らかに季節外れの感が強い。それはともかく、きれいな花を見せてくれるのはうれしい。同じく春から夏にかけて咲くタンポポ。和種は春から初夏の限定期間らしいが、セイヨウタンポポは結構花期が長い感があり、たまに冬場に花を見かけたりすることは...季節外れと映画の一場面

  • ババババ・・ヘリの音に空を見上げると

    近づくヘリコプターは、雲の中、下辺の辺りを飛んでいるようだでL霞んで見えていた。大型の輸送ヘリ。米軍ではないだろうから、自衛隊だろう。以前にも何度か見ているし、そうそう、原発事故があった後、この機が数機で編隊を組んで福島第一原発方向に飛んでいったのを記憶している。ヘリコプターだから航空自衛隊だろうと考えていた。機体はCH-47Jだと分かった。しかし、このこの機種は、陸上自衛隊と航空自衛隊が運用していることが分かった。陸自は隊員や装備品の輸送用、空自はレーダーサイトなどに機材を運搬するため等に運用しているという。さて、今日、飛んだのはどちらの機体か。見比べていると、陸自と空自は塗装が違う。陸自は明度を落としたダーク・オリーブ・グリーンとタンの2色による迷彩柄。空自は、同じく明度を落としたダーク・シー・グリーンとオ...ババババ・・ヘリの音に空を見上げると

  • 幻日とハロ

    実はズーと空を見ながら歩いていたのだが、愛犬の散歩の出始めは、空に、何らの異変のなかった。空一面を一葉に覆うようなうす灰色の雲。それだけの世界だった。ところが、散歩の歩を進め、約1km歩いた辺りで、空にハロが浮かび上がった。10数分前とどんな条件の違いがあるのかは分からない。しかし、この出現はうれしい。ところが、ハロに止まらなかった。フロントページの写真のように、幻日も見えている。左側は分かりにくいが、太陽の右側の角度にして10度上程度だろうか、明るい虹色が見え、その対角線上の左側にも少し明るい虹色が見ている。幻日は、太陽を中心に右と左に現われることがある。実際にその姿を見たのは数少ない。自宅に近づくと、くっきりとした幻日が浮かんだ。太陽の右側の幻日だ。この幻日が消えると、今度は左側にくっきりと現われている。さ...幻日とハロ

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